JPH0640842U - ゴルフボール硬度測定装置 - Google Patents

ゴルフボール硬度測定装置

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JPH0640842U
JPH0640842U JP8133792U JP8133792U JPH0640842U JP H0640842 U JPH0640842 U JP H0640842U JP 8133792 U JP8133792 U JP 8133792U JP 8133792 U JP8133792 U JP 8133792U JP H0640842 U JPH0640842 U JP H0640842U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
golf ball
fulcrum
base end
scale
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8133792U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 小川
Original Assignee
株式会社鴨下精衡所
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Publication date
Application filed by 株式会社鴨下精衡所 filed Critical 株式会社鴨下精衡所
Priority to JP8133792U priority Critical patent/JPH0640842U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、構造が大仕掛けにならず、しかも
ボールを正確に所定量だけ潰すことができて誤差が少な
く、更にボールの圧潰量の視認が容易なゴルフボール硬
度測定装置の提供を目的とする。 【構成】 荷重測定盤2と、ハンドル13の回転操作に
より下降して荷重測定盤上に置かれたゴルフボール20
を押し潰す押下体19と、押下体19に基端を連結する
と共にその基端連結部から少し離れた箇所に支点を設定
し更に先端に針部29を設けて支点と基端連結部間の距
離よりも支点と先端針部間の距離を大きく設定して両端
が昇降自在な棹板26と、棹板26の先端針部29の位
置に配した目盛板31と、目盛板31の目盛を上方から
視認可能に映す反射鏡35とを具えたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はゴルフボールの硬度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフボールの硬度は、ゴルフボールを2.5mmだけ潰したときの応力と決 められている。従来のメーカー用のゴルフボール硬度測定装置は、油圧を用いて ボールを潰し、ロードセルによりその圧力を測定するという大仕掛けのものであ った。これに対し、商店用のゴルフボール硬度測定装置は、構造が簡易であるが ボールを正確に2.5mmだけ潰すのが困難で誤差が生じやすいという問題があ った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、構造が大仕掛けにならず、しかもボールを正確に所定量だけ 潰すことができて誤差が少なく、更にボールの圧潰量の視認が容易なゴルフボー ル硬度測定装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のゴルフボール硬度測定装置は、荷重測定 盤2と、ハンドル13の回転操作により下降して荷重測定盤上に置かれたゴルフ ボール20を押し潰す押下体19と、押下体19に基端を連結すると共にその基 端連結部から少し離れた箇所に支点を設定し更に先端に針部29を設けて支点と 基端連結部間の距離よりも支点と先端針部間の距離を大きく設定して両端が昇降 自在な棹板26と、棹板26の先端針部29の位置に配した目盛板31と、目盛 板31の目盛を上方から視認可能に映す反射鏡35とを具えたことを特徴とする ものである。
【0005】
【作用】 ハンドル13を回転すると押下体19が降下して荷重測定盤2の上のゴルフボ −ル20を押し潰す。棹板26の基端が押下体19と共に下降すると、棹板26 の先端針部29が目盛板31に沿って上昇する。このとき先端針部29の変位量 はゴルフボ−ル20の潰れた量を増幅した値となる。棹板26の先端針部29が 目盛板31の2.5mmの目盛を指したときの荷重測定盤2の荷重を読み取れば ゴルフボ−ル20の硬度を知ることができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面に基づき実施例について説明する。図1において1が基板であり、 2は基板1上に設置された荷重測定盤2であり、3は荷重測定盤2の上に載置さ れた台板3である。台板3の側辺部には図3に示すように切欠部4を設けて、同 切欠部4に荷重測定盤2の上面に設けたデジタル表示部5を露呈させている。こ の荷重測定盤2は電子秤であるが、機械式秤を用いることも可能である。
【0007】 基板1の一側辺部の両端には図2に示すようにそれぞれ支柱6、7を立設し、 支柱6、7の上端に固定横板8を水平に架設している。固定横板8の中央部には 図1に示すように孔9を穿設して、その孔9にはネジ穴10を有するブロック1 1を嵌入して固着している。ブロック11のネジ穴10にはネジ軸12を螺着し て、ネジ軸12の上端にはハンドル13を取付け、ネジ軸12の下端には凹部1 4を設けて、その凹部14にボール15を嵌入している。ネジ軸12はハンドル 13を回転することによって昇降自在である。
【0008】 両側の支柱6、7には図2に示すようにそれぞれ上下方向に摺動自在なスライ ダ16、17を取付け、両スライダ間に可動横板18を架設している。この可動 横板18は上記の固定横板8の真下に平行に位置している。可動横板18の中央 部には押下体19を取付けている。押下体19は上記のネジ軸12の真下に位置 して、その上面にボール15を接触させている。台板3の上面で押下体19の真 下位置にゴルフボール20がセットされることになる。押下体19の中央部には 縦長の細孔21を設けている。
【0009】 台板3の上面で押下体19の真下から少し離れた位置には支持板22を立設し ている。支持板22は上端に押下体19の方へ向いた水平な腕部23を有し、そ の腕部23の中央部に縦方向のスリット24を設けている。このスリット24の 内部を長い棹板26が通過して、棹板26の基端が押下体19の細孔21の内部 に挿入して押下体19にピンA27によって回動自在に止着している。棹板26 は基端から少し離れた箇所を支持板22の腕部23のスリット24の内部でピン B28により回動自在に止着している。棹板26はピンB28で止められた箇所 を支点として梃子のように両端を昇降自在としている。棹板26の先端には針部 29を設けている。棹板26の支点から針部29の先端までの長さと、棹板26 の支点からピンA27までの距離の比は10:1に設定されている。従って、棹 板26の基端が押下体19と共に降下したとき、棹板26の針部29は上昇する ことになるが、その変位量は押下体19の変位量の10倍に増幅されることにな る。尚、上記の距離の比は任意である。
【0010】 台板3の上面において棹板26の先端針部29が位置する側の端部には箱体3 0を設置している。箱体30の内部には目盛板31を立て、目盛板31には位置 を調整するためにスプリング32と調節ネジ33を取付けている。棹板26の先 端針部29は箱体30の側面に設けた横孔34から箱体30の内部に入り込んで 目盛板31の前に位置している。目盛板31の前には図4に示すように45°傾 斜させた反射鏡35を設置し、又、箱体30の天面には天孔36を設けて、箱体 30の上方から天孔36を覗くことにより、反射鏡35に映った目盛板31を読 み取れるようになっている。
【0011】 図1において25は荷重測定盤2のスイッチである。スイッチ25をONにし てから、台板3にゴルフボール20を載せて、押下体19がゴルフボール20に 接触する前の状態で荷重測定盤2のデジタル表示部5の数字が0になるように調 整する。また、押下体19の下面をゴルフボール20の上端に接触させただけで 押下体19がゴルフボール20を全く潰していない状態で棹板26の先端針部2 9が目盛板31の0の位置を指すように調整する。これら調整が終了した後にハ ンドル13を回転して押下体19を降下させてゴルフボール20を潰していき、 棹板26の先端針部29が目盛板31の2.5mmの目盛を指したときに押下体 19の下降を停止し、そのときの荷重測定盤2のデジタル表示部5の数字を読み 取れば、その数字の値がそのゴルフボール20の硬度となる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上記の通りであり、まず油圧装置やロ−ドセルを使用しないので大仕 掛けにならないという有利がある。次に棹板26の基端を押下体19に止着して ゴルフボ−ル20を押下体19が潰すときに押下体19と一体に下降させるので その棹板26の基端の変位量は正確にゴルフボ−ル20の潰れた量と一致して誤 差が少ない。また、棹板26の先端に目盛板31の目盛を指す針部29を設けて 且つ棹板26の支点と基端連結部間の距離よりも支点と先端針部29間の距離を 大きく設定したので、針部29の変位量は基端連結部の変位量を特定の割合で増 幅した値となって目盛幅も拡大できるので読み取りやすくなり精度も向上すると いう利点がある。更に反射鏡によって上方から目盛板31の目盛を読み取れるよ うになり、楽な姿勢で測定を行うことができて使い易い等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】中央部縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 荷重測定盤 3 台板 5 デジタル表示部 6,7 支柱 12 ネジ軸 13 ハンドル 15 ボ−ル 16,17 スライダ 18 可動横板 19 押下体 20 ゴルフボ−ル 22 支持板 24 スリット 25 スイッチ 26 棹板 29 針部 31 目盛板 35 反射鏡

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷重測定盤2と、ハンドル13の回転操
    作により下降して荷重測定盤上に置かれたゴルフボール
    20を押し潰す押下体19と、押下体19に基端を連結
    すると共にその基端連結部から少し離れた箇所に支点を
    設定し更に先端に針部29を設けて支点と基端連結部間
    の距離よりも支点と先端針部間の距離を大きく設定して
    両端が昇降自在な棹板26と、棹板26の先端針部29
    の位置に配した目盛板31と、目盛板31の目盛を上方
    から視認可能に映す反射鏡35とを具えたことを特徴と
    するゴルフボール硬度測定装置。
JP8133792U 1992-10-31 1992-10-31 ゴルフボール硬度測定装置 Pending JPH0640842U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8133792U JPH0640842U (ja) 1992-10-31 1992-10-31 ゴルフボール硬度測定装置

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JP8133792U JPH0640842U (ja) 1992-10-31 1992-10-31 ゴルフボール硬度測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0640842U true JPH0640842U (ja) 1994-05-31

Family

ID=13743561

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8133792U Pending JPH0640842U (ja) 1992-10-31 1992-10-31 ゴルフボール硬度測定装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152089A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Toto Ltd 生体情報測定装置
JP2013246047A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Shimizu Corp メタンハイドレート強度測定装置

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JP2013152089A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Toto Ltd 生体情報測定装置
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