JPH063885B2 - Fm受信機の調整方法 - Google Patents

Fm受信機の調整方法

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JPH063885B2
JPH063885B2 JP2338337A JP33833790A JPH063885B2 JP H063885 B2 JPH063885 B2 JP H063885B2 JP 2338337 A JP2338337 A JP 2338337A JP 33833790 A JP33833790 A JP 33833790A JP H063885 B2 JPH063885 B2 JP H063885B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はFM受信機の調整方法に関する。
〔従来の技術〕
一般にFM受信機を製造する場合、再調整する場合、故
障等により部品交換した場合等にこのFM受信機の検波
回路、中間周波フィルタ部の中心周波数の調整、直線性
の補正等が行われている。
従来このFM受信機の検波回路、中間周波フィルタ部を
調整するのに第3図及び第4図に示す如き方法が行われ
ていた。即ち第3図に於いては、測定用の高周波信号R
Fを発生する高周波信号発生器(1)のこの測定用の高周
波信号RFをFM受信機(2)を構成するフロントエンド
回路(2a)の入力側に供給し、このフロントエンド回路(2
a)の出力信号を中間周波フィルタ及び中間周波増幅器よ
りなる中間周波フィルタ部(2b)、リミッタ回路(2c)、検
波回路(2d)及びFMマルチプレクサ(2e)を介して歪率計
(3)に供給し、この歪率計(3)を見ながらフロントエンド
(2a)、中間周波フィルタ部(2b)の特性も含めて検波回路
(2d)の中心周波数の調整及び直線性の補正を行ってい
た。
また第4図に於いては検波回路(2d)を調整する場合測定
用の、10.7MHzの中間周波信号IFを発生する中間周波
信号発生器(4)よりの中間周波信号IFを信号注入用の
ピンを介してリミッタ回路(2c)の入力側より供給して歪
率計(3)を見ながらこの検波回路(2d)の中心周波数の調
整及び直線性の補正を行い、その後高周波信号発生器
(1)よりの高周波信号を第3図の方法と同様にフロント
エンド回路(2a)の入力側から供給し、中間周波フィルタ
部(2b)及び受信機全体の調整を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところがこの第3図の方法では検波回路(2d)自体の最良
点ではなく中間周波フィルタ部(2b)を含めた最良点とな
っているので、この中間周波フィルタ部(2b)の最良点を
求めようと補正をした場合、検波回路(2d)自体が最良点
となっていないのでこの中間周波フィルタ部(2b)の最良
点を得る調整が難しい不都合があった。
またこの第4図の方法では検波回路(2d)自体の最良点を
得ることができるが、測定用の信号発生器を高周波信号
発生器(1)及び中間周波信号発生器(4)の2通りを必要と
すると共に之等信号の注入方法を変更するため調整工数
がかかる不都合があり、更に高周波信号発生器(1)より
の高周波信号を供給して調整を行う場合に測定用の中間
周波信号の注入ピンが設けられたままだとこの注入ピン
によるストレイ容量が増加すると共にこの注入ピンがア
ンテナの働きをする等により正確な調整ができない不都
合があった。
本発明は斯る点に鑑み簡単な構成で検波回路(2d)自体の
最良点の調整が出来る様にすると共に調整工数を低減出
来る様にしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明FM受信機の調整方法は例えば第1図に示す如く
FM受信機(2)に中間周波フィルタ部(2b)をバイパスす
るスイッチ手段(5)(6)を設け、このFM受信機(2)の調
整時に測定用の高周波信号をFM受信機(2)の入力側に
供給すると共にこのFM受信機の出力信号を歪率計(3)
に供給する如くし、初めにこの中間周波フィルタ部(2b)
をバイパスするようにして検波回路(2d)を調整し、その
後この中間周波フィルタ部(2b)を調整するようにしたも
のである。
〔作用〕
斯る本発明に依れば検波回路(2d)の調整時にフロントエ
ンド回路(2a)の出力信号を、中間周波フィルタ部(2b)を
通すことなく検波回路(2d)に供給するので、この検波回
路(2d)自体の中心周波数の調整及び直線性の補正を最良
点にすることが出来ると共に中間周波フィルタ部(2b)及
び受信機全体を最良点に調整することができる。また信
号発生器として高周波信号発生器(1)を注入点を変更す
ることがなく使用するので調整工数が低減される。
〔実施例〕
以下第1図及び第2図を参照しながら本発明FM受信機
の調整方法の一実施例につき説明しよう。この第1図及
び第2図に於いて第3図に対応する部分には同一符号を
付し、その詳細説明は省略する。
第1図に於いてはFM受信機(2)のフロントエンド回路
(2a)の出力側を切換スイッチ(5)の可動接点(5a)に接続
し、この切換スイッチ(5)の一方の固定接点(5b)を中間
周波フィルタ部(2b)の入力側に接続し、この中間周波フ
ィルタ部(2b)の出力側を切換スイッチ(6)の一方の固定
接点(6b)に接続し、また切換スイッチ(5)の他方の固定
接点(5c)をパス回路(7)を介して切換スイッチ(6)の他方
の固定接点(6c)に接続し、この切換スイッチ(6)の可動
接点(6a)をリミッタの入力側に接続し、その他は従来の
FM受信機と同様に構成する。
この切換スイッチ(5)(6)及びパス回路(7)の具体的構成
を第2図に示す。即ちフロントエンド回路(2a)の出力側
をパス回路(7)を構成する電界効果トランジスタ(7a)の
ゲートに接続する共にこの電界効果トランジスタ(7a)の
ゲートを抵抗器(7b)を介して接地し、この電界効果トラ
ンジスタ(7a)のソースを接地し、この電界効果トランジ
スタ(7a)のドレインを抵抗器(7c)を介して正の直流電圧
が供給される電源端子+Bに接続すると共にこのドレイ
ンを中間周波フィルタ部(2b)の入力側に接続し、この中
間周波フィルタ部(2b)の出力側をnpn形トランジスタ
(7d)のベースに接続し、このベースを接続スイッチ(7e)
を介して接地すると共にこのベースを抵抗器(7f)及びコ
ンデンサ(7g)の直列回路を介して接地し、この抵抗器(7
f)及びコンデンサ(7g)の接続点を抵抗器(7i)を介して電
源端子+Bに接続すると共にこの抵抗器(7f)及びコンデ
ンサ(7g)の接続点を抵抗器(7j)を介して接地し、このト
ランジスタ(7d)のコレクタを電源端子+Bに接続し、こ
のトランジスタ(7d)のエミッタを抵抗器(7k)を介して接
地すると共にこのエミッタをリミッタ回路(2c)の入力端
子(2ci)に接続し、また抵抗器(7f)及びコンデンサ(7g)
の接続点を抵抗器(7l)を介してnpn形トランジスタ(7
m)のベースに接続し、このトランジスタ(7m)のエミッタ
を接地し、このトランジスタ(7m)のコレクタを抵抗器(7
n)を介して電源端子+Bに接続すると共にこのコレクタ
をスイッチを構成するダイオード(5d)及び(6d)の夫々の
アノードに接続し、このダイオード(5d)のカソードをフ
ロントエンド回路(2a)の出力側に接続すると共にダイオ
ード(6d)のカソードをリミッタ回路(2c)の入力端子(2c
i)に接続する。この第2図に於いては接続スイッチ(7e)
が開のときはトランジスタ(7m)のベースに抵抗器(7i)及
び(7j)により決定される電圧が供給されるのでこのトラ
ンジスタ(7m)は導通となり、ダイオード(5d)及び(6d)に
逆バイアスがかかり之等ダイオード(5d)及び(6d)は共に
不導通となり、フロントエンド回路(2a)の出力信号は電
界効果トランジスタ(7a)、中間周波フィルタ部(2b)及び
トランジスタ(7d)を介してリミッタ回路(2c)に供給さ
れ、この接続スイッチ(7e)を閉としたときにはこのトラ
ンジスタ(7m)のベースに供給される電圧は略接地電位と
なり、このトランジスタ(7m)が不導通となり、このとき
はダイオード(5d)及び(6d)に順バイアスが供給され之等
ダイオード(5d)及び(6d)は共に導通となるので、このフ
ロントエンド回路(2a)の出力信号は中間周波フィルタ部
(2b)を介することなくダイオード(5d)及び(6d)を介して
リミッタ回路(2c)に供給される。
本例は上述の如く構成されているのでこのFM受信機を
製造する場合、再調整する場合、故障等により部品交換
した場合に等このFM受信機(2)の検波回路(2d)及び中
間周波フィルタ部(2b)の調整等を行うときは第1図に示
す如く高周波信号発生器(1)よりの測定用の高周波信号
を第3図例と同様にFM受信機(2)のフロントエンド回
路(2a)の入力側に供給し、またこのマルチプレクサ(2e)
の出力信号を歪率計(3)に供給する如くする。
この場合に於いて検波回路(2d)の中心周波数の調整及び
直線性の補正を行うときは切換スイッチ(5)及び(6)の夫
々可動接点(5a)及び(6a)を夫々他方の固定接点(5c)及び
(6c)に接続し、フロントエンド回路(2a)の出力信号が中
間周波フィルタ部(2b)を介することなくパス回路(7)及
びリミッタ回路(2c)を介して検波回路(2d)に供給し、歪
率計(3)を見ながら、この検波回路(2d)の中心周波数を
調整すると共に検波特性の直線性の補正を行う。この場
合検波回路(2d)に供給される信号は中間周波フィルタ部
(2b)を通っていないので検波回路(2d)自体の最良点に調
整及び補正することができる。
次に中間周波フィルタ部(2b)の調整を行う場合は切換ス
イッチ(5)及び(6)の夫々の可動接点(5a)及び(6a)を一方
の固定接点(5b)及び(6b)に接続し、歪率計(3)を見なが
ら中間周波フィルタ部(2b)の調整を行う。この場合検波
回路(2d)は最良点に調整されているので、この中間周波
フィルタ部(2b)の最良点に調整できる。またこの調整の
場合単に切換スイッチ(5)(6)を切換えるだけなので調整
工数が少なく短時間で良好な調整ができる。また本例で
は測定用の中間周波信号の注入用のピンを設ける必要が
ないのでこのピンのストレイ容量等の影響がない。
また本例ではFM受信機(2)として使用するときにはこ
の切換スイッチ(5)及び(6)の可動接点(5a)及び(6a)を夫
々一方の固定接点(5b)及び(6b)に接続することは勿論で
ある。
尚、第1図例では切換スイッチ(5)及び(6)の2個を設け
たが、この代りに切換スイッチ(5)又は(6)の一方だけを
設け、中間周波フィルタ部(2b)の出力側をリミッタ回路
(2c)の入力側に接続すると共に切換スイッチ(5)の他方
の固定接点(5c)をリミッタ回路(2c)の入力側に接続する
か又は、フロントエンド回路(2a)の出力側を中間周波フ
ィルタ部(2b)の入力側に接続すると共にこのフロントエ
ンド回路(2a)の出力側を切換スイッチ(6)の他方の固定
接点(6c)に接続する様にしても良い。更にこの切換スイ
ッチ(5)又は(6)の代りにこの切換スイッチ(5)又は(6)の
可動接点(5a)又は(6a)一方の固定接点(5b)又は(6b)及び
他方の固定接点(5c)又は(6c)に対応する部分に電気接続
用のランドを設け、調整時のみ接点(5a)又は(6a)及び(5
c)又は(6c)に対応するランドを半田等で接続し、その他
のときは接点(5a)又は(6a)及び(5b)又は(6b)を接続する
様にしても良いことは勿論である。また本発明は上述実
施例に限らず本発明の要旨を逸脱することなくその他種
々の構成が取り得ることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明に依れば検波回路(2d)の調整時にフロントエンド
回路(2a)の出力信号を中間周波フィルタ部(2b)のパス回
路(7)を通してこの検波回路(2d)に供給しているのでこ
の検波回路(2d)自体の中心周波数の調整及び直線性の補
正を最良点とすることができると共にその後パス回路
(7)を不動作とし中間周波フィルタ部(2b)を調整すると
きはこの検波回路(2d)が最良点に調整されているのでこ
の中間周波フィルタ部(2b)も最良点に調整できる利益が
ある。またこの検波回路(2d)及び中間周波フィルタ部(2
b)の調整には信号発生器として高周波信号発生器(1)だ
けでよく、単にパス回路(7)のスイッチ(5)(6)を切換え
るだけで調整工数が少なく短時間で最良点に調整できる
利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明FM受信機の調整方法の一実施例の説明
に供する構成図、第2図は第1図の要部の具体例を示す
結線部、第3図及び第4図は夫々従来のFM受信機の調
整例を示す構成図である。 (1)は測定用高周波信号発生器、(2)はFM受信機、(2a)
はフロントエンド回路、(2b)は中間周波フィルタ部、(2
d)は検波回路、(3)は歪率計、(5)及び(6)は切換スイッ
チ、(7)はパス回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM受信機に中間周波フィルタ部をバイパ
    スするスイッチ手段を設け、 上記FM受信機の調整時に測定用の高周波信号を上記F
    M受信機の入力側に供給すると共に上記FM受信機の出
    力信号を歪率計に供給する如くし、初めに上記中間周波
    フィルタ部をバイパスするようにして検波回路を調整
    し、その後上記中間周波フィルタ部を調整するようにし
    たことを特徴とするFM受信機の調整方法。
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