JPH0640288B2 - 自動整合回路網の同調方法及び制御システム - Google Patents

自動整合回路網の同調方法及び制御システム

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JPH0640288B2
JPH0640288B2 JP2207958A JP20795890A JPH0640288B2 JP H0640288 B2 JPH0640288 B2 JP H0640288B2 JP 2207958 A JP2207958 A JP 2207958A JP 20795890 A JP20795890 A JP 20795890A JP H0640288 B2 JPH0640288 B2 JP H0640288B2
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エス コリンズ ケニス
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アプライド マテリアルズ インコーポレーテッド
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/32174Circuits specially adapted for controlling the RF discharge
    • H01J37/32183Matching circuits
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/36Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
    • G01R33/3628Tuning/matching of the transmit/receive coil
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/38Impedance-matching networks
    • H03H7/40Automatic matching of load impedance to source impedance

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、第1の電気回路(『ソース』と称する)と第
2の電気回路(『負荷』と称する)との間の電力伝達を
最大にするために整合回路網を使って該第1電気回路を
該第2電気回路に接続することに関する。
(従来技術とその問題点) ソースのインピーダンスが負荷の入力インピーダンスの
複素共役である時に、ソースから負荷へ最大電力が伝達
される。殆どの場合に、ソースの出力インピーダンスは
当然に負荷の入力インピーダンスの複素共役に等しくな
い;従って、電力制御及び効率が決定的に重要である場
合にはソースと負荷との間に整合回路網が置かれる。整
合回路網の入力インピーダンスがソースの出力インピー
ダンスの複素共役であり、且つ整合回路網の出力インピ
ーダンスが負荷の入力インピーダンスの複素共役である
時に整合回路網は適切に作動する。この様にして、電力
反射、熱散逸などによる電力損失を最小限に抑えながら
ソースから整合回路網を通じて負荷へ電力を伝達するこ
とが出来る。
負荷の入力インピーダンスが作動中に変化する場合に
は、ソースから負荷への最大電力伝達を維持するために
整合回路網を調整する必要がある。一般的には、負荷の
入力インピーダンスの変動が整合回路網のインピーダン
スの変動を生じさせ、整合回路網の入力インピーダンス
が一定に保たれることとなる様に整合回路網は設計され
る。更に、多くのアプリケーションにおいて、ソースの
出力インピーダンスは、無視できる程度の虚数成分を持
った出力抵抗である。従って、或る従来技術アプリケー
ションでは、インピーダンスの大きさとインピーダンス
位相角とは整合回路網の入力で計測される。整合回路網
の入力インピーダンスがソース回路網の出力インピーダ
ンスと一致するまで、即ち、インピーダンス位相角がゼ
ロでインピーダンスの大きさがソースの出力抵抗の大き
さと一致するまで、整合回路網の可変コンデンサ又は誘
導子を変化させる。負荷の入力インピーダンスのどの様
な予測される変動についても、整合回路網の入力につい
てインピーダンス位相角がゼロでインピーダンスの大き
さがソースの出力抵抗の大きさと一致する様に該可変コ
ンデンサの値を設定することとなる様な解法があること
となる様にするために該可変コンデンサ又は誘導子が整
合回路網内に置かれる。
この従来技術システムの一つの問題は、整合回路網の入
力についてインピーダンス位相角がゼロでインピーダン
スの大きさがソースの出力抵抗の大きさと一致すること
となる様に該可変コンデンサ又は誘導子の値を設定する
唯一の(又は正しい)解法があるけれども、整合回路網
の入力についてインピーダンス位相角がゼロとなるか又
はインピーダンスの大きさがソースの出力抵抗の大きさ
と一致する(これら両方の条件が同時には満たされな
い)こととなる様に該可変コンデンサの値を設定する様
な複数の解法(即ち、誤った解法)もあり得ることであ
る。そのために、整合回路網がその唯一の又は正しい解
法を検出することは困難である。その結果、整合回路網
は間違った解法に収斂して、複数解法間を振動するか又
は完全に逸れることになる。
或るアプリケーションにおいては、負荷のインピーダン
スの入力が著しく変動せず、唯一の解法に近い値に該可
変コンデンサ又は誘導子の値を初期設定することが出来
る。これにより、整合回路網が正しい解法の収斂する可
能性が大きくなる。
また、作動時の負荷の入力インピーダンスの変動を考慮
に入れるべく整合回路網を調整する他の従来技術の方法
は、整合回路網の入力での反射電力を測定する。手操作
又はコンピュータの制御下で可変コンデンサ又は誘導子
の各々を、他の可変コンデンサ又は誘導子を一定値に保
ちながら変化させる。斯かる反復は、反射される電力を
なるべく少なくする様に各可変コンデンサの値を発見す
ることを目的とするものである。
上記の全ての従来技術システムの他の問題は、各解法
が、容量を機械的に変化させる様になっている可変コン
デンサ又は誘導子を使用することである。半導体製造プ
ロセスに使用されるプラズマに電流を通すことにより負
荷インピーダンスを生成する様な場合には、機械的に変
更可能なコンデンサの使用によって著しい遅れがプロセ
スにもたらされることになる。
(発明の概要) 本発明の好適な実施例は、整合回路網を提供する。この
整合回路網は、発電機の出力インピーダンスを負荷の入
力インピーダンスと整合させる。該整合回路網は、第1
の可変インピーダンス要素と、第2の可変インピーダン
ス要素と、反射電力検出器と、制御回路とを有する。
好適な実施例では、第1可変インピーダンス要素の各々
は、磁気的に飽和可能なリアクトルを使って構成され
る。例えば、各々磁気飽和可能なリアクトルの各々は、
非線型強磁性コアに巻かれた一次巻線及び二次巻線を備
える変圧器である。
反射電力検出器は、整合回路網から該発電機へ反射され
る電力を検出する。制御回路は、該反射電力検出器か
ら、反射された電力の変動を表す帯域濾波された信号を
受け取る。このフィードバックを使って、該制御手段
は、反射される電力が無視できる様になるまで第1可変
インピーダンス要素及び第2可変インピーダンス要素の
インピーダンスを変化させる。
該制御回路の三つの実施例があり、その全てが『ディザ
リング』(dithering)を使用する。この『ディザリン
グ』は、第1可変インピーダンス要素のインピーダンス
と第2可変インピーダンス要素のインピーダンスとを既
知の周波数で変動させることである。そのとき、制御回
路は、第1可変インピーダンス要素のディザリングに起
因する反射電力の変化成分を、第2可変インピーダンス
要素のディザリングに起因する反射電力の変化から分離
する。この変化の成分を使って、制御回路は、反射電力
が最小となる方向へ第1可変インピーダンス要素の定常
状態インピーダンスと第2可変インピーダンス要素の定
常状態インピーダンスとを連続的に変化させる。第1実
施例では、制御回路は第1可変インピーダンス要素のイ
ンピーダンスと第2可変インピーダンス要素のインピー
ダンスとを同じ周波数で、しかし異なる位相で、ディザ
リング変化させる。第2実施例では、制御回路は第1可
変インピーダンス要素及び第2可変インピーダンス要素
のインピーダンスを異なる周波数でディザリング変化さ
せる。第3実施例では、周波数が同じで位相が異なるパ
ルスの系列を使って第1可変インピーダンス要素及び第
2可変インピーダンス要素のインピーダンスをディザリ
ング変化させる。
本発明の整合回路網は、複数誤解法の問題を持っていな
い。更に、同調及び制御のディザリング変化方法は、非
線型の動的負荷についても常に唯一の整合解法に収斂す
る。高いディザリング周波数及び磁気ディザリングを使
用すれば収斂は非常に高速となる。飽和可能なリアクト
ルを使用すれば、迅速に且つ部品を移動させずに整合回
路網インピーダンス要素を変化させることが出来る。本
発明は、例えばプラズマを使用する製造プロセス、誘導
加熱又は誘電加熱、超音波電源、核磁気共鳴(NMR)
電源、広帯域アンテナ、電流増幅器の段間結合、及びそ
の他の、動的負荷及び非線型負荷を含む可変インピーダ
ンス負荷に最大電力伝達が必要とされる用途など、いろ
いろな分野に応用することが出来る。
(実施例) 第1図において、発電機1は発電機出力インピーダンス
2を有する。発電機1は、負荷3を駆動するために使用
される。発電機1及び負荷3は共にグランド4に接続さ
れている。発電機1から負荷3への電力伝達は、負荷3
の入力インピーダンスが発電機インピーダンス2の出力
インピーダンスの複素共役であるとき最大となる。
第2図において、発電機インピーダンス2は、発電機1
の抵抗21と、発電機1から負荷3への電力伝達を最大
にするために導入された整合回路網22とから成るもの
として示されている。最適動作では、位置23において
抵抗21の出力インピーダンスは整合回路網22の入力
インピーダンスの複素共役となり、位置25では整合回
路網22の出力インピーダンスは負荷3の入力インピー
ダンスの複素共役となる。
第3図は、整合回路網の従来の形を示す。該整合回路網
は、図示の様に接続された可変コンデンサ31、可変コ
ンデンサ32及び誘導子33から成る。コンデンサ31
及び32の容量は、サーボモータにより機械的に変えら
れる。一般的に、コンデンサ31及び32の容量は、位
置23において整合回路網22の入力インピーダンスが
インピーダンス角ゼロとなり(即ち、虚数成分が無
い)、大きさが発電機抵抗21の大きさに等しくなるま
で変えられる。或る用途に使用されたときの該回路の欠
点が上記の『従来技術とその問題点』の節に記載してあ
る。
第4A図において、本発明の好適な実施例による整合回
路網が示されている。該整合回路網は、図示のように接
続されたブリッジ43、制御回路44、インピーダンス
回路41及びインピーダンス回路42を含む。インピー
ダンス回路41及びインピーダンス回路42は『L』回
路網を成して接続されている。図示の方向に接続された
L回路網は、負荷3の抵抗成分が発電機抵抗21より小
さいときに一般的に使用することの出来るものである。
後の図と相関させるために、基準位置49と基準位置4
0とが示されている。
本発明は、第4A図に示されている回路網だけでなく
て、任意の回路網位相幾何を持った整合回路網に適用さ
れる。例えば、第4B図において、第4A図の整合回路
網の成分は、第4A図のL回路網から反転された他のL
回路網を成して接続されている。このL回路網は、負荷
3の抵抗成分が発電機抵抗21より大きいときに好都合
である。
ブリッジ43は方向性カップラである。ブリッジ43
は、整合回路網の位置23から反射される電力の瞬時値
を示す電力反射信号をライン45上に生成する。ブリッ
ジ43は、整合回路網を通じて前進する電力の瞬時量を
示す電力前進信号をライン46上に生成する。制御回路
44は、ライン47上に置かれる制御信号によってイン
ピーダンス回路41のインピーダンスの値を制御する。
制御回路44は、ライン48上に置かれる制御信号によ
ってインピーダンス回路42のインピーダンスの値も制
御する。ライン45上の電力反射信号とライン46上の
電力前進信号とを使って、制御回路44は、整合回路網
の位置23からの電力反射が無視できる程度になる様に
インピーダンス回路41のインピーダンスとインピーダ
ンス回路42のインピーダンスとを変化させる。これ
は、ライン47及びライン48上の信号のレベルを変化
(ディザリング)させ、次にそのレベルのディザリング
によって、整合回路網の反射する電力が減少するか増大
するかを判定することによって行われる。ライン47及
びライン48上の信号は、各々、反射される電力を最小
限にするために増減されるDC成分を有する。ライン4
7及びライン48上の信号がディザリング変化させられ
る範囲は、反射される電力がゼロに近づくに従って縮小
させられる。これにより、インピーダンス回路41及び
インピーダンス回路42の自動的粗同調及び精密同調が
可能となる。
インピーダンス回路50及び制御ライン51を付加し
て、第4C図に示されている様にπ回路網を形成するこ
とが出来る。三つのインピーダンス回路41、42及び
50の存在は、一つのインピーダンス回路が余分である
ことを意味する。よって、制御回路44は、三つのイン
ピーダンス回路41、42及び50のうちの一つを一定
に保ちながら他の二つを変化させてインピーダンスを正
しく整合させることが出来る。
第5図は、制御回路44の実施例を示す。帯域フィルタ
ー101は、ライン45から電力反射信号を受信する。
帯域フィルター101は、基準信号生成器102の生成
する信号162及び基準信号生成器112の生成する信
号172の振動の周波数にほぼ等しい周波数で振動する
電力反射信号の成分を除いて、電力反射信号の全ての成
分を濾波し除去する。信号162及び信号172は、第
7A図において、90°の位相差で振動する正弦波とし
て示されている。
帯域フィルター101が生成する濾波済み信号は掛算器
103及び掛算器113に受信される。掛算器103
は、帯域フィルター101からの信号の電圧に基準信号
生成器102からの信号の電圧を乗じる。掛算器103
の出力はローパス(LP)フィルター104に受信され
る。ローパスフィルター104は、帯域フィルター10
1からの信号と基準信号生成器102からの信号との位
相差に基づいて変化する電圧レベルを有するDC信号を
生成する。帯域フィルター101からの信号が基準信号
生成器102からの信号と同相に振動する時、ローパス
フィルター104の生成するDC信号は正の最大電圧と
なっている。帯域フィルター101からの信号が基準信
号生成器102からの信号と180°の位相差をもって
振動するときには、ローパスフィルター104の生成す
るDC信号は負の最大電圧となっている。バンドパスフ
ィルタ101からの信号が基準信号発生器102からの
信号と90°の位相差をもって振動するときには、ロー
パスフィルター104の生成するDC信号は正の最大電
圧と負の最大電圧との中間の基準電圧(即ち、ほぼゼロ
の電圧)となっている。
ローパスフィルター104からのDC信号は、制御回路
105に受信される。制御回路105は、ライン47上
に置かれる制御信号のDC成分の電流を決定する制御電
圧をライン100上に生成する。制御回路105は、ロ
ーパスフィルター104からのDC信号の値に基づいて
該制御電圧の値を調整する。ローパスフィルター104
の生成するDC信号の電圧値に比例する量だけライン1
00上の制御電圧を変化させるように制御回路105を
構成してもよい。その代わりに、比例プラス積分方式又
は比例プラス積分プラス導関数方式を使って制御回路1
05を構成してもよい。比例プラス積分制御(PIと略
記する)は、定常状態エラーを積分除去して同調不感帯
を除去するために一般的に利用することの出来るもので
ある。比例プラス積分プラス導関数制御は、一般に、エ
ラー信号の予想能力を追加して応答を高速化することに
よりPI方式を改良するために使用される。
基準信号生成器102からの信号は増幅器106にも受
信され、該増幅器は、基準信号生成器102からの信号
の電圧に一定値を乗じる。増幅器106の生成する信号
は増幅器107により受信される。増幅器107も、ラ
イン45上の出力反射信号とライン46上の電圧前進信
号とを入力として受信する。増幅器107は、増幅器1
06からの信号の電圧に、ライン45上の電力反射信号
のライン46上の電力前進信号に対する比に等しい量を
乗じる。増幅器107の生成する信号は、ライン47上
に置かれる制御信号の振動成分を生成する。電力反射信
号の電圧が電力前進信号に比べて比較的大きいときに
は、これは、整合回路網がインピーダンスを正しく整合
させている状態から相当遠いことを意味する。従って、
ライン47上に置かれる制御信号は、相当大きな振動成
分を有する。電力反射信号が0に近づくときには、これ
は整合回路網がインピーダンス整合状態に相当近いこと
を示す;従って、整合回路網の微調整を考慮するには、
ライン47上の制御信号の振動成分が小さいことが必要
である。
総和回路108は、制御回路105からの信号及び増幅
器107からの信号を総計する。電流増幅器109は、
総和回路108の生成した信号を増幅する。
掛算器113は、帯域フィルター101からの信号の電
圧と基準信号生成器112からの信号の電圧とを掛け合
わせる。掛算器113の出力は、ローパスフィルター1
14に受信される。ローパスフィルター114は、帯域
フィルター101からの信号と基準信号生成器112か
らの信号との位相差に基づいて電圧レベルが変化するD
C信号を生成する。帯域フィルター101からの信号が
基準信号生成器112からの信号と同相に振動するとき
には、ローパスフィルター114の生成するDC信号は
正の最大電圧となっている。帯域フィルター101から
の信号が基準信号生成器112からの信号と180°の
位相差をもって振動するときには、ローパスフィルター
114の生成するDC信号は負の最大電圧となってい
る。帯域フィルター101からの信号が基準信号生成器
112からの信号と90°の位相差をもって振動すると
きには、ローパスフィルター114の生成するDC信号
は、正の最大電圧と負の最大電圧との中間の基準電圧
(ほぼ0ボルト)となっている。
ローパスフィルター114からのDC信号は制御回路1
15に受信される。制御回路115は、ライン48上に
置かれる制御信号のDC成分の電流を決定する制御電圧
をライン110上に生成する。制御回路115は、ロー
パスフィルター114からのDC信号の値に基づいて該
制御電圧の値を調整する。ローパスフィルター114の
生成するDC信号の電圧値に比例する量だけライン11
0上に制御電圧を変化させるように制御回路115を構
成することが出来る。その代わりに、比例積分方式又は
比例積分導関数方式を使って制御回路115を構成する
ことも出来る。
基準信号生成器112からの信号は増幅器116にも受
信され、この増幅器は基準信号生成器112からの信号
の電圧に一定値を乗じる。増幅器116の生成する信号
は増幅器117に受信される。増幅器117は、ライン
45上の電力反射信号及びライン46上の電力前進信号
も入力として受信する。増幅器117は、増幅器116
からの信号の電圧に、ライン45上の電力反射信号のラ
イン46上の電力前進信号に対する比に等しい量を乗じ
る。増幅器117の生成する信号は、ライン48上に置
かれる制御信号の振動成分を生成する。電力反射信号の
電圧が電力前進信号に比べて比較的に大きいときには、
これは、整合回路網がインピーダンスを正しく整合させ
る状態から相当遠いことを意味する。従って、ライン4
8上に置かれる制御信号は、相当大きな振動成分を有す
る。電力反射信号が0に近づくときには、これは整合回
路網がインピーダンス整合状態に相当近いことを示す;
従って、整合回路網の微調整を考慮するには、ライン4
8上の制御信号の振動成分が小さいことが必要である。
総和回路118は、制御回路115からの信号及び増幅
器117からの信号を総計する。電流増幅器119は、
総和回路118の生成した信号を増幅する。
基準信号生成器112は、基準信号生成器102の生成
する信号と同じ周波数で振動する信号を生成すること
が、この二つの信号は位相が90°ずれている。この様
にして、47上の制御信号を変化させることの、ライン
45上の電力反射信号に与える相対的効果がライン48
上の制御信号を変化させることであることを制御回路4
4は認識できる。例えば、ライン45上の電力反射信号
が基準信号生成器102の生成する信号と同相に変化す
るならば、これは、ライン47上の制御信号が、反射さ
れる電力の変動の唯一の原因であることを意味する。帯
域フィルター101からの信号は基準信号生成器102
からの信号と同相であり、ライン47上の制御信号のD
C成分は最大量調節される。一方、ライン48上の制御
信号は、反射される電力の変動に影響を与えない。帯域
フィルター101からの信号は基準信号生成器112か
らの信号と位相が90°ずれており、ライン48上の制
御信号のDC成分には調整は行われない。
また、基準信号生成器102及び基準信号生成器112
は、非重畳パルスを生成してもよい。例えば、第7B図
に示されている様に基準信号生成器102はパルス信号
262を生成し基準信号生成器112はパルス信号27
2を生成してもよい。期間281は、パルス周波数の周
期を表す。期間282は、パルス繰り返し周期を表す。
この実施例を構成するには、期間281に等しいパルス
周期を持った信号は通過するが他の信号は濾波除去され
ることなる様に帯域フィルター101を同調させる必要
がある。ライン45上の電力反射信号が信号262から
のパルスと同相に又は180°の位相差をもって変動す
る量は、ライン47上の制御信号が、反射される電力の
変動の原因となる量を反映する。ライン47上の制御信
号は、関連する量だけ調整される。同様に、ライン45
上の電力反射信号が信号272からのパルスと同相に又
は180°の位相差をもって変化する量は、ライン48
上の制御信号が、反射される電力の変化の原因となる量
を反映する。ライン48上の制御信号は、関連する量だ
け調整される。
第6図は、制御回路44の他の実施例を示す。帯域フィ
ルター201は、ライン45から電力反射信号を受信す
る。帯域フィルター210は、基準信号生成器202の
生成する信号の振動周波数にほぼ等しい周波数で振動す
る電力反射信号成分を除いて、電力反射信号の他の全て
の成分を濾波除去する。帯域フィルター210の生成す
る濾波済み信号は掛算器203に受信される。
掛算器203は、帯域フィルター201からの信号の電
圧と基準信号生成器202からの信号の電圧とを掛け合
わせる。掛算器203の出力はローパスフィルター20
4に受信される。ローパスフィルター204はDC信号
を生成し、その信号の電圧レベルは、帯域フィルター2
01からの信号と基準信号生成器202からの信号との
位相差に基づいて変化する。帯域フィルター201から
の信号が基準信号生成器202からの信号と同相に振動
するときは、ローパスフィルター204の生成するDC
信号は正の最大電圧となっている。帯域フィルター20
1からの信号が基準信号生成器202からの信号と90
°の位相差をもって振動するときには、ローパスフィル
ター204の生成するDC信号は、正の最大電圧と負の
最大電圧との中間の基準電圧となっている。
ローパスフィルター204からのDC信号は制御回路2
05に受信される。制御回路205は、ライン47に置
かれる制御信号のDC成分の電流を決定する制御電圧を
ライン200上に生成する。制御回路205は、該制御
電圧の値を、ローパスフィルター204からのDC信号
の値に基づいて調整する。ローパスフィルター204の
生成するDC信号の電圧値に比例する量だけライン20
0上の制御電圧を変化させるように強制回路205を構
成することが出来る。その代わりに、比例積分方式、又
は比例積分導関数方式を使って制御回路205を構成し
てもよい。
基準信号生成器202からの信号は増幅器206にも受
信され、この増幅器は、基準信号生成器202からの信
号の電圧に一定値を乗じる。増幅器206の生成する信
号は増幅器207に受信される。増幅器207は、ライ
ン45上の電力反射信号及びライン46上の電力前進信
号をも入力として受け取る。増幅器207は、増幅器2
06からの信号の電圧に、ライン45の電力反射信号の
ライン46上の電力前進信号に対する比に等しい量を乗
じる。増幅器207の生成する信号は、ライン47上に
置かれる制御信号の振動成分を生成する。電力反射信号
の電圧が電力前進信号に比べて比較的大きいときには、
これは、整合回路網がインピーダンスを正しく整合させ
る状態から相当遠いことを意味する。従って、ライン4
7上に置かれる制御信号は、相当大きな振動成分を有す
る。電力反射信号が0に近づくときには、これは整合回
路網がインピーダンス整合状態に相当近いことを示す;
従って、整合回路網の微調整を考慮するには、ライン4
7上の制御信号の振動成分が小さいことが必要である。
総和回路208は、制御回路205からの信号及び増幅
器207からの信号を総計する。電流増幅器209は、
総和回路208の生成した信号を増幅する。
帯域フィルター211は、ライン45から電力反射信号
も受信する。帯域フィルター211は、基準信号生成器
212の生成する信号の振動周波数にほぼ等しい周波数
で振動する電力反射信号成分を除いて、電力反射信号の
他の全ての成分を濾波除去する。帯域フィルター211
の生成する濾波済み信号は掛算器213に受信される。
掛算器213は、帯域フィルター211からの信号の電
圧と基準信号生成器212からの信号の電圧とを掛け合
わせる。掛算器213の出力はローパスフィルター21
4に受信される。ローパスフィルター214はDC信号
を生成し、その信号の電圧レベルは、帯域フィルター2
11からの信号と基準信号生成器212からの信号との
位相差に基づいて変化する。帯域フィルター211から
の信号が基準信号生成器212からの信号と同相に振動
するときには、ローパスフィルター214の生成するD
C信号は正の最大電圧となっている。帯域フィルター2
11からの信号が基準信号生成器212からの信号と1
80°の位相差をもって振動するときには、ローパスフ
ィルター214の生成するDC信号は負の最大電圧とな
っている。帯域フィルター211からの信号が基準信号
生成器212からの信号と90°の位相差をもって振動
するときには、ローパスフィルター214の生成するD
C信号は、正の最大電圧と負の最大電圧との中間の基準
電圧となっている。
ローパスフィルター214からのDC信号は制御回路2
15に受信される。制御回路215は、ライン48に置
かれる。制御信号のDC成分の電流を決定する制御電圧
をライン210上に生成する。制御回路215は、該制
御電圧の値を、ローパスフィルター214からのDC信
号の値に基づいて調整する。ローパスフィルター214
の生成するDC信号の電圧値に比例する量だけライン2
10上の制御電圧を変化させるように制御回路215を
構成することが出来る。その代わりに、比例積分方式、
又は比例積分導関数方式を使って制御回路215を構成
してもよい。
基準信号生成器212からの信号は増幅器216にも受
信され、この増幅器は、基準信号生成器212からの信
号の電圧に一定値を乗じる。増幅器216の生成する信
号は増幅器217に受信される。増幅器217は、ライ
ン45上に電力反射信号及びライン46上の電力前進信
号をも入力として受け取る。増幅器217は、増幅器2
16からの信号の電圧に、ライン45上の電力反射信号
のライン46上の電力前進信号に対する比に等しい量を
乗じる。増幅器217の生成する信号は、ライン48上
に置かれる制御信号の振動成分を生成する。電力反射信
号の電圧が電力前進信号に比べて比較的に大きいときに
は、これは、整合回路網がインピーダンスを正しく整合
させる状態から相当遠いことを意味する。従って、ライ
ン48上に置かれる制御信号は、相当大きな振動成分を
有する。電力反射信号が0に近づくときには、これは整
合回路網がインピーダンス整合状態に相当近いことを示
す;従って、整合回路網の微調整を考慮するには、ライ
ン48上の制御信号の振動成分が小さいことが必要であ
る。
総和回路218は、制御回路215からの信号及び増幅
器217からの信号を総計する。電流増幅器219は、
総和回路218の生成した信号を増幅する。
基準信号生成器212は、基準信号生成器202の生成
する信号とは異なる周波数で振動する信号を生成する。
この様にして、47上の制御信号を変化させることの、
ライン45上の電力反射信号に与える相当的効果ライン
48上の制御信号を変化させることであることを制御回
路44は認識できる。
第8図に、インピーダンス回路41の好適な実施例が示
されている。変圧器は、非線型強磁性コア124に巻か
れた一次巻線121及び二次巻線122から成る。磁気
コア124の磁性、一次巻線121の巻き数、及び二次
巻線122の巻き数は、二次巻線122を流れる電流を
変化させるとインピーダンス回路41のインダクタンス
が変化するが、一次巻線121を流れる電流を変化させ
てもインピーダンス回路41のインダクタンスが変化し
ない様に、選択される。容量123は、インピーダンス
回路41に付加された直列容量を表す。また、該変圧器
には、容量125及び容量126で表されている固有の
寄生容量がある。
第10図は、漏れを最小限にするためにトロイダル・コ
ア上に組み立てられた第8図の変圧器を示す。しかし、
どの様な閉鎖型磁路コアを使用してもよい。
第9図に、インピーダンス回路42の好適な実施例が示
されている。変圧器は、非線型強磁性コア224に巻か
れた一次巻線221及び二次巻線222から成る。磁気
コア224の磁性、一次巻線221の巻き数、及び二次
巻線222の巻き数は、二次巻線222を流れる電流を
変化させるとインピーダンス回路42のインダクタンス
が変化するが、一次巻線221を流れる電流を変化させ
てもインピーダンス回路42のインダクタンスが変化し
ない様に、選択される。容量223は、インピーダンス
回路41に付加された直列容量を表す。また、該変圧器
には、容量225及び容量226で表されている固有の
寄生容量がある。
第11図は、漏れを最小限にするためにトロイダル・コ
ア上に組み立てられた第9図の変圧器を示す。しかし、
どの様な閉鎖型磁路コアを使用してもよい。
本発明を特別の用途に適用するために計算する値の例を
以下に掲げる。例えば、以下の方程式は、本発明を使用
して、半導体の製造に使われる高周波プラズマ処理に使
用されるプラズマに通電することに基づく。表1は、以
下に使用される方程式を参照する際の記号を定義する。
表1 R 抵抗21を表す。
負荷3の抵抗成分を表す。
付加3の容量成分を表す。
LMX特定のアプリケーションについての付加3の抵抗
成分の最大値を表す。
LMN 特定のアプリケーションについての付加3の抵
抗成分の最大値を表す。
LMX 特定のアプリケーションについての付加3の容
量成分の最大値を表す。
CLMN 負荷3の容量成分が変化する容量性リアクタン
ス(オーム)の範囲の最小値を表す。
CLMX 負荷3の容量成分が変化する容量性リアクタン
ス(オーム)の範囲の最大値を表す。
LMN 特定のアプリケーションについての付加3の容
量成分の最小値を表す。
w発電機1の生成する信号の周波数の2π倍(即ち、角
周波数)を表す。
インピーダンス回路41のインピーダンスを表
す。
インピーダンス回路42のインピーダンスを表
す。
コンデンサ123の容量を表す。
コンデンサ223の容量を表す。
1P 一次巻線121のインダクタンスを表す。
1S 二次巻線122のインダクタンスを表す。
2P 一次巻線221のインダクタンスを表す。
2S 二次巻線222のインダクタンスを表す。
μ強磁性コア124及び強磁性コア224の初期比透
磁率を表す。
sat 強磁性コア124及び強磁性コア224の飽和
磁束密度を表す。
強磁性コア124及び強磁性コア224のキュリ
ー温度を表す。
ml 強磁性コア124及び強磁性コア224の平均磁路
長さを表す。
A強磁性コア124及び強磁性コア224の各々につい
ての個々の総断面積を表す。
OD 強磁性コア124及び強磁性コア224の各々の
外径を表す。
ID 強磁性コア124及び強磁性コア224の各々の
内径を表す。
Thk 強磁性コア124及び強磁性コア224の各々の
厚みを表す。
1P 一次巻線121の巻き数を表す。
2P 一次巻線221の巻き数を表す。
二次巻線122又は二次巻線222の巻き数を表
す。
二次巻線122又は二次巻線222を流れる電流
を表す。
1R インピーダンス回路41が変化する範囲を表す。
1MX Z1範囲内での最大値を表す。
1MX Z1範囲内での最小値を表す。
(Z1R=Z1MX−Z1MN) Z2R インピーダンス回路42が変化する範囲を表す。
2MX Z2範囲内の最大値を表す。
2MN Z2範囲内の最小値を表す。
(Z2R=Z2MX−Z2MN) XL1P 一次巻線121の誘導性リアクタンスを表す。
C1 容量性リアクタンス123を表す。
L2P 一次巻線221の誘導性リアクタンスを表す。
C2 容量性リアクタンス223を表す。インピーダン
ス回路41のインピーダンスは、以下の方程式: Z=(R)/(R−RL 21/2 (純容量リアクタンス) を使って計算することが出来る。
インピーダンス回路42のインピーダンスは、以下方程
式: Z=(R−RL 21/2/wC (純誘導性リアクタンス) を使って計算することが出来る。
実用的な飽和可能な強磁性コアについては、典型的可変
インピーダンス範囲は、その公称(未飽和)インダクタ
ンスの20%である。即ち、強磁性コアのインダクタン
スは、その最大公称インダクタンスの80%ないし10
0%の範囲にわたって可変である。Z及びZについ
ての上記の関係からZ1MX,Z1MN,Z1R,Z2MX,Z2MN
及びZ2Rを計算した後、以下の方程式を演繹することが
出来る。
L2P=5(Z2R) XC2=(0.8)(XL2P)−Z2MN2P=XL2P/w C=1/wXC2L1P=5(Z1R) XC1=XL1P+Z1MN1P=XL1P/w C=1/wXC1 高周波プラズマプロセスに使用されるプラズマを流れる
大電流が13.56MHzで振動するアプリケーションでは、強
磁性コア124及び強磁性コア224は、以下の特性を
持つように選択される: μ=40 Bsat=2100ガウス T=450℃ ml=23.9cm A=9.68cm2 OD=3.5インチ ID=2.5インチ Thk=0.5インチ (使用可能な最大周波数は50MHzである。) この場合、一次巻線121及び221及び二次巻線12
2及び222の巻き数を、以下の方程式を使って計算す
ることが出来るということが分かる。
1P=(L1pml/4πμA10-81/22P=(L2pml/4πμA10-81/2SS=Bsat10ml/4πμ) 高周波プラズマプロセスに使用されるプラズマを流れる
大電流が13.56MHzで振動するアプリケーションでは、強
磁性コア124及び強磁性コア224について以下の値
が一般的である: RLMN=10オーム RLMX=40オーム CLMN=200pF CLMX=300pF 次に、以下の値を計算できる。
CLMS=58.7オーム XCLMN=39.1オーム 従って、上記方程式を使って以下の値を得ることが出来
る: Z2MN=59.1オーム Z2MX=78.7オーム Z1MN=25オーム Z1MX=100オーム Z2R=19.6オーム Z1R=75オーム XL2P=98オーム L2P=1.15μH XC2=19.3オーム C=608pF XL1P=375オーム L1P=4.4μH XC1=400オーム C=29pF N2P=2.4 N1P=4.6 N・Is=999アンペア・ターン 寄生容量を小さくするために、NSはなるべく小さい方
がよい。それは、二次等量性リアクタンスが、変圧器の
巻き数比の平方の等しいインピーダンス比では一次に反
映されるからである。Nについては、Iが100ア
ンペアであるときに6ターンであれば60%飽和とな
る。これは、20%インピーダンス範囲を提供するには
充分である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、負荷を駆動する電力発電機を示す概略図。 第2図は、電力伝達を最大にするための、第1図の発電
機抵抗と負荷との間の整合回路網を示す概略図。 第3図は、従来技術の整合回路網の例を示す概略図。 第4A図は、本発明の好適な実施例による整合回路網を
示す概略図。 第4B図及び第4C図は、本発明の整合回路網の別の実
施例を示す概略図。 第5図は、本発明の好適な実施例による、第4図に示さ
れている整合回路網内の制御回路を示す概略図。 第6図は、本発明の好適な実施例による、第4図に示さ
れている整合回路網内の制御回路の別の形を示す概略
図。 第7A図は、本発明の好適な実施例による第5図に示さ
れている制御回路において基準信号として使用すること
の出来る波形の第1の組を示す概略図。 第7B図は、本発明の別の好適な実施例による第5図に
示されている制御回路において基準信号として使用する
ことの出来る波形の第2の組を示す概略図。 第8図は、本発明の好適な実施例による第4図に示され
ている整合回路網の第1可変インピーダンス回路を示す
概略図。 第9は、本発明の好適な実施例による第4図に示されて
いる整合回路網の第2可変インピーダンス回路を示す概
略図。 第10図は、本発明の好適な実施例による第8図に示さ
れている第1可変インピーダンス回路のハードウェアを
示す概略図。 第11図は、本発明の好適な実施例による第9図に示さ
れている第2可変インピーダンス回路のハードウェアを
示す概略図。 1……発電機、2……発電機出力インピーダンス、 3……負荷、4……グランド、21……抵抗、 22……整合回路網、23,25……位置、 31,32……可変コンデンサ、33……誘導子、 40,49……基準位置、 41,42,50……インピーダンス回路、 43……ブリッジ、44……制御回路、 101……帯域フィルター、 102,112……基準信号生成器、 103,113……掛算器、 104……ローパスフィルター、 105……制御回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力インピーダンスを有する発電機と入力
    インピーダンスを有する負荷とを備えたシステムにおい
    て、整合回路網を使って該発電機の出力インピーダンス
    と該負荷の入力インピーダンスとを整合させる方法であ
    って、該整合回路網は第1可変インピーダンス要素と第
    2可変インピーダンス要素とを有し、該方法は、 (a)該第1可変インピーダンス要素のインピーダンスを
    第1所定周波数で変化させ、 (b)該第2可変インピーダンス要素のインピーダンスを
    第2所定周波数で変化させ、 (c)該整合回路網から該発電機へ反射される電力の変化
    を検出し、 (d)ステップ(c)で検出された電力変化について、ステッ
    プ(a)における該第1可変インピーダンス要素のインピ
    ーダンスの変化に起因する変化の成分を、ステップ(b)
    における該第2可変インピーダンス要素のインピーダン
    スの変化に起因する変化の成分から分離し、 (e)ステップ(d)で分離された成分に基づいて該第1可変
    インピーダンス要素及び該第2可変インピーダンス要素
    の定常状態インピーダンスを調整するステップから成る
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】発電機と負荷との間に置かれて該発電機の
    出力インピーダンスと該負荷の入力インピーダンスとを
    整合させる整合回路網であって、 第1可変インピーダンス要素と、 第2可変インピーダンス要素と、 該回路網ブリッジから該発電機へ反射される電力を検出
    して、該回路網ブリッジから該発電機へ反射される電力
    の変化に対応して変化する電力反射信号を生成する検出
    手段と、 該第1可変インピーダンス要素と、該第2可変インピー
    ダンス要素と、該検出手段とに接続されて、該第1可変
    インピーダンス要素のインピーダンスを変化させると共
    に該第2可変インピーダンス要素のインピーダンスを変
    化させる制御手段とから成っており、この制御手段は、 該第1可変インピーダンス要素のインピーダンスを第1
    所定周波数で変化させる第1変化手段と、 該第2可変インピーダンス要素のインピーダンスを第2
    所定周波数で変化させる第2変化手段と、 該第1変化手段が該第1可変インピーダンス要素のイン
    ピーダンスを変化させることに起因する該電力反射信号
    の変化の第1成分を、該第2変化手段が該第2可変イン
    ピーダンス要素のインピーダンスを変化させることに起
    因する該電力反射信号の変化の第二成分から分離する分
    離手段と、 該第1変化成分と該第2変化成分との相対値に基づいて
    該第1可変インピーダンス要素及び定常状態インピーダ
    ンスと該第2可変インピーダンス要素の定常状態インピ
    ーダンスとを整合する定常状態調整手段とを含むことを
    特徴とする整合回路網。
  3. 【請求項3】発電機と負荷との間に置かれて該発電機の
    出力インピーダンスと該負荷の入力インピーダンスとを
    整合させる整合回路網であって、 第1可変インピーダンス要素を備えており、この第1可
    変インピーダンス要素は、 第1非線型強磁性コアと、 該第1非線型強磁性コアに巻かれた第1の一次巻線と、 該第1非線型強磁性コアに巻かれた第1の二次巻線とを
    含んでおり、 該整合回路網は第2可変インピーダンス要素を備えてお
    り、この第2可変インピーダンス要素は、 第2非線型強磁性コアと、 該第2非線型強磁性コアに巻かれた第2の一次巻線と、 該第2非線型強磁性コアに巻かれた第2の二次巻線とを
    含んでおり、 該整合回路網は、更に、制御手段を備えており、この制
    御手段は、該第1可変インピーダンス要素及び該第2可
    変インピーダンス要素に接続されて、該第1の二次巻線
    の第1電圧信号を変化させて該第1の一次巻線のインダ
    クタンスを変化させると共に該第2の二次巻線の第2電
    圧信号を変化させて該第2の一次巻線のインダクタンス
    を変化させることを特徴とする整合回路網。
JP2207958A 1989-08-11 1990-08-06 自動整合回路網の同調方法及び制御システム Expired - Lifetime JPH0640288B2 (ja)

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