JPH0639026Y2 - 電気錠 - Google Patents

電気錠

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JPH0639026Y2
JPH0639026Y2 JP1987147701U JP14770187U JPH0639026Y2 JP H0639026 Y2 JPH0639026 Y2 JP H0639026Y2 JP 1987147701 U JP1987147701 U JP 1987147701U JP 14770187 U JP14770187 U JP 14770187U JP H0639026 Y2 JPH0639026 Y2 JP H0639026Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive gear
transmission gear
connector
gear
recess
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987147701U
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English (en)
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JPS6453372U (ja
Inventor
哲也 山本
満 市之瀬
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U-SHINLTD.
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U-SHINLTD.
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、玄関等の扉に装着される電気錠に関する。
従来の技術 従来、電気信号により正逆回転自在のモータを駆動させ
て駆動ギヤを何れかの方向に回転させ、この駆動ギヤの
回転によりデツドボルトを扉の端部から扉枠に突出させ
て施錠し、また、デツドボルトを内方へ退避させて解錠
し、或いは、キーシリンダやサムターンを手動により回
転させて駆動ギヤを回転させ、この駆動ギヤの回転によ
り施錠又は解錠するようにした電気錠が存する。
しかし、手動によりキーシリンダやサムターンを回転さ
せる場合にはモータの負荷に対抗して回転させなければ
ならないので、極めて大きな操作力を必要とする。
このようなことから、駆動ギヤとモータとの間にクラツ
チを設け、電気信号によりモータを駆動して施錠又は解
錠する時にクラツチを接続するようにしたものがある。
考案が解決しようとする問題点 しかし、電気信号により施解錠操作をする前にクラツチ
を接続状態に切替えなければ成らないので動作が遅れ
る。しかも、電気信号による施解錠操作と同様にクラツ
チ操作も電気信号によらなければ電気錠の意味をなさな
いので、クラツチの構造が複雑化しコストも高くなる欠
点を有している。
問題点を解決するための手段 正逆回転自在のモータに連結された駆動ギヤの軸心上
に、摺動自在のデツドボルトを駆動する伝動ギヤを前記
駆動ギヤ側に付勢して摺動自在及び回転自在に設け、前
記駆動ギヤと前記伝動ギヤとの対向面に互いに係合する
噛合部を形成し、前記伝動ギヤの軸心上にサムターン及
びキーシリンダに連結されるコネクタが回転自在に嵌合
される嵌合孔を形成し、前記嵌合孔の内周面と前記コネ
クタの外周との一方の面に前記コネクタの軸心と平行に
所定の間隔を開けて対向する当接縁とこれらの当接縁に
連続する略V字形の傾斜縁とを有する凹部を形成し他方
の面に前記凹部内に位置する突部を立設する。
作用 したがつて、通常、伝動ギヤは付勢力により駆動ギヤ側
に移動して両者の噛合部が噛合されて動力伝達状態に維
持され、これにより、モータを駆動するとその回転は直
ちに駆動ギヤから伝動ギヤに伝達され、伝動ギヤの回転
によりデツドボルトが摺動して施解錠がなされ、また、
キーシリンダ或いはサムターンを手動で回転させた時は
コネクタが回転し、突部が相対的に凹部の傾斜縁から当
接縁に移動し、この時の突部と傾斜縁との当接に伴う分
力により伝動ギヤがその付勢力に抗して駆動ギヤから離
反して両者が互いに解放され、続いてコネクタの回転運
動の進行に伴う突部と当接縁との当接により伝動ギヤが
回転して施解錠がなされる。
実施例 この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。1は扉
(図示せず)に埋設されるケースで、このケース1には
駆動ギヤ2の中心部に形成されたボス3が止め輪4によ
りスラスト方向の動きを阻止されて回転自在に保持され
ている。また、伝動ギヤ5の中心部に形成されたボス6
が駆動ギヤ2のボス3の内周に回転自在及びスラスト方
向に摺動自在に嵌合されている。これらの駆動ギヤ2と
伝動ギヤ5との側面には互いに係合する噛合部である複
数の溝7と噛合部である複数のリブ8とが形成されてい
る。さらに、伝動ギヤ5はスプリング9により駆動ギヤ
2側に付勢されている。
さらに、ボス3,6にはコネクタ10が回転自在に嵌合さ
れ、このコネクタ10の一端にはサムターン11に係合され
る係止部12が形成され、他端にはキーシリンダ(図示せ
ず)に係合される係止部13が形成されている。そして、
コネクタ10の外周には両側から突出する突部であるピン
14が固定され、コネクタ10を嵌合するために伝動ギヤ5
のボス6に形成した嵌合孔15には、コネクタ10の軸心と
平行に対向する当接縁16とこれらの当接縁16に連続して
V字形に傾斜する傾斜縁17とを有する凹部18が形成され
ている。
図示しないが、ケース1にはモータとこのモータの回転
を駆動ギヤ2に伝達する動力伝達機構と、伝動ギヤ5に
噛合されたラツクと、このラツクに連結されてケース1
及び扉から進退自在に突出するデツドボルトとが設けら
れているものである。
このような構成において、通常は第1図に示すように、
伝動ギヤ5はスプリング9の力により駆動ギヤ2側に移
動して溝7とリブ8とが噛合されて動力伝達状態に維持
されている。したがつて、電気信号によりモータを駆動
するとその回転は直ちに駆動ギヤ2から伝動ギヤ5に伝
達され、伝動ギヤ5の回転によりデツドボルトが摺動し
て施解錠がなされる。また、キーシリンダ或いはサムタ
ーン11を手動で回転させた時はコネクタ10が回転し、第
2図に示すようにピン14が相対的に凹部18の傾斜縁17を
滑り当接縁16に移動し、この時のピン14と傾斜縁17との
当接に伴う分力により伝動ギヤ5がスプリング9の力に
抗して駆動ギヤ2から離反して両者が互いに解放され、
続いてコネクタ10の回転動作の進行に伴うピン14と当接
縁16との当接により伝動ギヤ5が回転して施解錠がなさ
れる。この場合、コネクタ10が何れの方向にも回転力を
受けるので、凹部18の形状はコネクタ10の軸心と平行な
中心線をもつて対称形としてある。
以上のように、モータに連結された駆動ギヤ2とデツド
ボルトに連結された伝動ギヤ5とは、通常連結状態に維
持されているため、モータの回転を駆動ギヤ2から伝動
ギヤ5に直ちに伝達して速やかに施解錠を行うことがで
きる。また、手動により、コネクタ10を回転させた時
は、一動作で駆動ギヤ2と伝動ギヤ5との間が動力遮断
状態に切替わるとともに伝動ギヤ5が回転するため操作
が簡略化され、さらに、手動による施解錠の操作を終え
た時には駆動ギヤ2の溝7と伝動ギヤ5のリブ8との噛
合動作により感触の明確な節度を得ることができる。さ
らに、動力断続のための構造も手動によりなされるため
極めて簡略化される。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、モータに連結さ
れた駆動ギヤとデツドボルトに連結された伝動ギヤと
は、通常連結状態に維持されているため、モータの回転
を駆動ギヤから伝動ギヤに直ちに伝達して速やかに施解
錠を行うことができ、また、手動により、コネクタを回
転させた時は、一動作で駆動ギヤと伝動ギヤとの間を動
力遮断状態に切替えるとともに伝動ギヤを回転させるこ
とができ、したがつて、操作を簡略化することができ、
さらに、手動による施解錠の操作を終えた時には駆動ギ
ヤと伝動ギヤとの噛合部の噛合動作により感触の明確な
節度を得ることができ、さらに、動力断続のための構造
も極めて簡略化することができるためコストダウンを図
ることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は駆動
ギヤと伝動ギヤとが連結された状態を示す縦断側面図、
第2図は駆動ギヤと伝動ギヤとの間が遮断された状態を
示す縦断側面図、第3図は要部の分解斜視図、第4図は
駆動ギヤに形成された溝を示す斜視図、第5図は伝動ギ
ヤの裏面を示す斜視図である。 1……ケース、2……駆動ギヤ、5……伝動ギヤ、7…
…溝(噛合部)、8……リブ(噛合部)、10……コネク
タ、11……サムターン、14……ピン(突部)、15……嵌
合孔、16……当接縁、17……傾斜縁、18……凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆回転自在のモータに連結された駆動ギ
    ヤの軸心上に、摺動自在のデツドボルトを駆動する伝動
    ギヤを前記駆動ギヤ側に付勢して摺動自在及び回転自在
    に設け、前記駆動ギヤと前記伝動ギヤとの対向面に互い
    に係合する噛合部を形成し、前記伝動ギヤの軸心上にサ
    ムターン及びキーシリンダに連結されるコネクタが回転
    自在に嵌合される嵌合孔を形成し、前記嵌合孔の内周面
    と前記コネクタの外周との一方の面に前記コネクタの軸
    心と平行に所定の間隔を開けて対向する当接縁とこれら
    の当接縁に連続する略V字形の傾斜縁とを有する凹部を
    形成し他方の面に前記凹部内に位置する突部を立設した
    ことを特徴とする電気錠。
JP1987147701U 1987-09-28 1987-09-28 電気錠 Expired - Lifetime JPH0639026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987147701U JPH0639026Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28 電気錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987147701U JPH0639026Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28 電気錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6453372U JPS6453372U (ja) 1989-04-03
JPH0639026Y2 true JPH0639026Y2 (ja) 1994-10-12

Family

ID=31418349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987147701U Expired - Lifetime JPH0639026Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28 電気錠

Country Status (1)

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JP (1) JPH0639026Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58120353U (ja) * 1982-02-09 1983-08-16 ヤマハ株式会社 電気錠
JPH038807Y2 (ja) * 1985-04-23 1991-03-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6453372U (ja) 1989-04-03

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