JPH0640770A - アルミナ基複合焼結体及びその製造方法 - Google Patents

アルミナ基複合焼結体及びその製造方法

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JPH0640770A
JPH0640770A JP4214800A JP21480092A JPH0640770A JP H0640770 A JPH0640770 A JP H0640770A JP 4214800 A JP4214800 A JP 4214800A JP 21480092 A JP21480092 A JP 21480092A JP H0640770 A JPH0640770 A JP H0640770A
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JP
Japan
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zro
tic
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alumina
hardness
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JP4214800A
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English (en)
Inventor
Nobuo Ayusawa
信夫 鮎澤
Akira Shironita
昭 白仁田
Toshihiko Akizuki
俊彦 秋月
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Shinagawa Refractories Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Refractories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度、硬度、靱性、導電性に優れた新規なア
ルミナ基複合焼結体を提供すること。 【構成】 19〜50wt%のAl23、1〜50wt%のT
iC及び5〜80wt%のZrO2からなるAl23−Ti
C−ZrO2系アルミナ基複合焼結体。 【効果】 従来のAl23単味、Al23−TiC系や
Al23−ZrO2系焼結体に比して高強度で高硬度か
つ高靱性の焼結体及び放電加工が可能な焼結体を得るこ
とができる。そして、本発明により、高強度、高硬度、
高靱性が要求される構造用部材や被加工性が要求される
電子材料などに好適な新材料を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強度、硬度、靱性、導
電性に優れた新規なAl23−TiC−ZrO2系アル
ミナ基複合焼結体に関し、特に高強度、高硬度および高
靱性が要求される構造用部材や被加工性が要求される電
子材料などの用途に用いられる新規なAl23−TiC
−ZrO2系アルミナ基複合焼結体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Al23焼結体において、Mg
O、TiO2、Cr23等を焼結助剤として用いること
によりAl23の粒成長を抑制し、気孔を減少させ、機
械的特性の向上が図られてきている。
【0003】また、Al23にTiC又はZrO2を複
合した焼結体も従来から知られている。例えばTiCと
の複合化によるAl23−TiC系焼結体については、
特開平3−247554号公報等にAl23の強度、耐磨耗
性、耐熱衝撃性を改善することが報告されている。 ま
た、ZrO2と複合化したAl23−ZrO2系焼結体に
ついては、靱性の向上を意図するものとして特開昭61−
21963号公報等に報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
Al23−TiC系焼結体では、強度及び硬度について
はAl23単味の焼結体より大幅な向上が認められる
が、靱性が低い欠点を有し、このため被加工性や信頼性
の点で問題があった。また、Al23−ZrO2系焼結
体では、強度及び靱性においてはAl23単味の焼結体
より向上が認められるが、ZrO2の添加により硬度が
低下する欠点を有し、このため耐磨耗性の点で問題とな
っていた。
【0005】ところで、日経テレコムにより文献検索を
したところ(1980年1月〜1992年5月までの12年分)、A
23にTiC、ZrO2を複合した焼結体に関するも
のとして計97件存在していた。これら文献の大部分は、
Al23−TiC系、Al23−ZrO2系等個々の組
合わせに関する研究報告であった(例えばTrans Indian
Ceram SoC vol.47,No.3 P60,Mater Sci Eng A vol.1
05/106,No.Pt1 P193〜P200等)。
【0006】一部の文献中にAl23−TiC−ZrO
2の3成分系焼結体について開示されているものが存在
したけれども、これらは、TiC量が1vol%以下
(SciCeram vol13 Pcl733-737)やZrO2量が5%以下
(Am Ceram Soc Bull vol.67,No.6 P1003〜P1005等)
に関するものであり、TiC及びZrO2を多量に添加
する研究報告が存在しなかった。
【0007】この理由としては、Al23−ZrO2
にさらにTiCを添加すると、緻密化が阻害され、上記
文献中に記載されているように、TiC量1%以上の添
加で硬度、ヤング率、靱性が低下する原因の1つとなる
と考えらていたからであると推察できる。一方、Al2
3−TiC系焼結体は、従来その高硬度のため、切削
工具としての開発及び使用が一般的であり、このために
硬度の低下を引き起こすZrO2の多量添加が行われて
いなかったと推察される。
【0008】本発明は、前記従来技術のAl23系材料
の問題点を解決し、強度、硬度、靱性において優れた新
規なAl23−TiC−ZrO2系アルミナ基複合焼結
体を提供することを技術的課題(目的)とする。また本
発明は、高強度、高硬度、高靱性が要求される構造用部
材や被加工性が要求される電子材料などの用途に用いら
れる新規なAl23−TiC−ZrO2系アルミナ基複
合焼結体を提供することを技術的課題(目的)とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そして、本発明は、上
記技術的課題を達成するため、Al23に特定量のTi
CとZrO2を添加し、均一に分散させ、複合化させる
ことにより、1650℃以上の焼成温度でもAl23の結晶
粒成長を抑制し、結晶粒径3μm以下の均質な結晶粒分
布を有し、かつ、界面の反応を伴わないものであり、し
かも、高強度であって、TiC配合に伴う高硬度及びZ
rO2配合に伴う高靱性を合せ持ち、更に、TiCの添
加量により導電性を有する新規なAl23−TiC−Z
rO2系アルミナ基複合焼結体を提供するものである。
【0010】即ち、本発明のアルミナ基複合焼結体は、
「19〜50wt%のAl23、1〜50wt%のTiC及び5
〜80wt%のZrO2からなることを特徴とするアルミ
ナ基複合焼結体。」を要旨とする。
【0011】また、本発明のアルミナ基複合焼結体の製
造方法は、「19〜50wt%のAl23に1〜50wt%の
TiC及び5〜80wt%のZrO2を配合し、必要に応じ
焼結助剤としてMg、Cr、Ti、Fe、Mo、Ni、
Y及びLa、Ce、Pr等の希土類元素よりなる群から
選ばれた少なくとも1種の金属の酸化物を10wt%以下
及び/又はZrO2の安定化剤としてY、Mg、Ca及
びYb、La、Ce、Pr等の希土類元素よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の金属の酸化物をZrO2
対し6mol%未満添加し、成形後Ar或いは真空中で1
500〜1900℃で常圧焼結又はその後さらにHIP焼結す
ることを特徴とするアルミナ基複合焼結体の製造方
法。」を要旨とする。
【0012】以下本発明を詳細に説明すると、本発明の
アルミナ基複合焼結体は、その組成範囲として、 Al23 19〜50wt% TiC 1〜50wt% ZrO2 5〜80wt% とするものであり、このAl23−TiC−ZrO2
における各成分の特性について、まず説明する。
【0013】(Al23成分について)Al23の添加
量が19wt%未満では、相対的にTiC、ZrO2の添
加量が増加することになり、次に記載するように好まし
くない。TiCが増加すると、焼結性が低下し、緻密化
が困難となり、また、ZrO2が増加すると、硬度が低
下すると同時に焼成中のZrO2の体積変化のために亀
裂が入ってしまうので、いずれも好ましくない。一方、
Al23添加量が50wt%を越える量では、TiC及び
ZrO2の併用効果が低下するので好ましくない。従っ
て、本発明では、Al23の添加量として19〜50wt%
が好ましい。
【0014】(TiC成分について)TiCの添加量が
1%未満では、強度、硬度の向上が小さく、一方、50%
を越える量では、焼結性が低下し、緻密化困難となるの
で好ましくない。このTiCについて、これを25%以上
添加したものは、導電性が良好であり、放電加工が可能
となるので好ましい。
【0015】(ZrO2成分について)ZrO2の添加量
が5%未満では、靱性の向上が低く、Al23の粒成長
抑制効果も小さく、一方、80%を越える量では、硬度低
下が認められ、また、亀裂発生の原因となるので、いず
れも好ましくない。
【0016】本発明において、上記Al23−TiC−
ZrO2系に焼結助剤としてMg、Cr、Ti、Fe、
Mo、Ni、Y及びYb、La、Ce、Pr等希土類元
素よりなる群から選ばれた少なくとも1種の金属の酸化
物を10wt%以下添加することができる。この添加によ
り、前記したTiC、ZrO2の添加効果と同様、結晶
の粒成長を抑制し、しかも、焼結助剤としての作用を奏
するため、気孔の減少にもつながり、高強度なAl2
3基複合焼結体を得ることができるので、本発明の好ま
しい実施態様である。
【0017】また、本発明において、ZrO2の安定化
剤としてY、Mg、Ca及びYb、La、Ce、Pr等
希土類元素より選ばれた少なくとも1種の金属の酸化物
をZrO2に対し6mol%未満添加、固溶させることが
できる。この添加により、未安定化あるいは部分安定化
されたZrO2がクラックの偏向、応力誘起変態などを
引き起こし、高強度、高靱性なAl23基複合焼結体を
得ることができるので、これも本発明の好ましい実施態
様である。
【0018】次に、本発明のアルミナ基複合焼結体の製
造方法について説明すると、まず前記したAl23、T
iC、ZrO2の各原料を非酸化性有機溶媒中で均一混
合し、乾燥する。次に、この乾燥原料粉末を所望の形に
成形し、加工した後1500〜1900℃で1〜5hr焼成するこ
とにより、Al23−TiC−ZrO2系焼結体を製造
する。上記焼成温度としては、1500〜1900℃で可能であ
るが、焼結性、粒成長等の点より1650〜1850℃がより好
ましい。また、焼成雰囲気としては、非酸化性雰囲気で
あれば有効であり、これを例示すれば、Ar、真空、H
2中又はこれらの混合雰囲気を挙げることができ 、いず
れも本発明の製造法において好適である。
【0019】また、本発明の製造法において、上記方法
で得られた焼結体に対し更にHP(ホットプレス)やH
IP(ホットアイソスタティックプレス)処理を施すこ
とができる。このHPやHIP処理を施すことにより、
より高密度の焼結体を得ることができ、本発明のより好
ましい実施態様である。
【0020】また、本発明の製造法において、前記した
Al23、TiC、ZrO2の各原料にさらに同じく前
記した焼結助剤及び/又はZrO2の安定化剤を添加
し、前記焼成条件で焼成することができ、これも本発明
の好ましい実施態様である。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例と共に挙げ、
本発明をより詳細に説明する。
【0022】(実施例1)高純度Al23(純度99.99
%、平均粒径0.4μm)19〜50wt%にTiC(平均粒
径1.0μm)1〜50wt%及びZrO2(Y232.6mol
%固溶、平均粒径0.2μm)5〜80wt%を表1に示す割
合で配合し(ただし、Al23量は省略して表示し
た。)、さらに、これにMgOを0.1wt%配合したも
のをエタノ−ル中で24時間ボ−ルミルにて混練し、その
後乾燥する。この乾燥原料粉末を1000kgf/cm2
CIP成形した後、Ar中1700℃、3時間焼成した。
【0023】得られた各焼成体について、強度、硬度、
靱性を測定した。各測定法は、4×3×36mmの各焼成体
の試験片を作製し、JIS R1601に基づき強度を測定し
た。また、硬度はビッカ−ス圧痕を押し込み、靱性はJI
S R1607に基づきIF法により測定した。測定結果を表
1に示す。なお、表1中の試験番号1及び9は、本発明
の数値限定範囲外のものであって、比較のために参考例
として表1に併記した。
【0024】
【表1】
【0025】表1より、試験番号4のTiC 10%、Z
rO2 60%(Al23 30%)において、強度及び靱性
のピ−クが認められた。しかし、硬度の点からみると、
TiC量が多い試験番号6のTiC 35%、ZrO2 20
%(Al23 45%)において、ピ−ク値となることが
理解できる。
【0026】(実施例2)実施例1の試験番号4の試料
について、焼結助剤としてMgOに代えてNiOを使用
し、実施例1と同様の手順で焼成体を作製した。このN
iOの添加量と強度の関係を表2に示す。なお、表2に
試験番号4の試量を併記し、また、比較のため試験番号
14として本発明の数値限定範囲外の例(参考例)を合わ
せて記載した。
【0027】
【表2】
【0028】表2より、10wt%までのNiOの添加は
強度向上に有効であることが理解できる。これは、助剤
による気孔の減少や粒成長抑制のためと考えられる。一
方、試験番号14(参考例)で明らかなように、10wt%
を越える15wt%の添加では、強度特性の低下をもたら
すことが認められ、これは、粒界ガラス相が過剰となる
ためと考えられる。
【0029】(実施例3)実施例1の配合(表1の試験
番号2〜9)におけるZrO2の安定化剤として、Y23
を2.6mol%固溶した部分安定化のものとこの安定化
剤を含まない未安定化のものを用い、実施例1と同一条
件で焼成体を作製した。各焼成体について実施例1と同
一の試験片を作製し、同様の測定を行なった。測定結果
を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】表3より、強度及び硬度に関しては、部分
安定化ZrO2を用いたものも未安定化ZrO2を用いた
ものも似通った値であった。しかしながら、靱性値につ
いては、ZrO2量30wt%以上では、未安定化のZr
2を用いたものが部分安定化させたZrO2を用いたも
のよりやや値が大きい傾向となっている。また、6mo
l%以上固溶させたものは、安定化度が大きくなり、特
性の向上が望めないことが認められた。
【0032】(実施例4)実施例1の試験番号4の試料
の表面をエッチングし、該表面のSEM写真を図1に示
す。また、比較のためZrO2を配合しないAl23
TiC系焼成体(Al23にTiC量10%添加したAl
23−TiC系焼成体)における同様のエッチング表面
のSEM写真を図2に示す。
【0033】図2よりAl23−TiC系でのAl23
の結晶粒径は、3〜5μmであるのに対し、図1より明ら
かなように、試験番号4のAl23−TiC−ZrO2
成体は、1μm程度であることが理解できる。これは、
均一に分散されたZrO2の複合化がAl23の粒成長
を抑制したことを示しており、このことが強度向上をも
たらした一因であると考えられる。
【0034】(実施例5)実施例1の試料について真鍮
ワイヤ−を用い、ワイヤ放電加工を行なったところ、T
iC量25%以上の試料(表1中の試験番号6〜8、体積固
有抵抗0.1Ω.cm以下の試料)については、加工可能
であった。
【0035】(比較例1)実施例1の原料中でZrO2
を含まないAl23 −TiC複合体について、実施例
1と同様の手順で試料作製から測定まで行なった。測定
結果を表4に示す。
【0036】
【表4】
【0037】表4より、TiC20wt%(Al2380w
t%)において、強度80kgf/mm2、硬度2100kgf
/mm2、靱性3.5Mpa・m1/2となり、強度、硬度的
にピ−クを示しているが、特に強度について本発明品よ
り低い値であることが理解できる。
【0038】(比較例2)実施例1の原料中でTiCを
含まないAl23−ZrO2複合体について、実施例1
と同様の手順で試料作製から測定まで行なった。その測
定結果を表5に示す。
【0039】
【表5】
【0040】表5より、ZrO2の添加により靱性は上
昇していく傾向にあるが、その反面硬度の低下が大き
く、表1との対比で明らかなように、本発明品における
TiCの添加効果が大きいことが理解できる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上詳記したとおり、従来の
Al23単味或いはAl23−TiC系やAl23−Z
rO2系焼結体に比べて高強度で高硬度かつ高靱性を有
する焼結体を得ることができ、また、本発明の焼結体
(TiC量25%以上の焼成体)では、放電加工も可能で
あるものをも得ることができる効果が生ずる。そして、
本発明により、高強度、高硬度及び高靱性が要求される
構造用部材や被加工性が要求される電子材料などに好適
な新材料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAl23−TiC−ZrO2系焼結体
のSEM写真図である。
【図2】Al23−TiC系焼結体のSEM写真図であ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAl−TiC−ZrO系焼結
体の結晶構造のSEM写真。
【図2】Al−TiC系焼結体の結晶構造のSE
M写真。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 19〜50wt%のAl23、1〜50wt%
    のTiC及び5〜80wt%のZrO2からなることを特徴
    とするアルミナ基複合焼結体。
  2. 【請求項2】 19〜50wt%のAl23に1〜50wt%
    のTiC及び5〜80wt%のZrO2を配合し、さらに焼
    結助剤としてMg、Cr、Ti、Fe、Mo、Ni、Y
    及びLa、Ce、Pr等の希土類元素よりなる群から選
    ばれた少なくとも1種の金属の酸化物を10wt%以下添
    加し、焼結してなることを特徴とするアルミナ基複合焼
    結体。
  3. 【請求項3】 19〜50wt%のAl23に1〜50wt%
    のTiC及び5〜80wt%のZrO2を配合し、さらにZ
    rO2の安定化剤としてY、Mg、Ca及びYb、L
    a、Ce、Pr等の希土類元素よりなる群から選ばれた
    少なくとも1種の金属の酸化物をZrO2に対し6mol
    %未満添加し、焼結してなることを特徴とするアルミナ
    基複合焼結体。
  4. 【請求項4】 19〜50wt%のAl23に1〜50wt%
    のTiC及び5〜80wt%のZrO2を配合し、必要に応
    じ焼結助剤としてMg、Cr、Ti、Fe、Mo、N
    i、Y及びLa、Ce、Pr等の希土類元素よりなる群
    から選ばれた少なくとも1種の金属の酸化物を10wt%
    以下及び/又はZrO2の安定化剤としてY、Mg、C
    a及びYb、La、Ce、Pr等の希土類元素よりなる
    群から選ばれた少なくとも1種の金属の酸化物をZrO
    2に対し6mol%未満添加し、成形後Ar或いは真空中
    で1650〜1850℃で常圧焼結又はその後さらにHIP焼結
    することを特徴とするアルミナ基複合焼結体の製造方
    法。
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Cited By (3)

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