JPH0641549A - 中質留出物の製造方法 - Google Patents

中質留出物の製造方法

Info

Publication number
JPH0641549A
JPH0641549A JP4266820A JP26682092A JPH0641549A JP H0641549 A JPH0641549 A JP H0641549A JP 4266820 A JP4266820 A JP 4266820A JP 26682092 A JP26682092 A JP 26682092A JP H0641549 A JPH0641549 A JP H0641549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
alumina
platinum
acid
hydrocarbon feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4266820A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3210742B2 (ja
Inventor
Ballegoy Carolus Maria Van
カロラス・マリア・ウアン・バレゴイ
Jacobus Theodorus Daamen
ヤコバス・テオドラス・ダーメン
Jean-Pierre Gilson
ジヤン−ピエール・ギルソン
Aan Hendrik Klazinga
アアン・ヘンデリク・クラジンガ
Arend Hoek
アレンド・ホエク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPH0641549A publication Critical patent/JPH0641549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3210742B2 publication Critical patent/JP3210742B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G47/00Cracking of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen- generating compounds, to obtain lower boiling fractions
    • C10G47/02Cracking of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen- generating compounds, to obtain lower boiling fractions characterised by the catalyst used
    • C10G47/10Cracking of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen- generating compounds, to obtain lower boiling fractions characterised by the catalyst used with catalysts deposited on a carrier
    • C10G47/12Inorganic carriers
    • C10G47/14Inorganic carriers the catalyst containing platinum group metals or compounds thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/38Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals
    • B01J23/40Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals of the platinum group metals
    • B01J23/42Platinum
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G69/00Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one other conversion process
    • C10G69/02Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one other conversion process plural serial stages only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J21/00Catalysts comprising the elements, oxides, or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium, or hafnium
    • B01J21/12Silica and alumina
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/0009Use of binding agents; Moulding; Pressing; Powdering; Granulating; Addition of materials ameliorating the mechanical properties of the product catalyst
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/02Impregnation, coating or precipitation
    • B01J37/0201Impregnation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 炭化水素供給物から中質留出物を製造する。 【構成】 中質留出物の沸点範囲より高い沸点を有する
留分からなりかつフィッシャー−トロプシュ合成によっ
て得られた炭化水素供給物から中質留出物を製造する方
法において、少なくとも1.0ml/gの孔容積を有する
無定形シリカ−アルミナ出発物質から製造されたシリカ
−アルミナ担体上に担持された白金からなる触媒と該炭
化水素供給物とを高められた温度と圧力にて水素の存在
下で接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中質留出物の沸点範囲
より高い沸点を有する留分からなりかつフィッシャー−
トロプシュ合成の生成物である炭化水素供給物から中質
留出物を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一酸化炭素及び水素からなるガス状混合
物を高められた温度と圧力にて適当な触媒と接触させる
ことによる該混合物からの炭化水素の製造は、当該技術
においてフィッシャー−トロプシュ法と称される周知の
方法である。高沸範囲の炭化水素が一酸化炭素と水素と
の混合物からフィッシャー−トロプシュ法により製造さ
れる第1段階並びにそのようにして生成された炭化水素
が水添変換法に付されて所望の中質留出物が生じせしめ
られる第2段階の2段階からなる中質留出物燃料の製造
方法に、多くの注意が最近払われている。本明細書の目
的のため、本明細書において用いられる「中質留出物」
なる用語は、原油の慣用的常圧蒸留中得られるケロシン
及びガス油の留分に相当する沸点又は沸とう範囲を有す
る炭化水素又は炭化水素混合物を指すと解されるべきで
ある。典型的な蒸留では、次の留分が原油から順次回収
される。即ち、30〜220℃の範囲で沸とうする1種
又はそれ以上のナフサ(時にはガソリンと称される。)
留分、140〜300℃の範囲で沸とうする1種又はそ
れ以上のケロシン留分、並びに180〜370℃の範囲
で沸とうする1種又はそれ以上のガス油留分。
【0003】かくして、英国特許出願公報第20772
89号(GB−A−2077289)並びに欧州特許出
願公報第0127220号及び第0147873号(E
P−A−0127220及びEP−A−014787
3)は各々、一酸化炭素と水素との混合物が第1段階に
おいてフィッシャー−トロプシュ法により高沸範囲の炭
化水素に変換されそしてこの炭化水素が次いで接触水添
変換に付される中質留出物の製造方法を開示する。これ
らの特許出願の明細書は、該方法の水添変換段階に用い
るための可能な触媒組成物の範囲を開示しており、しか
して適当な担体上に担持された触媒活性成分としての第
VIII族金属からなる触媒が各場合好ましいとされてい
る。白金を含む触媒が特に好ましいとされている。適当
な担体はGB−A−2077289では、シリカ−アル
ミナ、シリカ−マグネシア及びシリカ−ジルコニアを含
めてシリカ、アルミナ、マグネシア、ジルコニア及びそ
れらの混合物のような元素周期表の第II族、第III 族及
び第IV族の元素の無定形酸化物並びにモルデナイト及び
ファウジャサイトのようなゼオライト物質であると述べ
られている。アルミナ及びシリカ−アルミナが好ましい
担体物質であると言われている。
【0004】GB−A−2077289、EP−A−0
127220及びEP−A−0147873の明細書は
すべて特定的には、14.6重量%のアルミナ及び8
5.4重量%のシリカから成る担体100重量部当たり
0.82重量部の白金を含む白金/シリカ−アルミナ触
媒を中質留出物の製造の水添変換段階において用いるこ
とを例示する。フィッシャー−トロプシュ合成の高沸範
囲生成物から高収率で中質留出物を製造することが望ま
れる方法では、高レベルの固有的活性と中質留出物への
高選択性の両方を示す水添変換触媒が必要である。白金
/シリカ−アルミナ触媒及びそれらの製造方法は、種々
の炭化水素生成物の水添変換における適用のため当該技
術において知られている。例えば英国特許第14516
17号(GB1451617)は、低芳香族含有率を有
する炭化水素混合物が高められた温度と圧力にて13〜
15重量%のアルミナを含有し残りがシリカである担体
上に担持された第VIII族の1種又はそれ以上の貴金属か
らなる触媒と接触される薬用油の製造方法を開示する。
GB1451617に特定的に例示されている触媒は、
シリカ−アルミナ担体上に担持された触媒活性金属とし
てのニッケル、モリブデン、タングステン及び/又は白
金からなる。特定の白金系触媒は、110〜518m2
gの範囲の表面積及び0.34〜0.87ml/gの範囲
の孔容積を有するシリカ−アルミナ担体上に担持された
白金からなる。
【0005】
【発明の解決点と解決手段】GB1451617に記載
されかつ例示されている白金/シリカ−アルミナ触媒
は、フィッシャー−トロプシュ合成によって生成された
高沸範囲の炭化水素からの中質留出物の製造において活
性的である、ということが今般見出された。しかしなが
ら、非常に驚くべきことに、中質留出物への触媒の選択
性は、触媒担体が製造されるところの無定形シリカ−ア
ルミナ出発物質の孔容積に依存する、ということが見出
された。一層特定的には、少なくとも1.0ml/gの孔
容積を有する無定形出発物質から製造されたシリカ−ア
ルミナ担体を含む触媒は、比較的低い孔容積を有する出
発物質から製造された担体を含む触媒よりも有意的に高
い中質留出物への選択性を示す、ということが見出され
た。従って本発明は、中質留出物の沸点範囲より高い沸
点を有する留分からなりかつフィッシャー−トロプシュ
合成によって得られた炭化水素供給物から中質留出物を
製造する方法において、少なくとも1.0ml/gの孔容
積を有する無定形シリカ−アルミナ出発物質から製造さ
れたシリカ−アルミナ担体上に担持された白金からなる
触媒と該炭化水素供給物とを高められた温度と圧力にて
水素の存在下で接触させることからなる上記方法を提供
する。
【0006】本発明の方法において用いられる触媒用の
担体は、無定形シリカ−アルミナ出発物質から製造され
る。「無定形」なる用語は、いくらかの短い範囲の秩序
が存在していてもよいけれども、X線回折により定めら
れるような結晶構造が担体物質において欠如しているこ
とを指摘する。該触媒を製造する際に用いるのに適した
無定形シリカ−アルミナは、商業的に入手できる。その
代わりに、該シリカ−アルミナは、GB1451617
に記載されているようにアルミナ又はシリカヒドロゲル
を沈殿させ、生じた物質を次いで乾燥しそして焼成する
ことにより製造され得る。
【0007】本触媒は、いかなる適当なシリカ−アルミ
ナを含み得る。該シリカ−アルミナは、好ましくは5〜
30重量%一層好ましくは10〜20重量%特に12〜
15重量%の範囲の量のアルミナを含有する。担体の製
造において用いられる無定形シリカ−アルミナ出発物質
の孔容積は、少なくとも1.0ml/gである。本明細書
の目的のために、本発明の方法に用いるための触媒に関
して記載されている孔容積は別段指摘されていなければ
すべて、該物質の孔中への水の捕捉を伴う方法(しばし
ば、湿潤限界法と称される。)により測定される孔容積
を指し、そして一般に孔容積(H2 O)として指摘され
る。触媒又は担体物質の孔容積(H2 O)を決定するた
めの典型的な手順は、当該物質を約500℃の温度で乾
燥し、この乾燥された物質を秤量し、この物質を水中に
約15分間浸し、この物質を水から取り出し、この物質
の表面上の水を遠心機により除去し、そしてこの得られ
た物質を秤量することからなる。当該物質の孔容積は、
上記の乾燥された物質の重量と上記の得られた物質の重
量との差から決定される。無定形シリカ−アルミナの孔
容積は、好ましくは1.0〜2.0ml/g一層好ましく
は1.0〜1.5ml/gの範囲にある。
【0008】シリカ−アルミナに加えて、担体は1種又
はそれ以上のバインダー物質も含み得る。適当なバイン
ダー物質には、無機酸化物が含まれる。無定形バインダ
ー及び結晶質バインダーの両方とも用いられ得る。バイ
ンダー物質の例には、シリカ、アルミナ、クレー、マグ
ネシア、チタニア、ジルコニア及びそれらの混合物が含
まれる。シリカ及びアルミナが好ましいバインダーであ
り、しかしてアルミナが特に好ましい。バインダーが触
媒中に添合される場合、バインダーは担体の総重量を基
準として好ましくは5〜50重量%一層好ましくは15
〜30重量%の量にて存在する。担体は、当業者に知ら
れた方法により無定形シリカ−アルミナから製造され得
る。担体の製造のための好ましい方法は、無定形シリカ
−アルミナと適当な液体との混合物をすりつぶし、この
混合物を押出しそして生じた押出物を乾燥することから
なる。押出されるべき混合物は、好ましくは20〜60
重量%の範囲の固体含有率を有するべきである。
【0009】該混合物中に含まれる液体は、当該技術に
おいて知られた適当な液体のいずれでもよい。適当な液
体の例には、水,メタノール、エタノール及びプロパノ
ールのようなアルコール,アセトンのようなケトン,プ
ロパノールのようなアルデヒド,並びにトルエンのよう
な芳香族の液体が含まれる。非常に好都合でかつ好まし
い液体は水である。堅固な押出物を得るために、該混合
物は好ましくは解コウ剤を含む。適当な解コウ剤は、酸
性化合物例えばフッ化水素、臭化水素及び塩化水素の水
溶液、硝酸、亜硝酸及び過塩素酸のような無機酸であ
る。好ましくは解コウ剤は、有機酸例えばモノ又はジカ
ルボン酸である。好ましい有機酸には、酢酸、プロピオ
ン酸及びブタン酸が含まれる。酢酸が非常に好ましい解
コウ剤である。該混合物中に含まれる解コウ剤の量は、
担体物質中に存在するアルミナを充分に解コウするのに
充分であるべきであり、そして該混合物のpHにより容
易に決定され得る。すりつぶし中、該混合物のpHは好
ましくは1〜6一層好ましくは4〜6の範囲にあるべき
である。
【0010】該混合物の流動性を改善するために、押出
前に該混合物中に1種又はそれ以上の流動性改善剤及び
/又は押出助剤を含ませることが好ましい。該混合物中
に含ませられるのに適した添加剤は、脂肪アミン、第4
級アンモニウム化合物、脂肪族モノカルボン酸、エトキ
シ化アルキルアミン、ポリビニルピリジン、並びにスル
ホキソニウム、スルホニウム、ホスホニウム及びアイオ
ドニウム化合物、アルキル化芳香族化合物、非環式モノ
カルボン酸、脂肪酸、スルホン化芳香族化合物、アルコ
ールサルフェート、エーテルアルコールサルフェート、
硫酸化の脂肪及び油、ホスホン酸塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェノール、ポリオキシエチレンアルコー
ル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエ
チレンアルキルアミド、ポリアクリルアミド、ポリオー
ル及びアセチレングリコールである。好ましい剤は、商
標ナルコ(Nalco)及びスーパーフロック(Superfloc)の
下で販売されている。流動性改善剤/押出助剤は、好ま
しくは該混合物の総重量を基準として1〜20重量%一
層好ましくは2〜10重量%の範囲の総量にて該混合物
中に存在する。
【0011】原則的に、該混合物の成分はいかなる順序
で一緒にされてもよくそしてこの混合物がすりつぶされ
得る。好ましくは、無定形シリカ−アルミナ及びバイン
ダー(存在するなら)が一緒にされそしてこの混合物が
すりつぶされる。その後、液体及び存在するなら解コウ
剤が添加され、そして生じた混合物が更にすりつぶされ
る。最後に、含ませられるべき流動性改善剤/押出助剤
が添加され、そして生じた混合物が最終的期間すりつぶ
される。典型的には、該混合物は10〜120分間好ま
しくは15〜90分間すりつぶされる。すりつぶし過程
中、すりつぶし装置により該混合物中にエネルギーが供
給される。該混合物中へのエネルギー供給率は、典型的
には0.05〜50Wh/分/kg好ましくは0.5〜10
Wh/分/kgである。すりつぶし過程は、広範囲の温度好
ましくは15〜50℃にて行われ得る。すりつぶし中該
混合物中に供給されるエネルギーの結果として、すりつ
ぶし中該混合物の温度上昇があろう。すりつぶし過程
は、好都合には周囲圧力にて行われる。いかなる適当な
商業的に入手できるすりつぶし装置も用いられ得る。
【0012】いったんすりつぶし過程が完了すると、生
じた混合物は次いで押出される。押出は、いかなる慣用
の商業的に入手できる押出機を用いても遂行され得る。
特に、スクリュー型押出機が、所望の形態の押出物を生
じせしめるのに適したダイプレートのオリフィスに該混
合物を通すために用いられ得る。押出で形成されたスト
ランドは、所望の長さに切断され得る。押出物は、当該
技術で知られたいかなる適当な形態も有し得、例えば筒
状、中空筒状、多葉状又はねじれ多葉状である。本発明
の触媒粒子にとって非常に好都合な形状は筒状である。
典型的には、押出物は、0.5〜5mm好ましくは1〜3
mmの公称直径を有する。押出後、押出物は乾燥される。
乾燥は、高められた温度好ましくは800℃まで一層好
ましくは300℃までにて遂行され得る。乾燥時間は、
典型的には5時間まで好ましくは30分ないし3時間で
ある。好ましくは、押出物は乾燥後焼成される。焼成
は、高められた温度好ましくは1000℃まで一層好ま
しくは200℃ないし1000℃最も好ましくは300
℃ないし800℃にて遂行される。押出物の焼成は、典
型的には5時間までの時間好ましくは30分ないし4時
間遂行される。
【0013】本発明の方法に用いられる触媒は、触媒活
性成分として白金を含む。白金は、好ましくは触媒中の
担体物質の総重量を基準として0.05〜5.0重量%
一層好ましくは0.1〜2.0重量%特に0.2〜1.
0重量%の範囲の量にて存在する。白金は、当該技術で
知られた方法例えばイオン交換、競合的イオン交換、同
時的すりつぶし及び含浸のいずれによっても担体上に付
着され得る。好ましい触媒は、担体が液体の存在下で白
金塩と接触される含浸により白金が担体上に付着される
ものである。本発明の方法に用いるのに特に好ましい触
媒は、シリカ−アルミナ担体の含浸が酸性条件下で行わ
れるものである。好ましくは、酸性条件は、pHが4.
0より大きくない一層好ましくは3.0より大きくない
ような条件である。担体物質の含浸の際非常に好都合に
は、白金塩と液体は該塩が該液体に可溶であるように選
ばれ、そして担体は白金塩溶液と接触される。含浸に用
いるのに適した液体は、有機液体例えばアルコール及び
エーテル並びに無機液体例えば水の両方である。水が非
常に好都合で特に好ましい液体である。
【0014】いかなる適当な白金塩も含浸処理操作にお
いて用いられ得、しかして選ばれた液体に可溶な塩が好
ましい。適当な塩には、有機塩及び無機塩の両方とも含
まれる。適当な塩の例は、二臭化白金、二塩化白金、三
塩化白金、四塩化白金、白金ジクロロカルボニルジクロ
ライド、四フッ化白金及び硫酸白金である。
【0015】好ましい触媒は酸性白金塩の溶液を用いる
含浸により製造されるものであり、しかして該白金塩は
白金の給源となるとともに必要とされる酸性度の条件を
もたらす。かかる機能にとって好ましい酸塩は、ヘキサ
クロロ白金酸、テトラシアノ白金酸、ヘキサヒドロキシ
白金酸、白金モノヒドロキシ塩素酸及び白金(III)硫酸
である。ヘキサクロロ白金酸が特に好ましい酸性白金塩
である。
【0016】酸性白金塩が担体の含浸の際に用いられな
い場合、含浸は追加的な酸の存在下で遂行される。一層
好ましくは、酸性白金塩及び追加的な酸の両方が担体の
含浸中存在する。含浸中用いるのに適した酸には有機酸
及び無機酸の両方が含まれ、例えばモノ及びジカルボン
酸、塩化水素酸、硫酸及び硝酸である。硝酸が特に好ま
しい酸である。特に好ましい触媒は、ヘキサクロロ白金
酸と硝酸の組合せを用いて担体を含浸することにより製
造されるものである。触媒が酸性白金塩及び追加的な酸
の両方の存在下で含浸により製造される場合、追加的な
酸は好ましくは酸性白金塩の量より多い量にて存在し、
しかして追加的な酸対酸性白金塩のモル比は好ましくは
2〜30一層好ましくは5〜25の範囲にある。本発明
の方法に用いるための触媒を製造するために好ましい含
浸技法は孔容積含浸技法であり、しかしてこの技法では
担体は白金塩の溶液と接触されかつ該溶液は担体物質の
孔を実質的に丁度満たすのに充分な容量にて存在する。
含浸を遂行するのに好都合な方法は、担体に必要量の該
溶液を噴霧することによる。含浸後、生じた触媒は、好
ましくは乾燥されそしてその後好ましくは焼成される。
乾燥及び焼成のための条件は、前記に記載されている通
りである。
【0017】本発明の方法では、中質留出物の沸点範囲
より高い沸点を有しかつフィッシャー−トロプシュ合成
法により製造された留分を少なくとも含む炭化水素が、
前記に記載した触媒と高められた温度と圧力にて水素の
存在下で接触される。この過程中起こる主たる反応は、
供給物中の比較的重質の成分のハイドロクラッキングで
あり、しかして所望の中質留出物を生じる。加えて、供
給物中の炭化水素のいくらかの水添異性化が起こり得
る。中質留出物を生じるのに必要な温度は、典型的には
175〜400℃好ましくは250〜375℃の範囲に
ある。典型的な水素分圧は10〜250バールの範囲に
あり、好ましくは25〜150バールの範囲にある。炭
化水素供給物は、0.1〜5kg/l/hr好ましくは0.
25〜2kg/l/hrの範囲の空間速度で供給され得る。
水素は、100〜10000Nl/l/hr好ましくは50
0〜5000Nl/l/hrの気体時間空間速度で供給され
得る。水素対炭化水素供給物の割合は100〜5000
Nl/kgの範囲であり得、好ましくは250〜2500Nl
/kgである。本発明の方法のための炭化水素供給物はフ
ィッシャー−トロプシュ合成により製造され、しかして
この合成では一酸化炭素及び水素からなる混合物がフィ
ッシャー−トロプシュ触媒と高められた温度と圧力にて
接触される。
【0018】フィッシャー−トロプシュ合成において用
いられる触媒は、当該技術において周知であるかかる合
成に活性な触媒のいずれでもよい。典型的には該触媒
は、元素周期表の第 VIIB族又は第VIII族から選ばれた
1種又はそれ以上の金属を触媒活性成分として含む。第
VIII族の元素を含む触媒が好ましい。特に、鉄族元素即
ち鉄、コバルト及びニッケルの1種又はそれ以上の金属
を含む触媒が好ましい。触媒活性成分としてコバルトを
含む触媒が特に適する。触媒活性成分は、1種又はそれ
以上の促進剤又は助触媒と一緒にフィッシャー−トロプ
シュ触媒中に存在し得る。促進剤は、金属又は金属酸化
物として存在し得る。適当な金属酸化物促進剤には、周
期表の第IIA族、第 IIIB族、第IVB族、第VB族又は
第VIB族、ランタニド及び/又はアクチニドの金属の酸
化物が含まれる。好ましくは、触媒は周期表の第IVB族
の元素特にチタン又はジルコニウムの給源を含む。ジル
コニウムを含有する触媒が特に好ましい。金属酸化物促
進剤の代わりにあるいはそれに加えて、触媒は、周期表
の第 VIIB族及び/又は第VIII族から選ばれた金属促進
剤を含み得る。好ましい金属促進剤には、白金及びパラ
ジウムが含まれる。非常に適当なフィッシャー−トロプ
シュ触媒は、触媒活性成分としてコバルトを並びに促進
剤としてジルコニウムを含む。
【0019】フィッシャー−トロプシュ合成において用
いられる触媒は典型的には、触媒活性成分及び促進剤
(存在するなら)が担持されるところの耐火性酸化物担
体も含む。該担体はいかなる適当な耐火性酸化物からな
っていてもよく、例えばアルミナ、シリカ、チタニア、
ジルコニア又はそれらの混合物である。シリカ及び/又
はアルミナが好ましい担体物質である。フィッシャー−
トロプシュ触媒は典型的には、触媒活性成分を担体物質
100重量部当たり1〜100重量部好ましくは10〜
50重量部の範囲の量にて含む。促進剤が存在する場
合、促進剤は典型的には担体物質100重量部当たり1
〜60重量部好ましくは2〜40重量部の量にて存在す
る。本発明の方法のための炭化水素供給物のフィッシャ
ー−トロプシュ合成において用いられる触媒は、当該技
術において知られた方法により製造され得る。
【0020】フィッシャー−トロプシュ合成中、一酸化
炭素と水素との混合物がフィッシャー−トロプシュ触媒
と高められた温度と圧力にて接触される。典型的には反
応は、125〜350℃好ましくは175〜250℃の
範囲の温度にて遂行される。反応圧は、典型的には5〜
100バール好ましくは12〜50バールの範囲にあ
る。供給物混合物の水素/一酸化炭素の比率は、典型的
には1.5より大きく好ましくは1.75〜2.25で
ある。未変換の水素及び一酸化炭素は、反応生成物から
分離されそして反応器の入口に再循環され得る。かかる
やり方では、触媒と接触する混合物の水素/一酸化炭素
の比率は、供給物混合物の該比率より有意的に低くても
よく、例えば0.9〜1.3の範囲にあり、好ましくは
約1.1である。本発明の方法の好ましい態様では、炭
化水素供給物は、コバルト含有触媒が用いられたフィッ
シャー−トロプシュ合成の生成物である。コバルトは、
実質量のパラフィン系炭化水素を含む炭化水素生成物の
製造の際のフィッシャー−トロプシュ合成において活性
的である、ということが当該技術において知られてい
る。本発明の方法は、かかるパラフィン系供給物から中
質留出物を製造する際に特に有利であることがわかっ
た。
【0021】本発明の方法に対する炭化水素供給物は、
中質留出物の沸点範囲より高い沸点を有する留分を少な
くとも含む。所望するなら、フィッシャー−トロプシュ
合成の生成物は、例えば慣用の蒸留技法により、複数の
留分に分離され得、しかしてそれらの留分は本方法に対
する炭化水素供給物として用いられる中質留出物の沸点
範囲より高い沸点を有する。この場合、炭化水素供給物
の実質的にすべてが中質留出物の沸点より高い沸点を有
する。その代わり、炭化水素供給物は、中質留出物の沸
点範囲の上方沸点より高い温度で沸とうする留分及び低
い温度で沸とうする留分の両方を含み得る。
【0022】
【実施例】本発明を次の例で更に説明する。 例1 「触媒の製造」 次の処理操作を用いて触媒(触媒A)を製造した。無定
形シリカ−アルミナ(グレース・ダビソン社製,孔容積
(H2 O)1.10ml/g,13%wアルミナ(乾燥基
準),1834.9g)及びアルミナ(クリテリオン・
キャタリスト社製,554.8g)からなる混合物を、
すりつぶし機中に入れそして10分間すりつぶした。酢
酸(10%w水溶液,200.0g)及び水(219
0.3g)を添加し、そして生じた混合物を更に10分
間すりつぶした。その後、ポリアクリルアミド(スーパ
ーフロック(Superfloc)A1839,2%w水溶液,4
0.0g)を添加しそしてすりつぶしを更に10分間続
行した。最後に、高分子電解質(ナルコ (Nalco), 4%
w水溶液,80.0g)を添加しそしてこの混合物を5
分間の最終的期間すりつぶした。得られた混合物を2.
25″のボンノット(Bonnot)押出機を用いて筒状ダイ
プレートに通じて押出して1.7mm直径の筒状押出物を
得た。得られた押出物を120℃の温度にて2時間乾燥
し、次いで600℃の温度にて2時間焼成した。ヘキサ
クロロ白金酸(H2 PtCl6 ,2.45%w)及び硝
酸(7.66%w)からなりかつ1未満のpHを有する
水溶液を調製した。この水溶液を用いて孔含浸技法によ
り上記の筒状担体粒子を含浸して、担体上0.8%wの
最終的白金含有率がもたらされた。かくして含浸された
担体粒子を次いで500℃の温度にて1時間焼成して最
終的触媒が得られた。触媒Aの物理的性質は、下記の表
Iに記載されている。
【0023】例2 「触媒の製造」 更に2種の触媒(触媒B及びC)を、上記の例1に記載
の一般的処理操作を用いて同じ出発物質から製造した。
触媒B及びCの物理的性質は、下記の表Iに記載されて
いる。
【0024】例3 「触媒の製造」 触媒(触媒D)を次のようにして製造した。1.10ml
/gの孔容積(H2 O)を有する無定形シリカ−アルミ
ナ出発物質から製造された3.0mm直径の筒状押出物か
らなる商業的に入手できる担体物質を得た(クリテリオ
ン・キャタリスト社製)。ヘキサクロロ白金酸(H2
tCl6 ,2.45%w)及び硝酸(7.66%w)か
らなりかつ1未満のpHを有する水溶液を調製した。こ
の水溶液を用いて孔含浸技法により上記の筒状担体粒子
を含浸して、担体上0.8%wの最終的白金含有率がも
たらされた。かくして含浸された担体粒子を次いで50
0℃の温度にて1時間焼成して最終的触媒が得られた。
触媒Dの物理的性質は、下記の表Iに記載されている。
【0025】
【表1】 表I 触媒の物理的性質 触媒 担体の表面積* 担体の孔容積(Hg) *,+ (m2/g) (ml/g) A 341 0.90 B 326 0.82 C 328 0.85 D − 1.03 * 含浸前の担体の性質 + 水銀多孔度計によって決定された孔容積
【0026】例4 a)フィッシャー−トロプシュ合成 次の方法によりフィッシャー−トロプシュ合成を用いて
ワックスを製造した。コバルト(18.3%w,酸化コ
バルトとして存在)、ジルコニウム(8.5%w,酸化
ジルコニウムとして存在)及びシリカからなる触媒を、
固定床反応器中に装填した。該触媒を、36バールの圧
力及び210〜225℃の温度にて1120〜1130
Nl/l/hrの気体時間空間速度にて供給されかつ1.1
の水素対一酸化炭素のモル比を有する一酸化炭素と水素
との混合物と接触させた。重質ワックスが生成し、そし
て370+ ℃の沸点範囲を有する留分を該ワックスから
分離した。
【0027】b)中質留出物の製造 上記の例1,2及び3で製造された触媒A、B、C及び
Dの各々を、上記a)のフィッシャー−トロプシュ合成
法で生成された重質ワックスの370+ ℃留分の水添変
換により中質留出物を製造するための実験に用いた。用
いられた実験操作は次の通りであった。触媒の試料を固
定床反応器中に装填した。触媒を、重質ワックスの37
+ ℃留分及び水素と1000Nl/l/hrの水素気体時
間空間速度、1.25kg/l/hrのワックス時間重量空
間速度及び30バールの圧力にて接触させた。各実験に
おける反応器の操作温度は、炭化水素供給物の全体的変
換度を変えるために320〜340℃の範囲内で変えら
れた。中質留出物生成物の代表として、220〜370
℃の沸点範囲を有する反応器流出物の留分を分離した。
これらの実験における触媒A、B、C及びDについての
性能データは、下記の表IIに記載されている。
【0028】
【表2】 表II 中質留出物の製造 実験 触媒 変換度(%w)1 選択度(%w)2 1 A 66 50 2 B 47 58 3 C 44 53 4 C 52 59 5 D 44 57 6 D 46 53 7 D 48 57 8 D 64 52 9 D 79 53 10 D 83 54 11 D 86 50 1 370+ ℃炭化水素供給物の変換度 2 変換された供給物の、220〜370℃の範囲で沸
とうする炭化水素への選択度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤコバス・テオドラス・ダーメン オランダ国 1031 シー・エム アムステ ルダム、バトホイスウエヒ 3 (72)発明者 ジヤン−ピエール・ギルソン オランダ国 1031 シー・エム アムステ ルダム、バトホイスウエヒ 3 (72)発明者 アアン・ヘンデリク・クラジンガ オランダ国 1031 シー・エム アムステ ルダム、バトホイスウエヒ 3 (72)発明者 アレンド・ホエク オランダ国 1031 シー・エム アムステ ルダム、バトホイスウエヒ 3

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中質留出物の沸点範囲より高い沸点を有
    する留分からなりかつフィッシャー−トロプシュ合成に
    よって得られた炭化水素供給物から中質留出物を製造す
    る方法において、少なくとも1.0ml/gの孔容積を有
    する無定形シリカ−アルミナ出発物質から製造されたシ
    リカ−アルミナ担体上に担持された白金からなる触媒と
    該炭化水素供給物とを高められた温度と圧力にて水素の
    存在下で接触させることからなる上記方法。
  2. 【請求項2】 無定形シリカ−アルミナの孔容積が1.
    0〜2.0ml/g好ましくは1.0〜1.5ml/gの範
    囲にある、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 無定形シリカ−アルミナが5〜30重量
    %好ましくは10〜20重量%一層好ましくは12〜1
    5重量%の範囲の量のアルミナを含む、ことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 担体がバインダー好ましくはシリカ、ア
    ルミナ、クレー、チタニア、マグネシア、ジルコニア及
    びそれらの混合物から選ばれたバインダー一層好ましく
    はアルミナを含む、ことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか一つの項記載の方法。
  5. 【請求項5】 バインダーが担体の総重量を基準として
    5〜50重量%好ましくは15〜30重量%の範囲の量
    にて存在する、ことを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 触媒が担体の総重量を基準として0.0
    5〜5.0重量%好ましくは0.1〜2.0重量%一層
    好ましくは0.2〜1.0重量%の範囲の量の白金を含
    む、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つの項
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 白金が含浸により一層好ましくは孔容積
    含浸により担体に付着された、ことを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか一つの項記載の方法。
  8. 【請求項8】 含浸が、担体を液体の存在下で酸性条件
    下で白金塩と接触させることからなる方法により行われ
    た、ことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 担体を4.0より大きくない好ましくは
    3.0より大きくないpHにて白金塩と接触させる、こ
    とを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 担体が、モノカルボン酸、ジカルボン
    酸、塩化水素酸、硫酸及び硝酸から選ばれた酸好ましく
    は硝酸の存在下で白金塩と接触された、ことを特徴とす
    る請求項8又は9記載の方法。
  11. 【請求項11】 白金塩が酸性白金塩好ましくはヘキサ
    クロロ白金酸、テトラシアノ白金酸、ヘキサヒドロキシ
    白金酸、白金モノヒドロキシ塩素酸及び白金(III)硫酸
    から選ばれた酸性白金塩一層好ましくはクロロ白金酸で
    ある、ことを特徴とする請求項8〜10のいずれか一つ
    の項記載の方法。
  12. 【請求項12】 炭化水素供給物を触媒と175〜40
    0℃好ましくは250〜375℃の範囲の温度にて接触
    させる、ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一
    つの項記載の方法。
  13. 【請求項13】 炭化水素供給物を触媒と10〜250
    バール好ましくは25〜150バールの範囲の圧力にて
    接触させる、ことを特徴とする請求項1〜12のいずれ
    か一つの項記載の方法。
  14. 【請求項14】 水素分圧が10〜250バール好まし
    くは25〜150バールの範囲にある、ことを特徴とす
    る請求項1〜13のいずれか一つの項記載の方法。
  15. 【請求項15】 炭化水素供給物を0.1〜5kg/l/
    hr好ましくは0.25〜2kg/l/hrの範囲の空間速度
    にて供給する、ことを特徴とする請求項1〜14のいず
    れか一つの項記載の方法。
  16. 【請求項16】 炭化水素供給物が、周期表の第VIII族
    の元素から選ばれた金属好ましくは鉄族の元素から選ば
    れた金属一層好ましくはコバルトを含む触媒が用いられ
    るフィッシャー−トロプシュ合成の生成物である、こと
    を特徴とする請求項1〜15のいずれか一つの項記載の
    方法。
  17. 【請求項17】 炭化水素供給物が、促進剤として周期
    表の第IVB族の元素好ましくはジルコニウム又はチタン
    特にジルコニウムを含む触媒が用いられるフィッシャー
    −トロプシュ合成の生成物である、ことを特徴とする請
    求項1〜16のいずれか一つの項記載の方法。
JP26682092A 1991-09-12 1992-09-10 中質留出物の製造方法 Expired - Fee Related JP3210742B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB919119505A GB9119505D0 (en) 1991-09-12 1991-09-12 Process for the preparation of middle distillates
GB9119505.7 1991-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0641549A true JPH0641549A (ja) 1994-02-15
JP3210742B2 JP3210742B2 (ja) 2001-09-17

Family

ID=10701302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26682092A Expired - Fee Related JP3210742B2 (ja) 1991-09-12 1992-09-10 中質留出物の製造方法

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP0537815B1 (ja)
JP (1) JP3210742B2 (ja)
AU (1) AU653858B2 (ja)
CA (1) CA2077936C (ja)
DE (1) DE69219428T2 (ja)
DZ (1) DZ1618A1 (ja)
FI (1) FI924051A (ja)
GB (1) GB9119505D0 (ja)
MY (1) MY108391A (ja)
NO (1) NO304272B1 (ja)
SA (1) SA92130098B1 (ja)
ZA (1) ZA926893B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005537344A (ja) * 2002-07-18 2005-12-08 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 微結晶蝋及び中間蒸留物燃料の製造方法
WO2007114012A1 (ja) 2006-03-31 2007-10-11 Nippon Oil Corporation 水素化分解触媒および燃料基材の製造方法
WO2007114200A1 (ja) 2006-03-30 2007-10-11 Nippon Oil Corporation 水素化分解触媒および燃料基材の製造方法
JP2008101214A (ja) * 2007-10-24 2008-05-01 Japan Energy Corp 環境対応軽油の製造方法
WO2008139909A1 (ja) 2007-05-01 2008-11-20 Nippon Oil Corporation 液体燃料の製造方法
US7700818B2 (en) 2004-03-29 2010-04-20 Nippon Oil Corporation Process for producing liquid hydrocarbon with hydrocracking catalyst

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69620740T2 (de) * 1995-01-20 2002-08-22 Engelhard Corp Vorrichtung zur schadstoffentfernung aus umgebungsluft in der motorhaube eines fahrzeuges
US6156283A (en) 1998-03-23 2000-12-05 Engelhard Corporation Hydrophobic catalytic materials and method of forming the same
EP1101813B1 (en) 1999-11-19 2014-03-19 ENI S.p.A. Process for the preparation of middle distillates starting from linear paraffins
FR2826972B1 (fr) 2001-07-06 2007-03-23 Inst Francais Du Petrole Procede de production de distillats moyens par hydroisomerisation et hydrocraquage d'une fraction lourde issue d'un effluent produit par le procede fischer-tropsch
FR2826974B1 (fr) 2001-07-06 2007-03-23 Inst Francais Du Petrole Procede de production de distillats moyens par hydroisomerisation et hydrocraquage en 2 etapes de charges issues du procede fischer-tropsch
FR2826973B1 (fr) * 2001-07-06 2005-09-09 Inst Francais Du Petrole Procede de production de distillats moyens par hydroisomerisation et hydrocraquage de 2 fractions issues de charges provenant du procede fischer-tropsch
US7851418B2 (en) 2005-06-03 2010-12-14 Exxonmobil Research And Engineering Company Ashless detergents and formulated lubricating oil containing same
US20070093398A1 (en) 2005-10-21 2007-04-26 Habeeb Jacob J Two-stroke lubricating oils
US8299005B2 (en) 2006-05-09 2012-10-30 Exxonmobil Research And Engineering Company Lubricating oil composition
US7863229B2 (en) 2006-06-23 2011-01-04 Exxonmobil Research And Engineering Company Lubricating compositions
WO2009034045A1 (en) 2007-09-10 2009-03-19 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. A process for hydrocracking and hydro-isomerisation of a paraffinic feedstock
CN116059987B (zh) * 2021-10-29 2024-07-02 中国石油化工股份有限公司 一种无定形硅铝的制备方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3067128A (en) * 1958-08-29 1962-12-04 Exxon Research Engineering Co Metal oxide containing catalyst base
US3169107A (en) * 1960-05-13 1965-02-09 Socony Mobil Oil Co Inc Catalytic hydrocracking process with the use of a catalyst composite comprising platinum or palladium on silica-alumina
NL8303911A (nl) * 1983-11-15 1985-06-03 Shell Int Research Werkwijze voor de bereiding van koolwaterstoffen.
US5139994A (en) * 1990-11-28 1992-08-18 Ford Motor Company Low temperature light-off platinum catalyst
US5179060A (en) * 1990-11-28 1993-01-12 Ford Motor Company Dispersion enhanced pt group metal catalysts and method of making the catalysts

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005537344A (ja) * 2002-07-18 2005-12-08 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 微結晶蝋及び中間蒸留物燃料の製造方法
US7700818B2 (en) 2004-03-29 2010-04-20 Nippon Oil Corporation Process for producing liquid hydrocarbon with hydrocracking catalyst
WO2007114200A1 (ja) 2006-03-30 2007-10-11 Nippon Oil Corporation 水素化分解触媒および燃料基材の製造方法
US8288303B2 (en) 2006-03-30 2012-10-16 Nippon Oil Corporation Hydrocracking catalyst and process for producing fuel base material
WO2007114012A1 (ja) 2006-03-31 2007-10-11 Nippon Oil Corporation 水素化分解触媒および燃料基材の製造方法
AU2007231971B2 (en) * 2006-03-31 2011-10-06 Jgc Catalysts And Chemicals Ltd. Hydrocracking catalyst, and method for production of fuel base material
WO2008139909A1 (ja) 2007-05-01 2008-11-20 Nippon Oil Corporation 液体燃料の製造方法
JP2008101214A (ja) * 2007-10-24 2008-05-01 Japan Energy Corp 環境対応軽油の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69219428T2 (de) 1997-10-09
SA92130098B1 (ar) 2005-02-07
ZA926893B (en) 1993-04-28
AU653858B2 (en) 1994-10-13
EP0537815B1 (en) 1997-05-02
NO923523L (no) 1993-03-15
MY108391A (en) 1996-09-30
NO304272B1 (no) 1998-11-23
FI924051A0 (fi) 1992-09-10
NO923523D0 (no) 1992-09-10
EP0537815A1 (en) 1993-04-21
DZ1618A1 (fr) 2002-02-17
GB9119505D0 (en) 1991-10-23
DE69219428D1 (de) 1997-06-05
CA2077936A1 (en) 1993-03-13
JP3210742B2 (ja) 2001-09-17
AU2351492A (en) 1993-03-18
CA2077936C (en) 2003-12-02
FI924051A (fi) 1993-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2077935C (en) Process for the preparation of naphtha
JP3210742B2 (ja) 中質留出物の製造方法
CA2264534C (en) Catalytic composition suitable for the fischer-tropsch process
JPH06158058A (ja) 炭化水素燃料の製造方法
JP3262381B2 (ja) 炭化水素燃料の製造方法
JP2534036B2 (ja) 炭化水素の製造法
JP3687985B2 (ja) アルカンの水添異性化用触媒
EP0532117B1 (en) Hydroconversion catalyst
US6245709B1 (en) Supported Ni-Cu hydroconversion catalyst
RU2141380C1 (ru) Катализатор для гидроконверсии с гидроизомеризацией углеводородного сырья и способ переработки с гидроизомеризацией тяжелых нефтяных углеводородных фракций
EP0455308B1 (en) Process for the conversion of methanol into liquid hydrocarbons
JP2003534898A (ja) 新規なアルキル化触媒及びアルキル化におけるその使用
EP0587245A1 (en) Hydroconversion catalyst
AU662438B2 (en) Hydroconversion catalyst
EP4133038A1 (en) Selective production of n-paraffin hydrocracking products from heavier n-paraffins
EP0373741A1 (en) Wax isomerization process using a catalyst with small particles and low fluoride content.

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees