JPH0642696Y2 - ゴルフクラブセット - Google Patents

ゴルフクラブセット

Info

Publication number
JPH0642696Y2
JPH0642696Y2 JP1988067605U JP6760588U JPH0642696Y2 JP H0642696 Y2 JPH0642696 Y2 JP H0642696Y2 JP 1988067605 U JP1988067605 U JP 1988067605U JP 6760588 U JP6760588 U JP 6760588U JP H0642696 Y2 JPH0642696 Y2 JP H0642696Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
club
long
short
face
sweet spot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988067605U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01170269U (ja
Inventor
耕二 佐藤
Original Assignee
ダイワゴルフ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイワゴルフ株式会社 filed Critical ダイワゴルフ株式会社
Priority to JP1988067605U priority Critical patent/JPH0642696Y2/ja
Publication of JPH01170269U publication Critical patent/JPH01170269U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0642696Y2 publication Critical patent/JPH0642696Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Golf Clubs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ゴルフクラブセットに係わり、特に、ロング
クラブ,ミドルクラブおよびショートクラブにおけるス
イートスポットの位置を異ならせたゴルフクラブセット
に関する。
〔従来の技術〕
一般に、アイアンクラブからなるゴルフクラブセット
は、例えば、2番から4番のロングアイアンクラブ,5番
から7番のミドルアイアンクラブおよび8番から10番の
ショートアイアンクラブにより構成されている。
第12図は、このようなアイアンクラブのヘッドを示すも
ので、図において符号11は、シャフトを示しており、こ
のシャフト11の先端には、ヘッド13が配置されている。
このヘッド13のフェース部15は、打球部17と、この打球
部17の下側および先方に形成されるヒール部19およびト
ウ部21とからなり、フェース部15とホーゼル部23との間
には、基部25が形成されている。
一般に、このようなアイアンクラブのヘッドのフェース
部15に存在するスイートスポット27の位置は、回転慣性
力を考慮すると、ホーゼル部23の軸線28とスイートスポ
ット27を通る水平軸29との交点30の位置からの距離L
が、ショートアイアンクラブからロングアイアンクラブ
に向けて順次大となっていることが望ましく、これによ
り、ロングアイアンクラブの使用時において、ゴルフボ
ールがスライスする傾向を低減することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来、このようなスイートスポット27の
位置を大きく調整することが非常に困難であるという問
題があった。
すなわち、ホーゼル部23の調整によりスイートスポット
27の位置を変更することは、例えば、特公昭54−10291
号公報,特開昭59−77874号公報等に開示されるよう
に、強度その他の点で調整量に限界があり、また、フェ
ース部15とホーゼル部23との間の基部25の調整により、
スイートスポット27の位置を変更することは、例えば、
実開昭61−191062号公報に開示されるように、フェース
部15全体の形状および強度確保等の点で問題があるとい
う固定観念があった。
したがって、従来、スイートスポット27位置の調整は、
バックフェースの厚さを変えたり、あるいはトップライ
ンの傾きを変えたり、さらに、ヘッド13に別部材を固着
することによりヘッド13全体の重量配分を調整すること
により行なわれており、例えば、2〜3mm程度の調整し
か行なうことができず、スイートスポット27の位置を大
きく変更することは非常に困難であった。
本考案者は、かかる従来の問題を解決すべく鋭意研究し
た結果、スイートスポット27の位置調整は、フェース部
15とホーゼル部23との間に形成される基部25の肉取りを
行ない、基部25の重量を低減することにより容易に可能
であり、この基部25の肉取りを行なうことにより、スイ
ートスポット27の大きな位置調整ができ、また、強度上
も問題がないことを見出した。
すなわち、例えば、17−4ステンレス鋼からなるアイア
ンクラブのヘッド13では、基部25の上下方向の幅は、従
来の1/2程度の幅であっても充分な強度を得ることが可
能である。
本考案はかかる知見に基づいてなされたもので、フェー
ス部に存在するスイートスポットと、ホーゼル部の軸線
とスイートスポットを通る水平軸との交点との間の距離
を、ショートクラブからロングクラブに向けて充分な大
きさで順次大にすることにより、ロングクラブの使用時
におけるスライドの発生の虞を従来より大幅に低減する
ことのできるゴルフクラブセットを提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかわるゴルフクラブセットは、ロングクラ
ブ,ミドルクラブおよびショートクラブからなるゴルフ
クラブセットにおいて、前記各クラブのヘッドのフェー
ス部をほぼ相似形状にするとともに、このフェース部と
ホーゼル部との間に形成される基部の肉取り体積を、前
記ショートクラブからロングクラブに向けて順次大と
し、これにより、前記フェース部に存在するスイートス
ポットと、前記ホーゼル部の軸線と前記スイートスポッ
トを通る水平軸との交点との間の距離を、前記ショート
クラブからロングクラブに向けて順次大としてなるもの
である。
〔作用〕
本考案のゴルフクラブセットでは、各クラブのヘッドの
フェース部をほぼ相似形状にするとともに、このフェー
ス部とホーゼル部との間に形成される基部の肉取り体積
を、ショートクラブからロングクラブに向けて順次大と
したので、フェース部に存在するスイートスポットと、
ホーゼル部の軸線とスイートスポットを通る水平軸との
交点との間の距離を、ショートクラブからロングクラブ
に向けて順次大とすることが容易に可能となる。
〔実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例について説明す
る。
第1図は、本考案のゴルフクラブセットの一実施例を示
すもので、図において符号31は、アイアンクラブのシャ
フトを示しており、このシャフト31の先端には、ヘッド
33が形成され、一方、他端には、グリップ35が形成され
ている。
しかして、この実施例のゴルフクラブセットは、このよ
うなアイアンクラブを10本集合して構成されている。
すなわち、2番から4番の3本のロングアイアンクラブ
A,5番から7番の3本のミドルアイアンクラブB,8番から
10番の3本のアイアンクラブと1本のサンドウェッジ
(SW)とからなるショートアイアンクラブCにより構成
されている。
第2図および第3図は、例えば、8番のショートアイア
ンクラブのヘッドの詳細を示すもので、図において符号
37は、シャフトを示しており、このシャフト37の先端に
は、ヘッド39が配置されている。
このヘッド39のフェース部41は、打球部43と、この打球
部43の下側および先方に形成されるヒール部45およびト
ウ部47とからなり、フェース部41とホーゼル部49との間
には、基部51が形成されている。
また、この実施例では、各アイアンクラブのフェース部
41の形状は、互いに相似形状とされている。
なお、この実施例では、ヘッド39は、17−4ステンレス
鋼,SUS431,ベリリウム鋼,チタン,FRM,アルミ青銅等に
より形成されている。
第4図および第5図は、例えば、5番のミドルアイアン
クラブのヘッドの詳細を示すもので、このヘッド53で
は、フェース部55とホーゼル部57との間に形成される基
部59には、肉取り部61が形成されており、これにより、
フェース部55に存在するスイートスポット63と、ホーゼ
ル部57の軸線65とスイートスポット63を通る水平軸67と
の交点69との間の距離L1が、第2図に示したショートア
イアンクラブより充分な大きさで大とされている。
また、フェース部55の幅a1および基部59の水平方向の幅
b1は、ショートアイアンクラブの値よりそれぞれ大とさ
れている。
第6図および第7図は、例えば、2番のロングアイアン
クラブのヘッドの詳細を示すもので、このヘッド71で
は、フェース部73とホーゼル部75との間に形成される基
部77には、第4図に示したミドルアイアンクラブに形成
される肉取り部61より、肉取り体積の大きい肉取り部79
が形成されており、これにより、フェース部73に存在す
るスイートスポット81と、ホーゼル部75の軸線83とスイ
ートスポット81を通る水平軸85との交点87との間の距離
L2が、ミドルアイアンクラブより充分な大きさで大とさ
れている。
また、フェース部73の幅a2および基部77の水平方向の幅
b2は、ショートアイアンクラブの値よりそれぞれ大とさ
れている。
しかして、以上のように構成されたゴルフクラブセット
では、各クラブのヘッド39,53,71のフェース部41,55,73
をほぼ相似形状にするとともに、これ等のフェース部4
1,55,73とホーゼル部49,57,75との間に形成される基部5
1,59,77の肉取り部61,79の肉取り体積を、ショートクラ
ブからロングクラブに向けて順次大としたので、フェー
ス部41,55,73に存在するスイートスポット44,63,81と、
ホーゼル部49,57,75の軸線50,65,83とスイートスポット
44,63,81を通る水平軸52,67,85との交点54,69,87との間
の距離L,L1,L2を、ショートクラブからロングクラブに
向けて順次大とすることが容易に可能となる。
これにより、ロングアイアンクラブの使用時におけるス
ライスの発生の虞を従来より大幅に低減することのでき
るゴルフクラブセットを容易に提供することができる。
第8図および第9図は、本考案のゴルフクラブセットの
他の実施例におけるロングアイアンクラブを示すもの
で、このロングアイアンクラブでは、ヘッド89の基部91
における肉取り部93には、ヘッド本体95の材料より軽量
の材料からなる軽量部材97が固着されており、また、図
の点線の外側の部分にも軽量部材が固着されている。
このようなロングアイアンクラブでは、ヘッド89の全体
形状のイメージより従来形状に近付けることが可能とな
る。
第10図および第11図は、本考案のゴルフクラブセットの
他の実施例におけるロングアイアンクラブを示すもの
で、このロングアイアンクラブでは、基部99には、基部
99の上下に肉取り部101,102が形成されている。
このようなロングアイアンクラブでは、充分な肉取り体
積を容易に確保することが可能となる。
なお、以上述べた実施例では、アイアンクラブからなる
ゴルフクラブセットに本考案を適用した例について説明
したが、本考案は、かかる実施例に限定されるものでは
なく、ウッドクラブからなるゴルフクラブセットにも適
用できることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案のゴルフクラブセットでは、
各クラブのヘッドのフェース部をほぼ相似形状にすると
ともに、このフェース部とホーゼル部との間に形成され
る基部の肉取り体積を、ショートクラブからロングクラ
ブに向けて順次大としたので、これにより、フェース部
に存在するスイートスポットと、ホーゼル部の軸線とス
イートスポットを通る水平軸との交点との間の距離を、
ショートクラブからロングクラブに向けて順次大とする
ことが容易に可能となり、ロングクラブの使用時におけ
るスライスの発生の虞を従来より大幅に低減することが
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のゴルフクラブセットの一実施例を示す
説明図である。 第2図は第1図のショートアイアンクラブの詳細を示す
説明図である。 第3図は第2図のIII−III線に沿う縦断面図である。 第4図は第1図のミドルアイアンクラブの詳細を示す説
明図である。 第5図は第4図のV−V線に沿う縦断面図である。 第6図は第1図のロングアイアンクラブの詳細を示す説
明図である。 第7図は第6図のVII−VII線に沿う縦断面図である。 第8図は本考案の他の実施例のロングアイアンクラブの
詳細を示す説明図である。 第9図は第8図のIX−IX線に沿う縦断面図である。 第10図は本考案のさらに他の実施例のロングアイアンク
ラブの詳細を示す説明図である。 第11図は第10図のXI−XI線に沿う縦断面図である。 第12図は従来のアイアンクラブを示す説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 39……ヘッド 41……フェース部 49……ホーゼル部 51……基部 61……肉取り部 A……ロングアイアンクラブ B……ミドルアイアンクラブ C……ショートアイアンクラブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロングクラブ,ミドルクラブおよびショー
    トクラブからなるゴルフクラブセットにおいて、前記各
    クラブのヘッドのフェース部をほぼ相似形状にするとと
    もに、このフェース部とホーゼル部との間に形成される
    基部の肉取り体積を、前記ショートクラブからロングク
    ラブに向けて順次大とし、これにより、前記フェース部
    に存在するスイートスポットと、前記ホーゼル部の軸線
    と前記スイートスポットを通る水平軸との交点との間の
    距離を、前記ショートクラブからロングクラブに向けて
    順次大としてなることを特徴とするゴルフクラブセッ
    ト。
JP1988067605U 1988-05-23 1988-05-23 ゴルフクラブセット Expired - Lifetime JPH0642696Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988067605U JPH0642696Y2 (ja) 1988-05-23 1988-05-23 ゴルフクラブセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988067605U JPH0642696Y2 (ja) 1988-05-23 1988-05-23 ゴルフクラブセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01170269U JPH01170269U (ja) 1989-12-01
JPH0642696Y2 true JPH0642696Y2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=31292971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988067605U Expired - Lifetime JPH0642696Y2 (ja) 1988-05-23 1988-05-23 ゴルフクラブセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0642696Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001212266A (ja) * 2000-02-03 2001-08-07 Daiwa Seiko Inc アイアンクラブセット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01170269U (ja) 1989-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5497995A (en) Metalwood with raised sole
US5573469A (en) Gulf club head
US6450897B2 (en) Iron-type golf club head
US6077173A (en) Iron-type golf club head
US6962537B2 (en) Mini-face blade putter
JPH10248968A (ja) ゴルフクラブヘッド
JPH0626637B2 (ja) アイアンゴルフクラブセット
JPH08257181A (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2002527213A (ja) ゴルフクラブヘッド用のラミネート軽量インサート
US5458335A (en) Combined putter and wedge golf club
JP2003052866A (ja) ゴルフクラブヘッド
CN102421487A (zh) 高尔夫球杆的角度调节间断面
JPH0642696Y2 (ja) ゴルフクラブセット
JP3220954B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JP2004267460A (ja) ゴルフクラブ及びそのフック角調整方法
JP2000084126A (ja) アイアンクラブヘッド
JP2606628B2 (ja) ゴルフのウッドクラブヘッド
JPH0641563Y2 (ja) アイアンクラブヘッドおよびアイアンクラブセット
JP3729311B2 (ja) アイアンクラブセット
JP7084793B2 (ja) ゴルフクラブヘッド
JP3439148B2 (ja) ウッド型ゴルフクラブ
JPH0838657A (ja) ゴルフクラブ用ヘッド
JPS6150574A (ja) ゴルフクラブのヘツド
JP2650603B2 (ja) アイアンゴルフクラブヘッド
JPH05123427A (ja) ゴルフ用クラブヘツド