JPH0638579U - 焼目付け装置 - Google Patents

焼目付け装置

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Publication number
JPH0638579U
JPH0638579U JP076150U JP7615092U JPH0638579U JP H0638579 U JPH0638579 U JP H0638579U JP 076150 U JP076150 U JP 076150U JP 7615092 U JP7615092 U JP 7615092U JP H0638579 U JPH0638579 U JP H0638579U
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JP
Japan
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food
caterpillar
heating
tofu
conveyors
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Pending
Application number
JP076150U
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English (en)
Inventor
義輝 清水
Original Assignee
株式会社戸野機械製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼豆腐などの食品の両面に焼目を付ける装置
であって、均一で良好な焼目を能率的に付けることがで
きるとともに、装置の構造が簡単でスペースをとらない
焼目付け装置を提供する。 【構成】 加熱板12、22が多数連結されてなる一対
のキャタピラコンベア10、20が、焼目を付ける食品
Fを狭圧できる間隔をあけて対向配置されてなり、両キ
ャタピラコンベア10、20の対向位置で、それぞれの
キャタピラコンベア10、20の内側空間には、加熱板
12、22を介して両キャタピラコンベア10、20間
の対向空間を加熱する加熱手段31、32を備えてな
り、食品Fをキャタピラコンベア10、20の間に挟み
付けて移送しながら、両面に同時に良好な焼目を能率的
に形成することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、焼目付け装置に関し、詳しくは、焼豆腐など、その両面に焼目を 付ける必要のある食品に、焼目を付けるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
焼豆腐の製造においては、豆腐を適当な大きさの矩形状に裁断した後、この豆 腐の両面に、ガスバーナなどを当てて、焼目を付けていた。 この焼目付け作業は、作業者がガスバーナを手に持ち、作業台上に並べられた 多数の豆腐の表面に、万遍にガスバーナの炎を当てるようにして、全ての豆腐に 適度な焼色を均一に付けるようにする必要があり、かなり手間と技術のいる作業 であった。また、焼豆腐は、その両面に焼目を付ける必要があるため、豆腐の片 面に焼目を付けた後、豆腐を裏返してから、反対面の焼目付け作業を行うという 手間もかかっていた。
【0003】 そのため、豆腐をコンベアなどで移送しながら、その表面にガスバーナの炎を 当てるようにすることも考えられたが、ガスバーナの炎の当たり具合で、豆腐の 焼色にムラやバラツキが生じ易く、商品価値の点で劣るものしか製造できなかっ た。これは、ガスバーナの炎が当たって豆腐の一部に焼目が付くと、その部分が 膨れて盛り上がり、この盛り上がった部分がガスバーナの炎に近づき、余計に加 熱されて焼目が濃くなってしまうので、焼色のムラやバラツキが生じ易いのであ る。この問題は、手作業で焼目を付けるのに技術を要する原因でもある。また、 豆腐の両面に焼目を付けるには、コンベアの途中に、豆腐を裏返す機構が必要で あり、柔らかい豆腐を壊さずに裏返す機構を実現するのは難しく、実現できたと しても、構造が複雑になり、実用的ではない。しかも、豆腐の両面に焼目を付け るには、片面に焼目を付ける場合に比べて、コンベアの長さが2倍以上必要にな り、装置が大型化するという問題も生じる。
【0004】 なお、焼豆腐のほかにも、各種加工食品や菓子類についても、その両面に均一 な焼目を付ける必要がある場合には、同様の問題が生じていた。 そこで、この考案の課題は、焼豆腐などの食品の両面に焼目を付ける装置であ って、均一で良好な焼目を能率的に付けることができるとともに、装置の構造が 簡単でスペースをとらない焼目付け装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する、この考案にかかる焼目付け装置は、加熱板が多数連結さ れてなる一対のキャタピラコンベアが、焼目を付ける食品を狭圧できる間隔をあ けて対向配置されてなり、両キャタピラコンベアの対向位置で、それぞれのキャ タピラコンベアの内側空間には、加熱板を介して両キャタピラコンベア間の対向 空間を加熱する加熱手段を備えてなる。
【0006】 焼目を付ける食品としては、前記した焼豆腐のほか、焼目付蒲鉾、カステラ風 菓子など、その両面に焼目を付ける必要のある任意の食品が適用できる。 キャタピラコンベアとは、矩形状などをなす板材が、ピンやリンクなどを介し て、屈曲自在に多数、無端状に連結されていて、駆動ローラなどで駆動されて、 板材が連続的に走行するようになっているものである。キャタピラコンベアの基 本的な構造は、各種搬送装置に利用されている通常のキャタピラコンベアと同様 の構造が利用できる。
【0007】 この考案では、キャタピラコンベアを構成する板材すなわちキャタピラが、加 熱可能な板材すなわち加熱板で構成されている。加熱板の材料としては、ステン レスなど、耐熱性があって伝熱性が良好であるとともに、食品に接触するので安 全性の高いものが好ましい。加熱板の表面に、フッ素樹脂加工など、焼き付きを 防ぐ処理を施しておけば好ましい。加熱板の表面は、平滑面であってもよいし、 模様や文字、記号などが凹凸状に形成されていれば、食品の表面に、模様などの 有する焼目を付けることもできる。
【0008】 一対のキャタピラコンベアを、互いの走行面を対向させた状態で、一定の間隔 をあけて対向配置しておく。一対のキャタピラコンベアは、上下に配置しておく のが一般的であるが、左右に配置しておくこともできる。キャタピラコンベアの 対向面の間隔を、焼目を付ける食品の厚みと同じが少し狭い程度に設定しておく 。したがって、食品を一対のキャタピラコンベアの間に送り込んだときに、食品 の両面が加熱板に当接して、ある程度の圧力で挟み付けられるようになっている 。キャタピラコンベアの間隔あるいは食品に対する挟圧力は、食品の種類や必要 な焼目の仕上がり状態などを考慮して設定すればよい。キャタピラコンベアの間 隔が調整可能になっていれば、処理食品の範囲に対する融通性が高まり、好まし い。
【0009】 キャタピラコンベアの対向位置で、それぞれのキャタピラコンベアの内側空間 には、加熱板を介して両キャタピラコンベア間の対向空間を加熱する加熱手段を 備えておく。加熱手段としては、ガスバーナ、電気ヒータその他、各種の食品加 工装置で利用されている通常の加熱手段が用いられる。加熱手段は、加熱板を加 熱して、加熱板から食品に間接的に熱を伝達するだけでもよいが、加熱板を加熱 すると同時に、食品に対しても直接熱が伝わるようにするのが好ましい。食品を 均一に加熱するには、ガス赤外線バーナなどが好ましい。
【0010】
【作用】
焼目を付ける食品を、コンベアで連続的に移送しながら、その表面を加熱すれ ば、能率的に焼目付け作業が行える。 加熱板が多数連結されてなる一対のキャタピラコンベアで、食品を挟んで移送 しながら、キャタピラコンベアの内側空間に配置された加熱手段で、加熱板を介 して食品を加熱すれば、食品の両面に同時に焼目を付けることができる。すなわ ち、片面ずつに焼目を付けるのに比べて、処理時間が短くて済み、コンベアの長 さも短くてよくなる。
【0011】 食品を、キャタピラコンベアの加熱板で挟圧した状態で加熱すれば、食品の一 部に焼目がついたときに、その部分が膨れることがなく、膨れた部分のみに濃い 焼目がつくような心配がない。すなわち、食品の表面全体に、均一な焼目が付く ことになる。また、加熱手段として、ガスバーナの炎のように、熱源が断続的に 配置されたり、場所によって温度に違いのある場合であっても、加熱板で熱の分 散化あるいは平均化がなされるので、加熱ムラが生じ難い。
【0012】
【実施例】
ついで、この考案の実施例について、図面を参照しながら以下に説明する。 図1は、焼目付け装置の全体構造を表しており、一対のキャタピラコンベア1 0、20が上下に間隔をあけて配置されている。 下方のキャタピラコンベア10は比較的長く、上方のキャタピラコンベア20 は比較的短くなっている。何れのキャタピラコンベア10、20も、矩形状の加 熱板12、32が多数枚、互いに屈曲自在に連結されている。各キャタピラコン ベア10、20の内部空間には、加熱手段となるガス赤外線バーナ31、32が 装備されている。ガス赤外線バーナ31、32の熱は、加熱板12、22を介し て、キャタピラコンベア10、20の対向空間に供給される。
【0013】 下方のキャタピラコンベア10の上に、焼目を付ける食品、例えば豆腐Fが供 給され、キャタピラコンベア10の作動とともに、一対のキャタピラコンベア1 0、20の間に送り込まれる。 上下のキャタピラコンベア10、20の間隔は、豆腐Fの厚みよりも少し狭い 程度に設定されているので、豆腐Fは、上下両面に加熱板12、22が当接して 、上下から圧力をかけて挟み付けられた状態て移送される。豆腐Fが、ガス赤外 線バーナ31、32の位置にくれば、上下両面から加熱を受ける。図2に示すよ うに、加熱板12、22で挟圧された豆腐Fに、上下面から熱が加えられ、豆腐 Fの両面に焼目bが付けられる。このときに、豆腐Fは加熱板12、22で狭圧 されているので、表面が膨れたり、焼目にムラがつくことはない。
【0014】 一対のキャタピラコンベア10、20の間から出てきた、焼目b付きの豆腐F は、必要に応じて、次の加工工程や包装工程に送り込まれる。
【0015】
【考案の効果】
以上に述べた、この考案にかかる焼目付け装置は、一対のキャタピラコンベア を構成する加熱板で食品を挟圧しながら、両面の加熱を同時に行うことにより、 均一で良好な焼目を能率的に形成することができる。 食品をキャタピラコンベアで挟んだままで、両面の焼目付けが行えるので、柔 らかく壊れ易い食品でも、何ら問題なく取り扱うことができる。
【0016】 これらの結果、焼豆腐の加工など、従来、大変に面倒で手間のかかっていた作 業に対して、格段の能率向上を果たすことができる。しかも、装置の構造が簡単 で設置スペースもとらないので、これらの食品加工技術における生産性の向上、 コストの低減に大きく貢献できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の実施例を表す焼目付け装置の斜視
【図2】 焼目付け状態を示す要部の拡大断面図
【符号の説明】
10、20 キャタピラコンベア 12、22 加熱板 31、32 ガス赤外線バーナ(加熱手段) F 豆腐 b 焼目

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱板が多数連結されてなる一対のキャ
    タピラコンベアが、焼目を付ける食品を狭圧できる間隔
    をあけて対向配置されてなり、両キャタピラコンベアの
    対向位置で、それぞれのキャタピラコンベアの内側空間
    には、加熱板を介して両キャタピラコンベア間の対向空
    間を加熱する加熱手段を備えてなることを特徴とする焼
    目付け装置。
JP076150U 1992-11-04 1992-11-04 焼目付け装置 Pending JPH0638579U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP076150U JPH0638579U (ja) 1992-11-04 1992-11-04 焼目付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP076150U JPH0638579U (ja) 1992-11-04 1992-11-04 焼目付け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0638579U true JPH0638579U (ja) 1994-05-24

Family

ID=13596996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP076150U Pending JPH0638579U (ja) 1992-11-04 1992-11-04 焼目付け装置

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JP (1) JPH0638579U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5512351B2 (ja) * 1973-12-21 1980-04-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5512351B2 (ja) * 1973-12-21 1980-04-01

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