JPH0639395U - 孔明け治具 - Google Patents

孔明け治具

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JPH0639395U
JPH0639395U JP7452392U JP7452392U JPH0639395U JP H0639395 U JPH0639395 U JP H0639395U JP 7452392 U JP7452392 U JP 7452392U JP 7452392 U JP7452392 U JP 7452392U JP H0639395 U JPH0639395 U JP H0639395U
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JP
Japan
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plate
screw
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box
hole
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JP7452392U
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誠一朗 高崎
勤 柏倉
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酒井 徳明
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋め込みボックスの開口のセンタを探り出せ
るようにする。 【構成】 板状体55と、この板状体の両端に設けた挿
通孔56と、板状体の両端開口の二等分位置に設けたネ
ジ孔58と、このネジ孔に末端部をネジ込むネジ軸59
の先端に設けた先細り状の突き刺し部60とから成り、
挿通孔に挿通したビスをボックスのネジ孔にねじ込んで
板状体を取付け、張り付けた下地材にネジ軸を突き刺
す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、張り付けた下地材(石膏ボードや合板など)に埋め込み配線ボッ クスの開口に合致する孔を明ける際に用いる治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物の構築にともないぬき板などに釘止めにより取付けてあるスイッチ、コン セント、アンテナターミナルなどの配線ボックスを張り付ける石膏ボードや合板 などの下地材で被う場合、床面にボックスの中心位置を線引きし、また線引きし た付近に床面からボックスの中心位置迄の高さ寸法を記入しておく。
【0003】 次に電気工事の作業者により下地材にボックスの開口に合致する孔を明ける場 合、まず、床に線引きした線を上方に延長して下地材に縦線を入れ、また下地材 に床に記入してある高さ寸法の横線を入れ、そして縦線と横線との交点がボック スの中心になるよう位置を探り出す。
【0004】 そして、刃物や鋸刃により探り出した中心のまわりを切り込んで、ボックスの 開口に合致するような孔を明ける。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような方法を採用すると、床に線引きや寸法を記入し、床の線引きや寸 法によって下地材にボックスの中心を探り出すので、著しく手数がかかる問題が あった。
【0006】 また、手作業により孔を明けるので、非能率的で、ボックスの開口と同形状の 孔を明けるのに手間がかかる。
【0007】 そこで、この考案の課題は、下地材に孔明け具を用いてボックスの開口と同形 状の孔を明けるとき、開口の中心と孔明け具の中心とが合致するようにした治具 を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、板状体と、この板状体の両端に設 けたビスの挿通孔と、上記板状体の両端縁間の二等分位置に設けたネジ孔と、こ のネジ孔にねじ込むネジ軸と、このネジ軸の先端に設けた先細り状の突き刺し部 とから成る孔明け治具を採用したものである。
【0009】
【作用】
ぬき板などに釘止めして取付けてあるボックスの開口縁に板状体の裏面端縁を 重ねると共に、両挿通孔に挿入したビスをボックスの開口縁に設けてあるネジ孔 にねじ込んで、ボックスに板状体を取付ける。
【0010】 取付けた板状体のネジ孔にネジ軸の末端側をねじ込んでおく。
【0011】 下地材の張り付けによってボックスを被うとき、板状体に向け下地材を押し付 けながら、下地材に突き刺し部を突き刺し、下地材に対しネジ軸を貫通させる。
【0012】 下地材に貫通したネジ軸を取り外して、下地材にネジ孔に一致する透孔を設け る。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0014】 図1に示す51はスイッチ、コンセンタ、アンテナターミナルなどの配線ボッ クスで、このボックス51の開口52の対向する二辺縁には、互に内方に突出す る突片53が設けられており、また、突片53には、ネジ孔54が設けてある。
【0015】 55は両突片53に裏面の両端をそれぞれ重ね合わせる板状体で、この板状体 55の両端にそれぞれネジ孔54に一致する挿通孔56を設け、挿通孔56に挿 通したビス57をネジ孔54にねじ込んでボックス51に板状体55を取付ける 。
【0016】 また、板状体55の両端間の二等分位置にネジ孔58を設けて、このネジ孔5 8に末端側をねじ込むネジ軸59の先端には、先細り状の突き刺し部60が設け られている。
【0017】 次に、上記構成した治具の使用方法を説明する。
【0018】 図2に示すように、ぬき板61に釘62を介しボックス51を取付ける。
【0019】 また、ボックス51には、板状体55が取付けられ、ネジ孔58には、ネジ軸 59の末端側がねじ込んである。
【0020】 次に、孔明け具を説明する。
【0021】 図3及び図4に示すように、グリップ1付ケース2の先端には、前方に突出し 、かつケース2に組み込んであるモーター(図示省略)の運転により回動する駆 動軸3が設けられている。
【0022】 上記のモーターは、ケース2に収納してある電池或は電源にコード(図示省略 )を接続して、スイッチを入れると運転するようになっている。
【0023】 4は中心に駆動軸3をフリーに貫通させたスライダである。
【0024】 上記のスライダ4は、図示の場合、ボックス51の開口52と同形状で、前後 に所定の間隔を存して対抗する二枚の板状体5と、この二枚の板状体5間に介在 すると共に、板状体5に端を固着したスペーサー6とで構成されている。
【0025】 また、スライダ4は、レバー7の操作により後退復帰力に抗して前進するよう になっている。
【0026】 上記レバー7の取付け及びスライダ4に付与する復帰力は、図示の場合、前面 が開放し、かつスライダ4が嵌り込むカバー8の背面板中心に設けてある軸受9 により駆動軸3を軸承すると共に、スライダ4の両側にそれぞれ先端をねじ込ん で固着した二条の軸材10をカバー8の背面板に貫通させ、そして、両軸材10 の外側に嵌装したコイルバネ11の両端をカバー8の背面板と軸材10の末端膨 出部12とに当接させてスライダ4に復帰力を付与し、また、カバー8から後方 に向け突出するアーム13にピン15を介し揺動板14の下端を回動自在に取付 けると共に、駆動軸3の外側に嵌装した大径な環状板16の前面両側に膨出部1 2の末端面をそれぞれ当接し、環状板16の下縁には、揺動板14の上端が、環 状板16の上縁には、レバー7の下端がそれぞれ固定され、前方にレバー7を押 し倒すと、共に押し倒される環状板16と膨出部12との接触により軸材10と 共にスライダ4を前進する。 このとき、コイルバネ11は圧縮される。
【0027】 レバー7の押し倒しを解除すると、圧縮したコイルバネ11によりスライダ4 が復帰する。
【0028】 さらに、スライダ4の前面には、ボックス51の開口52の全周縁に沿って走 行する無端状の走行帯17が設けられている。
【0029】 上記の走行帯17には、図示の場合チエンが用いられ、前側板状体5の四角の 弧状欠除部18に周縁部を嵌め込んでスプロケット19を軸承し、そして、スプ ロケット19に走行帯17をかけ渡してある。
【0030】 また、走行帯17には、刃物20が取付けてある。
【0031】 21は駆動軸3からスプロケット19に回動を伝える伝達装置である。
【0032】 上記の伝達装置21は、図示の場合駆動軸3にスライダ4のスライド範囲設け たスプライン軸22と、このスプライン軸22にスプライン孔23を嵌め合わせ た第1スプロケット24と、1個のスプロケット19の同軸に設けた第2スプロ ケット25と、第1スプロケット24と第2スプロケット25との間にかけ渡し た無端状のチエン26とで構成してある。
【0033】 まず、図5に示すように、石膏ボードや合板などの下地材Bを張り付ける。
【0034】 このとき、下地材Bに突き刺し部60を突き刺して、下地材Bにネジ軸59を 貫通する。
【0035】 次にネジ孔58からネジ軸59を取り外したのち、図3に示すように下地材B のネジ軸59により形成された孔b及びネジ孔58に駆動軸3の先端部を挿通す ると共に、下地材Bの表面にカバー8の開放縁を押し付ける。
【0036】 しかして、モーターの運転により駆動軸3を回動すると、伝達装置21を介し 無端帯17が走行し、かつ無端帯17に取付けてある刃物20が共に走行する。
【0037】 一方前方にレバー7を押し倒すので、スライダ4を押し出すと共に、下地材B の表面に刃物20を押し付ける。
【0038】 その結果、刃物20により下地材Bを切り込みながら、図6に示すように下地 材Bにボックス51の開口52と同形状の孔Cが明く。
【0039】 なお、抜きカスは、カバー8内に残り、スライダ4を押し出すと、カバー8内 から落下する。
【0040】 また、図5に示すように、スライダ4の前面に設けたピン63を下地材Bに貫 通させて、板状体55の透孔64にピン63を貫通させると、駆動軸3を中心と したカバー8及びスライダ4の回転を止めることができる。
【0041】 なお、板状体55は、取り外してネジ軸57と共に再使用する。
【0042】
【効果】
この考案は、以上のように構成したので、張り付けた下地材にネジ軸を突き刺 し、突き刺したネジ軸を取り外すと下地材に形成された孔及び板状体のネジ孔に 孔明け具の駆動軸を挿入することができる。 このため、孔明け作業が容易になると共に、ボックスの開口の中心を極めて容 易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る治具の斜視図
【図2】治具の使用を示す縦断側面図
【図3】孔明け具の斜視図
【図4】同上の要部を示す一部切欠斜視図
【図5】孔明けを示す縦断側面図
【図6】下地材に孔を設けた縦断側面図
【符号の説明】
55 板状体 56 挿通孔 57 ビス 58 ネジ孔 59 ネジ軸 60 突き刺し部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体と、この板状体の両端に設けたビ
    スの挿通孔と、上記板状体の両端縁間の二等分位置に設
    けたネジ孔と、このネジ孔にねじ込むネジ軸と、このネ
    ジ軸の先端に設けた先細り状の突き刺し部とから成る孔
    明け治具。
JP7452392U 1992-10-26 1992-10-26 孔明け治具 Expired - Lifetime JPH0739599Y2 (ja)

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JP7452392U JPH0739599Y2 (ja) 1992-10-26 1992-10-26 孔明け治具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221303A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Mirai Ind Co Ltd 穿孔具及び配線ボックスの開口形成穿孔装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010221303A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Mirai Ind Co Ltd 穿孔具及び配線ボックスの開口形成穿孔装置

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JPH0739599Y2 (ja) 1995-09-13

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