JPH0642622U - 連続包装品用切断装置 - Google Patents

連続包装品用切断装置

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JPH0642622U
JPH0642622U JP8947192U JP8947192U JPH0642622U JP H0642622 U JPH0642622 U JP H0642622U JP 8947192 U JP8947192 U JP 8947192U JP 8947192 U JP8947192 U JP 8947192U JP H0642622 U JPH0642622 U JP H0642622U
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JP
Japan
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cutting
crank mechanism
continuous
packaged product
cut
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Application number
JP8947192U
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English (en)
Inventor
賢治 岸田
Original Assignee
株式会社三橋製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続包装品を複数毎に連続して切断するに当
たり、連続シール部に切目加工を、切断に使用する刃と
その駆動源を供用すること、および加工時における騒音
の低減を図ることを目的とする。 【構成】 モータによって駆動されるクランク機構と、
このクランク機構の回転によって、互いに反対方向に往
復運動される一対のタイロツドと、波形をした上刃と下
刃とによって切断機構を構成する。包装品のシール部か
ら切断する切断加工のためには、クランク機構を1回転
させる。シール部にミシン目を付ける切目加工のために
は、クランク機構の半回転角より狭い回転角で往復回転
させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、連続包装品用切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば即席ラーメンのスープなどの調味料は、自動包装機械によって袋状に 包装されるが、自動包装機械から包装されて出てくるときは、その各包装品はシ ール部によって長手方向に沿って連続された状態にある。したがってこの包装品 を即席ラーメンとともに更に袋詰めするときは、連続包装品から個々に包装品を シール部から切断するようにしている。
【0003】 この場合前記のように個々に包装品を分離することなく、その複数箇を連続さ せて切断することが要求されることがある。たとえば2食分の即席ラーメンを一 つの袋に袋詰めする場合、調味料についても2食分つまり2袋を即席ラーメンと ともに袋詰めする必要がある。このようなとき2個の包装品を連続させて連続包 装品から切断する。
【0004】 このように複数の包装品を連続して切断した場合、使用者が個々の包装品を簡 単に分離できるようにするため、個々の包装品間のシール部に切目加工を施すこ とが要求される。従来ではそのために切断刃のほかに切目加工用のミシン刃を用 意していた。
【0005】 しかしこのように切断、切目の両加工に別個の刃を用意することは、切断加工 のための構成が煩雑となる。また各刃を別個の駆動機構によって駆動するように しているので、その駆動機構も煩雑となる。さらにこの駆動機構としてソレノイ ド、エアーシリンダを使用しているので、前者の場合、移動刃の吸引時に発生す る衝突音が、後者の場合、エアーの吸排出時におけるエアー音が、それぞれ大き な騒音として発する欠点がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、連続包装品を切り離しのための切断加工と、切目加工とを同じ刃を 利用して可能にするとともに、各加工時の騒音の低減を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、包装物を包装している包装品部をそのシール部によって長手方向に 連続している連続包装品をそのシール部の中央から切断して連続包装品から個々 に包装品を分離するにあたり、モータによって回転されるクランク機構と、前記 クランク機構によって、互いに反対方向に往復運動される一対のタイロツドと、 波形とされてあってその刃先の先端が傾斜していて、この一対のタイロッドによ って互いに反対方向に駆動される上刃および下刃を備えた切断機構と、シール部 を切り離すように切断するときは、クランク機構を1回転させ、シール部を切目 加工するときは、クランク機構を、その半回転角より狭い回転角の範囲で往復回 転させるモータ制御機構とからなることを特徴とする。
【0008】
【作用】
クランク機構が1回転した場合は、上刃および下刃は完全に重なり合うまで送 られる。この送りによってシール部は完全に分離するまで切断される。しかしク ランク機構が半回転角よりせまい回転角の範囲で往復回転した場合は、両刃は部 分的に重なり合うだけである。そのためシール部には切り残しが形成されるよう になり、完全に分離されることなく、そのシール部にはミシン状の切目加工が施 されることになる。
【0009】 一方各刃はクランク機構の回転によって駆動されるので、従来のようなソレノ イドを使用した場合、あるいはエアーシリンダを使用した場合のように大きな騒 音が発生することはない。
【0010】
【実施例】 本考案の実施例を図によって説明する。Aは連続包装品で、包装物を包装して いる包装品部Bと、各包装品部Bをその長手方向に連続するシール部Cとによっ て構成されてある。シール部Cの中央から切断することによって、連続包装品A から個々に包装品を分離する。
【0011】 1は切断機構で、波形をした上刃2と下刃3とによって構成されてある。両刃 の刃先4の先端は同方向に傾斜させてあり、かつその傾斜角度を異にしている。 両刃が互いに反対する方向に往復移動することによって、正確に切断機能が発揮 するようにしてある。
【0012】 両刃2,3間の開口部5に連続包装品Aが、ローラ6の回転によって移送され てくる。そして検出器26(図7参照。)によってシール部Cのセンターが両刃 2,3間に到達したことを検出したとき、図3,図4に示すように両刃2,3が 互いに完全に重なり合うまで往復移動し、これによりシール部Cが切断される。
【0013】 しかし両刃2,3が完全に重なり合うまでに反転するように往復運動するとき は、図5,6に示すように、切り残し部7を残してシール部Cが切断される。こ の切断によってシール部Cにはミシン目状の切目部Dが加工される。
【0014】 8は駆動源となるモータ、9はクランク機構で、モータ8により回転駆動され る。クランク機構9のクランク板10に向かい合って2個のセンサ11,12が 設置されてある。各センサ11,12はクランク板10上の検出部13を検出す る。センサ11が検出部13を検出する位置が、クランク機構9の回転駆動の原 点となるようにしてある。
【0015】 クランク機構9によって駆動されるアーム板14は、定位置に回転自在に支持 されている連結軸15を介して従節アーム板16に一体連結されてある。したが ってクランク機構9がその回転駆動の原点から回転を開始すると、その1回転の 間に従節アーム板16は、連結軸12の連結個所を中心として、振り分け揺動運 動するようになる。
【0016】 従節アーム板16の、連結軸15の連結個所を中心としてその両側にタイロッ ド17,18が連結されてある。したがって従節アーム板16の振り分け揺動運 動によって、タイロッド17,18は互いに反対方向に水平直線運動を起こすよ うになる。
【0017】 タイロッド17は、ベース19に対してスライド自在とされているスライダ2 0に連結されてあり、スライダ20に下刃3が取り付けられている。これによっ てタイロッド17の水平直線運動に基づいて下刃3が同じように水平直線運動を 行う。
【0018】 同様にタイロッド18は、ベース21に対してスライド自在とされているスラ イダ22に連結されてあり、スライダ22に上刃2が取り付けられている。これ によってタイロッド18の水平直線運動に基づいて下刃2が同じように水平直線 運動を行う。
【0019】 タイロッド17,18の水平直線運動は、互いに逆方向であることにより、ク ランク機構9の1回転に基づく両刃1,2の1往復運動によって、開口部5に到 達したシール部Cが切断されるようになる。クランク機構9の1回転が終了して センサ11が検出部13を検出するに至ると、モータ8はその回転を停止する。
【0020】 しかしセンサ12の検出出力が有効とされているときは、クランク機構9の回 転駆動の原点からその駆動を開始してから、これが1回転するに至らず、その半 回転までの回転角度範囲で検出部13がセンサ12によって検出されると、その 検出出力によりモータ8は反転され、検出部13がセンサ11により検出される ことにより、再びクランク機構9の回転駆動の原点に戻ったことになり、ここで モータ8はその回転を停止する。
【0021】 この往復駆動により、両刃2,3は互いに完全に重なり合うまでに、すなわち 重なりの途中において反転する。したがってそのときのシール部Cは切り離され るように切断されることなく、そのシール部Cに図8に示すように切目部Dが加 工されることになる。このときの切目部Dの切り込み深さは、センサ12をクラ ンク機構9の回転方向に沿って移動させることにより、任意に設定することがで きる。
【0022】 図7に前記したクランク機構9の回転制御、すなわちモータ8の回転制御のた めの制御装置の一例を示す。モータ制御回路25にはセンサ11,12の検出出 力およびシール部Cが両刃2,3の間に至ったときにこれを検出するセンサ26 の検出出力が与えられる。また包装品部Bの切断個数は個数設定器27により設 定され、その設定数もモータ制御回路25に与えられる。
【0023】 たとえば切断個数が2と設定されたときは、図8に示すように2個の包装品部 Bが連続するように切断する。このときはクランク機構9の最初の1回転中はセ ンサ12の検出出力は有効とされる。したがってセンサ11,26の両検出出力 によってモータ制御回路25から出力信号が出て、これにより駆動回路28を駆 動してモータ8を回転させる。
【0024】 この回転によるクランク機構9の駆動に基づき、センサ12が検出部13を検 出すると、これからの検出信号がモータ制御回路25に与えられ、ここでモータ 7は反転するように駆動回路28を制御する。反転したモータ8はセンサ11が 検出部13を検出すると停止する。このときのクランク機構9の半回転より少な い回転により切目加工が施されることは前述したとおりである。
【0025】 このあと連続包装品Aが移送されてセンサ26によリシール部Dが両刃2,3 間に到達したことを検出すると、両センサ11,26の検出出力によりモータ8 は再び回転を開始する。このときはセンサ12の検出出力は個数設定回路27か らの信号に基づき無効とされているので、センサ12の検出出力に関係なく、ク ランク機構9は1回転を続行し、再び検出部13がセンサ11により検出される に至ってその回転を停止する。この回転によって連続包装品Aは切断される。
【0026】 以上の結果、連続包装品Aから2箇の包装品部Bが連続した状態の切断包装品 が得られ、かつ両包装品部B間のシール部Cには切目加工が施される。連続包装 品Aから個々に包装品部を切り離す切断を行なうときは、センサ12の検出出力 を常時無効とすればよく、また3箇もしくはそれ以上の数の包装品部が連続した 状態で切断する場合は、センサ12の出力をクランク機構9の回転毎に2回また はそれ以上にわたって有効とすればよい。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、連続包装品を切断するに際し、一対の刃 を共通の駆動源によって駆動することにより、切断と切目の両加工を選択的に可 能とすることができ、したがってその構成が従来構成に比較して簡略になるとと もに、加工時の騒音が低減されるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の刃の駆動部分を示すもので一部を断面と
した正面図である
【図3】切断加工時における刃の位置関係を示す平面図
である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】切目加工時における刃の位置関係を示す平面図
である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】モータの回転制御のための回路図である。
【図8】切断包装品の平面図である。
【符号の説明】
A 連続包装品 B 包装品部 C シール部 D 切目部 1 切断機構 2 上刃 3 下刃 8 モータ 9 クランク機構 17 タイロッド 18 タイロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装物を包装している包装品部をそのシ
    ール部によって長手方向に連続してなる連続包装品を前
    記シール部の中央から切断して前記連続包装品から個々
    に包装品を分離する連続包装品用切断装置において、モ
    ータによって回転されるクランク機構と、前記クランク
    機構によって、互いに反対方向に往復運動される一対の
    タイロツドと、波形とされてあってその刃先の先端が傾
    斜していて、前記一対のタイロッドによって互いに反対
    方向に駆動される上刃および下刃を備えた切断機構と、
    前記シール部を切り離すように切断するときは、前記ク
    ランク機構を1回転させ、前記シール部を切目加工する
    ときは、前記クランク機構を、その半回転角より狭い回
    転角の範囲で往復回転させるモータ制御機構とからなる
    連続包装品用切断装置。
JP8947192U 1992-11-11 1992-11-11 連続包装品用切断装置 Pending JPH0642622U (ja)

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JPH0642622U true JPH0642622U (ja) 1994-06-07

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ID=13971642

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JP (1) JPH0642622U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101867797B1 (ko) * 2016-11-18 2018-07-17 화진산업(주) 포장대의 절단홈 형성장치
JP2023040696A (ja) * 2021-09-10 2023-03-23 株式会社三橋製作所 カッターユニット

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