JPH063846U - 真空包装用袋 - Google Patents

真空包装用袋

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JPH063846U
JPH063846U JP4921292U JP4921292U JPH063846U JP H063846 U JPH063846 U JP H063846U JP 4921292 U JP4921292 U JP 4921292U JP 4921292 U JP4921292 U JP 4921292U JP H063846 U JPH063846 U JP H063846U
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vacuum packaging
bag
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packaging bag
fluid
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正樹 山下
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YAMAMON CO.,LTD.
Kashiwara Seitai Co Ltd
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YAMAMON CO.,LTD.
Kashiwara Seitai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空包装用袋内の不要流体を外部に排出する
際の加圧排出時に、真空包装用袋における流体の排出側
の辺縁の中間部分に負荷される圧力を低減し、該部に装
設された逆止弁の損傷を防止して真空包装効果を確実に
達成できる真空包装用袋を提供すること。 【構成】 この真空包装用袋は、プラスチックフィルム
等の柔軟性と非透水性、非通気性を備えた素材から成る
真空包装用袋本体の辺縁適所に包装物の挿入口を開設す
ると共に、他の辺縁の少なくとも中間部分を含む辺縁の
複数個所に袋本体内の不要流体を排出するためのプラス
チックフィルム製の逆止弁を装設して成る真空包装用袋
において、該逆止弁装設部の手前に所要の間隔をへだて
て、上記辺縁の中間部分の逆止弁装設個所との非対向位
置に少なくとも一つの流路を残存形設してシールを施
し、該シールにより流体の流通閉塞部を形成して該閉塞
部の前後の袋本体内部を上記流路のみを介し連通させて
構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食料品、その他の要保存性物を包装する際に、簡便に使用できる真 空包装用袋の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の簡便に使用できる真空包装用袋としては、例えばプラスチック フィルム製の方形状の袋本体の一側辺縁に包装物の挿入口を開設すると共に、他 側辺縁の一個所または複数個所に袋本体内の不要流体を排出するためのプラスチ ックフィルム製の逆止弁を装設したものが知られており、使用に際しては、その 挿入口から食品等の要保存性物を挿入収容して該挿入口をヒートシール手段によ り密閉した後、袋を加圧して袋内の不要流体を逆止弁の流路から外部に排出し、 袋内部を真空に近い状態に保って要保存性物を包装するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
而して、上記のように、袋を加圧して不要流体を外部に排出する際に、加圧さ れた流体の排出圧力は、袋の辺縁の中間部分の容積が最も大きい関係から該中間 部分に最も強く作用するため、辺縁の中間部分に装設された逆止弁は辺縁の他の 部分に装設された逆止弁よりも大きい負荷を受けることになり、したがって該部 の逆止弁を損傷して外気の侵入防止作用を著しく低減し、所期の真空包装効果を 十分満足に保ち得ないといった問題がある。
【0004】 本考案は、上記の問題を解決することを課題として開発されたもので、上記の 加圧時に真空包装用袋の辺縁の中間部分に負荷される圧力を低減し、該部に装設 された逆止弁の損傷を防止して真空包装効果を確実に達成できる真空包装用袋を 提供することを目的する。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本考案では、プラスチ ックフィルム等の柔軟性と非透水性、非通気性を備えた素材から成る真空包装用 袋本体の辺縁適所に包装物の挿入口を開設すると共に、他の辺縁の少なくとも中 間部分を含む辺縁の複数個所に袋本体内の不要流体を排出するためのプラスチッ クフィルム製の逆止弁を装設して成る真空包装用袋において、該逆止弁装設部の 手前に所要の間隔をへだてて、上記辺縁の中間部分の逆止弁装設個所との非対向 位置に少なくとも一つの流路を残存形設してシールを施し、該シールにより流体 の流通閉塞部を形成して該閉塞部の前後の袋本体内部を上記流路のみを介して連 通させたことを特徴とする真空包装用袋を開発し、採用した。
【0006】 また、本考案では、上記のように構成した真空包装用袋において、閉塞部の両 側端に流路を形設した真空包装用袋、及び閉塞部の一側端に流路を形設した真空 包装用袋、並びに逆止弁を装設した側の袋本体の辺縁の少なくとも中間部分を含 む所要範囲に亘って閉塞部を設けると共に、該閉塞部の両側に適宜数の流路及び 閉塞部を交互に設けた真空包装用袋を夫々開発し、採用した。
【0007】
【作用】
上記のように構成した真空包装用袋において、その挿入口から要保存性物を挿 入収容し、該挿入口をヒートシールして密封した後、加圧ローラ等により袋を加 圧すると、加圧された袋内の流体は上記した流路のみを通って逆止弁の装設辺縁 に到達し、加圧時の最初から辺縁の中間部に装設した逆止弁を経て外部に排出さ れることなく、該中間部以外に装設した逆止弁を経て外部に排出され、次いで中 間部に装設した逆止弁を経て外部に排出されることになるので、中間部に装設し た逆止弁を経て外部に排出される流体の加圧力は効果的に緩和される。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1〜図4において 、1は柔軟性と非透水性、非通気性を備えた2枚の長方形状のプラスチックフィ ルムを重ね合わせ、その両側辺縁2、2をヒートシールして形成した真空包装用 袋の本体であって、該本体1の下側辺縁を開放して要保存性物の挿入口3を形設 すると共に、上側辺縁の全巾に亘ってプラスチックフィルム製の複数の扁平な逆 止弁4…4をヒートシール手段により並列状に内装し、且つ、この実施例では、 該逆止弁装設部の手前に所要の間隔Lをへだてて、両側に短巾の流路5、5を残 存形設した状態でヒートシールを施し、該ヒートシールにより1本の流体の流通 閉塞部6を形設して、該閉塞部6の前後の袋体内部A、Bを上記両側の流路5、 5のみを介して連通させて成る真空包装用袋を構成したものである。
【0009】 また、上記逆止弁4には、プラスチックフィルム製の扁平な逆止弁であれば、 従来公知の種々の逆止弁を使用きるが、この実施例では、要保存性物を袋本体1 の挿入口3から挿入収容して密閉し、袋本体内の不要流体を逆止弁の流路から外 部に排出して袋本体内を真空に近い状態した後に、外気が袋本体内に侵入するの をより確実に防止するために、公知の逆止弁の中から次の構造の逆止弁を選択し て採用している。
【0010】 即ち、この実施例で用いられている逆止弁4は、詳細には図示していないが、 プラスチックフィルムにより扁平に形成した流体の流通管4aと、該流通管内に 装設した弁本体4bとから構成されており、この弁本体4bは、流体の流通方向 において、流体の排出口側に向って配置された先端側に開放部4cを備え、基端 側に折曲部4dを備えたプラスチックフィルムの二つ折り折曲片から成り、更に この弁本体4bの両側縁は上記流通管4aの両側縁に夫々接着されていて、上記 弁本体4bの折曲部4dにより大気の流入阻止用の閉塞部が形成されると共に、 流通管4aの両内側面と弁本体4bの両外側面との間に夫々形成された間隙によ り流体の排出流路が形成されて構成されている。
【0011】 而して、上記のように構成した複数の逆止弁4…4を、各弁本体4bの開放部 4cを図2に示すように上方に向けた状態で、袋本体1の上側辺縁の開口部に並 列内装し、適宜にヒートシールを施して並列状に装設して、袋本体の内外を各逆 止弁4の間隙流路のみを介して一方向に連通可能に構成してある。
【0012】 次に、上記の構成に基づいて、袋本体1内に食品、その他の要保存性物Mを略 真空状態で収納密封する操作及び作用を説明する。 まづ、挿入口3から要保存性物Mを収納した後、該挿入口3をヒートシールし て密封し、次に袋本体1を加圧して袋内の空気や不要な液体等の流体を逆止弁4 …側に押しやると、図4に示すように、袋体内部B側の流体は閉塞部6の両側に 設けた流路5、5のみを通って袋体内部A側に移行し、袋本体の上側辺縁に設け た各逆止弁4…4を経て外部に排出される。
【0013】 このとき、加圧された流体の圧力は、最初に両側の流路5、5を経て最寄りの 逆止弁4に加わり、順次に中間側の逆止弁4に加わることになるので、袋の上側 辺縁の中間部分に装設した逆止弁4を経て外部に排出される流体の圧力は効果的 に緩和され、従来のこの種の真空包装用袋のように、上側辺縁の中間部分に装設 した逆止弁を過度の流体圧力で損傷するのを確実に防止できる。
【0014】 また、上記のようにして袋内の流体を一旦排出した後は、減圧状態にある袋の 内部に外気が流入しようとしても、弁本体4bの折曲部4cにより形成された閉 塞部によって外気の流入が阻止されているため、弁本体4bの開放部4cは大気 圧によって拡開して、前記の間隙を塞いで外気の流入は阻止される。
【0015】 上記の説明から明らかなように、この実施例にしたがえば、袋の上側辺縁の全 巾に亘って複数の逆止弁4…4が装設されているので、袋内の流体の排出を迅速 に行ない得て、真空包装作業能率を向上し得ると共に、流体の加圧排出時に最も 強く加圧されて、損傷し易い袋の上側辺縁の中間部分に装設した逆止弁を損傷す ることがなく、真空包装状態を良好に保つことができる。
【0016】 また、図5〜図7は、本考案における流路5と閉塞部6の他の配設態様を略示 したものであって、図5は閉塞部6の一側端のみに流路5を設けた実施例を、図 6及び図7は袋の上側辺縁の少なくとも中間部分を含む所要範囲に亘って閉塞部 6を設けると共に、該閉塞部の両側に適宜数の流路5及び閉塞部6を交互に設け た二種類の実施例を夫々示しており、その流体排出の作用、効果は前記実施例と 略々同一であるが、前記実施例の場合の方が、考案の目的を達成するうえで最も 好ましい。
【0017】 以上、本考案の主要な実施例について詳述したが、本考案は上記実施例に限定 されるものではなく、考案の目的を達成でき、且つ考案の要旨を逸脱しない範囲 内で、種々の設計変更が可能であることは当然である。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、プラスチックフィルム等の柔軟性と非透水性、非通気性を備えた素 材から成る真空包装用袋本体の辺縁適所に包装物の挿入口を開設すると共に、他 の辺縁の少なくとも中間部分を含む辺縁の複数個所に袋本体内の不要流体を排出 するためのプラスチックフィルム製の逆止弁を装設して成る真空包装用袋におい て、該逆止弁装設部の手前に所要の間隔をへだてて、上記辺縁の中間部分の逆止 弁装設個所との非対向位置に少なくとも一つの流路を残存形設してシールを施し 、該シールにより流体の流通閉塞部を形成して該閉塞部の前後の袋本体内部を上 記流路のみを介して連通させたことを特徴とする真空包装用袋に係るものである から、従来のこの種の真空包装用袋では達成できない次の効果を奏する。
【0019】 (1) 袋本体の辺縁に袋内の不要流体を排出するための複数の逆止弁を装設 したので、加圧による流体の排出を迅速に行い得て、真空包装作業能率を著しく 向上できる。
【0020】 (2) 袋本体の特定個所に流体の流通閉塞部を設けて、袋本体の辺縁中間部 分に装設した逆止弁に加圧流体の圧力が直ちに負荷されるのを防止したので、流 体の加圧排出時に、流体により最も強く加圧される該中間部分の逆止弁の損傷を 効果的に防止し得て、逆止弁の損傷に起因する外気の侵入を確実に阻止でき、真 空包装状態を良好に保ち得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図4】流体の加圧排出状態の説明図である。
【図5】他の実施例を示す1部省略正面図である。
【図6】今一つの他の実施例を示す1部省略正面図であ
る。
【図7】更に今一つの他の実施例を示す1部省略正面図
である。
【符号の説明】
1 袋本体 3 挿入口 4 逆止弁 5 流路 6 閉塞部 A 袋体内部 B 袋体内部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルム等の柔軟性と非透
    水性、非通気性を備えた素材から成る真空包装用袋本体
    の辺縁適所に包装物の挿入口を開設すると共に、他の辺
    縁の少なくとも中間部分を含む辺縁の複数個所に袋本体
    内の不要流体を排出するためのプラスチックフィルム製
    の逆止弁を装設して成る真空包装用袋において、該逆止
    弁装設部の手前に所要の間隔をへだてて、上記辺縁の中
    間部分の逆止弁装設個所との非対向位置に少なくとも一
    つの流路を残存形設してシールを施し、該シールにより
    流体の流通閉塞部を形成して該閉塞部の前後の袋本体内
    部を上記流路のみを介して連通させたことを特徴とする
    真空包装用袋。
  2. 【請求項2】 閉塞部の両側端に流路を形設した請求項
    1に記載の真空包装用袋。
  3. 【請求項3】 閉塞部の一側端に流路を形設した請求項
    1に記載の真空包装用袋。
  4. 【請求項4】 逆止弁を装設した側の袋本体の辺縁の少
    なくとも中間部分を含む所要範囲に亘って閉塞部を設け
    ると共に、該閉塞部の両側に適宜数の流路及び閉塞部を
    交互に設けた請求項1に記載の真空包装用袋。
JP4921292U 1992-06-19 1992-06-19 真空包装用袋 Expired - Lifetime JPH0723406Y2 (ja)

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JPH063846U true JPH063846U (ja) 1994-01-18
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5437287U (ja) * 1977-08-12 1979-03-10
JP2020066470A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 株式会社アール 圧縮袋

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JP2022040393A (ja) * 2018-10-23 2022-03-10 株式会社アール 圧縮袋

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