JPH0641310B2 - ペースト材料用ディストリビュータ - Google Patents
ペースト材料用ディストリビュータInfo
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- JPH0641310B2 JPH0641310B2 JP1037292A JP3729289A JPH0641310B2 JP H0641310 B2 JPH0641310 B2 JP H0641310B2 JP 1037292 A JP1037292 A JP 1037292A JP 3729289 A JP3729289 A JP 3729289A JP H0641310 B2 JPH0641310 B2 JP H0641310B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
- B65D47/26—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts
- B65D47/28—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts having linear movement
- B65D47/283—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts having linear movement between tubular parts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1028—Pumps having a pumping chamber with a deformable wall
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1052—Actuation means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B05B11/1052—Actuation means
- B05B11/1053—Actuation means combined with means, other than pressure, for automatically opening a valve during actuation; combined with means for automatically removing closures or covers from the discharge nozzle during actuation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
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- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、横方向分配口を持つ押ボタン部品から成るペ
ースト材料のためのディストリビュータであって、前記
押ボタン部品が該ディストリビュータのボディに対して
固定してある1つ以上の案内手段に対して直線形に滑動
するディストリビュータに関する。
ースト材料のためのディストリビュータであって、前記
押ボタン部品が該ディストリビュータのボディに対して
固定してある1つ以上の案内手段に対して直線形に滑動
するディストリビュータに関する。
DE-A-3 122 330には、押ボタン部品に横方向出口を有す
る分配導管を備えてあるタイプのディストリビュータが
記述されており、この押ボタン部品は、該ディストリビ
ュータの固定部分に対して軸方向に滑動可能であり、押
ボタン部品の下降運動によって戻りばねとペースト材料
の流れを運搬する手段とに作用する。該ディストリビュ
ータの頭部の外側管状スカートはその上方部分に、押ボ
タン部品が解放されているときには押ボタン部品の分配
導管の出口オリフィスのための密封接合部として作用す
る傾斜部分を担持する。
る分配導管を備えてあるタイプのディストリビュータが
記述されており、この押ボタン部品は、該ディストリビ
ュータの固定部分に対して軸方向に滑動可能であり、押
ボタン部品の下降運動によって戻りばねとペースト材料
の流れを運搬する手段とに作用する。該ディストリビュ
ータの頭部の外側管状スカートはその上方部分に、押ボ
タン部品が解放されているときには押ボタン部品の分配
導管の出口オリフィスのための密封接合部として作用す
る傾斜部分を担持する。
即ち前記傾斜部分は出口オリフィスを遮蔽するのである
が、分配導管のオリフィス近傍に付着してディストリビ
ュータが正しい形状でペースト材料のストランドを形成
するのを妨害したり、外観を醜くしたり、キャップをも
う一度適所に固定するのが容易にはできなくて更に醜く
したりといったやっかいなことを生じ得るペースト材料
の残留物を除去できないという欠点がある。
が、分配導管のオリフィス近傍に付着してディストリビ
ュータが正しい形状でペースト材料のストランドを形成
するのを妨害したり、外観を醜くしたり、キャップをも
う一度適所に固定するのが容易にはできなくて更に醜く
したりといったやっかいなことを生じ得るペースト材料
の残留物を除去できないという欠点がある。
そこで、本発明は、DE−A−3 122 330に記載されたディ
ストリビュータよりも構造が単純であり、ディストリビ
ュータの操作の妨げとなり得るペースト材料の残留物が
分配導管のオリフィス近傍に蓄積することもない改良さ
れたディストリビュータを提供することを目的とする。
ストリビュータよりも構造が単純であり、ディストリビ
ュータの操作の妨げとなり得るペースト材料の残留物が
分配導管のオリフィス近傍に蓄積することもない改良さ
れたディストリビュータを提供することを目的とする。
発明の概要 本発明は、DE-A-3 122 330から公知のような、横方向出
口を持つ分配導管を備えた押ボタン部品から成るペース
ト材料のためのディストリビュータであって、前記押ボ
タン部品が、該ディストリビュータの固定部分に対して
長手方向に滑動可能であり且つばね作用戻り手段とペー
スト材料の流れを通す手段とに作用し、該ディストリビ
ュータが、前記押ボタン部品が解放位置にあるときに前
記分配導管の出口オリフィスを遮蔽するための部材を包
含しており、前記遮蔽部材が該ディストリビュータの外
側管状部品によって担持され且つ前記押ボタン部品が下
降されたときには前記オリフィスを開いたままにしてお
くディストリビュータに関する。
口を持つ分配導管を備えた押ボタン部品から成るペース
ト材料のためのディストリビュータであって、前記押ボ
タン部品が、該ディストリビュータの固定部分に対して
長手方向に滑動可能であり且つばね作用戻り手段とペー
スト材料の流れを通す手段とに作用し、該ディストリビ
ュータが、前記押ボタン部品が解放位置にあるときに前
記分配導管の出口オリフィスを遮蔽するための部材を包
含しており、前記遮蔽部材が該ディストリビュータの外
側管状部品によって担持され且つ前記押ボタン部品が下
降されたときには前記オリフィスを開いたままにしてお
くディストリビュータに関する。
本発明の前記押ボタン部品は、該ディストリビュータの
前記外側管状部品に対して滑動可能であり、前記分配導
管の前記出口オリフィスを包囲する端面と前記押ボタン
部品が解放されているときに前記端面と向かい合うよう
に位置する前記遮蔽部材の表面との両方が、前記押ボタ
ン部品の滑動運動の方向と平行であり、前記押ボタン部
品が解放されるときに前記遮蔽部材がペースト材料のス
トランドの端部を切断し、かつ、前記分配導管の前記端
面を掻き取り、該ペースト材料の流れを通す手段は、該
ディストリビュータ本体と該押しボタン部品とに密封的
に固定された変形可能な管状カップを包含しており、前
記カップは、圧縮室を規定し、かつ、ばね作用要素と、
該押しボタン部品がその押し下げ運動によって作用する
圧縮手段との両者を形成し、そして押しボタン部品を解
放位置に戻すものである。
前記外側管状部品に対して滑動可能であり、前記分配導
管の前記出口オリフィスを包囲する端面と前記押ボタン
部品が解放されているときに前記端面と向かい合うよう
に位置する前記遮蔽部材の表面との両方が、前記押ボタ
ン部品の滑動運動の方向と平行であり、前記押ボタン部
品が解放されるときに前記遮蔽部材がペースト材料のス
トランドの端部を切断し、かつ、前記分配導管の前記端
面を掻き取り、該ペースト材料の流れを通す手段は、該
ディストリビュータ本体と該押しボタン部品とに密封的
に固定された変形可能な管状カップを包含しており、前
記カップは、圧縮室を規定し、かつ、ばね作用要素と、
該押しボタン部品がその押し下げ運動によって作用する
圧縮手段との両者を形成し、そして押しボタン部品を解
放位置に戻すものである。
押ボタンは好ましくは、接触壁部及び外側滑動側壁を有
する中央部と、前記滑動側壁を越えて横方向に突出する
分配導管の出口部とから成り、押ボタンの前記滑動側壁
はディストリビュータの外側管状部品内を滑動する。出
口オリフィスの周りの端面と遮蔽部材の対応する部分の
表面とが平行な関係にあるので、押ボタン部品の滑動運
動の方向で、押ボタン部品が解放されると剪断運動によ
って、ペースト材料のストランド端部が分断され且つオ
リフィスの周囲を掻き取る遮蔽動作が生じる。前記相互
に平行な表面は実際には滑動運動の方向に対して10゜以
下の小さい角度をなしていても、ペースト材料の粘度に
よって尚ペースト材料の流れを分断する効果を生むこと
に留意されたい。
する中央部と、前記滑動側壁を越えて横方向に突出する
分配導管の出口部とから成り、押ボタンの前記滑動側壁
はディストリビュータの外側管状部品内を滑動する。出
口オリフィスの周りの端面と遮蔽部材の対応する部分の
表面とが平行な関係にあるので、押ボタン部品の滑動運
動の方向で、押ボタン部品が解放されると剪断運動によ
って、ペースト材料のストランド端部が分断され且つオ
リフィスの周囲を掻き取る遮蔽動作が生じる。前記相互
に平行な表面は実際には滑動運動の方向に対して10゜以
下の小さい角度をなしていても、ペースト材料の粘度に
よって尚ペースト材料の流れを分断する効果を生むこと
に留意されたい。
前記外側管状部品の一部である遮蔽部材の位置及び押ボ
タン部品の形状、より厳密に言えば、押ボタン部品の分
配導管の端部の位置及び前記外側側壁若しくは滑動壁に
よる押ボタン部品の把持は、分配オリフィスを保護し且
つ導管の端面に対して効果的な掻き取り動作を行なうよ
うに、遮蔽部材が分配導管の端面から+0〜+0.4mm、好ま
しくは+0.3mm以下のところにあるのがよい。
タン部品の形状、より厳密に言えば、押ボタン部品の分
配導管の端部の位置及び前記外側側壁若しくは滑動壁に
よる押ボタン部品の把持は、分配オリフィスを保護し且
つ導管の端面に対して効果的な掻き取り動作を行なうよ
うに、遮蔽部材が分配導管の端面から+0〜+0.4mm、好ま
しくは+0.3mm以下のところにあるのがよい。
遮蔽部材がペースト材料のストランドをより効果的に分
断するためには、前記部材の作用縁の厚みをその外側面
取り部で小さくするのが好ましい。前記作用縁とは押ボ
タン部品が解放されるときにペースト材料のストランド
と最初に出会う縁である。
断するためには、前記部材の作用縁の厚みをその外側面
取り部で小さくするのが好ましい。前記作用縁とは押ボ
タン部品が解放されるときにペースト材料のストランド
と最初に出会う縁である。
押ボタン部品が滑動できる外側管状部品の上方縁若しく
は自由縁は、押ボタン部品を横方向に越えて突出する出
口部に対して少なくとも1つのレベルの支持体を規定
し、ペースト材料の計量効果を調節するのが有利であ
る。
は自由縁は、押ボタン部品を横方向に越えて突出する出
口部に対して少なくとも1つのレベルの支持体を規定
し、ペースト材料の計量効果を調節するのが有利であ
る。
更に外側管状部品は、押ボタン部品をその下降に際して
案内し且つその横方向出口部をより完全に保護する部材
を形成することができる。つまり外側管状部品は、その
長手方向縁が押ボタン部品の横方向若しくは回転運動を
制限し且つその下方縁が押ボタン部品の下降運動を制限
する開口と、この開口の縁に側壁部によって連結された
帯の形態であり且つ恐らくは保護壁部によって覆われた
遮蔽部材とを備えているのが好ましい。キャップ状の前
記遮蔽部材は、押ボタン部品が解放されているときには
分配導管の出口部を保護する。
案内し且つその横方向出口部をより完全に保護する部材
を形成することができる。つまり外側管状部品は、その
長手方向縁が押ボタン部品の横方向若しくは回転運動を
制限し且つその下方縁が押ボタン部品の下降運動を制限
する開口と、この開口の縁に側壁部によって連結された
帯の形態であり且つ恐らくは保護壁部によって覆われた
遮蔽部材とを備えているのが好ましい。キャップ状の前
記遮蔽部材は、押ボタン部品が解放されているときには
分配導管の出口部を保護する。
本発明のディストリビュータは、ほとんどの場合に遮蔽
部材を担持する、押ボタン部品を案内するための外側管
状部品と一緒に、ペースト材料の流れを運搬するため及
び押ボタン部品の戻り運動のために、 −ディストリビュータのボディと押ボタン部品とに密封
式に固定される変形可能管状カップであって、圧縮室を
規定してばね作用部材と押ボタンがその下降運動によっ
て作用する圧縮手段との両方を形成し、且つ押ボタン部
品をその解放位置に戻す変形可能管状カップと、 −好ましくは前記カップとともに、前記変形可能管状カ
ップの出口管が密封式に固定してある、押ボタン部品の
接触壁部の下側に担持される長手方向スリーブであっ
て、前記スリーブの一部が分配導管の開始部を構成する
スリーブと、 −好ましくは及び特に有利には、押ボタン部品の接触壁
部の下面と一緒にペースト材料を圧縮室から前記押ボタ
ン部品の分配導管に向かって放出するための弁を形成す
る、前記変形可能管状カップの前記出口管の端部とを包
含するのが好ましい。
部材を担持する、押ボタン部品を案内するための外側管
状部品と一緒に、ペースト材料の流れを運搬するため及
び押ボタン部品の戻り運動のために、 −ディストリビュータのボディと押ボタン部品とに密封
式に固定される変形可能管状カップであって、圧縮室を
規定してばね作用部材と押ボタンがその下降運動によっ
て作用する圧縮手段との両方を形成し、且つ押ボタン部
品をその解放位置に戻す変形可能管状カップと、 −好ましくは前記カップとともに、前記変形可能管状カ
ップの出口管が密封式に固定してある、押ボタン部品の
接触壁部の下側に担持される長手方向スリーブであっ
て、前記スリーブの一部が分配導管の開始部を構成する
スリーブと、 −好ましくは及び特に有利には、押ボタン部品の接触壁
部の下面と一緒にペースト材料を圧縮室から前記押ボタ
ン部品の分配導管に向かって放出するための弁を形成す
る、前記変形可能管状カップの前記出口管の端部とを包
含するのが好ましい。
この種の放出弁の2つの顕著な構造を特に記述する。
本発明の遮蔽部材の位置は、表示及び清潔のためにキャ
ップを装着するのを妨害したり邪魔しないように十分後
ろへさげることができる。例えばその位置は、その周り
にキャップのスカートの端部を装着させる外側管状部品
の位置の直径に対応する。
ップを装着するのを妨害したり邪魔しないように十分後
ろへさげることができる。例えばその位置は、その周り
にキャップのスカートの端部を装着させる外側管状部品
の位置の直径に対応する。
最後に、遮蔽部材が側壁部によって外側管状部品に連結
された帯の形態であるならば、押ボタン部品の分配導管
の出口部は、保管状態では、U字形帯内に嵌め合わされ
ており、ディストリビュータは、帯の側壁部の底部にプ
レート部を破壊可能ブリッジによって連結することによ
って盗難防止に作製するのが有利であり、前記外側管状
部品の成形によって製造される前記プレート部は、押ボ
タン部品が不適当に押し下げられるのを防止するととも
に、ディストリビュータが未使用であることを明示す
る。
された帯の形態であるならば、押ボタン部品の分配導管
の出口部は、保管状態では、U字形帯内に嵌め合わされ
ており、ディストリビュータは、帯の側壁部の底部にプ
レート部を破壊可能ブリッジによって連結することによ
って盗難防止に作製するのが有利であり、前記外側管状
部品の成形によって製造される前記プレート部は、押ボ
タン部品が不適当に押し下げられるのを防止するととも
に、ディストリビュータが未使用であることを明示す
る。
本発明の具体例及び所定の有利な特性を以下に説明す
る。
る。
具体例 第1図の押ボタン部品1は、接触若しくは支持手段として
作用する上方壁部2と、ペースト材料を分配するための
導管5の出口部4がほぼ半径方向に出現することで中断し
ている環状円筒側壁3とを有する。導管5は下方壁6及び
上方壁7が平らな長円形断面を有しており、下方壁6及び
上方壁7の中央部分は、押ボタン部品1の滑動運動の方向
に対応する対称軸Xと直角である。導管5の側壁3内の部
分においては、その上方壁7は押ボタン部品1の上方壁部
2と合体する。導管5は環状円筒中央スリーブ8へと開い
ており、スリーブ8は組み立て時に、第5図に示すタイプ
か若しくは第6図及び第7図に示すタイプの変形可能な管
状カップ上に溝9によって密封式に固定される。
作用する上方壁部2と、ペースト材料を分配するための
導管5の出口部4がほぼ半径方向に出現することで中断し
ている環状円筒側壁3とを有する。導管5は下方壁6及び
上方壁7が平らな長円形断面を有しており、下方壁6及び
上方壁7の中央部分は、押ボタン部品1の滑動運動の方向
に対応する対称軸Xと直角である。導管5の側壁3内の部
分においては、その上方壁7は押ボタン部品1の上方壁部
2と合体する。導管5は環状円筒中央スリーブ8へと開い
ており、スリーブ8は組み立て時に、第5図に示すタイプ
か若しくは第6図及び第7図に示すタイプの変形可能な管
状カップ上に溝9によって密封式に固定される。
押ボタン部品1と関係する案内手段は、押ボタン部品1と
同じ軸Xを有する外側管状部品10であり、部品10の上方
部11は環状円筒形形態であって、部品10内を滑動し得る
押ボタン部品1の側壁3に対して0.2mmの直径方向遊動を
有する。出口部4が押ボタン1から出るところでは、上方
部11に出口部4がそこを通るための開口12が設けてあ
り、出口部4はひさし若しくはまびさしの形態の固定遮
蔽部材13によって覆われている。遮蔽部材13の内側表面
14は、押ボタン部品1が解放位置にあるときにはオリフ
ィス16及びその周囲17に接触している。上記内側表面14
及びオリフィス16の周囲17の表面はわずかにカーブして
いるが相互に平行であり、軸Xに対して約25゜傾斜して
いる。
同じ軸Xを有する外側管状部品10であり、部品10の上方
部11は環状円筒形形態であって、部品10内を滑動し得る
押ボタン部品1の側壁3に対して0.2mmの直径方向遊動を
有する。出口部4が押ボタン1から出るところでは、上方
部11に出口部4がそこを通るための開口12が設けてあ
り、出口部4はひさし若しくはまびさしの形態の固定遮
蔽部材13によって覆われている。遮蔽部材13の内側表面
14は、押ボタン部品1が解放位置にあるときにはオリフ
ィス16及びその周囲17に接触している。上記内側表面14
及びオリフィス16の周囲17の表面はわずかにカーブして
いるが相互に平行であり、軸Xに対して約25゜傾斜して
いる。
遮蔽部材13はその上部に、押ボタン部品1が解放位置に
あるときに導管5の端部を完全に保護し、保管状態では
導管5の端部16及び17が遮蔽部材13に弾力的に接触して
密閉効果を与えるように、押ボタン部品1の上向きの運
動を押ボタン部品が完全に最高位まで移動する約1mm手
前で停止させる小さな水平方向リム部18を有する。遮蔽
部材13の上方縁は2つの傾斜縁19によって上方部11の背
部の上方端部縁20に連結されている。縁20は軸Xと直角
であって、押ボタン部品1のための案内動作がこの位置
で尚良好であるように、押ボタン部品1が押されたとき
に押ボタン部品1の壁部2の下0.5〜1mmにある。ただ弾力
的に接触することによってここに生じる密閉効果は、あ
る程度は装置の部品に付着するペースト材料を含むかな
り低い若しくは中位の粘度のペースト材料に対しては特
に有効である。
あるときに導管5の端部を完全に保護し、保管状態では
導管5の端部16及び17が遮蔽部材13に弾力的に接触して
密閉効果を与えるように、押ボタン部品1の上向きの運
動を押ボタン部品が完全に最高位まで移動する約1mm手
前で停止させる小さな水平方向リム部18を有する。遮蔽
部材13の上方縁は2つの傾斜縁19によって上方部11の背
部の上方端部縁20に連結されている。縁20は軸Xと直角
であって、押ボタン部品1のための案内動作がこの位置
で尚良好であるように、押ボタン部品1が押されたとき
に押ボタン部品1の壁部2の下0.5〜1mmにある。ただ弾力
的に接触することによってここに生じる密閉効果は、あ
る程度は装置の部品に付着するペースト材料を含むかな
り低い若しくは中位の粘度のペースト材料に対しては特
に有効である。
第2図及び第3図に示すディストリビュータは先のディス
トリビュータの実質的な変形例であって、押ボタン部品
101内の導管105のオリフィス116の周囲117と遮蔽部材11
3の内側表面114との両方が、押ボタン部品101の滑動運
動Xの方向と平行である。第2図(押ボタン部品101が下降
位置にある図)と第3図(押ボタン部品101が解放位置にあ
る図)とを比較すると、押ボタン1が押し下げられること
によって圧縮されたばね作用部材が伸張することによっ
て押ボタン部品101が再び元に戻るときに、押ボタン部
品101の端面116及び117は、遮蔽部材の表面114に対して
剪断運動しながら変位する。押ボタン部品101及び外側
管状案内部品110は、位置決めに関して機能する部品が
厚さ1〜1.2mmの成形ポリプロピレンであり且つ断面につ
いては、 ・案内部品110の上方滑動部110の環状円筒部の内径は2
2.2mmであり、 ・押ボタン部品101の環状円筒側壁103の外径は22.1mmで
あり、 ・断面における押ボタ部品101の全長は25.9mmであり、 ・遮蔽部材113の内側表面114の延長線とそれと反対側に
ある滑動部111との間の導管105の軸方向の距離は26.0mm
である。
トリビュータの実質的な変形例であって、押ボタン部品
101内の導管105のオリフィス116の周囲117と遮蔽部材11
3の内側表面114との両方が、押ボタン部品101の滑動運
動Xの方向と平行である。第2図(押ボタン部品101が下降
位置にある図)と第3図(押ボタン部品101が解放位置にあ
る図)とを比較すると、押ボタン1が押し下げられること
によって圧縮されたばね作用部材が伸張することによっ
て押ボタン部品101が再び元に戻るときに、押ボタン部
品101の端面116及び117は、遮蔽部材の表面114に対して
剪断運動しながら変位する。押ボタン部品101及び外側
管状案内部品110は、位置決めに関して機能する部品が
厚さ1〜1.2mmの成形ポリプロピレンであり且つ断面につ
いては、 ・案内部品110の上方滑動部110の環状円筒部の内径は2
2.2mmであり、 ・押ボタン部品101の環状円筒側壁103の外径は22.1mmで
あり、 ・断面における押ボタ部品101の全長は25.9mmであり、 ・遮蔽部材113の内側表面114の延長線とそれと反対側に
ある滑動部111との間の導管105の軸方向の距離は26.0mm
である。
第6図及び第7図に示した押ボタン部品の運動に関係する
内部部材はその構造によって、かなり粘性のあるペース
ト材料のストランドの端部に対して優れた剪断効果を発
揮し且つオリフィス116及びその周囲117での掻き取り動
作を行ない、従ってオリフィス116から出てその周囲117
に付着したペースト残渣が乾燥したり固化したりする欠
点を解消することが可能であることが分かった。
内部部材はその構造によって、かなり粘性のあるペース
ト材料のストランドの端部に対して優れた剪断効果を発
揮し且つオリフィス116及びその周囲117での掻き取り動
作を行ない、従ってオリフィス116から出てその周囲117
に付着したペースト残渣が乾燥したり固化したりする欠
点を解消することが可能であることが分かった。
上記成果を得るためには通常は、案内部品110の滑動部1
11内にある押ボタン部品101の滑動運動に関係する直径
方向間隙は最大0.2mmであり、押ボタン部品101と案内部
品110との間の分配導管105の端部117及び遮蔽部材113の
ところでの間隙は0.3mm以下であるという条件がある。
11内にある押ボタン部品101の滑動運動に関係する直径
方向間隙は最大0.2mmであり、押ボタン部品101と案内部
品110との間の分配導管105の端部117及び遮蔽部材113の
ところでの間隙は0.3mm以下であるという条件がある。
遮蔽部材113の下方縁は外側面取り部1132によって厚み
を小さくしてあり、こうすると、かなり粘性のあるペー
スト材料のストランドの端部について剪断効果が向上す
る。
を小さくしてあり、こうすると、かなり粘性のあるペー
スト材料のストランドの端部について剪断効果が向上す
る。
第4図(平面図)は、押ボタン部品101の上方壁部102が102
0で示すように若干丸みのある面を含むことを示す。押
ボタン部品101はわずかな間隙、即ち環状円筒ゾーンで
は直径方向に0.1mmの間隙を、出口部104と遮蔽部材113
の側壁部1130との間では押ボタン部品の解放位置で0.3
〜0.4mmの間隙を置いて外側管状部品110内に嵌め込まれ
る。側壁部1130を越えて、外側部品110の上縁は、半周
位置を若干越えたところで滑動運動Xの軸と直角な後方
部120と出合う2つの傾斜縁119(第2図及び第4図参照)に
連続しており、このことでディストリビュータの使用者
が押ボタン部品101を押すことができる容易さと押ボタ
ン部品が再び元に戻るときに押ボタン部品を案内する剛
性の程度との間の優れた妥協点を与える。この場合をよ
り厳密に言えば、後方上縁120は、連結点1190間で角度1
40゜に延伸するが、実用的にはこの角度は100〜160゜の
間にあるのが好ましい。遮蔽部材113の外側前面1131
は、その周りに保護キャップ(第6図参照)を装着する環
状円筒部121へと張り出てはいるが、キャップを装着す
る邪魔にならないように円筒面121と一列又は円筒面121
よりわずかに下がっている。
0で示すように若干丸みのある面を含むことを示す。押
ボタン部品101はわずかな間隙、即ち環状円筒ゾーンで
は直径方向に0.1mmの間隙を、出口部104と遮蔽部材113
の側壁部1130との間では押ボタン部品の解放位置で0.3
〜0.4mmの間隙を置いて外側管状部品110内に嵌め込まれ
る。側壁部1130を越えて、外側部品110の上縁は、半周
位置を若干越えたところで滑動運動Xの軸と直角な後方
部120と出合う2つの傾斜縁119(第2図及び第4図参照)に
連続しており、このことでディストリビュータの使用者
が押ボタン部品101を押すことができる容易さと押ボタ
ン部品が再び元に戻るときに押ボタン部品を案内する剛
性の程度との間の優れた妥協点を与える。この場合をよ
り厳密に言えば、後方上縁120は、連結点1190間で角度1
40゜に延伸するが、実用的にはこの角度は100〜160゜の
間にあるのが好ましい。遮蔽部材113の外側前面1131
は、その周りに保護キャップ(第6図参照)を装着する環
状円筒部121へと張り出てはいるが、キャップを装着す
る邪魔にならないように円筒面121と一列又は円筒面121
よりわずかに下がっている。
第5図は、ポリエステル-エーテルから成る変形可能管状
カップ22を備えた第三ディストリビュータの頂部を示し
ており、上方管状部23が押ボタン部品201の中央スリー
ブ8に、上方管状部23の外側リブ230がスリーブ8の底部
にある内側溝9に嵌め込まれることによって固定されて
いる。
カップ22を備えた第三ディストリビュータの頂部を示し
ており、上方管状部23が押ボタン部品201の中央スリー
ブ8に、上方管状部23の外側リブ230がスリーブ8の底部
にある内側溝9に嵌め込まれることによって固定されて
いる。
第三ディストリビュータは第三ディストリビュータと同
じ管状案内部品110を有し、押ボタン部品201は押ボタン
部品101と同一であるが、但し第二ディストリビュータ
の場合にはスリーブ8の端部は平滑であり、一方、小さ
な軸方向管状部124(例えば第3図参照)を包含する。変形
可能カップ22の上方管状部23は、端部の厚みが0.2mmで
あり且つスリーブ8の端部、即ち壁部202の下面に接触し
て密封するように弾力的に担持する薄い可撓性フレアリ
ップ230を端部とする。変形可能カップ22は、上方管状
部23下方では、厚みを0.9mmに小さくしたドーム形態の
変形可能壁部24と、下方半剛性管状部25と、案内部品11
0の底部とディストリビュータの管状ボディ28の頂部27
との間に変形可能カップ22を固定するための下方リム部
26とから成る。変形可能カップ22は圧縮室29を規定し、
圧縮室29の取入れ弁は第5図では不図示であるが第二デ
ィストリビュータ(第6図及び第7図)のものと同一であ
り、このことについて言えば、ペースト材料を分配導管
205内に放出するための弁は弾性リップ230と、これもま
た導管205の壁である壁部202の頂部とによって形成され
る。この構造によって、押ボタン部品201は特に信頼性
をもって案内され、再度上向きに移動させられるので、
かなり粘性のあるペースト材料のストランドを剪断した
り、分配導管205の端部オリフィス及びその周囲の掻き
取ったり、わずかな間隙を置いてオリフィスを遮蔽する
といった遮蔽部材113の効果がうまく再現される。
じ管状案内部品110を有し、押ボタン部品201は押ボタン
部品101と同一であるが、但し第二ディストリビュータ
の場合にはスリーブ8の端部は平滑であり、一方、小さ
な軸方向管状部124(例えば第3図参照)を包含する。変形
可能カップ22の上方管状部23は、端部の厚みが0.2mmで
あり且つスリーブ8の端部、即ち壁部202の下面に接触し
て密封するように弾力的に担持する薄い可撓性フレアリ
ップ230を端部とする。変形可能カップ22は、上方管状
部23下方では、厚みを0.9mmに小さくしたドーム形態の
変形可能壁部24と、下方半剛性管状部25と、案内部品11
0の底部とディストリビュータの管状ボディ28の頂部27
との間に変形可能カップ22を固定するための下方リム部
26とから成る。変形可能カップ22は圧縮室29を規定し、
圧縮室29の取入れ弁は第5図では不図示であるが第二デ
ィストリビュータ(第6図及び第7図)のものと同一であ
り、このことについて言えば、ペースト材料を分配導管
205内に放出するための弁は弾性リップ230と、これもま
た導管205の壁である壁部202の頂部とによって形成され
る。この構造によって、押ボタン部品201は特に信頼性
をもって案内され、再度上向きに移動させられるので、
かなり粘性のあるペースト材料のストランドを剪断した
り、分配導管205の端部オリフィス及びその周囲の掻き
取ったり、わずかな間隙を置いてオリフィスを遮蔽する
といった遮蔽部材113の効果がうまく再現される。
第6図及び第7図はそれぞれ、一度も使用していない第二
ディストリビュータと使用中で押ボタン部品101を降下
させてある第二ディストリビュータの頂部を示す。保管
及び販売のために、ディストリビュータを組み立てると
きに押ボタン部品101が管状案内部品110の頂部によって
導入されるように上方リム部を有していない遮蔽部材11
3の下方部分には、押ボタン部品101の分配導管105の出
口部104の下方に、1130(第4図)で示すように破壊可能な
ブリッジによって側壁部の底部に連結してあるプレート
部30が備えてある。保護及び表示キャップ31は、第4図
に示すように遮蔽部材113によって邪魔されずに適所に
置かれる。キャップ31を取り外した後に破壊可能ブリッ
ジを破壊し且つ盗難防止プレート部30を落下させるため
には、押ボタン部品を1.5〜2mm下降させさえすればよ
い。一方、押ボタン部品101の最大下降運動(第7図の位
置)は距離9mmである。
ディストリビュータと使用中で押ボタン部品101を降下
させてある第二ディストリビュータの頂部を示す。保管
及び販売のために、ディストリビュータを組み立てると
きに押ボタン部品101が管状案内部品110の頂部によって
導入されるように上方リム部を有していない遮蔽部材11
3の下方部分には、押ボタン部品101の分配導管105の出
口部104の下方に、1130(第4図)で示すように破壊可能な
ブリッジによって側壁部の底部に連結してあるプレート
部30が備えてある。保護及び表示キャップ31は、第4図
に示すように遮蔽部材113によって邪魔されずに適所に
置かれる。キャップ31を取り外した後に破壊可能ブリッ
ジを破壊し且つ盗難防止プレート部30を落下させるため
には、押ボタン部品を1.5〜2mm下降させさえすればよ
い。一方、押ボタン部品101の最大下降運動(第7図の位
置)は距離9mmである。
押ボタン部品101は変形可能管状カップ32上に固定され
るが、この管状カップ32においては上方管状部303の上
方端部のみ第二ディストリビュータのカップ22の上方管
状部23の上方端部230とは異なる。上方端部33は環状端
部縁34と可撓性ディスク35とを備えており、ディスク35
の周囲は、ディスク35を接触して担持する軸方向管状部
124によって縁34に接触して保持されており、更にディ
スク35は、軸方向管状部124に嵌め込まれて環状縁34と
一緒にディストリビュータの放出弁34及び35を形成する
可撓性部材35の中央をきちんと合わせる軸方向中心棒36
を担持している。
るが、この管状カップ32においては上方管状部303の上
方端部のみ第二ディストリビュータのカップ22の上方管
状部23の上方端部230とは異なる。上方端部33は環状端
部縁34と可撓性ディスク35とを備えており、ディスク35
の周囲は、ディスク35を接触して担持する軸方向管状部
124によって縁34に接触して保持されており、更にディ
スク35は、軸方向管状部124に嵌め込まれて環状縁34と
一緒にディストリビュータの放出弁34及び35を形成する
可撓性部材35の中央をきちんと合わせる軸方向中心棒36
を担持している。
更に、組み立てにおいて有利であることには、可撓性デ
ィスク35の下面は、断面の寸法が1x0.6mmの120゜の間隔
で並べてある3本の可撓性脚37によって上方管状部33の
内側に連結してある。可撓性ディスクの中央ゾーンの外
側の厚みは0.3mmである。変形可能管状カップ32におい
て、この具体例では変形可能管状カップの残りの部分と
一体的である放出弁34及び35は、第4図に示す弁よりも
容易にペースト材料を通過させ且つ押ボタン部品101の
上向きの戻り運動がより敏速であって、遮蔽部材113の
分断及び掻き取り動作が向上している。このことを以下
に説明する。
ィスク35の下面は、断面の寸法が1x0.6mmの120゜の間隔
で並べてある3本の可撓性脚37によって上方管状部33の
内側に連結してある。可撓性ディスクの中央ゾーンの外
側の厚みは0.3mmである。変形可能管状カップ32におい
て、この具体例では変形可能管状カップの残りの部分と
一体的である放出弁34及び35は、第4図に示す弁よりも
容易にペースト材料を通過させ且つ押ボタン部品101の
上向きの戻り運動がより敏速であって、遮蔽部材113の
分断及び掻き取り動作が向上している。このことを以下
に説明する。
第二ディストリビュータは、第三ディストリビュータと
同様に、変形可能カップ32によって規定される圧縮室38
の基底に、保管室内の滑動底部ピストン(不図示)上方に
包含されるペースト材料を圧縮室38に取入れるための弁
39及び40を備えており、ペースト材料は、この場合、第
6図の矢印41で示したようにほぼ半径方向に圧縮室38に
入り込む。管状ボディの頂部は保管室を圧縮室38から分
離する横断方向隔壁42を備えており、隔壁42には、取入
れ弁39及び40の座を形成する環状表面39によって包囲さ
れる直径22mmの流れオリフィス43が設けてある。弁構造
の弁部材40は、その環状縁が弁が閉じた位置では環状表
面39に密封式に接触する(第7図)上方突出壁部44と、そ
の下方部分に流れオリフィス43の直径よりも0.4〜2mm大
きい全体直径を有する1つ以上の隆起把持部を備えた下
方部44とから成る。前記全体直径は弁部材40が前記オリ
フィスにスナップ式に嵌め込まれて固定され得る大きさ
である。
同様に、変形可能カップ32によって規定される圧縮室38
の基底に、保管室内の滑動底部ピストン(不図示)上方に
包含されるペースト材料を圧縮室38に取入れるための弁
39及び40を備えており、ペースト材料は、この場合、第
6図の矢印41で示したようにほぼ半径方向に圧縮室38に
入り込む。管状ボディの頂部は保管室を圧縮室38から分
離する横断方向隔壁42を備えており、隔壁42には、取入
れ弁39及び40の座を形成する環状表面39によって包囲さ
れる直径22mmの流れオリフィス43が設けてある。弁構造
の弁部材40は、その環状縁が弁が閉じた位置では環状表
面39に密封式に接触する(第7図)上方突出壁部44と、そ
の下方部分に流れオリフィス43の直径よりも0.4〜2mm大
きい全体直径を有する1つ以上の隆起把持部を備えた下
方部44とから成る。前記全体直径は弁部材40が前記オリ
フィスにスナップ式に嵌め込まれて固定され得る大きさ
である。
この場合、下方部44は、45及び45′で示すような半径方
向に間隔を置いて並べられた12個の隆起部を包含してお
り、これらの46で示す長手方向縁は全直径21mmであっ
て、オリフィス43内では弁部材40を案内し且つ部分45に
よって支持される環状断面形の把持リム部47をも案内す
るための手段として作用する。弁部材40のクロージャー
壁部44は中央凹部ゾーン48を包含しており、ゾーン48の
下面は、壁部44の環状縁によって規定されるペースト材
料のための流入口と、45及び45′で示す隆起部と、環状
部47との中間の高さであり、このことでペースト材料が
弁部材40を通って流れるのを容易にし、一方でポンプ部
材32(第7図参照)をより強く押し込むことができる。オ
リフィス43内の弁部材40の軸方向走行運動は3mmであ
る。
向に間隔を置いて並べられた12個の隆起部を包含してお
り、これらの46で示す長手方向縁は全直径21mmであっ
て、オリフィス43内では弁部材40を案内し且つ部分45に
よって支持される環状断面形の把持リム部47をも案内す
るための手段として作用する。弁部材40のクロージャー
壁部44は中央凹部ゾーン48を包含しており、ゾーン48の
下面は、壁部44の環状縁によって規定されるペースト材
料のための流入口と、45及び45′で示す隆起部と、環状
部47との中間の高さであり、このことでペースト材料が
弁部材40を通って流れるのを容易にし、一方でポンプ部
材32(第7図参照)をより強く押し込むことができる。オ
リフィス43内の弁部材40の軸方向走行運動は3mmであ
る。
実施したテストを通じて、第二ディストリビュータの放
出弁34及び35の構造は第三ディストリビュータの放出弁
230及び202の構造よりも著しく優れており、ペースト材
料を分配するために押ボタンに要求される力で表わされ
る放出力は4kg以上から2.5kgに減少するが、ペースト材
料を分断する又はペースト材料残渣を掻き取ることがで
きるエネルギーはより大きくなることが判明した。更
に、ペースト材料の流れを容易にし、一方では取入れエ
ネルギーを小さくする弁部材40の構造によって、押ボタ
ン部部品101に与えられる力を更に減らすように変形可
能管状カップ32の変形可能壁部48の厚みを小さくする
と、押ボタン部品が再度戻るための時間を短縮できるこ
とも判明した。2つの構造の組み合わせは、ペースト材
料の端部若しくは残渣を掻き取る機能及び分断する機能
において特に本発明の遮蔽部材を良好に使用する点で特
に有利である。
出弁34及び35の構造は第三ディストリビュータの放出弁
230及び202の構造よりも著しく優れており、ペースト材
料を分配するために押ボタンに要求される力で表わされ
る放出力は4kg以上から2.5kgに減少するが、ペースト材
料を分断する又はペースト材料残渣を掻き取ることがで
きるエネルギーはより大きくなることが判明した。更
に、ペースト材料の流れを容易にし、一方では取入れエ
ネルギーを小さくする弁部材40の構造によって、押ボタ
ン部部品101に与えられる力を更に減らすように変形可
能管状カップ32の変形可能壁部48の厚みを小さくする
と、押ボタン部品が再度戻るための時間を短縮できるこ
とも判明した。2つの構造の組み合わせは、ペースト材
料の端部若しくは残渣を掻き取る機能及び分断する機能
において特に本発明の遮蔽部材を良好に使用する点で特
に有利である。
変形可能管状カップは、熱可塑性ポリマー、シリコーン
樹脂及びゴムから成る群のうちの1つの材料で製造する
が好ましい。通常は中若しくは高密度PE又はPPである取
入れ弁は、一体的に且つ管状ボデイの頂部と同時に製造
するのが有利である。本明細書中では、下方部44の下方
部分が隆起把持部45の下方で流入口43の縁に破壊可能周
囲薄膜によって連結してあり、隆起部45の連結の破壊及
びスナップ式嵌め合いが同じ押し操作で行われる。
樹脂及びゴムから成る群のうちの1つの材料で製造する
が好ましい。通常は中若しくは高密度PE又はPPである取
入れ弁は、一体的に且つ管状ボデイの頂部と同時に製造
するのが有利である。本明細書中では、下方部44の下方
部分が隆起把持部45の下方で流入口43の縁に破壊可能周
囲薄膜によって連結してあり、隆起部45の連結の破壊及
びスナップ式嵌め合いが同じ押し操作で行われる。
本発明は、美容、保険衛生、医薬及び食品の分野におけ
るペースト材料若しくはクリームのためのディストリビ
ュータに関係して使用することができる。
るペースト材料若しくはクリームのためのディストリビ
ュータに関係して使用することができる。
第1図は押ボタン部品が下降位置にある第一基本テスト
ディストリビュータの押ボタン部品と管状案内部品との
分配導管の軸を通る軸方向断面図であり、第2図は押ボ
タン部品が下降位置にある本発明の第二ディストリビュ
ータの押ボタン部品と管状案内部品との第1図と同様の
断面図であり、第3図は押ボタン部品が解放位置にある
第2図と同じ部品の同じ断面図であり、第4図は第2図と
同じ部品の平面図であり、第5図は押ボタン部品が解放
位置にある本発明の第三ディストリビュータの頂部の半
分の分配導管の軸を通る軸方向断面図であり、第6図は
使用前の本発明の第二ディストリビュータの頂部の半分
の分配導管の軸を通る軸方向断面図であり、第7図は押
ボタン部品が下降位置にある第6図と同じディストリビ
ュータの頂部を示す第6図と同様の軸方向断面図であ
る。 1,101,201……押ボタン部品、2,102,202……上方壁部、
3,103,……環状円筒側壁、4……出口部、5,105,205……
分配導管、6,7……下方及び上方壁、8……スリーブ、9
……溝、10,110……外側案内部品、11,111……滑動部
(上方部)、13,113……遮蔽部材、14,114……13の内側表
面、16,116……オリフィス、17,117……16の周囲、19,1
19……傾斜縁、20……11の上方端部縁、1130……側壁
部、1132……外側面、120……後方部、22……変形可能
カップ、23……上方管状部、230……外側リブ、29……
圧縮室、30……プレート部、31……保護及び表示キャッ
プ、32……変形可能管状カップ、34……環状端部縁、35
……可撓性ディスク、36……軸方向中心棒、37……可撓
性脚、38……圧縮室、39,40……放出弁、42……横断方
向隔壁、43……流れオリフィス、44……突出上方壁部、
45,45′……半径方向隆起部、47……把持リム部、48…
…中央凹部。
ディストリビュータの押ボタン部品と管状案内部品との
分配導管の軸を通る軸方向断面図であり、第2図は押ボ
タン部品が下降位置にある本発明の第二ディストリビュ
ータの押ボタン部品と管状案内部品との第1図と同様の
断面図であり、第3図は押ボタン部品が解放位置にある
第2図と同じ部品の同じ断面図であり、第4図は第2図と
同じ部品の平面図であり、第5図は押ボタン部品が解放
位置にある本発明の第三ディストリビュータの頂部の半
分の分配導管の軸を通る軸方向断面図であり、第6図は
使用前の本発明の第二ディストリビュータの頂部の半分
の分配導管の軸を通る軸方向断面図であり、第7図は押
ボタン部品が下降位置にある第6図と同じディストリビ
ュータの頂部を示す第6図と同様の軸方向断面図であ
る。 1,101,201……押ボタン部品、2,102,202……上方壁部、
3,103,……環状円筒側壁、4……出口部、5,105,205……
分配導管、6,7……下方及び上方壁、8……スリーブ、9
……溝、10,110……外側案内部品、11,111……滑動部
(上方部)、13,113……遮蔽部材、14,114……13の内側表
面、16,116……オリフィス、17,117……16の周囲、19,1
19……傾斜縁、20……11の上方端部縁、1130……側壁
部、1132……外側面、120……後方部、22……変形可能
カップ、23……上方管状部、230……外側リブ、29……
圧縮室、30……プレート部、31……保護及び表示キャッ
プ、32……変形可能管状カップ、34……環状端部縁、35
……可撓性ディスク、36……軸方向中心棒、37……可撓
性脚、38……圧縮室、39,40……放出弁、42……横断方
向隔壁、43……流れオリフィス、44……突出上方壁部、
45,45′……半径方向隆起部、47……把持リム部、48…
…中央凹部。
Claims (10)
- 【請求項1】横方向出口を有する分配導管を備えた押し
ボタン部品を包含するペースト材料用ディストリビュー
タであって、該押しボタン部品が、前記ディストリビュ
ータの固定部品に対して長手方向に滑動可能であり、且
つばね作用戻り手段とペースト材料の流れを通す手段と
に作用し、前記ディストリビュータは、該押しボタン部
品の解放位置で前記分配導管の出口オリフィスの遮蔽部
材を包含しており、前記遮蔽部材は、該ディストリビュ
ータの外側管状部品によって担持され、かつ前記押しボ
タン部品が押し下げられた時に前記オリフィスを解放さ
せたままにし、前記押しボタン部品は該ディストリビュ
ータの前記外側管状部品に対して滑動可能であり、前記
分配導管の前記出口オリフィスを包囲する端面と、前記
押しボタン部品が解放されているときに前記端面と向か
い合うように位置する前記遮蔽部材の表面との両方が、
該押しボタン部品の滑動運動の方向に平行であり、該押
しボタン部品が解放されるときに、該遮蔽部材が、ペー
スト材料のストランドの端部を切断し、かつ、該分配導
管の前記端面を掻き取り、該ペースト材料の流れを通す
手段は、該ディストリビュータ本体と該押しボタン部品
とに密封的に固定された変形可能な管状カップを包含し
ており、前記カップは、圧縮室を規定し、かつ、ばね作
用部材と、該押しボタン部品がその押し下げ運動によっ
て作用する圧縮手段との両者を形成し、そして押しボタ
ン部品を解放位置に戻すものであることを特徴とするデ
ィストリビュータ。 - 【請求項2】前記遮蔽部材の位置、前記押ボタン部品の
形状及び前記外側管状部品による前記押ボタン部品の把
持が、前記遮蔽部材が前記分配導管の端面から+0〜+0.4
mmの間隔を置いたところにあるようにしてあることを特
徴とする請求項1に記載のディストリビュータ。 - 【請求項3】前記遮蔽部材の部分が、前記押ボタン部品
が解放されているときに前記分配導管の前記端面と関係
する側部に外側面取り部によって厚みを減らしてある縁
を有することを特徴とする請求項1に記載のディストリ
ビュータ。 - 【請求項4】前記外側管状部品の自由縁が、前記押ボタ
ン部品の出口部分に関して少なくとも1つのレベルの支
持体を規定し、それによってペースト材料の計量効果を
調節することを特徴とする請求項1から3のいずれか一
項に記載のディストリビュータ。 - 【請求項5】前記外側管状部品には、その長手方向縁が
前記押ボタン部品の横方向若しくは回転運動を制限し且
つその下方縁が前記押ボタン部品の下降運動を制限する
開口が設けてあり、前記遮蔽部材が、前記開口の縁に側
壁部によって連結されている帯の形態であることを特徴
とする請求項1から3のいずれか一項に記載のディスト
リビュータ。 - 【請求項6】前記遮蔽部材の前記側壁部の底部に、前記
押ボタン部品を未確認に下降させるのを防止し且つ該デ
ィストリビュータの最初の使用を明確に表示するため
に、破壊可能ブリッジによって連結されたプレート部を
備えてあることを特徴とする請求項5に記載のディスト
リビュータ。 - 【請求項7】前記押ボタン部品の接触壁部の下面が、前
記変形可能管状カップの出口管状部が密封式に固定され
る長手方向スリーブを担持しており、前記スリーブの一
部が前記押ボタン部品の分配導管の開始部を形成してお
り、前記変形可能管状カップの出口管状部の端部が、前
記押ボタン部品の接触壁部の下面と一緒になってペース
ト材料を前記分配導管内へ放出するための弁を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載のディストリビュー
タ。 - 【請求項8】前記変形可能管状カップの前記管状部の端
部が環状端部縁を有しており、前記放出弁が可撓性ディ
スクから成り、前記ディスクの周囲が、前記ディスクの
中央を合わせるように接触して支持するために、それ自
体が前記押ボタン部品によって支持された手段によって
前記管状部の前記端部縁に接触して支持されており、前
記可撓性ディスク及び前記管状部の端部縁がそれぞれ前
記放出弁の弁部材及び座を形成することを特徴とする請
求項7に記載のディストリビュータ。 - 【請求項9】前記可撓性ディスク及びその中央支持手段
が前記変形可能管状カップと一体的であり、前記可撓性
ディスクの下面が前記カップの管状部の内側に可撓性連
結手段によって接続されていることを特徴とする請求項
8に記載のディストリビュータ。 - 【請求項10】前記ペースト材料の流れを通す手段が更
に、該ディストリビュータのボディ内を滑動可能な底部
ピストンと、前記ボディの横断方向隔壁に設けられた取
入れ弁とから成り、前記隔壁がペースト材料の保管室
を、そこを通してペースト材料を前記圧縮室に流すオリ
フィスを備えた圧縮室から分離しており、前記取入れ弁
の弁部材が、該取入れ弁の閉まる位置では前記流れオリ
フィスの周囲に接触して前記環状端部縁を密封式に支持
する上方壁部によって形成されており、前記流れオリフ
ィスと関係する前記取入れ弁の下方部がその下方部分
に、全体直径が前記流れオリフィスの直径よりも0.4〜2
mm大きい1つ以上の隆起把持部を備えていることを特徴
とする請求項1に記載のディストリビュータ。
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