JPH0642607Y2 - 清掃具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案は、清掃具に関する。より
詳細には、びん、グラス等の内部を清掃するための清掃
具に関する。

【０００２】

【従来の技術】びんやグラスの内部を清掃または洗浄す
るのに適合する道具の一つとしてブラシがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】しかし、ブラシが届か
ない底や首の領域のような遮蔽箇所があり、このために
汚れが永久に残る。この観点から、全ての遮蔽箇所を清
掃または洗浄することができる考案をなした。本考案の
主目的は、全ての遮蔽箇所を清掃することができる、び
んまたはグラスのための清掃具を提供することにある。
さらに、本考案の他の目的は、使用の容易な、びんまた
はグラスのための清掃具を提供することにある。さら
に、本考案の他の目的は、簡単に清掃することができ
る、びんまたはグラスのための清掃具を提供することに
ある。さらに、本考案の他の目的は、製造費の廉価な、
びんまたはグラスのための清掃具を提供することにあ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本考案は、びんまたはグ
ラスのための清掃用具であって、任意の形状のハンドル
と、前記ハンドルから下方へ互いに平行に伸びる２つの
一体のアームと、前記アームの一方の底部から該アーム
の一方に対して垂直に伸びる一体のスクレーパとを含
み、前記ハンドル、両アームおよび前記スクレーパが可
撓性の材料で形成され、前記両アームおよび前記スクレ
ーパの双方の外部に擦り取り材料が取り付けられてい
る。

【０００５】

【考案の作用および効果】本考案によれば、びんまたは
グラスの全ての遮蔽箇所を清掃または洗浄することがで
きる。

【０００６】

【実施例】図１を参照すると、本考案に係る第１の実施
例が示されており、取扱のためのハンドル１と、ハンド
ル１から下方へ伸びる、一体に形成され互いに平行な２
つのアーム２と、アーム２の一方の一端部から該アーム
に対して垂直に形成され、２つのアーム２間の距離より
小さい長さを有するスクレーパ３とを含む。

【０００７】図２および図３に示すようなグラス内の全
てのかすをぬぐい去るためのクリーナとして、スポンジ
のような材料が両アーム２およびスクレーパ３の双方の
外部に取り付けられている。両アーム２およびスクレー
パ３は、力を入れることによって曲げることができ、ま
た、曲げ力の消失によってその元位置に復帰する可撓性
材料で形成されている。図５ａおよび図５ｂに示すよう
に、アーム２とスクレーパ３とが接続されているコーナ
ーハットから上方へ伸びまた他のアーム２の内方の上部
に接する端部２２１を有する板ばね２２が、２つのアー
ム２に復帰力を与えるべく適合されている。

【０００８】図４に示すように、両アーム２の各上部に
肩２１が形成され、図５ａに示すように、びん４の内部
の肩を清掃すべく適合されている。

【０００９】硬いノブがハンドル１の頂部に一体に形成
されている。前記ノブは凹部１１を有する。凹部１１は
円形を除く任意の形状に形成され、凹部１１に挿入され
る同形状の突出部６１を有する乳首クリーナ６を受け入
れるように適合されている。図７に示すように、乳首ク
リーナ６の頂部は、両アーム２およびスクレーパ３の外
部と同じ材料で形成され、また、乳首の形状を有する。
このように、乳首７を清掃することが求められるとき、
乳首７を乳首クリーナ６の上におき、回すと、乳首クリ
ーナ６が乳首７の内部を清掃する。

【００１０】２つのアーム２は、図８に示すように、一
方のアーム２がグラスの内壁に平行に上方へ曲がりかつ
他方のアーム２が前記グラスの内底に平行に曲げられた
スクレーパ３を有するように、傾斜して伸びかつ互いに
交差するようにすることができる。

【００１１】両アーム２およびスクレーパ３は、グラス
内の底部をさまざまな角度で清掃するために図１，４お
よび６に示すように直角から、図８，９，１０または１
１に示すように鈍角まで変更することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る第１の実施例の斜視図である。

【図２】グラスの内面を清掃している状態にある第１の
実施例の側面図である。

【図３】グラスの内部の他の清掃方法を示す第１の実施
例の他の側面図である。

【図４】本考案に係る第２の実施例の斜視図である。

【図５】図５ａはびん内の中途まで差し込まれた第２の
実施例の側面図であり、図５ｂはびん内に差し込まれた
第２の実施例の他の側面図である。

【図６】本考案に係る第３の実施例の斜視図である。

【図７】乳首クリーナを有するハンドルを部分断面で示
す、第３の実施例の拡大図である。

【図８】第４の実施例の斜視図である。

【図９】部分断面で示された、グラス内に挿入された第
４の実施例の側面図である。

【図１０】本考案に係る第５の実施例の斜視図である。

【図１１】カクテルグラスに挿入された第５の実施例の
側面図である。

【符号の説明】

１ ハンドル ２ アーム ３ スクレーパ ４ びん

Claims (8)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 びんまたはグラスのための清掃具であっ
   て、任意の形状のハンドルと、前記ハンドルから下方へ
   互いに平行に伸びる２つの一体のアームと、前記アーム
   の一方の底部から該アームの一方に対して垂直に伸びる
   一体のスクレーパとを含み、前記ハンドル、両アームお
   よび前記スクレーパが可撓性の材料で形成され、前記両
   アームおよび前記スクレーパの双方の外部に擦り取り材
   料が取り付けられている、清掃具。
2. 【請求項２】 前記両アームは互いに交差するように曲
   げられ、縦に伸びる一端部および横に伸びる他端部を有
   する、請求項１に記載の清掃具。
3. 【請求項３】 前記両アームの上部に２つのアーチ形の
   肩が形成されている、請求項１に記載の清掃具。
4. 【請求項４】 前記ハンドルが、頂部に、乳首クリーナ
   を受け入れるように適合された凹部を有する、請求項１
   に記載の清掃具。
5. 【請求項５】 前記乳首クリーナが、前記凹部に挿入可
   能であるように適合された、前記凹部と同形状を有する
   突出部を有し、前記乳首クリーナの頂部が乳首と同じ形
   状を有する、請求項１または４に記載の清掃具。
6. 【請求項６】 前記スクレーパは前記２つのアーム間の
   距離より小さい長さを有する、請求項１に記載の清掃
   具。
7. 【請求項７】 前記両アームおよび前記スクレーパのコ
   ーナー部に板ばねが接続され、前記板ばねの他端部が前
   記他のアームと接触するように上方へ向けて伸びる、請
   求項１に記載の清掃具。
8. 【請求項８】 前記アームと前記スクレーパとの間の接
   続領域がアーチ形である、請求項１に記載の清掃具。