JPH0637687A - データ通信方法、通信ネットワーク運用方法および通信ネットワークのノード - Google Patents

データ通信方法、通信ネットワーク運用方法および通信ネットワークのノード

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JPH0637687A
JPH0637687A JP5139221A JP13922193A JPH0637687A JP H0637687 A JPH0637687 A JP H0637687A JP 5139221 A JP5139221 A JP 5139221A JP 13922193 A JP13922193 A JP 13922193A JP H0637687 A JPH0637687 A JP H0637687A
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Gregory B Vatt
グレゴリー・バートン・バット
Raymond J Leopold
レイモンド・ジョセフ・レオポルド
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/18521Systems of inter linked satellites, i.e. inter satellite service

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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 個々の衛星間で双方向通信リンク16を介し
て通信を行なう衛星(12)のネットワーク10を提供
する。 【構成】 各衛星は、複数のリンク16を終了する。す
べての衛星は同期60され、一定期間のフレーム52の
構造を認識する。ネットワーク10内の各リンク16に
ついて、リンク16の両端の衛星は、同じ周波数帯域を
利用して、リンク16の相手側に対してデータ通信を同
時に送信する。衛星によって維持されるすべてのリンク
16に対する送信は同時に行なわれる。この送信は、衛
星間の距離に応答す期間の間継続される(78)。相対
するリンク・ノードからの通信が衛星間の全距離をほぼ
伝搬すると、衛星が維持するすべてのリンク16の送信
は終了する(80)。送信を終了した後、各衛星は相手
側衛星12からリンク16に対して前回送信された通信
を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、通信システム
に関する。さらに詳しくは、本発明は、双方向通信を行
なうために時分割多元接続(time division multiple a
ccess: TDMA)方式を利用する通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】双方向通信は、信号が伝達される通信リ
ンクまたはチャンネルを利用することができる。このよ
うな信号は、ワイヤや光ファイバ上で送信することがで
き、あるいはRF通信として空中で伝送したり、音波通
信として水中や空中で伝送するために変調することがで
きる。双方向通信は、干渉問題に対処している。例え
ば、2つのノードが通信をやり取りする場合に、各ノー
ドは自己の送信信号を他方のノードが送信する信号から
区別できなければならない。
【0003】従来の双方向通信は、全二重または半二重
動作を想定している。全二重動作は2つの逆方向の単純
通信回線すなわち単方向のリンクを利用し、これらのリ
ンクは同時に動作する。これらの2つのリンクは互いに
独立して動作するため、干渉は生じない。例えば、一方
のリンクが他のリンクから完全に独立したワイヤまたは
ファイバを利用したり、あるいは一方のリンクが他方の
リンクから完全に独立した周波数帯域または周波数のセ
ットを利用することができる。全二重動作では、各当事
者が一方のリンク上で送信し、同時に他方のリンク上で
受信する。半二重動作は、一つのリンクしか利用しな
い。通信が一度に一方方向のみに進むする限り、この一
つのリンク上でいずれかの方向に進む。リンクを利用す
るノードは同時に送信し受信することを控えるので、干
渉が避けられる。
【0004】半二重動作に比べて、全二重動作が好まれ
る場合が多い。一つの半二重リンクと、全二重動作が利
用する2つの単純通信回線リンクが同じ容量を有してい
ると仮定すると、全二重動作を利用してより大量のデー
タを通信することができる。さらに、全二重動作では、
リンク管理およびタイミング要件がそれほど重要になら
ない。一方、半二重動作では、通信システムはリンク上
で異なるノードにいつ送信させるかを決定する方式を考
案しなければならない。
【0005】RF通信リンクが空中、特に宇宙空間で確
立されると、全二重動作の利点は後退する。例えば、2
つの単純通信回線リンクはスペクトルの異なる部分を利
用できるが、スペクトルの一方の部分で動作するように
適応された送信回路は、スペクトルの別の部分で動作す
るように適応された受信回路から隔離しなければならな
い。この隔離は、大規模な遮蔽および回路の複雑化とい
う犠牲を払って行なわれる場合が多い。リンクの一方側
で動作するノードが衛星の場合、遮蔽の重量および回路
の複雑化は衛星のコストを過大なものにしている。
【0006】さらに、ノードが一つ以上の双方向リンク
を運用する場合、非干渉通信を伝送するために必要な独
立したスペクトル帯域の総数は増加する。そのため、与
えられたスペクトル量をより多くの数の近接し、独立し
た周波数帯域に分割することができる。周波数帯域の数
が増加すると、前述の干渉問題も増加する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の半二重動作には
全二重動作に伴う干渉問題がないが、半二重動作にはそ
れ独自の問題もある。一つのノードのみが一度に一つの
リンクを利用するという半二重動作の条件により、リン
クの利用が非効率的になる。ノードは、一つの通信を送
信し、もう一方の通信を受信する間で待たなければなら
ない。この待ち状態は、ノード間で通信が移動するのに
要する時間によって課せられ、この時間は通信信号がノ
ードを一周する期間よりも長い場合が多い。例えば、リ
ンクへの第1送信を完了したばかりの第1ノードは、第
2ノードがこの第1送信を受信し終え、第2ノードが第
2送信を開始し、この第2送信が第1ノードに達するま
で待ってから、リンクからデータを受信しなければなら
ない。ノードが数百マイルまたは数千マイル離れている
場合、この待ち状態は通信に対してかなりの遅延を課す
ることになる。さらに、より多くのノードが互いに半二
重通信を行なうと、任意の2つのノード間で伝達できる
データ量は低下する。
【0008】従って、本発明の利点は、改善された双方
向通信システムおよび方法を提供することである。
【0009】本発明の別の利点は、全二重動作に伴う干
渉問題のない双方向通信システムおよび方法を提供する
ことである。
【0010】本発明の別の利点は、半二重動作の非効率
性を低減する双方向通信システムおよび方法を提供する
ことである。
【0011】本発明の別の利点は、簡単な回路設計を利
用して構成でき、かつ、衛星用としても適した双方向通
信システムおよび方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するために手段】本発明の上記の利点等
は、一つの例において、通信チャンネルを介して第1ノ
ードと第2ノードとの間でデータを通信する方法によっ
て実現される。この方法は、第1の時間的な点から開始
して、第1ノードからチャンネルに第1データを送信す
ることを必要とする。実質的にこの第1の時間的な点か
ら開始して、第2データが第2ノードからチャンネルに
送信される。第1データは、第2の時間的な点におい
て、第2ノードで受信される。第2データは、実質的に
第2の時間的な点において、第1ノードで受信される。
【0013】図面と共に以下の詳細な説明を参照するこ
とにより、本発明についてさらに理解を深めることがで
きよう。ただし、同様な参照番号は図面を通して同様な
項目を示すものとする。
【0014】
【実施例】図1は、衛星方式の通信ネットワーク10を
示す。ネットワーク10は、周回衛星12などのいくつ
かの上空の通信ノードを利用して地球全体に配置されて
いる。好適な実施例では、衛星12は低極軌道上にあ
る。特に、ネットワーク10の好適な実施例では、各軌
道に11基の衛星12がある7つの極軌道を利用してい
る。明確にするため、図1は衛星12の一部のみを示し
ている。
【0015】軌道14および衛星12は、地球の周りに
配置されている。各軌道14は、高度約765km上で
地球を取り囲んでいる。これらの低軌道14により、衛
星12は地球に対して約25,000km/時で移動す
る。衛星12全体で衛星網を形成し、衛星12は互いに
静止しているが、ただし両極部分において互いに収束
し、交差している軌道を除く。特に、各衛星12は、同
一軌道面14上の近傍の衛星12から約4000kmの
距離離れて位置し、電磁信号はこの距離を移動するのに
約13.4m秒かかる。この同一平面上の距離および対
応する信号伝搬時間は比較的一定である。
【0016】図2は、衛星12の相対的な配向の静止的
な二次元マップを示す。図1,図2において、ある瞬間
に偶数の軌道面14a上にある衛星12は、地球の一方
の側でほぼ同一緯度にある。同様に、衛星12はすべて
の奇数面14bについては地球の一方側でほぼ同じ緯度
にある。しかし、奇数面上の衛星12は偶数面上の衛星
12に対して位相がずれて配置されている。ある瞬間に
おいて、奇数面の衛星12の緯度は隣接する偶数面の衛
星12の緯度のほぼ中間である。
【0017】各衛星12と、同一面14上の前後の衛星
12と、隣接面上の前後の衛星との間には見通し線が存
在する。好適な実施例は、好ましくは20〜30GHz
の範囲のRF通信を利用して、各衛星12とその隣接す
る衛星12との間に通信リンクを確立する。図2におい
て、最大6つの見通し線の双方向RF通信リンク16が
各衛星12に対して維持される。図2に示すように、前
後のリンク16a,16bが衛星12xと同一平面14
上で周回する前後の衛星12a,12b(すなわち、同
一平面衛星(in-plane satellites) )との間に存在す
る。右前方のリンク16cおよび右後方のリンク16d
は、衛星12xと右側の隣接面14上を周回する前後の
衛星12c,12d(すなわち、交差面衛星(cross-pla
ne satellites))との間にそれぞれ存在する。同様に、
左前方のリンク16eおよび左後方のリンク16fは、
衛星12xと左側の隣接面14上を周回する前後の衛星
12e,12fとの間にぞれぞれ存在する。図2に示す
各衛星12は、リンク16の同様な配向を維持してい
る。好適な実施例では、各衛星12に対するすべてのR
Fリンク16a〜16fは同じ周波数スペクトルを利用
し、すべてのリンク16a〜16fはこのスペクトル上
で通信の送受信を行なう。
【0018】図1に戻って、隣接軌道14上の衛星12
間の距離は、緯度と共に変化する。交差面衛星12間の
距離は赤道上で最大となる。この距離は、衛星12が極
地域に近づくにつれて短くなる。電磁信号は、緯度に応
じて近傍の交差面衛星12間を移動するのに7m秒から
13m秒かかる。
【0019】図1,図2およびこれまでの説明はネット
ワーク10の好適な軌道形状について説明してきたが、
各衛星12が提供する通信ノードは前述のように配置す
る必要はないことが当業者に理解される。例えば、この
ようなノードは地球の表面に配置してもよく、あるいは
説明した軌道以外の軌道上に配置してもよい。同様に、
ノードの正確な数はネットワークに応じて変化してもよ
い。
【0020】衛星12は、多くの中央交換局(central
switching office: CSO)18(そのうち一つを図1
に示す),いくつかの地上制御局(ground control stat
ion:GCS)20(そのうち一つを図1に示す)および
任意の数の無線通信加入者装置22(そのうち一つを図
1に示す)を介して地上の装置と通信を行なう。加入者
装置22は、地球上の任意の位置に配置してもよい。C
SO18は、地政学的な境界線に基づいて地表上に配置
されることが好ましい。GCS20は、最大北緯または
最大南緯上にあることが好ましく、ここでは軌道14の
収束によって、より多くの衛星12がより多くの赤道緯
度に対して地表上の一つの点の直接見通し線内に入る。
衛星網のすべての衛星12がそれぞれの軌道14上のあ
る点において、割り当てられたGCS20の直接視界に
入るように、約4つのGCS20を利用することが好ま
しい。
【0021】CSO18およびGCS20は地上で一緒
に配置してもよい。しかし、CSO18はGCS20と
は異なる機能を果たす。GCS20は、衛星12の衛星
網に対してテレメトリ,追尾および制御(telemetry, t
racking, and control: TT&T)機能を実行すること
が好ましい。
【0022】CSO18は、ネットワーク10の通信ノ
ードとして動作することが好ましい。広域電気通信交換
網(図示せず)などのさまざまな地上方式の通信システ
ムは、CSO18を介してネットワークにアクセスでき
る。衛星12の衛星網の構成により、衛星12の少なく
とも一つは常に地表上の各点の視界内に入る。従って、
ネットワーク10は、任意の2つの加入者装置22との
間,任意の加入者装置22とCSO18との間または任
意の2つのCSO18との間で、衛星12の衛星網を介
して通信回線を確立することができる。
【0023】図3は、ネットワーク10(図1参照)に
よって利用される、例えば衛星12などの通信ノードの
ブロック図を示す。衛星12は、任意の数のトランシー
バを含む。例えば、一つのトランシーバ24は各リンク
16を担当する。従って、トランシーバ24a〜24f
はリンク16a〜16fにそれぞれ相当する(図2参
照)。さらに、衛星12は、地球リンク・トランシーバ
26および加入者装置トランシーバ28を含む。衛星1
2は、トランシーバ26を介してCSO18およびGC
S20(図1参照)と通信を行ない、トランシーバ28
を介して加入者装置22(図1参照)と通信を行なって
いる。
【0024】各トランシーバ24,26,28は、対応
するアンテナ30,32,34にそれぞれ結合する。ア
ンテナ30,32,34のうち、少なくともアンテナ3
0a〜30fは指向性アンテナであることが好ましく、
これらのアンテナはリンク16a〜16fのそれぞれに
相当する見通し線方向において最大信号強度となるよう
に配向することができる。
【0025】各トランシーバ24は、右前方のトランシ
ーバ24eについて示すように、当技術分野において一
般的なさまざまなサブコンポーネントを含むことができ
る。例えば、各トランシーバ24は、受信機36および
送信機38を含むことができる。各受信機36は入力バ
ッファ40に結合し、データが衛星12において受信さ
れ、復調された後、入力データはこのバッファに入れら
れる。各送信機38は出力バッファ42に結合し、この
バッファからデータが取り出され、変調されて、衛星1
2から放射あるいは放送される。1フレームにおいてバ
ッファ40,42に入れられたすべてのデータは、次の
フレームの終了までに廃棄されることが望ましい。従っ
て、入力バッファ40および出力バッファ42は最小限
の構成に抑えられる。
【0026】本発明の好適な実施例に従って、各トラン
シーバ24の受信機36および送信機38は同じ周波数
帯域内で動作する。さらに、受信機36は送信機38と
異なる時間に動作する。従って、受信機36および送信
機38は、発振器,タイミング回路など(図示せず)の
多くの素子を共有して、衛星の設計を簡単にすることが
できる。さらに、受信機36は送信機38が動作してい
る最中にデータを受信する必要はないので、これらの機
器間の遮蔽は最小限ですむ。衛星設計の簡略化,遮蔽の
低減および最小限のデータ・バッファにより、ネットワ
ーク10(図1参照)内の衛星12について衛星の軽量
化,信頼性の改善および低コスト化を計ることができ
る。
【0027】本発明の好適な実施例では、トランシーバ
26,28はトランシーバ24と同じ周波数スペクトル
を利用する必要はない。最小限の遮蔽ですむように、ト
ランシーバ26,28は、トランシーバ24のスペクト
ルから十分離れた周波数で動作することが好ましい。
【0028】トランシーバ24,26,28は、さまざ
まなメモリ素子やタイマ44と共に、プロセッサ46に
結合する。プロセッサ46は、単一のプロセッサまたは
並列アーキテクチャで動作する複数のプロセッサを利用
して構成することができる。一般に、プロセッサ46は
トランシーバ24を調整/制御して、衛星12がリンク
16からデータ通信を受信し、受信された通信を出力バ
ッファ42間で適切に分配し、通信をリンク16に返送
できるようにする。また、データ通信はトランシーバ2
6,28を介して地表に対して送受信することもでき
る。タイマ44は、プロセッサ46および衛星12をネ
ットワーク10(図1参照)によって課せられるタイミ
ング制限と同期させるために用いられる。
【0029】メモリ素子は、期間テーブル(duration ta
ble) 48を含む。テーブル48は1対1の対応で期間
と緯度とを関連づける。従って、テーブル48に緯度を
与えることにより、期間を得ることができる。別の実施
例では、テーブル48は期間と時間値との関連,距離と
緯度との関連,距離と時間値との関連などを判定する。
選ばれた実施例に関係なく、衛星の位置に相当するキー
を与えることにより、テーブル48は、交差面リンク1
6c〜16f(図2参照)上で衛星12から近傍の衛星
12に電磁信号が伝搬するのに要する期間に相当するデ
ータを与える。これらの期間データは、指示された緯度
における衛星12と近傍の衛星12との間の距離に応答
する。これらのデータは期間を直接表してもよく、ある
いは信号伝搬速度で割ることにより期間を求めることの
できる距離を表してもよい。キーとして用いられるデー
タは緯度を直接表してもよく、あるいは衛星12の軌道
上の特定の点に相当す時間的な点を表してもよい。
【0030】またメモリ素子は、他のメモリ50を含
む。メモリ50は、プロセッサ46に対する命令として
機能するデータであって、プロセッサ46によって実行
されると、以下で説明する手順を衛星12に実行させる
データを含む。またメモリ50は、衛星12の動作によ
って処理される他の変数,テーブルおよびデータベース
も含む。
【0031】図4,図5は、本発明による双方向通信を
示すタイミング図を示す。図4は本発明の第1実施例を
示し、図5は本発明の第2実施例を示す。図4,図5は
それぞれ一つのリンク16(図1,図2参照)のみを示
している。しかし、これらの図面に示すタイミングはネ
ットワーク10(図1参照)内のすべてのリンクに適用
される。つまり、ネットワーク10内のすべてのリンク
16は、実質的に図4,図5に示すように動作する。
【0032】図4において、互いに通信を行なっている
2つの衛星12、例えば衛星12xと衛星12a〜12
f(図2参照)の一つとは、定期間のフレーム52を利
用して通信を行なう。衛星12内で必要とされるデータ
・バッファを最小限におさえ、かつ、衛星設計を簡略に
するため、フレーム期間はネットワーク10全体で一定
に維持される。フレーム52の期間は、例えば、約30
m秒である。各フレームは、ネットワーク10内のすべ
ての衛星12に対して同じ時間54において開始する。
【0033】各フレーム52の約半分はデータをリンク
16に送信するための専用であり、各フレーム52の別
の半分はリンク16からデータを受信するための専用で
ある。衛星12a,12bそれぞれは、実質的に同じ時
間においてリンク16に対するデータ通信の送信を開始
し、同じ期間について送信スロット56において送信を
継続する。通信の信号伝搬速度は有限であり、また衛星
12間の距離によって、通信がリンク16の他方のリン
クに伝搬するためにはある期間を必要とする。前述の軌
道形状に従って、この期間は同一面衛星12aと12b
(図2参照)との間のリンク16について約13.4m
秒で一定に維持されている。この期間は、衛星12の緯
度に応じて、交差面衛星12cと12fとの間のリンク
16では7m秒から13m秒の間で変化する。
【0034】リンク16に対する相手側からの信号が着
信する前に各衛星12からの送信が終了するように、時
間スロット56は構成されている。送信を中止した後、
各ノードは受信モードで動作し、相手側の送信された通
信が受信スロット58において受信される。
【0035】図4に示す本発明の実施例では、フレーム
52の開始時に衛星12xから送信されるデータは、同
じフレーム52の終了中に衛星12a〜12fにおいて
受信され、この同じフレーム52の開始において衛星1
2a〜12fから送信されるデータは、同じフレーム5
2の終了中に衛星12xにおいて受信される。
【0036】図5の実施例に従って、フレーム52の開
始時に衛星12から送信されるデータは、同じフレーム
52またはその後のフレーム52のいずれかの終了時に
相手側のノードにおいて受信される。通信が一方のノー
ドから送信され、他方のノードにおいて受信されるまで
に介在するフレーム52の数は、ノード間の距離に依存
する。伝搬遅延の必要に応じて、介在するフレームはゼ
ロか、または複数のフレームが介在する。第2実施例で
は、フレーム52の長さは図4の実施例で説明した長さ
よりも、例えば約15m秒まで短縮することができる。
衛星12がある距離だけ離れて配置されている場合に
は、フレーム長の短縮により、チャンネル容量を犠牲に
して、ネットワーク10を伝搬する通信の二地点間遅延
が低減される。
【0037】図6は、一つの衛星12によって実行され
る制御手順60のフローチャートを示す。手順60によ
り、衛星12は外部タイミング信号に同期する。一つの
衛星12について手順60を説明するが、各衛星12は
実質的に同じ手順を実行することが望ましいことが当業
者に理解される。一般に、TT&TコマンドがGCS2
0(図1参照)から受信された場合に、制御手順60が
呼びだされる。TT&Cには軌道制御コマンド,診断コ
マンド,プログラミング・コマンドなどさまざまなコマ
ンドがある。
【0038】このようなTT&Cコマンドは、同期コマ
ンドをさらに含む。問い合わせタスク62に示すよう
に、同期コマンドが検出されると、プログラム制御は、
タスク64に示すように、コマンドによって伝達される
同期データに応答して、同期コマンドからデータを取り
出す。好適な実施例では、衛星12は約100分に一回
地球を周回する。従って、これらの衛星は100分に一
回GCS20上空にあり、自己の内部時間をネットワー
ク10のシステム時間に100分毎に同期することがで
きる。すべての衛星12は実質的に同じ手順を実行する
ので、すべての衛星12の内部タイマ44は実質的に同
じ瞬間にある時間的な点を認識する。好適な実施例で
は、すべての衛星12のタイマ44は互いに約50ミリ
秒内で同期が維持される。同期後に、手順60は本発明
に関係のない他のTT&C機能に関与することができ
る。手順60の動作により、ネットワーク10内のすべ
ての衛星12は、すべてのフレーム52について実質的
に同じ実際の時間的な点において、フレームの開始を示
す時間54(図4,図5参照)を認識する。
【0039】図7は、一つの衛星12によって実行され
るフレーム開始手順66のフローチャートを示す。手順
66により、衛星12は図4,図5に示す方法で通信を
行なう。一つの衛星12について手順66を説明してい
るが、各衛星12は実質的に同じ手順を実行することが
望ましいことが当業者に理解される。各フレーム52
(図4,図5参照)の開始に応答して、手順66を開始
することができる。例えば、手順66は、タイマ44
(図3参照)によって与えられる割込みによって開始す
ることができる。衛星12において連続的なフレームの
流れが処理されるにつれて、手順66は連続的に反復す
る。さらに、すべての衛星12は前述のように同期され
ているので、各衛星12は実質的に同じ瞬間において手
順66を開始する。
【0040】手順66はタスク68を実行して、送信ス
ロット56(図4,図5参照)の期間を判定する。前述
のように、各送信スロット56は、通信がリンク16を
伝搬するのに要する時間よりもわずかに短い期間の間続
く。各衛星12は複数のリンク16を維持しているの
で、タスク68において複数の期間が判定される。これ
らのリンク16を終了している衛星12は実質的に一定
の距離だけ離れているので、平面上では、リンク16
a,16b(図2参照)は実質的に一定の伝搬遅延を有
する。従って、例えば13.4m秒の所定の定数をメモ
リ50(図3参照)から取り出すことによって、対応す
る期間を得ることができる。
【0041】一方、他の軌道上の衛星12c〜12fに
対するリンクの伝搬遅延は、これらの他の軌道14が両
極地域(図1参照)付近で収束するため変化する。従っ
て、これらの交差面リンク16の対応する期間は、期間
テーブル48(図3参照)を利用してテーブル・ルック
アップ演算によって得ることができる。それによって得
られる期間は、衛星12間の距離を信号の伝搬速度(こ
れは好適な実施例ではほぼ光速である)で割った値より
もわずかに小さい時間期間を表する。
【0042】タスク68の次に、タスク70は対応する
リンク16a〜16f(図2参照)を担当するトランシ
ーバ24(図3参照)のレシーバ36を動作停止する。
トランシーバ24のすべての受信機36は、送信機38
(図3参照)が起動している場合に、次の送信スロット
56(図4,図5参照)に備えて停止する。
【0043】タスク70の次に、次の送信スロット56
の開始まで、データを送信せずにタスク72は待機す
る。タスク72は、衛星12の各リンク16について独
立して実行される。従って、異なるリンク16a〜16
fについて異なる待機時間を利用することができる。待
機時間は、タスク68で得られた期間の値から決定する
ことができる。好適な実施例では、送信スロット56の
開始は、データ送信専用のフレーム52の半分内で遅延
され、送信された最初のデータがフレーム52の受信部
分の開始においてリンク16の相手側に着信する。この
待機時間は、図4,図5に示すリンク・パス遅延(link
path delay: LPD)に相当する。LPD74の期間
は、フレーム52の送信部分の期間から送信期間を引く
ことによって決定される。
【0044】タスク72の次に、各リンク16につい
て、タスク76はリンク16に対するデータの送信を開
始する。タスク76は、送信スロット56の開始(図
4,図5参照)を表す。タスク76の次に、タスク78
は送信スロット56の期間において対応するリンク16
について送信を継続し、タスク80はリンク16の時間
スロット56の終了時において各リンクに対する送信を
中止する。各リンク16a〜リンクfに対する送信は、
すべての衛星12について実質的に同じ瞬間に停止す
る。この瞬間は、受信スロット58の開始直前に発生す
る。図4,図5に示す送信/受信時間バッファ82は、
ネットワーク10のさまざまな衛星12間の同期の誤差
を補償するために設けられている。
【0045】タスク80が送信を中止すると、タスク8
4は次の受信スロット58についてトランシーバ24の
受信機36を起動させる。受信機36は、時間バッファ
82(図4,図5参照)の終了までに動作可能になり、
タスク86は衛星12によって維持されている各リンク
16について実行され、リンク16を介して宛てられた
データを受信する。タスク86はさまざまなリンク16
からデータを受信し、このデータを適切な出力バッファ
42(図3参照)に送出する。
【0046】図8は、ネットワーク10内のノード間で
交信されるデータのブロック図を示す。これらのデータ
はパケット88にフォーマット化され、各パケット88
はヘッダ部90とペイロード部92とを含む。ヘッダ9
0は、ルーティング・データ(routine data)およびネッ
トワーク10が通信サービスを提供するために役立つと
考えられる他のネットワーク制御データを含む。ペイロ
ード部92は、ネットワーク10によって通信されるデ
ータを含む。
【0047】図7に戻って、タスク86において、プロ
セッサ46はヘッダ92を調べて、対応するパケット8
8をどこに送出するかを判断する。この判断の次に、パ
ケット88は、パケット88を目的地まで伝えるリンク
16に関連する出力バッファ42(図3参照)に入れら
れる。あるいは、ヘッダ92の一部は、対応するパケッ
ト88を地球リンク26または加入者装置トランシーバ
28(図3参照)を介して送出することを指示してもよ
い。
【0048】タスク86は、受信スロット58(図4,
図5参照)にわたって継続する。前述のように、データ
は送信スロット56においてのみ送信され、スロット5
6はデータ送信専用のフレーム52の半分よりも短い。
従って、受信スロット58は、データ受信専用のフレー
ム52の半分の終了前で、かつ、フレーム52の終了前
に終了する。ルート時間スロット94は、受信スロット
58後もフレーム52内に留まる。ルート時間スロット
94はプロセッサ46(図3参照)によって用いられ、
次のフレーム52の次の送信スロット58に備えて、受
信スロット58(図4,図5参照)において受信された
すべてのデータの送信を継続する。
【0049】タスク86の次に、プログラム制御は停止
するか、あるいは本発明に関連のない他のタスクを実行
する。しかし、次のフレーム52が開始すると、手順6
6は反復する。
【0050】
【発明の効果】本発明は、改善された双方向通信システ
ムおよびその方法を提供する。受信機は送信機が動作し
ているのと同時に動作する必要はないので、本発明のシ
ステムおよび方法は全二重動作に伴う分離問題を避ける
ことができる。さらに、本発明のシステムおよび方法
は、従来の半二重動作に伴う制御および遅延問題を防い
でいる。すべての衛星12は外部からのシステム時間に
従って同期動作するので、制御が維持される。リンクに
対する両当事者は同時に送信するので、信号遅延は最小
限に抑えられる。従って、リンクは反対方向に進む通信
を同時に対処することができる。
【0051】さらに、本発明のシステムおよび方法は、
衛星設計を簡略化する。送信機および受信機は同時に動
作しないので、隔離のために遮蔽をあまり必要としな
い。一定期間のフレームを利用しており、かつ、すべて
のデータは一つのフレーム内で衛星を介して送信される
ので、比較的すくないバッファしか必要としない。さら
に、複数の通信リンクを維持するために利用されるさま
ざまな送信機および受信機の間で多くの回路素子を共有
することができる。衛星設計の簡略化により、軽量化お
よび消費電力の節減ならびに信頼性の向上が図られ、こ
れらはすべて衛星の低コスト化につながる。
【0052】本発明について好適な実施例を参照して説
明してきた。しかし、本発明の範囲から逸脱せずに、こ
れらの好適な実施例に対して変更や修正を行なえること
が当業者に理解される。例えば、前述の軌道形状,タイ
ミングおよび距離の値は一例にすぎず、本発明の教示は
移動するネットワーク・ノードや移動しないネットワー
ク・ノードにも適用され、異なる形状のネットワーク・
ノードにも適用され、異なるタイミングや距離値のネッ
トワーク・ノードにも適用される。当業者に想起される
これらおよび他の変更や修正は、本発明の範囲に含まれ
るものとする。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の一つの実施例が実施される環境の配置
図を示す。
【0054】
【図2】通信ネットワークのノード間の通信リンクの配
置図を示す。
【0055】
【図3】通信ネットワークのノードのブロック図を示
す。
【0056】
【図4】本発明の第1実施例による双方向通信を示すタ
イミング図である。
【0057】
【図5】本発明の第2実施例による双方向通信を示すタ
イミング図である。
【0058】
【図6】通信ネットワークのノードによって実行される
制御手順のフローチャートを示す。
【0059】
【図7】通信ネットワークのノードによって実行される
フレーム開始(Frame Begin) 手順のフローチャートを示
す。
【0060】
【図8】通信ネットワークのノード間で交信されるデー
タのブロック図を示す。
【0061】
【符号の説明】
10 通信ネットワーク 12 衛星 14 軌道 18 中央交換局(CSO) 20 地上制御局(GCS) 22 無線通信加入者装置 24 トランシーバ 26 地球リンク・トランシーバ 28 加入者装置トランシーバ 30,32,34 アンテナ 36 受信機 38 送信機 40 入力バッファ 42 出力バッファ 44 タイマ 46 プロセッサ 48 期間テーブル 50 メモリ 52 フレーム 56 送信スロット 58 受信スロット 88 パケット 90 ヘッダ部 92 ペイロード部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを通信する方法において、前記デ
    ータが通信チャンネル(16)を介して第1ノードと第
    2ノード(12)との間で通信される方法であって: a)第1の時間的な点において、前記第1ノードから前
    記チャンネル(16)に第1データを送信する段階(7
    6); b)実質的に前記第1の時間的な点において、前記第2
    ノードから前記チャンネルに第2データを送信する段階
    (72〜76); c)前記第1の時間的な点より後の第2の時間的な点に
    おいて、前記第2ノードにて前記チャンネルから前記第
    1データを受信する段階(86);および d)実質的に前記第2の時間的な点において、前記第1
    ノードにて前記チャンネルから前記第2データを受信す
    る段階; によって構成されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 第1ノードと第2ノード(12)との間
    で通信チャンネル(16)を介して通信をやり取りする
    方法において、前記通信がある伝搬速度で前記チャンネ
    ルを伝搬する方法であって:送信期間を判定する段階
    (68)であって、前記期間は前記第1ノードと第2ノ
    ードとの間の距離を前記伝搬速度で割った値よりも小さ
    い段階(68);前記第1および第2ノードのそれぞれ
    から通信を前記チャンネルに送信する段階(76)であ
    って、前記通信を前記第1および第2ノードから実質的
    に同時に送信し、前記通信を前記第1ノードおよび第2
    ノードから前記送信期間の間送信する段階(76);お
    よび前記第1および第2ノードのそれぞれにおいて、前
    記チャンネルから通信を受信する段階(86)であっ
    て、この受信する段階は前記送信する段階が実行されて
    いない間に行なわれる段階(86);によって構成され
    ることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 所定の配向で配置され、それぞれ離間し
    たノード(12)の通信ネットワークのノードを運用す
    る方法であって:前記ノードのタイマ部(44)を外部
    タイミング信号に同期させる段階;共通の周波数帯域に
    おいて複数の通信を対応する複数の前記ネットワーク・
    ノードに送信する段階であって、この送信する段階は前
    記タイマに応答して開始される段階;前記周波数帯域に
    おいて前記対応する複数の前記ネットワーク・ノードか
    ら複数の通信を受信する段階であって、この受信する段
    階は前記タイマに応答して開始される段階;および前記
    送信する段階と前記受信する段階を同時に実行すること
    を避ける段階;によって構成されることを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項4】 所定の配向で配置され、それぞれ離間し
    たノードのネットワーク(10)内で通信を中継するノ
    ード(12)であって:タイマ(44);前記タイマを
    外部信号に同期させる手段(26);それぞれが前記タ
    イマに応答して、共通の周波数帯域において複数の通信
    を対応する複数の前記ネットワーク・ノードに同時に送
    信する複数の送信機(38);ぞれぞれが前記タイマに
    応答して、前記共通の周波数帯域において前記対応する
    複数のネットワーク・ノードから複数の通信を受信する
    複数の受信機(36);および前記送信機および受信機
    に結合され、前記受信機の一つを前記送信機の一つと同
    時に動作させることを防ぐ手段(46);によって構成
    されることを特徴とするノード。
JP5139221A 1992-05-26 1993-05-19 データ通信方法、通信ネットワーク運用方法および通信ネットワークのノード Pending JPH0637687A (ja)

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