JPH0638024Y2 - スパイラルコンベヤ式アンロ−ダ - Google Patents

スパイラルコンベヤ式アンロ−ダ

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JPH0638024Y2
JPH0638024Y2 JP1987131132U JP13113287U JPH0638024Y2 JP H0638024 Y2 JPH0638024 Y2 JP H0638024Y2 JP 1987131132 U JP1987131132 U JP 1987131132U JP 13113287 U JP13113287 U JP 13113287U JP H0638024 Y2 JPH0638024 Y2 JP H0638024Y2
Authority
JP
Japan
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conveyor
portal
spiral
unloader
boom
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987131132U
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English (en)
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JPS6436332U (ja
Inventor
晴重 新郷
澄弘 野村
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Ship Loading And Unloading (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、袋物、梱包品等の船荷の荷揚げあるいは積
込みに使用するスパイラルコンベヤ式アンローダに関す
るものである。
〔従来技術とその問題点〕
走行用のレールが敷設されていない岸壁や公共岸壁等に
おいて、袋入りの穀物、セメント、肥料等の積荷あるい
は梱包品等を船内から荷揚げしまたは船内に積込む場
合、船上デッキクレーンやトラッククレーンを使用して
モッコでの吊上作業、パレット上へ移載しての吊上作業
により行なわれている。
しかしながら、このような方法では、荷造り作業者等を
含め、多人数を要するばかりでなく、荷揚(積込)効率
が悪く、用船料等の港湾費用が多く必要である。また、
荷物の損傷が多い欠点がある。
一方、レール上を走行するスパイラルコンベヤ式アンロ
ーダが外国で稼動している。このアンローダは、第4図
ないし第6図に示すように、回転フレーム50に取付けら
れ水平旋回かつ垂直旋回可能なブームコンべヤ51の先端
にスパイラル垂直コンベヤ52を取付け、荷揚げに際して
は、伸縮式フィーダテーブル53、スパイラル垂直コンベ
ヤ52、移載用コンベヤ54、ブームコンべヤ51、移載用コ
ンベヤ55、ラウンドコンベヤ56、移載用コンベヤ57、ラ
ウンドコンベヤ58、トリッパーカー60を有する陸側移載
コンベヤ59を順に経て地上側設備61に搬送されるように
構成されている。そして、岸壁62にはレール63が敷設さ
れ、ポータル64の下部にレール63上を走行する走行用車
輪65が設けられ、さらに作業時の固定のためのアンカー
装置66、レールクランプ装置67が設けられている。
しかしながら、このようなレール走行式のアンローダで
は、レールが敷設されていない岸壁、あるいは公共岸壁
等で岸壁使用後他の場所へ移動させておかないといけな
い場合等においては、使用できないという問題点があっ
た。さらに、荷揚げ物を処理するための地上側設備が必
要であるとともにこの地上側設備とブームコンべヤを接
続する陸側移載コンベヤを必要とし、スペースを多く必
要とするとともに移動も面倒なものとなっている。
この考案は、このような問題点を解消すべく提案された
もので、その目的は、レールが敷設されていない岸壁で
の使用や、他の場所へ容易に移動させることが可能であ
るとともに小スペースでの作業が可能なスパイラルコン
ベヤ式アンローダを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るスパイラルコンベヤ式アンローダは、走
行可能なポータルにブームコンベヤを旋回可能に設け、
このブームコンベヤの先端にスパイラル垂直コンベヤを
取付けてなるスパイラルコンベヤ式アンローダにおい
て、 ポータルをタイヤにより走行可能とするとともに、ポー
タルにアウトリガーを設け、陸側スパイラル垂直コンベ
ヤをポータルに近接して設け、その上端を移載用コンベ
ヤ,ラウンドコンベヤ,移載用コンベヤを介して前記ブ
ームコンベヤの基端に接続して構成される。
〔作用〕
作業時はアウトリガーで機体を保持し、移動時にはアウ
トリガーを上昇させ、タイヤにより自由にかつ容易に移
動が行なえる。
例えば、荷揚げの場合、海側のスパイラル垂直コンベ
ヤ、ブームコンべヤにより搬送された積荷が陸側スパイ
ラル垂直コンベヤにより垂直に搬送され、ポータルに近
接させたトラック、フォークリフト等により積荷を搬出
することができ、小スペースでの作業が可能となるとと
もに陸側のコンベヤをポータルに組み込めるので移動も
容易となる。
〔実施例〕
以下、この考案を図示する一実施例に基づいて説明す
る。
本考案のスパイラルコンベヤ式アンローダは、比較的小
型の船を対象としたもので、第1図ないし第3図に示す
ように、従来と同様にポータル1、回転駆動装置3によ
り回転する回転フレーム2、垂直方向に旋回し得るブー
ムコンべヤ4、ブームコンべヤ4の先端に取付けられる
スパイラル垂直コンベヤ5、ポスト5Aの下端に取付けら
れる伸縮式フィーダテーブル6を有している。
ブームコンべヤ4は、端部がそれぞれ回転フレーム2、
コンベヤ5のケーシング5Bにピン着され、ホイスト7と
ワイヤロープ8で垂直方向に旋回し、リンク9とともに
平行リンクを構成し、スパイラル垂直コンベヤ5が常に
垂直状態となるよう保持する。スパイラル垂直コンベヤ
5は一般に用いられている螺旋形のベルトコンベヤ、ロ
ーラコンベヤであり、その上端が移載用コンベヤ10を介
してブームコンべヤ4に連結され、下端が水平旋回、垂
直旋回可能な伸縮性フィーダテーブル6に接続されてい
る。なお、回転フレーム2の陸側には、バックステー1
1、バランスウェイト12が設けられている。
このようなアンローダにおいて、本考案では、ポータル
1をゴムタイヤ13により走行可能とするとともに、この
タイヤ13の外側にアウトリガー14を設ける。さらに、従
来の地上側設備と、この地上側設備に直線的に延びる移
載用コンベヤをなくし、陸側スパイラル垂直コンベヤ15
を使用し、この陸側スパイラル垂直コンベヤ15をポータ
ル1に近接して配置する。
ポータル1の移動手段としては、走行装置16による自走
式、あるいは牽引式(図示せず)があり、自走式にはエ
ンジン・発電機を搭載して行なう方向や、地上側電源設
備より、ケーブルにて給電して自走させる方法がある。
陸側スパイラル垂直コンベヤ15の上端は、移載用コンベ
ヤ17、ラウンドコンベヤ18、移載用コンベヤ19を介して
ブームコンベヤ4に接続され、ラウンドコンベヤ18はポ
ータル1に固定され、ブームコンべヤ4が水平旋回して
も搬送できるようにされている。この陸側スパイラル垂
直コンベヤ15は、下部にタイヤ20を有して走行可能とさ
れ、ポータル1の支持脚1A間に位置するようにポータル
1に連結することによりポータル1とともに走行するこ
とができる。さらに、陸側スパイラル垂直コンベヤ15の
下端はローラコンベヤ21が接続される。
以上のような構成において、作業時にはアウトリガー14
を下降させ、タイヤ13支持からアウトリガー14の支持に
移行させ、機体を保持する。移動時にはアウトリガー14
を上昇させ、ゴムタイヤ13により機体を支え移動する。
船に沿って移動できるのはもちろんのこと、他の場所へ
も自由にかつ容易に移動できる。
荷揚げの場合、伸縮式フィーダテーブル6に載せられた
積荷は、海側のスパイラル垂直コンベヤ5、移載用コン
ベヤ10、ブームコンべヤ4、コンベヤ17、18、19を順に
経て、陸側スパイラル垂直コンベヤ15により垂直に搬送
され、ローラコンベヤ21上に集積される。次いで、ロー
ラコンベヤ21上の積荷をトラック、フォークリフト等に
移載して所定の場所へ輸送する。ポータル1の近傍で積
荷の搬送、搬出ができるので、小スペースでの作業が可
能となる。また、陸側スパイラル垂直コンベヤ15がポー
タル1に組み込まれているので、移動も容易である。
なお、船への積み込みは逆の順序で行なわれる。
〔考案の効果〕
前述のとおり、この考案によれば、ポータルをアウトリ
ガーを有するタイヤマウント式とし、ポータルに近接し
て陸側スパイラル垂直コンベヤを設けたため、次のよう
な効果を奏する。
(i)上端をブームコンべヤに接続し、ポータルの支持
脚間で岸壁に沿うアンローダ移動路と平行に配設した陸
側直線形コンベヤに比べ、アンローダ本体から移動方向
にコンベヤが突出することがないため、アンローダの移
動範囲にデッドスペースが生じることがなく、スパイラ
ルコンベヤ式アンローダを船に対して岸壁上の最適な位
置に配置でき、荷揚げ,積み込み作業を効率良く行うこ
とができる。
(ii)タイヤマウント式にすることによりレールが敷設
されていない場所での使用が可能となるとともに、他の
場所へ容易に移動させることができ、使用範囲が広くな
る。
(iii)ポータル近傍で積荷の搬送,搬出ができるとと
もにトラック等で輸送できるため、従来のように地上側
に特別な受入設備,直接的なコンベヤを必要とせず、小
スペースでの作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図はこの考案に係るスパイラルコ
ンベヤ式アンローダを示す正面図,側面図,平面図、第
4図,第5図,第6図は従来のスパイラルコンベヤ式ア
ンローダを示す正面図,側面図,平面図である。 1……ポータル、1A……支持脚 2……回転フレーム、3……回転駆動装置 4……ブームコンべヤ 5……スパイラル垂直コンベヤ 5A……ポスト、5B……ケーシング 6……伸縮式フィーダテーブル 7……ホイスト、8……ワイヤロープ 9……リンク、10……移載用コンベヤ 11……バックステー 12……バランスウェイト 13……ゴムタイヤ、14……アウトリガー 15……陸側スパイラル垂直コンベヤ 16……走行装置 17、19……移載用コンベヤ 18……ラウンドコンベヤ、20……タイヤ、 21……ローラコンベヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行可能なポータル(1)にブームコンベ
    ヤ(4)を旋回可能に設け、このブームコンベヤ(4)
    の先端にスパイラル垂直コンベヤ(5)を取付けてなる
    スパイラルコンベヤ式アンローダにおいて、 ポータル(1)をタイヤ(13)により走行可能とすると
    ともに、ポータル(1)にアウトリガー(14)を設け、
    陸側スパイラル垂直コンベヤ(15)をポータル(1)に
    近接して設け、その上端を移載用コンベヤ(17),ラウ
    ンドコンベヤ(18),移載用コンベヤ(19)を介して前
    記ブームコンベヤ(4)の基端に接続してなることを特
    徴とするスパイラルコンベヤ式アンローダ。
JP1987131132U 1987-08-28 1987-08-28 スパイラルコンベヤ式アンロ−ダ Expired - Lifetime JPH0638024Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987131132U JPH0638024Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28 スパイラルコンベヤ式アンロ−ダ

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JP1987131132U JPH0638024Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28 スパイラルコンベヤ式アンロ−ダ

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Publication Number Publication Date
JPS6436332U JPS6436332U (ja) 1989-03-06
JPH0638024Y2 true JPH0638024Y2 (ja) 1994-10-05

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