JPH06407Y2 - シ−ト状除毛材 - Google Patents

シ−ト状除毛材

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JPH06407Y2
JPH06407Y2 JP1986177636U JP17763686U JPH06407Y2 JP H06407 Y2 JPH06407 Y2 JP H06407Y2 JP 1986177636 U JP1986177636 U JP 1986177636U JP 17763686 U JP17763686 U JP 17763686U JP H06407 Y2 JPH06407 Y2 JP H06407Y2
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JP
Japan
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sheet
hair
water
agent
depilatory
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JP1986177636U
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JPS6381824U (ja
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利光 佐々木
克弘 山本
伸太郎 和田
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はシート状除毛材に関するものである。
〈従来の技術とその問題点〉 従来、脱毛剤としては、ワックスタイプのものや脱毛薬
物含有クリームタイプのものが知られている。
ワックスタイプのものは、脱毛部位に塗布するに際して
熱源を必要とするばかりか、体毛を物理的に除毛するの
で強い皮膚刺激を伴うという問題があった。
また、クリームタイプにおいては、クリームを除毛部位
に塗布後、所定時間放置し、その後拭き取ることによっ
て除毛を行っているが、塗布作業が煩雑なうえに、均一
に塗布することがむつかしく、除毛ムラが起生するとい
う問題があった。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従って、本考案は、除毛に際して皮膚刺激を伴うことな
く、また除毛ムラが生じることのないシート状除毛材を
提供するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は圧縮によって粘性除毛剤が多孔性シート表面に
滲出するように、該シート内部に粘性除毛剤を含浸させ
たことを特徴とする塗布用のシート状除毛材を提供する
ものである。
図面は、本考案のシート状除毛材の実例を示すもので、
第1図(A)は平面図、第1図(B)は第1図(A)の横断面図
である。
シート1は、紙、不織布、発泡体の如き多孔性シートに
粘性除毛剤を含浸させることによって含有されるが、多
孔性シートは厚みが300〜2000μmであって、空隙率が5
〜90%、好ましくは10〜70%であることが望ましいもの
である。
本考案に用いられる粘性除毛剤は、1〜15重量%の脱毛
薬物と1〜70重量%の水溶性又は非水溶性高分子物質と
水とから構成され、さらに必要に応じてアルカリ剤、体
毛膨潤促進剤、充填剤、香料、着色剤などの添加剤が適
量配合されて、0.1〜1000ポイズ(at 30℃)、好ましく
は50〜400ポイズ(at 30℃)の粘度を有するペースト
状、ゾル状、ゲル状又は水分散液状とされる。
他の粘性除毛剤は、1〜15重量%の脱毛薬物と10〜70重
量%の親水性又は疎水性基剤と水と界面活性剤とから構
成され、さらに必要に応じて上記の添加剤が配合され、
15〜1000ポイズ(at 30℃)、好ましくは50〜700ポイズ
(at 30℃)の粘度を有するクリーム状又は軟膏状とさ
れる。
このように調整された除毛剤は、第1図に図示する如
く、シートに含浸され、シート状除毛材とされる。
このように構成された除毛材は、ほぼ均等に圧縮せしめ
ることによって、シートの表面に除毛剤が形成され、こ
れを目的とする除毛部位に貼着する。
貼着後の除毛剤は、貼着直後或いは所定時間経過後、シ
ート上の除毛剤の一部又は大部分を除毛部位に残留する
ようにしてシートが剥がされる。
除毛部位に残留せしめられた除毛剤被膜は、所定時間後
拭き取って除毛することがでるが、夏場などの高温下で
水分の揮散が促進される条件下では、自然雰囲気下で乾
燥して固化膜化し、剥離することにより、固化膜中にト
ラップされ且つ脱毛薬物にて毛根部分が弱められた体毛
を美麗に除毛でき、しかも除毛部位に固化膜の残留物を
残すことがないものである。
除毛剤としてエマルジョンタイプを用いると、エマルジ
ョンは水分が揮散等により減水するに従って、固化膜が
透明化するために、目視で比較的簡単に乾燥状態が判別
でき、除毛操作の失敗がないので有効である。
しかして、前記の自然乾燥以外に、付加的な乾燥処理手
段を用いることにより、固化膜化を促進することができ
る。この処理は、固化膜化の促進以外に、除毛操作を容
易にすることがあとの説明から理解される。
乾燥処理手段の1つは、熱風による加熱処理であって、
この処理は脱毛剤を塗布後数分放置して除毛剤中の薬物
を体毛に浸透させて行うのが好ましい。通常は35〜100
℃で1〜10分間処理される。熱源は家庭用ドライヤー
などで充分である。
このように乾燥処理された固化膜は、そのまま剥離して
除毛することができるが、該固化膜面に感圧接着性フイ
ルムを貼り合せ、固化膜をフイルム共々剥離すると、固
化膜とフイルムの感圧接着剤層とが強固に接着している
ために、脱毛部位に固化膜の残留物を残すことなく剥離
して除毛できる。
乾燥処理手段の他の例は、塗布してなる除毛剤被膜に吸
水性シートを貼り合せ、さらに要すれば貼り合せた吸水
性シート面から加熱処理を行うことである。
この乾燥処理手段によれば、吸水性シートは塗布した除
毛剤被膜中の水分を短時間で吸水させて固化膜化し、固
化膜を該シート共々剥離して除毛を行うか、或いは固化
膜から該シートのみを剥離し、次いで固化膜面に前記感
圧接着性フイルムを貼り合せて、固化膜をフイルム共々
剥離して除毛を行うことによって、除毛部位に固化膜の
残留物を残すことなく剥離できる。さらに加熱処理を併
用した場合には、固化膜化するための乾燥時間がより短
縮される。
前記吸水性シートとしては、一般に知られる吸水能を有
するシート状物であれば特に制限なく使用できるもので
あって、例えば親水性の不織布、紙、布、発泡シートの
如き多孔質シート材料(厚みは5〜100μmが好ましい)
を用いた場合は、これを塗布した湿潤状態にある除毛剤
被膜に貼り合せて軽く押圧することにより、シート材料
が一体化し、この状態で乾燥することにより、被膜を吸
水性シートとしての多孔質シート材料共々剥離して除毛
する。他の吸水性シートの好ましい例としては、水酸
基、カルボキシル基又はその塩などの親和性基を有する
水溶性ポリマーに、架橋剤や放射線等により適度な分子
間架橋を導入した水不溶性で且つ自重の10〜1000倍(重
量)程度の吸水倍率を有する高吸水性ポリマー、例えば
デンプンに(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロニト
リル又は無水マレイン酸をグフラト重合したもの、炭素
数が2〜12個のα−オレフィンと無水マレイン酸或い
はその誘導体との共重合物またはそのアルカリ中和物の
架橋体、ポリアクリル酸塩などをフイルム又はシート状
に成形したもの、或いはこれらの高吸水性ポリマーを内
部又は表面に分散又は積層した不織布、紙、発泡体など
が挙げられる。
これらの高吸水性ポリマーを用いた吸水性シートは、そ
の保有する吸水能で除毛剤被膜中の水分を短時間で吸水
して、目的とする物理的強度を有する固化膜を形成す
る。
このように乾燥処理によって固化膜化した除毛剤中の含
水量は、加熱処理を併用した場合は、0.1〜10重量%
に、また加熱処理を用いない場合は10〜40重量%に
なるようにするのが、脱毛時の物理的痛みの軽減及び除
毛効果の点から望ましいものである。
〈考案の効果〉 本考案のシート状除毛材によれば、除毛材を圧縮押し出
し除毛部位に貼り付けることによって除毛部位に均一な
厚みの除毛剤被膜を形成することができるので除毛ムラ
がないという特徴を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図(A)は本考案の実例を示す平面図、第1図(B)は第
1図(A)の横断面図である。 1、1…シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭49−8580(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮によって粘性除毛剤が多孔性シート表
    面に滲出するように、該シート内部に粘性除毛剤を含浸
    させたことを特徴とする塗布用のシート状除毛材。
JP1986177636U 1986-11-18 1986-11-18 シ−ト状除毛材 Expired - Lifetime JPH06407Y2 (ja)

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JP1986177636U JPH06407Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18 シ−ト状除毛材

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JP1986177636U JPH06407Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18 シ−ト状除毛材

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Publication Number Publication Date
JPS6381824U JPS6381824U (ja) 1988-05-30
JPH06407Y2 true JPH06407Y2 (ja) 1994-01-05

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ID=31119022

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498580U (ja) * 1972-04-22 1974-01-24

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JPS6381824U (ja) 1988-05-30

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