JPH0642540Y2 - テンション機能付き先導ランナ - Google Patents

テンション機能付き先導ランナ

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JPH0642540Y2
JPH0642540Y2 JP8414888U JP8414888U JPH0642540Y2 JP H0642540 Y2 JPH0642540 Y2 JP H0642540Y2 JP 8414888 U JP8414888 U JP 8414888U JP 8414888 U JP8414888 U JP 8414888U JP H0642540 Y2 JPH0642540 Y2 JP H0642540Y2
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JP
Japan
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curtain
runner
opening
closing
belt
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JP8414888U
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JPH026584U (ja
Inventor
清 植田
Original Assignee
エスエム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば、天窓や傾斜窓等に架設された電動
開閉式カーテン又は手動開閉式カーテンの先導に利用さ
れるテンション機能付き先導ランナに関する。
(ロ)従来の技術 従来、上述例の天窓や傾斜窓等に架設されたカーテンに
は、例えば、窓枠両側部に架設した各カーテンレール内
部及び間にカーテン開閉ベルトをループ状に張架し、こ
のカーテン開閉ベルトを各カーテンレールの両端部に軸
支した各プーリに架設すると共に、一方のカーテンレー
ル端部に軸支されたプーリを、カーテン開閉ベルトを緊
張する方向へスプリング等で付勢したテンション装置付
きの構造がある。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上述のカーテン開閉ベルトは、開閉動作時に付与される
カーテンの自重により伸びが生じても、初期の頃は伸び
が少くカーテンレール端部に連設したテンション装置の
緊張力により、カーテン開閉ベルトの伸びは補正され
る。
しかし、上述のカーテン開閉ベルトは各カーテンレール
内部及び間にループ状に張架され、窓枠両側部に架設さ
れた各カーテンレールよりも2倍以上の長さが必要であ
るため、長期間使用するとテンション装置の補正範囲以
上に伸びが大きくなり、カーテン開閉ベルトを固定した
各先導ランナの取付け位置に誤差ができる。
この結果、カーテン開閉時に一方の先導ランナ側が先行
移動して、窓面に相対してカーテンを平行に開閉移動す
ることができない、また、カーテンレール端部に一方の
先導ランナが先に到達し、カーテン開閉ベルトの回動を
停止するストッパの役目をするため、他方の先導ランナ
が移動途中に停止され、カーテンの片側が半開放又は半
閉鎖となり体裁が悪くなるという問題点を有している。
この考案の目的は、カーテン開閉ベルトを所定の緊張具
合に調整することができ、窓面に相対してカーテンを平
行に開閉移動し、窓面を完全開放及び完全閉鎖すること
ができるテンション機能付き先導ランナの提供にある。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案のテンション機能付き先導ランナは、カーテン
レール内部にループ状に張架されたカーテン開閉ベルト
を緊張するテンション機能付きの先導ランナであって、
上記先導ランナを構成するランナ本体にラグ部を形成
し、該ラグ部の長さ方向に調整ボルトを回動操作可能に
軸支すると共に、上記ボルトにブラケットをベルト緊張
調整方向へ移動可能に螺合し、該ブラケットにカーテン
開閉ベルトを固定した構成である。
(ホ)作用 この考案は、先導ランナを構成するランナ本体のラグ部
に軸支された調整ボルトを回動操作して、カーテン開閉
ベルトを緊張する方向へブラケットの位置を移動調整す
ることで、カーテン開閉ベルトの伸びを補正して所定の
緊張度に調整する。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、カーテン開閉ベルトに伸びが生じた
場合、先導ランナに軸支されたボルトをドライバ等で回
動操作するだけで、カーテン開閉ベルトの伸びを補正し
て所定の緊張具合に調節することができ、カーテン開閉
ベルトの緊張度の調整が素人でも簡単且つ容易に行え、
作業性の向上を図ることができる。
しかも、上述のテンション機能付きの先導ランナを用い
て、例えば、カーテンレール内部に張架したループ状の
カーテン開閉ベルトを左右一対の各先導ランナに固定し
て、相互を同時に開閉方向へ移動する場合、他方の先導
ランナを固定したベルト長さの中心とする左右の伸びを
均等に緊張調整することができ、ベルトの伸びによる各
先導ランナの取付け位置のずれを確実に防止し、左右の
各先導ランナを開閉方向へ同期して平行移動させること
ができる。
従って、天窓等の窓面に相対してカーテンが平行に開閉
移動され、窓面を完全に開放及び完全閉鎖することがで
き、開閉時の体裁が良好となる。
(ト)考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳細する。
図面は天窓等に架設される電動開閉式カーテンのテンシ
ョン機能付き先導ランナを示し、第1図及び第2図に於
いて、このテンション機能付きの先導ランナ1は、ラン
ナ本体2の上面前後部に2個の各輪体3,3が軸支された
各ランナ4,4を夫々固定し、このランナ本体2の上面中
央部を起立して形成したベルト挿通部5には、後述する
カーテン開閉ベルト6を挿通するための各挿通孔5a,5b
をベルト挿通部5の上面部と下面部とに夫々開口してい
る。
上述のランナ本体2の側面中央部には、基端部を開口し
たボックス形のラグ部7を水平方向に連設し、このラグ
部7の先端部中心には、調整ボルト8を挿通するための
孔部7aを長さ方向に向けて開口している。
上述のラグ部7の長さ方向には、先端部に開口された孔
部7a側より、カーテン開閉ベルト6を緊張するのに必要
な所定長さに形成された調整ボルト8を挿通して、この
調整ボルト8の頭部をドライバ9又はレンチ等により回
動操作可能に軸支している。
この調整ボルト8には、ラグ部7の長さ方向へ移動可能
な大きさに形成されたブラケット10を螺合すると共に、
前述のベルト挿通部5の各挿通孔5a,5bに挿通したカー
テン開閉ベルト6の両端部を、ラグ部7の基端側開口部
より挿入したブラケット10の両端部に夫々固定してい
る。
第3図及び第4図に示すように、前述のテンション機能
付き先導ランナ1を用いた電動開閉式カーテン11は、天
窓等の窓枠両側部(図示省略)に沿って2本の各カーテ
ンレール12,13を平行に架設し、一方のカーテンレール1
2の基端部に軸支した駆動プーリ14は、側部に連設した
減速機内蔵型の駆動モータ15により正逆回転駆動され、
他方のカーテンレール13の基端部に軸支した引分プーリ
16は、基端部に連設したスプリング式のアジャスタ17に
より常時カーテン開閉ベルト6を緊張する方向へ付勢す
ると共に、この各カーテンレール12,13の先端部にはコ
ーナ用の各プーリ18,18を夫々軸支している。
前述のカーテン開閉ベルト6は、各カーテンレール12,1
3の総全長及び離間幅とを約2倍にした長さに形成さ
れ、各カーテンレール12,13の基端部及び先端部に軸支
した駆動プーリ14と、各プーリ18,18間と、引分プーリ1
6とにループ状に張架すると共に、このカーテン開閉ベ
ルト6の中間部分は、一方のカーテンレール12側に挿入
した先端ランナ19に固定し、カーテン開閉ベルト6の両
端部は、他方のカーテンレール13側に挿入した先導ラン
ナ1のブラケット10に固定している。
上述の各カーテンレール12,13に挿入した各先導ランナ
1,19間と、複数個の各吊掛ランナ(図示省略)間には、
カーテン20の上面長さ方向に所定等間隔を隔てて固定し
た複数本の各支持杆21…を平行に架設している。
一方のカーテンレール12の側部には、駆動モータ15と接
続されたCLOSEリミッタ22とOPENリミッタ23とを配設
し、カーテンレール12の先端部側に設定した閉鎖位置に
はCLOSEリミッタ22を固定し、カーテンレール12の基端
部側に設定した開放位置にはOPENリミッタ23を固定し
て、このCLOSEリミッタ22とOPENリミッタ23とを、カー
テンレール12に沿って摺動する先導ランナ19側部に突設
した押圧板19aでスイッチ操作して、駆動モータ15の駆
動を開閉位置で夫々停止する。
なお、上述の駆動モータ15はワイヤレスリモートコント
ロール装置等により駆動停止を制御される。
図示実施例は上記の如く構成するものとして以下作用動
作を説明する。
第2図にも示すように、カーテン開閉ベルト6に伸びが
生じた場合、先導ランナ1のラグ部7に軸支した調整ボ
ルト8をドライバ9で矢印方向に回動操作すると、回動
方向に対応してブラケット10がカーテン開閉ベルト6を
緊張する方向へ移動し、他方の先導ランナ19を中心とす
るカーテン開閉ベルト6の伸びを左右均等に緊張するこ
とができ、カーテン開閉ベルト6の伸びをアジャスタ17
で一次吸収し、さらに、テンション機能付きの先導ラン
ナ1で二次吸収するので、カーテン開閉ベルト6の伸び
による各先導ランナ1,19の取付け位置のずれを確実に補
正して、カーテン開閉ベルト6を所定の緊張具合に調整
維持することができる。
このようにカーテン開閉ベルト6に伸びが生じた場合、
先導ランナ1のラグ部7に軸支された調整ボルト8をド
ライバ9で回動操作するだけで、カーテン開閉ベルト6
を初期の緊張具合に調整することができ、カーテン開閉
ベルト6の緊張度の調整が素人でも簡単且つ容易に行
え、作業性の向上を図ることができる。
しかも、カーテン開閉ベルト6を常時一定の緊張度に調
整することで、各カーテンレール12,13に挿入された各
先導ランナ1,19の取付け位置を平行に保ち、各先導ラン
ナ1,19を開閉方向へ同期して平行移動させることができ
る。
従って、天窓等の窓面に相対してカーテン20が平行に開
閉移動され、窓面を完全開放及び完全閉鎖することがで
き、開閉時の体裁が良好となる。
なお、この考案は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
例えば、この考案のテンション機能付き先導ランナ1
は、左右両開き式カーテンや片開き式カーテン等の先導
にも適用することができる。
また、両側部の各カーテンレール12,13にテンション機
能付きの各先導ランナ1,1を用いるもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図はテンション機能付き先導ランナの一部切欠き斜
視図、 第2図は第1図に示す先導ランナの縦断側面図、 第3図は電動開閉式カーテンの構成図、 第4図は電動開閉式カーテンの斜視図である。 1……先導ランナ、2……ランナ本体 6……カーテン開閉ベルト 7……ラグ部、7a……孔部 8……調整ボルト、9……ドライバ 10……ブラケット、13……カーテンレール 20……カーテン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテンレール内部にループ状に張架され
    たカーテン開閉ベルトを緊張するテンション機能付きの
    先導ランナであって、 上記先導ランナを構成するランナ本体にラグ部を形成
    し、該ラグ部の長さ方向に調整ボルトを回動操作可能に
    軸支すると共に、上記ボルトにブラケットをベルト緊張
    調整方向へ移動可能に螺合し、該ブラケットにカーテン
    開閉ベルトを固定した テンション機能付き先導ランナ。
JP8414888U 1988-06-24 1988-06-24 テンション機能付き先導ランナ Expired - Lifetime JPH0642540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8414888U JPH0642540Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24 テンション機能付き先導ランナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8414888U JPH0642540Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24 テンション機能付き先導ランナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH026584U JPH026584U (ja) 1990-01-17
JPH0642540Y2 true JPH0642540Y2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=31308846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8414888U Expired - Lifetime JPH0642540Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24 テンション機能付き先導ランナ

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JP (1) JPH0642540Y2 (ja)

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JPH026584U (ja) 1990-01-17

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