JPH0640563Y2 - 簡易帽子の構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、紙や布，各種フイルム等にて、ごく簡単に、
製帽できるように、工夫したものである。

従来、レジャー，軽装用に、登山帽や野球帽形式の、多
様な帽子が、子供から大人まで、広く利用されている
が、これらはすべて、複数的に、栽断された、頭部用
と、ひさし用との生地を、縫いあわせて、製帽されてい
るので、工程が複雑で、コストも高くなっている。本考
案は、このような欠陥を、除去したもので、これを図面
について、説明すれば、 イ．任意大円形の、素材Ｍの、適当なる位置に、円周に
向けて、任意五角形の、開放部１を、配設し、その頂点
に、適当なる円形の、穴２を連設する。

ロ．開放部１の、左右いずれか、一方の縁に、粘着剤３
をつけ、その上に、剥離紙４を貼っておく 本考案は、以上のような、構成であるから、これを、使
用せんとする時は、順次、粘着剤３の、剥離紙４をはが
し、開放部１の、左右の周縁部分を、引寄せて、折目５
を、つけながら、重着すれば、簡単に、登山帽形式の、
成帽でき、また、第４図及び第５図に示す如く、開放部
の、１箇所のみを五角形にし、その他を、任意三角形
１′にすれば、野球帽形式の成帽できる。

本考案の、最も特徴とするところは、開放部1,1′の頂
点に、円形の穴２を連設したことにより、成帽の際に、
開放部1,1′の左右の周縁部分を、引寄せ易くし、頭の
大小に応じて帽子の頭部８の形成内法寸法を、簡単に調
節出来るようにしたものである。

故に、ひさしをつける箇所は、開放部を、五角形にし、
ひさしをつけない箇所は、三角形にしても、成帽の効果
は同じである。

【図面の簡単な説明】

第１図は登山帽形式の平面図 第２図は第１図を成帽せしめた斜視図 第３図は第１図の一部拡大斜視図 第４図は野球帽形式の平面図 第５図は第４図を成帽せしめた斜視図 Ｍは素材、１は五角形の開放部、１′は三角形の開放
部、２は円形の穴、３は粘着剤４は剥離紙、５は折目、
６はひさし、７は重着部、８は頭部、９は天辺

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】任意大円形の、素材Ｍの、適当なる位置
   に、円周に向けて、任意五角形の、開放部１を、配設
   し、その頂点に、適当なる円形の、穴２を連設して、開
   放部１の、左右いずれか、一方の縁に、粘着剤３をつ
   け、その上に、剥離紙４を貼った、簡易帽子の構造
2. 【請求項２】開放部１を、１箇所のみ、任意五角形に
   し、その他を、任意三角形の開放部１′にした、実用新
   案登録請求範囲第一項記載の簡易帽子