JPH0640143Y2 - タンクコンテナ - Google Patents

タンクコンテナ

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JPH0640143Y2
JPH0640143Y2 JP3293890U JP3293890U JPH0640143Y2 JP H0640143 Y2 JPH0640143 Y2 JP H0640143Y2 JP 3293890 U JP3293890 U JP 3293890U JP 3293890 U JP3293890 U JP 3293890U JP H0640143 Y2 JPH0640143 Y2 JP H0640143Y2
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JP
Japan
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tank
container
frame
top surface
container frame
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JP3293890U
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JPH03123887U (ja
Inventor
一之 大内
正道 桧ケ谷
謙治 川内野
Original Assignee
大阪商船三井船舶株式会社
辻産業株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、略直方体形状に枠組されたコンテナフレーム
と、該コンテナフレームに固定された所定形状のタンク
とを含むタンクコンテナに関するものであり、特に、タ
ンクをコンテナフレームに対して着脱可能に固定して活
魚輸送に好適な構成としたタンクコンテナに係るもので
ある。
〔従来技術〕
上述した構成のタンクコンテナにおいて、所定形状の鋼
製またはFRP製タンクを略直方体形状に枠組されたコン
テナフレームに締結する方法として、従来一般には、 1)タンクをフレームに溶接する方法、 2)締付帯によりタンクをフレームに固定する方法、お
よび 3)タンクに突起を設け、フレームの対応箇所における
凹所内に埋込む方法、 等が既知である。他方、近年における輸送方法の多様化
およびタンク容量の増大等に伴い、タンクをフレームに
確実に固定し得ると共に容易に保守管理の行える構成と
すること、並びにタンクに作用する慣性力に由来する曲
損等の破損からタンクを確実に保護可能とすることが重
要な課題となっている。
しかるに、このような課題は、上述した既知の締結方法
により全てを同時に解決し得るものではない。すなわ
ち、タンクをフレームに溶接する場合にはフレームに対
する確実な固定およびタンクの破損防止が達成される反
面、タンク単体をフレームから取外して容易に保守管理
を行うことが不可能となる。さらに、締付帯または突起
による締結方法による場合には、タンク単体をフレーム
から取外して容易に保守管理を行うことが可能となる反
面、タンクの大型化に伴って増大する慣性力の支持能力
が自づから限定されてしまう。
〔考案の開示〕
したがって、本考案の目的は、タンクをフレームに確実
に固定し得ると共に容易に保守管理を行うことができ、
しかもタンクを慣性力に由来する破損から確実に保護す
ることのできるタンク締結支持装置を具えるタンクコン
テナを提案することにある。
そして、この目的を達成するために本考案は、略直方体
形状に枠組されたコンテナフレームと、該コンテナフレ
ームに固定された所定形状のタンクとを含むタンクコン
テナにおいて、タンクを、頂面、底面および少なくとも
4個の側面を有する形状に形成し、さらにタンクの頂面
および底面におけるそれぞれ少なくとも4辺に沿ってタ
ンクをコンテナフレームに対し着脱可能に固定するため
のボルト締結手段と、タンクの各側面の中央部における
慣性力を支持するための支持手段とを具えることを特徴
とするものである。
上述した構成を有する本考案のタンクコンテナによれ
ば、タンクをコンテナフレームに対してボルト締結手段
により着脱可能に固定するため、コンテナフレームから
のタンクの取外しが容易となり、ひいてはタンク単体の
保守管理を能率的に行うことが可能となる。また、容量
の大きなタンクであっても、タンクの各側面の中央部に
慣性力支持手段を配置したことにより、タンクを曲損等
の破損から確実に保護することが可能となる。
〔考案を実施するための最良の形態〕
以下、本考案を図示の実施例について詳述する。
第1図〜第5図は本考案の一実施例による活魚輸送用タ
ンクコンテナを示すものである。本例によるコンテナ10
は、略直方体形状に枠組されたコンテナフレーム11と、
フレーム11に対して着脱可能に固定されたタンク12とを
具えている。
フレーム11は、例えばISO 1496/3-1981に規定する1CC
8′×8′6″×20′仕様の規格寸法を有するものとす
る。他方、タンク12は、頂面、底面、および少なくとも
4個の側面を有する形状、例えば第1図に示すように正
方形の各隅部を切除してなる八角平面形状に形成したも
のを2個1組としてフレーム11の枠組内に並設配置す
る。各タンク12は、その頂面中央に開閉可能な蓋12aを
配置したものとする。
本例によるタンクコンテナ10は、活魚輸送用であるた
め、冷却機13、ろ過ポンプ14、1次、2次および3次ろ
過機15,16,17、補水タンク18、給水ポンプ、酸素ボンベ
19、エアーポンプ、エアーミキサ20、オゾン発生器ポン
プ、並びに操作盤21等を組込んだものとする。これら構
成要素のうち、給水ポンプ、エアーポンプおよびオゾン
発生器ポンプは、共通のケース22内に収納する。
さらに、本考案においては、タンク12の頂面および底面
における少なくとも各4辺に沿ってタンク12をコンテナ
フレーム11に対し着脱可能に固定するためのボルト締結
手段と、タンク12の各側面の中央部に作用する慣性力を
支持するための支持手段とを設ける。
先ず、ボルト締結手段の具体的構成は、次のとおりであ
る。すなわち、タンク12の底面では、第6図に示すよう
に、タンクの底面における少なくとも各4辺に沿って型
鋼または曲げ鋼等の鋼材よりなる突部23を溶接すると共
に、フレーム11を構成する下はり部材24の対応する箇所
にも同様の鋼材よりなる据付座25を溶接等により取付
け、突部23および据付座25をボルト26により相互に締結
する。この場合、タンク12の相互間では、第7図に示す
ように、下はり部材24を共通の横渡し部材により構成す
る。また、タンク12の頂面では、第8図に示すように、
タンクの頂面における少なくとも各4辺に沿って型鋼ま
たは曲げ鋼等の鋼材よりなる突部27を溶接すると共に、
フレーム11を構成する上はり部材28の対応する箇所に適
当な受け座29を設け、突部27および受け座29に対して連
結金具30をボルト31,32により締結する。この場合、タ
ンク12の相互間では、第9図に示すように、上はり部材
28を共通の横渡し部材により構成する。なお、タンク12
の頂面の各辺に沿って配置されたボルト31,32は、表示
を簡略化するために、第1図では+印で表されている。
次に、タンク12の各側面の中央部における慣性力支持手
段の具体的構成は、次のとおりである。すなわち、フレ
ーム11の外側面側にタンク12の中央部と対向する位置を
通過する傾斜弦材33を設け、第10図に示すように、弦材
33に受け座34を設けると共に受け座34には型材よりなる
支持金具35をボルト36により締結する。支持金具35は、
タンク12との対向接触面にゴム等の弾性材料よりなる緩
衝部材37を有するものとする。この場合、タンク12の相
互間では、第11図に示すように、弦材33の代わりに共通
の横渡し部材38に支持金具35を締結する。
上述した構成を有する本考案のタンクコンテナ10におい
ては、コンテナフレーム11に対してタンク12を着脱可能
に固定するボルト締結手段を設けたことによりため、コ
ンテナフレーム11からのタンク12の取外しが容易とな
り、ひいてはタンク単体の保守管理を能率的に行うこと
が可能となる。また、タンク12の各側面の中央部に慣性
力支持手段としてタンク12との対向接触面にゴム等の弾
性材料よりなる緩衝部材37を有する支持金具35を配置し
たことにより、容量の大きなタンク12であってもタンク
12を曲損等の破損から確実に保護することが可能とな
る。
すなわち、本考案によれば、タンクをフレームに確実に
固定し得ると共に容易に保守管理を行うことができ、し
かもタンクを慣性力に由来する破損から確実に保護する
ことのできるタンク締結支持装置を具えるタンクコンテ
ナを実現することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、それぞれ本考案の一実施例による活
魚輸送用タンクコンテナの平面図、側面図、正面図、背
面図および底面図、 第6図〜第9図はボルト締結手段の具体的構成を示す断
面図、 第10図および第11図は慣性力支持手段の具体的構成を示
す断面図である。 10……タンクコンテナ 11……コンテナフレーム 12……タンク 14……ろ過ポンプ 15,16,17……ろ過機 18……補水タンク 19……酸素ボンベ、 20……エアーミキサ、 21……操作盤 22……各種ポンプの収納ケース 23,27……突部 24,28……はり部材 25,29,34……座 26,31,32,36……ボルト 33……弦材 35……支持金具 37……緩衝部材 38……横渡し部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略直方体形状に枠組されたコンテナフレー
    ムと、該コンテナフレームに固定された所定形状のタン
    クとを含むタンクコンテナにおいて、 タンクを、頂面、底面および少なくとも4個の側面を有
    する形状に形成し、さらにタンクの頂面および底面にお
    けるそれぞれ少なくとも4辺に沿ってタンクをコンテナ
    フレームに対し着脱可能に固定するためのボルト締結手
    段と、 タンクの各側面の中央部における慣性力を支持するため
    の支持手段とを具えることを特徴とするタンクコンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のタンクコンテナにおいて、
    前記タンクとして、正方形の各隅角部を切除してなる平
    面形状を有するタンクを2個一対としてコンテナフレー
    ムに着脱可能に固定してなることを特徴とするタンクコ
    ンテナ。
  3. 【請求項3】請求項1記載のタンクコンテナにおいて、
    前記タンクを活魚輸送タンクとして構成したことを特徴
    とするタンクコンテナ。
JP3293890U 1990-03-30 1990-03-30 タンクコンテナ Expired - Lifetime JPH0640143Y2 (ja)

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JPH03123887U JPH03123887U (ja) 1991-12-16
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JP4835242B2 (ja) * 2006-04-11 2011-12-14 大日本印刷株式会社 葉書用紙付き印刷物
JP4863805B2 (ja) * 2006-07-31 2012-01-25 王子タック株式会社 隠蔽式シート
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