JPH064175U - 弁筐の内蓋 - Google Patents

弁筐の内蓋

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JPH064175U
JPH064175U JP5017592U JP5017592U JPH064175U JP H064175 U JPH064175 U JP H064175U JP 5017592 U JP5017592 U JP 5017592U JP 5017592 U JP5017592 U JP 5017592U JP H064175 U JPH064175 U JP H064175U
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valve casing
inner lid
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徹 須崎
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不二グレート工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁筐の弁室内に雨水と共に土砂が流入し、弁
部が土砂が埋まることを防止すると共に、蓋のがたつき
を防止する。 【構成】 天然又は合成樹脂よりなる弾性体より成型し
てなり、周囲に鍔状の懸架部を設け、その内側に環状の
溝を形成し、中央部に弁の操作棒が挿入出来る透孔を設
け透孔には小蓋を取付けるか、中心より放射状に切れ目
を入れた遮蔽膜を一体に設け、弁筐の上部円筒の蓋受枠
の内壁下端に設けた蓋を担持する棚状片または段部に懸
架するよう構成した内蓋。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、水道配管の制水弁、ガス配管の制御弁などを保護し操作するために 、制水弁または制御弁取付部に設置される弁筐の内蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水道配管の制水弁に設けられる制水弁筐、ガス配管の制御弁に設けられる制御 弁筐などは、地表面より弁の取付位置までの深さが取付場所により異なるので、 高さを調節できるよう上部円筒と下部円筒が螺合するよう構成されており、上部 円筒の上端開口部には、蓋が嵌合する受枠部が、下部円筒の下端にはラッパ状に 拡開した弁室が形成されるのが普通で、一般には鋳鉄で成型され、螺子式制水 ( 制御)弁筐、略して、弁筐またはねじ筐と呼ばれている。なお、上部円筒が下部 円筒に外挿する形式と、内挿する形式の2種類が用いられており、本考案では、 これらを弁筐と略称する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これら弁筐は、主として道路に設置され、都市においては舗装された歩道に設 けられることが多く、雨水が蓋と受枠の隙間や錠穴から流入するが、土砂の流入 は少なく、制水弁や制御弁な土砂で埋まってしまうことは少なかったが、近時、 上水道やガス管などが普及し、雨水と共に土砂が流入する恐れのある場所にも、 弁筐が設けられるようになり、弁部が土砂で埋まらないように対策が求められる ようになってきた。
【0004】 また、弁筐の蓋は受枠に嵌合、担持されているが、脚片の下に土、砂が挟まり 、がたつくことがあるなどの問題点があった。 本考案は、かゝる問題点を解決すべくなされたもので、その目的とするところ は、弁室まで土砂が流入することを防止し、かつ、装着や掃除が容易であり、弁 の操作に支障ないような内蓋を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は上部円筒の受枠部に天然又は合成樹脂より なる弾性体で成型した、周囲に鍔状の懸架部を設け、その内側に環状の溝を形成 し、中央部に弁の操作棒が挿入できる透孔を有する内蓋と、該透孔と嵌合する硬 質合成樹脂などより成型してなる小蓋を取付けることにより解決せるものである 。 なお、内蓋の中央部に透孔を設ける代りに、弾性体で一体成型し、中心より放 射状に切れ目を設けるもよい。
【0006】 弁筐の受枠には、蓋を支えるための棚状片が内壁に設けられているのが普通で あるが、この場合棚状片に内蓋の鍔部が懸架するので、蓋の裏面外周に添って垂 設される脚片の高さを研磨するなどして調節するとよく、また、受枠の内壁上端 に蓋が係止し、または支持するよう構成されている弁筐では、受枠の内径が上部 円筒の螺合部内径よりも大きく、受枠内壁下端に段部が形成されているので、内 蓋がこの段部に懸架するよう構成すればよい。
【0007】
【作用】
内蓋は、上部円筒の受枠部に、上面開口部より圧縮されながら挿入し、棚状 片又は段部に懸架され、中央部に透孔を設けた場合、小蓋を取付ける。 内蓋の環状をなす溝は、雨水などと共に流入した土砂が沈積し、弁室内に流入 するのを防止する。 内蓋の中央部に設けた透孔、または切れ目は、弁の操作棒が挿入される。
【0008】
【実施例】
本考案を、図面に示す実施例に従って説明する。 本考案の対象とする弁筐(1)は、図1に示す如く、鋳鉄にて成型され、蓋(4)が 嵌合される受枠部(5)を上端開口部に形成した上部円筒(2)と、下端がラッパ状に 拡開し、制水弁、制御弁などを保護する弁室(6)を有する下部円筒(3)よりなり、 上部円筒(2)と下部円筒(3)は、お互いに螺合し、高さが調節できるよう構成され る。
【0009】 本考案の内蓋(11)は、天然又は合成樹脂など弾性体より成型してなり、図1、 2に示す如く、弁筐(1)の受枠部(5)内壁下端に形成された棚状片(7)に懸架する 大きさをもつ鍔状の懸架部(13)と、その内側に環状の溝(14)、中央部に透孔(15) が形成され、透孔(15)には硬質合成樹脂などより成型してなる小蓋(12)が取付け られる。小蓋(12)は図2に示す如く脚片を裏面に垂設し透孔(15)に嵌挿するよう にするか、脚片が透孔(15)部に冠着するようにする。
【0010】 また、図3に示す実施例は、中央部の透孔(15)を設けずに弾性体で一体成型し 、中心より放射状に切れ目(17)を入れた遮蔽膜(16)を形成されるも差支えない。
【0011】 なお、内蓋(11)が、弁筐(1)の上部円筒(2)の受枠部(5)の内壁下端に形成され る蓋(4)の脚片が担持される棚状片(7)に懸架されるときは、蓋(4)の脚片の長さ を内蓋(11)の懸架部(13)が蓋(4)により圧せられたときの厚さだけ短かくするこ とが望ましく、弁筐(1)の受枠部(5)内壁下端に形成された段部に懸架される場合 も懸架部(13)が外れないようにし、そのため溝(14)の外側壁が棚状片(7)又は段 部の内側面に接するように形成するとよい。
【0012】 また、内蓋(11)の中央部に形成される透孔(15)、または遮蔽膜(16)の切れ目 (17)は、弁の操作棒が挿入出来るような内径または長さとする。 なお、天然または合成樹脂などの弾性体は、成型後折り曲げ圧縮されればよい ので、軟質の合成樹脂、すなわち柔軟性のあるポリエチレン、ポリプロピレン、 塩化ビニル樹脂なども使用することができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上の如く構成されているので、内蓋を装着するに際し、中央に両 側から圧しながら、上面開口部より挿入し容易に装着できるものであり、雨水と 共に蓋の隙間などより流入した土砂は、内蓋の溝中に沈澱し、弁室内にまで土砂 が流入する恐れは少なくなるものであり、沈澱した溝中の土砂も手の届く所であ るので容易に取り除くことができる。
【0014】 また、中央部に透孔、または遮蔽膜の切れ目が設けてあるので、内蓋を取外す ことなく、弁を操作棒により操作し開閉することができるものであり、透孔に冠 着する小蓋には設置場所のパイプの径などを表示することができるなどの便を有 するものであり、また、既設の弁筐などにも必要に応じて取付けることができる ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】内蓋の装着状況を示す上部および左半分を断面
図で示す側面図
【図2】一部切欠く斜視図
【図3】他の実施例を示す一部切欠く斜視図
【符号の説明】
1 弁筐 2 上部円筒 3 下部円筒 4 蓋 5 受枠部 6 弁室 7 棚状片 8 螺子状 11、11´ 内蓋 12 小蓋 13 懸架部 14 溝 15 透孔 16 遮蔽膜 17 切れ目

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁筐(1)の上部円筒(2)の上端開口部に設
    けた蓋(4)の受枠(5)内壁下端に形成された棚状片(7)又
    は段部に懸架する、天然または合成樹脂よりなる弾性体
    より成型してなり、周囲に鍔状の懸架部(13)を設け、そ
    の内側に環状の溝(14)を形成し、中央部に弁の操作棒が
    挿入できる内径を有する透孔(15)を設け透孔(15)には硬
    質合成樹脂などで成型してなる小蓋(12)を冠着するよう
    構成した弁筐の内蓋。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の中央部に形成された透孔
    (15)と小蓋(12)が、環状の溝(14)と一体で形成され中心
    より放射状に切れ目(17)を有する遮蔽膜(16)より構成し
    た弁筐の内蓋。 【0001】
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JPH064175U true JPH064175U (ja) 1994-01-18
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8229332B2 (en) 2007-03-27 2012-07-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Cartridge with spiral blade and image forming apparatus
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