JPH0639458Y2 - 太陽電池モジュ−ル - Google Patents
太陽電池モジュ−ルInfo
- Publication number
- JPH0639458Y2 JPH0639458Y2 JP1987132157U JP13215787U JPH0639458Y2 JP H0639458 Y2 JPH0639458 Y2 JP H0639458Y2 JP 1987132157 U JP1987132157 U JP 1987132157U JP 13215787 U JP13215787 U JP 13215787U JP H0639458 Y2 JPH0639458 Y2 JP H0639458Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar cell
- cell module
- sheet
- output
- transparent sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は構造が簡素で安価な太陽電池モジュールに関す
る。
る。
従来の太陽電池モジュールは、第2図に示すようにシー
ト状基板を用いて薄型、軽量化を図った構造を成すもの
であって、銅箔等の導電性材料により成る配線パターン
41が形成された可撓性基板42と、該可撓性基板42に配列
固定される複数個の太陽電池素子43と、該太陽電池素子
43全体を被覆する透明シート体44とが積層されたもので
ある(実開昭51-132972号を参照)。そして、この太陽
電池モジュールの出力は、可撓性基板42上に形成された
配線パターン41に出力用コネクタ45を接続することによ
り、該コネクタ45から導出される。
ト状基板を用いて薄型、軽量化を図った構造を成すもの
であって、銅箔等の導電性材料により成る配線パターン
41が形成された可撓性基板42と、該可撓性基板42に配列
固定される複数個の太陽電池素子43と、該太陽電池素子
43全体を被覆する透明シート体44とが積層されたもので
ある(実開昭51-132972号を参照)。そして、この太陽
電池モジュールの出力は、可撓性基板42上に形成された
配線パターン41に出力用コネクタ45を接続することによ
り、該コネクタ45から導出される。
しかしながら、従来の太陽電池モジュールの出力用とし
て形成されたコネクタ45は、ただ単に配線パターン41と
接続されているために、該出力用コネクタ45に外部負荷
のコネクタ(不図示)を着脱する際に、出力用コネクタ
45に多大な応力が加わることがあった。このため、従来
の太陽電池モジュールにおいては、外部負荷のコネクタ
の着脱回数の増大に伴い、配線パターン41と出力用コネ
クタ45との接続部分で破損、断線が発生するという致命
的な問題を有していた。
て形成されたコネクタ45は、ただ単に配線パターン41と
接続されているために、該出力用コネクタ45に外部負荷
のコネクタ(不図示)を着脱する際に、出力用コネクタ
45に多大な応力が加わることがあった。このため、従来
の太陽電池モジュールにおいては、外部負荷のコネクタ
の着脱回数の増大に伴い、配線パターン41と出力用コネ
クタ45との接続部分で破損、断線が発生するという致命
的な問題を有していた。
〔本考案の目的〕 本考案は上述の問題点に鑑み、案出されたものであり、
断線が生じない堅固な出力端子を有する太陽電池モジュ
ールを提供することを目的とする。
断線が生じない堅固な出力端子を有する太陽電池モジュ
ールを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本考案の太陽電池モジュ
ールは、太陽電池素子を樹脂で封止して成る複数のシー
ト体の出力端子を蝶番と成すとともに、該蝶番に太陽電
池素子の出力を取り出し得る接続孔を設けたことを特徴
とする。
ールは、太陽電池素子を樹脂で封止して成る複数のシー
ト体の出力端子を蝶番と成すとともに、該蝶番に太陽電
池素子の出力を取り出し得る接続孔を設けたことを特徴
とする。
以下、本考案の太陽電池モジュールを図面に基づいて詳
説する。
説する。
第1図に示すように、複数の太陽電池モジュールMは、
それぞれ複数の太陽電池素子1を樹脂で封止して成るシ
ート体4の出力端子を蝶番55と成し、該蝶番55に太陽電
池素子1の出力を取り出し得る接続孔56を形成したもの
である。ここで、各シート体4はそれぞれ配線箔5でも
って直列接続された太陽電池素子1の受光面側を透明シ
ート2で、裏面側を透明シート2と同様な裏面シート3
で覆い、各シート体4の出力端子を蝶番55としている。
それぞれ複数の太陽電池素子1を樹脂で封止して成るシ
ート体4の出力端子を蝶番55と成し、該蝶番55に太陽電
池素子1の出力を取り出し得る接続孔56を形成したもの
である。ここで、各シート体4はそれぞれ配線箔5でも
って直列接続された太陽電池素子1の受光面側を透明シ
ート2で、裏面側を透明シート2と同様な裏面シート3
で覆い、各シート体4の出力端子を蝶番55としている。
透明シート2は、厚みが数100μm〜数mmのポリカーボ
ネート、ポリエステル等の耐候性に優れた樹脂から成
り、その一主面には裏面シート3及び太陽電池素子1の
受光面全面を密着させるために、EVA(エチレン・ビニ
ル・アセテート)等の接着剤層が形成されている。
ネート、ポリエステル等の耐候性に優れた樹脂から成
り、その一主面には裏面シート3及び太陽電池素子1の
受光面全面を密着させるために、EVA(エチレン・ビニ
ル・アセテート)等の接着剤層が形成されている。
裏面シート3は、透明シート2の熱膨張率と近似させる
ためにこれと同一材料の樹脂から成り、その厚みも数10
0μm〜数mm程度である。さらに、裏面シート3の内面
側には透明シート2及び太陽電池素子1の裏面全面を密
着させるために、EVA等の接着剤層が形成されている
が、裏面側からの目視による太陽電池素子1の隠蔽や装
飾効果等のために、色素が含有された着色部材であって
もよい。
ためにこれと同一材料の樹脂から成り、その厚みも数10
0μm〜数mm程度である。さらに、裏面シート3の内面
側には透明シート2及び太陽電池素子1の裏面全面を密
着させるために、EVA等の接着剤層が形成されている
が、裏面側からの目視による太陽電池素子1の隠蔽や装
飾効果等のために、色素が含有された着色部材であって
もよい。
蝶番55に連結された導通平板体6は太陽電池素子1の
+,−側に配線箔5を介して接続されており、この導通
平板体6に形成された貫通孔52には、透明シート2と裏
面シート3との真空加熱圧着工程(100〜150℃)によ
り、透明シート2と裏面シート3との間に設けた接着剤
層から溶融した接着剤が充填され、シート体4は強固に
固定される。これによって、導通平板体6と太陽電池素
子1とを接続する配線箔5に破損や断線を招くような応
力がかかることが防止される。なお、この導通平板体6
は配線箔5との接合を容易にするために半田付け可能な
金属やステンレス等から成り、その厚みは透明シート2
及び裏面シート3で挟まれる太陽電池の厚みは、直列接
続のための重畳部分に鑑み1.0〜2.0mm程度に設定され
る。
+,−側に配線箔5を介して接続されており、この導通
平板体6に形成された貫通孔52には、透明シート2と裏
面シート3との真空加熱圧着工程(100〜150℃)によ
り、透明シート2と裏面シート3との間に設けた接着剤
層から溶融した接着剤が充填され、シート体4は強固に
固定される。これによって、導通平板体6と太陽電池素
子1とを接続する配線箔5に破損や断線を招くような応
力がかかることが防止される。なお、この導通平板体6
は配線箔5との接合を容易にするために半田付け可能な
金属やステンレス等から成り、その厚みは透明シート2
及び裏面シート3で挟まれる太陽電池の厚みは、直列接
続のための重畳部分に鑑み1.0〜2.0mm程度に設定され
る。
蝶番55は太陽電池モジュールMの出力端子であって、例
えばバナナ型の出力プラグPと接続し得る接続孔56が形
成されており、この接続孔56に接続スプリングピン57を
挿着するだけで、複数の太陽電池モジュールMの出力を
並列接続させることができる。さらに、この接続スプリ
ングピン57を中心にして、太陽電池モジュールMを矢印
Bのように折り畳み可能となり、きわめてコンパクトに
収納等が可能となる。
えばバナナ型の出力プラグPと接続し得る接続孔56が形
成されており、この接続孔56に接続スプリングピン57を
挿着するだけで、複数の太陽電池モジュールMの出力を
並列接続させることができる。さらに、この接続スプリ
ングピン57を中心にして、太陽電池モジュールMを矢印
Bのように折り畳み可能となり、きわめてコンパクトに
収納等が可能となる。
なお、導通平板体6に形成された貫通孔の形状や寸法等
は導通平板体6の巾や材料等により適宜決定する。ま
た、導通平板体6の巾がきわめて小さい場合には、この
一側辺にかかる平面Ω形状の貫通孔としてもよい。
は導通平板体6の巾や材料等により適宜決定する。ま
た、導通平板体6の巾がきわめて小さい場合には、この
一側辺にかかる平面Ω形状の貫通孔としてもよい。
以上説明したように、本考案の太陽電池モジュールは、
太陽電池素子を樹脂で封止して成る複数のシート体の出
力端子を蝶番と成すとともに、この蝶番に太陽電池素子
の出力を取り出し得る接続孔を設けた堅固な構成として
いるので、外部応力により出力端子が破損したり断線し
たりすることがない。
太陽電池素子を樹脂で封止して成る複数のシート体の出
力端子を蝶番と成すとともに、この蝶番に太陽電池素子
の出力を取り出し得る接続孔を設けた堅固な構成として
いるので、外部応力により出力端子が破損したり断線し
たりすることがない。
また、接続孔を設けた蝶番により、負荷との接続や他の
太陽電池モジュールとの接続が容易となったり、蝶番に
より折り畳み・展開自在の太陽電池モジュールを構成す
ることが可能となり、薄型化、軽量化、及び製造の簡略
化等が可能な信頼性の優れた太陽電池モジュールを提供
することができる。
太陽電池モジュールとの接続が容易となったり、蝶番に
より折り畳み・展開自在の太陽電池モジュールを構成す
ることが可能となり、薄型化、軽量化、及び製造の簡略
化等が可能な信頼性の優れた太陽電池モジュールを提供
することができる。
第1図は本考案の太陽電池の部分斜視図であり、第2図
は従来の太陽電池モジュールの断面図である。 1……太陽電池素子 2……透明シート 3……裏面シート 4……シート体 55……蝶番 M……太陽電池モジュール
は従来の太陽電池モジュールの断面図である。 1……太陽電池素子 2……透明シート 3……裏面シート 4……シート体 55……蝶番 M……太陽電池モジュール
Claims (1)
- 【請求項1】太陽電池素子を樹脂で封止して成る複数の
シート体の出力端子を蝶番と成すとともに、該蝶番に太
陽電池素子の出力を取り出し得る接続孔を設けたことを
特徴とする太陽電池モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987132157U JPH0639458Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 太陽電池モジュ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987132157U JPH0639458Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 太陽電池モジュ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6437060U JPS6437060U (ja) | 1989-03-06 |
JPH0639458Y2 true JPH0639458Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31388864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987132157U Expired - Lifetime JPH0639458Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 太陽電池モジュ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639458Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0744028Y2 (ja) * | 1989-11-13 | 1995-10-09 | 大阪チタニウム製造株式会社 | 太陽電池ユニット |
DE19921265C2 (de) * | 1999-05-07 | 2001-05-23 | Webasto Vehicle Sys Int Gmbh | Solarmodul zur Anbringung an Fahrzeugen, Verfahren zur Herstellung desselben und seine Verwendung |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4918591U (ja) * | 1972-05-19 | 1974-02-16 | ||
JPS51107686U (ja) * | 1975-02-27 | 1976-08-27 | ||
JPS6136993Y2 (ja) * | 1978-06-30 | 1986-10-27 | ||
JPS5628180U (ja) * | 1979-08-10 | 1981-03-16 | ||
JPS5645151U (ja) * | 1979-09-17 | 1981-04-23 | ||
JPS5752076U (ja) * | 1980-09-11 | 1982-03-25 | ||
JPS58193646U (ja) * | 1982-06-17 | 1983-12-23 | 凸版印刷株式会社 | 太陽電池モジユ−ル |
-
1987
- 1987-08-28 JP JP1987132157U patent/JPH0639458Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6437060U (ja) | 1989-03-06 |
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