JPH0640646Y2 - 舗装盤斜め切削機における切削進行案内装置 - Google Patents
舗装盤斜め切削機における切削進行案内装置Info
- Publication number
- JPH0640646Y2 JPH0640646Y2 JP12424290U JP12424290U JPH0640646Y2 JP H0640646 Y2 JPH0640646 Y2 JP H0640646Y2 JP 12424290 U JP12424290 U JP 12424290U JP 12424290 U JP12424290 U JP 12424290U JP H0640646 Y2 JPH0640646 Y2 JP H0640646Y2
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- JP
- Japan
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- cutter
- pavement
- cutting
- pointers
- disc
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- Road Repair (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、道路等の舗装盤を円盤カッターにより斜めに切
る斜め切削機において所定の切削進行方向に円盤カッタ
ーを進行させるための案内装置に関する。
る斜め切削機において所定の切削進行方向に円盤カッタ
ーを進行させるための案内装置に関する。
(従来の技術) 従来、台車にエンジン及び円盤カッターを載置した手押
し走行式の垂直切削機における切削進行案内手段とし
て、上記円盤カッターの適宜前方に指針を垂下させ、使
用においては、作業員が上記指針を舗装盤面にマーキン
グチョークで記入された予定切断線上に位置させつつ、
切削機を移動させるものが広く使用されているが、この
案内手段はそのまま斜め切削機の案内手段に使用するこ
とはできない。
し走行式の垂直切削機における切削進行案内手段とし
て、上記円盤カッターの適宜前方に指針を垂下させ、使
用においては、作業員が上記指針を舗装盤面にマーキン
グチョークで記入された予定切断線上に位置させつつ、
切削機を移動させるものが広く使用されているが、この
案内手段はそのまま斜め切削機の案内手段に使用するこ
とはできない。
そこで、従来、斜め切削機の切削進行案内装置として、
台車に装備された斜め円盤カッターの前後位置にガイド
円板をそれぞれ垂直に配置し、使用においては、舗装盤
に予め垂直ガイド溝を切削し、該垂直ガイド溝に上記両
ガイド円板を係合させて台車をその方向に案内させつつ
斜め円盤カッターで斜め切りを行うものが提案された。
台車に装備された斜め円盤カッターの前後位置にガイド
円板をそれぞれ垂直に配置し、使用においては、舗装盤
に予め垂直ガイド溝を切削し、該垂直ガイド溝に上記両
ガイド円板を係合させて台車をその方向に案内させつつ
斜め円盤カッターで斜め切りを行うものが提案された。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記斜め切削機の案内装置は、装置が複雑大型
化するばかりでなく、垂直ガイド溝の切削に余分の手間
がかかる欠点があった。
化するばかりでなく、垂直ガイド溝の切削に余分の手間
がかかる欠点があった。
本案は、従来の欠点を除くことを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための手段として、本案は、 台車に、原動機及び上記原動機から回転を伝達される円
盤カッターをそれぞれ載置し、上記円盤カッターが、該
カッター盤面を台車進行方向と平行に向けた状態で、舗
装面に対する傾斜角度を変更すべく支持部材を介して上
記台車に回転変位可能に取付けられた斜め切削機におい
て、 上記円盤カッターの支持部材に、該円盤カッターの舗装
面に対する傾斜角度を示すカッター傾斜角度目盛を設
け、 台車進行方向に適宜間隔をあけた前後の位置において、
舗装面近くに垂下する前部及び後部指針を、舗装面と平
行に且つ台車進行方向に対し直交方向に支持部材により
移動可能に支持し、上記両指針の支持部材に、上記各種
角度に傾斜した円盤カッターの舗装面接地点を通る各切
削進行方向線上に該両指針を位置させるための指針変位
位置を示す指針変位目盛を設けた、 舗装盤斜め切削機における切削進行案内装置を提供す
る。以下手押し走行式の舗装盤垂直・斜め両用切削機の
切削進行案内装置に実施した例について図面を参照して
説明する。
盤カッターをそれぞれ載置し、上記円盤カッターが、該
カッター盤面を台車進行方向と平行に向けた状態で、舗
装面に対する傾斜角度を変更すべく支持部材を介して上
記台車に回転変位可能に取付けられた斜め切削機におい
て、 上記円盤カッターの支持部材に、該円盤カッターの舗装
面に対する傾斜角度を示すカッター傾斜角度目盛を設
け、 台車進行方向に適宜間隔をあけた前後の位置において、
舗装面近くに垂下する前部及び後部指針を、舗装面と平
行に且つ台車進行方向に対し直交方向に支持部材により
移動可能に支持し、上記両指針の支持部材に、上記各種
角度に傾斜した円盤カッターの舗装面接地点を通る各切
削進行方向線上に該両指針を位置させるための指針変位
位置を示す指針変位目盛を設けた、 舗装盤斜め切削機における切削進行案内装置を提供す
る。以下手押し走行式の舗装盤垂直・斜め両用切削機の
切削進行案内装置に実施した例について図面を参照して
説明する。
(実施例) 第1、2図において、2個づつの前輪(2)、(2)及
び後輪(3)、(3)を有する台車(1)上に原動機と
してエンジン(4)を載置し、又台車(1)の一側部
に、一端にフランジ状受け座(6)を有する円筒状固定
台(5)を、その受け座(6)を前方(第1、2図右
方)へ向けた状態で、水平に固定し、上記受け座(6)
には第3図示のように開き角度45度のボルト案内溝
(7)、(7)をそれぞれ同心的に開設してあり、この
受け座(6)の前面に、一面にブラケット(9)を突設
された環状の回転座(8)を、そのブラケット(9)を
前方へ向けた状態で、上記案内溝(7)、(7)に摺動
自在に挿通されたボルト(10)、(10)及びナット(1
1)、(11)により上記案内溝(7)、(7)の開き角
度範囲内で回転変位可能に接続し、この回転座(8)の
ブラケット(9)に、円筒状支持アーム(12)の一端部
を軸(13)により常時は上下揺動自在に連結して他端部
を前方へ延長し、延長端部に、カッター軸(14)を、台
車(1)の進行方向(A)(第2図矢印方向)と直交方
向に向け且つ軸(14)両端部を左右に突出した状態で、
回転自在に支承し、該軸(14)の台車進行方向(A)右
側の軸端に円盤カッター(15)を固着してある。それに
より上記円盤カッター(15)はそのカッター盤面を台車
進行方向(A)と平行に向け、そして上記回転座(8)
を受け座(6)に対し回転変位させることにより上記円
盤カッター(15)を舗装面(F)に対し垂直の姿勢から
45度傾斜の姿勢まで変更できるようにしてある。
び後輪(3)、(3)を有する台車(1)上に原動機と
してエンジン(4)を載置し、又台車(1)の一側部
に、一端にフランジ状受け座(6)を有する円筒状固定
台(5)を、その受け座(6)を前方(第1、2図右
方)へ向けた状態で、水平に固定し、上記受け座(6)
には第3図示のように開き角度45度のボルト案内溝
(7)、(7)をそれぞれ同心的に開設してあり、この
受け座(6)の前面に、一面にブラケット(9)を突設
された環状の回転座(8)を、そのブラケット(9)を
前方へ向けた状態で、上記案内溝(7)、(7)に摺動
自在に挿通されたボルト(10)、(10)及びナット(1
1)、(11)により上記案内溝(7)、(7)の開き角
度範囲内で回転変位可能に接続し、この回転座(8)の
ブラケット(9)に、円筒状支持アーム(12)の一端部
を軸(13)により常時は上下揺動自在に連結して他端部
を前方へ延長し、延長端部に、カッター軸(14)を、台
車(1)の進行方向(A)(第2図矢印方向)と直交方
向に向け且つ軸(14)両端部を左右に突出した状態で、
回転自在に支承し、該軸(14)の台車進行方向(A)右
側の軸端に円盤カッター(15)を固着してある。それに
より上記円盤カッター(15)はそのカッター盤面を台車
進行方向(A)と平行に向け、そして上記回転座(8)
を受け座(6)に対し回転変位させることにより上記円
盤カッター(15)を舗装面(F)に対し垂直の姿勢から
45度傾斜の姿勢まで変更できるようにしてある。
上記エンジン(4)の回転は、その出力軸(16)に固着
されたプーリー(17)から、台車(1)に支承された軸
(18)の一端に固着されたプーリー(19)にベルト(2
0)により伝達され、ついで上記軸(18)の上記円筒状
固定台(5)内への突出端に固着されたプーリー(21)
から、上記円筒状支持アーム(12)内で上記軸(13)に
支承されたプーリー(22)にベルト(23)により伝達さ
れ、ついで上記プーリー(22)から上記円筒状支持アー
ム(12)内で上記軸(14)に固着されたプーリー(24)
にベルト(25)により伝達される。
されたプーリー(17)から、台車(1)に支承された軸
(18)の一端に固着されたプーリー(19)にベルト(2
0)により伝達され、ついで上記軸(18)の上記円筒状
固定台(5)内への突出端に固着されたプーリー(21)
から、上記円筒状支持アーム(12)内で上記軸(13)に
支承されたプーリー(22)にベルト(23)により伝達さ
れ、ついで上記プーリー(22)から上記円筒状支持アー
ム(12)内で上記軸(14)に固着されたプーリー(24)
にベルト(25)により伝達される。
(26)は上記カッター(15)を昇降させる操作ハンドル
で、上記回転座(8)の前面に突設されたブラケット
(27)(上記ブラケット(9)の一部を利用)に回転自
在に支承されたリング(28)にネジ棒(29)の一端部を
回転自在に嵌合すると共に軸棒方向に摺動不能に係止
し、また上記支持アーム(12)の前部に突設されたブラ
ケット(30)に回転自在に支承されたメネジリング(3
1)に上記ネジ棒(29)の他端にオネジ部(32)を螺合
し、このネジ棒(29)の一端に、軸受(33)で回転自在
に支持されたロッド(34)の一端をユニバーサルジョイ
ント(35)を介して連結し、ロッド他端に上記操作ハン
ドル(26)を取付けてある。(36)、(36)は手押しハ
ンドルである。
で、上記回転座(8)の前面に突設されたブラケット
(27)(上記ブラケット(9)の一部を利用)に回転自
在に支承されたリング(28)にネジ棒(29)の一端部を
回転自在に嵌合すると共に軸棒方向に摺動不能に係止
し、また上記支持アーム(12)の前部に突設されたブラ
ケット(30)に回転自在に支承されたメネジリング(3
1)に上記ネジ棒(29)の他端にオネジ部(32)を螺合
し、このネジ棒(29)の一端に、軸受(33)で回転自在
に支持されたロッド(34)の一端をユニバーサルジョイ
ント(35)を介して連結し、ロッド他端に上記操作ハン
ドル(26)を取付けてある。(36)、(36)は手押しハ
ンドルである。
切削進行案内装置の構造は次のようである。まず、上記
受け座(6)の外周面に基準点(P)(第2図で三角
印)を記入し、回転座(8)の外周面に、上記円盤カッ
ター(15)が舗装面(F)に対し垂直にあるときの上記
基準点に対応する位置に0度目盛を記し、該0度目盛を
原点としてその両側に10°、20°、30°、40°、45°の
右傾斜及び左傾斜のカッター傾斜角度目盛(50R)、(5
0L)を記入してある。
受け座(6)の外周面に基準点(P)(第2図で三角
印)を記入し、回転座(8)の外周面に、上記円盤カッ
ター(15)が舗装面(F)に対し垂直にあるときの上記
基準点に対応する位置に0度目盛を記し、該0度目盛を
原点としてその両側に10°、20°、30°、40°、45°の
右傾斜及び左傾斜のカッター傾斜角度目盛(50R)、(5
0L)を記入してある。
次に、台車(1)の前面に突設されたブラケット(37)
にアーム(38)を一端部において軸(39)により上下揺
動自在に支持し、該アーム(38)の先端に固定されたス
リーブ(40)に、前部支持棒(41)を、舗装面(F)と
平行の状態で、台車進行方向(A)に直交する方向に摺
動自在に挿入保持させると共にセットネジ(42)により
固定し、該支持棒(41)のカッターがわ先端に前部指針
(43)を垂下状態に取付けると共に、上記アーム(38)
の先端部下面に取付けたコロ(44)の接地により上記指
針(43)の垂下端を舗装面(F)に近接する位置に保っ
ている。また、上記台車(1)の後面にはスリーブ(4
5)を固定し、該スリーブ(45)に後部支持棒(46)を
上記と同様の位置関係で挿入保持させると共にセットネ
ジ(47)により固定し、該支持棒(46)のカッターがわ
先端に後部指針(48)を同様に取付けてある。
にアーム(38)を一端部において軸(39)により上下揺
動自在に支持し、該アーム(38)の先端に固定されたス
リーブ(40)に、前部支持棒(41)を、舗装面(F)と
平行の状態で、台車進行方向(A)に直交する方向に摺
動自在に挿入保持させると共にセットネジ(42)により
固定し、該支持棒(41)のカッターがわ先端に前部指針
(43)を垂下状態に取付けると共に、上記アーム(38)
の先端部下面に取付けたコロ(44)の接地により上記指
針(43)の垂下端を舗装面(F)に近接する位置に保っ
ている。また、上記台車(1)の後面にはスリーブ(4
5)を固定し、該スリーブ(45)に後部支持棒(46)を
上記と同様の位置関係で挿入保持させると共にセットネ
ジ(47)により固定し、該支持棒(46)のカッターがわ
先端に後部指針(48)を同様に取付けてある。
上記のように取付けられた両支持棒(41)、(46)に、
傾斜した円盤カッター(15)と前部及び後部指針(4
3)、(48)とを同一切削進行線上におくための指針変
位目盛を設けてあり、それを上部支持棒(41)について
みると、第4図において、まずスリーブ(40)の右端を
基準点(Q)とし、次に軸(14)の右側軸端に取付けら
れた円盤カッター(15)の舗装面に対する垂直(傾斜角
度0°)接地点を通る切削進行方向線(49R)を想定
し、この線(49R)上に指針(43)を位置させたときの
上記基準点(Q)に対応する位置に原点目盛(0目盛)
を記入し、ついで上記円盤カッター(15)を舗装面に対
し右傾斜で10度、20度、30度、40度、45度とそれぞれ傾
斜させた場合における該円盤カッター(15)の各傾斜接
地点の上記垂直接地点からの水平変位距離(d10)、(d
20)、(d30)、(d40)、(d45)を測定し、そして上
記原点から右方へ距離(d10)〜(d45)の各位置にそれ
ぞれ指針変位目盛(51R)を記入する。
傾斜した円盤カッター(15)と前部及び後部指針(4
3)、(48)とを同一切削進行線上におくための指針変
位目盛を設けてあり、それを上部支持棒(41)について
みると、第4図において、まずスリーブ(40)の右端を
基準点(Q)とし、次に軸(14)の右側軸端に取付けら
れた円盤カッター(15)の舗装面に対する垂直(傾斜角
度0°)接地点を通る切削進行方向線(49R)を想定
し、この線(49R)上に指針(43)を位置させたときの
上記基準点(Q)に対応する位置に原点目盛(0目盛)
を記入し、ついで上記円盤カッター(15)を舗装面に対
し右傾斜で10度、20度、30度、40度、45度とそれぞれ傾
斜させた場合における該円盤カッター(15)の各傾斜接
地点の上記垂直接地点からの水平変位距離(d10)、(d
20)、(d30)、(d40)、(d45)を測定し、そして上
記原点から右方へ距離(d10)〜(d45)の各位置にそれ
ぞれ指針変位目盛(51R)を記入する。
後部支持棒(46)にも上記と同様に指針変位目盛り(51
R)を記入する。
R)を記入する。
次に、上記円盤カッター(15)を第4図仮想線で示すよ
うに軸(14)の左側軸端につけ替えて左傾斜させる場合
は、該円盤カッター(15)の舗装面に対する垂直接地点
を通る切削進行方向線(49L)を想定し、この線(49L)
上に指針(43)を位置させたときの上記基準点(Q)に
対応する位置に原点目盛(0目盛)を記入し、該原点か
ら左方へ上記と同一の距離(d10)〜(d45)の各位置に
それぞれ指針変位目盛(51L)を記入する。後部支持棒
(46)にも上記と同様に指針変位目盛(51L)を記入す
る。
うに軸(14)の左側軸端につけ替えて左傾斜させる場合
は、該円盤カッター(15)の舗装面に対する垂直接地点
を通る切削進行方向線(49L)を想定し、この線(49L)
上に指針(43)を位置させたときの上記基準点(Q)に
対応する位置に原点目盛(0目盛)を記入し、該原点か
ら左方へ上記と同一の距離(d10)〜(d45)の各位置に
それぞれ指針変位目盛(51L)を記入する。後部支持棒
(46)にも上記と同様に指針変位目盛(51L)を記入す
る。
上例の作用を次に説明する。第1、2、3図の状態で、
例えば30度の斜め切りを行う場合は、まず上記受け座
(6)のナット(11)、(11)をゆるめて回転座(8)
を第3図時計方向へ回し、そのカッター右傾斜角度目盛
(50R)の30度を基準点(P)に合わせ、その状態で上
記ナット(11)、(11)を再び締着する。それにより円
盤カッター(15)が右傾斜30度にセットされる。次に、
前部及び後部支持棒(41)、(46)のセットネジ(4
2)、(47)をゆるめて両支持棒を左方へ摺動させ、そ
れらの指針変位目盛(51R)におけるカッター傾斜角度3
0°に対応する目盛を基準点(Q)にそれぞれ合わせ、
その状態でセットネジ(42)、(47)を再び締着する。
例えば30度の斜め切りを行う場合は、まず上記受け座
(6)のナット(11)、(11)をゆるめて回転座(8)
を第3図時計方向へ回し、そのカッター右傾斜角度目盛
(50R)の30度を基準点(P)に合わせ、その状態で上
記ナット(11)、(11)を再び締着する。それにより円
盤カッター(15)が右傾斜30度にセットされる。次に、
前部及び後部支持棒(41)、(46)のセットネジ(4
2)、(47)をゆるめて両支持棒を左方へ摺動させ、そ
れらの指針変位目盛(51R)におけるカッター傾斜角度3
0°に対応する目盛を基準点(Q)にそれぞれ合わせ、
その状態でセットネジ(42)、(47)を再び締着する。
上記のように調整を行ったら、舗装面(F)にマーキン
グチョークにより記入された予定切断線(切削進行方向
線)上に前部及び後部指針(43)、(48)を位置させ、
その状態でエンジン(4)の始動によりカッター(15)
を回転させた後ハンドル(26)の操作により上記回転カ
ッター(15)を降下させると、該カッター(15)が上記
予定切断線上に30度傾斜で正確に接地し、舗装盤の斜め
切りを開始する。そこで作業員が手押しハンドル(3
6)、(36)を持ち、前、後指針(43)、(48)を予定
切断線上に沿わせながら徐々に本機を前進させていけ
ば、傾斜カッター(15)が予定切断線に沿って切削を継
続していき、所期の舗装盤切削を行う。
グチョークにより記入された予定切断線(切削進行方向
線)上に前部及び後部指針(43)、(48)を位置させ、
その状態でエンジン(4)の始動によりカッター(15)
を回転させた後ハンドル(26)の操作により上記回転カ
ッター(15)を降下させると、該カッター(15)が上記
予定切断線上に30度傾斜で正確に接地し、舗装盤の斜め
切りを開始する。そこで作業員が手押しハンドル(3
6)、(36)を持ち、前、後指針(43)、(48)を予定
切断線上に沿わせながら徐々に本機を前進させていけ
ば、傾斜カッター(15)が予定切断線に沿って切削を継
続していき、所期の舗装盤切削を行う。
(考案の効果) 本案の舗装盤斜め切削機における切削進行案内装置によ
れば、斜め切りの始動準備において、カッター傾斜角度
目盛に従って円盤カッターを所望角度に傾斜させると共
に、前部及び後部指針を上記カッターの傾斜角度に対応
する指針変位目盛に合わせ、この両指針を舗装面上の予
定切断線に合わせれば、傾斜カッターを自動的に上記予
定切断線上に正確に接地させることができ、しかも切削
途上においては、前部及び後部指針を上記予定切断線上
に沿わせつつ本機を進行させれば、傾斜カッターで予定
切断線通りの斜め切りを継続させることができるのであ
り、さらに本案によれば、簡単な構造をもって上記効果
を達成できる利点もえられるのである。
れば、斜め切りの始動準備において、カッター傾斜角度
目盛に従って円盤カッターを所望角度に傾斜させると共
に、前部及び後部指針を上記カッターの傾斜角度に対応
する指針変位目盛に合わせ、この両指針を舗装面上の予
定切断線に合わせれば、傾斜カッターを自動的に上記予
定切断線上に正確に接地させることができ、しかも切削
途上においては、前部及び後部指針を上記予定切断線上
に沿わせつつ本機を進行させれば、傾斜カッターで予定
切断線通りの斜め切りを継続させることができるのであ
り、さらに本案によれば、簡単な構造をもって上記効果
を達成できる利点もえられるのである。
図面は本案の実施例を示し、第1図は垂直・斜め両用切
削機の一部切欠側面図、第2図は同上一部切欠平面図、
第3図は第2図のIII-III線拡大断面図、第4図は指針
変位目盛の説明図である。 1…台車、4…原動機、6…受け座、8…回転座、12…
支持アーム、15…円盤カッター、41、46…支持棒、43…
前部指針、48…後部指針、49R、49L…切削進行方向線、
50R、50L…カッター傾斜角度目盛、51R、51L…指針変位
目盛、A…台車進行方向、F…舗装面。
削機の一部切欠側面図、第2図は同上一部切欠平面図、
第3図は第2図のIII-III線拡大断面図、第4図は指針
変位目盛の説明図である。 1…台車、4…原動機、6…受け座、8…回転座、12…
支持アーム、15…円盤カッター、41、46…支持棒、43…
前部指針、48…後部指針、49R、49L…切削進行方向線、
50R、50L…カッター傾斜角度目盛、51R、51L…指針変位
目盛、A…台車進行方向、F…舗装面。
Claims (1)
- 【請求項1】台車に、原動機及び上記原動機から回転を
伝達される円盤カッターをそれぞれ載置し、上記円盤カ
ッターが、該カッター盤面を台車進行方向と平行に向け
た状態で、舗装面に対する傾斜角度を変更すべく支持部
材を介して上記台車に回転変位可能に取付けられた斜め
切削機において、 上記円盤カッターの支持部材に、該円盤カッターの舗装
面に対する傾斜角度を示すカッター傾斜角度目盛を設
け、 台車進行方向に適宜間隔をあけた前後の位置において、
舗装面近くに垂下する前部及び後部指針を、舗装面と平
行に且つ台車進行方向に対し直交方向に支持部材により
移動可能に支持し、上記両指針の支持部材に、上記各種
角度に傾斜した円盤カッターの舗装面接地点を通る各切
削進行方向線上に該両指針を位置させるための指針変位
位置を示す指針変位目盛を設けた、 舗装盤斜め切削機における切削進行案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12424290U JPH0640646Y2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 舗装盤斜め切削機における切削進行案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12424290U JPH0640646Y2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 舗装盤斜め切削機における切削進行案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0482011U JPH0482011U (ja) | 1992-07-16 |
JPH0640646Y2 true JPH0640646Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31871902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12424290U Expired - Lifetime JPH0640646Y2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 舗装盤斜め切削機における切削進行案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640646Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7208436B1 (ja) * | 2022-09-22 | 2023-01-18 | 川崎重工業株式会社 | 溝加工機および溝加工方法 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP12424290U patent/JPH0640646Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0482011U (ja) | 1992-07-16 |
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