JPH0639372Y2 - チューブ状製品のパターン検査装置 - Google Patents
チューブ状製品のパターン検査装置Info
- Publication number
- JPH0639372Y2 JPH0639372Y2 JP1988031074U JP3107488U JPH0639372Y2 JP H0639372 Y2 JPH0639372 Y2 JP H0639372Y2 JP 1988031074 U JP1988031074 U JP 1988031074U JP 3107488 U JP3107488 U JP 3107488U JP H0639372 Y2 JPH0639372 Y2 JP H0639372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tubular product
- pattern
- color
- tubular
- television camera
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Image Analysis (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はチューブ状製品上に付けられたマーク等のパタ
ーンの位置ずれを自動的に検査するチューブ状製品のパ
ターン検査装置に関する。
ーンの位置ずれを自動的に検査するチューブ状製品のパ
ターン検査装置に関する。
チューブ状製品の製造は、内容物をチューブの内容物押
し出し口と反対の後方から充填し、最後に先端を直線状
に熱封止して完成する。その場合、チューブの保持が悪
いと封止部の直線の方向と、チューブに印刷されている
マーク等のパターンの位置が円周方向にずれてしまうの
で、封止後にパターン位置の検査を行っている。
し出し口と反対の後方から充填し、最後に先端を直線状
に熱封止して完成する。その場合、チューブの保持が悪
いと封止部の直線の方向と、チューブに印刷されている
マーク等のパターンの位置が円周方向にずれてしまうの
で、封止後にパターン位置の検査を行っている。
従来のチューブ状製品のパターン検査は、検査するチュ
ーブ状製品の光沢のある表面で、強い光の反射が発生
し、テレビカメラでは良好な画像が得にくく、またパタ
ーンの形状視認が他の方法では困難である等の理由から
自動化されておらず検査者の視覚に頼っていた。
ーブ状製品の光沢のある表面で、強い光の反射が発生
し、テレビカメラでは良好な画像が得にくく、またパタ
ーンの形状視認が他の方法では困難である等の理由から
自動化されておらず検査者の視覚に頼っていた。
上述した従来のチューブ状製品のパターン検査は、人が
目視にて行っていたので検査速度が遅く、検査ミスが多
数発生し、また検査基準が人により異なるため製品の質
にばらつきが生じるという問題点がある。
目視にて行っていたので検査速度が遅く、検査ミスが多
数発生し、また検査基準が人により異なるため製品の質
にばらつきが生じるという問題点がある。
本考案の目的は、自動的にチューブ状製品のパターン検
査を行うことが可能なチューブ状製品のパターン検査装
置を提供することにある。
査を行うことが可能なチューブ状製品のパターン検査装
置を提供することにある。
本考案のチューブ状製品のパターン検査装置は、コンベ
ア上に置かれたチューブ状製品を両側面から照らす一対
の照明装置と、前記チューブ状製品と前記照明装置との
間に置かれた同一の偏光方向を有す一対の偏光板と、前
記チューブ状製品を上方から撮影するカラーテレビカメ
ラと、前記チューブ状製品と前記カラーテレビカメラと
の間に設けられた偏光フィルタと、前記カラーテレビカ
メラの画像信号から前記チューブ状製品の地色および前
記チューブ状製品に設けられたマーク等のパターンの色
の信号をそれぞれ選択して出力する色選択装置と、前記
色選択装置からの画像信号から前記チューブ状製品自身
の重心を通る主軸と前記パターンの重心との距離を算出
しあらかじめ定めた値と比較して判定結果を出力する画
像処理装置とを有して構成されている。
ア上に置かれたチューブ状製品を両側面から照らす一対
の照明装置と、前記チューブ状製品と前記照明装置との
間に置かれた同一の偏光方向を有す一対の偏光板と、前
記チューブ状製品を上方から撮影するカラーテレビカメ
ラと、前記チューブ状製品と前記カラーテレビカメラと
の間に設けられた偏光フィルタと、前記カラーテレビカ
メラの画像信号から前記チューブ状製品の地色および前
記チューブ状製品に設けられたマーク等のパターンの色
の信号をそれぞれ選択して出力する色選択装置と、前記
色選択装置からの画像信号から前記チューブ状製品自身
の重心を通る主軸と前記パターンの重心との距離を算出
しあらかじめ定めた値と比較して判定結果を出力する画
像処理装置とを有して構成されている。
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本考案の一実施例の要部の平面図、第２図はそ
の側面図である。コンベア１上に色刷りされたパターン
2aを有するチューブ状製品２が置かれている。チューブ
状製品２の全体を照らすように、一対の照明装置3a,3b
が両側面に配置され、そのチューブ状製品２側に同一の
偏光方向を有する一対の偏光板4a,4bが取付けられてい
る。チューブ状製品２の上方には、全体像が撮影可能な
ようにカラーテレビカメラ５が配置され、カメラレンズ
5aの前面に偏光フィルタ６が取り付けられている。照明
装置3a,3bの光線は、偏光板4a,4bにより同方向に偏光さ
れ、その光線はチューブ状製品２の表面で反射する。そ
の反射光はカラーテレビカメラ５のカメラレンズ5aに入
射するが、その前面に偏光フィルタ６が取り付けられて
いるので、これの偏光方向を調整することにより、チュ
ーブ状製品２の表面での照明装置3a,3bからの光線の正
反射を遮断することができ照明装置の反射像のない良好
な画像が得られる。カラーテレビカメラ５からの映像信
号は、色選択装置７を経て画像処理装置８に入力され処
理される。
の側面図である。コンベア１上に色刷りされたパターン
2aを有するチューブ状製品２が置かれている。チューブ
状製品２の全体を照らすように、一対の照明装置3a,3b
が両側面に配置され、そのチューブ状製品２側に同一の
偏光方向を有する一対の偏光板4a,4bが取付けられてい
る。チューブ状製品２の上方には、全体像が撮影可能な
ようにカラーテレビカメラ５が配置され、カメラレンズ
5aの前面に偏光フィルタ６が取り付けられている。照明
装置3a,3bの光線は、偏光板4a,4bにより同方向に偏光さ
れ、その光線はチューブ状製品２の表面で反射する。そ
の反射光はカラーテレビカメラ５のカメラレンズ5aに入
射するが、その前面に偏光フィルタ６が取り付けられて
いるので、これの偏光方向を調整することにより、チュ
ーブ状製品２の表面での照明装置3a,3bからの光線の正
反射を遮断することができ照明装置の反射像のない良好
な画像が得られる。カラーテレビカメラ５からの映像信
号は、色選択装置７を経て画像処理装置８に入力され処
理される。
第３図は色選択装置7,画像処理装置８におけるパターン
検査の処理方法を説明するための説明図である。コンベ
ア１が停止した後に、チューブ状製品２はカラーテレビ
カメラ５で撮影され、撮影された画像信号は色選択装置
７に出力される。色選択装置７ではまずチューブ状製品
２の地色の信号のみが抽出され、その抽出画像信号は画
像処理装置８に出力される。画像処理装置８では外形画
像の重心（Xg:X座標値,Yg:Y座標値）と主軸Ｉの角度
（θｇ）とが計算される。次に、色選択装置７でパター
ン2aの色信号のみを抽出し、その抽出画像信号を再び画
像処理装置８に出力し、パターン2aの重心（Xd:X座標
値,Yd:Y座標値）を計算する。最後にパターン2aの重心
（Xd,Yd）から外形画像の重心（Xg,Yg）を通る主軸Ｉに
下ろした垂線の長さをパターンのずれ量９として計算
し、このパターンのずれ量が許容値以下であるか否かを
判定し検査結果を出力する。
検査の処理方法を説明するための説明図である。コンベ
ア１が停止した後に、チューブ状製品２はカラーテレビ
カメラ５で撮影され、撮影された画像信号は色選択装置
７に出力される。色選択装置７ではまずチューブ状製品
２の地色の信号のみが抽出され、その抽出画像信号は画
像処理装置８に出力される。画像処理装置８では外形画
像の重心（Xg:X座標値,Yg:Y座標値）と主軸Ｉの角度
（θｇ）とが計算される。次に、色選択装置７でパター
ン2aの色信号のみを抽出し、その抽出画像信号を再び画
像処理装置８に出力し、パターン2aの重心（Xd:X座標
値,Yd:Y座標値）を計算する。最後にパターン2aの重心
（Xd,Yd）から外形画像の重心（Xg,Yg）を通る主軸Ｉに
下ろした垂線の長さをパターンのずれ量９として計算
し、このパターンのずれ量が許容値以下であるか否かを
判定し検査結果を出力する。
以上説明したように本考案は、偏光させた照明と、偏光
フィルタおよびカラーテレビカメラと、色の抽出が可能
な色選択装置と、重心と主軸の傾きからパターンの位置
ずれ量を算出する画像処理装置とを組み合わせることに
より、チューブ状製品のパターンの位置ずれを定量的に
検査することが可能である。従って、従来人手で行って
いたチューブ状製品のパターン検査を高速に，正確に、
かつ安定して自動化できる効果を有する。
フィルタおよびカラーテレビカメラと、色の抽出が可能
な色選択装置と、重心と主軸の傾きからパターンの位置
ずれ量を算出する画像処理装置とを組み合わせることに
より、チューブ状製品のパターンの位置ずれを定量的に
検査することが可能である。従って、従来人手で行って
いたチューブ状製品のパターン検査を高速に，正確に、
かつ安定して自動化できる効果を有する。
第１図は本考案の一実施例の平面図、第２図はその側面
図、第３図はパターン検査の処理方法の説明図である。 １……コンベア、２……チューブ状製品、2a……パター
ン、3a,3b……照明装置、4a,4b……偏光板、５……カラ
ーテレビカメラ、5a……カメラレンズ、６……偏光フィ
ルタ、７……色選択装置、８……画像処理装置、９……
パターンずれ量、Xg……外形重心のＸ座標値、Yg……外
形重心のＹ座標値、θｇ……外形主軸の角度、Xd……パ
ターン重心のＸ座標値、Yd……パターン重心のＹ座標
値、Ｉ……主軸。
図、第３図はパターン検査の処理方法の説明図である。 １……コンベア、２……チューブ状製品、2a……パター
ン、3a,3b……照明装置、4a,4b……偏光板、５……カラ
ーテレビカメラ、5a……カメラレンズ、６……偏光フィ
ルタ、７……色選択装置、８……画像処理装置、９……
パターンずれ量、Xg……外形重心のＸ座標値、Yg……外
形重心のＹ座標値、θｇ……外形主軸の角度、Xd……パ
ターン重心のＸ座標値、Yd……パターン重心のＹ座標
値、Ｉ……主軸。
Claims (1)
- 【請求項１】コンベア上に置かれたチューブ状製品を両
側面から照らす一対の照明装置と、前記チューブ状製品
と前記照明装置との間に置かれた同一の偏光方向を有す
一対の偏光板と、前記チューブ状製品を上方から撮影す
るカラーテレビカメラと、前記チューブ状製品と前記カ
ラーテレビカメラとの間に設けられた偏光フィルタと、
前記カラーテレビカメラの画像信号から前記チューブ状
製品の地色および前記チューブ状製品に設けられたマー
ク等のパターンの色の信号をそれぞれ選択して出力する
色選択装置と、前記色選択装置からの画像信号から前記
チューブ状製品自身の重心を通る主軸と前記パターンの
重心との距離を算出しあらかじめ定めた値と比較して判
定結果を出力する画像処理装置とを有することを特徴と
するチューブ状製品のパターン検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988031074U JPH0639372Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | チューブ状製品のパターン検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988031074U JPH0639372Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | チューブ状製品のパターン検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01135570U JPH01135570U (ja) | 1989-09-18 |
| JPH0639372Y2 true JPH0639372Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31256675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988031074U Expired - Lifetime JPH0639372Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | チューブ状製品のパターン検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639372Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62184583A (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-12 | Kubota Ltd | 撮像式の対象抽出装置 |
| JPH07120416B2 (ja) * | 1986-06-04 | 1995-12-20 | オムロン株式会社 | 高速視覚認識装置 |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP1988031074U patent/JPH0639372Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01135570U (ja) | 1989-09-18 |
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