JPH0641032Y2 - 圧力調整弁 - Google Patents

圧力調整弁

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JPH0641032Y2
JPH0641032Y2 JP1987101019U JP10101987U JPH0641032Y2 JP H0641032 Y2 JPH0641032 Y2 JP H0641032Y2 JP 1987101019 U JP1987101019 U JP 1987101019U JP 10101987 U JP10101987 U JP 10101987U JP H0641032 Y2 JPH0641032 Y2 JP H0641032Y2
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JP
Japan
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diaphragm
cover
negative pressure
valve
center
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JP1987101019U
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JPS646470U (ja
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誠司 栗林
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Kyosan Denki Co Ltd
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Kyosan Denki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、燃料供給圧力等を調整するために用いられ
る圧力調整弁に関するものである。
[従来の技術] 従来の圧力調整弁は、第3図に示すように、ダイヤフラ
ム9の中心部にバルブ13,ガイドバルブ12,シートロウア
14等からなるバルブアセンブリ8を固定したものを被調
圧流体の出入管2,3を有するボデー5内に配置し、前記
ダイヤフラム9の外周をプレートプレッシャ20で押さ
え、負圧導入管6を有するカバー7と前記シートロウア
14との間にスプリング10を配置するものが普通であっ
た。
しかしながら、このような圧力調整弁では、それを組み
付けるのに、 まず、バルブアセンブリ8をダイヤフラム9に組み込
み、これらをボデー5に配置し、その上部にプレートプ
レッシャ20を置き、ボデー5のフランジ部を折り曲げて
バルブアセンブリ8とダイヤフラム9とプレートプレッ
シャ20を一旦締め付けてから、 更にその上部にスプリング10を配置してカバー7で前記
ボデー5を締め付ける、 という、2回の締め付け工程を必要とするものであっ
た。
そこで、締め付け工程を1回で済ますような構成の圧力
調整弁が提案された(例えば実開昭60-143160号公報を
参照)。
その例を第4図で説明する。
雄ねじ21を有する凸部22からなる係止手段がガイドバル
ブ12上面に形成されたものを包含するバルブアセンブリ
8をダイヤフラム9に組み込み、負圧導入管を有するカ
バー7と前記バルブアセンブリ8のシートロウア14との
間にスプリング10を配置してから、前記負圧導入管6内
に挿入されたバー材23を前記凸部22の雄ねじ21にねじ込
み、所定の付勢力をスプリング10に与えた状態でカバー
7内にダイヤフラム9とバルブアセンブリ8を吊り下
げ、これをボデー5上に導き、カバー7下端のフランジ
部24をボデー5上端のフンラジ25に折り込み、1回の締
め付け工程で圧力調整弁を組み付け得るような圧力調整
弁である。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記第4図に示すような圧力調整弁では、1
回の締め付け工程で圧力調整弁を組み付けることができ
るけれども、次のような問題点がある。
(1)バルブアセンブリ8をダイヤフラム9に組み込
み、カバー7と前記バルブアセンブリ8のシートロウア
14との間にスプリング10を配置してから、バー材23を前
記凸部22の雄ねじ21にねじ込み、所定の付勢力をスプリ
ング10に与えた状態でカバー7内にダイヤフラム9とバ
ルブアセンブリ8を吊り下げるようにするから、 カバー7内への上記各部材の組み込みが非常に面倒であ
ると共にその作業に熱練を要した。
(2)また、圧力調整弁を組み付けた後に、前記凸部22
の雄ねじ21に螺合しているバー材23を外す、という作業
を必要とした。
この考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑み
てされたものであり、その目的とするところは、1回め
の締め付け工程で圧力調整弁を組み付け得るような圧力
調整弁でありながら、その組み付けが熟練を要せず簡単
に且つ正確にできるような圧力調整弁を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案における圧力調整
弁は、 一側に負圧導入管を有し他側にダイヤフラムの周辺と当
接するフランジ部を有する薄板からなるカバーと、被調
圧流体の出入管を有しカバーの前記フランジ部を前記ダ
イヤフラムと共締めした接続部を有する薄板からなるボ
デーとを備えた圧力調整弁であって、前記ダイヤフラム
の中心部にバルブアセンブリを固定し、該バルブアセン
ブリの負圧側中央に前記負圧導入管の内径よりも小径の
案内ピン挿入用の凹部を設け、該凹部の中心と負圧導入
管の中心とを一致させたことを特徴とする、ものであ
る。
[作用] 被調圧流体の入口管からボデー内へ流入した圧力流体
は、負圧導入管からカバー内へ送られる負圧の如何によ
ってダイヤフラムが上下して調圧される(従来例と同
じ)。
ところで、この考案に係る圧力調整弁の製作するに当た
っての組み付けは、 ダイヤフラムの中心部にバルブアセンブリを固定したも
のをボデーの接続部となるフランジの立上り部内に設置
し、バルブアセンブリ上にスプリングを置き、負圧導入
管内に案内ピンを挿入したカバーをかぶせ、該案内ピン
をバルブアセンブリの上面中央に設けた凹部に当接しな
がらカバーを下降させてスプリングを付勢し、該カバー
をボデーのフランジの立上り部内に位置させてダイヤフ
ラムの外周を押えさせた状態で前記ボデーのフランジの
立上り部をカバーのフランジ上面に折り曲げて1回の締
め付け工程で圧力調整弁を完成する。
圧力調整弁の完成後に前記案内ピンを引き抜けばよい。
[実施例] 以下、第1,2図を参照してこの考案の一実施例について
説明する。図中1は燃料圧力調整弁全体を示すものであ
り、該燃料圧力調整弁1は燃料入口管2,燃料逃し用出口
管3及び接続部15等を備えた薄板からなるボデー5と、
一側に負圧導入管6を備え他側にダイヤフラム9の周辺
と当接するフランジ部7aを備えた薄板からなるカバー7
と、バルブアセンブリ8とダイヤフラム9とスプリング
10等から構成されている。
前記バルブアセンブリ8は、上面中央にダイヤフラム9
の周辺を挟んだカバー7をボデー5に巻き締め時にダイ
ヤフラム9を中央に固定するための案内ピン挿入用の凹
部11を前記負圧導入管6の内径よりも小径に負圧側中央
に形成したガイドバルブ12,バルブ13,シートロウア14等
からなり、ダイヤフラム9の中心部に固定されている。
そして、前記カバー7に設けた負圧導入管6の中心は前
記凹部11の中心と一致している。
また、前記ダイヤフラム9は、ボデー5の接続部15内に
その周辺が前記カバー7のフランジ部7aと共締されて設
置されている。
この燃料圧力調整弁1は従来のものと同様に、被調圧流
体(燃料)の入口管2からボデー5内へ流入した圧力流
体が、負圧導入管6からカバー7内へ送られる負圧の如
何によってダイヤフラム9が上下して調圧されるように
作用する。
ところで、この圧力調整弁の製作するに当たっての組み
付けは下記の順序で行われる。
(1)ボデー5を下型16にセットする。
(2)ダイヤフラム9の中心部にバルブ13,ガイドバル
ブ12,シートロウア14等からなるバルブアセンブリ8を
固定したものを、ボデー5の接続部15となるフランジの
立上り部内にいれる。
(3)シートロウア14の上面にスプリング10を乗せる。
(4)カバー7を上型17にマグネット固定する(この
際,上部を上型17内にスプリングを介して支持された案
内ピン18は負圧導入管6を貫通して下方に長く突出す
る)。
(5)上型17を下型16に向かって下降させる(この際,
前記案内ピン18がまずガイドバルブ12の凹部11に係合さ
れて、上型17の下降をガイドすると共にバルブアセンブ
リ8を押圧してバルブ13をボデー5のブッシュ5aに当接
させる。継続した上型17の下降によりスプリング10が順
次付勢され、遂にカバー7の下部フランジ7aがダイヤフ
ラム9の周辺上面に当接すると該上型17の下降は停止す
る。この状態でスプリング10には所望の付勢力が付与さ
れている)。
(6)ボデー5の接続部15となるフランジの立上り部を
カバー7のフランジ7aの上面に向け内方に折り曲げて、
接続部15によりフランジ7aをダイヤフラム9と共締状態
にしてボデー5とカバー7を一体化する。
(7)上型17を上方へ引き上げる(この際,案内ピン18
は該上型と一緒に抜き出される)。
[考案の効果] この考案に係る圧力調整弁は、一側に負圧導入管を有し
他側にダイヤフラムの周辺と当接するフランジ部を有す
る薄板からなるカバーと、被調圧流体の出入管を有しカ
バーの前記フランジ部を前記ダイヤフラムと共締めした
接続部を有する薄板からなるボデーとを備えた圧力調整
弁であって、前記ダイヤフラムの中心部にバルブアセン
ブリを固定し、該バルブアセンブリの負圧側中央に前記
負圧導入管の内径よりも小径の案内ピン挿入用の凹部を
設け、該凹部の中心と負圧導入管の中心とを一致させた
ものであるから、カバーとボデーとの組付け時に案内ピ
ンを負圧導入管を介して凹部に導入するのみで、凹部の
中心と負圧導入管の中心は一致し、ボデー及びバルブア
センブリに対するカバーの位置決めは正確にでき、そし
て、カバーをボデー上に置くという一工程で組付けが済
むから、その組付けが容易な圧力調整弁である。
また上記工程の前にバルブアセンブリを固定したダイヤ
フラムは接続部を構成するボデーのフンラジの立上り部
内に設置され得るものであるから、ダイヤフラムの位置
決めも極めて容易な圧力調整弁である。
更に凹部に案内ピンを挿入するのみでスプリングの付勢
時にバルブアセンブリの移動が完全に防止でき、且つ案
内ピンは凹部に単に係合され得るものであるから、その
抜き出しが上型の上昇と同時に自動的に行い得る構成と
相まって組立が容易で正確な圧力調整弁である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る圧力調整弁の一実施例の断面
図、第2図はその組み付けの説明図、第3図は従来例の
説明図、第4図は他の従来例の説明図である。 1…圧力調整弁、2…被調圧流体の入口管、3…被調圧
流体の出口管、 5…ボデー、6…負圧導入管、7…カバー、7a…カバー
のフランジ部 8…バルブアセンブリ、9…ダイヤフラム、11…凹部、
15…接続部、 18…案内ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側に負圧導入管を有し他側にダイヤフラ
    ムの周辺と当接するフランジ部を有する薄板からなるカ
    バーと、被調圧流体の出入管を有しカバーの前記フラン
    ジ部を前記ダイヤフラムと共締めした接続部を有する薄
    板からなるボデーとを備えた圧力調整弁であって、前記
    ダイヤフラムの中心部にバルブアセンブリを固定し、該
    バルブアセンブリの負圧側中央に前記負圧導入管の内径
    よりも小径の案内ピン挿入用の凹部を設け、該凹部の中
    心と負圧導入管の中心とを一致させたことを特徴とする
    圧力調整弁。
JP1987101019U 1987-07-02 1987-07-02 圧力調整弁 Expired - Lifetime JPH0641032Y2 (ja)

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JP1987101019U JPH0641032Y2 (ja) 1987-07-02 1987-07-02 圧力調整弁

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JP1987101019U JPH0641032Y2 (ja) 1987-07-02 1987-07-02 圧力調整弁

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JPS646470U JPS646470U (ja) 1989-01-13
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JP1987101019U Expired - Lifetime JPH0641032Y2 (ja) 1987-07-02 1987-07-02 圧力調整弁

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JPS564074U (ja) * 1979-06-22 1981-01-14

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JPS646470U (ja) 1989-01-13

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