JPH0642005B2 - 光学フイルタ− - Google Patents

光学フイルタ−

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JPH0642005B2
JPH0642005B2 JP60277018A JP27701885A JPH0642005B2 JP H0642005 B2 JPH0642005 B2 JP H0642005B2 JP 60277018 A JP60277018 A JP 60277018A JP 27701885 A JP27701885 A JP 27701885A JP H0642005 B2 JPH0642005 B2 JP H0642005B2
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optical filter
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学部材、特に光学フイルターに関する。より
詳しくはサーモトロピツクコレステリツク液晶性を示す
特定の2種類のL−グルタミン酸エステルおよび/また
はD−グルタミン酸エステルから成る共重合体より構成
され、カラーデイスプレイ用光学フイルター、複数の光
信号を合成あるいは分離する合分波器、あるいは各種用
途に用いられるノツチフイルター、バンドパスフイルタ
ー、円偏光フイルター、光アイソレータなどに適した光
学フイルターに関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする問題点) 従来デイスプレイ、光通信などのオプトエレクトロニク
ス分野において光学部材、特に光学フイルターは重要な
構成要素をなしており、様々な材質、機能を有するフイ
ルターが使用されている。たとえばカラーデイスプレイ
の分野ではフルカラー画像表示において、R(赤)、G
(緑)、B(青)の各カラーフイルターより成る一画素
を多数配列したフイルターが用いられる。この場合R、
G、Bの各フイルター分光学的波長領域がどうしても一
部重複するために、重複する領域の波長をカツトするた
めにノツチフイルターが用いられる。ノツチフイルター
としては従来ネオジウム含有アクリル樹脂などが知られ
ているが、吸収波長領域がカツトしたい波長領域と完全
に一致しない、また吸収度合が小さい、さらに薄板にで
きないなどの難点があり、カツトしたい波長域を自在に
コントロールでき、かつ製造、加工が容易な高性能ノツ
チフイルターが求められていた。
また光通信の分野においては一本の光フアイバーでの伝
送容量を増すために波長多重伝送技術が開発されてお
り、特に加入者系伝送方式への適用が期待されている。
波長多重伝送においては複数の光信号を合成あるいは分
波する合分波器が必須であり、従来干渉膜型当分波器と
回折格子型光分波器が開発されている。前者は中心波
長、帯域幅が任意に設計できる利点を有するが、干渉膜
の形成に極めて高度の技術と多大の作業を要し、また分
波数に等しい膜を組み合せる必要があり、したがつて分
波数の増大にともなつて製造が困難になりかつ高価にな
るという重大な欠点を有する。一方後者は1個の回折格
子で多数の分波が可能であるという利点を有するが、回
折効率の高い波長帯域がブレーズ波長の近傍に限られて
おり、広帯域化が困難であるという欠点を有し、やはり
高度の製造技術を必要とし高価である。したがつて光フ
アイバー通信分野においても目的とする波長の光を選択
的に透過あるいはカツトできる高精度なバンドパスフイ
ルターあるいはノツチフイルターを製造することができ
るならば、製造が容易で、軽量かつ安価な合分波器とす
ることができ、その有用性は極めて大きいものがある。
以上例示したほかにもオプトエレクトロニクス分野、光
学分野において光アイソレーター、ハーフミラー、円偏
光フイルターなどの光学フイルターが多く用いられてい
る。これらは通常はガラス、金属あるいは無機材質たど
を高度な技術で精密加工したレンズ、プリズム、回折格
子などを組み合せてつくられているため、製造が困難で
保守が難かしく高価であるうえに場合によつては性能が
不十分であるという重大な欠点を有する。
一方、コレステリツク液晶の有する特異な光学効果を光
学部材に応用しようという試みがある。コレステリツク
液晶はそのらせん構造のピツチp、平均の屈折率をnと
すれば、入射光が膜面に垂直であれば、λ=p・nに対
応する波長λを有し、かつそのらせん軸の向きに応じた
右円偏光または左円偏光の光を選択的に反射する。した
がつてこの性質をうまく利用すればノツチフイルター、
バンドパスフイルターあるいは円偏光フイルターなどと
することができる。たとえば特開昭56−139506
には可視領域に属する波長の光を選択的に反射しうるラ
センピツチをもつ、コレステリツク液晶を非晶質ポリマ
ーにより固定して成る可視光反射ポリマー複合体が開示
されている。これは具体的にはライオトロピツクコレス
テリツク液晶となることで知られているポリグルタミン
酸エステル(L体またはD体)を光重合性不飽和モノマ
ーを溶媒としてコレステリツク液晶をまず形成せしめ、
ついで光照射することによつて不飽和モノマーを重合さ
せてコレステリツク構造を固定せしめる方法である。し
たがつて本方法で用いられる液晶はライオトロピツクコ
レステリツク液晶性を示す高分子に限られ、また溶媒と
して用いた不飽和モノマーを重合して固定化するという
手法があるため、コレステリツクピツチを自在にコント
ロールするための製造条件の設定が難しく、かつ一度得
られたもののコレステリツクピツチを固定化後に変える
ことは不可能である。またまつたく同一の手法を用いて
ポリ−L−グルタミン酸−r−ブチルエステルおよびポ
リ−D−グルタミン酸−r−ブチルエステルをそれぞれ
トリエチレングリコールジメタクリレートを溶媒として
ライオトロピツクコレステリツク液晶を形成せしめ光重
合により固定し、2枚のフイルムを積層しノツチフイル
ターに用いる例が特開昭60−191203に開示され
ている。しかしながら本方法は前記特許明細書とまつた
く同一の手法を用いているために前述した欠点をそのま
ま有している。
本出願人は先に特定の2種類のグルタミン酸エステルの
共重合体がサーモトロピツクコレステリツク液晶となる
ことを見いだし提案した(特願昭60−12436
7)。このポリマーはサーモトロピツクであるために先
の例におけるライオトロピツクの場合と異なり、コレス
テリツク構造を発現させるために溶媒を用いる面倒がな
く、またコレステリツク構造を固定させるためには加熱
状態から単に急冷すれば良く、したがつて製造が極めて
容易である。しかも一度製造したものを再び製造時と異
なつた温度に加熱することによりピツチすなわち選択反
射波長を任意に変化させられるという大きな利点を有す
る。これらの性質は透過波長、あるいはカツト波長の微
細なコントロールが要求される各種光学フイルターの製
造に最適で、これら光学フイルターへの応用がなされる
ならばその波及効果は極めて大きいことが予想される。
本発明はサーモトロピツクコレステリツク液晶性を示す
特定のグルタミン酸エステル共重合体を主として構成さ
れ、透過またはカツト波長を任意に微細にコントロール
でき、その波長範囲がシヤープであり、しかも製造法が
簡便である光学フイルターを提供することを目的とす
る。
本発明のもう一つの目的はコレステリツク液晶構造を完
全な形で固定化し目的とする波長の選択性をよりシヤー
プにする光学フイルターの製造法を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光学フイルターは下記一般式で表わされるサー
モトロピツクコレステリツク液晶性を示すグルタミン酸
エステル共重合体より成る。
ここでRは炭素数1から10の、Rは炭素数6から
30のアルキル基、シクロアルキル基、アリール基よお
びアリールアルキル基より成る群から選ばれる基を示す
(ただしRとRは同一ではない)。mおよびnは5
0≦m+n≦2000、m/n=80〜10/20〜9
0である。
本ポリマーがサーモトロピツクコレステリツク液晶性を
示すためには、RとRの炭素数の差が5以上あるこ
とが必要で、差が4以下の共重合体はサーモトロピツク
コレステリツク液晶性を示さない。Rに用いられるア
ルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オ
クチル基、デシル基およびこれらと炭素数が同じで枝分
れした構造のものが好ましい。なかでもメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、分枝ブチル基などが好適
に用いられる。シクロアルキル基としてはシクロペンチ
ル基、シクロペンチルメチル基、メチルシクロペンチル
基、エチルシクロペンチル基、ブチルシクロペンチル
基、シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基、エチ
ルシクロヘキシル基、ブチルシクロヘキシル基、シクロ
ヘキシルメチル基、シクロヘキシルエチル基、シクロヘ
キシルプロピル基、シクロヘキシルブチル基などが用い
られ、なかでもシクロペンチル基、シクロヘキシル基、
シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基など
が好ましい。アリール基としてはフエニル基、メトキシ
フエニル基、トルイル基、ジメチルトルイル基などが用
いられる。アリールアルキル基としてはベンジル基、メ
チルベンジル基、フエニルエチル基、メチルフエニルエ
チル基、フエニルプロピル基、フエニルブチル基などが
用いられ、なかでもベンジル基、メチルベンジル基など
が好適である。またRに用いられるアルキル基として
はヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、ド
デシル基、オクタデシル基、ヘキサデシル基、エイコサ
ニル基およびこれらと炭素数が同一で枝分れした構造の
ものなどが好ましく用いられ、なかでもヘキシル基、デ
シル基、ドデシル基、オクタデシル基などが特に好まし
い。シクロアルキル基としてはシクロヘキシル基、メチ
ルシクロヘキシル基、エチルシクロヘキシル基、ブチル
シクロヘキシル基、ヘキシルシクロヘキシル基、シクロ
オクチル基、メチルシクロオクチル基、シクロドデシル
基などが用いられる。アリール基としてはフエニル基、
トルイル基、ブチルフエニル基、デシルフエニル基、ド
デシルフエニル基が用いられる。アリールアルキル基と
してはベンジル基、フエニルエチル基、フエニルプロピ
ル基、フエニルブチル基、フエニルヘキシル基、フエニ
ルオクチル基、フエニルドデシル基、メチルフエニルブ
チル基、エチルフエニルヘキシル基、メチルフエニルド
デシル基などが用いられ、なかでもフエニルヘキシル
基、フエニルドデシル基、フエニルオクチル基などが特
に好ましく用いられる。また式中mとnの比は80〜1
0/20〜90、好ましくは70〜40/30〜60の
ものであり、それぞれの反復単位は通常ランダムに共存
する。この範囲外ではサーモトロピツクコレステリツク
液晶性が明確に出現しない。またm+n、すなわち、重
合度は50〜2000、好ましくは100〜1500で
ある。重合度が50未満では液晶構造のガラス化が困難
であり、重合度が大きすぎるものは成形性の悪化やコレ
ステリツク構造の成長が遅くなるなどして実用的でなく
なる。
本発明のサーモトロピツクコレステリツク液晶性を有す
るグルタミン酸エステル共重合体は光学フイルターに最
適な次の特徴を有する。
(1)温度、共重合体の種類、共重合体組成によつてコレ
ステリツクピツチを任意に広範囲に変えることができ、
したがつて選択反射波長を紫外領域から赤外領域まで自
在に変えることができる。
(2)ピツチに依存した選択反射波長の光のスペクトル巾
が非常にせまい。
(3)急冷などによるコレステリツク液晶状態の固定化を
完全に行うことができ、ライオトロピツク液晶の固定化
における溶媒モノマーの重合などの複雑な操作を必要と
しない。
(4)固定化後はコレステリツク液晶への転移温度以下で
は極めて安定である。
(5)一度固定化後、転移温度以上に加熱することによ
り、別のピツチすなわち別の選択反射波長への移行を容
易に行うことができる。
本発明の共重合体は様々な方法によつて得ることができ
る。たとえば当該分野で公知のNCA法による方法があ
る。所定の2種のN−カルボキシグルタミン酸−r−エ
ステル無水物(NCA)の共重合によつて本発明の共重
合体を得ることができる。またポリ(r−メチル−L−
グルタメート)あるいはポリ(r−ベンジル−L−グル
タメート)のようなポリマーをまず合成し、次に所定の
アルコールを用いてポリマーのエステル基の1部をエス
テル交換する方法も好ましく採用される。
次に本発明の光学フイルターの製造方法について説明す
る。共重合体のコレステリツクピツチをp、平均屈折率
をn、光のコレステリツクらせん面への入射角をθとし
たとき、選択反射波長をλとすれば次式の関係が成り立
つ。
λ=np・sinθ このとき入射光のうち波長λの右円偏光(らせん軸が右
巻きすなわちL体ポリマーのとき)または波長λの左円
偏光(らせん軸が左巻きすなわちD体ポリマーのとき)
が反射される。したがつて原理的には右巻きポリマーま
たは左巻きポリマーのどちらかのフイルムを用いれば波
長λの光の50%が反射される円偏光フイルターが得ら
れる。
またピツチ、平均屈折率、選択反射波長がそれぞれp
A、pB、nA、nB、λA、λBである2種類の共重
合体AとBを、その施光性が逆で次の関係が満されるよ
うに選び(但し入射角90°で考える)その2枚のフイ
ルムをはり合せれば、 λA=λB=nApA=nBpB 波長λ(=λA=λB)の光をほぼ完全に反射(カツ
ト)するノツチフイルターが得られる。
フイルターの性能を定める反射率およびスペクトル巾を
定める重大な要因はエレステリツク構造の制御の度合
(すなわちいかに完全なコレステリツク構造を生成させ
るか)および生成したコレステリック構造をいかに完全
に固定化させるかにある。コレステリツク構造の完全さ
の度合および固定化の完全さの度合が高ければ高いほ
ど、特定波長の反射率(カツト率)は100%に近づ
き、スペクトル巾はシヤープとなる。本発明の他の目的
は反射率が十分でシヤープなスペクトルを与える光学フ
イルターの製造法を提供することである。本発明の製造
法によれば、まずD体のグルタミン酸エステル共重合体
を融点以上で所定時間加熱したのち圧縮、圧延、延伸な
どの手法を用いてせん断力を加えてポリマーを予備的に
配向させる。次にせん断力をかけたままあるいは除いた
のちに、目的とする選択反射波長を示すようなコレステ
リツクピンチが形成される温度で所定時間加熱してコレ
ステリツク液晶状態を十分に成長させる。次に水冷また
は空冷などの方法で急冷してコレステリツク液晶状態を
固定することによつて、その波長の左円偏光を100
%、すなわちその波長の全光量の50%を反射するフイ
ルムを作製する。次にL体のグルタミン酸エステル共重
合体から同様の手法により同じ波長の右円偏光を完全
に、すなわちその波長の全光量の50%を反射するフイ
ルムを作製する。このようにして先に述べたnApA=nBpB
の関係を満たすようにして作製した2枚のフイルムをそ
の光軸が平行になるようにして積層することにより、特
定波長の光を完全にシヤープにカツトするフイルターを
つくることができる。ポリマーの融点以上でせん断力を
かけて予備配向をまず行い、次いで加熱して十分にコレ
ステリツク液晶状態を成長させたのち急冷して固定化す
るところが本発明の製造法の大きな特徴であり、これに
よつてほぼ完全な反射率で特定の波長の光をシヤープに
カツトするフイルターを製造することができる。
予備配向においてせん断力を加える手段としてはプレス
成形、圧延ロールによる圧延あるいは張力を加える延伸
などの方法が採用できる。このときの時間は1分から1
時間の範囲で良いが、工程が簡単であるという本発明の
特徴からも5分〜15分で十分である。また予備配向後
加熱してコレステリツク液晶状態を成長せしめるときの
時間は10分から5時間が好ましく、さらに好ましくは
30分から3時間である。10分より短い場合は、コレ
ステリツク構造が十分形成されず、性能の良いフイルタ
ーを得ることができる。また5時間より長い場合は製造
上時間を要し、また一度形成されたコレステリツク構造
に乱れが生じる場合があり好ましくない。
グルタミン酸エステル共重合体より上記の方法でフイル
ターを製造するさいに、ポリマーを他の2枚の透明性フ
イルムでサンドイツチ状にはさむ方法も好ましく採用さ
れる。この場合には上層および下層が透明性フイルム、
中の層がフイルター能を有する層の3層の複合フイルム
となり、上下2層のフイルムは強度の増加、耐環境性
(湿気など)あるいはフイルター層のゴミなどからの保
護に有効に作用する。複合フイルムを製造する際には予
備配向の時に2枚の透明フイルムにポリマーをはさんで
同様の工程を実施しても良いし、あらかじめ予備配向し
たグルタミン酸エステル共重合体を2枚のフイルムには
さんで後の工程を実施しても良い。この目的で用いられ
るフイルムとしては透明性の大きなものであれば良く、
たとえばポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポ
リカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリプ
ロピレン、ポリ(4−メチル−1−ペンテン)などが用
いられ、また無機ガラスでも良い。
上記製造法で製造したある特定波長の光を選択的にカツ
トする性能を有するD体およびL体のポリマーフイルム
を積層した1対のフイルムあるいはさらに他の透明ポリ
マーではさんだ複合フイルムはノツチフイルターの機能
を有する。さらにそれぞれ異なつた波長に選択反射能を
有する複数対のフイルムを光軸が平行になるようにして
積層すればマルチノツチフイルターが得られるし、また
ある波長領域のみを残し他の波長領域をすべてカツトす
るようにフイルム対を多数組み合せて積層すればバンド
パスフイルターが得られる。そしてこれらの円偏光フイ
ルター、ノツチフイルターあるいはバンドパスフイルタ
ーと他の透明膜、透明板、カラーフイルター、カラー偏
光板、偏光板、1/2波長板または1/4波長板などと組み合
せることによつて各種光学デバイスとすることができ
る。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明の光学フイルターについて説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
参考例1 NCA法により合成したポリ(r−ベンジル−L−グル
タメート)(分子量15000、平均重合度69)20
gを1,2−ジクロロエタン300mlに溶解し、n−ド
デシルアルコール150ml、p−トルエンスルホン酸5
gを加えて60℃で15時間反応を行つた。反応液を大
量のメタノール中に投入してポリマーを析出させたの
ち、過、乾燥を行つた。次に1,2−ジクロロエタン
に再溶解してメタノールで再沈を行つたのち過、乾燥
して精製r−ベンジル−L−グルタメート−r−ドデシ
ル−L−グルタメート共重合体を得た。NMR測定の結
果ベンジルエステルとドデシルエステルの比は61:3
9であつた。
参考例2 NCA法により合成したポリ(r−ベンジル−D−グル
タメート)(分子量16000、平均重合度73)を用
いて参考例1と同様にしてr−ベンジル−D−グルタメ
ート−r−ドデシル−D−グルタメート共重合体を得
た。NMR測定の結果ベンジルエステルとドデシルエス
テルの比は62:38であつた。
実施例1. 参考例1で合成したr−ベンジル−L−グルタメート−
r−ドデシル−L−グルタメート共重合体1.2gを、2
枚の18cm×7cm×20μmのポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フイルムの中心に、厚さ80μmのスペ
ーサーと共にはさんで置き卓上プレス成型機で128℃
で10分間プレス成型を行つたのち、水に投入して急冷
した。次にこのサンドイツチ状フイルム上に参考例2で
合成したr−ベンジル−D−グルタメート−r−ドデシ
ル−D−グルタメート共重合体1.2gを置き、80μm
の厚さのスペーサーを介して同じ大きさ、厚さのPET
フイルムではさんで128℃で20分間プレス成型を行
つた。その後この複合フイルムを水に投入して急冷し
た。こうして得られたフイルムを3cm×7cmの小片に切
り分け、それぞれを所定温度に保たれた空気恒温槽中で
2時間加熱したのち水に投入して急冷した。
こうして得られたフイルターの分光特性を測定し表1に
示した。
すなわち本実施例で得られた複合フイルムはそれぞれの
波長においてシヤープな反射を示し、反射率(光線カツ
ト率)が90%以上のすぐれたノツチフイルターとして
の性質を示した。
実施例2. 実施例1で154℃に加熱して得られた選択反射波長が
756nmのフイルムを128℃の空気恒温槽中で2時間
加熱したところ選択反射波長が428nmにブレーシフト
し、スペクトル半値巾21nm、反射率92%のすぐれた
特性を示し、ある特定の波長から別の波長への選択反射
波長のシフトが加熱による容易に行なえることが明らか
になつた。
参考例3 NCA法で合成したパリ(r−メチル−L−グルタメー
ト)(分子量150,000、平均重合度1050)2
0gを1,2−ジクロルエタン/テトラクロロエチレン
(8/2)混合溶媒300ml中に溶解し、n−ヘキサノ
ール100ml、p−トルエンスルホン酸5gを加えて6
0℃で20時間反応させた。反応後を大量のメタノール
に投入してポリマーを析出させたのち、ポリマーを集め
乾燥した。次に1,2−ジクロロエダン中に再溶解して
メタノールで再沈を行つたのち、乾燥して精製r−メチ
ル−L−グルタメート−r−ヘキシル−L−グルタメー
ト共重合体を得た。メチルエステルとヘキシルエステル
の比はNMR測定により51:49と求められた。
実施例3. 参考例3で得た共重合体1.2gを用いて実施例1と同様
の手法で2枚のPETフイルムにはさんで168℃で1
0分間プレス成型したサンドイツチフイルムを作製し
た。次に173℃で2時間恒温槽で加熱後急冷してフイ
ルムを得た。この複合フイルムは波長400nmの波長の
光を45%反射し、反射光は右円偏光、透過光は左円偏
光であることが確認された。すなわち本実施例のフイル
ムは円偏光フイルターとしてすぐれた特性を示すことが
立証された。
参考例4 NCA法で合成したポリ(r−ブチル−L−グルタメー
ト)(分子量21,000、平均重合度115)20gを1,
2−ジクロロエタン300mlに溶解し、n−ドデシルア
ルコール150ml、p−トルエンスルホン酸5gを加え
て60℃で20時間反応を行つた。反応後を参考例1と
同様にして処理して得られたr−ブチル−L−グルタメ
ート−r−ドデシル−L−グルタメート共重合体のブチ
ルエステルとドデシルエステルの比率はNMR測定の結
果より40:60であつた。
参考例5 NCA法により合成したポリ(r−ブチル−D−グルタ
メート)(分子量20,000、平均重合度108)を用いて
参考例4と同様にしてr−ブチル−D−グルタメート−
r−ドデシル−D−グルタメート共重合体を得た。ブチ
ルエステルとドデシルエステルの比は40:60であつ
た。
実施例4. 参考例4で得た共重合体1.0gを、2枚の18cm×7cm
×40μmのポリメチルペンテンフイルムに厚さ40μ
mのスペーサーを介してはさみ、卓上プレス機で110
℃で20分間プレスしたのち水に投入して急冷した。次
にこのサンドイツチ状フイルム上に参考例5で得た共重
合体1.2gを置き、厚さ40μmのスペーサーを介して
もう一枚の同様のポリメチルペンテンフイルムではさ
み、110℃で20分間プレスした後この複合フイルム
を水に投入して急冷した。得られたフイルムを3cm×7
cmの小片に切り分け、それぞれを所定温度に保たれた空
気恒温槽中で2時間加熱したのち、水に投入して急冷し
た。
こうして得られたフイルターの分光特性を表2に示し
た。
すなわち本実施例で得られた複合フイルムは、シヤープ
な反射スペクトルおよび十分な光線カツト率を示し、か
つ近赤外部においても有効に作用するすぐれたフイルタ
ーとしての特性を示した。
(発明の効果) 本発明のサーモトロピツクコレステリツク液晶性を有す
るグルタミン酸エステル共重合体より成る光学フイルタ
ーは、単独では特定波長の右円偏光または左円偏光のい
ずれか一方のみを選択的に効率良く反射または透過する
円偏光フイルターとして作用する。また同一波長の逆の
旋光性を有する2枚のフイルムを光軸を平行にして積層
することによつて、特定波長の光を選択的にカツトする
ノツチフイルターとして有効に作用する。さらに異なつ
た反射波長を有するフイルム対をある一部の波長領域を
残して、残りの波長領域をおおうようにして積層すれ
ば、特定の波長の光のみを透過するバンドパスフイルタ
ーとして作用する。
本発明の光学フイルターはサーモトロピツクコレステリ
ツク液晶性を示すグルタミン酸エステル共重合体から成
るがゆえに、ライオトロピツクコレステリツク液晶性ポ
リグルタミン酸エステルからの製造に比べて、複雑な操
作を必要とせず、単なる加熱温度のコントロールによつ
て選択反射波長を自在にコントロールでき、物理的な急
冷という操作のみでそのコレステリツク構造を容易に固
定できる。さらに選択反射波長をある波長から別の波長
へ、単に別な温度での加熱、急冷によつてシフトさせる
ことができる。またサーモトロピツク液晶性を示すポリ
マーを用いるがゆえに、せん断力を加えることによつて
コレステリツク液晶構造を完全に配向させることがで
き、その結果光線カツト率(あるいは透過率)が十分
で、シヤープなスペクトルを示すすぐれた分光特性を有
するフイルターが得られる。
以上のように本発明の光学フイルターはすぐれた分光特
性を有し多目的に使用でき、かつ製造が簡便で安価であ
つて工業的価値が大きく、カラーデイスプレイにおける
ノツチフイルター、光通信における合分波器、光アイソ
レーター、ハーフミラーなどに用いることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式で表されるサーモトロピックコ
    レステリック液晶性グルタミン酸エステル共重合体より
    成る光学フィルター。 ここでRは炭素数1から10の、Rは炭素数6から
    30のアルキル基、シクロアルキル基、アリール基およ
    びアリールアルキル基より成る群から選ばれる基を示す
    (ただしRとRは同一ではない)。mおよびnは5
    0≦m+n≦2000、m/n=80〜10/20〜9
    0である。
  2. 【請求項2】特定の波長の右円偏光を反射するグルタミ
    ン酸エステル共重合体から成るフィルムと、同一波長の
    左円偏光を反射するグルタミン酸エステル共重合体から
    成るフィルムとを、両者の光軸を平行にして積層して成
    るフィルム対より構成されることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の光学フィルター。
  3. 【請求項3】互いに異なる反射波長を有する2対以上の
    フィルム対を光軸を平行にして積層して成ることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の光学フ
    ィルター。
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