JPH0639082U - 座り人形 - Google Patents

座り人形

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Publication number
JPH0639082U
JPH0639082U JP8276992U JP8276992U JPH0639082U JP H0639082 U JPH0639082 U JP H0639082U JP 8276992 U JP8276992 U JP 8276992U JP 8276992 U JP8276992 U JP 8276992U JP H0639082 U JPH0639082 U JP H0639082U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shin
sitting
crotch
sitting doll
torso
Prior art date
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Pending
Application number
JP8276992U
Other languages
English (en)
Inventor
孝子 丸川
Original Assignee
有限会社千代田
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社千代田 filed Critical 有限会社千代田
Priority to JP8276992U priority Critical patent/JPH0639082U/ja
Publication of JPH0639082U publication Critical patent/JPH0639082U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、胴部、股部及び脛部を関節連結
し、座ることができるようにすることを目的としたもの
である。 【構成】 胴部の上部へ硬質の肩覆を固定して、その上
部へ首及び頭部を連設し、前記胴部の上部両側へ柔軟連
結部を介して両腕を連設し、前記胴部の下部へ、股部、
脛部及び足首部を順次ピン連結すると共に、股部の後側
は脛部に嵌装できる鞘状に形成した座り人形。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、胴部、股部及び脛部を関節連結し、座ることができることを目的 とした座り人形に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、知られている座り人形の多くは、胴部、股部及び脛部が固着しており、 立ち上ることができないのみならず、着せ替えなどができない形の固定された人 形であった。
【0003】
【考案により解決すべき課題】
従来の人形は立ったまま、又は座ったままで置物的人形の囲を脱しなかった。
【0004】 また座った人形は、雛人形のように、座ったままの状態で衣服をつけている為 に、立姿の衣服でなく、置物専用となり、着せ替えなどの人形で遊ぶことは不可 能となる問題点があった。
【0005】 然して座った形状である為に、着せ替えの興味は薄く、着物の柄を人形の身体 に貼着するものが主流をなしており、通常の着せ替え人形にはなし難い問題点が あった。更に関節がないので(座り外形のまま固定)人形というよりも置物に近 い感覚となり、子供の遊び人形の対象になり難い問題点もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
然るにこの考案は、両手及び股部、脛部、足部を関節連結すると共に、股部を 脛部へ嵌装できるような形状にしたので、立ち上ることができることは勿論、座 り人形として安定させることもできるなど、遊び仲間に入れる人形として、前記 従来の問題点を解決したのである。
【0007】 即ちこの考案は、胴部の上部へ硬質の肩覆を固定して、その上部へ首及び頭部 を連設し、前記胴部の上部両側へ柔軟連結部を介して両腕を連設し、前記胴部の 下部へ、股部、脛部及び足首部を順次ピン連結すると共に、股部の後側は脛部に 嵌装できる鞘状に形成したことを特徴とする座り人形である。また胴部及び腕部 並びに脛部は、柔軟外皮の内側にコルク、フエルトなどの弾性チップを充填した ものであり、柔軟外皮は、皮革、擬革又は合成樹脂フィルム製としたものである 。次に関節は、接続すべき両部材を重ね、共通の取付軸を貫通固定としたもので あり、関節は、筒状外皮の内側へ小量の詰物を入れ又は、内側は詰物無しとして 構成したものである。
【0008】 前記における人形の頭部、首及び肩部、手、足等は従来使用されている陶磁器 、石膏その他の材料で硬質とし、胴部その他は、前記のような弾力ある材料とす るが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0009】 然して関節部は、連結すべき物を重ね合せ、重なり部に共通のピンを貫通固定 するが、柔軟筒の内側に、少量の詰物(又は皆無)をして回動、屈曲自在とする こともできる。
【0010】
【作用】
この考案は、胴部へ手、足等の部材を関節を介して連結し、かつ股部を脛部に 嵌装できる形状としたので、立った状態(吊る場合が多い)でも座った状態でも 安定形状で保持することができる。然して立っても座っても同一着衣で間に合う ので、着せ替え人形としても利用できる。
【0011】
【実施例】
この考案の実施例を図1、2、3、4に基づいて説明する。
【0012】 外皮1内へ充填物2(例えばコルクチップ)を充填して、胴部3を形成し、胴 部3の上部へ硬質の肩覆4(例えば陶磁器製、合成樹脂製)を被着すると共に、 該肩覆4を介して硬質の首及び頭5(例えば陶磁器製)を連結固定し、前記胴部 の上部両側へ柔軟連結部6を介して腕部7の基部を連結し、腕部7の先端に手部 8を固定する。
【0013】 前記柔軟連結部6は、筒状の外皮1(例えば擬皮)よりなり、内部に充填物が ないので自由に屈曲できる。充填物2を入れると、弾力性のある腕7が形成でき る。
【0014】 次に胴部3の下部へ、股部10の基部をピン11によって回動自在に連結し、 股部10の先端部へピン12により脛部13の基部を回転自在に連結し、脛部1 3の先端部へ足14、足首9をピン15により回転自在に連結する。
【0015】 前記足14は弾性質又は硬質とし、脛部13は外皮1内へ充填物2を充填した 弾力性のあるものとする。前記股部10は断面円弧状であって、脛部に嵌着でき るようになっている(図3、4)。そこで座った場合には、股部10と脛部13 の重なりが深くなって全高さが比較的低くなり、安定した座り形状になる。
【0016】 この人形は例えば、図5のように頭髪16をつけ、着物17を着せ、帯18を 締めることができるようにしてありますので、着せ替え人形ともなる。よって季 節毎に衣更えすることもできる。
【0017】
【考案の効果】
この考案によれば、胴部の上部に硬質覆部をおいたので、頭部と首部が安定す ると共に、肩の形状が安定する効果がある。次に胴部へ股部、脛部及び足部を回 動自在に連結したので、直立はもとより座りが自在であり、着衣のまま立ったり 座ったりできる効果がある。
【0018】 従来の人形は立てるものは、足をなげ出して座り、座った人形は立ち上れなか ったので、前記は画期的な効果である。
【0019】 また股部の断面形状に工夫を加え、断面円弧状にして、脛部に嵌装できるよう にしたので(脛部を嵌装しても同様)、座りの安定性がよく、一層実物に近い外 観を呈することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の一部を破切した座り状態の
側面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】同じく立った場合の一部背面図。
【図4】同じく胴部及び膝部の一部断面図。
【図5】同じく着衣状態で座った正面図。
【符号の説明】
1 外皮 2 詰物 3 胴部 4 肩覆 5 頭 6 柔軟連結部 7 腕部 8 手部 9 足首 10 股部 11、12、15 ピン 13 脛部 14 足 16 頭髪 17 着物 18 帯

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部の上部へ硬質の肩覆を固定して、そ
    の上部へ首及び頭部を連設し、前記胴部の上部両側へ柔
    軟連結部を介して両腕を連設し、前記胴部の下部へ、股
    部、脛部及び足首部を順次ピン連結すると共に、股部の
    後側は脛部に嵌装できる鞘状に形成したことを特徴とす
    る座り人形。
  2. 【請求項2】 胴部及び腕部並びに脛部は、柔軟外皮の
    内側にコルク、フエルトなどの弾性チップを充填した請
    求項1記載の座り人形。
  3. 【請求項3】 柔軟外皮は、皮革、擬革又は合成樹脂フ
    ィルム製とした請求項2記載の座り人形。
  4. 【請求項4】 関節は、接続すべき両部材を重ね、共通
    の取付軸を貫通固定した請求項1記載の座り人形。
  5. 【請求項5】 関節は、筒状外皮の内側へ小量の詰物を
    入れ又は、内側は詰物無しとして構成した請求項1記載
    の座り人形。
JP8276992U 1992-11-05 1992-11-05 座り人形 Pending JPH0639082U (ja)

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JP8276992U JPH0639082U (ja) 1992-11-05 1992-11-05 座り人形

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JPH0639082U true JPH0639082U (ja) 1994-05-24

Family

ID=13783647

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JP8276992U Pending JPH0639082U (ja) 1992-11-05 1992-11-05 座り人形

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