JPH0641165B2 - 筋目付き筒状フィルムの製造方法 - Google Patents

筋目付き筒状フィルムの製造方法

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JPH0641165B2
JPH0641165B2 JP9674190A JP9674190A JPH0641165B2 JP H0641165 B2 JPH0641165 B2 JP H0641165B2 JP 9674190 A JP9674190 A JP 9674190A JP 9674190 A JP9674190 A JP 9674190A JP H0641165 B2 JPH0641165 B2 JP H0641165B2
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武弘 阿部
宗治 八木
真理子 杉本
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Gunze Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、容器の口部に被せるキャップシール等に使用
する筋目付き筒状フィルムの製造方法に関する。
従来の技術 上記キャップシールは第9図に示され、筒部108と天
蓋107の外側に凸状となった筋目102が、例えば4
条形成され、筒部108下側の隣合う筋目102間にス
カート105が設けられている。
このキャップシールの作製は、例えば第10図に示すよ
うに、周方向4箇所に軸方向に沿った筋目102が形成
された筒状フィルム101を切断して、第11図に示す
ような筋目102間にスカート105を有する筒状ラベ
ル103を形成し、その後、この筒状ラベル103に所
定の予備成形、例えば加熱や成形等を加えることにより
行っている。
ところで、本発明の対象とする筒状フィルム101の製
造については、従来次のように行っている。帯状のフィ
ルムを幅方向中央で半折りして両側縁部を合掌状態に合
わせ、その合せ目部分と反対側の折り目部分をそれぞれ
接合し、その後、再び筒状体の異なる2箇所で半折りし
2つの折り目部分を接合することにより、合計4箇所に
筋目102を有する筒状フィルム101を製造してい
る。なお、この筒状フィルム101の用途としては、筒
状ラベルや包装袋等にも使用されている。
発明が解決しようとする課題 したがって、従来の方法による場合には、筋目の数が多
くなると、その数に応じて半折りや接合の処理回数が増
えて作業が煩雑になると共に長時間を要し、また、或る
決まった長さのものしか一度に製造できないという問題
点があった。
本発明はかかる課題を解決すべくなされたものであり、
筋目の数にかかわらず筋目を容易に形成でき、しかも連
続的な製造が可能な筋目付き筒状フィルムの製造方法を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、帯状フィルムから、周方向複数箇所に軸方向
に沿った筋目が付いた筒状フィルムを製造する方法にお
いて、内枠と外枠を有し、内枠には外側に向けて前記筋
目と同数で凸部が形成され、外枠には内側に向けて前記
凸部と同じ数の凹部が凸部に対向して形成されたフォー
マを用い、このフォーマの1つの凹凸部に、帯状フィル
ムの両側縁部が合掌する状態で帯状フィルムを内枠と外
枠の隙間に通し、前記凹凸部によって1条の合せ目を、
他の凹凸部によって折り目を有する帯状フィルムを形成
し、その後、合せ目と折り目の内面側を各々接合して筋
目を形成することを特徴とする。
作 用 本発明にあっては、フォーマの1つの凹凸部に、帯状フ
ィルムの両側縁部を合掌した状態に合せて、この帯状フ
ィルムを内枠と外枠の隙間に通すと、帯状フィルムが筒
状になると共に、前記凹凸部を通った箇所が1条の合せ
目となり、他の凹凸部を通った箇所が折り目となる。そ
の後、合せ目を接合するとその部分が筋目となり、また
折り目の内面側を接合すると筋目となる。
実施例 第1図は本発明の実施状態を示す正面図であり、第3図
〜第7図は第1図のA,B,C,D,E位置における断
面図である。図中100は筒状フィルム製造装置の一例
を示す。この装置100は、帯状フィルム1が巻かれた
供給ローラ2と、この供給ローラ2から解かれた帯状フ
ィルム1を水平方向から下方に向けて案内するガイドロ
ーラ3と、その下に設けられ帯状フィルム1を筒状に形
成するフォーマ6と、更にその下に設けた定着フォーマ
10と、その下方に設けた1対の折畳・供給用ローラ1
1とを備える。
前記フォーマ6は、第3図(a)に示すように、例えば
断面四角形状になした内枠4と、第4図(a)に示す如
く内枠4とほぼ同じ断面形状の穴5aを有し、その穴5
aに内枠4が挿入された外枠5とからなり、内枠4の四
隅には凸部4aが形成され、一方の外枠5の内側四隅に
は凹部5bが形成されており、内枠4と外枠5の間の隙
間7に帯状フィルム1を通すると筒状フィルム101に
形成するよう構成されている。なお、内枠4の断面形状
については、四角形等の角張ったものに限らず、円形等
にしてもよい。
上記内枠4は、第1図に示すように、その上部を外枠5
よりも上側に突出させると共に、下端面を外枠5の下端
面に位置させた状態で、外枠5に支持部材4bを介して
固定されており、内枠4の内部には接着剤供給パイプ9
が貫通した状態で配設されている。この接着剤供給パイ
プ9は、上側を内枠4の上端面よりも露出させて図示し
ない接着剤貯留タンクに連通連結され、下側を内枠4の
下端面よりも露出させて端部に水平方向に向けて4つの
ノズル9aが取付けられている。
上述したフォーマ6の下方には、第5図(a)に示すよ
うに、筒状フィルム101の筋目102を挟むための4
対のシールローラ8が配されている。一対のシールロー
ラ8はそれぞれ、例えばゴム等の弾性を有する部材で表
面が被われており、間に挟む筋目102に傷を付けない
ように配慮してある。
この4対のシールローラ8の下方には、第6図(a)に
示すように、上記フォーマ6と同じように、内枠16と
外枠15を備えた定着フォーマ10が配設されている。
内枠16は断面四角形をなし、四隅16aは直角に形成
されている。一方の外枠15は、内枠16を挿入する断
面四角形の穴15aを有し、この穴15aの内側四隅に
は凹部15bが形成されており、内枠16と外枠15の
間の隙間17には、前記フィルム6にて筒状にされたフ
ィルム101が通される。
定着フォーマ10の下部には、第7図(a)に示すよう
に、平行に配設した5枚のサイドガイド21,21と、
両者の間に設けた一対の折込みガイド22,22を備え
る。サイドガイド21,21の対向面間で筒状フィルム
101を2方向より押さえ込むと共に、折込みガイド2
2,22にて筒状フィルム101の対向する2面を内側
に押し込み折畳んでいく。
この定着フォーマ10の下方には、一対の折畳・供給用
ローラ11が設けられており、この折畳・供給用ローラ
11により実質的に筒状フィルム101が折畳まれると
共に、供給ローラ2に巻かれた帯状フィルム1がフォー
マ6側に供給されていく。この折畳・供給用ローラ11
は、その一方11aが金属からなり、他方11bが表面
側にゴム等の弾性を有する材料にて被われていて、ニッ
プローラとして機能する。
次に、このように構成された装置による筋目付き筒状フ
ィルムの製造方法について説明する。素材としては、筒
状フィルムをキャップシール用に用いる場合には、例え
ば第8図に示すように不織布110と熱収縮フィルム1
09が積層されたものや、熱収縮フィルム109だけか
らなる単層のものを使用する。他の用途には、他の材質
のものが使用可能である。この例では、第8図に示した
ものを使用している。
先ず、供給ローラ2から帯状フィルム1を少し解き、そ
の先端を、ガイドローラ3、フォーマ6、シールローラ
8、定着フォーマ10及び折畳・供給用ローラ11に通
す。このとき、帯状フィルム1の両側縁がフォーマ6に
備わった内枠4の1つの凸部4aの平行面に同じ長さだ
け突出した状態に導いておく。なお、帯状フィルム1の
セット面については、熱収縮フィルム109が内枠4に
向いた状態としておく。
かかる準備が終了すると装置を作動開始する。すると、
帯状フィルム1は、折畳・供給用ローラ11にて引っ張
られていき、ガイドローラ3を経たのちフォーマ6に導
かれる。ここでは、外枠5よりも上部が突出した内枠4
の上部側で帯状フィルム1が第3図(b)に示すように
徐々に折り曲げられていき、外枠5と内枠4の隙間7を
通る間に帯状フィルム1は、第4図(b)に示すように
3箇所に折り目19を有し、1箇所に合掌状の合せ目2
0を有する状態に形成される。なお、フォーマ6の位置
合せについては、帯状フィルム1の幅中央が、合せ目2
0と対向する折り目19に一致する状態に設けておく。
フォーマ6により筒状になった帯状フィルム1は、その
四隅に形成された3つの折り目19と1つの合せ目20
の内面側、即ち熱収縮フィルム109側に、前記ノズル
9aから噴出させた接着剤が付着される〔第5図(b)
参照〕。なお、ノズル9aを向ける方向は、上述の箇所
に接着剤を付着できるように予めセットしておく。そし
て、接着剤が付着された3つの折り目19と1つの合せ
目20が4対のシールローラ7に導かれ、シールローラ
8にて挟圧されて接着される。これにより、帯状フィル
ム1は筒状フィルム101となる。
この筒状フィルム101は、定着フォーマ10に導かれ
る。この定着フォーマ10は、凸状になった接着部の突
起高さを調整するためのものであり、外枠15に設けた
凹部15bの深さは接着部の突起高さに一致させてあ
り、内枠16の四隅は直角状に形成されており、第6図
(b)に示すように、接着部の突起101aが高過ぎた
場合に、直角となった内枠16の四隅にて接着部の一部
を剥がし、突起101aの高さを所望の一定寸法とす
る。
その後、定着フォーマ10の下部において、2つのサイ
ドガイド21,21間に筒状フィルム101が挟まれ、
かつ、これとは90゜異なる対向する2面が2つの折り
込みガイド22にて内側に押された状態〔第7図(b)
参照〕で折畳まれていき、実質的に折畳・供給用ローラ
11にて折畳されて図示しない巻取りローラに巻取られ
る。
なお、上記実施例では4つの筋目付き筒状フィルムを製
造する場合を説明しているが、本発明はこれに限らず、
1つ以上の筋目を付けた筒状フィルムに同様にして適用
可能である。
また、上記実施例では3つの折り目19と1つの合せ目
20を接着しているが、本発明はこれに限らず、熱圧着
ローラや超音波溶接等を用いて溶着する等してもよい。
更に、上記実施例では定着フォーマ10を用いている
が、この定着フォーマ10は折り目や合せ目の接合を接
着により行っているために設けたものであり、必須のも
のではなく、例えば上述したように溶着等にて接合を行
う場合には不要である。
発明の効果 以上詳述した如く本発明による場合には、フォーマの1
つの凹凸部に、帯状フィルムの両側縁部を合掌した状態
に合せて、この帯状フィルムを内枠と外枠の隙間に通す
と、帯状フィルムが筒状になると共に、前記凹凸部を通
った箇所が1条の折り目、他の凹凸部を通った箇所が合
せ目となり、合せ目および折り目の内面側を接合すると
筋目となるので、連続的に、かつ容易に筋目を形成でき
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施状態を示す正面図、第2図は本発
明の要部を示す斜視図、第3図から第7図(a)は第1
図の各位置における装置部分の断面図、第3図から第7
図の(b)は第1図の各位置におけるフィルムの断面
図、第8図は帯状フィルムの断面図、第9図はキャップ
シールを示す斜視図、第10図は一般の筋目付き筒状フ
ィルムを示す斜視図、第11図は筒状ラベルを示す斜視
図である。 1……帯状フィルム、4……内枠、4a……凸部、5…
…外枠、5b……凹部、6……フォーマ、7……隙間、
19……折り目、20……合せ目、101……筒状フィ
ルム、102……筋目。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状フィルムから、周方向複数箇所に軸方
    向に沿った筋目が付いた筒状フィルムを製造する方法に
    おいて、 内枠と外枠を有し、内枠には外側に向けて前記筋目と同
    数で凸部が形成され、外枠には内側に向けて前記凸部と
    同じ数の凹部が凸部に対向して形成されたフォーマを用
    い、 このフォーマの1つの凹凸部に、帯状フィルムの両側縁
    部が合掌する状態で帯状フィルムを内枠と外枠の隙間に
    通し、前記凹凸部によって1条の合せ目を、他の凹凸部
    によって折り目を有する帯状フィルムを形成し、 その後、合せ目と折り目の内面側を各々接合して筋目を
    形成することを特徴とする筋目付き筒状フィルムの製造
    方法。
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