JPH0639206U - 伸縮式スピンドル装置 - Google Patents

伸縮式スピンドル装置

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Publication number
JPH0639206U
JPH0639206U JP7370092U JP7370092U JPH0639206U JP H0639206 U JPH0639206 U JP H0639206U JP 7370092 U JP7370092 U JP 7370092U JP 7370092 U JP7370092 U JP 7370092U JP H0639206 U JPH0639206 U JP H0639206U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
spindle
pair
detection bar
axial direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP7370092U
Other languages
English (en)
Inventor
実 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP7370092U priority Critical patent/JPH0639206U/ja
Publication of JPH0639206U publication Critical patent/JPH0639206U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伸縮式スピンドル装置の長さ設定を容易にす
ると共に、スピンドル長さを調節する油圧シリンダ劣化
による長さ変化を確実に検出して故障を防ぐ。 【構成】 圧延時に油圧シリンダ12の油リークによりス
プライン軸10が左方向に移動するとスプライン軸10に取
り付けた回転円板6を挟持する一対のローラ2を介して
検出バー3がボックス5と共に左方向に移動するので、
この移動をボックス5の上方に配置した位置検出センサ
ーで検出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スピンドルの長さの設定が容易でかつスピンドル長さを調節する油 圧シリンダの劣化状況の確認が容易にできる伸縮式スピンドル装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
形鋼圧延ロールは多条カリバーロールを使用しており、使用カリバーに合わせ て油圧シリンダでスピンドル長さを変化させている。スピンドル長さ決定後、油 圧シリンダの劣化等によるスピンドルの破損を防止するため、スピンドル長さが 変化しないようピンで固定している。
【0003】 これらのスピンドル長さ調整・ピン固定はロール組替毎に実施しており、ロー ル組替時間に手間がかかる。また油圧シリンダの劣化状況の確認が難しく、ロー ル組替時にスピンドルの伸縮不能が発生して初めてシリンダの破損が分かり圧延 を停止させているのが実状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述の従来技術では、以下のような問題があった。 1.スピンドル長さ決定後、スピンドル長さが変化しないようピン固定するた めロール組替時間に長時間要す。 2.スピンドル長さを変化させる油圧シリンダの劣化状況が分からず、ロール 組替時スピンドルの伸縮不能で初めて油圧シリンダの破損が分かり、補修の為に 長時間圧延停止となる。
【0005】 本考案は前記従来技術の問題点を解消し、スピンドルの長さ設定が容易でかつ スピンドル長さを調節する油圧シリンダの劣化状況を容易に検出することができ る伸縮式スピンドル装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本考案は、キャリア軸受に支持されたスピンドル内 で油圧シリンダを介してスプライン軸が伸縮自在に接続された伸縮式スピンドル 装置において、前記キャリア軸受の軸方向に離間して配設された一対のバネ座と 、この一対のバネ座にそれぞれバネを介して接続され、キャリア軸受上で軸方向 に移動可能に配設されたボックスと、このボックスと前記一対のバネ座を貫通し て軸方向に移動可能に支持された検出バーと、この検出バーの一端部に配設した 一対のローラと、前記スプライン軸の外周に取り付けられ前記一対のローラで両 面を挟持された回転円板と、前記ボックスを貫通する部分の検出バーの長手方向 に所定間隔を置いて刻設された凹部と、この凹部に着脱自在に前記ボックスに内 蔵された位置決めピンと、前記ボックスの軸方向移動を検出する位置検出センサ とを具備したことを特徴とする伸縮式スピンドル装置である。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の構成および作用を実施例に基づいて詳細に説明する。 本考案の伸縮式スピンドル装置を形鋼圧延用の多条カリバーロールに使用する ものについて図1および図2を参照して説明すると、多段カリバーロールを駆動 するモータ(図示せず)に配設されたモータ軸14にモータ側カップリング13を介 してスピンドル11が接続されており、このスピンドル11はキャリア軸受4に支持 されている。9はバランスシリンダを示す。またスピンドル11内に配設された油 圧シリンダ12を介してスプライン軸10が接続されており、このスプライン軸10は スプラインボス7に支持されていて、ロール側カップリング1を介して多段カリ バーロール22には接続されており、スピンドル11はバランスシリンダ9および油 圧シリンダ12により位置調整を行いロール側カップリング1を介して圧延ロール 22にセットする。圧延時にスプライン軸10とスプライン軸7によりモータ軸14の トルクをスピンドル11を介して圧延ロール22に伝達する。
【0008】 本考案では、キャリア軸受4の軸方向に離間して一対のバネ座18a、18bを配 設し、この一対のバネ座18a、18bにそれぞれバネ19a、19bを介してキャリア 軸受4上で軸方向に移動可能にボックス5が配設してある。このボックス5と一 対のバネ座18a、18bを貫通して軸方向に移動可能に検出バー3が支持されてお り、この検出バー3の一端部には一対のローラ2が取り付けてある。この一対の ローラ2はスプライン軸10の外周に取り付けた回転円板6の両面を挟持している 。なお21は検出バー3に描いた目盛であり、これによって検出バー3の位置を知 ることができる。
【0009】 ボックス5を貫通する部分の検出バー3には長手方向にロールカリバーピッチ に対応する所定間隔を置いて切欠き凹部23が刻設してある。またボックス5内に は位置決めピン17が内蔵されており、この位置決めピン17はボックス5に内蔵さ れたバネ内蔵エアーシリンダ8を用いて検出バー3の凹部23に入り込んだりゆる めたりすることによって着脱できるようになっている。ボックス3の長手方向両 端部にはそれぞれ2個のストライカー20が配設されており、これらストライカー 20に対応して位置検出センサ15a、16aと15b、15cが配置してある。
【0010】 次に本発明の作用について説明する。 スピンドル11の長さ設定を油圧シリンダ12にて行う際に、油圧シリンダ12を伸 縮作動すると、スプライン軸10が移動するのでスプライン軸10に設置している回 転円板6が動くことになり、回転円板6を両側から抱き込んでいるローラ2を介 して検出バー3が軸方向に移動する。検出バー3にはロールカリバーピッチに対 応した所定間隔を置いて切欠き凹部23を加工してあり、位置決めピン17がこの凹 部23に入り込み、自動的にスピンドル長さが設定される。位置決めピン17は、バ ネ内蔵エアーシリンダ8により押付け力を調整でき、検出バー3移動時は押付け 力を少なくしボックス5が移動しないでスピンドル11の長さが設定できる。
【0011】 スピンドル長さ設定後、圧延を開始するとスピンドル11が回転する。このとき 検出バー3は位置決めピン17は、バネ内蔵エアーシリンダ8のバネ力によりボッ クス5と一体化されている。圧延時に油圧シリンダ12の内部リークやグランド部 からの圧油リークでスプライン軸10が左方向に移動すると、スプライン軸10に取 り付けた回転円板6および一対のローラ2を介して検出バー3が左方向に動くこ とになる。
【0012】 検出バー3が左方向に動くとボックス5がバネ19a、19bのバネ力に打ち勝ち センサー15a、15bを作動させ警報を発信する。さらに検出バー3が左方向に動 き、ロール側カッブリング1とロール22との接続が無くなる位置までくると、セ ンサー16a、bが作動しモータの回転を停止させスピンドル11の破損を防止する 。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、伸縮式スピンドル装置による長さの設定 が簡素化できるのでロールの組替時間が短縮できる。スピンドル伸縮用油圧シリ ンダの劣化状況が確実に検出できるので予防保全が可能となり、突発的なトラブ ルが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の伸縮式スピンドル装置を示す断面図で
ある。
【図2】図1のA部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ロール側カップリング 2 ローラ 3 検出バー 4 キャリア軸受 5 ボックス 6 回転円板 7 スプラインボス 8 バネ内蔵エアーシリンダ 9 バランスシリンダ 10 スプライン軸 11 スピンドル 12 油圧シリンダ 13 モータ側カップリング 14 モータ軸 15a 位置検出センサー 15b 位置検出センサー 16a 位置検出センサー 16b 位置検出センサー 17 位置決めピン 18a バネ座 18b バネ座 19a バネ 19b バネ 20 ストライカー 21 目盛 22 ロール 23 切欠き凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア軸受に支持されたスピンドル内
    で油圧シリンダを介してスプライン軸が伸縮自在に接続
    された伸縮式スピンドル装置において、前記キャリア軸
    受の軸方向に離間して配設された一対のバネ座と、この
    一対のバネ座にそれぞれバネを介して接続されキャリア
    軸受上で軸方向に移動可能に配設されたボックスと、こ
    のボックスと前記一対のバネ座を貫通して軸方向に移動
    可能に支持された検出バーと、この検出バーの一端部に
    配設した一対のローラと、前記スプライン軸の外周に取
    り付けられ前記一対のローラで両面を挟持された回転円
    板と、前記ボックスを貫通する部分の検出バーの長手方
    向に所定間隔を置いて刻設された凹部と、この凹部に着
    脱自在に前記ボックスに内蔵された位置決めピンと、前
    記ボックスの軸方向移動を検出する位置検出センサとを
    具備したことを特徴とする伸縮式スピンドル装置。
JP7370092U 1992-10-22 1992-10-22 伸縮式スピンドル装置 Pending JPH0639206U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7370092U JPH0639206U (ja) 1992-10-22 1992-10-22 伸縮式スピンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7370092U JPH0639206U (ja) 1992-10-22 1992-10-22 伸縮式スピンドル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0639206U true JPH0639206U (ja) 1994-05-24

Family

ID=13525756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7370092U Pending JPH0639206U (ja) 1992-10-22 1992-10-22 伸縮式スピンドル装置

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JP (1) JPH0639206U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10192924A (ja) * 1997-01-10 1998-07-28 Kobe Steel Ltd 条鋼圧延機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10192924A (ja) * 1997-01-10 1998-07-28 Kobe Steel Ltd 条鋼圧延機

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