JPH0642553Y2 - 焼却装置付き便器 - Google Patents
焼却装置付き便器Info
- Publication number
- JPH0642553Y2 JPH0642553Y2 JP1991098586U JP9858691U JPH0642553Y2 JP H0642553 Y2 JPH0642553 Y2 JP H0642553Y2 JP 1991098586 U JP1991098586 U JP 1991098586U JP 9858691 U JP9858691 U JP 9858691U JP H0642553 Y2 JPH0642553 Y2 JP H0642553Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- toilet bowl
- opening
- ash
- incinerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、糞尿を電波により焼却
して灰にする焼却装置付き便器に関する。
して灰にする焼却装置付き便器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の焼却装置付き便器は、電気炉内の
電熱ニクロム線で炉内を暖め、その輻射熱で糞尿の表面
から加熱し焼却する方法であったが、これでは熱効率が
悪く、便器全体も熱くなった。
電熱ニクロム線で炉内を暖め、その輻射熱で糞尿の表面
から加熱し焼却する方法であったが、これでは熱効率が
悪く、便器全体も熱くなった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は排便直後の糞
尿を、ただちに便器内部に設けた炉で、電波を用いて糞
尿の内部より加熱し、熱効率がよく、短時間で灰にする
ことが出来、便器全体も熱くならず、簡易で衛生的な焼
却装置付き便器の提供を目的とするものである。
尿を、ただちに便器内部に設けた炉で、電波を用いて糞
尿の内部より加熱し、熱効率がよく、短時間で灰にする
ことが出来、便器全体も熱くならず、簡易で衛生的な焼
却装置付き便器の提供を目的とするものである。
【０００４】
【問題を解決する手段】本考案は焼却装置付き便器であ
って、底部が開閉自在で、上面に開口部をもつ便器ボー
ル３と、便器ボール３の底部を開放する事により、敷紙
と共に落下した糞尿を収容する炉５を有し、炉５の片側
面開口部には、糞尿を焼却する為の電波を導く進行波管
８の電波放出口が接合され、進行波管８の他端は、電波
を発振する電波発振器７に接合されており、炉５の上端
開口部には炉蓋４が設けられ、炉５の底面は開閉自在に
可動し、底面の開放により排出された、焼却後の灰を受
ける、取り外し自在の灰受け皿６より構成する手段を講
じたものである。
って、底部が開閉自在で、上面に開口部をもつ便器ボー
ル３と、便器ボール３の底部を開放する事により、敷紙
と共に落下した糞尿を収容する炉５を有し、炉５の片側
面開口部には、糞尿を焼却する為の電波を導く進行波管
８の電波放出口が接合され、進行波管８の他端は、電波
を発振する電波発振器７に接合されており、炉５の上端
開口部には炉蓋４が設けられ、炉５の底面は開閉自在に
可動し、底面の開放により排出された、焼却後の灰を受
ける、取り外し自在の灰受け皿６より構成する手段を講
じたものである。
【０００５】
【作用】本考案は上記の手段を講じたもので、排便によ
り便器ボール３と同形状の敷紙を介して、便器ボール３
にたまった糞尿は、便器ボール３の底部が開く事により
炉５内に落下し、炉蓋４を閉鎖した後、炉５にて電波発
振器７より発せられ進行波管８によって導かれた電波に
より短時間の内に焼却される。この時発せられる電波は
２４５０Ｍｈｚの高周波で、約８５％の水分を含む糞尿
を照射し、便器全体を熱くすることなく、糞尿の内部よ
り３００℃〜６００℃の熱で水分を蒸発させるととも
に、未消化の食物を焼却する。焼却後生成された灰は、
炉５底面の開放により灰受け皿６へ収容され、無臭とな
った灰は適宜灰受け皿６を取り出して捨てる。
り便器ボール３と同形状の敷紙を介して、便器ボール３
にたまった糞尿は、便器ボール３の底部が開く事により
炉５内に落下し、炉蓋４を閉鎖した後、炉５にて電波発
振器７より発せられ進行波管８によって導かれた電波に
より短時間の内に焼却される。この時発せられる電波は
２４５０Ｍｈｚの高周波で、約８５％の水分を含む糞尿
を照射し、便器全体を熱くすることなく、糞尿の内部よ
り３００℃〜６００℃の熱で水分を蒸発させるととも
に、未消化の食物を焼却する。焼却後生成された灰は、
炉５底面の開放により灰受け皿６へ収容され、無臭とな
った灰は適宜灰受け皿６を取り出して捨てる。
【０００６】
【実施例】以下、図面に示す実施例についてさらに詳細
に説明する。
に説明する。
【０００７】本実施例のものは、まず便座蓋１をもち上
げて開ける。便器ボール３には、予め備えた便器ボール
３と同形状の敷紙を敷いた後排便する。排便終了後、ス
イッチ１３を押すとシリンダー１０及び１１が駆動し、
便座蓋４の上面に取りつけられたアーム９による押さえ
がはずれた便器ボール３が底部より割れて開く。この時
炉蓋４も開放される為、便器ボール３に敷紙を介してた
まった糞尿は敷紙と共に落下し炉５に収容される。続い
て、シリンダーの機能から、アーム９が元に戻る事によ
り便器ボール３の底部は閉まり、同時に炉蓋４が閉鎖さ
れる。炉蓋４の閉鎖を確認した後スイッチ１４を押す
と、電波発振器７（市販の２４５０Ｍｈｚマグネトロ
ン）が作動する。発生する電波は、進行波管８を通り炉
５内に収容されている敷紙と糞尿を照射する。照射時間
は、本実施例の場合約１０分であるが、焼却を完全に行
うに十分な時間をタイマーで設定し、焼却終了後に電波
発振器７が停止し、停止と共にシリンダー１２が連動し
て炉５の底面が開放され、生成された灰が灰受け皿６に
落ちる。灰受け皿６は、灰がたまった頃を見計らい適宜
引き出して通常のゴミとして捨てる。
げて開ける。便器ボール３には、予め備えた便器ボール
３と同形状の敷紙を敷いた後排便する。排便終了後、ス
イッチ１３を押すとシリンダー１０及び１１が駆動し、
便座蓋４の上面に取りつけられたアーム９による押さえ
がはずれた便器ボール３が底部より割れて開く。この時
炉蓋４も開放される為、便器ボール３に敷紙を介してた
まった糞尿は敷紙と共に落下し炉５に収容される。続い
て、シリンダーの機能から、アーム９が元に戻る事によ
り便器ボール３の底部は閉まり、同時に炉蓋４が閉鎖さ
れる。炉蓋４の閉鎖を確認した後スイッチ１４を押す
と、電波発振器７（市販の２４５０Ｍｈｚマグネトロ
ン）が作動する。発生する電波は、進行波管８を通り炉
５内に収容されている敷紙と糞尿を照射する。照射時間
は、本実施例の場合約１０分であるが、焼却を完全に行
うに十分な時間をタイマーで設定し、焼却終了後に電波
発振器７が停止し、停止と共にシリンダー１２が連動し
て炉５の底面が開放され、生成された灰が灰受け皿６に
落ちる。灰受け皿６は、灰がたまった頃を見計らい適宜
引き出して通常のゴミとして捨てる。
【０００８】
【考案の効果】本考案は、排便後の糞尿を簡易な設備
で、便器全体を熱くすることなく、安全で然も短時間の
内に灰にすることが出来る為、水洗等の設備は不要であ
り、又糞尿をためておく事もないので衛生的でもあり、
電源さえ確保出来ればあらゆる場所で使用する事が出来
る。
で、便器全体を熱くすることなく、安全で然も短時間の
内に灰にすることが出来る為、水洗等の設備は不要であ
り、又糞尿をためておく事もないので衛生的でもあり、
電源さえ確保出来ればあらゆる場所で使用する事が出来
る。
【第１図】側面断面図、
【第２図】第１図のＡ−Ａの位置より見た便器全体の平
面断面図、
面断面図、
【第３図】便器ボール３及び炉蓋４が開いた状態の正面
断面図、
断面図、
【第４図】便器ボール３及び炉蓋４が閉じた状態の正面
断面図。
断面図。
１・・・便座蓋 ２・・・便座 ３・・・
便器ボール ４・・・炉蓋 ５・・・炉 ６・・・
灰受け皿 ７・・・電波発振器 ８・・・進行波管
便器ボール ４・・・炉蓋 ５・・・炉 ６・・・
灰受け皿 ７・・・電波発振器 ８・・・進行波管
Claims (1)
- 【請求項１】 底部が開閉自在で、上面に開口部をもつ
便器ボール（３）と、便器ボール（３）の底部を開放す
ることにより、敷紙と共に落下した糞尿を収容する炉
（５）を有し、炉（５）の片側面開口部には、糞尿を焼
却するための電波を導く進行波管（８）の電波放出口が
接合され、進行波管（８）の他端は電波を発振する電波
発振器（７）に接合されており、炉（５）の上端開口部
には炉蓋（４）が設けられ、炉（５）の底面は開閉自在
に可動し、底面の開放により排出された、焼却後の灰を
受ける、取り外し自在の灰受け皿（６）よりなる焼却装
置付き便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991098586U JPH0642553Y2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 焼却装置付き便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991098586U JPH0642553Y2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 焼却装置付き便器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0595394U JPH0595394U (ja) | 1993-12-27 |
| JPH0642553Y2 true JPH0642553Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=14223756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991098586U Expired - Lifetime JPH0642553Y2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 焼却装置付き便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642553Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NO336686B1 (no) * | 2012-09-06 | 2015-10-19 | Sirius Technology As | Forbrenningstoalett |
-
1991
- 1991-09-21 JP JP1991098586U patent/JPH0642553Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0595394U (ja) | 1993-12-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |