JPH0637598Y2 - 蛍光灯点灯回路 - Google Patents
蛍光灯点灯回路Info
- Publication number
- JPH0637598Y2 JPH0637598Y2 JP1985139232U JP13923285U JPH0637598Y2 JP H0637598 Y2 JPH0637598 Y2 JP H0637598Y2 JP 1985139232 U JP1985139232 U JP 1985139232U JP 13923285 U JP13923285 U JP 13923285U JP H0637598 Y2 JPH0637598 Y2 JP H0637598Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- lamp lighting
- circuit
- lighting
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は複写機やファクシミリ等の瞬時点灯が必要な光
源に用いられる蛍光灯の点灯回路に関し、殊に該蛍光灯
の予熱回路の改良に関する。
源に用いられる蛍光灯の点灯回路に関し、殊に該蛍光灯
の予熱回路の改良に関する。
従来の技術 複写機やファクシミリの光源に用いる蛍光灯は瞬時に点
灯することが必要である。このため、この種蛍光灯では
消灯時もフィラメントの予熱を行っている。従来の蛍光
灯点灯回路は第２図に示すように、蛍光灯点灯維持電圧
供給回路Ａと予熱電源ＢとをリレーRyの接点S1,S2を用
いて切換える構成としている。図中、ＣはリレーRyの駆
動電源である。
灯することが必要である。このため、この種蛍光灯では
消灯時もフィラメントの予熱を行っている。従来の蛍光
灯点灯回路は第２図に示すように、蛍光灯点灯維持電圧
供給回路Ａと予熱電源ＢとをリレーRyの接点S1,S2を用
いて切換える構成としている。図中、ＣはリレーRyの駆
動電源である。
考案が解決しようとする問題点 しかるに上記従来の点灯回路は次のような問題点があ
る。即ち、フィラメントの予熱電圧が低電圧であるため
リレー接点S1,S2に微量の電流しか流れず、リレー接点
のセルフクリーニング効果が得られない。このためリレ
ー接点が酸化し接触不良が起こりやすく、耐久性に問題
があった。また、リレーRyを用いているので、点灯回路
全体が大嵩化するし、コスト的に高くつくといった問題
がある。
る。即ち、フィラメントの予熱電圧が低電圧であるため
リレー接点S1,S2に微量の電流しか流れず、リレー接点
のセルフクリーニング効果が得られない。このためリレ
ー接点が酸化し接触不良が起こりやすく、耐久性に問題
があった。また、リレーRyを用いているので、点灯回路
全体が大嵩化するし、コスト的に高くつくといった問題
がある。
本考案はこのような問題点に鑑み、耐久性が高く、低コ
ストで小型化が図れる蛍光灯点灯回路を提供することを
目的としている。
ストで小型化が図れる蛍光灯点灯回路を提供することを
目的としている。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため本考案に係る蛍光灯点灯回路は
蛍光灯点灯維持電圧供給回路に接続された２つのフィラ
メント各々に各別の予熱電源をフォトトランジスタを介
して接続し、該フォトトランジスタをそれに光学的に結
合した発光ダイオードの発光によって導通駆動しフィラ
メントの予熱を行うよう構成してなることを特徴として
いる。
蛍光灯点灯維持電圧供給回路に接続された２つのフィラ
メント各々に各別の予熱電源をフォトトランジスタを介
して接続し、該フォトトランジスタをそれに光学的に結
合した発光ダイオードの発光によって導通駆動しフィラ
メントの予熱を行うよう構成してなることを特徴として
いる。
実施例 第１図は本考案の一実施例としての蛍光灯点灯回路を示
し、１は複写機やファクシミリの光源として用いられる
蛍光灯で管両端のフィラメントf1,f2には蛍光灯点灯維
持電圧供給回路２がスイッチSW1を介して接続されてい
ると共に、各フィラメントf1,f2に各別の予熱電源3,4が
フォトトランジスタ5a,6aを介して接続れている。
し、１は複写機やファクシミリの光源として用いられる
蛍光灯で管両端のフィラメントf1,f2には蛍光灯点灯維
持電圧供給回路２がスイッチSW1を介して接続されてい
ると共に、各フィラメントf1,f2に各別の予熱電源3,4が
フォトトランジスタ5a,6aを介して接続れている。
前記蛍光灯点灯維持電圧供給回路２は詳細な回路は図示
しないが、例えば約600Vの高圧を発生する公知の回路が
用いられる。予熱電源3,4は夫々独立した電源が用いら
れている。一般には一時巻線が交流電源に接続されたト
ランスの二次側に２個の独立したフィラメント予熱用巻
線を巻回し、その巻線を利用して構成される。
しないが、例えば約600Vの高圧を発生する公知の回路が
用いられる。予熱電源3,4は夫々独立した電源が用いら
れている。一般には一時巻線が交流電源に接続されたト
ランスの二次側に２個の独立したフィラメント予熱用巻
線を巻回し、その巻線を利用して構成される。
5b,6bはフォトトランジスタ5a,6aと光学的に結合した発
光ダイオードで、電源７とスイッチSW2とからなる発光
ダイオード駆動回路に直列に挿入されている。但し、２
つの発光ダイオード5b,6bは並列に接続して発光ダイオ
ード駆動回路に挿入することもできる。
光ダイオードで、電源７とスイッチSW2とからなる発光
ダイオード駆動回路に直列に挿入されている。但し、２
つの発光ダイオード5b,6bは並列に接続して発光ダイオ
ード駆動回路に挿入することもできる。
上記構成によれば、スイッチSW2をオンし、発光ダイオ
ード5b,6bを同時に発光させると、それと光学的に結合
されたフォトトランジスタ5a,6aが同時に導通し、予熱
電源3,4がフィラメントf1pf2と接続される。これによっ
てフィラメントf1,f2の予熱が行われ、以後、スイッチS
W1がオンされて蛍光灯１に高電圧が印加されると、蛍光
灯１は瞬時に点灯する。尚、SW1とSW2とは独立したスイ
ッチであるので、SW1のオン・オフと関係なくSW2をオン
することができ、蛍光灯１の点灯中においてもフィラメ
ントf1,f2の予熱を行うことができる。このように蛍光
灯１の点灯中にフィラメントf1,f2の予熱を行えば、点
灯状態が安定するという利点がある。また、発光ダイオ
ード駆動回路は予熱電源3,4や蛍光灯点灯維持電圧供給
回路２とは電気的に絶縁されているので、この駆動回路
を予熱電源3,4や蛍光灯点灯維持電圧供給回路２の安全
規格条件とは関連なく独立の条件で設計できるし、また
そのような条件で設計しても予熱電源3,4や蛍光灯点灯
維持電圧供給回路の安全規格を損なうことがないだけで
なく、かえって安全性は向上したものとなる。
ード5b,6bを同時に発光させると、それと光学的に結合
されたフォトトランジスタ5a,6aが同時に導通し、予熱
電源3,4がフィラメントf1pf2と接続される。これによっ
てフィラメントf1,f2の予熱が行われ、以後、スイッチS
W1がオンされて蛍光灯１に高電圧が印加されると、蛍光
灯１は瞬時に点灯する。尚、SW1とSW2とは独立したスイ
ッチであるので、SW1のオン・オフと関係なくSW2をオン
することができ、蛍光灯１の点灯中においてもフィラメ
ントf1,f2の予熱を行うことができる。このように蛍光
灯１の点灯中にフィラメントf1,f2の予熱を行えば、点
灯状態が安定するという利点がある。また、発光ダイオ
ード駆動回路は予熱電源3,4や蛍光灯点灯維持電圧供給
回路２とは電気的に絶縁されているので、この駆動回路
を予熱電源3,4や蛍光灯点灯維持電圧供給回路２の安全
規格条件とは関連なく独立の条件で設計できるし、また
そのような条件で設計しても予熱電源3,4や蛍光灯点灯
維持電圧供給回路の安全規格を損なうことがないだけで
なく、かえって安全性は向上したものとなる。
考案の効果 以上説明したように本考案に係る蛍光灯点灯回路によれ
ば、発光ダイオードの発光により導通駆動されるフォト
トランジスタを介してフィラメントに予熱電圧を印加す
るようにしたので、複写機やファクシミリ等の光源を容
易に瞬時点灯なしえるという主効果を達成しえるだけで
なく、次のような効果がある。
ば、発光ダイオードの発光により導通駆動されるフォト
トランジスタを介してフィラメントに予熱電圧を印加す
るようにしたので、複写機やファクシミリ等の光源を容
易に瞬時点灯なしえるという主効果を達成しえるだけで
なく、次のような効果がある。
フォトトランジスタは無接点スイッチなので、リレー
接点に比べて耐久年数が頗る長い。
接点に比べて耐久年数が頗る長い。
フォトトランジスタと発光ダイオードの組合わせに係
るフォトカプラはコストが安く、かつ嵩張らないので、
従来回路のリレーに比べて回路全体の低コスト化、小型
コンパト化が実現する。
るフォトカプラはコストが安く、かつ嵩張らないので、
従来回路のリレーに比べて回路全体の低コスト化、小型
コンパト化が実現する。
発光ダイオードを発光させれば、蛍光灯の点灯中にお
いてもフィラメントの予熱を行うことができ、良好な蛍
光灯の点灯状態を得ることができる。
いてもフィラメントの予熱を行うことができ、良好な蛍
光灯の点灯状態を得ることができる。
発光ダイオード駆動回路は蛍光灯点灯等の比較的高圧
の蛍光灯点灯維持電圧供給回路とは電気的に全く別系統
としえるため、安全性に優れたものとなる。
の蛍光灯点灯維持電圧供給回路とは電気的に全く別系統
としえるため、安全性に優れたものとなる。
第１図は本考案の一実施例としての蛍光灯点灯回路を示
す回路図、第２図は従来の蛍光灯点灯回路を示す回路図
である。 １…蛍光灯、２…蛍光灯点灯維持電圧供給回路 3,4…予熱電源 5a,6a…フォトトランジスタ 5b,6b…発光ダイオード f1,f2…フィラメント
す回路図、第２図は従来の蛍光灯点灯回路を示す回路図
である。 １…蛍光灯、２…蛍光灯点灯維持電圧供給回路 3,4…予熱電源 5a,6a…フォトトランジスタ 5b,6b…発光ダイオード f1,f2…フィラメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−156694（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−86483（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−84596（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】蛍光灯点灯維持電圧供給回路に接続された
２つのフィラメント各々に各別の瞬時点灯用予熱電源を
フォトトランジスタを介して接続し、該フォトトランジ
スタをそれに光学的に結合した発光ダイオードの発光に
よって同時に導通駆動しフィラメントの予熱を行うよう
構成してなる蛍光灯点灯回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985139232U JPH0637598Y2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 蛍光灯点灯回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985139232U JPH0637598Y2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 蛍光灯点灯回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6247098U JPS6247098U (ja) | 1987-03-23 |
| JPH0637598Y2 true JPH0637598Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=31044937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985139232U Expired - Lifetime JPH0637598Y2 (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 蛍光灯点灯回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637598Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5575038U (ja) * | 1978-11-17 | 1980-05-23 | ||
| JPS5854548A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | 放電灯点灯装置 |
-
1985
- 1985-09-11 JP JP1985139232U patent/JPH0637598Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6247098U (ja) | 1987-03-23 |
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