JPH0642107B2 - トナ−ホツパ−装置 - Google Patents
トナ−ホツパ−装置Info
- Publication number
- JPH0642107B2 JPH0642107B2 JP60155413A JP15541385A JPH0642107B2 JP H0642107 B2 JPH0642107 B2 JP H0642107B2 JP 60155413 A JP60155413 A JP 60155413A JP 15541385 A JP15541385 A JP 15541385A JP H0642107 B2 JPH0642107 B2 JP H0642107B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- cutout
- hopper
- regulation sheet
- mag roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は乾式現像方式の電子写真複写機やファクシミ
リ、プリンタ等に用いるトナーホッパー装置に関するも
のである。
リ、プリンタ等に用いるトナーホッパー装置に関するも
のである。
従来の技術 乾式現像方式の現像器に於いては、現像剤の中に占める
トナーの含有量が画像濃度等の画像特性に大きく影響す
るので安定した画像品質を得るためにはトナーの供給量
を一定に規制する必要がある。そこで従来からトナーを
供給するための方法がいろいろ工夫されており、例えば
第4図のようなホッパー1に於いては、マグロール2に
対峙して規制シート3が設けられており、トナー4は前
記マグロール2の矢印方向の回転に伴い、前記規制シー
ト3との間のスキマをぬって下方に落ちる。この落ちる
量が一定であっても、多過ぎる場合にはオーバートナー
の画像に、少な過ぎる場合にはアンダートナーの画像に
なる。従って、前記規制シート3の寸法精度、及び貼り
付け位置の誤差に対しては厳しい規制を要する。
トナーの含有量が画像濃度等の画像特性に大きく影響す
るので安定した画像品質を得るためにはトナーの供給量
を一定に規制する必要がある。そこで従来からトナーを
供給するための方法がいろいろ工夫されており、例えば
第4図のようなホッパー1に於いては、マグロール2に
対峙して規制シート3が設けられており、トナー4は前
記マグロール2の矢印方向の回転に伴い、前記規制シー
ト3との間のスキマをぬって下方に落ちる。この落ちる
量が一定であっても、多過ぎる場合にはオーバートナー
の画像に、少な過ぎる場合にはアンダートナーの画像に
なる。従って、前記規制シート3の寸法精度、及び貼り
付け位置の誤差に対しては厳しい規制を要する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、このように充分注
意を払ってもトナーは湿度により、流動性を示す安息角
というものが変化するので前記マグロール2と規制シー
ト3とのスキマが一定であっても環境条件によりトナー
の落下量が一定でない。
意を払ってもトナーは湿度により、流動性を示す安息角
というものが変化するので前記マグロール2と規制シー
ト3とのスキマが一定であっても環境条件によりトナー
の落下量が一定でない。
本発明は部品精度や湿度の変化に大きく左右されず、一
定量のトナーを供給することを目的としたものである。
定量のトナーを供給することを目的としたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため磁性トナーを収容す
る現像ホッパーと、この現像ホッパー底部に配設され、
トナーを補給するマグロールと、このマグロールに両端
が当接し、略中央部に切欠口を設けた規制シートを具備
し、前記規制シートの幅寸法をL、前記切欠口の奥行寸
法をg、同幅寸法をlとしたときに、L>2g+l>0
となるように構成したものである。
る現像ホッパーと、この現像ホッパー底部に配設され、
トナーを補給するマグロールと、このマグロールに両端
が当接し、略中央部に切欠口を設けた規制シートを具備
し、前記規制シートの幅寸法をL、前記切欠口の奥行寸
法をg、同幅寸法をlとしたときに、L>2g+l>0
となるように構成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって部品精度や湿度によって
影響を受けるトナーの安息角の変化にかかわらず、常に
一定量のトナーを供給できるものである。
影響を受けるトナーの安息角の変化にかかわらず、常に
一定量のトナーを供給できるものである。
実施例 以下本発明の一実施例について図面と共に説明する。
第1図は本発明のトナーホッパー装置の一実施例を示す
斜視図である。第1図に於いて1はホッパーで、このホ
ッパー1の底部にマグロール2とこのマグロールに両端
を接し、略中央部に切欠口6を設けた規制シート5とか
らなり、前記ホッパー1の上部には磁性トナー(図示せ
ず)が収容されており、前記マグロール2の回転に伴
い、前記切欠口6を通って一定量が下方に落下する。ト
ナーの落下量は前記切欠口5の面積によってほぼ決まる
が、湿度が高く、トナーが吸湿して安息角が大きくなっ
た場合に前記切欠口6のトナーと接触する外周の長さに
よっても影響を受けやすい。即ち、切欠口が同一面積で
あれば外周の長さが短い方が、トナー落下時の抵抗が少
なく、トナーの落下量も一定する。つまり、前記規制シ
ート5の幅寸法をL、前記切欠口6の奥行寸法をg、同
幅寸法をlとしたときに、L>2g+l>0となるよう
にgとlを決めるのがよい。例えば、第2図Aの如く、
マグロール2に対峙して切欠口のない規制シート3を僅
かのギャップGを設けて設置した場合と、本発明の実施
例として同図Bの如く、切欠口のある前記規制シート5
を、前記マグロール2に接して設けた場合を比較する
と、 L=28、G=0.4 l=8、g=1.4 としたときに、双方ともトナー落下に対する開口面積は
LG=11.2、lg=11.2と同じであるが、外周の長さは
同図Aの場合がL+2G=28.8同図Bの場合がl+2g
=10.8と同図Bの場合の方が小さい。実際にトナーの落
下量を比較すると、第3図のようになる。即ち、第2図
Aの場合が、第3図Aであり、第2図Bの場合が、第3
図Bとなる。第3図をみると、トナー落下量の平均値は
A,Bの場合とも28mg位であるが、バラツキを示すR
の値に差が大きく出ており、同図Bの場合の方が少な
い。従って第2図の例であれば同図Bの場合の方が同図
Aの場合に比べ、トナーの落下量が一定であると云え
る。以上から、トナーの落下に伴って、トナーと接触す
る開口部の外周の長さは短かい程、トナーの落下量は一
定になることが分かる。即ち、前述の如く、LG=lg
の関係のときはL+2Gよりはl+2gの方が小さい程
良い。但し、Gは通常、極く小さい値なのでL>l+2
g>0と書き換えても差しつかえない。
斜視図である。第1図に於いて1はホッパーで、このホ
ッパー1の底部にマグロール2とこのマグロールに両端
を接し、略中央部に切欠口6を設けた規制シート5とか
らなり、前記ホッパー1の上部には磁性トナー(図示せ
ず)が収容されており、前記マグロール2の回転に伴
い、前記切欠口6を通って一定量が下方に落下する。ト
ナーの落下量は前記切欠口5の面積によってほぼ決まる
が、湿度が高く、トナーが吸湿して安息角が大きくなっ
た場合に前記切欠口6のトナーと接触する外周の長さに
よっても影響を受けやすい。即ち、切欠口が同一面積で
あれば外周の長さが短い方が、トナー落下時の抵抗が少
なく、トナーの落下量も一定する。つまり、前記規制シ
ート5の幅寸法をL、前記切欠口6の奥行寸法をg、同
幅寸法をlとしたときに、L>2g+l>0となるよう
にgとlを決めるのがよい。例えば、第2図Aの如く、
マグロール2に対峙して切欠口のない規制シート3を僅
かのギャップGを設けて設置した場合と、本発明の実施
例として同図Bの如く、切欠口のある前記規制シート5
を、前記マグロール2に接して設けた場合を比較する
と、 L=28、G=0.4 l=8、g=1.4 としたときに、双方ともトナー落下に対する開口面積は
LG=11.2、lg=11.2と同じであるが、外周の長さは
同図Aの場合がL+2G=28.8同図Bの場合がl+2g
=10.8と同図Bの場合の方が小さい。実際にトナーの落
下量を比較すると、第3図のようになる。即ち、第2図
Aの場合が、第3図Aであり、第2図Bの場合が、第3
図Bとなる。第3図をみると、トナー落下量の平均値は
A,Bの場合とも28mg位であるが、バラツキを示すR
の値に差が大きく出ており、同図Bの場合の方が少な
い。従って第2図の例であれば同図Bの場合の方が同図
Aの場合に比べ、トナーの落下量が一定であると云え
る。以上から、トナーの落下に伴って、トナーと接触す
る開口部の外周の長さは短かい程、トナーの落下量は一
定になることが分かる。即ち、前述の如く、LG=lg
の関係のときはL+2Gよりはl+2gの方が小さい程
良い。但し、Gは通常、極く小さい値なのでL>l+2
g>0と書き換えても差しつかえない。
又、本発明の他の実施例は、長方形の切欠口に対して、
半円形状をした切欠口を設けることにより、より、切欠
口外周長さを短くすることができる。例えば、半円形状
の切欠口の半径をrとすると切欠口の面積は 外周の長さはπr。従って、前記規制シート5と比較す
ると、 とすると、πrはl+2gより小さい。これは次のよう
にして証明される。
半円形状をした切欠口を設けることにより、より、切欠
口外周長さを短くすることができる。例えば、半円形状
の切欠口の半径をrとすると切欠口の面積は 外周の長さはπr。従って、前記規制シート5と比較す
ると、 とすると、πrはl+2gより小さい。これは次のよう
にして証明される。
f(g)=(l+2g)2−(πr)2 =4g2+2l(2−π)g+l2 f′(g)=8g+2l(2−π) これを0とおくと ∴g>0 ∴f(g)>0 ∴l+2g>πr このように、半円形状の切欠口の外周長さは長方形の切
欠口に比べれば更に小さく、従って、トナーの落下量も
より一定したものとなるが、厳しい条件がなければ長方
形でも実用上差しつかえない。
欠口に比べれば更に小さく、従って、トナーの落下量も
より一定したものとなるが、厳しい条件がなければ長方
形でも実用上差しつかえない。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、切欠口の外周
長さを極力小さくすることにより、トナー落下量を湿度
の影響を小さくおさえて一定量に保つことができる。
長さを極力小さくすることにより、トナー落下量を湿度
の影響を小さくおさえて一定量に保つことができる。
第1図は本発明の一実施例におけるトナーホッパー部の
分解斜視図、第2図A,Bはその要部斜視図、第3図
A,Bは第2図に於けるトナー落下量の分布を示すグラ
フ、第4図は従来のトナーホッパー装置の断面図であ
る。 1……ホッパー、2……マグロール、3……規制シー
ト、4……トナー、5……規制シート、6……切欠口。
分解斜視図、第2図A,Bはその要部斜視図、第3図
A,Bは第2図に於けるトナー落下量の分布を示すグラ
フ、第4図は従来のトナーホッパー装置の断面図であ
る。 1……ホッパー、2……マグロール、3……規制シー
ト、4……トナー、5……規制シート、6……切欠口。
Claims (2)
- 【請求項1】磁性トナーを収容する現像ホッパーと、こ
の現像ホッパー底部に配設されたトナーを補給するマグ
ロールと、このマグロールに両端が当接し、略中央部に
切欠口を設けた規制シートとを具備し、前記規制シート
の幅寸法をL、前記切欠口の奥行寸法をg、同幅寸法を
lとしたときに、L>2g+l>0となるように設定し
たことを特徴とするトナーホッパー装置。 - 【請求項2】切欠口を半円形状としたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のトナーホッパー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60155413A JPH0642107B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | トナ−ホツパ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60155413A JPH0642107B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | トナ−ホツパ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215579A JPS6215579A (ja) | 1987-01-23 |
JPH0642107B2 true JPH0642107B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=15605448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60155413A Expired - Lifetime JPH0642107B2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | トナ−ホツパ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642107B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5962814A (en) * | 1997-10-14 | 1999-10-05 | Yazaki Corporation | Wire harness trough with pivoting guide |
US6087593A (en) * | 1997-10-14 | 2000-07-11 | Yazaki Corporation | Wire harness protector with anti-rotation and sliding features |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP60155413A patent/JPH0642107B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6215579A (ja) | 1987-01-23 |
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