JPH0639348A - ケーブル作成装置及び方法 - Google Patents

ケーブル作成装置及び方法

Info

Publication number
JPH0639348A
JPH0639348A JP5083110A JP8311093A JPH0639348A JP H0639348 A JPH0639348 A JP H0639348A JP 5083110 A JP5083110 A JP 5083110A JP 8311093 A JP8311093 A JP 8311093A JP H0639348 A JPH0639348 A JP H0639348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
tape
adhesive
cable
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5083110A
Other languages
English (en)
Inventor
Joseph Pasta
パスタ ジョセフ
Richard C Smith
シー. スミス リチャード
Jeffrey W Budd
ダヴリュ. バッド ジェフリィ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nordson Corp
Original Assignee
Nordson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nordson Corp filed Critical Nordson Corp
Publication of JPH0639348A publication Critical patent/JPH0639348A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4415Cables for special applications
    • G02B6/4416Heterogeneous cables
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/44384Means specially adapted for strengthening or protecting the cables the means comprising water blocking or hydrophobic materials
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の芯線を内蔵するケーブルを作る新規な
改良型装置及び方法を提供する。 【構成】 光ファイバー・ケーブル等のケーブル10
は、撚られた複数の芯線12を含む。表面に超吸収材料
の粉体層26が付いたテープ24は複数の芯線の周囲に
巻き付けられる。外装20がテープの外面に取付けられ
る。漏水が生じた場合には、超吸収材料の粉体26が水
分を吸収して膨脹し、ケーブルへのそれ以上の水分の侵
入を阻止する。テープは、接着剤層34を可撓性材料の
細片32に施与して作られる。接着剤は、テープの長手
方向縁から離間した螺旋状パターンを描くように施与す
る。超吸収材料の粉体が接着剤に施与され、吸引ヘッド
86がテープから過剰の超吸収材料の粉体を取り除く。
テープがケーブルの芯線の周囲に巻き付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は改良されたケーブルを作
成する新規な改良方法及び装置に関する。
【従来の技術】光ファイバー・ケーブルは、これまで、
コアのまわりにガラスファイバーを幾層にも撚る方法に
よって製造されている。このガラスファイバーの上にグ
リース状のシーラントの被覆材を施与することによって
水分バリァを形成することができる。このシーラントが
被覆されたガラスファイバーの周囲には、波形金属テー
プから成る保護体が巻き付けられる。その後に、このケ
ーブルは防水性の外装で被われる。この外装は、ケーブ
ルの外面の周囲にポリマー材料を押し出すことによっ
て、作成してもよい。
【0002】外装が切断されたり破断された場合に水分
がケーブルに沿って流動しないようにする為に、外装が
ケーブルの周囲に巻き付けられる前に、膨張テープがガ
ラスファイバーの周囲に巻き付けられる。この膨張テー
プはファイバーにからんだ超吸収材料(superab
sorbent)の粉体を有する繊維状材料である。ケ
ーブルが水分の浸透を防止できるか否かを測定する試験
は、外装を切断しケーブルを24時間水中に浸漬するこ
とによって行われる。水が切断部から1フィート以上は
侵入しない場合には、水バリァが充分であるとみなされ
る。しかし、膨潤テープ(swelling tap
e)は比較的高価である。
【0003】ガラスファイバーに施与されるグリース状
シーラントに超吸収材料を混合することが提案されてい
る。しかしながら、作業者はこのシーラントに混合され
る超吸収材料の量及びシーラントと超吸収材料との混合
程度について間違いを起こし易い。このため、超吸収材
料の量が過剰になったり、超吸収材料とシーラントとの
混合が均一でなくなる恐れがある。本発明は複数の芯線
を内蔵する改良ケーブルを作るのに使用される改良装置
及び方法に関する。ケーブルを作る際には、超吸収材料
の層がテープに施与される。このテープは、超吸収材料
が付着した状態で、芯線の周囲に巻き付けられる。テー
プは可撓性材料細片から作ることもでき、この可撓性材
料細片に接着剤層が施与される。超吸収材料層は接着剤
層に施与される。なお、この接着剤層は可撓性細片に螺
旋パターン状に施与することができる。このように接着
剤を螺旋パターン状に施与する場合には、可撓性細片の
長手方向延在の縁部分から離間するように接着剤を可撓
性細片に施与することが簡単に行うことができる。本発
明の上述の特長及びその他の特長は、添付の図面を参照
した以下の説明から更に明らかになるであろう。
【0004】
【実施例】ケーブル 図1は改良ケーブル10を示したもので、このケーブル
10は複数の芯線12を有し、これらの芯線12は互に
撚られて、層14,16,18を作る。この芯線12の
層14,16,18の外面周囲には、防水性の保護外装
(シース)20が延在している。本発明の特長による
と、テープ24は、この上に超吸収材料層26を有し、
外装20(図1)と芯線12の外側層14との間に介在
している。水が外装20の切れ目やその他の裂け目から
侵入した場合には、超吸収材料層26はその侵入した水
を吸収し膨張する。この超吸収材料層26はその一部が
膨張しただけでも、ケーブル10へのそれ以上の水の侵
入を阻止する。本発明の図示の実施例では、ケーブル1
0は光ファイバー・ケーブルである。従って、このケー
ブル10内の芯線12は、公知の方法で光を導くガラス
・ファイバーである。しかしながら、本発明は光ファイ
バー・ケーブル以外のケーブルにも使用することができ
る。例えば、芯線12は電力を伝導する導線であっても
よい。
【0005】テープ24は可撓性の波形の金属細片32
を有する。この細片32は金属で作られているので、芯
線12を保護する。細片32の比較的小さな波形は芯線
12の外側層14の周囲に円周方向に延在し、これによ
って、細片32はケーブル10の設置の際に屈曲するこ
とができる。細片32は必要に応じて別の材料を使用す
ることができる。例えば、細片32は、織物又は無孔性
ポリマー・シートから作ることもできる。図3に概略的
に示した接着剤層34が波形金属細片32上に配置され
ている。この接着剤層34は超吸収材料層26を波形金
属細片32に接着する。接着剤層34は、多数の種々の
材料から作ることができ、例えば、グリース状のシール
用化合物又はホットメルト材料を使用することができ
る。図3に概略的に示した超吸収材料層26の材料とし
ては粉体が好ましい。超吸収粉体は接着剤層34上に連
続層26を形成する。接着剤層34は超吸収粉体を波形
金属細片32に接着固定して、ケーブル10の組立中に
その粉体を所定位置に保持する。これによって、一様な
超吸収粉体層26がテープ24の全長にわたって延在す
るので、ほぼ一様な水分吸収性能がケーブル10の全長
にわたって得られる。超吸収材料は必要に応じて、粉体
以外の形にすることができ、例えば、繊維状にすること
もできる。
【0006】外装20(図1)は押出されたポリマー材
料から作られる。即ち、外装20はテープ24上に押し
出され、水分が侵入するような継ぎ目や裂け目が生じな
い。連続性外装20のポリマー材料は防水性であるの
で、ケーブルが水に晒された時にケーブル内への水分の
侵入を防止する。外装20に切れ目が生じたり、その他
の裂け目が生じたために、水がケーブル10に侵入した
場合には、超吸収粉体層26が膨張してケーブル内への
水分の侵入を阻止する。更に、芯線12(図1)用の光
ファイバーは、水分バリアを構成するシーラントで被覆
されている。このシーラントはグリース又は熱可塑性材
料を使用することができる。本発明の一実施例では、シ
ーラントはカナダ オンタリオ州、Bellevill
eのDussek Campbell Ltd.が「T
C−5116 Telecom Cable Floo
ding Compound」の名で販売しているグリ
ース状材料であった。
【0007】図3に概略的に示した接着剤層34の材料
は芯線12用の光ファイバーの周囲のシーラントと同一
のグリース状材料が好ましい。これによって、接着剤3
4もシーラントとして機能して、芯線12が水分に晒さ
れるのを阻止する。図3に概略的に示した粉体層26
は、テープ24上のシーラント形の接着剤34によって
外側層14の芯線12に対して押圧される。超吸収粉体
層26はまた、芯線12間の空隙を充填しているシーラ
ントに対しても押圧される。グリース状シーラント材料
を使用して接着剤層34を作ることは好ましいことでは
あるが、しかしながら、この接着剤層34は必要に応じ
て感圧性ホットメルト材料から構成することもできる。
【0008】ケーブルの作成 光ファイバー・ケーブル10は、図2に概略的に示した
方法により作られる。公知の構成のコア40は中心軸に
沿って右方向、即ち矢印42の方向に移動される。コア
40が右方向に移動されると、このコア40の周囲には
公知の装置46によって光ファイバー芯線12が巻き付
けられる。この装置46は撚り機ヘッド48を具備し、
この撚り機ヘッド48はコア40の挿通する中央開口5
0を有する。コア40が右(図2において)方向に移動
すると、撚り機ヘッド48はコアの中心軸のまわりに回
転する。この撚り機ヘッド48の回転につれて、光ファ
イバー芯線12は、撚り機ヘッド48に配設された供給
スプール52から供給される。このように撚り機ヘッド
48が軸方向へ移動中のコア40のまわりを回転するの
で、光ファイバー芯線12用のガラス・ファイバーが公
知の方法によりコアのまわりに巻き付けられる。
【0009】芯線12の層がコアのまわりに巻き付けら
れた後に、被覆用ダイ58(図2)がシーラントを芯線
層に施与する。このシーラントは、芯線12を被覆しか
つケーブル10の全長に延在する水分バリアを構成す
る。被覆用ダイ58は多くの種々のタイプのシーラント
を施与するのに使用可能であるが、カナダ、オンタリオ
州のBellevilleのDussek Campb
ell Ltd.が販売する上述のグリース状材料が現
時点での好適実施例のシーラントである。第2の装置6
2は上述の装置46と同一構成であり、撚り機ヘッド6
4を具備する。この撚り機ヘッド64は、装置46によ
ってコアに巻かれた芯線層の周囲に芯線12を巻き付け
る。第2の被覆用ダイは被覆用ダイ58と同一構成であ
り、ケーブルの第2の層にシーラントを施与する。尚、
ケーブル10の作成に使用される撚り機ヘッドの数と被
覆用ダイの数は、ケーブル10に内蔵される芯線の層数
によって決定される。また、装置46,62に類似した
装置を使用して、別のタイプのケーブル、例えば電気ケ
ーブルを作ることもできる。コア40の周囲に芯線12
の層が所望数だけ巻き付けられかつシーラントがその種
々の層に施与された後に、テープ24が芯線12の周囲
に巻き付けられる。このテープ24は、その長手方向継
ぎ目がコア40の長手方向中心軸に平行に延在するよう
に、芯線12の周囲に巻き付けられる。この為に、テー
プ24は、ケーブル10の方に向って上方(図2におい
て)移動され、超吸収材料の粉体層26が光ファイバー
芯線12の層に向って内方に臨むように、ケーブル10
の周囲に長手方向に巻き付けられる。テープ24は必要
に応じて、ケーブル10の周囲に螺旋状に巻き付けても
よい。
【0010】複数のローラー68,70は、テープ24
の波形金属細片32の外面に対して圧力を印加する。こ
れにより、超吸収材料の粉体層26は芯線12とこの芯
線の周囲のシーラントとに対して押圧される。テープ2
4の幅は、そのテープの長手方向に延在する両縁がロー
ラー68,70によって互いに重り合い係合するよう
に、定められている。これにより、ケーブル10はテー
プ24及び超吸収材料の粉体層26によって完全に取り
囲まれる。超吸収材料の粉体層26の厚さはテープ24
に沿って一様であるので、水に対する保護もケーブル1
0の全長にわたって一様となる。テープ24がケーブル
10の周囲に巻き付けられた後に、ケーブル10は押し
出しダイ74(図2))を挿通する。ケーブル10が押
し出しダイ74を挿通すると、ポリマー材料がテープ2
4の周囲に押し出され、外装20を形成する。こうし
て、外装20は、ケーブル10を構成する芯線12の層
とテープ24との周囲に延在する継ぎ目なし(シームレ
ス)管として押し出される。外装20は、裂け目が発生
しにくい強い防水材料から作られるが、しかしながら、
裂け目が外装20の切断やその他の原因によって万一発
生した場合には、層26の超吸収材料の粉体が膨脹して
ケーブル10に沿った水分の侵入を阻止する。
【0011】テープ24の上に超吸収材料の粉体層26
を形成する為に、波形金属の可撓性細片32が接着剤施
与機アセンブリ78(図2)の所を通過する。この接着
剤施与機アセンブリ78は、接着剤を波形金属細片32
の上向き主表面80に施与する。この金属細片32の波
形は、細片の長手軸に垂直な方向に延在すると共に、ほ
ぼ0.79ミリ(1/32インチ)の振幅を有する。接
着剤施与機アセンブリ78は、多数の種々のタイプの公
知の接着剤を細片32に施与するのに使用できるが、現
時点での好適実施例の材料は、カナダのオンタリオ州、
BellevilleのDussek Campbel
l Ltd.が市販する上述のグリース状シーラントで
ある。接着剤層34が接着剤施与機アセンブリ78によ
って細片32に施与された後に、この施与された接着剤
に超吸収材料層26が施与される。詳述すると、粉体施
与機アセンブリ82はテープ24上の接着剤層34に超
吸収材料の粉体を施与して、連続層26(図3)を形成
する。この連続層26は約0.025ミリ(0.001
インチ)のほぼ一様の厚さ、又は1.6〜3.1グラム
/平方センチ(10〜20グラム/平方インチ)のアド
・オン(add−on)重量である。超吸収材料の粉体
層26は接着剤層34によって可撓性細片32に固着さ
れる。
【0012】過剰の超吸収材料の粉体はテープ24から
取り除かれて再利用される。この為に、吸引ヘッド86
がテープ24の上面に比較的低い圧力を印加する。この
低圧力の印加によって、テープ24上の過剰の超吸収材
料の粉体は吸引ヘッド86内に吸い込まれ、即ち吸引さ
れる。この吸引された過剰の超吸収材料の粉体は、吸引
ヘッド86から粉体施与機アセンブリ82に戻されて、
再度テープ24に施与される。接着剤施与機アセンブリ
78は公知の構成であり、接着剤の連続層を細片32に
施与する。この接着剤施与機アセンブリ78は、接着剤
を細片32の長手方向延在の中央部分に向けて放出し
て、所望幅の密集しているが隙間のあるパターン(co
mpact open pattern)を形成する。
接着剤施与機アセンブリ78は、このような所望幅のパ
ターンを生成する為に、接着剤を螺旋状パターンに施与
する一対のスプレガン92,94を具備する。もちろ
ん、必要に応じて他の隙間のあるパターンを形成しても
よい。
【0013】各スプレガン92,94は、名称が「接着
剤スプレガン及びノズル・アタッチメント」である19
88年11月22日に発行された米国特許第4,78
5,996号の再発行として1990年12月11日に
発行された米国再発行特許第33,481号に開示され
たように構成されている。細片32の幅は、ケーブルが
大径の場合には、接着剤の施与の為に一対のスプレガン
92,94よりも、もっと多くのスプレガンを必要とす
るであろう。例えば、スプレガン92,94と同一の構
成のスプレガンを8個使用すれば、細片32よりも幅広
の細片に接着剤を施与することができる。スプレガン9
2は図4に概略的に示されたノズル・アタッチメント9
6を有する。グリース状接着剤がノズル先端98から放
出され、接着剤ビード100を作る。この接着剤ビード
100がノズル・アタッチメント96から放出される
と、これと同時に、加圧空気が空気入口ライン(不図
示)からノズル・アタッチメント96の複数の空気ジェ
ット孔104に導入される。
【0014】空気ジェット噴射孔104(図4)はノズ
ル先端98の貫通孔106の長手方向軸に対して傾斜し
ているので、この空気ジェット噴射孔からの空気ジェッ
トは、ノズル先端98の下方位置において、接着剤ビー
ド100の外周囲に対してほぼ接線方向に衝突する。こ
の空気ジェット噴射孔104から放出された空気は二つ
の機能を有する。即ち、第1の機能は、空気ジェットが
接着剤ビード100を引き延ばし、即ち細長化して細長
の接着剤ストランドを作り、波形金属細片32に付着さ
せることである。第2の機能は、空気ジェット噴射孔1
04が空気ジェットを接着剤ビード100の外周囲の接
線方向に向けて放出するので、接着剤ビードが図4に概
略的に示したように細片32の方に向けて密集した螺旋
軌跡を描くように回転されることである。これによっ
て、所望パターン幅の、制御された隙間のある螺旋状接
着剤パターンが波形金属細片32上に形成される。前述
したように、スプレガンを追加すれば、細片32よりも
もっと幅広の細片に接着剤を施与することができる。
【0015】スプレガン94はスプレガン92と同一構
成である。両スプレガン92,94は接着剤を波形金属
細片32に施与して、互いに重り合う一対の螺旋接着剤
パターンを形成する。二つの螺旋接着剤パターンの組合
せ幅を正確に制御することにより、細片32に施与され
る接着剤層34の幅を制御することができる。接着剤層
34は波形金属細片32の長手方向延在の縁部112,
114(図3及び図4)から離間しているので、波形金
属細片32の縁部112,114には接着剤が存在しな
い。これによって、細片32の縁部分112,114
は、テープ24がケーブル10の周囲に巻き付けられた
時に、ローラー68,70(図2)によって押圧されて
重ね合うように接触係合される。細片32の縁部分11
2,114には接着剤が存在しないので、ローラー6
8,70や押し出しダイ74やケーブル組立機器のその
他の構成部品に付着する接着剤量をできるだけ少なくす
ることができる。
【0016】細片32に施与される長手方向延在接着剤
層34の幅を制御する為には、二つのスプレガン92,
94を使用して接着剤を、一対の重ね合わせ状態の隙間
のある螺旋パターン状に施与することが好ましいが、し
かしながら、必要に応じて、単一のスプレガン92又は
94を使用し、又は三本以上のスプレガンを使用するこ
ともできる。また、隙間のあるパターン又は連続的な一
面パターンのような繊維状に接着剤を施与する為には、
必要に応じて他の公知のタイプの接着剤施与機を使用す
ることもできる。例えば、スロット・スプレ装置又は霧
化スプレガンを使用して接着剤層を施与することもでき
る。しかしながら、波形金属細片32上に接着剤を正確
に施与する為には、接着剤を隙間のある螺旋パターン状
に施与するスプレガンを使用することが現時点では好ま
しいと思われる。もちろん、接着剤は、重ね合せの螺旋
パターン以外のパターンで施与することができる。例え
ば、ホットメルト接着剤を細長くしランダムに繊維状に
細片32に施与して繊維状の一面パターン又は隙間のあ
る織物状パターンを作ることもできる。
【0017】超吸収材料の粉体施与機アセンブリ82
は、超吸収材料の粉体の連続的一様層26を接着剤層3
4上に施与する。この超吸収材料の粉体施与機アセンブ
リ82は、名称が「粉体スプレ装置および粉体スプレ方
法」で1986年7月15日に発行された米国特許第
4,600,603号及び名称が「粉体スプレガン」で
1991年3月26日に発行された米国特許第5,00
2,229号に開示された構成であることが現時点では
好ましい。しかしながら、超吸収材料の粉体層26をテ
ープ24に施与するのに、他の公知のタイプの粉体施与
機装置を使用することもできる。テープ24に施与され
た超吸収材料は、米国、フィラデルフィア州、1500
Market St.に営業所を有するArco Ch
emicalが市販している粉体が好ましいが、しかし
ながら、必要に応じて他の公知の超吸収材料を使用する
ことができる。例えば、層26を作るのに、超吸収材料
のファイバーを使用することができる。層26を作る超
吸収材料の粉体は自身の重量の何倍もの水分を吸収する
ことができる。即ち、層26を作る超吸収材料の粉体
は、自身の重量の200〜1,000倍の水を吸収する
ことができ、好ましくは、500〜1,000倍の水を
吸収する。吸引ヘッド86は、名称が「基材へ高能動性
吸収器を向ける方法及び装置」で1987年6月23日
に発行された米国特許第4,675,209号に開示さ
れた方法で超吸収材料の粉体層26を吸引する。もちろ
ん、吸引ヘッド86は必要に応じて別の構成とすること
もできる。実際には、過剰の超吸収材料の粉体が問題に
ならない場合には吸引ヘッド86を省略してもよい。
【0018】結論 上述の説明から分かるように、本発明は複数の芯線12
を内蔵する改良型ケーブル10を作る新規な改良型装置
及び方法を提供する。このケーブル10の製造の際に、
超吸収材料層26がテープ24に施与される。このテー
プ24は超吸収材料がテープに施与された状態で芯線1
2の周囲に巻き付けられる。テープ24は可撓性材料細
片32から作ることができ、この細片32に接着剤層3
4が施与される。この接着剤層34には超吸収材料層2
6が施与される。接着剤層34は可撓性細片32に螺旋
状パターンを描くように施与することができる。このよ
うに、接着剤を螺旋状パターンに施与すれば、接着剤
を、可撓性細片の長手方向延在縁部分112と反対側の
長手方向延在縁部分114との両方から離間するように
可撓性細片32に施与することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーブルの一部を示した図。
【図2】図1のケーブルを作る方法を示した概略図。
【図3】ケーブルの作成の際にテープをケーブルに付け
る前に、超吸収材料の粉体層をテープに形成する方法を
概略的に示した、図2のほぼ線3−3に沿った拡大概略
部分断面図。
【図4】接着剤を可撓性細片に施与してテープを作る方
法を概略的に示した、図2のほぼ線4−4に沿った拡大
概略図。
【符号の説明】
10 ケーブル 12 芯線 20 外装 24 テープ 26 超吸収材料 32 可撓性材料細片 34 接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリィ ダヴリュ. バッド カナダ国.オンタリオ,ソーンヒル,ベイ ウッド コート 150

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の芯線を包含するケーブルを作成する
    のに使用される装置において、 超吸収材料の層をテープに塗布する手段と、 上記超吸収材料が上記テープ上に存在する状態で上記テ
    ープを上記複数の芯線の周囲に巻き付ける手段と、 を具備することを特徴とするケーブル作成装置。
  2. 【請求項2】接着剤の層を可撓性材料細片に塗布して上
    記テープを作る手段を更に具備し、 上記超吸収材料層を上記テープに塗布する上記手段は、
    上記超吸収材料層を上記可撓性材料細片上の上記接着剤
    層に施与することができることを特徴とする請求項1に
    記載のケーブル作成装置。
  3. 【請求項3】過剰の超吸収材料を上記テープから取り除
    く手段を更に具備することを特徴とする請求項2に記載
    のケーブル作成装置。
  4. 【請求項4】接着剤層を上記可撓性材料細片に施与する
    上記手段は、上記接着剤を上記可撓性細片に、上記可撓
    性細片の長手方向延在の縁部から離間した螺旋パターン
    を描くように、施与する施与機手段を含むことを特徴と
    する請求項2に記載のケーブル作成装置。
  5. 【請求項5】上記テープが上記複数の芯線の周囲に巻き
    付けられる前に、シーリング材料を上記複数の芯線に施
    与する手段と、上記シーリング材料の層を可撓性材料細
    片に施与して上記テープを作る手段とを更に具備し、 上記超吸収材料層を上記テープに施与する上記手段は、
    上記超吸収材料層を上記可撓性材料細片上の上記シーリ
    ング材料層に施与することができることを特徴とする請
    求項1に記載のケーブル作成装置。
  6. 【請求項6】複数の芯線を内蔵するケーブルを作成する
    方法において、 超吸収材料の層をテープに施与する工程と、 上記超吸収材料が上記テープ上に存在する状態で上記テ
    ープを上記複数の芯線の周囲に巻き付ける工程と、 を具備することを特徴とするケーブル作成方法。
  7. 【請求項7】接着剤の層を可撓性材料細片に施与して上
    記テープを作る工程を更に具備し、 超吸収材料の層を上記テープに施与する上記工程は、上
    記超吸収材料層を上記可撓性材料細片上の上記接着剤層
    に施与する工程を含むことを特徴とする請求項6に記載
    のケーブル作成方法。
  8. 【請求項8】接着剤の層を上記可撓性材料細片に施与す
    る上記工程は、接着剤を上記可撓性材料細片の主表面の
    長手方向延在の中央部分に施与する工程と、上記主表面
    の中央部分の両側に位置する上記主表面の長手方向延在
    の部分を接着剤の存在しない状態のままとする工程と、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載のケーブル作成
    方法。
  9. 【請求項9】接着剤の層を上記可撓性細片に施与する上
    記工程は、上記接着剤を施与して、上記可撓性細片の長
    手方向延在の縁部分から離間した螺旋状接着剤パターン
    を作る工程を含むことを特徴とする請求項7に記載のケ
    ーブル作成方法。
  10. 【請求項10】上記複数の芯線の周囲に上記テープを巻
    き付ける上記工程の前に、上記複数の芯線にシーリング
    材料を施与する工程と、シーリング材料の層を可撓性材
    料細片に施与して上記テープを作る工程とを更に具備
    し、 超吸収材料の層を上記テープに施与する上記工程は、上
    記超吸収材料の層を上記可撓性材料細片上の上記シーリ
    ング材料層に施与する工程を含むことを特徴とする請求
    項6に記載のケーブル作成方法。
JP5083110A 1992-04-10 1993-04-09 ケーブル作成装置及び方法 Withdrawn JPH0639348A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US866908 1992-04-10
US07/866,908 US5261021A (en) 1992-04-10 1992-04-10 Apparatus and method for forming cable

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0639348A true JPH0639348A (ja) 1994-02-15

Family

ID=25348702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5083110A Withdrawn JPH0639348A (ja) 1992-04-10 1993-04-09 ケーブル作成装置及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5261021A (ja)
EP (1) EP0564993B1 (ja)
JP (1) JPH0639348A (ja)
CA (1) CA2092354C (ja)
DE (1) DE69324294T2 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5533161A (en) * 1993-11-05 1996-07-02 Honeywell Inc. Wrap around fiber optic component package and packaging method
JP3022119B2 (ja) * 1993-12-16 2000-03-15 宏 畑 表面波線路および同線路を使用した物体検出装置
US5388175A (en) * 1994-01-25 1995-02-07 Siecor Corporation Optical cable having powder embedded in plastic surfaces
JPH08185722A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 止水電線および該止水電線の製造方法
US5817981A (en) * 1995-09-05 1998-10-06 Lucent Technologies Inc. Coaxial cable
US5764835A (en) * 1996-05-07 1998-06-09 W. L. Gore & Associates, Inc. Fluoropolymer fiber reinforced integral composite cable jacket and tubing
DE19652762A1 (de) 1996-12-18 1998-08-06 Henkel Kgaa Quellbarer Schmelzklebstoff
US6122424A (en) * 1997-09-26 2000-09-19 Siecor Corporation Fiber optic cable with flame inhibiting capability
US6195486B1 (en) 1998-06-02 2001-02-27 Siecor Operations, Llc Fiber optic cable having a component with an absorptive polymer coating and a method of making the cable
EP1001294A1 (de) * 1998-11-13 2000-05-17 Alcatel Lichtwellenleiter mit Schutzrohr
GB9826263D0 (en) 1998-11-30 1999-01-20 Pirelli General Plc Optical fibre cable manufacture
CA2381423C (en) * 1999-09-07 2009-04-07 Utilx Corporation Flow-through cable
US6350947B1 (en) * 1999-09-07 2002-02-26 Utilx Corporation Flow-through cable
DE10008164A1 (de) * 2000-02-23 2001-09-06 Kabelwerk Eupen Ag Eupen Lichtwellenleiter-Kabel
US6501887B1 (en) 2000-08-30 2002-12-31 Corning Cable Systems Llc Fiber optic cable having water blocking and flame retardant properties
US7630605B2 (en) * 2007-06-26 2009-12-08 Corning Cable Systems Llc Optical fiber assemblies having relatively low-levels of water-swellable powder and methods therefor
US7916989B2 (en) 2008-07-31 2011-03-29 Corning Cable Systems Llc Optical fiber assemblies having a powder or powder blend at least partially mechanically attached
CN104407420B (zh) 2008-08-15 2019-06-11 康宁光缆系统有限公司 光缆及制造光缆的方法
US8026441B2 (en) * 2009-04-29 2011-09-27 John Mezzalingua Associates, Inc. Coaxial cable shielding
KR20150078265A (ko) * 2013-12-30 2015-07-08 엘에스전선 주식회사 광전복합케이블
CN104538128B (zh) * 2014-12-09 2017-01-11 恩平市新概念音响科技有限公司 一种音频线绕线机构
US9742179B2 (en) * 2015-02-19 2017-08-22 Amphenol Corporation Conduit and end fitting for offshore cable assembly
US10720767B2 (en) * 2017-01-31 2020-07-21 3M Innovative Properties Company Multilayer stress control article and dry termination for medium and high voltage cable applications

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3766307A (en) * 1972-08-25 1973-10-16 D Andrews Buoyant electrical cables
US4365865A (en) * 1981-01-30 1982-12-28 Sea-Log Corporation Hybrid cable construction
DE3267217D1 (en) * 1982-02-09 1985-12-12 Nordson Corp Process and apparatus for coating a substrate with a highly absorbent material, in particular a hygienic article
FR2552924B1 (fr) * 1983-09-30 1986-05-09 Lignes Telegraph Telephon Procede et dispositif de pose d'un revetement entourant un objet presentant un axe longitudinal, et cable obtenu par un tel procede
US4600603A (en) * 1984-06-21 1986-07-15 Nordson Corporation Powder spray apparatus and powder spray method
US4605818A (en) * 1984-06-29 1986-08-12 At&T Technologies, Inc. Flame-resistant plenum cable and methods of making
GB2191872B (en) * 1986-06-17 1989-12-28 Stc Plc Optical fibre cables
US4810429A (en) * 1986-07-31 1989-03-07 Siemens Aktiengesellschaft Method and apparatus for the manufacture of filled optical transmission elements
US4785996A (en) * 1987-04-23 1988-11-22 Nordson Corporation Adhesive spray gun and nozzle attachment
USRE33481E (en) * 1987-04-23 1990-12-11 Nordson Corporation Adhesive spray gun and nozzle attachment
DE3886355T2 (de) * 1987-06-09 1994-07-14 Nippon Catalytic Chem Ind Verfahren zur herstellung einer wassersperrenden verbindung und eines wassersperrenden bandes.
US5002229A (en) * 1987-09-17 1991-03-26 Nordson Corporation Powder spray gun
US4815813A (en) * 1987-10-30 1989-03-28 American Telephone And Telegraph Company Water resistant communications cable
US4913517A (en) * 1988-07-11 1990-04-03 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Communication cable having water blocking strength members
DE3837285A1 (de) * 1988-11-03 1990-05-10 Rheydt Kabelwerk Ag Torsionsarmes optisches kabel
EP0373846B1 (en) * 1988-12-14 1994-06-08 AT&T Corp. All-dielectric optical fiber cable having enhanced fiber access
US5010209A (en) * 1988-12-20 1991-04-23 Pirelli Cable Corp. Power cable with water swellable agents and elongated metal elements outside cable insulation

Also Published As

Publication number Publication date
CA2092354A1 (en) 1993-10-11
EP0564993B1 (en) 1999-04-07
DE69324294T2 (de) 1999-09-23
EP0564993A1 (en) 1993-10-13
CA2092354C (en) 2002-12-17
US5261021A (en) 1993-11-09
DE69324294D1 (de) 1999-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0639348A (ja) ケーブル作成装置及び方法
US5188883A (en) Composite tape structures
EP1634304B1 (en) Water blocking cable tape and methods for making same
US5039197A (en) Cable and tape structures therefor
US5689601A (en) Water blocking optical cable reinforcement
JPH07270658A (ja) プラスチック表面に埋設された粉を有する光学ケーブル
CA2265176A1 (en) Fiber optic cable with water blocking features
KR19990078117A (ko) 광섬유 케이블 및 그 제조방법
EP0023154B1 (en) Optical fibres cable and method of manufacturing it
CA2256844A1 (en) Fiber optic cable
JPH11271581A (ja) 光ケーブルおよびその製造方法
EP1267362B1 (de) Kabel zur Übertragung elektrischer Signale
GB2455340A (en) Laser bonding during cable sheath formation
JP2005129351A (ja) ケーブル用遮水材
JPH11183765A (ja) パイプ集合ケーブル及びその製造方法
CA2012742C (en) Cable and tape structure therefor
JPH0644418B2 (ja) 移動用ケーブルとその製造方法
JP2024044184A (ja) 光ファイバケーブル
JP2023028559A (ja) 間欠接着型光ファイバテープ心線、光ファイバケーブル
JPH08329755A (ja) ケーブル用止水テープ及び止水機能付ケーブル並びにその製造方法
KR20090032202A (ko) 케이블의 개재물
JPS6283Y2 (ja)
JPH06146183A (ja) 鋼索の製造用材料被覆体
JPH09288228A (ja) 光ファイバケーブル
DE4320361A1 (de) Verfahren zur Herstellung eines korrosionsgeschützten gewellten Metallrohres

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000704