JPH0641867U - パイプフェンスへの絵柄塗装装置 - Google Patents

パイプフェンスへの絵柄塗装装置

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Publication number
JPH0641867U
JPH0641867U JP8425292U JP8425292U JPH0641867U JP H0641867 U JPH0641867 U JP H0641867U JP 8425292 U JP8425292 U JP 8425292U JP 8425292 U JP8425292 U JP 8425292U JP H0641867 U JPH0641867 U JP H0641867U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
pipe
head
painting
paint
Prior art date
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Pending
Application number
JP8425292U
Other languages
English (en)
Inventor
幸夫 鈴木
Original Assignee
日本鋼管ライトスチール株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本鋼管ライトスチール株式会社 filed Critical 日本鋼管ライトスチール株式会社
Priority to JP8425292U priority Critical patent/JPH0641867U/ja
Publication of JPH0641867U publication Critical patent/JPH0641867U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプフェンスに任意の絵柄を自動的に塗装
することができる。 【構成】 定位置に置かれたパイプフェンス1の塗装部
分を把持して、その全周面に塗料を塗るための少なくと
も1つの塗装ヘッド6と、塗装ヘッド6に塗料を供給す
るための塗料供給手段8と、塗装ヘッド6を予め決めら
れた前記塗装部分に移動させ、そして、前記塗装部分に
把持させるための多関節ロボット3と、ロボット3に制
御信号を送るための制御器11とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パイプフェンスへの絵柄塗装装置、特に、パイプフェンスに任意 の絵柄を自動的に塗装することができる塗装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パイプフェンスに絵柄を塗装するには、パイプフェンスの製造図面から色付け 位置を読み取って、ケガキ線を入れ、次いで、このケガキ線の外側をマスキング テープにより覆って、塗料がケガキ線の外側にはみ出さないようにし、そして、 刷毛やスプレーによってケガキ線の内側に色付けのための塗装を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術は、全て手作業によって絵柄を塗装してい たので絵柄の塗装に長時間を要していた。
【0004】 従って、この考案の目的は、パイプフェンスへの絵柄の塗装を自動的に、しか も正確に行うことができる、パイプフェンスへの絵柄塗装装置を提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、定位置に置かれたパイプフェンスの塗装部分を把持して、その全 周面に塗料を塗るための少なくとも1つの塗装ヘッドと、前記塗装ヘッドに塗料 を供給するための塗料供給手段と、前記塗装ヘッドを前記パイプフェンスの予め 決められた前記塗装部分に移動させ、そして、前記塗装部分に把持させるための 多関節ロボットと、前記ロボットに制御信号を送るための制御器とからなること に特徴を有するものである。
【0006】
【作用】 この考案によれば、塗装ヘッドを取り付けた多関節ロボットを使用することに よって、パイプフェンスへの絵柄の塗装が容易且つ短時間にしかも正確に行うこ とができる。
【0007】
【実施例】
次に、この考案の、パイプフェンスへの絵柄塗装装置の一実施態様を、図面を 参照しながら説明する。
【0008】 図1は、この考案の、パイプフェンスへの絵柄塗装装置の一実施態様を示す概 略斜視図、図2は、同、塗装装置における塗装ヘッド部分の斜視図、図3は、同 、塗装装置における塗装ヘッドの正面図である。
【0009】 図1〜図3において、1は、架台2上に水平に載置されたパイプフェンスであ る。3は、架台2の近傍に設置された公知の多関節ロボットである。ロボット3 の可動アーム4の先端には、後述する2分割された塗装ヘッドが着脱自在に取り 付けられるホルダー5が固定されている。ホルダー5に取り付けられた前記塗装 ヘッドは、後述する制御器からの指令に従って予め決められたパイプの塗装位置 に順次、移動し、次いで、ホルダー5の溝5Aに沿ってパイプの径寸法以上に開か れ、そして、パイプの周囲面に密着するように閉じられる。
【0010】 6Aは、パイプフェンス1の一部分に塗装を施すための2分割されたリング状塗 装ヘッドであり、ロボット3のホルダー5に着脱自在に且つ開閉自在に取り付け られている。塗装ヘッド6Aの内周面には、塗料が容易に浸透する、例えば、フェ ルト、発泡ウレタン、多孔性セラミック等からなる浸透材7が張り付けられてい る。この例では、塗装ヘッドは、パイプフェンス1に3色の絵柄を塗装するため に3つ用意されており、各塗装ヘッド6A、6B、6Cは、後述する塗料供給手段に接 続されている。塗装ヘッド6Aは、赤色塗料用、6Bは、緑色塗料用、そして、6Cは 、黄色塗料用である。
【0011】 8は、塗料供給手段であり、塗料タンク9、タンク9と塗装ヘッド6Aとを接続 するチューブ10、および、タンク9内の塗料を所定量だけ塗装ヘッド6Aの浸透材 7に供給する塗料送給ポンプ12からなっている。他の塗装ヘッド6B、6Cも、これ と同様な塗料供給手段に接続されている。
【0012】 11は、多関節ロボット3の作動を制御するための制御器であり、予め入力され たパイプの塗装位置データに従ってロボット3の可動アーム4を移動させ、塗装 ヘッド6Aを開閉させる。
【0013】 このように構成されている、この考案の塗装装置によれば、次のようにして、 パイプフェンスに絵柄の塗装が行われる。即ち、制御器11にパイプフェンス1へ の絵柄に応じた塗装位置データを予め入力しておく。架台2の基準位置にパイプ フェンス1を水平に載置する。そして、多関節ロボット3を作動させる。多関節 ロボット3は、制御器11からの指令に従って可動アーム4を移動させ、塗装ヘッ ド6Aを開いてパイプの所定の塗装位置に塗装ヘッド6Aを把持させる。塗装ヘッド 6Aの浸透材7には、赤色塗料が染み込んでいるが、浸透材7には、塗装ヘッド6A の動きに同調して制御器11によって塗料送給ポンプ12が作動し、塗料を所定量だ け均一に供給されるので、塗装ヘッド6Aの把持部分のパイプが赤色に均一に塗装 される。次に、塗装ヘッド6Aを開いて、次の塗装箇所に移動させ、同様に塗装を 施す。このようにして、赤色の塗装が終了したら、可動アーム4は原点位置に戻 る。次に、塗装ヘッド6Aを緑色塗料用の塗装ヘッド6Bに交換して、再びロボット 3を作動させる。これによって、今度は、パイプの所定位置が緑色に塗装される 。最後に、塗装ヘッド6Bを黄色塗料用の塗装ヘッド6Cに交換して、再びロボット 3を作動させれば、パイプフェンス1には3色のカラー絵柄が塗装される。
【0014】 制御器11への入力データとして塗装位置データ以外に、塗装ヘッド6B、6Cの位 置データを入力しておけば、塗装ヘッドの交換も自動的に行うことが可能である 。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、塗装ヘッドを取り付けた多関節ロボ ットを使用することによって、パイプフェンスへの絵柄の塗装が容易且つ短時間 にしかも正確に行うことができるといった有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の、パイプフェンスへの絵柄塗装装置
の一実施態様を示す概略斜視図である。
【図2】この考案の、パイプフェンスへの絵柄塗装装置
における塗装ヘッド部分の斜視図である。
【図3】この考案の、パイプフェンスへの絵柄塗装装置
における塗装ヘッドの正面図である。
【符号の説明】
1:パイプフェンス、 2:架台、 3:ロボット、 4:可動アーム、 5:ホルダー、 6A〜6C:塗装ヘッド、 7:浸透材、 8:塗料供給手段、 9:塗料タンク、 10:チューブ、 11:制御器、 12:塗料送給ポンプ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定位置に置かれたパイプフェンスの塗装
    部分を把持して、その全周面に塗料を塗るための少なく
    とも1つの塗装ヘッドと、前記塗装ヘッドに塗料を供給
    するための塗料供給手段と、前記塗装ヘッドを前記パイ
    プフェンスの予め決められた前記塗装部分に移動させ、
    そして、前記塗装部分に把持させるための多関節ロボッ
    トと、前記ロボットに制御信号を送るための制御器とか
    らなることを特徴とする、パイプフェンスへの絵柄塗装
    装置。
  2. 【請求項2】 前記塗装ヘッドは、2分割され、その内
    周面には、前記塗料の浸透材が取り付けられており、前
    記塗料供給手段からの前記塗料は、前記浸透材に供給さ
    れることを特徴とする、請求項1記載の装置。
JP8425292U 1992-11-12 1992-11-12 パイプフェンスへの絵柄塗装装置 Pending JPH0641867U (ja)

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JP8425292U JPH0641867U (ja) 1992-11-12 1992-11-12 パイプフェンスへの絵柄塗装装置

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JP8425292U JPH0641867U (ja) 1992-11-12 1992-11-12 パイプフェンスへの絵柄塗装装置

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JPH0641867U true JPH0641867U (ja) 1994-06-03

Family

ID=13825275

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JP8425292U Pending JPH0641867U (ja) 1992-11-12 1992-11-12 パイプフェンスへの絵柄塗装装置

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JP (1) JPH0641867U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013031805A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Yaskawa Electric Corp 接着剤塗布装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013031805A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Yaskawa Electric Corp 接着剤塗布装置

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