JPH0640474U - ロールのブレーキ装置 - Google Patents
ロールのブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH0640474U JPH0640474U JP8310492U JP8310492U JPH0640474U JP H0640474 U JPH0640474 U JP H0640474U JP 8310492 U JP8310492 U JP 8310492U JP 8310492 U JP8310492 U JP 8310492U JP H0640474 U JPH0640474 U JP H0640474U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- peripheral surface
- shaft
- compressed air
- inner peripheral
- Prior art date
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- Pending
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- Braking Arrangements (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単で安価につく上に、ロールの負荷
回転を自由に調節できるようにすると共に、ロールの駆
動停止の際には瞬時にロールの惰性回転を急停止できる
ようにする。 【構成】 ロール10を軸受20を介して固定シヤフト
30により回転自在に軸支し、前記固定シヤフト30内
に圧縮空気の通過する横孔31を設けて、複数個の縦孔
32からシヤフト表周面301に圧縮空気が吹き出せる
ようにし、前記縦孔32にパツキン詰物40を嵌入して
圧縮空気によりシヤフト表周面301に押し出るように
し、前記縦孔32出口附近のシヤフト表周面301とロ
ール内周面112との間に、硬質内輪50を嵌入してロ
ール内周面112に固着させると共に、シヤフト表周面
301に摺動させたもの。
回転を自由に調節できるようにすると共に、ロールの駆
動停止の際には瞬時にロールの惰性回転を急停止できる
ようにする。 【構成】 ロール10を軸受20を介して固定シヤフト
30により回転自在に軸支し、前記固定シヤフト30内
に圧縮空気の通過する横孔31を設けて、複数個の縦孔
32からシヤフト表周面301に圧縮空気が吹き出せる
ようにし、前記縦孔32にパツキン詰物40を嵌入して
圧縮空気によりシヤフト表周面301に押し出るように
し、前記縦孔32出口附近のシヤフト表周面301とロ
ール内周面112との間に、硬質内輪50を嵌入してロ
ール内周面112に固着させると共に、シヤフト表周面
301に摺動させたもの。
Description
【0001】
本考案は、ロールの駆動回転中、希望する負荷を維持できるようにすると共に 、ロールの駆動装置が停止し惰性回転しようとするロールを直ちに回転停止でき るようにしたロールのブレーキ装置に関する。
【0002】
従来、上記ロールのブレーキ装置は、種々あつたが、特に小口径のロールのブ レーキ装置は、装置が複雑で高価につく欠点があつた。
【0003】
本考案は、構造が簡単で安価につく上に、ロールの駆動回転中に、微小なブレ ーキが掛けられるようにして希望する負荷を維持できるようにすると共に、ロー ルの回転停止の際、瞬時にロールの惰性回転を停止できるようにしたロールのブ レーキ装置を提供するものである。
【0004】
本考案のロールのブレーキ装置は、上記目的を達成するため、図示するように 、ロール10を軸受20を介して固定シヤフト30により回転自在に軸支し、前 記固定シヤフト30内に圧縮空気の通過する横孔31を設けて、複数個の縦孔3 2からシヤフト表周面301に圧縮空気が吹き出せるようにし、前記縦孔32に パツキン詰物40を嵌入して圧縮空気によりシヤフト表周面301に押し出るよ うにし、前記縦孔32出口附近のシヤフト表周面301とロール内周面112と の間に、硬質内輪50を嵌入してロール内周面112に固着させると共に、シヤ フト表周面301に摺動させたものである。
【0005】 本考案において、パツキン詰物40は、耐圧耐熱性の合成樹脂製又はゴム製の ものが望ましく、耐熱温度120℃以上、引裂強度は硬度100で120kg/ cm以上、硬度400で380kg/cm以上あることが好ましい。また、圧縮 空気圧は3kg/cm2〜7kg/cm2の範囲のものが好ましい。
【0006】
本考案の実施例が図1に乃至図4に示されている。
【0007】 本例のロールのブレーキ装置は、ロール10、軸受20、固定シヤフト30、 パツキン詰物40及び硬質内輪50からなつている。
【0008】 ロール10は、内周面101に円筒状で第1段111及び第2段112の段を 設けたブツシユ11が固着し、軸受20が段付ブツシユ11の第1段111とシ ヤフト表周面301との間に嵌着し、硬質内輪50が、その表周面を段付ブツシ ユ11の第2段112に固着すると共に、その内周面を縦孔32出口附近のシヤ フト表周面301に摺動自在に嵌合している。
【0009】 固定シヤフト30は、圧縮空気を流入できるようにした横孔31と、横孔31 と連通しシヤフト表周面301に出口を設けた複数個の縦孔32と、縦孔32に 嵌入したパツキン詰物40とを備えている。
【0010】 パツキン詰物40は、図3に示すように、一端41を閉蓋し他端42を開口し た円筒状の耐圧耐熱性の合成樹脂製のものである。
【0011】 硬質内輪50は、円筒状のもので、表周面側、内周面側いずれも焼入研磨され ている。
【0012】
ロール10は、圧縮空気供給装置(図示しない)を作動させると、圧縮空気は 固定シヤフト30の横孔31から縦孔32に流入して、パツキン詰物40を、図 1に示すように、シヤフト表周面301から押し出して硬質内輪50の内周面に 圧着させる。このため、空気圧の調節によりロール10は自由な負荷乃至ブレー キ作用が得られ、ロールの急停止の際には高圧空気を送れば無駄な惰性回転を無 くすることができる。なお、パツキン詰物40は、合成樹脂又はゴム製であるの で、制動作用が大きい。
【0013】
従つて、本考案によれば、簡単な構造で、ロールの駆動回転中の負荷乃至ブレ ーキ作用の調節が自由にできると共に、ロールの駆動装置停止の際のロールの急 停止をさせることができ、また、構造が簡単なため、小口径のロールに適用して も製作費は高くならない。更に、パツキン詰物は、安価に製作しうるので維持費 も安くなり、圧縮空気を使用するので故障が少なく取扱容易である。以上のよう に本考案ロールのブレーキ装置は、従来品に比べ、安価に、かつ、性能がよい利 点が生じた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す要部の横断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】パツキン詰物の拡大斜視図である。
【図4】硬質内輪の拡大斜視図である。
10 ロール 20 軸受 30 固定シヤフト 301 シヤフト表周面 31 横孔 32 縦孔 40 パツキン詰物 50 硬質内輪
Claims (1)
- 【請求項1】 ロール10を軸受20を介して固定シヤ
フト30により回転自在に軸支し、前記固定シヤフト3
0内に圧縮空気の通過する横孔31を設けて、複数個の
縦孔32からシヤフト表周面301に圧縮空気が吹き出
せるようにし、前記縦孔32にパツキン詰物40を嵌入
して圧縮空気によりシヤフト表周面301に押し出るよ
うにし、前記縦孔32出口附近のシヤフト表周面301
とロール内周面112との間に、硬質内輪50を嵌入し
てロール内周面112に固着させると共に、シヤフト表
周面301に摺動させたことを特徴とするロールのブレ
ーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8310492U JPH0640474U (ja) | 1992-11-07 | 1992-11-07 | ロールのブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8310492U JPH0640474U (ja) | 1992-11-07 | 1992-11-07 | ロールのブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640474U true JPH0640474U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13792892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8310492U Pending JPH0640474U (ja) | 1992-11-07 | 1992-11-07 | ロールのブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640474U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010001102A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Hitachi Ltd | エレベーター用巻上機 |
-
1992
- 1992-11-07 JP JP8310492U patent/JPH0640474U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010001102A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Hitachi Ltd | エレベーター用巻上機 |
JP4601687B2 (ja) * | 2008-06-18 | 2010-12-22 | 株式会社日立製作所 | エレベーター用巻上機 |
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