JPH0640631B2 - 両方向デ−タ伝送装置 - Google Patents

両方向デ−タ伝送装置

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JPH0640631B2
JPH0640631B2 JP59126313A JP12631384A JPH0640631B2 JP H0640631 B2 JPH0640631 B2 JP H0640631B2 JP 59126313 A JP59126313 A JP 59126313A JP 12631384 A JP12631384 A JP 12631384A JP H0640631 B2 JPH0640631 B2 JP H0640631B2
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data transmission
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clock
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エム.スクイリ フエリス
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エム アンド エフシ− ホ−ルディング カンパニ− インク.
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は質問装置と応答装置との間で両方向的にデータ
を転送する誘導性結合装置に関係し、特に応答装置から
質問装置へと一方向に例えば水道、ガス、電気等の公益
事業対象物質の消費量を指示するデイジタル・データを
転送し、質問装置から応答装置へと反対方向に電力/ク
ロツク信号及び/又はデータ保有信号を転送する誘導性
結合装置に関係する。
従来の技術とその問題点 例えば水、ガス、電気のような公益事業の対象とする物
質あるいはエネルギの分配を扱う公益事業会社にとっ
て、その各々の顧客の消費量指示を得て、顧客に消費に
見合う正確な料金請求をすることは長年にわたっての懸
案の課題であった。公益会社にとって各顧客の居所又は
家庭を訪問し、メータを目で見て消費量とそれに対応す
る顧客名との手書記録を表形式に記録することにより読
取りを行なう「メータ検針員」を雇うことは、公益事業
会社にとっては典型的な実務慣習であった。このような
方法は、メータ検針員がメータの置かれている顧客の家
の内部に接近可能でなければならず、多くの場合に顧客
が不在で、必要な読取りを行うために繰返し訪問しなけ
ればならないという点で非常に時間がかかり、従ってコ
ストがかかるものである。
本発明の出願人に譲渡されたワインバーガー他の米国特
許第3,806,904号は、消費者が消費した水の量
の指示を機械式結合レジスタにより増分的に記録して水
量を測定する公益事業メータ、特に、水メータを開示し
ている。標準的には、携帯質問装置をメータ検針員が顧
客位置まで運んで行き、顧客の家庭又は仕事場所の内部
に配置されたレジスタケーブルで接続されている外部レ
セプタクルへ結合する。装置を外部レセプタクルへ結合
すると、顧客が消費した水量を表す読出信号がレジスタ
から質問装置へ伝送される。
ワインバーガー他の特許に記述されているように、水メ
ータに付随する機械式レジスタは一連の歯車を含み、そ
の位置が消費した水量の連続する桁、例えば1位、10
位、100位、1000位を表す。例えば、水メータは
顧客が消費した各100又は1000ガロンの水毎にレ
ジスタを増分的に作動させる。各々の歯車の位置、従っ
て、消費した水量を指示する電気信号が、各歯車に1つ
づつ付随する複数個の抵抗はしごにより得られる。顧客
の家庭又は仕事場所の外部に配置された外部レセプタク
ルへ選択的接続が行なわれ、これにより公益事業検針員
は容易に機械式レジスタへのアクセスが得られる。加え
て、例えば外部レセプタクル内に顧客を識別するような
構成の又はそのように配線された回路板又は配線マトリ
クスを配置する。
メータ読取りを得るために、取外し可能な面板を介して
銃形式のコネクタを結合することによつて、メータ検針
員は遠隔のレセプタクルへのアクセスを獲得して、そう
することにより接点を含む質問銃(Interrogation gun)
は外部レセプタクル内の接点に結合され、従って携帯質
問装置とを公益事業対象物質の需給メータに付随する機
械式レジスタとの間で電気的接続がなされる。質問銃を
挿入すると、携帯質問装置に付随する制御論理部は機械
式レジスタの歯車の各々に附随する抵抗ラダー回路から
コード化読取信号を連続的に読出して、上述の配線マト
リクスから6デイジツトの識別信号を得る。
質問銃と外部レセプタクル内の接点の組との間でなされ
る相互接続には接触の問題が生じ、したがって、これら
のかみ合せ接点の組は大気中の湿気又は汚染物により侵
食されない適当なコーテイングにより保護されなければ
ならない。顧客を識別する唯一の識別番号により各公益
メータをコード化する比較的高価な特性に別の問題が存
在する。このような装置に用いる配線マトリクスは標準
的には手配線で唯一の6数字顧客識別番号を与える。さ
らに、マトリクスを工場で製造し、次いで顧客位置で実
装するよう製造過程を必要とする。
セント・クレーレ他の米国特許第3,840,866号
は、公益事業の対象物質(あるいは、エネルギ)の消費
量を指示する2進化10進数信号を輻射エネルギ放出に
転送することにより上述した型式の接触問題を克服する
メータ読出装置を開示している。特に、セント・クレー
レ他は受信器と固定装置又は送信器を開示している。固
定装置は、送信側の4スイッチの各々をアクセスし、こ
れによりダイオード群からメータ読取を指示する10進
データを読出して4輻射エネルギ伝送装置の内の1個を
選択的に付勢する10進列コントローラを含む。セント
・クレーレ他は電磁石と対応するリード・スイッチ又は
光源と対応する光セルのどちらかの形式で輻射エネルギ
装置を開示している。特に、4スイッチの各々の出力は
送信器内のアレイに配置された対応する組の輻射エネル
ギ装置へ接続される。受信器は同様に配置された受信素
子のアレイ、即ちリード・スイッチ又は光セルを有し、
これらは対応する輻射エネルギ伝送装置の各々により発
生された輻射エネルギを検出するように整合されてい
る。リード・スイッチは使用した公益事業対象物質の量
を指示する2進データを解釈し、対応するデイジタル表
示を与える2進対数字変換器へ図示のように接続されて
いる。動作時には、電磁リレーとリード・スイッチのア
レイの組が互いに整合するよう携帯質問装置は送信器に
対して配置され、次いで携帯装置のスイッチを閉じて始
動前磁石を付勢して送信器内の関連スイッチを閉じ、こ
れにより送信器電池を回路に接続して送信器の素子を付
勢する。読取の完了後、始動電磁石を消勢し、これによ
り送信器電池を回路から除去し送信器を消勢する。セン
ト・クレーレの他の装置の欠点は、周期的取替を必要と
する有限寿命の電池を送信器に使用することに関係す
る。この電池の代りに従来の交流源を代用したとして
も、依然として停電の可能性もある。加えて、セント・
クレーレ他はそのメータに結合された10進スイツチを
用い、このスイツチの各々は10個の接点の内の1個の
上を移動するワイパ接点を用いている。このようなエン
コーダ・スイツチは金のような高価な金属コーティング
しない限り空気中の湿気又は他の汚染物の存在により侵
食されやすい。特に、出力信号が対応する信号の伝送を
阻止するような汚染による接点抵抗が発生する。
カルマン他の米国特許第4,085,287号は、公益
事業物質の需給メータに付随するトランスポンダ又は送
信器内の電池又は他の電力源の使用により陥る問題を解
決策を開示している。特に、カルマン他はピンプラグと
メータに付随する送信器への対応するソケツト・レセプ
タクルを介して結合される質問回路を開示している。メ
ータにはセント・クレーレ他の特許第3,840,86
6号のものと同様の4本の指部又はワイパ・スイッチが
付随している。4個のスイツチはメータにより測定され
た0,10,100,1000立方フィートの水を表わ
す。ピン・プラグととソケツト・レセプタクルの結合に
より、質問装置が作動されて入力チヤネルを介してメー
タに付随する送信器へクロツク/電力信号を送信する。
クロツク/電力信号は整流されてコンデンサを充電し、
これにより送信器の回路素子を付勢する直流電圧が発生
される。加えて、4個のスイツチを走査するのみなら
ず、入力クロツク信号と同期して送信器から質問装置へ
のデイジタル信号の伝送を調時するためにもクロツク信
号が使用される。送信器の出力はコード発生論理回路か
ら得られ、この回路はピンプラグとソケツト・レセプタ
クル内の出力チャネルから質問装置へとその出力を印加
し、この出力チヤネルは入力チヤネルから分離してい
る。入力及び出力チヤネルの各々は当該技術において公
知のおす/めす型の接続を含む。出力又は帰還信号は各
々が4ビツトを含む16文字の列の形式である。16文
字の内の4文字はスイツチの位置を指示するデータを与
えるために用いる。各スイツチから得られる出力は10
進2進データの形式であり、論理発生器により直列に同
期して伝送されるように2進コード化信号に変換され
る。送信器の出力信号の残りの10文字は特定のメータ
を識別する唯一のコードに関係する。この唯一のコード
は導線の行と列の選択相互接続に依存するハード配線回
路により与えられる。特定のメータのコードは識別コー
ド・マトリクス全体を交換することなしには容易に変更
又はプログラムできない。カルマン他の特許第4,08
5,287号により開示された装置はその4個のデコー
ダ・スイツチと共にそのピン・プラグとソケツト・レセ
プタクルの侵食に関連する問題をこうむる。
本発明の出願人に譲渡されたホワイトの米国特許第4,
132,981号は、デコーダ歯車スイツチと共にピン
プラグとソケツト・レセプタクルの侵食により生じる問
題の解決策を与える。デコーダ歯車スイツチの組により
形成される機械式レジスタは計測した公益事業の対象物
質の流量を指示するカウントを累計し記憶する電子カウ
ンタ、特に不揮発性MNOSメモリに取替えられる。特
に、ホワイトの特許第4,132,981号は公益事業
物質の一定の消費量を示すパルス状の電気信号の形式で
標準的に信号を与えるため公益事業物質の需給メータに
結合されたパルス発生器を開示している。これらのパル
スはメータ・トランスポンダの不揮発性メモリに印加さ
れ記憶され、累計される。加えてメモリは質問されてい
る特定のメータを指示する第2語によりプログラム可能
である。トランスポンダはメモリと共に順序制御論理回
路を含む。パルス発生器は順序制御論理部により選択的
に結合されて不揮発性メモリ中へパルスを記憶累計す
る。ホワイトの特許第4,132,981号は、各顧客
位置へ運ばれ、トランスポンダに結合されて質問信号を
トランスポンダへ印加し、累計カウントを表わす帰還信
号がメータ・トランスポンダから質問装置へ送信される
携帯質問装置を開示している。質問信号は例示として3
0KHz のクロツク信号のバーストであり、トランスポン
ダの回路素子を付勢する役割も果たす。同様に、パルス
発生器から得られた各パルスもメータ・トランスポンダ
の回路素子を付勢し、従ってメータ・トランスポンダは
別の電源を必要としない。質問装置はその質問信号を誘
導性結合の1次巻線へ印加し、一方誘導性結合の2次コ
イルはメータ・トランスポンダに関係している。結合を
実施するためには、1次及び2次巻線が互いに整合して
質問装置がその高周波質問信号をメータ・トランスポン
ダへ送信するよう作動される。メータ・トランスポンダ
は例えば発光ダイオードの形式を取りメータ・トランス
ポンダから質問装置へのデータの伝送用の別の異なった
チヤネルを用い、この発光ダイオードは光応答トランジ
スタのベース域へ向けられた光バーストの列を送信する
ように作動され、このトランジスタは又質問装置の記録
回路に接続されている。従来技術のメータ・リーダに対
して多くの利点を有してはいるが、上述の光結合の使用
は、発光ダイオードからの光を光応答トランジスターへ
焦点合せするのにレンズが必要であり、このレンズがほ
こりで汚れるか又は使用中にひびが入るという点で完全
に満足できるものではなかった。
それ故、多くのメータ・リーダ・トランスポンダの環境
下で容易に考えられる腐食又はほこりの存在によりデー
タ伝送が悪い影響を受けないように質問装置をメータ・
トランスポンダ装置へ結合する方法を提供することが大
変望ましい。ホワイトの特許第4,132,981号は
誘導性結合の使用を示唆しているが、質問装置からメー
タ・トランスポンダへの電力信号の伝送にのみ誘導性結
合を用いている。光結合の代りに第2の誘導性結合を用
いることが考えられるが、このような別の誘導性結合は
メータ・トランスポンダのコストを増大するのみなら
ず、メータ・トランスポンダへ又はトランスポンダから
伝送される信号が互いに同期していることを保証しな
い。
発明の解決課題と構成上の特徴 従って、本発明の目的は従来技術に存在した腐食や汚染
の問題を避けうる新たな改良されたデータ伝送装置を提
供することである。
本発明の別の目的は、データの量方向伝送用誘導性結合
装置を用いた新規なデータ伝送装置を提供することであ
る。
本発明のさらに別の目的は、読出を実行するためデータ
・トランスポンダへのデイジタル・データの伝送と同じ
誘導カップラを介して質問データの伝送を行う新たな改
良されたデータ伝送装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、例えばメータ読出値とメー
タ設置時の顧客ID番号の形式を取る所要データのメー
タ・トランスンポンダのプログラムを実行するため質問
装置からメータ・トランスポンダへデイジタル・データ
の伝送を行なう新たな改良されたデータ伝送装置が提供
される。
本発明のさらに別の目的は、携帯質問装置からメータ・
トランスポンダへ質問信号及び/又はプログラム信号を
送信するのみならず、メータ・トランスポンダから携帯
質問装置へのデータ帰還信号、すなわち、データ返答信
号も伝送するために単一の誘導カツプラ又は変圧器が用
いられる、携帯質問装置とメータ・トランスポンダとの
使用に特に適した新たな改良された両方向性デイジタル
・データ誘導性結合装置が提供される。
本発明のこれらの及び他の目的によると、質問装置、す
なわち、第1の装置からデータ収集トランスポンダ装
置、すなわち、第2の装置への第1の方向へ質問信号及
び/又はプログラム信号を伝送し、前記データ収集又は
メータ・トランスポンダからあ記質問装置へデータ帰還
信号を伝送する両方向性デイジタル・データ伝送装置が
開示されている。本装置は質問装置に結合した1次巻線
とメータ・トランスポンダに結合した2次巻線とを有す
る単一の変圧器を含む。質問装置は、規則的に発生する
デイジタル・クロツクパルスの第1列と伝送間隔パルス
とを含む質問信号を発生し、各伝送間隔パルスはデータ
帰還信号の伝送用の伝送間隔を定める。伝送間隔は、質
問装置へのデータ帰還信号の効率よい伝送を可能にする
レベルまで変圧器の飽和が解消されるのに十分な長さに
設定される。メータ・トランスポンダは、2次巻線に現
れる伝送間隔パルスに応答し、伝送間隔の間変圧器を経
由して質問装置へ送信される収集データを指示するデイ
ジタル信号を2次巻線に発生印加するデータ伝送回路を
含む。
本発明の別の様相では、質問装置はデータ受信モードの
みならず、データ伝送モードでも動作する。特に、質問
装置は質問信号、特にメータ・トランスポンダへ送信さ
れるデータによりそのクロツク信号の選択された質問信
号を変調する。本発明の適用して公益事業対象物の需給
メータからデータを質問する例示実施例では、送信デー
タは質問されているメータの表示の特定のID番号を指
示する。このようにして、メータ・トランスポンダは質
問されているメータを表わすID番号により再プログラ
ムされる又はプログラムされる。
本発明の別の様相では、メータ・トランスポンダは質問
信号のクラツク信号に応答してメータ・トランスポンダ
の素子をもっぱら付勢する電力変換回路を含む。本発明
を用いて公益事業対象物質の消費量を指示するパルスを
記憶累計する例示実施例では、発生器が公益メータに付
随して1組のパルス状信号を発生し、各信号が測定した
公益事業の対象物質の流量を示す。このようなパルス状
信号の各々がメータ・トランスポンダを付勢する役割を
果たし、これによりパルス状信号が不揮発性メモリに受
信記憶される。読出すためには、携帯質問装置を誘導性
結合装置によりメータ・トランスポンダに結合し、質問
信号をこれに印加する。質問信号は、メータ・トランス
ポンダを付勢し、質問信号のクロツク信号にメータ・ト
ランスポンダの動作を同期させる役割を果たす。特に、
伝送間隔パルスの各々は、伝送間隔の間に伝送される消
費量を表わすデータのビツトをクロツクする。
本発明のこれらの及び他の目的と利点は、以下の詳細な
説明と添付図面を参照して明らかにされる。
好適な実施例の説明 添付図面は、本発明の実施例の構成及びその動作を説明
するためのもので、特に図1を参照すると、質問装置1
2(すなわち、第1の装置)とメータ・トランスポンダ
10(すなわち、第2の装置)との間のデイジタル・デ
ータの両方向伝送用に中央タツプ付変圧器14の形式の
誘導性結合装置が図示されている。メータ・トランスポ
ンダ10はパルス発生器16に回路接続され、この発生
器は公益事業対象物質の需給メータ(図示せず)と機械
的に結合されて一連のパルス状信号を発生し、各信号は
公益事業対象物質の消費量又は流量、例えば378.5
又は3785リツトル(100又は1000ガロン)の
水を示している。メータ・トランスポンダ10はこのパ
ルス状信号を不揮発性メモリ(non-volatile memory:
NVM)48に累計記憶するのに十分な時間の間パルス
発生器16から得られる各パルス状信号により付勢され
る。メータ・トランスポンダは各入力パルス状信号に応
答して不揮発性メモリNVM48に記憶されたカウント
を増分させ、カウントを増分した後に増分カウントをN
VM48のアドレス可能位置へ復帰させる。標準的な応
用例では、パルス発生器16はビル又は家庭内に配置さ
れている需給メータに直接機械的に結合されている。発
生器16は、家の外側に取付けられ、従ってメータ検針
員に容易にアクセス可能なメータ・トランスポンダ10
へ1対の配線により接続される。メータ検針員は標準的
には電池電源の携帯質問装置12を担持し、誘導性結合
装置14を介してメータ・トランスポンダ10へ質問信
号を印加し、これにより不揮発性メモリNVM48に記
憶された公益事業対象物質の消費量を指示するカウント
が読出され、誘導性結合装置14を介して質問装置12
へ伝送される。
中央タップ付変圧器14の形式の誘導性結合は質問装置
12からメータ・トランスポンダ10への第1方向に質
問信号、すなわち、第1の信号を送信し、返事として、
メータ・トランスポンダ10から質問装置12に向けて
第2方向へ公益事業対象物質に関するデータ帰還信号、
すなわち、第2の信号を送信する役割を果たす。第1図
に図示するように、変圧器14の1次巻線14a(14
a′及び14a″よりなる)は質問装置12に結合され
て一体となっており、一方変圧器14の2次巻線14b
はメータ・トランスポンダ10の回路に接続されてい
る。例えば1次巻線14aはメータ・トランスポンダ1
0のレセプタクルと係合するプローブ又は銃内に機械的
に取付けられ、これにより1次巻線及び2次巻線14
a,14bが互いに密な関係で誘導性結合され、すなわ
ち、巻線14a,14b間に約.05から.25c
m(.02から.10インチ)の空隙が設けられる。
パルス発生器16はパルス状信号を連続的に発生し、こ
の信号はメータ・トランスポンダ10、特にそのNVM
48に印加され累計される。
メータ検針員は周期的に(標準的には月に1回)メータ
位置を読むために訪問する。前回の読取から需給メータ
により測定された消費量の読取を得るため、メータ検針
員は上述したように1次巻線14aを2次巻線14bに
結合する。以後、メータ検針員は質問装置12を作動し
て、変圧器14を介してメータ・トランスポンダ10に
質問信号を送信する。以後詳細に説明するように、メー
タ・トランスポンダ10は質問信号を用いてその素子を
付勢し、かつ質問信号内に含まれるクロツク情報にその
信号処理を同期させる。特に、メータ・トランスポンダ
10は、公益事業対象物質の消費量を指示するカウント
が記憶されているNVM48内の位置をアドレスし、質
問装置12への公益データ帰還信号としてこのカウント
を指示するデータを読出して送信する。質問装置12は
消費量と共に特定のメータ及び/又は顧客を識別する番
号を表わす信号を受信記憶するための標準的にはカセツ
ト又は半導体アドレス可能メモリの形式のメモリを含
む。
メータ・トランスポンダ10は家庭では標準的に見出さ
れる交流線又は電池のような別個の電源を使用していな
い。このようなエネルギ源を用いて停電した場合、メー
タ・トランスポンダ10はNVM48から記憶した公益
事業対象物質の消費量カウントを累計及び/又は読取不
能となる。代わりに、メータ・トランスポンダ10は発
生器16からのパルス状信号の印加により、又は携帯質
問装置からの質問信号の印加により付勢されるようにな
っている。特に、第1図に示す電源基準部と入力デコー
ダ20、すなわち、エネルギ変換装置は質問装置12又
は発生器16のどちらかからの入力信号を整流して、N
VMの消費量カウントの記憶及び/又は質問装置12又
は直列質問ポート18のどちらかへのデータ伝送を含む
メータ・トランスポンダ10の各種動作を実行するのに
十分な時間の間メータ・トランスポンダ10の回路素子
に付勢信号VDD及びVSSを供給する。本発明の例示
実施例では、公益事業対象物質の需給メータとそのパル
ス発生器は本発明の譲受人に譲渡されたゲストラの米国
特許第3,685,353号に記載の型式のもので、パ
ルス発生器16の出力は約+5Vの最大振幅を有する第
1図に図示するような波形である。このような出力信号
はメータ・トランスポンダ10をオンするのに十分な付
勢を与え、これにより不揮発性メモリNVM48内に記
憶された消費量カウントは読出され、NVM48の指定
位置内に復元される前に増分される。
上記ホワイトの特許第4,132,981号で考慮され
たのと同様に、メータ・トランスポンダ10は発生器1
6から得られる各パルス状信号に応答してメータ・トラ
ンスポンダ10に公益事業対象物質の消費量カウントを
増加させる。特に、電源基準部及び入力デコーダ20は
パルス状信号に応答して初期化信号INCを順序制御理
論部28へ印加し、これによりパルス増分動作モードが
実施される。特に、前に受信した発生器のパルス状信号
の数を指示する公益事業物質の消費量カウントがNVM
48内に記憶されている位置をアドレス発生器44がア
ドレスし、その出力端子DOからデータ・ゲート36を
介してシフトレジスタ38へそのカウントを転送する。
以後、増加カウントがシフトレジスタ38からNVM4
8の入力端子DIへ転送されてNVM48のカウント記
憶位置に記憶される前に、加算器40が公益事業対象物
質の消費量カウントを1だけ増分させる。
質問装置12は第1又は送信データ・モードでクロツク
信号の列を含む質問信号、すなわち、第1の信号を印加
し、メータトランスポンダ10の動作を同期せしめ、特
に記憶された消費カウントを指示するメータ・データ帰
還信号、すなわち、第2の信号を質問装置12へ送信す
る。以後詳細に説明するように、入力クロック検出回路
22は誘導性結合装置14により送信されてその2次巻
線14bに現れる質問信号に応答して、第3図A及び第
3図Bに示すように第1クロツク信号CLK L1と第
2クロツク信号CLK L2を再生する。これらのクロ
ツク信号は質問信号に対する公益事業対象物質に関する
データ復帰信号を同期させる役割を果たすデータ同期発
生器30に印加される。メータ・トランスポンダ10か
らの公益事業対象物質の消費カウントを指示するデータ
を送信するためには、第1図に示すように制御論理部4
6がNVM48からアドレスされたデータの読出を実行
してこのデータをシフトレジスタ38へ転送する。シフ
トレジスタ38から読出すと、データ出力変調器24へ
印加される前にスタート/ストツプ・ビツト回路42に
よりスタート及びストツプ・ビツトが直列デイジタル信
号に印加される。データ出力変調器24は第3図Eに示
すように質問装置12へ送信される公益データ帰還信号
を2次巻線14bへ印加する。
メータ・トランスポンダ10への第1方向の質問信号の
伝送がデータ帰還信号、例え消費カウントを指示するデ
ータの第2方向の伝送に対して調時されている又は同期
しているという点で単一の誘導性結合装置又は変圧器1
4の使用が可能である。同期なしでは、第1方向又は第
2方向のどちらでもデータ伝送に過度の労力を必要とす
る程度まで誘導性結合装置14が飽和する。従って、第
1図に示した例示実施例、例えば標準的には電池電源の
携帯用質問装置12を用いて限定された時間の間付勢す
ることが入力信号にのみ依存しているメータ・トランス
ポンダ10に質問すること、にとって飽和レベルの阻
止、より正確には減少は本当に大事なことであると考え
られる。以下の説明により明かとなるように、伝送間隔
は質問信号の内部に設定されるが、この伝送期間を通じ
て誘導性結合装置14が相当程度不飽和状態となり、そ
の結果、公益データ帰還信号を反対方向つまり第2の方
向で質問装置12へと伝送することが可能となる。この
結果、メータ・トランスポンダ10と質問装置12との
間の第1及び第2方向へデータを伝送するのに要する電
力は最小となる。
第1図に示すように、質問装置12は第1又は伝送デー
タ・モードで動作してその質問信号をメータ・トランス
ポンダ10へ伝送し、これにより公益事業対象物質の消
費カウントを指示するデータがメータ・トランスポンダ
10から質問装置12へ公益事業物質のデータ帰還信号
として送信される。質問装置12とメータ・トランスポ
ンダ10は第2は又は受信データ・モードで動作して、
メータ・トランスポンダ10によりデコードされるよう
に質問装置12はデータにより電力/クロツク信号を変
調し、質問装置12からメータ・トランスポンダ10へ
の第1方向に伝送されるこのデータはデコードされ以後
NVM48内に記憶される。例えば、受信データはメー
タ・トランスポンダ10の設置時のメータの機械式レジ
スタの実際の読取値と共に顧客又はメータ識別番号の形
式を採る。このようにして、NVM48を工場で予めプ
ログラムする必要はなく、メータ・トランスポンダ10
に付随するメータ及び/又は顧客を変更する時に新たな
メータ識別番号によりプログラムする又は再プログラム
すれば良い。例えば、メータ識別番号は特定の顧客と関
係している各トランスポンダとそのメータを識別するよ
うにして、消費した公益事業物質の量を計算して対応す
る請求書を識別された顧客に送ることができる。この目
的のため、質問装置から送信される電力/クロツク信号
は、データ同期発生器30により受信されてパルス幅復
調器26へ印加される新たなメータ識別番号により変調
されて、データ・ゲート36を介してシフトレジスタ3
8へ送られる番号を表すデコード・データを与える。以
後、シフトレジスタ38は順序制御論理28の制御下で
メータ識別番号を受信するようアドレスされたNVM4
8の位置へ復調データをシフトして行く。
加えて、電力基準部及び入力デコーダ20により付勢さ
れて第3図Gに示すように比較的高周波のクロツク信号
INT CLKを発生する内部クロツク発振器32が開
示され、クロツク信号INT CLKは標準的には20
0KHz のオーダーの周波数を有する。内部クロツク発振
器32の高周波出力は、質問装置12により発生されて
入力クロツク検出器22の出力に現れるクロツク信号C
KL L1とCLK L2の周波数と対比され、クロツ
ク信号CLK L1とCLK L2の共通周波数は例え
ば20KHz のオーダーである。
第2A図及び第3図A〜Pを参照して、本発明の誘導性
結合の基本動作、特に質問装置12とメータ・トランス
ポンダ10との間で両方向的にデータを送信する変圧器
14を以下に詳細に説明する。質問装置12は第3図A
と第3図Bに示すように互いに約180゜位相がシフト
している基本的にはコンプリメンタルなクロツク信号C
LK L1とCLK L2の対を発生する。第3図Aか
ら第3図Pに図式的に示すように、信号は上述したよう
にその図面番号を識別する対応数字によりマークされる
ように回路図内の各点に現れる。第2A図に示すよう
に、クロツク信号CLK L1とCLK L2は変圧器
14の1次巻線14aの一次コイル14a′、14a″
に各々印加される。2次巻線14bは当該技術において
公知の方法で接続されダイオードD1,D2,D3,D
4を含むダイオード・ブリッジ50へ誘導性結合のコン
プリメンタリ・クロツク信号を印加し、ダイオードD
3,D4間のブリツジの節点に2次巻線14bに現れる
信号の正位相部を与える。信号の正位相部は第3図Aに
示すようにクロック信号CLK L1であり、ダイオー
ドD1,D2間の節点に現れる負位相は第3図Bに示す
ようにクロック信号CLK L2である。第2A図に示
すようにクロツク信号は中央タツプ1次巻線14aの選
択により上述したように整流分離され、適当な正電圧が
その中央タツプ14cに印加される。
ブリツジ50の出力は各々ダイオードD5、抵抗R2、
インバータ58を含み第1クロツク信号CLK L1を
与える第1路と、ダイオーD5、抵抗R2、インバータ
60とを含み第2クロツク信号CLK L2を与える第
2路へ印加される。クロツク信号CLK L1とCLK
L2の各々は基本的には矩形波クロツク信号で、電源
基準部及びデコーダ20に印加され、この基準部及びデ
コーダは第1図に示すようにメータ・トランスポンダの
回路素子の付勢を可能とするレベルまでツエナーダイオ
ードZ1により設定されるレベルまで整流しコンデンサ
C2を充電する。特に、コンデンサC1と抵抗R1とを
組み合わせたダイオードD2,D3により全波整流回路
が形成され、これによりコンデンサC1は正に充電され
る。ツエナーダイオードZ1はコンデンサC2上に現れ
る電圧を調節する役割を果たす。
第3図A及び第3図Bに示すように、コンプリメンタリ
・クロツク信号CLK L1とCLK L2はコンデン
サC2を完全に充電するのに充分な始動時間の間発生さ
れる。以後、クロツク信号CLK L1とCLK L2
から選択パルスが除去され(以下で説明するように)、
第3図Dに示すように変調又は伝送間隔を規定する役割
を有する比較的幅広い(長い)パルスを与える。以下で
説明するように、クロツク信号CLK L1とCLK
L2の長いパルスの一致は伝送間隔を定めるために行わ
れる。この伝送間隔とは、データ出力変調器24により
データを変調してメータ・トランスポンダ10から変圧
器14を介して質問装置12に第2方向へデータ信号を
送信するための時間である。第3図A、第3図B、第3
図Dから、伝送間隔の間2次巻線14bの各端子は比較
的低電圧又は接地基準レベルにあり、従って変圧器14
は不飽和の状態におかれる。すなわち、1次及び2次巻
線14a、14bのどちらにも電流は流れず、変圧器1
4のコアは飽和しない。本発明の例示実施例では、変圧
器は、2次巻線14bをメータ送信器10内に含ませる
ことを可能とし、一方1次巻線14aを質問装置12に
接続するFERROXCUBE 3C8 リニア・フェ
ライトのようなポット・コア材を用いて製造される。こ
のような変圧器はメータ・トランスポンダ10から質問
装置12への第2方向にデータの伝送を可能とするレベ
ルまで質問信号の全サイクルの一部分(例えば20%以
下)の時間の間で飽和状態から脱する。従って第3図E
に示すように、例えば伝送間隔の最初の20%の間には
不飽和の状態となり、この間隔の残りを帰還データ信号
の伝送に利用できる。
データ伝送間隔の間、第3図Dに示すように変調付勢信
号ENDATが発生され、これにより0,1の形式のデ
イジタル・データは第2方向へ一時に1ビツト送信され
る。特に第2図に示すようにデータ出力変調器24のA
NDゲート56は変調間隔の間選択的に付勢されて、第
3図Gに示すように一連のバーストで発生された比較的
高周波の内部クロツク信号INT CLKの印加を可能
とし、これにより高周波バーストの存在は「1」を、不
在は「0」を指示する。伝送データは第3図Eに示すよ
うに第1クロツク信号CLK L1を変調し、第3図F
に示すような一連の1と0を与えるため質問装置12で
変調されるような1次巻線14aに結合される。特に第
3図Fに示すデータ信号は第3図Dに示す付勢信号EN
DATの各々と内部クロツク信号INT CLKとでア
ンドされ、増幅器54と抵抗R6を介して駆動トランジ
スタ52のベースへ信号バーストを選択的に供給する。
又、トランジスタ52のコレクタは抵抗R6と保護ダイ
オードD7を介して変圧器14の巻線14bへ出力を印
加する。
再び第1図を参照すると、メータ・トランスポンダ10
は需給メータに付随するパルス発生器と、インターフェ
ース18を介して自動メータ読取(AMR)インターフ
ェース18にも結合されている。ここで発生器16から
得られるパルス状信号の処理について考えると、各パル
ス状信号は公益事業対象物質の一定の流量を指示してい
ることが理解できる。第1図にみられるように、パルス
発生器16の出力パルス状信号はメータ・トランスポン
ダ10、特にその電力基準入力デコーダ20に印加さ
れ、このデコーダは発生器入力を認識し線路20aを介
して順序制御論理28へ信号INCを印加し、この制御
論理は発生器16からパルス状信号を受信する度にNV
M48内の記憶カウントをメータ・トランスポンダ10
に増加させる。従って、NVM48は各パルス状信号に
応答して、NVM48の既知アドレス位置へ増加カウン
トを復元する前に記憶された公益事業対象物質の消費カ
ウントを1だけ増分させる。電力基準及び入力デコーダ
20は入力がAMRインターフェース18を介して行な
われたことを認識し、メータ・トランスポンダ10の動
作を対応するモードで実行する。AMRインターフェー
ス18は、中央位置に配置されて電力線又はTVケーブ
ルのような適当な導線を介して複数個のメータ・トラン
スポンダ10に結合されるAMRに接続される。AMR
はそのメータ・トランスポンダ10の各々を連続的にア
クセスしてそのNVM48内に記憶された消費カウント
の読出を得ることが可能である。メータ・トランスポン
ダ10、特に電力基準部と入力デコーダ20はAMRイ
ンターフェース18、発生器16、質問装置12の各々
から得られる入力に応答して、対応する信号AMRIN
T,ENDAT,INCを線路20c、20b、20a
から順序制御論理28へと発生・印加し、この制御論理
はポート、発生器、質問装置の内のどれがその信号をメ
ータ・トランスポンダ10へ送っているかに応じてメー
タ・トランスポンダ10の動作順序を制御する。標準的
には、発生器16はメータ・トランスポンダ10へ永久
的に結合され、そのパルス状信号の入力時に電力基準及
び入力デコーダ20はINC信号を順序制御論理28へ
印加し、これは、アドレス位置へ復元する前にNVM4
8のアドレス位置内に公益事業対象物質の消費カウント
として記憶された指示を1つだけ増加させる。特に、順
序制御論理28はアドレス発生器44にカウントが記憶
されているNVM48の位置をアドレスさせる。
NVM48は2個のメモリを含んでおり、第1メモリは
不揮発性の又は影のメモリであり、第2メモリは揮発性
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)である。AND
ゲート230、RSフリップフロップ334及びNAN
D236からなるネットワークのブランチは、NVM4
8の 入力に信号を印加してその不揮発性メモリからRAMへ
データを転送する。次いで、制御論理46はNVM48
の入力へ1組のクロツク信号を印加して、データ・
ゲート36を介してシフトレジスタ38へRAMのアド
レス位置からデータを転送する。次いで順序制御論理2
8は加算器40へ増分又はADD指令を発し、これによ
りシフトレジスタ38内に記憶されたカウントは加算器
40へ並列にシフトされ、ここでカウントは1だけ増分
されてシフトレジスタ38内に復元される。以後、増分
カウントはシフトレジスタ38からNVM48内へ復元
される。発生器16により出力される単一のパルス状信
号は、累計パルス・カウントの上述の読取、増分、復元
の段階を可能とするのに十分な時間の間メータ・トラン
スポンダの素子を付勢する役割を果たす。制御論理46
は発生器のパルス状信号の終了とメータ・トランスポン
ダ10の消勢の前に増分カウントを含むRAMの内容を
影のメモリ又は不揮発性メモリへ転送する。
メータ・トランスポンダ10はAMRにより質問される
AMRインターフェース18により結合され、これによ
りNVM48の内容、特に公益事業対象物質の消費カウ
ントはAMRインターフェース18と相互接続部を介し
て中央に配置したAMRへ読出され送信される。以後詳
細に説明するように、AMRはAMRインターフェース
18を介して質問信号を電力基準部及び入力デコーダ2
0へ伝送し、この入力デコーダはメータ・トランスポン
ダ10の素子を付勢するように応答すると共に、AMR
INT信号の形式で開始信号を順序制御論理28へ印
加し、データ・ゲートを介してシフトレジスタ38へN
VM48からカウントの読出を開始し、以後スタート/
ストツプ・ビツト回路42、データ出力ドライバ43、
AMRインターフェース18を介して中央に配置したA
MRへカウントを伝送する。
メータ・トランスポンダ10と質問装置12は第1又は
データ伝送モードと第2データ受信モードで動作する。
データ伝送モードでは、公益事業対象物質の消費量を読
出す建物又は位置にメータ検針員により質問装置12が
運ばれる。質問装置12はハウジングを有し、例えば銃
内に配置されている1次巻線14aへの適当なケーブル
により接続される比較的軽量のものである。1次巻線1
4aを含む銃のノズルは2次巻線14bを収容するレセ
プタクル内に受け入れられるようにされ、これにより1
次及び2次巻線14a、14bは誘導性結合関係になさ
れる。メータ検針員はメータ・トランスポンダ10に質
問し、公益事業対象物質の消費量を指示するカウントの
NVM48からの読出を得ることにのみ興味を有してい
る。消費量の読出を得た後、メータ検針員は1次巻線1
4aを含む銃を離し、次の位置に進んで別のメータ読取
りを行う。メータ検針員が特定のメータ・トランスポン
ダ10とその識別番号をプログラムする又は再プログラ
ムしたい場合、メータ検針員は1次巻線14aの2次巻
線14bと誘導性結合したままにしておく。そこで、メ
ータ・トランスポンダ10は自動的に第2の又は受信デ
ータ・モードへ進行する。
動作の第2モードはプログラム・モードであり、これは
メータ・トランスポンダ10の初期設置時に用いられ
て、メータ・トランスポンダ10をメータ又は顧客ID
と設置時のメータ読取時にプログラムする。第2動作モ
ードでは、メータ検針員は質問装置12を制御して第3
図A及び第3図Bの右側に示すようにコンプリメンタリ
・クロツク信号CLK L1とCLK L2を変調す
る。第1図に見られるように、変調されたコンプリメン
タリ・クロツク信号は入力クロツク検出部22で検出さ
れデータ同期発生器30へ印加され、この発生器は第3
図Hに示すようにパルス変調信号を出力する。データ同
期発生器30は以下で説明するように各第3番目のパル
スを識別し、第3図Hに示すように対応する幅の信号を
出力する。パルス幅変調信号は、入力信号の幅を一定基
準と比較し、第3図1−1に示すように大きい場合に
「1」信号を発生し、小さい場合に「0」信号を発生す
るパルス幅復調器26に印加される。パルス幅復調器2
6により出力される連続的なパルス列はデータ・ゲート
36を介してシフトレジスタ38へ連続的にシフトされ
る。例えば、この出力は3種の16ビツト・パルス列の
形式を取る。第2又は受信データ・モードの動作では、
順序制御論理28はRCL−READ/WRITE/S
TORE制御論理46を作動してNVM48の書込付勢
端子を付勢し、これにより3組の16ビツト信号が
シフトレジスタ38から連続的にシフト出力され、アド
レス発生器44によりアドレスされるNVM48の位置
へ書込まれる。標準的にはメータ読取と顧客又はメータ
IDの形式でデータ信号を伝送した後、メータ検針員は
1次巻線14aを含む銃を取外し、これによりメータ・
トランスポンダ10は消勢される。消勢の前に、順序制
御論理28と制御論理46はNVM48の記憶入力を付
勢し、従って新たなIDがRAMからNVM48の不揮
発性又は影のメモリ(shadow memory)へ転送される。
再び第2A図、第2B図、第2C図、第2D図を参照す
ると、誘導性結合装置14を介して両方向に伝送される
信号を変復調する回路の構造と動作に特別の注意を払っ
て、メータ・トランスポンダ回路の動作のより詳細な説
明が与えられている。上述したように、クロツク信号C
LK L1とCLK L2に基づく信号が第2A図に示
すようにデータ同期発生器30に印加され、この発生器
はメータ・トランスポンダ10から質問装置12へデー
タの伝送時間を規定する第3図Dに示した出力信号EN
DATを与える。上述したように、伝送時間は不当な電
力の消費なしに両方向伝送可能とするようにある程度脱
飽和している状態に誘導性結合装置14がなるように設
定された時間である。従って、クロツク信号の印加と以
後のコンデンサC1の充電に応答してその電力基準部及
び入力デコーダ20により付勢されたメータ・トランス
ポンダ10は、コンデンサC1に貯蔵した利用可能エネ
ルギの一部である比較的低電力レベルで伝送間隔の間に
デイジタル信号のビツトを伝送できる。この点に関し
て、メータ・トランスポンダ10は電力基準入力デコー
ダ20のコンデンサC1に貯えた電力以外の電源は有し
ていないことを理解されたい。クロツク信号CLK L
1とCLK L2は第2A図に示されるようにNAND
ゲート62に印加されて一致信号を発生し、この一致信
号はORゲート66を介してカウンタ68をリセットす
るために印加される。カウンタ68は第3図Gに示した
内部クロツク発生器32により発生される相当高周波の
内部クロツクINT CLKをカウントする。内部クロ
ツク発振器32は当該技術で公知の方法で適当な抵抗と
コンデンサにより相互接続された1対のNORゲート1
06,108を含み、高周波内部クロツク信号INT
CLKと を発生する。一致信号はNORゲート64を介してカウ
ンタ68の付勢入力へ印加され、このカウンタは一致信
号のパルス幅が高周波内部クロツクINT CLKの所
定数、例えば5カウントより大きいかどうかを決定する
機能を有する。クロツク信号CLK L1とCLK L
2の3番目毎の長いパルスの発生に対応する一致信号が
十分な持続時間を有する場合、カウンタ68はそのQ
O,Q2出力に出力を発生し、NANDゲート70は付
勢されてフリツプフロツプ72をクロツクする。信号C
1により第3図Cに示したNANDゲート62から出力
される一致信号の第1の発生は第1又は伝送データ・モ
ードの開始を指示する。
データ同期発生器30のフリツプフロツプ72は、パワ
ーオン・リセツト回路34からのRESET信号の発生
を含む多くの条件の発生でリセツトされる。第2A図に
示すように、コンデンサC2上に電圧VDDとVSSが
認定されると、回路34のコンデンサC3、C4は各々
抵抗R10,R11を介してANDゲート114へ充電
し、フリツプフロツプ118は次の高周波クロツク信号
の発生時にセツトされる。リセツト信号RST−SYN
Cは第3図Jに見られるように発生される。RST−S
YNC信号は第2B図に示されるようにNORゲート2
00を介して10連カウンタ190へ印加され、次の高
周波クロツク信号の発生時に10進カウンタ190はそ
のQO出力にRESET2信号を出力し、これによりR
ESET信号がANDゲート192から発生される。第
2A図に見られる通り、RESET信号はNORゲート
80を介してフリツプフロツプ72をリセツトするため
印加される。リセツトされたフリツプフロツプ72はク
ロツク入力に応答して3分割カウンタ74を付勢し、こ
のカウンタはクロツク信号CKL L2によりクロツク
される。CLK L2信号の第3クロツク信号の発生時
に、ANDゲート76はフリツプフロツプ78をクロツ
クしてそのQ出力にENDAT信号を発生させる。クロ
ツク信号CLK L2の降下時にENDAT信号も降下
する。データ同期発生器30により発生されるENDA
T信号は第2Bに示すように順序制御論理28へ印加さ
れてメータ・トランスボンダ10をその第1の又は伝送
データ・モードで動作させ、これによりデータはMVM
48から読出され、まずシフトレジスタ38へシフトさ
れ、そこからデータ出力変調器24へシフトされて変調
され、上述したように伝送間隔の間2次巻線14bへ1
ビットずつ印加される。第2B図に示すように、END
AT信号はインバータ184とANDゲート186を介
してAND/OR反転ゲート188の入力CBへ印加さ
れる。第2C図に示すように、RESET信号はカウン
タ216もリセツトし、高周波内部クロック信号INT
CLKはカウンタ216のクロック入力に印加されて
第3図Mに示す出力クロック信号AND−CRを与え
る。第2D図に示すようにNANDゲート142とAN
Dゲート144を介してクロック信号ADR−CRを印
加してカウンタ150,152を含むカウンタをクロッ
クする。ADR−CRクロックの16番パルスの発生時
にカウンタ152のQO出力は第2B図に示すようにA
NDゲート186を付勢する信号CT16を与えて、そ
の入力をAND/OR反転ゲート188のCB入力へ印
加する。この結果、ゲートの出力は高状態となり、次の
高周波クロック信号INT CLKの発生時に10進カ
ウンタ190は次の出力状態へクロックされる。
発生器16がパルスを出力した時に生じる増分信号IN
Cの不在時にはリセット信号 はNORゲート200を介して印加される。従って、リ
セット信号RST−SYNCは10進カウンタ190を
リセットしてそのQO端子から出力を与え、この出力は
ANDゲート192へ印加されてRESET信号を与
え、これによりカウンタ150,152を含むメータ・
トランスポンダ10の各種論理素子がリセットされる。
次の16ADR−CRクロック・パルスの開始時に、1
0進カウンタ190は再びクロックされてそのQ1端子
に出力を与え、これによりORゲート194は第2C図
に見られるようにANDゲート230へRECALL信
号を印加する。この結果、NVM48のアレイ・リコー
ル入力に信号が印加され、データ、例えば48ビットの
データが不揮発性すなわち影のメモリからNVM48の
RAMへ転送される。
再びクロックされると、10進むカウンタ190はその
Q2出力からREAD1信号をNORゲート196へ印
加し、このNORゲートはREADB信号をNORゲー
ト178へ出力し、これにより第2C図に示すようにR
EAD信号がAND/OR反転ゲート250の入力に印
加される。クロック信号CS−WRTは第3図Nに示す
ようにゲート250の他方の入力に印加され、これによ
り16クロック信号がゲート250から出力されてNV
M48のチップ選択入力に印加され、NVM48のRA
Mから16ビットのデータの読出を実行し、このデータ
はANDゲート132とORゲート120を介して第2
D図に示すようにシフトレジスタ38へ送信される。
第2C図に示すように、カウンタ248を用いて一対の
クロック信号CS−WRTとCS−RDを発生する、こ
のカウンタ248は高周波内部クロック信号INT C
LKによりクロックされ、第2B図に示すANDゲート
192により発生されるRESET信号によりリセット
される。第3図Nと第3図Oに示すロック信号CS−W
RTとCS−RDは第2C図に示すAND/OR反転ゲ
ート250へ印加され、このゲートの出力はインバータ
252によって反転されて第3図Pに示すクロック信号
CSを与える。クロック信号CSはNVM48のチップ
選択入力に印加され、READ,WRT,RECA
LL又はSTR信号のどれがゲート250に印加されて
いるかに応じてNVM48の各種読取、書込、記憶機能
をクロックする役割を果たす。
第3図Pに示すように、単一のCSリコール信号、16
CS読取信号、16CS書込信号、2CS記憶信号を含
む一連のCS記号が発生される。上述したように、CS
信号はNVM48を付勢してアレイ・リコール信号を受
信し、これによりデータがその影、すなわち不揮発性メ
モリからRAMへ転送される。以後、READ信号がゲ
ート250へ印加され、16CS信号が印加されてNV
M48をクロツクし、16ビツトの読出して直列シフト
レジスタ38へシフトされる。16ビツトのデータを読
出後、別のCT16信号がANDゲート186に印加さ
れ、10進カウンタ190が増分されてそのQ3端子か
ら出力を与え、これによりSHIFT信号がORゲート
198の出力に発生されて第2D図に示すシフトレジス
タ38に付随するNANDゲート140に印加される。
この結果、第3図Dに見られる信号ENDATはAND
ゲート144を介して印加されて、第2A図に見られる
ようにスタート/ストツプ・ビット回路42を介してデ
ータ出力変調器24へ、特にANDゲート56へシフト
レジスタ38内に記憶されたデータのシフトを実行し、
出力データは上述のように変調されて誘導性結合装置を
介して質問装置12へ送信される。
再び第2B図を参照すると、CS信号の16パルスの完
了時に、10進カウンタ190はシフトされてそのQ4
端子からREAD2信号を出力し、これによりORゲー
ト196はREAD B信号を出力し、ORゲート17
8は第2D図に示すゲート250へREAD信号を出力
する。次いで、第2組の16READ CS信号がNV
M48に印加されてさらに16ビツトを読出してシフト
レジスタ38内に記憶される。次いで、10進カウンタ
190は1つだけ増分されてSHIFT2信号を発生
し、これにより第2群の16ビツトがシフトレジスタ3
8からスタート/ストツプ・ビット回路42、データ出
力変調器24、誘導性結合装置14を質問装置12へシ
フトされる。第2D図に示すように、ENDAT信号が
付勢ANDゲート144を介して印加され、ENDAT
信号のパルス幅により定まる伝送間隔の間シフトレジス
タ38からのデータを一時に1ビツトずつシフト出力す
る。以後、10進カウント190は再び増分されてNV
M48からシフトレジスタ38へ第3群の16ビツトを
シフト出力し、10進カウンタ190を続けてさらに増
分させ、別のSHIFT信号がORゲート198により
発生されて、ENDAT信号の制御下でシフトレジスタ
38に記憶された16ビツトのデータとスタート、スト
ツプ・ビツトの伝送を実行する。10進カウンタ190
の次の増分時には、EN3RST信号が印加されて第2
又は受信データ・モードに付随する各種回路が適当に初
期化される。10進カウンタ190をさらに増分させる
と、PRGMEN信号が発生されANDゲート208を
介して印加されて、以下に説明するように第2の又はデ
ータ受信モードを開始する。
順序制御論理28、特にその10進カウンタ206の動
作によりメータ・トランスポンダ10はその第2又は受
信データ・モードで機能して、質問装置12から誘導性
結合装置14を介してメータ・トランスポンダへ復調さ
れるデイジタル・データを伝送する。順序制御論理28
はメータ・トランスポンダ10の回路素子、特にデータ
同期発生器30とパルス幅変調器26の回路素子をリセ
ツトし、各々第3図A及び第3図Bの右側に示したクロ
ツク信号CLK L1とCLK L2に現れる伝送デー
タの受信と復調を可能とする。10進カウンタ206の
第1段では、NORゲート210が第2図Dに示すNA
NDゲート134へ印加されるDATA IN信号を発
生し、これによりパルス幅復調器26から得られた第3
図I−1に示す復調データはシフトレジスタ38へクロ
ツク入力される。第2図Aに示すように、パルス幅復調
器26は第2の受信データ・モードで動作するため、ク
ロツク信号CLK L1とCLK L2の各第3パルス
はパルス幅変調される。すなわち狭い第3パルスは
「0」を示し、一方相当広い第3パルスは「1」を示
す。第2のクロツク信号CLK L2は3分割回路74
へ印加され、第3パルスの発生の度にANDゲート76
から出力が得られる。AND回路76の出力はフリツプ
フロツプ78のクロツク入力に印加され、このフリツプ
フロツプは第3図Hに示す可変パルス幅のデータ量子化
間隔を与える。データ量子化間隔信号はパルス幅復調器
回路26、特にカウンタ92の付勢入力Eに印加され、
カウンタ92が付勢されて高周波内部クロツクINT
CLKのパルスをカウントし、固定カウント、例えば5
と比較した対応出力を与え、大きい場合には第3図I−
1に示すようにカウンタ94のA>B出力にパルスが発
生される。このようにして一連の0と1がパルス幅復調
回路26の出力に発生され、付勢NANDゲート134
を介してシフトレジスタ38へデータ出力信号として印
加される。上述したように、本発明の例示実施例では、
このデータは質問される特定のメータに付随するID番
号を指示する。
シフトレジスタ38へ16ビツトがシフト入力されたこ
とを指示するCT16信号の発生後、10進カウンタ2
06を増加してNORゲート212からWRITE D
I信号の発生を実行し、これは又NORゲート180か
らゲート250へ印加されるWRT信号を発生する。第
3図Pに示すように、ゲート250はNVM48への1
6CS−WRT信号を印加し、これにより16ビツトの
データがシフト出力されシフトレジスタ38から入力D
Iを介してNVM48のRAMへ転送される。10進カ
ウンタ206を連続して増加していくと、DATA I
2信号、そしてWR−DI2信号が発生されて第2群の
16ビツトのデータのシフトレジスタ38への転送、そ
してそこからNVM48への転送を実行する。同様に、
10進カウンタ206の次の2つの増分では、DATA
13及びWR−DI3信号が発生されてデータをシフト
レジスタ38へ、そこからNVM48へ転送する。10
進カウンタ206の以後の増分では、記憶信号STR
DIが発生され、NVM48のSTORE入力に信号が
印加されてRAM内のデータをNVM48の影又は不揮
発性メモリへ転送する。以後の増分の発生時には、第2
記憶信号STR D2が発生されてNVM48の記憶入
力STOREへ第2信号を印加する前に遅延時間が実装
され、これによりデータは再びRAMからNVM48の
影の、すなわち不揮発性メモリへ転送される。このよう
にして、10進カウンタ206はパルス幅復調器26に
よるデータ復調の動作順序、データ・ゲート36を介し
てシフトレジスタ38へのデータのシフト、以後のシフ
トレジスタ38からNVM48へのデータの連続シフト
を制御する。16ビツトのデータを一時に処理する3組
の異なる操作が発生することを理解されたい。
第3図A及び第3図Bに示すコンプリメンタリ・クロツ
ク信号CLK L1とCLK L2の周波数と波形は誘
導性結合装置14のみならず、メータ・トランスポンダ
10によるデータ処理の考慮も基にして決定されてい
る。まず、コンプリメンタリ・クロツク信号CLK L
1とCLK L2の周波数は例えば20KHzのオーダー
にセツトされている。クロツク信号CKL L1とCL
K L2の周波数が10KHzよりかなり下に減少した場
合、例えば上述した誘導性結合装置14の効率が減少
し、一方100KNz以上に周波数を増大した場合、NV
M48からのデータ読出やアドレシングに困難が生じ
る。さらに、内部クロツク発生器32により発生され第
3図Gに示す高周波内部クロツクINT CLKの周波
数は、200KHzのオーダーにセツトされている。クロ
ツクINT CLKの周波数は、パルス幅復調器26が
十分な分解能で動作して質問信号を復調するためにクロ
ツク信号CLK L1とCLK L2の周波数の10倍
にしてある。上述したように、パルス幅復調器26のカ
ウンタ92はクロツクINT CLKのパルス数をカウ
ントして、コンプリメンタリ・クロツク信号CLK L
1とCLK L2の幅広パルスと狭パルスとの間を区別
する。高周波内部クロツクINT CLKの周波数をク
ロツク信号CLK L1とCLK L2の10倍と決定
したことにより、高精度の分解能が得られる。
加えて、コンプリメンタリ・クロツク信号CLK L1
とCLK L2の各第4パルスを伝送間隔パルスとして
選択したことは相当短時間内にデータの読出を可能とす
る。本発明の例示実施例では、公益事業対象物質の消費
カウントとメータの識別表示は48ビツトによりコード
化される。48ビツトの各々が対応する伝送間隔の間で
一時に1つずつ読出されるとすると、相当な短時間内で
カウントとメータ識別データを送信するためにはコンプ
リメンタリ・クロツク信号CLK L1とCLK L2
の大体192クロツク・パルスを必要とし、コンプリメ
ンタリ・クロツク信号の周波数を20KHz に選択してい
る時には、データ伝送時間は10ミリ秒のオーダーであ
る。さらに、データ伝送間隔パルスとして各第4パルス
を選択したことは、電力基準部及び入力デコーダ20が
十分に付勢され、特にメータ・トランスポンダ10の素
子を付勢するためコンデンサC2が十分に充電されるこ
とを保証する。従って、コンプリメンタリ・クロツク信
号CLK L1とCLK L2はコンデンサC2を75
%の時間の間充電し、25%の時間をメータ・データ帰
還信号を送信するために確保してある。
以上簡単に説明したように、公益事業対象物質の需給量
測定により一定量の消費を指示するパルス発生器16か
らのパルスは、電力基準部及び入力デコーダ20に印加
されてメータ・トランスポンダ10を付勢し、そのパル
スはNVM48に記憶されたカウントを増分させる。特
に第2A図に示すように、パルス状信号はメータ・トラ
ンスポンダ10に誘導性結合され、特にダイオードD
8、D9、D10、D11を含むダイオード・ブリッジ
100上に印加される2次巻線16b上に現れる。ダイ
オード・ブリッジ100は入力パルス状信号を整流する
役割を果たし、ダイオードD13を介して直流電圧を印
加し、メータ・トランスポンダ10の素子を付勢する付
勢電圧VDD、VSSとして現れる。加えて、パルスは
ダイオードD9、D10の相互接続節点から読み取られ
抵抗R7上に印加されて、インバータ102により反転
される電圧を発生し、カウント増分の動作モードを開始
する増分信号を与える。
第2図Bを参照すると、増分信号INCがNORゲート
200へ印加され、これにより10進カウンタ206、
190の動作が無効とされる。対照的に増分信号
がNORゲート201へ印加されて10進カウンタ17
6をリセットし、このカウンは高周波内部クロツクIN
T CLKにより増分されて、その端Q0かQ8に現れ
る出力信号に対応する一連の状態を通してカウンタ17
6をシフトさせ、これにより制御信号の対応する組が発
生される。最初に、信号RESET1が発生され、これ
によりANDゲート192がメータ・トランスポンダ1
0の各部を初期化するRESET信号を発生する。10
進カウンタ176が以後増分すると、RECALL信号
が発生されてNVM48のARRAY RECALL端
子に印加され、公益事業対象物質の消費量を指示するカ
ウントがNVM48の不揮発性メモリからRAMへ転送
される。10進カウンタ176が以後増分すると、RE
AD信号が発生されてアドレス発生器44へ印加され、
これによりRAMの対応する位置がアドレスされてカウ
ントが読出される。この点に関しては、READ信号は
第2図Cに示すゲート250にも印加され、16パルス
がNVM48の入力に印加されて16ビツトのカウ
ント・データをシフトレジスタ38に伝送する。10進
カウンタ176が以後増分すると、ADD指令が発生さ
れ第2図Dに示すANDゲート130を介して印加され
て、シフトレジスタ38に公益消費カウントを加算器4
0へ並列に転送させ、加算器は、シフトレジスタ38へ
並列に増分カウントを転送する前にカウントを1つだけ
増分させる。10進カウンタ176が以後増分すると、
WRITE指令が発生され、シフトレジスタ38からN
VM48のRAMへデータが連続的にシフトされる。次
の増分の発生時に、10進カウンタ176は信号STO
RE1を発生し、これにより信号STRがNVM48の
入力に印加されてRAMの内容をNVM48
の不揮発性メモリへ転送する。適当な遅延の後、第2信
号STORE2が発生されてデータがRAMからNVM
48の不揮発性メモリへ冗長に転送される。さらに遅延
した後、メータ・トランスポンダ10の回路は消勢され
る。
第4図及び第5図Aから第5図Fを参照すると、質問装
置12の詳細な回路素子と共に質問装置12の回路内の
各種点で発生する信号の波形が各々図示されている。質
問装置12は第3図A及び第3図Bのクロツク信号CL
K L1とCLK L2を発生しこれを誘導性結合装置
14の1次巻線14aへ印加する。例示したように、メ
ータ・トランスポンダ10の付勢は上述したような質問
装置12からの質問又は電力/クロック信号の印加か又
はパルス発生器16からの単発のパルス状信号の印加に
依存しているのに対し、質問装置12は携帯要で電池の
ような適当な電源により付勢される。質問装置12のク
ロツク機能はスイツチ式レギュレータ制御回路264に
より実装され、この制御回路は各々第5図A及び第5図
Cに示すクロツク信号とを与えるためインバー
タ268,270に各々印加される一対のコンプリメン
タリ正規矩形波クロツク信号01と02を出力する。ク
ロツク信号はマイクロプロセツサ制御回路254の
入力に送られ、この制御回路は例えば本発明の譲受人製
造のモデル番号AIM−65の形式を取りうる。マイク
ロプロセツサ制御回路254はこれらのクロツク信号に
応答して各々第5図B及び第5図Dに示す消勢/付
勢及び消勢/付勢信号を発生する。第5図Aと第5
図B、第5図Cと第5図Dの比較をすると、消勢/付勢
信号はそのクロツク信号の各第4パルスの後縁で発生し
ていることが示される。タイミング・クロツク信号
とその対応する消勢/付勢信号はORゲート272
の2本の入力に印加されて、第5図Eに示す出力信号A
DRIVEを与える。同様に、クロツク信号と消
勢/付勢信号はNORゲート274へ印加されて第
5図Fに示す信号B DRIVEを与える。第3図Aと
第3図Bに対して第5図Eと第5図Fを比較するとこれ
らの信号の類似性が示され、特にNORゲート272,
274の出力信号は連続する3つの負に移行する比較的
短いパルスに続く第4の延びた正のパルス列を有し、こ
れは上述したようにメータ・トランスポンダ10から質
問装置12への第2方向へ信号を伝送する伝送間隔を規
定する。
第4図に示すように、NORゲート272の出力は1対
のインバータ276,278に印加され、その各々はプ
ッシュプル回路に接続されたトランジスタ277,27
9のベースを駆動する。特に、トランジスタ277,2
79のコレクタは互いに結合され、並列接続された抵抗
R16とコンデンサC15を含む結合回路が結合され
る。又、結合回路の出力はFET289のゲートに印加
され、そのドレインは1次巻線14aの一方のコイル1
4a′に結合される。同様に、NORゲート274の出
力はインバータ280,282によって印加されてトラ
ンジスタ281,283のベースを駆動する。トランジ
タ281,283のコレクタはプッシュプル配置に接続
され、並列接続された抵抗R17とコンデンサC16を
含む結合回路に結合される。この結合回路の出力はFE
T286のゲートに接続され、そのドレインは1次巻線
14aの他方のコイル14a″に結合される。コイル1
4′、14a″の相互接続の中央タツプ又は点は適当な
供給電圧+Vに接続される。
FET284,286と組み合わせた中央タツプ6の誘
導性結合装置又は変圧器14の使用は、質問信号の形式
のエネルギの有効な転送を保証し、この質問信号は質問
装置12からメータ・トランスポンダ10へ伝送される
コンプリメンタリ・クロツク信号CLK L1とCLK
L2を含む。クロツク信号CLK L1とCLK L
2の波形はレギュレータ制御回路264により制御され
て重なり合ないクロツク信号とを与え、これに
より駆動FET284,286の過剰電流ドレインを減
少する。第4図に示すように、FET284が導通した
時に正電圧V+をまず一方のコイル14a′へ、次いで
FET286が導通した時にコイル14a″を通して交
互に印加する。電流がまず一方のコイル14a′を通し
て流れ、次いで他方のコイルを通して流れるために、対
応する極性の磁束が発生され、2次コイル14b内に対
応する電流を誘起する。当該技術において公知なよう
に、1次巻線14aに印加される電圧が変化するときに
磁束が発生され2次巻線14bと結合される。従って、
中央タップの変圧器は、各コンプリメンタリクロツク信
号CLK L1とCLK L2が2次巻線14b内に交
互に電流を誘起して交流電圧出力を与える配置を与え
る。
対照的に、質問信号は単一のクロツク信号のみを含み、
この信号は電圧が単一の1次巻線上に印加される度にそ
の1次巻線を通して電流を誘起する。しかしながら、単
一クロツク信号はコンプリメンタリ・クロツク信号CL
K L1とCLK L2が1次コイル14a′、14
a″に印加される速度の半分で1次巻線上に電圧変化を
課す。この結果単一クロツク信号のみの使用は上述した
コンプリメンタリ・クロツク信号の使用と比べて誘導性
結合装置14上のエネルギの転送に関連して65%の効
率しかないことが証明された。コンプリメンタリ・クロ
ツク信号CLK L1とCLK L2は2次巻線14b
上に誘起されダイオード・ブリツジ50に印加され、こ
のダイオード・ブリツジは信号波形を分離し、第2A図
に見られるインバータ58,60の出力上に現れる対応
する信号CLK L1とCLK L2を与える。即ち、
2次巻線に励起され、ダイオードD4とD3とを相互接
続する節点に現れる複合波形信号の正部分はダイオード
D5にて整流され、インバータ58の入力へクロツク信
号CLK L1を与える。同様に、ダイオードD1とD
2を相互接続する節点に現れる複合信号の正部分はダイ
オードD6にて整流され、インバータ60の入力へクロ
ツク信号CLK L2として印加される。
第5図A、第5図B、第5図Eに示すように、消勢/付
勢信号01は、各クロック信号の各第4パルスを抑
止して伝送間隔を定める幅広のパルスを与える役割を果
たす。第4図の質問装置12により発生される2個のコ
ンプリメンタリ・クロツク信号は第4図に示すように1
次巻線14aに印加され、上述したように質問装置12
を付勢する電池に体して実質的に小さいドレインを課す
ように、2個のコンプリメンタリ・クロツク信号CLK
L1とCLK L2を2次コイル14bにより送信
し、検出することを可能とする。
帰還信号は上述したようにメータ・トランスポンダ10
から送信され、高周波バーストの存在又は不在によりコ
ード化した一連の1と0を有するデータ・クロツク信号
を与える。伝送間隔中の高周波バーストの存在は第5図
Gに示すように「1」を表し、その不在は「0」を現わ
す。第5図Gに示した信号は1次巻線14a上に現れ、
増幅回路262に印加され、その出力はカウンタ258
をクロツクするために印加される。カウンタ258は高
周波信号が現れるか又は現れない伝送間隔に対応する時
間の間付勢される。従って2進級ビツト1を指示する高
周波信号の存在時には、カウンタ258が高周波信号の
数をカウントしてそのカウントをデイジタル比較器25
6に与え、この比較器はカウントを所定数と比較し、大
きい場合には高周波信号の存在とコード化「1」の存在
を指示し、そのA>B出力から「0」又は「1」のどち
らかを指示する信号列を出力する。図示していないが、
この「0」と「1」の列はマイクロプロセツサ制御回路
254へ印加され、メータ・トランスポンダ装置に付随
するメータの識別表示と共に記憶されてデータを与え、
これにより請求書が計算され特定の顧客に送られる。質
問装置12からトランスポンダ10へデータが送られる
第2の又はデータ受信モードでは、マイクロプロセッサ
254は被変調データを又は付勢/消勢線に与
える。付勢/消勢パルスの存在は「1」を指示し、一方
その不在は「0」を指示する。
発明の効果 このように、データの両方向伝送を可能とする方法で誘
導性結合装置を介して信号を伝送する方式が開示され
た。図示実施例では、質問装置は誘導性結合装置を介し
て第1方向へ電力/クロツク信号の形式の質問信号を伝
送し、質問信号はメータ・トランスポンダから質問装置
への第2方向へデータを伝送する間隔を規定する。本発
明の別の様相では、質問信号はメータ・トランスポンダ
の回路素子を付勢する役割を果たす。第2方向へ伝送さ
れたデータはデイジタル形式であり、規定された間隔で
比較的高周波信号(クロツク信号に対して)を選択的に
印加することにより発生される。又、本発明の別の様相
では、データ、特にデイジタル・データが、質問信号の
選択したクロツク・パルスのパルス幅を変調することに
より第1方向に伝送される。規定された伝送間隔の間
に、誘導性結合装置は不飽和となり、これは所要の伝送
を行なうための電気エネルギの不当な浪費なしに第2方
向へデータの伝送を可能とする。トランスポンダが既成
のエネルギ源に結合されておらず、質問信号の印加によ
り付勢される場合にはこの電力節減の要件は非常に重要
である。質問装置が携帯型で電池により付勢される場合
にもこの特徴は重要である。
本発明を考える際に、本開示は例示用のみのものであ
り、本発明の範囲は添付した特許請求の範囲により定め
られるべきであると考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は質問装置とメータ・トランスポンダとの間で信
号を両方向的に伝送する本発明の誘導結合装置を含む両
方向データ伝送装置を図示するブロツク形式の概略図で
あり、第2図Aから第2図Dは一緒にした時に第1図に
概略的に示したメータ・トランスポンダを形成する素子
の詳細な回路図を図示し、第3図Aから第3図Pは第2
図Aから第2図Dに示したメータ・トランスポンダの回
路素子により与えられる信号とそのタイミングを示し、
第4図は第1図に概略的に示した質問装置の回路素子の
詳細な回路図であり、第5図Aから第5図Gは第4図に
示した質問装置の回路素子により発生される信号とその
タイミングを示す図である。 10……トランスポンダ(第2装置)、 12……質問装置(第1装置)、 14……変圧器、16……パルス発生器、 20……電力基準部・デコーダ、 22……クロツク検出器、24……出力変調器、 26……復調器、28……順序制御理論、 38……シフトレジスタ、 48……不揮発性メモリ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−143941(JP,A) 特公 昭57−37264(JP,B2) 米国特許4132981(US,A) 米国特許4150358(US,A)

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両方向データ伝送装置において、 (イ)単一の飽和可能な誘導性結合手段であって、前記誘
    導性結合手段を介して第1装置から第2装置へと第1方
    向に第1信号が伝送され、また前記誘導性結合手段を介
    して前記第2装置から前記第1装置へと第2方向に第2
    信号が伝送される前記誘導性結合手段と、 (ロ)前記第1信号を発生してそれを前記誘導性結合手段
    に印加する第1の発生手段を含む前記第1装置であっ
    て、前記第1信号はデータの送受信に必要な電力を第1
    装置から第2装置へ供給するパルス列と、前記第2方向
    における前記第2信号の伝送のための伝送間隔を規定す
    るパルス休止期間との繰り返しを含み、前記伝送間隔は
    誘導性結合手段が飽和状態を脱した後、前記第2信号の
    高能率伝送を可能ならしめるに十分な長さであるように
    なされた前記第1装置と、 (ハ)前記誘導性結合手段の伝送間隔を規定するパルス休
    止期間の発生に応答して、前記規定された伝送間隔の間
    に伝送されるべき前記第2信号を発生させて前記誘導性
    結合手段に印加する第2の発生手段を含む前記第2装置
    と、 を含む両方向データ伝送装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、各伝送間隔パルス休止期間は、第2方向において前
    記第2信号を伝送するための間隔を規定する幅を有して
    いる、両方向データ伝送装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、前記第1の発生手段は前記第1信号として正規クロ
    ツク・パルス列を発生し、前記第1装置が該クロツク・
    パルスのうちの選択されたものを変調して伝送間隔を規
    定するようになされた、両方向データ伝送装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の装置におい
    て、前記第1の発生手段は、前記クロツク・パルスのう
    ちの選択されたもののパルス幅を制御して前記第2信号
    の伝送用の間隔を規定する装置を含み、前記伝送間隔を
    規定するパルス休止期間の幅が前記第1信号の前記クロ
    ツク・パルスの残りのもののパルス幅より大である、両
    方向データ伝送装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第3項記載の装置におい
    て、前記第2の発生手段は、前記第1信号の前記正規ク
    ロツク・パルス列が前記誘導性結合手段に存在すること
    に応答して第3クロツク信号を発生させるようにするク
    ロツク検出手段を含むものである、両方向データ伝送装
    置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載の装置におい
    て、前記第2の発生手段は前記第3クロツク信号に応答
    して、前記第3クロツク信号と同期して前記第2信号を
    処理する装置を含むものである、両方向データ伝送装
    置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第5項記載の装置におい
    て、前記第2の発生手段は、前記誘導性結合手段に現わ
    れる前記第1信号を受信し、前記伝送間隔パルス休止期
    間に選択的に応答して前記規定された伝送間隔の間に前
    記第2信号を伝送するデータ伝送装置を含むものであ
    る、両方向データ伝送装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第5項記載の装置におい
    て、前記第2装置は前記第2信号をデータで変調するデ
    ータ変調装置を含むものである、両方向データ伝送装
    置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第8項記載の装置におい
    て、前記データ変調装置は、前記第3クロツク信号の周
    波数より大きい周波数の高周波信号を発生する手段と、
    前記高周波信号を選択的に与えるためデータに応答する
    手段とを含む、両方向データ伝送装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第9項記載の装置におい
    て、前記第2装置は、前記伝送間隔パルス休止期間に応
    答して、前記規定された伝送間隔の間に前記高周波信号
    を印加するものである、両方向データ伝送装置。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、前記第1装置は、前記第1信号を前記第2装置に伝
    送すべきデータで変調する手段を含み、前記第2装置は
    前記第1信号を復調する手段を含むものである、両方向
    データ伝送装置。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第11項記載の装置にお
    いて、前記第1の発生手段は第1信号として正規クロツ
    ク・パルス列を発生し、前記第1装置は前記第2装置へ
    伝送すべきデータで前記正規クロツク・パルスのうちの
    選択されたものを変調する手段を含み、前記第2装置は
    前記選択した変調信号を検波し、前記検波された変調信
    号を復調して送信データを表わす出力を生じる装置を含
    む両方向データ伝送装置。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第12項記載の装置にお
    いて、前記変調装置は前記選択したクロツク・パルスを
    パルス幅変調するものである、両方向データ伝送装置。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第13項記載の装置にお
    いて、前記両方向データ伝送装置は第1のデータ伝送モ
    ードと第2のデータ受信モードで動作し、前記第1の発
    生手段は前記第1モードで動作して、前記クロツク・パ
    ルスのうちから選択して前記データ伝送間隔を規定し、
    前記変調装置は前記第2モードで動作して前記第2装置
    へ伝送されるべきデータにより前記クロツク・パルスの
    うちから選択し、その選択したものを変調するものであ
    る、両方向データ伝送装置。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第14項記載の装置にお
    いて、前記第2の発生手段は、前記第1モードで前記伝
    送間隔を規定するパルスに応答し、前記第2装置から前
    記第1装置へ前記第2信号を送信するものである、両方
    向データ伝送装置。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第15項記載の装置にお
    いて、前記検波し復調する装置は前記第2モードで動作
    して、前記第1信号の前記選択された変調パルスを検波
    復調して、データを表わす出力を生じるものである、両
    方向データ伝送装置。
  17. 【請求項17】特許請求の範囲第3項記載の装置におい
    て、前記第2装置は、前記正規クロツク・パルス列を受
    信し、前記クロツク・パルスを用いて前記第2装置をこ
    れのみで付勢する電力変換手段を含むものである、両方
    向データ伝送装置。
  18. 【請求項18】特許請求の範囲第17項記載の装置にお
    いて、前記第2装置はデータを記憶する不揮発性メモリ
    装置と、前記第1信号の前記パルス休止期間に応答して
    前記定められた伝送間隔の間に前記誘導性結合手段を介
    して前記記憶データを伝送する手段とを含むものであ
    る、両方向データ伝送装置。
  19. 【請求項19】特許請求の範囲第18項記載の装置にお
    いて、前記両方向データ伝送装置は、第1データ伝送モ
    ードと第2データ受信モードで動作し、前記第1の発生
    手段は前記第1モードにおいて前記第1信号の前記クロ
    ツク・パルスのうちの選択されたものを変調して前記デ
    ータ伝送間隔を規定し、さらに前記第2モードにおいて
    前記不揮発性メモリ装置に伝送され記憶されるべきデー
    タにより前記第1信号の前記クロツク・パルスのうちの
    選択したものを変調する変調手段を含むものである、両
    方向データ伝送装置。
  20. 【請求項20】特許請求の範囲第19項記載の装置にお
    いて、前記第2の発生手段は、前記第1モードで動作し
    て前記誘導性結合装置に現われる前記第1信号の前記パ
    ルス休止期間に応答して、前記不揮発性メモリ装置に記
    憶されたデータを読出し、前記の規定された伝送間隔の
    間に前記データを伝送するものである、両方向データ伝
    送装置。
  21. 【請求項21】特許請求の範囲第20項記載の装置にお
    いて、前記第2装置は、前記選択された変調信号を検出
    復調し、復調データを前記不揮発性メモリ装置に記憶す
    る前記第2モードで動作する復調手段を含むものであ
    る、両方向データ伝送装置。
  22. 【請求項22】特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、前記第1の発生手段は1対の第1信号を発生し、前
    記第1信号の各々は他方に対してコンプリメンタリな一
    対の信号から作成されたものである、両方向データ伝送
    装置。
  23. 【請求項23】特許請求の範囲第22項記載の装置にお
    いて、前記第1の発生手段は前記コンプリメンタリな1
    対の正規クロツク・パルス列と伝送間隔パルス休止期間
    との繰り返しを含む一連のパルスを発生し、各伝送間隔
    パルス休止期間が前記伝送間隔の長さを規定するように
    なされた、両方向データ伝送装置。
  24. 【請求項24】特許請求の範囲第23項記載の装置にお
    いて、前記誘導性結合手段は、前記第1装置に結合した
    1次巻線と前記第2装置に結合した2次巻線とを有する
    変圧器を含み、前記1次巻線はタツプで互いに接続した
    第1及び第2コイルを有し、前記第1発生手段は前記タ
    ツプ付1次巻線の前記第1及び第2コイル上に各々対の
    第1信号を印加するようになされている、両方向データ
    伝送装置。
  25. 【請求項25】特許請求の範囲第24項記載の装置にお
    いて、前記第2装置は、前記1次巻線から前記2次巻線
    へ伝送される前記第1信号の少なくとも一部を検波し分
    離する前記2次巻線に結合された検波手段を含むもので
    ある、両方向データ伝送装置。
  26. 【請求項26】両方向デイジタル・データ伝送装置にお
    いて、 (イ) 質問装置に結合された1次巻線と、データ収集トラ
    ンスポンダ装置に結合された2次巻線とを有する唯一の
    飽和可能な変圧器であって、前記質問装置から前記トラ
    ンスポンダ装置への第1方向に質問信号を伝送し、前記
    トランスポンダ装置から前記質問装置への第2方向へ応
    答信号を伝送する前記変圧器と、 (ロ) 前記質問信号を発生するため前記1次巻線に結合さ
    れた第1装置を含む前記質問装置であって、前記質問信
    号は正規クロツク・パルス列と伝送間隔パルス休止期間
    との繰り返しからなる一連のパルスを含み、各伝送間隔
    パルス休止期間は前記応答信号の伝送の伝送間隔を規定
    し、前記伝送間隔は変圧器があるレベルまで脱飽和する
    期間よりも長い期間を有しており、そのレベルにおいて
    前記第2信号の効率的伝達が可能となるものである前記
    質問装置と、 (ハ) 前記2次巻線に現われる前記質問信号の前記伝送さ
    れたクロツク信号に応答して前記トランスポンダ装置に
    唯一の付勢を与える前記2次巻線に結合されたエネルギ
    変換装置と、前記2次巻線に現われる前記伝送間隔パル
    ス休止期間に応答して収集データを指示するデイジタル
    信号を前記伝送間隔の間に発生して前記2次巻線に印加
    し、前記変圧器を介して前記質問装置へ伝送する第2装
    置とを含む前記トランスポンダ装置と、 を含む両方向デイジタル・データ伝送装置。
  27. 【請求項27】特許請求の範囲第26項記載の装置にお
    いて、前記質問装置は、前記伝送間隔パルス休止期間を
    形成するため前記クロツク・パルスの選択されたものの
    パルス幅を設定する装置を含むものである、両方向デイ
    ジタル・データ装置。
  28. 【請求項28】特許請求の範囲第27項記載の装置にお
    いて、前記伝送間隔パルス休止期間の幅は、前記クロツ
    ク・パルスより大きくなるよう選択され、変圧器が第2
    信号の効率的伝送を可能とするレベルまで脱飽和するよ
    うになされている、両方向デイジタル・データ伝送装
    置。
  29. 【請求項29】特許請求の範囲第26項記載の装置にお
    いて、前記トランスポンダ装置は、前記伝送間隔パルス
    休止期間の存在に応答して付勢信号を与えるため前記2
    次巻線に現われる前記質問信号に応答する検波手段を含
    む両方向デイジタル・データ伝送装置。
  30. 【請求項30】特許請求の範囲第29項記載の装置にお
    いて、前記トランスポンダ装置は、収集データを指示す
    る前記デイジタル信号を受信記憶し、前記付勢信号の各
    々に応答して前記デイジタル信号のビツトをシフト出力
    する直列シフトレジスタと、前記収集データ信号の各ビ
    ツトを変調し、前記変圧器を介して前記質問装置に伝送
    するように前記変調データを前記第2巻線に印加する変
    調手段とを含むものである、両方向デイジタル・データ
    伝送装置。
  31. 【請求項31】特許請求の範囲第30項記載の装置にお
    いて、前記変調手段は、前記質問信号の前記クロツク・
    パルスの周波数より周波数が大きい高周波信号の信号源
    と、前記収集データ信号のビツトが0または1であるか
    に応じて前記2次巻線に前記高周波信号を選択的に印加
    する装置と、を含む両方向デイジタル・データ伝送装
    置。
  32. 【請求項32】特許請求の範囲第26項記載の装置にお
    いて、前記第1装置は、一連の一定数のクロツク・パル
    スに続けて単一の伝送間隔パルス休止期間を発生し、前
    記クロツク・パルスの数は前記トランスポンダ装置の十
    分な付勢を保証するように選択されている、両方向デイ
    ジタル・データ伝送装置。
  33. 【請求項33】特許請求の範囲第26項記載の装置にお
    いて、前記質問装置は携帯型であり、前記トランスポン
    ダ装置の前記2次巻線に対して前記1次巻線を整列させ
    る整列手段を含んでその間の誘導性結合を確保するよう
    にした、両方向デイジタル・データ伝送装置。
JP59126313A 1983-06-20 1984-06-19 両方向デ−タ伝送装置 Expired - Lifetime JPH0640631B2 (ja)

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