JPH0638741A - ヒラメ成長ホルモンの製造法 - Google Patents

ヒラメ成長ホルモンの製造法

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JPH0638741A
JPH0638741A JP10388892A JP10388892A JPH0638741A JP H0638741 A JPH0638741 A JP H0638741A JP 10388892 A JP10388892 A JP 10388892A JP 10388892 A JP10388892 A JP 10388892A JP H0638741 A JPH0638741 A JP H0638741A
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growth hormone
flounder
flounder growth
gene
bacillus
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Takeshi Kimura
村 武 志 木
Akira Miyauchi
内 明 宮
Junichi Matsuzaki
崎 淳 一 松
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KUMAMOTO PREF GOV
Higeta Shoyu Co Ltd
Tonen General Sekiyu KK
Kumamoto Prefecture
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KUMAMOTO PREF GOV
Higeta Shoyu Co Ltd
Tonen Corp
Kumamoto Prefecture
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヒラメ成長ホルモン遺伝子を保有するバチル
ス・ブレビス(Bacillus brevis)を培
養して同ホルモンを製造する。 【効果】 同ホルモンは、菌体外に分泌されしかも分解
されることがないので、きわめて効率よく同ホルモンを
工業生産できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイオテクノロジーに
関するものであり、更に詳細には、本発明は、ヒラメ成
長ホルモン遺伝子を保有するバチルス・ブレビス、並び
にヒラメ成長ホルモン遺伝子を保有するバチルス・ブレ
ビスを培養し、培養物中にヒラメ成長ホルモンを生成蓄
積せしめこれを採取することを特徴とする該ホルモンの
製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】魚類の成長には、ほ乳類や鳥類と同様そ
れぞれの種族に特有な成長ホルモンが関与している。こ
の魚類成長ホルモンが養殖魚に応用できればその実用価
値は非常に高い。遺伝子操作技術による魚類成長ホルモ
ンの製造は種々検討されつつあり、これにより得られた
組換え体魚類成長ホルモンの実用化の検討も報告されて
きている。たとえばサケ成長ホルモンのサケ、マス養殖
への応用(特開昭60−214798号公報)、ブリ成
長ホルモンのハマチ養殖への応用(特開昭63−152
985号)、ヒラメ成長ホルモンのヒラメ養殖への応用
(特開平2−23884号)が考えられている。
【0003】しかし、これらの成長ホルモン遺伝子産物
はいずれも菌体内に蓄積されるため、目的とする遺伝子
産物を純粋な形で取得するまでの過程で、目的物の菌体
からの抽出及び抽出物からの精製に多大な時間と労力と
を要するだけでなく、目的とする物質を活性のある完全
な形で純粋に得ることが容易でない。
【0004】一方、バチルス(Bacillus)属細
菌は古くから種々の菌体外酵素の生産菌として工業的に
利用されてきており、これら菌体外酵素の遺伝子のプロ
モーターおよびシグナルペプチドをコードするDNA領
域をクローニングし、その下流に目的とする蛋白質の構
造遺伝子を連結し、これをバチルス属菌に導入すれば、
目的とする蛋白質を遺伝子産物として菌体外へ分泌させ
ることが可能になると考えられる。
【0005】バチルス属菌においては、分泌される蛋白
質はアミノ末端側におよそ20−30アミノ酸残基から
なるシグナルペプチドを持ち前駆体として合成された
後、成熟した蛋白質になると考えられており、すでにバ
チルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus
amyloliquefaciens)のα−アミラ
ーゼ遺伝子(I.Palvaら、ジーン(Gene),
22,229(1983))、バチルス・リケニフォル
ミス(Bacillus licheniformi
s)のペニシリナーゼ遺伝子(S.Changら、モレ
キュラー・クローニング・アンド・ジーン・レギュレー
ション・イン・バチライ(Moleculer Clo
ning and Gene Regulation
in Bacilli)Academic Pres
s,659頁、1982年)、バチルス・サチルス(B
acillus subtilis)のα−アミラーゼ
遺伝子(H.Yamazakiら、ジャーナル・オブ・
バクテリオロジー(J.Bacteriol.)15
6,327(1983))がクローン化され、これらの
シグナルペプチドを利用した異種蛋白質の分泌が報告さ
れている。
【0006】上記した異種蛋白質の分泌生産には、主に
バチルス・サチルス(Bacillus subtil
is)が宿主として用いられているが、この微生物は菌
体外プロテアーゼを多量に生産するため、組換えDNA
技術を用いて分泌された異種蛋白質は分解を受け、その
蓄積量は著しく減少する。
【0007】これに対し、鵜高らはバチルス・ブレビス
(Bacillus brevis)にはプロテアーゼ
を生産しない菌株が多いことを見いだし、その1菌株バ
チルス・ブレビス47(FERM P−7224:特開
昭60−58074号公報、特開昭62−201589
号公報参照)の主要菌体外タンパク質[H.Yamag
ataら、J.Bacteriol.,169,123
9(1987);塚越規弘、日本農芸化学会誌,61,
68(1987)および特開昭62−201583号公
報にそれぞれ“outer protein and
middlewall protein”、“菌体外タ
ンパク質”として記載されている。]遺伝子のプロモー
ターおよび該主要菌体外タンパク質の1種であるMWタ
ンパク質(middle wall protein)
のシグナルペプチドをコードする領域を用いて分泌ベク
ターを作製し、本菌株を宿主としたα−アミラーゼ(特
開昭62−201583号公報、H.Yamagata
ら、J.Bacteriol.,169,1239(1
987)やブタペプシノーゲン(鵜高重三、日本農芸化
学会昭和62年度大会講演要旨集、p837−838;
塚越規弘、日本農芸化学会誌,61,68(198
7))の分泌生産に成功している。
【0008】また、高木らは、バチルス・ブレビスの中
でプロテアーゼを菌体外に生産しない菌株バチルス・ブ
レビスHPD31(なお、この菌株は本明細書における
バチルス・ブレビスH102(FERM BP−108
7)と同一菌株である)を分離し、これを宿主として耐
熱性α−アミラーゼの高分泌生産(Agric.Bio
l.Chem.,58,2779−2380(198
9))や、山形らによるヒトEGFの高分泌生産(Pr
oc.Natl.Acad.Sci.USA,86,3
589−3593(1989))に成功している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ヒラメ成長ホルモンを菌体外に多量に分泌
ししかもそれを分解することなく効率的に工業生産でき
る新しいシステムを開発することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明者らはヒラメ成長ホルモンを効率よく生産
させる方法を提供すべく鋭意研究を重ねたところ、バチ
ルス・ブレビスを宿主として用いてヒラメ成長ホルモン
遺伝子を発現させることにより、培養物中に著量のヒラ
メ成長ホルモンが生産されることを見いだし、本発明を
完成するに至った。
【0011】すなわち本発明は、バチルス・ブレビスを
宿主として用いるヒラメ成長ホルモンの製造に関するも
のであって、その具体的態様は次のとおりである。
【0012】(1)ヒラメ成長ホルモン遺伝子を保有す
るバチルス・ブレビス(Bacillus brevi
s)
【0013】(2)ヒラメ成長ホルモン遺伝子を保有す
るバチルス・ブレビスを培養することによりヒラメ成長
ホルモンを培養物中に生成、蓄積せしめ、これを採取す
ることを特徴とする該ホルモンの製造法。
【0014】(3)上記(1)、(2)におけるバチル
ス・ブレビスとしてバチルス・ブレビスH102(Ba
cillus brevis H102)の使用。
【0015】ヒラメ成長ホルモンをコードするDNAと
しては、ヒラメ成長ホルモンをコードするものであれば
いずれでもよく、例えば、ヒラメ成長ホルモンの産生細
胞であるヒラメ脳下垂体のポリ(A)RNAより調製し
たcDNAライブラリーからクローン化されたものが挙
げられ、その具体例としては、H.Moriら(Nuc
leic Acids Research,17,39
77(1989))の方法でクローン化されたDNAが
挙げられる。このヒラメ成長ホルモン遺伝子を保持する
pFGHは大腸菌 HB101株に導入され、通商産業
省工業技術院微生物工業技術研究所(FRI)に受託番
号第12665号、FERM P−12665として寄
託されている。
【0016】本発明に用いるベクターとしては、微生物
中で複製可能なものであればいずれでもよいが、例え
ば、バチルス属細菌を宿主とする系ではStaphyl
ococcus aureus由来のpUB110をベ
ースとするものが用いられる。宿主内に安定に保持され
るためには、抗生物質等に対する耐性遺伝子(例えばエ
リスロマイシン耐性)を保有させることも出来る。
【0017】プロモーター、SD、シグナルペプチドコ
ード遺伝子としては、宿主内で機能するものであればい
ずれでも良いが、バチルス・ブレビス47またはバチル
ス・ブレビスH102(FERM BP−1087)由
来のプロモーター、SD、シグナルペプチドをコードす
る遺伝子を用いるのが有効である。
【0018】バチルス・ブレビス47のMWPプロモー
ター、SD配列、シグナルペプチド遺伝子を保持する発
現ベクターpNU200は既知であり(鵜高重三、日本
農芸化学会誌,61,p669(1987))、このベ
クターを利用することが出来る。
【0019】プラスミドを構築する方法としては、常法
が適宜用いられ、例えばMolecular clon
ing,A Laboratory Manual,C
old Spring Harber Laborat
ory(1982)に記載の方法などが例示される。
【0020】ベクターのプロモーター、シグナルペプチ
ドコード遺伝子領域の下流にヒラメ成長ホルモン遺伝子
をin frameに連結することによって、ヒラメ成
長ホルモンが発現する発現ベクターを構築することがで
きる。連結の方法は、融合タンパク質としてシグナルペ
プチド下流にヒラメ成長ホルモンをコードする遺伝子を
連結する。
【0021】ヒラメ成長ホルモン遺伝子を組み込んだ発
現ベクターで形質転換する微生物としては、ベクター、
プロモーターが発現可能な微生物であれば何れでもよ
く、例えば、バチルス・ブレビス47(FERM P−
7224)、バチルス・ブレビスH102(FERM
BP−1087)などが挙げられるが、好適にはバチル
ス・ブレビスH102が用いられる。微生物を形質転換
する方法は、公知の方法でよく、例えばTakahas
hiらの方法(J.Bacteriol.,156,1
130(1983))またはTakagiらの方法(A
gric.Biol.Chem.,3099−3100
(1989))等が例示される。
【0022】得られた形質転換体の培養に用いる培地
は、形質転換体が生育して目的とする外来遺伝子産物を
産生しうるものであれば如何なるのでもよい。
【0023】該培地に含有される炭素源としては、例え
ばグルコース、グリセロール、澱粉、デキストリン、糖
蜜、尿素、有機酸等が考えられる。該培地に含有される
窒素源としては、カゼイン、ポリペプトン、肉エキス、
酵母エキス、カザミノ酸、グリシンなどの有機窒素源、
硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウムなどの無機窒素源
などが用いられる。また、糖と無機窒素源を主とする合
成培地を用いて培養しても良い。栄養要求性を示す菌
は、その生育に必要な栄養物質を培地に添加すればよ
い。該栄養物質としては、アミノ酸類、ビタミン類、核
酸、塩類などが挙げられる。
【0024】また、培養に際して必要があれば、培地に
抗生物質例えばペニシリン、エリスロマイシン、クロラ
ムフェニコール、バシトラシン、D−サイクロセリン、
アンピシリンなどが加えられる。更に必要により、消泡
剤、例えば大豆油、ラード油各種界面活性剤などを培地
に加えても良い。
【0025】培地の初発pHは5.0〜9.0であり、
さらに好ましくは6.5〜7.5である。培養温度は通
常15℃〜42℃、さらに好ましくは24℃〜37℃で
あり、培養時間は通常16〜166時間、さらに好まし
くは24〜96時間である。
【0026】本発明によれば、形質転換体を上記のよう
にして培養することによって、培養物、つまり菌体及び
培養液に著量のヒラメ成長ホルモンが効率的に生成、蓄
積されるので、培養終了後、それ自体公知の方法、例え
ば遠心分離、濾過などで菌体と上清とを分離し、それぞ
れから常法にしたがってヒラメ成長ホルモンを分離精製
する。
【0027】この場合、形質転換する微生物として、例
えばバチルス・ブレビスH102等を使用すれば、電気
パルス法等によって容易に形質転換することが出来るの
みでなく、目的とする産物を菌体外に生産するというす
ぐれた性質を有しているので、上記のようにして得られ
た培養上清に含まれる外来遺伝子産物を容易に得ること
が出来る。また、バチルス・ブレビスH102等は、プ
ロテアーゼを産生しないので、菌体外に分泌された外来
遺伝子産物つまりヒラメ成長ホルモンを分解したり、変
性したりすることがなく、きわめて効率的にヒラメ成長
ホルモンを製造することができる。
【0028】
【作用】本発明のヒラメ成長ホルモンの製造法によれ
ば、ヒラメ成長ホルモンを効率よく量産化することがで
きる。従って、ヒラメ成長ホルモンの持つヒラメの成長
促進作用を利用して、ヒラメ養殖産業分野に大きく貢献
することができる。
【0029】以下本発明を実施例により更に詳しく説明
する。
【0030】
【実施例1】 ヒラメ成長ホルモン発現プラスミドpNU217fGH
の構築と形質転換体の調製
【0031】ヒラメ成長ホルモン遺伝子(森ら,Nuc
leic Acid Res.,17,3977(19
89))を含むベクターpFGH(図1)をPvuIIで
消化、XhoI Linkerを付加した後、BamH
I、XhoIで消化して1.1kbのDNA断片を得、
さらに大腸菌ベクターpBRAN4のBamHI、Xh
oI部位に挿入し、pHGH1を得た。pHGH1のヒ
ラメ成長ホルモン遺伝子にはヒラメ本来のシグナル配列
が含まれており、微生物による効果的な分泌発現には不
要な領域と考えられた。従って、ヒラメ成長ホルモンの
効率的な分泌発現のために以下のような方法でこの配列
を除去し、図2に示したアミノ酸配列を導入した。つま
り、pHGH1をHaeII、XhoIで切断しHaeII
部位の上流に図2に示したアミノ酸配列をコードする合
成DNAを連結し、pBRAN4のNcolI、Xho
I部位に挿入しpHGH12を構築した。
【0032】次に、pHGH12のNcoI site
をT4DNAポリメラーゼで平滑末端化した後XhoI
で切断し0.95kbのヒラメ成長ホルモンを含むDN
A断片を得た。一方大腸菌ベクターpTA−Trp(図
3)のEcoRI siteをT4DNAポリメラーゼ
で平滑末端化した後SalIで切断し、3.7kbDN
A断片を得、前記の0.95kbDNAとDNAリガー
ゼで連結しpHGH80を得た。
【0033】更に、このプラスミドをEcoT221,
NruIで消化後T4DNAポリメラーゼで平滑末端化
し、DNAリガーゼ処理してpHGH81を得た(図
3)。
【0034】分泌発現ベクターpNU200(4.5k
b)[鵜高重三,日本農芸化学会誌,61,669(1
987)]はバチルス・ブレビス47のMWP遺伝子の
プロモーター、シグナルペプチド、MWタンパク質N末
端の1部(9アミノ酸)を持つベクターである(図
4)。
【0035】このpNU200のBamHI部位はMW
Pタンパク質N末端側9アミノ酸目のところにあり、こ
の部位をT4DNAポリメラーゼで平滑末端化した。さ
きに得られたプラスミドpHGH81をEcoRI、E
coT14Iで消化後平滑末端化し1.0kbDNAを
得た。この両DNAを混合しDNAリガーゼ処理の後バ
チルス・ブレビスH102を形質転換し、pNU217
fGHを保持する形質転換体を得た。
【0036】
【実施例2】 形質転換体の培養及びヒラメ成長ホルモンの生産
【0037】pNU217fGHを保有するバチルス・
ブレビスH102を5’PY培地(Agric.Bio
l.Chem.,53,2279(1989))に植
え、30℃で2日間振とう培養した。上記培養液を遠心
分離し、その上清をSDS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動(Nature,227,680(1980))
で分離し、ウサギ抗ヒラメ成長ホルモン血清を用いたウ
ェスタンブロッティング法(Anal,Bioche
m.,112,195(1981))により分析した。
その結果、分子量22kdと20kdの位置にヒラメ成
長ホルモンタンパク質を検出した(図5)。SDS−ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動で分離される22kdと
20kdのヒラメ成長ホルモンをゲルから抽出し、気相
プロテインシークエンサーによってN末端アミノ酸配列
を解析した。その結果、22kdのタンパク質は図6の
fGH1の配列を、20kdのタンパク質はfGH2の
配列であることが判明した。これらのタンパク質はいま
までに分泌発現の例はなく、本発明による方法により初
めて菌体外に生産されたものである。
【0038】
【発明の効果】本発明により、ヒラメ成長ホルモンが工
業規模で生産可能となり、このホルモンを利用すること
によってヒラメの養殖が大幅に促進され、水産業に大き
く貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスミドpHGH12の構築図である。
【図2】プラスミドpHGH12の構築に使用した合成
DNAである。
【図3】プラスミドpHGH81の構築図である。
【図4】ヒラメ成長ホルモン発現プラスミドpNU21
7fGHの構築図である。
【図5】ヒラメ成長ホルモン蛋白質のウェスタンブロッ
ティング図である。
【図6】ゲルから抽出した22kd及び20kdのヒラ
メ成長ホルモンのN末端アミノ酸配列の解析図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:08) (C12P 21/02 C12R 1:08) (72)発明者 宮 内 明 千葉県銚子市高田町3−850 (72)発明者 松 崎 淳 一 東京都世田谷区野毛2−29−15 ハイツグ リーン202号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒラメ成長ホルモン遺伝子を保有するバ
    チルス・ブレビス(Bacillus brevi
    s)。
  2. 【請求項2】 ヒラメ成長ホルモン遺伝子を保有するバ
    チルス・ブレビス(Bacillus brevis)
    を培養することによりヒラメ成長ホルモンを培養物中に
    生成、蓄積せしめ、これを採取することを特徴とするヒ
    ラメ成長ホルモンの製造法。
  3. 【請求項3】 該バチルス・ブレビスがバチルス・ブレ
    ビスH102(Bacillus brevis H1
    02)であることを特徴とする請求項1又は請求項2の
    ヒラメ成長ホルモンの製造法。
JP10388892A 1992-03-31 1992-03-31 ヒラメ成長ホルモンの製造法 Pending JPH0638741A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE4226842C1 (de) * 1992-08-13 1994-02-24 Shinohara Machinery Co Vorrichtung zum Steuern einer Offsetdruckmaschine
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