JPH0641682Y2 - 圧延機のサイドガイド - Google Patents
圧延機のサイドガイドInfo
- Publication number
- JPH0641682Y2 JPH0641682Y2 JP1990033981U JP3398190U JPH0641682Y2 JP H0641682 Y2 JPH0641682 Y2 JP H0641682Y2 JP 1990033981 U JP1990033981 U JP 1990033981U JP 3398190 U JP3398190 U JP 3398190U JP H0641682 Y2 JPH0641682 Y2 JP H0641682Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- side guide
- tip
- guide
- adapter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、圧延機の入側に圧延材のエッジをガイドする
目的で設けられるサイドガイドに関する。
目的で設けられるサイドガイドに関する。
従来技術 サイドガイドは通常、アジャスト装置によりガイド巾の
調整が行われるようになっているとともにハイト装置に
よりワークロールの高さに応じた調整が行われ、またロ
ール組替時にはリトラクト装置により進退できるように
してあり、しかもその先端部には第3図に示すように、
ワークロールに付いた疵が圧延材両エッジ部に転写され
て起きる疵や肌荒れを防止する目的で設けられる圧延用
噴射ノズル2を備えている。
調整が行われるようになっているとともにハイト装置に
よりワークロールの高さに応じた調整が行われ、またロ
ール組替時にはリトラクト装置により進退できるように
してあり、しかもその先端部には第3図に示すように、
ワークロールに付いた疵が圧延材両エッジ部に転写され
て起きる疵や肌荒れを防止する目的で設けられる圧延用
噴射ノズル2を備えている。
考案が解決しようとする問題点 従来のサイドガイドでは、図示するように、 (1)ノズル取付用アダプター1並びに該アダプターに
取付けたノズル2がサイドガイド3より突出して取付け
られているためロール組替時にガイド3を進退させると
き或いは高さを調整するときにワークロールと接触して
破損したり、変形し易く、破損したり変形すると、アダ
プター1は溶接により取付けられているため取外しや取
付けが困難で修理に手間取り、またノズル2も交換する
際は作業スペースが狭いため作業が煩しく時間がかゝ
る。
取付けたノズル2がサイドガイド3より突出して取付け
られているためロール組替時にガイド3を進退させると
き或いは高さを調整するときにワークロールと接触して
破損したり、変形し易く、破損したり変形すると、アダ
プター1は溶接により取付けられているため取外しや取
付けが困難で修理に手間取り、またノズル2も交換する
際は作業スペースが狭いため作業が煩しく時間がかゝ
る。
(2)圧延油をノズル2まで移送する配管4もサイドガ
イド3より突出して取付られているためガイド巾を調整
するときにスタンドのハウジングとワークロールのチョ
ックと接触して破損し易く、しかも管の取付けは溶接に
よって行われているためその修理が困難である。
イド3より突出して取付られているためガイド巾を調整
するときにスタンドのハウジングとワークロールのチョ
ックと接触して破損し易く、しかも管の取付けは溶接に
よって行われているためその修理が困難である。
などの問題を有していた。サイドガイド内部に空気、
水、水蒸気等を通す貫通孔を設けたものもあり(実開昭
55-148803号)、圧延油を供給するために、こうした貫
通孔を設ければ、上記のような問題を解消することがで
きるが、これにもなお改良すべき余地がある。それはノ
ズルが詰まったり、先端部が損傷するなどしてサイドガ
イドを交換せねばならないときには、サイドガイド全体
を取換えねばならず、交換作業が面倒なことである。
水、水蒸気等を通す貫通孔を設けたものもあり(実開昭
55-148803号)、圧延油を供給するために、こうした貫
通孔を設ければ、上記のような問題を解消することがで
きるが、これにもなお改良すべき余地がある。それはノ
ズルが詰まったり、先端部が損傷するなどしてサイドガ
イドを交換せねばならないときには、サイドガイド全体
を取換えねばならず、交換作業が面倒なことである。
本考案は、取換作業が簡単に行えるようなサイドガイド
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
問題点の解決手段 本考案のサイドガイドはそのため、先端に切込溝或いは
切込孔を形成してノズル取付用アダプターを嵌合固定す
るとともにアダプターにノズルを取着し、かつ圧延油を
ノズルまで移送する移送孔を穿設するか或いは移送管を
嵌合孔乃至溝に装着したサイドガイドにおいて、ノズル
の取付けられる先端部を先端ブロックとして別個に形成
し、交換可能としたことを特徴とするものである。
切込孔を形成してノズル取付用アダプターを嵌合固定す
るとともにアダプターにノズルを取着し、かつ圧延油を
ノズルまで移送する移送孔を穿設するか或いは移送管を
嵌合孔乃至溝に装着したサイドガイドにおいて、ノズル
の取付けられる先端部を先端ブロックとして別個に形成
し、交換可能としたことを特徴とするものである。
作用 アダプター、ノズル、配管等がサイドガイドより突出さ
れていないためガイドを進退させたり、高さやガイド巾
を調整するときサイドガイドがワークロールやスタン
ド、チョックと接触しても損傷することがない。またサ
イドガイドは先端部が交換可能であることにより、ノズ
ルが詰まったり、先端部が損傷したときには新たなブロ
ックと、また圧延材の巾に応じてノズルの位置を変えた
り、油種又は油量を変え、或いはまた複数類の圧延油を
同時使用できるようなブロックと交換することができ
る。
れていないためガイドを進退させたり、高さやガイド巾
を調整するときサイドガイドがワークロールやスタン
ド、チョックと接触しても損傷することがない。またサ
イドガイドは先端部が交換可能であることにより、ノズ
ルが詰まったり、先端部が損傷したときには新たなブロ
ックと、また圧延材の巾に応じてノズルの位置を変えた
り、油種又は油量を変え、或いはまた複数類の圧延油を
同時使用できるようなブロックと交換することができ
る。
実施例 先端部を別個に形成した先端ブロック11は、本体12に組
合せられてボルト13によって着脱可能に止着されるよう
になっており、側壁部11aには圧延油の移送孔14が穿設
され、その一端は本体12に添設される移送管15に接続さ
れている。移送孔14の他端は二又に分岐され、その一方
は上壁部11bに、他方は下壁部11cに伸びている。
合せられてボルト13によって着脱可能に止着されるよう
になっており、側壁部11aには圧延油の移送孔14が穿設
され、その一端は本体12に添設される移送管15に接続さ
れている。移送孔14の他端は二又に分岐され、その一方
は上壁部11bに、他方は下壁部11cに伸びている。
上壁部11b及び下壁部11cにはまた、その端面にそれぞれ
切込溝16が入れられ、ノズル17を取付けたアダプター18
が装着されている。そして各アダプター18はそれぞれ上
壁部11b及び下壁部11cを伸びる移送孔14の各端部に接続
されている。図中19は上壁部11b及び下壁部11cの移送孔
14が屈折する箇所にそれぞれ設けられた盲プラグで、移
送孔14が詰ったときに盲プラグ19を外すことにより水又
は蒸気で洗浄できるようになっている。20は摩耗防止の
ため下壁部11cに添着されるライナーである。
切込溝16が入れられ、ノズル17を取付けたアダプター18
が装着されている。そして各アダプター18はそれぞれ上
壁部11b及び下壁部11cを伸びる移送孔14の各端部に接続
されている。図中19は上壁部11b及び下壁部11cの移送孔
14が屈折する箇所にそれぞれ設けられた盲プラグで、移
送孔14が詰ったときに盲プラグ19を外すことにより水又
は蒸気で洗浄できるようになっている。20は摩耗防止の
ため下壁部11cに添着されるライナーである。
上記実施例では、先端ブロックに移送孔が穿設されてい
るが、別の実施例では管が内部に通され、更に別の実施
例では先端ブロックに溝が形成され、管が装着される。
るが、別の実施例では管が内部に通され、更に別の実施
例では先端ブロックに溝が形成され、管が装着される。
考案の効果 本考案によれば、アダプター、ノズル、配管類がザイド
ガイドに納まり、外部に突出していないため、ロール組
替時にガイドを進退させたり、サイドガイドの高さや巾
を調整する際、ワークロールやスタンド、チョックと接
触して損傷することがない。また、先端部を先端ブロッ
クとして形成し、交換できるようにしたことにより、ノ
ズルが詰まったり、先端部が損傷したとき、或いは圧延
材の巾に応じてノズルの位置を変えたり、油種又は油量
を変え、或いはまた複数種の圧延油を同時使用する必要
のある場合などサイドガイドを交換する必要のあるとき
に要する交換作業を簡単かつ迅速に行うことができる。
ガイドに納まり、外部に突出していないため、ロール組
替時にガイドを進退させたり、サイドガイドの高さや巾
を調整する際、ワークロールやスタンド、チョックと接
触して損傷することがない。また、先端部を先端ブロッ
クとして形成し、交換できるようにしたことにより、ノ
ズルが詰まったり、先端部が損傷したとき、或いは圧延
材の巾に応じてノズルの位置を変えたり、油種又は油量
を変え、或いはまた複数種の圧延油を同時使用する必要
のある場合などサイドガイドを交換する必要のあるとき
に要する交換作業を簡単かつ迅速に行うことができる。
第1図は第2図のA−A線断面図、第2図は本考案に係
るサイドガイドの要部側面図、第3図は従来例の斜視図
を示す。 11……先端ブロック、12……本体、14……移送孔、16…
…切込溝、17……ノズル、18……アダプター、19……盲
プラグ
るサイドガイドの要部側面図、第3図は従来例の斜視図
を示す。 11……先端ブロック、12……本体、14……移送孔、16…
…切込溝、17……ノズル、18……アダプター、19……盲
プラグ
Claims (1)
- 【請求項1】先端に切込溝或いは切込孔を形成してノズ
ル取付用アダプターを嵌合固定するとともにアダプター
にノズルを取着し、かつ圧延油をノズルまで移送する移
送孔を穿設するか或いは移送管を嵌合孔乃至溝に装着し
た圧延機のサイドガイドにおいて、ノズルの取付けられ
る先端部が先端ブロックとして別個に形成され、交換可
能であるサイドガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990033981U JPH0641682Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 圧延機のサイドガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990033981U JPH0641682Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 圧延機のサイドガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03126210U JPH03126210U (ja) | 1991-12-19 |
JPH0641682Y2 true JPH0641682Y2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=31538059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990033981U Expired - Lifetime JPH0641682Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 圧延機のサイドガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641682Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55148803U (ja) * | 1979-04-09 | 1980-10-27 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP1990033981U patent/JPH0641682Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03126210U (ja) | 1991-12-19 |
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