JPH0642585U - インフレータブルボート - Google Patents
インフレータブルボートInfo
- Publication number
- JPH0642585U JPH0642585U JP7869992U JP7869992U JPH0642585U JP H0642585 U JPH0642585 U JP H0642585U JP 7869992 U JP7869992 U JP 7869992U JP 7869992 U JP7869992 U JP 7869992U JP H0642585 U JPH0642585 U JP H0642585U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting portion
- outboard motor
- motor mounting
- boat
- base end
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】船外機取付部よりも前方に気胴の基端面が位置
するインフレータブルボートを提供することである。 【構成】船外機取付部3を一体的に形成したFRP製船
底1の気胴取付部2に、ゴム引布からなる気密チューブ
で平面略U字形状に形成した気胴4を固着し、該気胴4
の両基端面4b,4bを、上記船外機取付部3よりも前
方に位置させる。
するインフレータブルボートを提供することである。 【構成】船外機取付部3を一体的に形成したFRP製船
底1の気胴取付部2に、ゴム引布からなる気密チューブ
で平面略U字形状に形成した気胴4を固着し、該気胴4
の両基端面4b,4bを、上記船外機取付部3よりも前
方に位置させる。
Description
【0001】
本考案は、船外機取付部を備えるインフレータブルボートに関する。
【0002】
従来この種のボートは、平面略U字形状を有する気胴の両基端面がトランサム 板よりも後方に突出状に位置し、船外機取付部が両気胴間に収まっていたもので ある。
【0003】
しかし、FRP船底を有するこの種のボートにあっては船外機取付部よりも後 方に位置する気胴部分は水面に接しておらず何等効果もないばかりか、かえって その分で全体が大型化し嵩張るという不都合があったものであり、またFRP船 底を有するもの以外のボートでは船外機取付部よりも後方に突出する気胴部分は 水面に接するが、逆にその突出部分が抵抗を受けるため回転性に悪影響を与えて いたものである。
【0004】 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、船外機取付部よりも前方に気胴の基端面が位置するイン フレータブルボートを提供することである。
【0005】
上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段は、平面略U字形状を有 する気胴の両基端面を、船外機取付部よりも前方に位置させたことである。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
【0007】 図面は本考案のインフレータブルボートAを示し、該ボートAは船底1と気胴 4とで構成されている。
【0008】 船底1は、FRPあるいは金属(アルミ材等)等の剛性材にて底面1aから側 壁1bを立ち上げ形成して、先端1cがR状で後端1dが平坦状の上面開放状の 箱型に形成すると共に、後端1dを除いた側壁1bの外周面を断面円弧状に凹設 せしめて気胴取付け部2を形成し、そして上記後端1dを船外機取付部3として いる取付部一体成型タイプである。 尚、船底1は上記形状に限定はされず従来周知の形状に適宜変更可能であり、 また船外機取付部は、船底の本体側に別途取り付けるものであってもよい。
【0009】 気胴4は、ゴム引布等で上記船底1の気胴取付け部2に嵌合する大きさに形成 された平面形状略U字形の気密チューブで、内部空間は一気室又は多気室に区分 されているものであり、その全体長さは気胴4を船底1に嵌合せしめた時に、両 側直線部4a,4aの最端、即ち両基端面4b,4bが船底1の船外機取付部3 よりも前方に位置するものとする(図1参照)。
【0010】 また、気胴4は気密性に優れたものであればその材質,厚さ等に限定されるも のではなく、ゴム引布の他にゴムシート、PVC等の樹脂材、あるいはレザー等 を用いて形成してもよい。
【0011】 上記気胴4は、平面形状略U時形に膨脹させた状態で船底1の先端1c側から 差し込んで嵌合させるか、あるいはエアーを注入しない状態で気胴取付部2にセ ットし、その後エアーを充填せしめて膨脹嵌合せしめてもよく、そして船底1の 気胴取付部2に所望な固着手段によって一体的に固着するか、あるいは取り外し 可能に固定されるもので自由である。
【0012】 尚、本実施例ではFRP船底1を有するインフレータブルボートAにて説明し たが、これに何等限定されるものではなく、例えばFRP船底1を有するもの以 外のもの、即ち両側の気胴4a,4a下面にわたってゴム引き底布を設けてなる インフレータブルボート等であってもよく任意である。
【0013】
本考案は、平面略U字形状を有する気胴の両基端面が、船外機取付部よりも前 方に位置する構成とし、従来のFRP船底を有するボートのように何の効果もな い船外機取付部よりも後方に位置していた気胴部分がないため、ボート全体の縮 小化となり嵩張りが解消される。
【0014】 また,FRP船底を有するもの以外のボート、即ち両側の気胴下面にわたって ゴム引き底布を設けてなるインフレータブルボート等では船外機取付部よりも後 方に突出する気胴部分がないことによって、回転性がよくなり小回りなどがきく ようになるため大変使用勝手の向上となる。
【図1】 本考案インフレータブルボートの一実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
A:インフレータブルボート 1:船底 3:基端面 4:気胴 4a:直線部 4b:基端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 谷口 徳昭 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目1番1号 株式会社日本触媒内 (72)考案者 堀井 淳 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目1番1号 株式会社日本触媒内
Claims (1)
- 【請求項1】平面略U字形状を有する気胴の両基端面
が、船外機取付部よりも前方に位置することを特徴とす
るインフレータブルボート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7869992U JPH0642585U (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | インフレータブルボート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7869992U JPH0642585U (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | インフレータブルボート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642585U true JPH0642585U (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=13669123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7869992U Pending JPH0642585U (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | インフレータブルボート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642585U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040050188A (ko) * | 2002-12-09 | 2004-06-16 | 박영제 | 고무보트의 후단부 구조 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5033499B1 (ja) * | 1970-09-22 | 1975-10-31 | ||
JPS6223189B2 (ja) * | 1982-12-23 | 1987-05-21 | Kurimoto Iron Works |
-
1992
- 1992-11-16 JP JP7869992U patent/JPH0642585U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5033499B1 (ja) * | 1970-09-22 | 1975-10-31 | ||
JPS6223189B2 (ja) * | 1982-12-23 | 1987-05-21 | Kurimoto Iron Works |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040050188A (ko) * | 2002-12-09 | 2004-06-16 | 박영제 | 고무보트의 후단부 구조 |
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