JPH0641977B2 - ポジトロンct装置の動物固定装置 - Google Patents

ポジトロンct装置の動物固定装置

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JPH0641977B2
JPH0641977B2 JP13716389A JP13716389A JPH0641977B2 JP H0641977 B2 JPH0641977 B2 JP H0641977B2 JP 13716389 A JP13716389 A JP 13716389A JP 13716389 A JP13716389 A JP 13716389A JP H0641977 B2 JPH0641977 B2 JP H0641977B2
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animal
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fixed
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裕之 岡田
貴司 山下
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Hamamatsu Photonics KK
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は動物の頭部の断層像を計測するためのポジトロ
ンCT装置における動物固定装置に関するものである。
「従来の技術」 ポジトロンCT装置は、被検体として人間のみならず、
猿などの動物も計測する。
しかるに、従来より計測時に被検体である猿(1)は第3
図に示すように、4本の支柱(2)に椅子のようなアクリ
ル製固定下板(3)を設けて猿(1)をこの上に腰掛けさせ、
首部分はアクリル製固定上板(4)の切欠き(5)から嵌め込
み、さらにその上から切欠き(6)を有するアクリル製の
補助板(7)で狭みつけて固定する。この状態で第2図に
示すように、ガントリ(8)のトンネル(9)内に猿(1)の頭
部(10)を挿入して頭部座位計測を行なう。
「発明が解決しようとする課題」 従来の頭部座位計測は猿(1)の頭部(10)を固定上板(4)と
補助板(7)とで狭み込むため半固定状態となり、手足等
も層より上らないため安定した計測が可能である。
ところが、脳の研究の進歩とCT装置の高分解能とが相
俟って、最近では脳の下部(首のつけ根付近)を測定す
ることが要求されてきている。しかし、猿(1)の首が短
かいため、ガントリ(8)の下部のシールドコリメータ(1
1)、固定上板(4)、補助板(7)が邪魔をしてトンネル(9)
の有効視野の奥深く進入させることができず、充分な計
測ができないという問題があった。前記下部のシールド
コリメータ(11)を除けば進入させることもできるが、γ
線放出率の高い心臓(12)からのγ線が放射線検出器(13)
に入射して測定精度を悪化させるという問題がある。
本発明は動物の頭部座位計測において、脳の下部を充分
に測定できるような装置を得ることを目的とするもので
ある。
「課題を解決するための手段」 本発明は、被検体の動物を固定下板に腰掛けさせ、首部
分を固定上板と補助板とで狭みつけて固定してその頭部
をガントリのトンネル内に進入せしめて断層像を得るよ
うにした装置において、前記ガントリはトンネルの進入
側のシールドコリメータを除き、かつ前記固定上板と補
助板の少なくともいずれか一方をシールドコリメータと
して作用するようにγ線吸収材で構成してなるものであ
る。
「作用」 被検体である猿に麻酔処理した後、または麻酔処理をす
ることなく、固定下板の上に座らせ、首部分を固定上板
と補助板で固定する。この状態で頭部をガントリのトン
ネル内に固定して断層像のデータを計測する。すると、
放射線放出強度の著しく高い心臓からのγ線は固定上板
と補助板のシールドコリメータとしての作用により頭部
への影響を阻止または低減する。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
(8)はガントリで、このガントリ(8)の中央には被検体で
ある猿(1)の頭部(10)を進入せしめるためのトンネル(9)
が設けられている。
前記ガントリ(8)はγ線を検出するための多数の放射線
検出器(13)…をリング状に並べてなるもので、1個の検
出器(13)はシンチレータ(14)と光電子増倍管(15)を対と
してなり、これをさらに3〜5重にし、また、放射線検
出器(13)…の外側にだけシールドコリメータ(17)が設け
られている。このシールドコリメータ(17)は外側から背
景雑音(散乱線、単一γ線)の入射を低減するようにな
っており、さらに必要に応じて各シンチレータ(14)毎に
スライスコリメータ(16)が設けられる。
前記猿(1)を座位状態に固定するための動物保持装置(1
8)は、4本の支柱(2)と、猿(1)を腰掛けさせるための固
定下板(3)と、猿(1)の首を固定するために一方側から切
欠(5)を有する固定上板(4)と、この切欠(4)を被覆する
ために他方側から切欠(6)を有する補助板(7)とからな
る。
これらのうち、固定下板(3)はアクリル樹脂板などから
なるが、固定上板(4)と補助板(7)の少なくともいずれか
一方については、従来の内側のシールドコリメータ(11)
の作用をするように、γ線を透過しにくい材料、例えば
鉛、タングステンまたはこれらの合金で構成する。
以上のような構成において、被検体である猿(1)に麻酔
処理をした後、または麻酔処理をすることなく、固定下
板(3)の上に腰掛けさせ、首の部分を固定上板(4)と補助
板(7)の切欠(5)(6)で狭みつけるようにして固定する。
そして猿(1)の頭部(10)をガントリ(8)のトンネル(9)内
へ送りこむ。すると、猿(1)の頭部(10)から放射された
γ線が放射線検出器(13)…のシンチレータ(14)…で検出
し、光電子像倍管(15)…で増幅され出力する。このと
き、放射線放出強度の著しく強い心臓(12)が固定上板
(4)と補助板(7)でマスクされ、頭部(10)の断層像への影
響を低減する。
「発明の効果」 本発明は上述のように構成したので、つぎのような効果
を有する。
(1) ガントリのトンネルのスペースを有効に利用で
き、したがって、首の短かな動物の脳下部(首のつけ根
付近)まで計測できる。
(2) ガントリ内の一方側のシールドコリメータが不要
となるので、構造が簡単で、メンテナンスも容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるポジトロンCT装置の動物固定装
置の1実施例を示す断面図、第2図は従来の装置の断面
図、第3図は動物固定装置の斜視図である。 (1)……被検体(猿)、(2)……支柱、(3)……固定下
板、(4)……固定上板、(5)……切欠、(6)……切欠、(7)
……補助板、(8)……ガントリ、(9)……トンネル、(10)
……頭部、(11),(17)……シールドコリメータ、(12)…
…心臓、(13)……放射線検出器、(14)……シンチレー
タ、(15)……光電子像倍管、(16)……スライスコリメー
タ、(18)……被検体保持装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体の動物を固定下板に腰掛けさせ、首
    部分を固定上板と補助板とで狭みつけて固定してその頭
    部をガントリのトンネル内に進入せしめて断層像を得る
    ようにした装置において、前記ガントリはトンネルの進
    入側のシールドコリメータを除き、かつ前記固定上板と
    補助板の少なくともいずれか一方をシールドコリメータ
    として作用するようにγ線吸収材で構成してなることを
    特徴とするポジトロンCT装置の動物固定装置。
  2. 【請求項2】固定上板と補助板とに、それぞれ異なる方
    向から切欠を形成し、この切欠によって被検体の首部分
    を狭みつけるようにした請求項(1)記載のポジトロンC
    T装置の動物固定装置。
  3. 【請求項3】固定上板と補助板の少なくともいずれか一
    方は、鉛、タングステンまたはこれらの合金からなる請
    求項(1)または(2)記載のポジトロンCT装置の動物固定
    装置。
JP13716389A 1989-05-30 1989-05-30 ポジトロンct装置の動物固定装置 Expired - Lifetime JPH0641977B2 (ja)

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JPH032584A JPH032584A (ja) 1991-01-08
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