JPH0639597B2 - 劣化抵抗洗浄剤組成物 - Google Patents
劣化抵抗洗浄剤組成物Info
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- JPH0639597B2 JPH0639597B2 JP51453890A JP51453890A JPH0639597B2 JP H0639597 B2 JPH0639597 B2 JP H0639597B2 JP 51453890 A JP51453890 A JP 51453890A JP 51453890 A JP51453890 A JP 51453890A JP H0639597 B2 JPH0639597 B2 JP H0639597B2
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Description
浄剤に関するものである。さらに詳しくは、本発明は、
エキソセロビオヒドロラーゼIタイプセルラーゼ成分が
エンドグルカナーゼ成分と比較して多量に含まれている
エキソセロビオヒドロラーゼIタイプセルラーゼ成分と
エンドグルカナーゼ成分の組合せを含む洗浄剤組成物に
関するものである。このような組成物は、特に綿衣服の
優れた洗浄をもたらし、また一方、衣服の綿織物の劣化
を実質的に減少させる。
を加水分解し、これによりグルコース、セロビオース、
セロオギサッカライド等を生成させる酵素として当業者
に知られている。セルラーゼは菌、細菌等内で作られる
が、菌は典型的に、セルロースの結晶体を劣化させるこ
とのできる完全なセルラーゼシステムを作るので、菌に
より作られたセルラーゼは最も注目を集めている。この
ようなセルラーゼは発酵工程によって容易に大量に製造
することができる。実際、「Methods in Enzymolog
y」、160、25、234ページ(1988年)かほかのどこかに
記載されているように、特定の微生物により製造された
セルラーゼシステムは、エキソセルビオヒドロラーゼ
(EC3.2.1.91)(″CBH″)、エンドグルカナーゼ(EC
3.2.1.4)(″EG″)、β−グルコシダーゼ(EC3.2.1.2
1.)(″BG″)と同定されるものを含むいくつかの異な
る酵素成分を含む。さらに、これらの綱は個々の成分に
分けられる。例えば、多くの構成要素からなるCBHと
EGは、2つのCBH、すなわち、CBHIとCBH
II、および少なくとも2つのEG、すなわち、EG I
とEG IIを含むT.reeseiを含む多種の細菌と
菌から単離される。セルラーゼを自然に生じるEG成分
(すべてのEG成分を含む)に対するCBH Iの比率
は約5:1未満である。例えば、BrownらのGenetic Con
trol of Environmental Pollutants、編集者Gilbert S.
Omenn、「Microbial Enzymes and Ligno-Cellulase Utili
zation」の章、Hollaender Publishing社、参照のこと。
菌株の特性により、異なる微生物の使用からこの比率の
変更が生じるが、この比率は、どのような場合において
も約5:1を越えない。
ムは効果的に結晶セルロースをグルコースに転化させる
ことが必要とされる。単離した成分は結晶セルロースの
加水分解において全く効果的ではない。さらに、セルラ
ーゼ成分間において協力関係が観察される。すなわち、
完全/全体システムの効果性は、明らかに単離成分から
の貢献の合計より大きい。Woodの「Properties of Cellu
lolytic Systems」Biochem.Soc.Trans.13、407-410(1985
年)により、T.reeseiまたはP.funicu
losumのいずれかから産生したCBH IとCBH
IIは、綿繊維の可溶化において協力的に相互作用する
こともまた示されている。一方、ShoemakerらのBio/Tec
hnology、1983年10月、は、CBH I(T.reese
iから産生した)がそれ自身で最も高い親和力を有する
が、全てのセルロースの形状の最も低い特定活性を有す
ることを開示している。
の協力を説明する成分対成分により様々に変化する。例
えば、現在認められているセルラーゼの機構は、エンド
グルカナーゼ成分が最初にセルロースの低結晶化度の部
分の内部β−1,4−グルコシド結合を分解し、これで
CBH成分により認識される末端鎖を作り出すことであ
る。前記CBH成分はこのセルロースの非還元端と優先
的に結合して主生成物としてセロビオースを解放する。
β−グルコシダーゼ成分は、例えばセロビオースといっ
たセロオリゴサッカライドに作用して、唯一の生成物と
してグルコースを作り出す。
または柔軟剤として洗浄剤組成物中に使用されることが
当業者に知られている。そのように使用される場合、例
えば綿織物といったセルロース系材料の一部を、この綿
織物の洗浄および/または柔軟をある方法で促進せしめ
る洗浄において劣化させる。セルラーゼによる綿織物の
正確な洗浄機構は完全には解明されていないが、このセ
ルラーゼによる綿織物の洗浄はそのセルロースを加水分
解する活性に因っている。それゆえ、例えば、米国特許
第4,822,516号は、高結晶性セルロースへの低活性と低
結晶性セルロースへの高活性を有するセルラーゼを含む
洗浄剤組成物が良好な洗浄性を有し、綿衣服への損傷が
低いことを開示している。Woodのsupra.に記載されてい
るように、CBH成分の存在は、結晶セルロースを劣化
できるセルラーゼの他と区別できる特色である。したが
って、これらの引用文献は、ある形態のCBH成分が綿
織物の劣化に含まれることを示している。
わらず、洗浄剤組成物中のセルラーゼの使用は、セルラ
ーゼへの綿衣服の露出がこれらの衣服の綿織物の部分的
な劣化となるという事実により複雑なこととなる。洗浄
と乾燥を繰り返した後に、綿衣服が裂けたり、弱くなっ
たり、および/または薄くなったりすることにより、こ
の綿衣服の完全性が危うくなる。その完全性が洗浄剤を
含むセルラーゼへの繰り返しの露出により非常に危うく
なった場合には、この綿衣服はもはや実際には使用でき
なくなる。いうまでもなく、このような劣化は洗浄剤組
成物へのセルラーゼの商業的使用を非常に害するもので
ある。したがって、減少した綿の劣化と増大した洗浄性
を有するセルラーゼ組成物が求められている。
セルラーゼを含む洗浄剤組成物を開発することにある。
本発明のさらなる目的は、そのような洗浄剤組成物がそ
の綿織物の優れた洗浄を提供することにある。これらの
そして他の目的は、添付した発明の概要、発明の詳細な
説明および請求の範囲により明らかに示された本発明に
より達成される。
のセルラーゼ成分を有するセルラーゼ組成物を含む洗浄
剤組成物が優れた綿衣服の洗浄を提供し、同時に綿織物
を劣化する可能性が減少したことの発見に基づくもので
ある。したがって、その組成の特徴として、本発明は少
なくとも1つの表面活性剤と洗浄に効果的な量のセルラ
ーゼ組成物を含む洗浄剤組成物に基づき、ここで、該セ
ルラーゼ組成物は約5:1より大きなEG成分に対する
CBH Iタイプセルラーゼの重量比を含む。このよう
な組成物は特に洗濯洗浄剤として有用である。
なEG成分に対するCBH Iタイプセルラーゼの重量
比を含むセルラーゼ組成物の使用を含む、セルラーゼを
含む洗浄剤の綿織物に対する劣化抵抗を増大させる方法
に基づくものである。
豊富なCBH Iタイプセルラーゼ成分を含む洗浄剤組
成物に関するものである。このような組成物は優れた洗
浄能力を有し、一方CBH Iタイプセルラーゼ成分を
多くは含まないセルラーゼと比較して綿織物に対する劣
化の減少した可能性を示すものである。本発明の組成物
により得られた綿織物に対する減少した劣化の可能性
は、この組成物が豊富な量のCBH Iタイプセルラー
ゼ成分を含むという事実の観点において驚くべきことで
ある。上述したように、CBHの存在は、綿織物の劣化
において順番に関わりあう結晶性セルロースを劣化でき
るセルラーゼの他とは区別できる特徴である。さらに、
本発明の組成物の優れた洗浄特性はまた、CBH I
(T.reeseiから産生した)がセルロースの全て
の形態でT.reeseiから産生した全てのセルラー
ゼ成分の中で最も低い特定の活性を有することが示され
ているので、驚くべきことである。
を最初に定義する。
体に作用してセルロースを加水分解し、主な生成物、グ
ルコースとセルビオースを作り出すマルチ酵素システム
を意味する。このようなセルラーゼは、多くの菌、滑走
細菌類(粘液細菌)および真性細菌を含む微生物により
合成される。洗浄剤組成物に有効なセルラーゼを生成で
きる微生物のいくつかが、英国特許第2094826A号に開示
されており、この開示を引用文献としてここに含むもの
とする。ほとんどのセルラーゼは一般的に、酸性または
中性のph範囲でその最適の活性を有する。一方、アルカ
リ性セルラーゼ、すなわち中性またはアルカリ性で最適
な活性を示すセルラーゼもまた当業者に知られている。
アルカリ性セルラーゼを生成する微生物は、米国特許第
4,822,516号に開示されており、この開示を引用文献と
してここに含むものとする。アルカリ性セルラーゼを開
示する他の引用文献は、ヨーロッパ特許公開公報第269,
977号とヨーロッパ特許公開公報第265,832号に開示され
ており、これらの引用文献としてここに含むものとす
る。
性、酵素作用様式、分子量とグリコシル化度、等電点等
を有するいくつかの酵素綱(成分)からなることが知ら
れている。例えば上述したように、このような綱はE
G、CBH、BG等を含む。ある微生物により生成され
る特定のEGは、他の微生物により生成されるEGと比
較して主なアミノ酸順列において異なる一方、それら
は、疎水性クラスタ分析、基体特性、特定活性および/
または等電点のような高度な順列比較に基づく族の点か
ら類似に綱分けされる。さらに、全てのEGは、セルロ
ース誘導体に対して類似の潜在する劣化特性を有する。
HenrissatらのGene、81、pp.83-95(1989年)を参照のこ
と。したがって、このようなEGは、セルロース、特に
可溶性セルロース誘導体への劣化機構により関連づけら
れる。定義により、全てが可溶性セルロース誘導体の粘
度を減少させる。したがって、本発明は特定の微生物か
ら産生したセルラーゼの使用を必要とするものではな
い。さらに、ある微生物により生成されるEGとCBH
は他の微生物により生成されるEGとCBHと協力的に
作用しても、しなくてもよい。WoodのSupra参照のこ
と、したがって、実施例においては、本発明の組成物中
のCBH Iタイプセルラーゼ成分との組合せで用いら
れるEG成分は同一の微生物から産生される。しかしな
がら、上述したように、これらの成分が得られる特定の
微生物は本発明に対して厳密なものではない。
て「セルラーゼシステム」と称してこれを綱とそこから
単離したセルラーゼの成分とから区別する。
微生物を培養する発酵工程は当業者に本質的に知られて
いる。例えば、セルラーゼシステムは、固体または、バ
ッチ、フェドーバッチおよび連続フロー工程を含む液内
培養のいずれかにより製造される。培養液からのこのセ
ルラーゼシステムの集積および精製はまた、当業者に本
質的に知られている工程により達成される。
ルカナーゼタイプの活性を示すセルラーゼの全ての成分
を意味する。すなわち、そのような成分は、カルボキシ
メチルセルロース(CMC)のような可溶性セルロース
誘導体を加水分解して、そのような溶液の粘度を減少さ
せる。EGは、リン酸膨潤セルロースまたはワルセス(W
alseth)セルロースのようなセルロースの水和形態を容
易に加水分解するが、セルロースの高結晶性形態は容易
には加水分解しない。このような酵素成分は、多かれ少
なかれランダムな様式でポリマーの内部に作用して、多
くの還元末端の遅い増加とともにポリマー鎖の長さの著
しい減少が生じる。このセルロースポリマーの鎖の長さ
の著しい減少は、EG成分により作用したセルロース溶
液の粘度における減少により理由付けられる。特に、こ
の溶液の粘度は、前記セルロースポリマーの分子量に関
係する。したがって、ポリマーが2成分に分裂した場合
には、セルロースポリマー鎖の分子量の減少により、粘
度は必然的に減少する。EGは以前よりCM−セルラー
ゼまたはCxセルラーゼと称されている。
それ以上の可能な成分とともに1つ以上のEG成分を含
む。この多重度はおそらく、一部分は、精製方法におけ
る人工物の結果である。異なる成分は概して、イオン交
換クロマトグラフィー等を通じての分離ができる異なっ
た等電点を有する。一般的に、EG成分の組合せは、単
一成分と比較してセルロースへの活性において協力的応
答を示す。したがって、本発明において用いられるEG
成分は単一のEG成分または2つまたはそれ以上のEG
成分の組合せである。
キソセロビオヒドロラーゼ活性を示す成分を意味する。
すなわち、セルビオースをセルロースポリマー鎖の非還
元端から加水分解することにより、セルロースを分解す
るような成分である。セルビオースはCBH(Kiは約
1nM)の強い競合阻害剤であることに注意しなければな
らない。さらにCBHは、カルボキシメチルセルロース
等のような重大に置換されたセルロースに対しては加水
分解できないことが特徴である。EGに似たCBHは、
リン酸膨潤セルロースまたはワルセス(Walseth)セル
ロースおよびより少ない程度で高結晶性セルロースを加
水分解する。CBHは以前、C1セルロースと称されて
いた。
CBH、CBH IとCBH IIとがある。したがっ
て、「CBH Iタイプセルラーゼ成分」は、EG成分
と結合した際にT.reeseiから産生したCBH
Iにより示されるような類似の洗浄能力を示す成分を意
味する。好ましくは、CBH Iタイプセルラーゼ成分
は、類似の洗浄能力と、T.reeseiから産生した
CBH Iの活性に対する類似のエキソセロビオヒドロ
ラーゼ活性の両方を示す。すなわち、そのような成分
は、非還元端を特に好むことなくセルロース繊維の強い
結合親和力を有し、CBH Iタイプ活性は、セルロー
スの近接した全ての区域に対して強く結合し、それに付
随して低い加水分解活性を有する。酵素濃度と条件によ
って、そのような成分は第一生成物であるセルビオース
とともに第二生成物としてのグルコースを10%まで生成
する。
eiから産生したCBH IIの活性に類似のエキソセロ
ビオヒドロラーゼ活性を示す成分を意味する。すなわ
ち、そのような成分は、セルロースポリマーの非還元端
からセルロースに結合して加水分解することにより唯一
の成分としてセルビオースを生成する真のエキソセロビ
オヒドロラーゼとして作用する。そのような成分は、セ
ルロース、それも明らかに非還元端のみとそれほど強く
なく結合して、CBH Iタイプセルラーゼ成分と比較
してより高い加水分解を有する。加水分解度は、セルビ
オースの阻害効果を除去するBGの添加により大きく高
められる。CBH II(T.reeseiからの)の電
子顕微鏡研究により非還元端の結合および加水分解親和
力を確認する。ChanzyらのFEBS Letters、
153、pp.113−118(1985年)参照のこと。
CBH IとCBH IIが結合した場合、そのような組
合せは各個々の成分と比較して結晶性セルロース(綿)
に相乗作用を示すことが示されている。Fagerstamらの
FEBS Letters、119、No.1、pp.9
7−100(1980年)参照のこと。したがって、本発明
の洗浄剤組成物中に使用されるセルラーゼ組成物は、C
BH Iタイプセルラーゼ成分とEG成分に加えてCB
H IIタイプセルラーゼ成分も含むことができる。その
ように用いられる場合には、CBH IIタイプセルラー
ゼ成分の量は、一般的に、その洗浄剤組成物中のCBH
Iタイプセルラーゼ成分と比較して約0.001から約10
重量パーセントである。しかしながら、実施例におい
て、セルラーゼ組成物はCBH IIタイプセルラーゼ成
分を全く含まない。実際、CBH Iと同濃度で用いら
れる場合には、CBH IIは、CBH Iタイプセルラ
ーゼ成分がするようにEG成分と結合したときの同様な
洗浄効果を示さない。
すセルラーゼ成分を意味する。すなわち、そのような成
分は、セルビオースと他の可溶なセロオリゴサッカライ
ドの非還元端から作用して、唯一の生成物としてのグル
コースを生成する。BG成分はセルロースポリマーを吸
着せず反応もしない。さらに、そのようなBG成分はグ
ルコース(Kiは約1mM)により競争的に阻害される。
厳密な意味で、BG成分はセルロースを劣化させないの
で、それらは文語的な意味でセルラーゼではない一方、
これらの酵素はCBH成分とEG成分の結合作用により
生成されたセルロース劣化阻害成分(特にセロビオー
ス)をさらに劣化させることにより全体のセルロースの
劣化を促進させるので、セルラーゼの定義に含まれる。
BG成分が存在しないと、結晶性セルロースの加水分解
はほとんど生じない。BG成分はしばしば、p−ニトロ
フェノールB−D−グルコシド(PNPG)のようなア
リル基体上に特色付けられ、それゆえ、しばしばアリル
グルコシダーゼと呼ばれる。いくつかは天然基体セロビ
オースを加水分解しないので、全てのアリルグルコシダ
ーゼがBG成分であるわけではないことに注意すべきで
ある。
のBG成分を含むことができる。異なった成分は、一般
的に、イオン交換クロマトグラフィー等によりそれらの
分離を考慮する異なった等電点を有する。BG成分は、
エキソセルビオヒドロラーゼの作用を阻害することが知
られているセロビオースを劣化させるので、このような
BG成分は本発明の組成物の含まれる。含まれる場合に
は、単一のBG成分またはBG成分の組合せが用いられ
る。
的に、セロビオースによるCBHの、特にCBH Iタ
イプセルラーゼ成分の阻害を妨げるのに十分な量で加え
られる。加えられるBG成分の量は、当業者により容易
に決定される洗浄剤洗浄中に生成されるセロビオースの
量による。しかしながら、用いられる場合には、洗浄剤
組成物中のCBH Iタイプセルラーゼ成分に対するB
G成分の重量パーセントは、一般的に、約0.2から約5
重量パーセントである。
ゼ組成物を含む洗浄剤組成物の減少した能力を意味す
る。一般的に、洗浄剤を含むセルラーゼによる綿織物の
劣化は、繰り返し行なわれる洗浄剤を含むセルラーゼに
よる洗浄とそれに続く乾燥機中での乾燥を経た綿織物に
生じた薄化、弱化および/または裂けの度合いにより測
定される。この点に関して、洗浄後の乾燥機の使用は、
実質的に劣化している場合に織物の裂けを生じさせる衣
服の引き伸ばし作業中の乾燥動作による限りでは、この
分析を促進させる。本発明によるセルラーゼ成分を含む
洗浄剤組成物の劣化抵抗は、同一の条件下での繰り返し
行なわれる洗浄/乾燥サイクルの後に綿衣服または綿ス
ワッチ(swatch)の同一セットの劣化を測定することによ
り容易に決定される。1つを本発明の洗浄剤組成物で洗
浄し、もう1つを、約2.5:1のEG成分に対するC
BH Iタイプセルラーゼ成分の比を有するセルラーゼ
システム(好ましくは同一生物から生成されたもの)を
含む洗浄剤組成物で洗浄する。少なくとも20回の洗浄
/乾燥サイクルを終えた後に、綿衣服のセットの劣化を
評価する。劣化は各セットについて、各衣服/スワッチ
の引張り強度試験により測定し、各セットの度合いの全
ての和をセットの衣服/スワッチの数で割って平均引張
り強度を算出する。この点に関しては、「劣化抵抗」と
いう言葉は、少なくとも20回の洗浄/乾燥サイクルを
経た本発明の洗浄剤組成物で扱われた衣服/スワッチの
セットの平均引張り強度が、上述したセルラーゼシステ
ムを含む洗浄剤組成物で扱われた衣服/スワッチのセッ
トの平均引張り強度より明らかに高いことを意味する。
好ましくは、本発明の洗浄剤組成物は、上述したセルラ
ーゼシステムを含む洗浄剤組成物で扱われた衣服/スワ
ッチのセットの平均引張り強度と比較した本発明の洗浄
剤組成物で扱われた衣服/スワッチのセットの平均引張
り強度において、少なくとも10%の増大、より好まし
くは、20%の増大となる。
その洗浄剤中に用いられたセルラーゼが約5:1以上の
EG成分に対するCBH Iタイプセルラーゼの重量比
を有する場合には、劣化抵抗を示す。より好ましくは、
EG成分に対するCBH Iタイプセルラーゼ成分の重
量比は約10:1かそれ以上であり、さらに好ましく
は、約20:1かそれ以上であり、もっと好ましくは、
約40:1かそれ以上である。
わち、洗浄した衣服の柔軟性を示すことも期待されてい
る。
中に用いられるEG成分に対するCBH Iタイプセル
ラーゼ成分の比率であり、綿衣服の改善された洗浄を与
えるセルロースからの還元糖類の生成における個別の酵
素成分の加水分解の相対比率ではないことが分かった。
さらに驚いたことに、洗浄剤組成物中でEG成分と結合
して洗浄効果を与えるときに、CBH IIタイプセルラ
ーゼ成分は、CBH Iタイプセルラーゼ成分(試験し
た水準で)の代用とはならないことが事実である。した
がって、本発明の洗浄剤組成物に一般的に用いられるセ
ルラーゼ組成物の量は、綿衣服の改善された洗浄を与え
るのに十分な量である。好ましくは、セルラーゼ組成物
は、全洗浄剤組成物と比較して約0.002重量パーセント
から10重量パーセントの量で用いられる。さらに好まし
くは、このセルラーゼ組成物は、全洗浄剤組成物と比較
して約0.01重量パーセントから5重量パーセントの量で
用いられる。セルラーゼ組成物は、液体希釈剤中の、ま
たは粒剤としての、あるいは乳剤としての、いずれかの
洗浄剤組成物に加えられる。このような形態は当業者に
よく知られている。
またはCBH IIタイプセルラーゼ成分は、主に綿織物
の劣化の原因であると思われている。一方、EG成分
は、改善された洗浄となる酵素の協力混合物を提供する
ことが求められている。しかしながら、本発明は、少量
のEGの成分、すなわち、微生物により自然に生成され
るセルラーゼ中に発見される量よりも少ない量だけを含
む洗浄剤組成物を用いることにより、洗浄における所望
の増大が達成されるという発見に基づくものである。そ
れゆえ、洗浄剤組成物に用いられるセルラーゼ中のEG
成分の量を注意深く制御することにより、その洗浄剤組
成物は洗浄の高い水準を達成すると同時にその組成物の
劣化能力を減少させる。
ーゼ成分を有するセルラーゼ組成物は、セルラーゼシス
テムをその成分に精製して、その成分を再結合させるこ
とにより調製し、所望の比率の成分を達成させる。この
ようにして、ある成分を少量有する、または全く有さな
いセルラーゼ組成物を生成することもできる。すなわ
ち、ただそれらの成分を再結合することにより、CBH
IIタイプセルラーゼ成分を含まない、またはEG−I
タイプセルラーゼ成分(すなわち、T.reeseiか
ら産生したEG−Iと同様なエンドグルカナーゼ特性を
有するEG成分)あるいはEG−IIタイプセルラーゼ成
分(すなわち、T.reeseiから産生したEG−II
と同様なエンドグルカナーゼ特性を有するEG成分)の
いずれかを除いた全てのEG成分を含まない、またはB
G成分を含まない、セルラーゼ組成物を調製することが
できる。好ましくは、本発明の洗浄剤組成物に用いられ
るセルラーゼ組成物は、CBH IIタイプセルラーゼ成
分を含まない。特に、CBH IIタイプセルラーゼは、
CBH Iと同じ水準で用いられる場合には、EG成分
と比較して量が多いときの洗浄剤組成物の洗浄特性を大
きく高めることができない。
ーゼシステムは、厳密なものではないが、あるセルラー
ゼシステムは他のものよりも好ましい。すなわち、アル
カリ性セルラーゼは、洗濯洗浄剤組成物に使用する酸性
セルラーゼより好ましく、ここでは、洗浄剤洗濯溶液は
一般的にアルカリ性である。一方、酸性セルラーゼは、
適当な溶液における、または洗浄効果を提供するのに十
分な活性がまだ存在する中間のphにおける予備洗濯工程
に用いることができる。あるいは、そのセルラーゼは、
液体または例えばスポットリムーバーのような噴霧、い
ずれかのプレソーク(pre-soak)として用いることができ
る。
oderma reesei、T.koningii、
Pencillum sp.等から得られるものであ
る。あるセルラーゼは、市販されている。すなわち、C
ELLUCAST(Novo Industory、Copenhagen、Denmar
k)、RAPIDASE(Gist Brocades、N.V.、Delft、Ho
lland)等である。他のセルラーゼは、知られた発酵およ
び単離工程により容易に単離される。
トグラフィー、親和力クロマトグラフィー、サイズ排他
等を含む知られた分離成分に精製される。例えばイオン
交換クロマトグラフィーにおいて、ph傾斜、または塩傾
斜、またはphと塩の両傾斜の溶離によりセルラーゼ成分
を分離することができる。
ーゼ成分を有するセルラーゼシステムは、成分の単離お
よび再結合以外の方法により調製されることもまた考え
られている。しかしながら、この点に関しては、おそら
くCBHとEG成分が微生物により同等に調製されるた
めに、EG成分に対する比較的高いCBHの割合を与え
るための天然微生物の発酵条件を改善する多くの試みが
失敗している。一方、遺伝子崩壊のような再結合は、E
G成分に対する比較的高いCBH Iタイプセルラーゼ
成分を有するセルラーゼシステムを製造するために、E
G成分に対するCBH Iタイプセルラーゼ成分の相対
比を作り変えることができる。
ち、洗浄剤組成物の使用によく知られたアニオン、非イ
オンおよび両性電解質界面活性剤を含む界面活性剤であ
る。
性剤は、直鎖または枝別れアルカリベンゼンスルホネー
ト、直鎖または枝別れアルキル基またはアルケニル基を
有するアルキルまたはアルケニルエーテル硫酸塩、アル
キルまたはアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホネー
ト、アルカンスルホネート等を含む。アニオン界面活性
剤の適したカウンターイオンは、ナトリウムおよびカリ
ウムのようなアルカリ金属、カルシウムおよびマグネシ
ウムのようなアルカリ土類金属、アンモニウムイオン、
および炭素数2から3のアルカノール基を1から3有す
るアルカノールアミンを含む。
ン酸エステル、ベタインタイプ両性電解質界面活性剤等
を含む。このような両性電解質界面活性剤は、同一分子
内に正と負に荷電した基の両方を有する。
ールアミドまたはそれからのアルケン酸化物添加剤、脂
肪酸グリセリンモノエステル等と同様にポリオキシアル
ケンエーテルを含む。
94826A号に開示されており、その開示をここに参考文献
として引用する。
て、全体の洗浄剤組成物の約1重量パーセントから約95
重量パーセントの量で用いられ、好ましくは全体の洗浄
剤組成物の約5重量パーセントから約45重量パーセント
の量で用いられる。
組成物はその上次の成分を含むことができる: セルラーゼ以外の加水分解酵素 このような加水分解酵素は、エステル結合に作用するカ
ルボキシレートエステル加水分解酵素、チオエステル加
水分解酵素、ホスフェートモノエステル加水分解酵素お
よびホスフェートジエステル加水分解酵素;グリコシル
化合物に作用するグリコシド加水分解酵素;N−グリコ
シル化合物を加水分解する酵素;エーテル結合に作用す
るチオエーテル加水分解酵素;ペプチド結合に作用する
α−アミノ−アシル−ペプチド加水分解酵素、ペプチジ
ル−アミノ酸加水分解酵素、アシル−アミノ酸加水分解
酵素、ジペプチド加水分解酵素およびペプチジル−ペプ
チド加水分解酵素を含む。これらの中で好ましいもの
は、カルボキシレートエステル加水分解酵素、グリコシ
ド加水分解およびペプチジル−ペプチド加水分解酵素で
ある。適切な加水分解酵素は、(1)ペプシン、ペプシ
ンB、レンニン、トリプシン、キモトリプシンA、キモ
トリプシンB、エラスターゼ、エンテロキナーゼ、カテ
プシンC、パパイン、キモパパイン、フィシン、トロン
ビン、繊維素溶解素、レニン、サブチリシン、アスペル
グロペプチダーゼA、コラーゲナーゼ、クロストリジオ
ペプチダーゼB、カリクレイン、ガイトリシン、カテプ
シンD.、ブロメリン、ケラチナーゼ、キモトリプシン
C、ペプシンC、アスペルグロペプチダーゼB、ウロキ
ナーゼ、カルボキシペプチダーゼAとB、およびアミノ
ペプチダーゼのようなペプチジル−ペプチド加水分解酵
素に属するプロテアーゼ;(2)グリコシル加水分解酵
素(主成分であるセルラーゼはこの群が除外する)α−
アミラーゼ、β−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、イン
ベルターゼ、リゾチーム、ペクチナーゼ、キチナーゼお
よびデキストラナーゼ;を含む。これらの中で好ましい
ものは、α−アミラーゼとβ−アミラーゼである。それ
らは酸中で天然システムに作用するが、細菌から得られ
たものは、アルカリ性システム;(3)カルボキシエス
テラーゼ、リパーゼ、ペクチンエステラーゼおよびクロ
ロフィラーゼを含むカルボキシレートエステル加水分解
酵素、中で高い活性を示す。それらの中で特に効果的な
のはリパーゼである。
る:「Alkalase」、「Esperase」、「Savinase」、「AM
G」、「BAN」、「Fungamill」、「Sweetzyme」、「Ther
mamyl」、(Novo Industry、Copenhagen、Denmark);「M
aksatase」、「High-alkaline protease」、「Amylase
THC」、「Lipase」、(Gist Brocade、N.V.、Delft、Holla
nd);「Protease B-400」、「Protease B-4000」、「P
rotease AP」、「Protease AP 2100」、(Scheweizeris
che Ferment A.G.、Basel、Switzerland);「CRD Protea
se」(Monsanto Company、St.Louis、Missouri);「Pioc
ase」(Piopin Corporation、Monticello、lllinois);
「Pronase P」、「Pronase AS」、「Pronase AF」(Kak
en Chemical Co.、Ltd.、Japan);「Lapidase P-2000」
(Lapidas、Secran、France);プロテアーゼ製品(Tyler
標準ふるい、16メッシュと150メッシュで100%通過)
(Clington Corn Products、Division of Standard Bran
ds Corp.、New York);「Takamine」、「Bromelain 1:1
0」、「HT Protease 200」、「Enzyme L-W」(細菌から
ではなく、菌から得られた)(Miles Chemical Compan
y、Elkhart、lnd.);「Rhozyme P-11 Conc.」、「Pectin
ol」、「Lipase B」、「Rhozyme PF」、「Phozyme J-2
5」(Rohm & Haas Genencor、South San Francisco、C
A);「Ambrozyme 200」(Jack Wolf & Co.,Ltd.、Subsi
diary of Nopco Chemical Company、Newark、N.J.);「A
TP 40」、「ATP 120」、「ATP 160」(Lapidas、Secran、
France);「Oripase」(Nagase & Co.,Ltd.、Japan)。
じて洗浄剤組成物に含まれる。それは精製したものに換
算して、好ましくは0.001から5重量パーセント、より
好ましくは0.02から3重量パーセントの量で含まれる。
この酵素は、天然酵素単体から作られた粒剤の形状で、
または洗浄剤組成物中の他と結合して用いられるべきで
ある。天然酵素の粒剤は、精製された酵素がその粒剤中
で0.001から50重量パーセントとなる量で用いられる。
その粒剤は、0.002から20、好ましくは0.1から10重量パ
ーセントの量で用いられる。
飽和または不飽和脂肪酸塩、アルキルまたはアルケニル
エーテルカルボキシル酸塩、α−スルホ脂肪酸塩(α−
sul-fofatty acid salts)またはエステル、アミノ酸型
界面活性剤、リン酸塩エステル(phosphate ester)界
面活性剤、3から4までのアルキル置換基および1つま
でのフェニル置換アルキル置換基を有するものを含む第
四級アンモニウム塩を含む。適切なカチオン界面活性剤
および長鎖脂肪酸塩が英国特許公報第2094826A号に開示
されており、その開示を参考文献としてここに引用す
る。その組成物は、そのようなカチオン界面活性剤およ
び長鎖脂肪酸塩を約1から約20重量パーセントまで含
む。
ルアミン塩:リン酸塩、ホスホネート、ホスホノカルボ
キシレート、アミノ酸の塩、アミノポリアセテート高分
子電解質、非解離重合体、ジカルボキシル酸の塩、およ
びアルミノシリケート塩からなる群より選択される1つ
の以上のビルダー成分を約0から約50重量パーセントま
でを含む。適切な二価金属イオン封鎖剤が英国特許公報
第2094826A号に開示されており、この開示を参考文献と
してここに引用する。
化合物:トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、
モノエタノールアミンおよびトリルソプロパノールアミ
ン(trilsopropanolamine)のような有機アルカリと同
様にケイ酸塩、炭酸塩および硫酸塩:の1つ以上のアル
カリ金属塩の組成物基準で、約1から約50重量パーセン
ト、好ましくは約5から約30重量パーセントを含む。
合物:ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドンおよびカルボキシメチルセル
ロース:の1つの以上の約0.1から約5重量パーセント
を含む。
ボキシメチルセルロースおよび/またはポリエチレング
リコールの組合せは、泥除去組成物に特に有効である。
ロースの分解を除去するためには、カルボキシメチルセ
ルロースをこの組成物中に含む前にこのカルボキシメチ
ルセルロースを粒化するか、または被覆することが好ま
しい。
ウム/過酸化水素添加剤および塩化ナトリウム/過酸化
水素添加剤のような漂白剤または/およびスルホン化フ
タロシアニンの亜鉛またはアルミニウム塩のような感光
漂白剤と結合して本発明のセルラーゼを使用するとさら
に洗浄効果が改善される。
組成物に含んでもよい。適した青味つけ剤および蛍光染
料が英国特許公報第2094826A号に開示されており、この
開示を参考文献としてここに引用する。
トルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、酢酸
塩、スルホコハク酸塩、タルク、超微粉砕シリカ、粘
土、ケイ酸カルシウム(Johns Manville Co.のMicro-Ce
llのような)、炭酸カルシウムおよび酸化マグネシウ
ム。
鉛、マンガンまたは銀イオンまたはそれらの化合物の存
在下のある場合において、不活性化される。様々な金属
キレート化剤および金属沈殿剤がこれらの阻害物に対し
て効果的である。それらは、例えば、ケイ酸マグネシウ
ムおよび硫酸マグネシウムと同様の必要に応じての添加
剤に関して上述したような二価金属イオン封鎖剤を含
む。
に阻害剤として作用する。できるだけこれら糖類のセル
ラーゼとの共存を避けることが好ましい。そのような共
存が避けられない場合には、糖類とセルラーゼとの直接
の接触を、例えば、糖類を被覆するなどして、避けるこ
とが必要である。
は、阻害剤として作用する。しかしながら、これらの物
質とセルラーゼとの共存は、それらの直接の接触が錠剤
化または被覆のような手段により妨げられるのであれ
ば、許されるべである。
てもよい。
なる。タンパク質、コバルトとその塩、マグネシウムと
その塩、およびカルシウムとその塩、カリウムとその
塩、ナトリウムとその塩、またはマンノースおよびキシ
ロースのような単糖類の存在下で、セルラーゼは活性化
し、その洗浄力は著しく改善される。
ン、4,4′−ブチリデンビス(6−第四ブチル−3−
メチルフェノール)、2,2′−ブチリデンビス(6−
第四ブチル−4−メチルフェノール)、モノスチレン化
クレゾール、ジスチレン化クレゾール、モノスチレン化
フェノール、ジスチレン化フェノールおよび1,1−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンを含む。
ル、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩
のような低級アルキルベゼンスルホン酸塩、プロピレン
グリコールのようなグリコール、アセチルベンゼンスル
ホン酸塩、アセトアミド、ピリジンジカルボキシル酸ア
ミド、安息香酸塩および尿素を含む。
の広いpH範囲において用いられる。
本発明の洗浄剤組成物に用いられる。
き付け−乾燥方法および造粒方法を含む従来より知られ
ている調製方法により調製されるものである。特に吹き
付け−乾燥方法および/または吹き付け−乾燥造粒方法
によって得られた洗浄剤基剤が好ましい。吹き付け−乾
燥方法によって得られた洗浄剤基剤は、調製条件に関し
て、限定されない。吹き付け−乾燥方法によって得られ
た洗浄剤基剤は、界面活性剤およびビルダーのような耐
熱成分の水溶性スラリーを高温空間に吹き付けることに
より得られる中空の粒である。この粒は50から2000マイ
クロメータの粒径を有する。吹き付け−乾燥後、香料、
酵素、漂白剤、無機アルカリ性ビルダーが加えられる。
吹き付け−乾燥造粒方法のような方法により得られた高
密度の粒状洗浄剤基剤とともに、様々な成分がこの基剤
の調製後に加えられる。
一分散のいずれかである。
のであって、本発明の範囲を限定するように解釈される
べきではない。
商業的に入手可能なセルラーゼシステム(Genencor、In
c.、South San Francisco、CA)、CYTOLASE 123セルラー
ゼを精留した。このセルラーゼシステム中のセルラーゼ
成分の通常の分布は、以下のとおりである。
た:Sigma Chemical Company(St.Louis、Mo)からのSepha
dex G-25ゲル濾過樹脂、IBF Biotechnics(Savage、Md)か
らのQATrisacryl M陰イオン交換樹脂およびSP Trisacry
l M陽イオン交換樹脂。pH6.81で10mMのリン酸ナトリウ
ム緩衝溶液とともに3リットルのSephadex G-25ゲル濾
過樹脂を含むカラムを用いて、CYTOLASE 123セルラー
ゼ、0.5gを脱塩した。この脱塩溶液を20mlのQA Trisacr
yl M陰イオン交換樹脂のカラムに流し込んだ。このカラ
ムの分留帯は、CBH IおよびEG Iを含んでい
た。これらの成分を、0から約500mMの塩化ナトリウム
を含む水溶勾配を用いた勾配溶離により分離した。この
カラムの帯ではない分留は、CBH IIとEG IIを含
んだ。pH3.3で10mMのクエン酸ナトリウムにより平衡と
なったSephadex G-25ゲル濾過樹脂を含むカラムを用い
て、これらの分留を脱塩した。この溶液200mlを、20ml
のSP Trisacryl M陽イオン交換樹脂のカラムに流し込ん
だ。CBH IIおよびEG IIを、0か約200mMの塩化
ナトリウムを含む水溶勾配を用いて分離して溶離した。
成分に分離され得る他のセルラーゼシステムは、CELLUC
AST(Novo Industry、Copenhagen Denmarkから得られ
る)、RAPIDASE(Gist Brocades、N.V.、Delft、Hollandか
ら得られる)、およびT.koningii、Peni
cillum sp.等から産生したセルラーゼシステ
ムを含む。
成分に対するCBH I成分の概知の比率を有するセル
ラーゼを調製するために、組み合わせた。これらの組合
せを以下に述べるスワッチ洗浄工程において用いた。こ
の工程は、異なるセルラーゼ洗浄剤組成物の綿スワッチ
を洗浄する能力を試験するものである。この工程におい
て、洗浄の度合いは、洗浄後の綿スワッチの反射率を洗
浄前の反射率と比較したときの変化(増大)によって測
定した。反射率におけるより大きな増大は、洗浄したス
ワッチを示す。またこの工程において、異なったセルラ
ーゼ組成物を使用した以外は、条件は同一である。
スワッチ(汚れにより、粘土の1/4サイズを使用) セルラーゼ試料 洗浄剤(市販されている粉末または液体洗浄剤) シェイカー 37℃の室温 50mMのクエン酸ナトリウムまたは50mMの酢酸ナトリウ
ム、pH 4.8-5.0 工程: あらゆる外部の成分がスワッチへ取り込まれるのを避け
るために、スワッチを扱う際には手袋を着用する。
見本と試験試料を含むスワッチにラベルを貼って分類す
る。
希釈溶液1mlを加える。
すすぐ。
える。
ぐ。管を部分的に蒸留水で満たしてキャップをし、この
管を力強く数回振り混ぜる。管からスワッチを取り出
し、最後に軽くすすぐ。紙タオル上にスワッチを置き、
乾燥させる。
より示した量のEG II成分およびy軸により示した量
のCBH I成分を有するセルラーゼ組成物を用いた洗
浄剤組成物の反射率の増大を示している。
BH Iの比率が、5:1またはそれ未満のEG II成分
に対するCBH I成分の比率とほぼ同程度の良好な水
準で綿スワッチの優れた洗浄を供することを示してい
る。実際、EG II成分に対するCBH Iの50:1の比
率は、これら2つのセルラーゼ成分の5:1の比率の洗浄
能力の約91%を供する。さらに、EG成分の量はセルラ
ーゼシステムに対して減じられているので、このセルラ
ーゼ組成物を含む洗浄剤組成物の劣化の可能性は、より
多くのEG成分を有するセルラーゼ組成物を含む洗浄剤
組成物と比較して減少する。
いてTrichodermia reeseiから産生
したセルラーゼシステムの使用から生じた反射率の増大
を示す。上記例1に示したように、このようなセルラー
ゼは、EG成分(すなわち、EG IとEG IIの合
計)に対するCBH I成分の比率でほぼ2.5:1の比率
を有する。
ムを含む洗浄剤組成物とほぼ同等の水準で綿スワッチの
優れた洗浄を供することを示している。例えば、上述の
工程において500ppmCBH I成分と10ppmのEG II
成分の使用により得られた反射率は、56.85(表I)ま
たは500ppmのセルラーゼシステムの使用により得られた
反射率の約86パーセントであった。このデータはさら
に、EG成分の相当の部分をその組成物から除去したこ
とにもかかわらず、優れた洗浄が得られることを示して
いる。
ラーゼ組成物を提供するために、上述のように単離した
ある量のセルラーゼ成分を組み合わせた。これらの組合
せに上述の例2に述べたスワッチ洗浄工程を施した。上
述の例2にように、異なったセルラーゼの使用以外に
は、条件は同一のものである。
工程に用いられ、x軸により示された量のEG IとE
G II成分(等量のEG IとEG II成分からなる)
およびy軸により示された量のCBH I成分を有する
セルラーゼ組成物の反射率の増大を示す。
り大きいEG成分に対するCBH I成分の比率が、5:
1またはそれ未満のEG II成分に対するCBH I成
分の比率とほぼ同程度の水準で綿スワッチの優れた洗浄
を供することを示している。例えば、表IIIにおいて、1
0:1のEG成分に対するCBH I成分の比率、すなわ
ち、10ppmのEG IとEG IIに対して100ppmのCB
H Iは、5:1のこれら2つのセルラーゼ成分の比率、
すなわち、20ppmのEG IとEG IIに対して100ppm
のCBH Iの洗浄能力の約92%を供する。同様に、2
5:1のEG成分に対するCBH I成分の比率、すなわ
ち、20ppmのEG IとEG IIに対して500ppmのCB
H Iは、5:1のこれら2つのセルラーゼ成分の比率、
すなわち、100ppmのEG IとEG IIに対して500ppm
のCBH Iと同等の洗浄能力を供する。さらに、EG
成分の量は、セルラーゼシステムに関して減じられてい
るので、このセルラーゼ組成物を含む洗浄剤組成物の劣
化の可能性は、より多量のEG成分を有するセルラーゼ
組成物を含む洗浄剤組成物に関して減じられる。
述した工程においてTrichodermia ree
seiから産生したセルラーゼシステムの使用により生
じた反射率の増大を示している。上記例1に示したよう
に、このようなセルラーゼは、約2.5:1のEG成分、す
なわち、EGIとEG II、に対するCBH I成分
の比率を有している。
成分に関してCBH Iタイプセルラーゼ成分の豊富な
留分を含む)が、大部分のEG成分がその組成物から除
去されているという事実にもかかわらず、セルラーゼシ
ステムと同等な洗浄の水準を供することができることを
示している。
分は、例IIとIIIに使用されたCBH I成分およびE
G IとII成分にかわって置換されて、優れた洗浄力を
有する劣化抵抗洗浄剤組成物を提供する。このようなC
BH Iタイプセルラーゼ成分は、T.koningi
i、Pencillum sp.等から得られる。
量のセルラーゼ組成物を含む洗浄剤組成物であっても、
前記セルラーゼ組成物が約5:1より大きいEG成分に対
するCBH Iタイプセルラーゼ成分の重量比を含むこ
とを特徴とする洗浄剤組成物。
ラーゼ成分を含まないことを特徴とする実施態様1記載
の洗浄剤組成物。
成分の重量比が約10:1またはそれより大きいことを特徴
とする実施態様2記載の洗浄剤組成物。
成分の重量比が約20:1またはそれより大きいことを特徴
とする実施態様3記載の洗浄剤組成物。
成分の重量比が約40:1またはそれより大きいことを特徴
とする実施態様4記載の洗浄剤組成物。
1記載の洗浄剤組成物。
1記載の洗浄剤組成物。
G成分がTrichoderma reesei、Pe
ncillum sp.およびT.koningiiか
らなる群より選択される微生物から産生することを特徴
とする実施態様1記載の洗浄剤組成物。
G成分がTrichoderma reeseiから産
生することを特徴とする実施態様8記載の洗浄剤組成
物。
EG成分がCYTOLASE 123から産生すること
を特徴とする実施態様9記載の洗浄剤組成物。
ことを特徴とする実施態様1記載の洗浄剤組成物。
ることを特徴とする実施態様1記載の洗浄剤組成物。
特徴とする実施態様1記載の洗浄剤組成物。
劣化抵抗を高める方法であって、約5:1より大きいEG
成分に対するCBH Iタイプセルラーゼ成分の重量比
を含むセルラーゼ組成物を用いることを特徴とする方
法。
CBH IIタイプセルラーゼ成分を含まないことを特徴
とする実施態様14記載の方法。
ゼ成分の重量比が約10:1または大きいことを特徴とする
実施態様15記載の方法。
ゼ成分の重量比が約20:1またはそれより大きいことを特
徴とする実施態様16記載の方法。
ゼ成分の重量比が約40:1またはそれより大きいことを特
徴とする実施態様17記載の方法。
実施態様14記載の方法。
実施態様14記載の方法。
EG成分がTrichoderma reesei、P
encillum sp.およびT.koningii
からなる群より選択される微生物から産生することを特
徴とする実施態様14記載の方法。
EG成分がTrichoderma reeseiから
産生することを特徴とする実施態様21記載の方法。
EG成分がCYTOLASE 123から産生すること
を特徴とする実施態様22記載の方法。
られることを特徴とする実施態様14記載の方法。
として用いられることを特徴とする実施態様14記載の
方法。
剤組成物として用いられることを特徴とする実施態様1
4記載の方法。
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも1つの界面活性剤および洗浄に
効果的な量のセルラーゼ組成物を含む洗浄剤組成物であ
って、前記セルラーゼ組成物が約5:1より大きいEG
成分に対するCBH Iタイプセルラーゼ成分の重量比
を含むことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項2】前記洗浄剤組成物が実質的にCBH IIタ
イプセルラーゼ成分を含まないことを特徴とする請求の
範囲第1項記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項3】前記CBH Iタイプセルラーゼ成分およ
び前記EG成分がTrichoderma reese
i、Pencillum sp.およびT.konin
giiからなる群より選択される微生物から産生するこ
とを特徴とする請求の範囲第1項記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項4】セルラーゼを含む洗浄剤組成物の綿織物に
対する劣化抵抗を高める方法であって、約5:1より大
きいEG成分に対するCBH Iタイプセルラーゼ成分
の重量比を含むセルラーゼ組成物を用いることを特徴と
する方法。 - 【請求項5】前記CBH Iタイプセルラーゼ成分が実
質的にCBH IIタイプセルラーゼ成分を含まないこと
を特徴とする請求の範囲第4項記載の方法。 - 【請求項6】前記CBH Iタイプセルラーゼ成分およ
び前記EG成分がTrichoderma reese
i、Pencillum sp.およびT.konin
giiからなる群より選択される微生物から産生するこ
とを特徴とする請求の範囲第4項記載の方法。
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