JPH0639624U - 静電気ショック防止器用アース電極 - Google Patents

静電気ショック防止器用アース電極

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JPH0639624U
JPH0639624U JP4467592U JP4467592U JPH0639624U JP H0639624 U JPH0639624 U JP H0639624U JP 4467592 U JP4467592 U JP 4467592U JP 4467592 U JP4467592 U JP 4467592U JP H0639624 U JPH0639624 U JP H0639624U
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JP
Japan
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electrode
metal
metal coating
electrode plate
plate
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JP4467592U
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English (en)
Inventor
豊 吉田
秀樹 宮武
昇 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付けが容易で、かつ金属塗装部でも確実
な電気的な接続を可能にする。 【構成】 アース電極1はバネ性をもつ対向する電極プ
レート2および3を備え、自動車のドア内張りの内側の
ドアパネルの金属塗装部に挟み込んで取り付けられる。
各電極プレートの対向面側には金属塗装部を傷付け、そ
の塗装を剥がすための鋭い三角形状の爪4が複数個形成
されている。プレート前部は一定距離を保って対向さ
れ、金属塗装部への挟込み部5を形成すると共に、プレ
ート後部は静電気ショック防止器からの電線6を電気的
に接合する。電極プレートの挟込み部を金属塗装部に挟
み込む過程において、金属塗装部の面に対して電極プレ
ートの弾性力を垂直方向に、また横方向からの差込み力
を平行に作用させ、、それぞれの力が爪を介して金属塗
装部に働いて塗装が剥がされるため、確実な金属面への
接触が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人体に帯電した静電気による乗員への電撃ショックを防止するため の静電ショック防止器に係り、特に簡単に取り付けができ、しかも確実な電気的 接続が得られるアース電極に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車などの乗員が降車しようとする時、自動車ボディの金属部や塗装部など と人体との間で静電気が放電して電撃ショックを受けることがある。これは主と して乗員が降車する時に車のシートとの間で剥離帯電し、これが接地されている 自動車ボディへ放電するために起こる。この対策として、例えば実開昭64−7 799号に開示されているような静電気シッョク防止器が提案されている。
【0003】 従来、静電気防止用のアースを自動車のボディに取る場合、自動車のドア部内 張りをはずして配線を取り回し、図5に示すくわ形端子アース電極20をドアミ ラー21の取付ボルト22に共締めしたり、あるいは実開昭64−7799号に 開示されているように、導電性接着テープを用いて接着するなどしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、共締めの場合は工具を必要とするため、その作業性が悪くなり、また 導電性接着テープの場合はネジ頭がパネルより出ているか、いないかによってテ ープや導通部のはがれを起こし易い。また、配線の取り回しの関係からアースポ イントとして金属露出部以外の金属塗装部を選択しなければならないことがある 。例えば、ドア内張り内の塗装が施された金属部位にアースを取る場合、塗装を 剥がす作業を必要とし、手間が掛かるなどの問題があった。 本考案の目的は、取り付けが容易で、かつ金属塗装部でも確実な電気的な接続 を可能にした静電気ショック防止器用アース電極を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の静電気ショック防止器用アース電極は自 動車に設置される静電気ショック防止器へ電気的に接続される電極プレートを備 え、前記電極プレートをバネ材で作製し、自動車ボディへのアースポイントとな る金属塗装部に挟み込むために対向配置され、該電極プレートの対向面に前記金 属塗装部の表面を傷付ける鋭い爪を設けた構成にある。
【0006】 また他の発明は、上記発明において、電極プレートを次のように構成したこと にある。すなわち、 電極プレートは2部材で構成され、プレート後部を一体化して、該プレート前 部に金属塗装部への挟込み部が形成されている。 または、電極プレートは1部材で構成され、プレート中間を折り曲げ、該プレ ート前部に金属塗装部への挟込み部が形成されている。
【0007】
【作用】
例えば、自動車のドア内張り内の金属塗装部に電極プレートを挟み込むと、そ の過程において、電極プレートの弾性力および横方向からの差込み力が爪を介し て金属塗装部に働いて塗装を剥がすため、確実な金属面への接触が得られる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1はアース電極の構成を 示している。 アース電極1は、バネ性をもつリン青銅板で作製された対向する電極プレート 2および3を備えている。電極プレート2,3は、図2に示すように、自動車の ボディなどのアースポイントに電気的に接続されるプレート前部2a,3aと、 このプレート前部から折曲され、さらにプレート前部にほぼ平行なプレート後部 2b,3bによって構成されている。
【0009】 各電極プレートのプレート前部2a,3aには、その対向面側に金属塗装部を 傷付け、その塗装を剥がすための鋭い三角形状の爪4が複数個形成されている。 またプレート後部2b,3bは、接着剤などにより固定される。これによって、 図1に示ように各電極プレートのプレート前部2a,3aは一定距離を保って対 向され、アースポイントへの挟込み部5を形成すると共に、プレート後部2b, 3bは図示を省略した静電気ショック防止器に連結された電線6を、はんだ付け 、かしめなどの方法により電気的に接合するための端子を形成している。
【0010】 ここで、対向した電極プレート間の距離は、アースポイントとなる金属塗装部 の厚みによって設定されるが、対向した電極プレートの爪との間の距離が塗装さ れた金属板の厚みより小さくなっている。したがって、電極プレートの挟込み部 5で金属塗装部を挟み込む過程において、電極プレートの弾性力は金属塗装部の 面に対してその垂直方向に作用し、また横方向からの差込み力は金属塗装部の面 に平行に作用することにより、それぞれの力が爪を介して金属塗装部に働いて塗 装が剥がされるため、確実な金属面への接触が得られる。
【0011】 本実施例では、アース電極1を2つの電極プレート2,3にて構成されている が、図3に示すように1枚の電極プレート7を電線接続部分で折り曲げて構成す ることもできる。
【0012】 次にアース電極の使用法について説明する。アース電極1は、電極プレート2 ,3で挟み込むことができる箇所であればどこでも取り付けることができる。こ こではアースポイントとして、図4に示すドアパネル10の内側の塗装が施され た部位で説明すると、ドア内張りを外し、ドアバネルの開口11の縁11aに電 極プレートのプレート前部2a,3aを横方向から開口縁に差し込むようにして 挟み込んで取り付ける。このとき、電極プレートの爪4がドアパネルの表面を傷 付け、塗装を剥がしながら金属面に電気的に接触し、アースが取れる。
【0013】
【考案の効果】
上述のように、本発明によれば、電極プレートに設けられた爪で金属塗装部の 塗装を剥がしながらアースが取れるので、確実かつ簡便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の静電気ショック防止器用アース電極
を示し、図1(a)は斜視図、図1(b)はA−A矢視
図である。
【図2】 アース電極を示し、図2(a)は平面図、図
2(b)は側面図である。
【図3】 本考案の他の実施例を示す平面図である。
【図4】 静電気ショック防止器用アース電極の使用法
を説明する図である。
【図5】 従来の静電気ショック防止器用アース電極の
使用法を説明する図である。
【符号の説明】
1 アース電極、2,3 電極プレート、4 爪、5
挟込み部、6 電線、10 車両用ドアパネル、11
ドアパネルの開口、11a 開口縁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に設置される静電気ショック防止
    器へ電気的に接続される電極プレートを備え、前記電極
    プレートをバネ材で作製し、自動車ボディへのアースポ
    イントとなる金属塗装部に挟み込むために対向配置さ
    れ、該電極プレートの対向面に前記金属塗装部の表面を
    傷付ける鋭い爪が設けられていることを特徴とする静電
    気ショック防止器用アース電極。
  2. 【請求項2】 電極プレートは2部材で構成され、プレ
    ート後部を一体化して、該プレート前部に金属塗装部へ
    の挟込み部が形成されていること特徴とする請求項1記
    載の静電気ショック防止器用アース電極。
  3. 【請求項3】 電極プレートは1部材で構成され、プレ
    ート中間を折り曲げ、該プレート前部に金属塗装部への
    挟込み部が形成されていること特徴とする請求項1記載
    の静電気ショック防止器用アース電極。
JP4467592U 1992-06-29 1992-06-29 静電気ショック防止器用アース電極 Pending JPH0639624U (ja)

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JP4467592U Pending JPH0639624U (ja) 1992-06-29 1992-06-29 静電気ショック防止器用アース電極

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012174583A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Burest Kogyo Kenkyusho Co Ltd アース線取付金具
CN115281173A (zh) * 2022-09-06 2022-11-04 榆林市林业科学研究所 一种电力高压除草枪

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JPS6231560B2 (ja) * 1979-03-16 1987-07-09 Sansha Electric Mfg Co Ltd
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