JPH0641911A - アスファルト舗装強化用の細鉄筋、及びその細鉄筋を用いたアスファルト強化舗装工法 - Google Patents

アスファルト舗装強化用の細鉄筋、及びその細鉄筋を用いたアスファルト強化舗装工法

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JPH0641911A
JPH0641911A JP10688191A JP10688191A JPH0641911A JP H0641911 A JPH0641911 A JP H0641911A JP 10688191 A JP10688191 A JP 10688191A JP 10688191 A JP10688191 A JP 10688191A JP H0641911 A JPH0641911 A JP H0641911A
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asphalt
reinforcing
fine
pavement
asphalt pavement
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Shigeo Sakuta
繁雄 作田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アスファルト舗装の表層の亀裂、隆起、流動
等を防止し、表層が安定し、耐老化性に優れたアスファ
ルト舗装を可能とする。 【構成】 細鉄筋1は両端を略L字形に折曲げ、アスフ
ァルト舗装の中間層4中にランダムに混入して表層を打
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルト舗装強化
用の細鉄筋及びその細鉄筋を用いたアスファルトの強化
舗装工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアスファルト舗装は、たわみ性舗
装の代表的なものといわれ、マカダム工法も含め種々の
工法が存在するが、路盤の上に通常例えば第3図に示す
如くアスファルトと骨材を混合転圧して形成する基層
(イ)とその上に中間層(ロ)、と更に表面に表層
(ハ)を形成した構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアスファルト舗
装は、たわみ性舗装の性質上交通荷重によるせん断には
抵抗するが曲げには抵抗できない舗装であり、舗装後、
年月が経過すると大気の温度変化により表層に亀裂、隆
起、流動等の現象を起こす問題点を有していた。本発明
は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、表層の亀
裂、隆起、流動等を防止し、アスファルト表層の安定性
と耐老化性を高め路面を長期間良好な状態に維持するこ
とのできるアスファルト舗装強化用の細鉄筋、及びその
細鉄筋を用いたアスファルト強化舗装工法を提供しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるアスファルト舗装強化用の細鉄筋は
鉄又は鋼材からなる細径の線材を5cm〜15cmに切断
し、両端を折曲げ形成してなるものである。また、その
細鉄筋を用いたアスファルト強化舗装工法は、細鉄筋を
中間層を転圧形成する時にアスファルトと骨材中にラン
ダムに混入してアスファルト舗装を行なうものである。
【0005】
【作用】ランダムに混入された細鉄筋が中間層中であら
ゆる向きにランダムに存在するので、中間層を形成する
骨材、例えば砕石、砂粒等が細鉄筋に当たりまたアスフ
ァルトの結合力は大なるために細鉄筋の表面とも結合
し、中間層及びその上側の亀裂、隆起、流動を防止でき
る。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1において、細鉄筋1は例えば直径約1mmの鉄、又は鋼
の線材を5cm〜15cmに切断し、両端を略L字形に折曲
げて折曲げ縁2を形成する。又、折曲げ方向は同一方向
でもよく、また反対方向に曲げてもよい。次に細鉄筋を
用いたアスファルト強化舗装工法について述べると基層
3はアスファルトと骨材を混合して従来と同じ施工法で
転圧施工する。中間層4はアスファルトと骨材6を混合
して従来と同じ施工法で転圧施工するが、アスファルト
5と骨材6中に細鉄筋1,1…をランダムに混入して転
圧施工する。表層7は従来の施工法で施工し、仕上げを
行なう。細鉄筋1の中間層1立方米当たりの混入数は多
数混入する程好結果が得られた。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。細
鉄筋は小さくても一本の棒状に形成されているために中
間層内に混入されて舗装施工後は、細鉄筋自身が浮動し
にくいことは勿論のこと、細鉄筋の周囲に存在する、砕
石、砂利類は細鉄筋に接当して浮動することなく、更に
結合力の強いアスファルトは細鉄筋の外周面に付着し、
前記、砕石、砂利類とも結合して、その相剰効果は大き
く、ランダムに混合されていてあらゆる方向に向いてい
る細鉄筋で抑止するために中間層がすべての方向に安定
し、表層の亀裂、隆起、流動等を大きく抑止するので優
れた耐老化性を有するアスファルト舗装が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】細鉄筋を示す正面図。
【図2】アスファルト舗装の縦断面図。
【図3】従来のアスファルト舗装の縦断面図。
【符号の説明】
1 細鉄筋 2 折曲げ縁 3 基層 4 中間層 5 アスファルト 6 骨材 7 表層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄、又は鋼の細径線材を5cm〜15cmに
    切断し、両端を折曲げ形成してなるアスファルト舗装強
    化用の細鉄筋。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載のアスファルト舗装強
    化用の細鉄筋を、アスファルト舗装の中間層にランダム
    に混入して舗装することを特徴とするアスファルト強化
    舗装工法。
JP10688191A 1991-04-10 1991-04-10 アスファルト舗装強化用の細鉄筋、及びその細鉄筋を用いたアスファルト強化舗装工法 Pending JPH0641911A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102071615A (zh) * 2010-12-21 2011-05-25 东南大学 连续配筋水泥混凝土路面裂缝间距控制方法

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