JPH0637579Y2 - 浮動磁石に端子棒を設けたコンセント - Google Patents
浮動磁石に端子棒を設けたコンセントInfo
- Publication number
- JPH0637579Y2 JPH0637579Y2 JP6975991U JP6975991U JPH0637579Y2 JP H0637579 Y2 JPH0637579 Y2 JP H0637579Y2 JP 6975991 U JP6975991 U JP 6975991U JP 6975991 U JP6975991 U JP 6975991U JP H0637579 Y2 JPH0637579 Y2 JP H0637579Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- outer ring
- terminal rod
- power receiving
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connecting Device With Holders (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は吸着力が強力で、着脱位
置変えも自由に行なえるコンセントに関する。
置変えも自由に行なえるコンセントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭で用いられているコンセント
は殆どが二本の脚板を弾力性の孔内に挿し込む、挿し込
み式であり、近来、湯沸かし用ポット等に磁気の吸着力
を利用したものが採用されている。また重量物を吊り下
げるコンセントとしては引っ掛け型のローゼットが用い
られている。
は殆どが二本の脚板を弾力性の孔内に挿し込む、挿し込
み式であり、近来、湯沸かし用ポット等に磁気の吸着力
を利用したものが採用されている。また重量物を吊り下
げるコンセントとしては引っ掛け型のローゼットが用い
られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の挿し込み式のコ
ンセントにしても、また後者の磁気の吸着力を利用した
ものにしても、どちらも共に通電のみを目的としたもの
であり、コンセントに大きな支持力を期待することは無
理で電灯器具などを直接支持さすことは不可能であっ
た。また、ローゼットは重量物を支えられるが内装のボ
ード面から引っ掛け部が大きくはみ出し、体裁が悪く、
ボード面とボード面とを密着させ、しかも重量物を支え
るコンセントとしては使用できないという問題点を有し
ていた。
ンセントにしても、また後者の磁気の吸着力を利用した
ものにしても、どちらも共に通電のみを目的としたもの
であり、コンセントに大きな支持力を期待することは無
理で電灯器具などを直接支持さすことは不可能であっ
た。また、ローゼットは重量物を支えられるが内装のボ
ード面から引っ掛け部が大きくはみ出し、体裁が悪く、
ボード面とボード面とを密着させ、しかも重量物を支え
るコンセントとしては使用できないという問題点を有し
ていた。
【0004】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、内装用ボードの表面にコンセントの支持部分が
はみ出ることがなく殆ど目立たないので、好みの場所に
多数設置でき、しかも、ワンタッチで移動できるにも拘
らず強力な支持力を有するコンセントを提供することを
目的としている。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、内装用ボードの表面にコンセントの支持部分が
はみ出ることがなく殆ど目立たないので、好みの場所に
多数設置でき、しかも、ワンタッチで移動できるにも拘
らず強力な支持力を有するコンセントを提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の浮動磁石に端子棒を設けたコンセントは、
内装用ボードの裏面側に、輪形の外輪磁石とその内側の
中空内に、外輪磁石と異極性の円板形磁石を嵌入固定
し、該円板形磁石に送電コードを接続した送電側端子棒
を挿嵌固着する。そして送電側端子棒の中心線上位置の
内装面形成ボードに受電側端子棒の挿入孔を穿孔して内
装側コンセントAを形成する。また、他方には、電気器
具を取付ける取付枠の内側に前記、外輪磁石と異極性で
対向吸着する輪形の受電側外輪磁石とその内側の中空内
に受電側外輪磁石と異極性の円板形で円形外周面にガイ
ドカバーを取付けた受電側の円板形磁石を遊嵌し、受電
側の円板形磁石に受電コードを接続した受電側端子棒を
挿嵌固定し、取付枠に適宜所望の電気器具を取付けて電
気器具側コンセントBを形成する。
に、本考案の浮動磁石に端子棒を設けたコンセントは、
内装用ボードの裏面側に、輪形の外輪磁石とその内側の
中空内に、外輪磁石と異極性の円板形磁石を嵌入固定
し、該円板形磁石に送電コードを接続した送電側端子棒
を挿嵌固着する。そして送電側端子棒の中心線上位置の
内装面形成ボードに受電側端子棒の挿入孔を穿孔して内
装側コンセントAを形成する。また、他方には、電気器
具を取付ける取付枠の内側に前記、外輪磁石と異極性で
対向吸着する輪形の受電側外輪磁石とその内側の中空内
に受電側外輪磁石と異極性の円板形で円形外周面にガイ
ドカバーを取付けた受電側の円板形磁石を遊嵌し、受電
側の円板形磁石に受電コードを接続した受電側端子棒を
挿嵌固定し、取付枠に適宜所望の電気器具を取付けて電
気器具側コンセントBを形成する。
【0006】
【作用】建造物の壁面、或は天井板に内装用コンセント
Aを固定し、それに対して電気器具側コンセントBを取
付ける場合は端子棒挿入孔に受電側端子棒を挿入する
と、内装用ボード側の外輪磁石と受電側外輪磁石とが強
力に吸着し、また更に、円板形磁石の吸引力とも相俟っ
てより強力に吸着固定することができる。そして受電側
端子棒の先端は送電側端子棒に接当するが、受電側の円
板形磁石は受電側磁石との求心力で常に受電側磁石の中
心線上位置に吸引されているため受電側端子棒は送電側
端子棒に接当して少量後退しても常に一定の前記求心力
が作用して一定の吸引接当力で送電側端子棒と受電側端
子棒は接当し、送電が可能となる。
Aを固定し、それに対して電気器具側コンセントBを取
付ける場合は端子棒挿入孔に受電側端子棒を挿入する
と、内装用ボード側の外輪磁石と受電側外輪磁石とが強
力に吸着し、また更に、円板形磁石の吸引力とも相俟っ
てより強力に吸着固定することができる。そして受電側
端子棒の先端は送電側端子棒に接当するが、受電側の円
板形磁石は受電側磁石との求心力で常に受電側磁石の中
心線上位置に吸引されているため受電側端子棒は送電側
端子棒に接当して少量後退しても常に一定の前記求心力
が作用して一定の吸引接当力で送電側端子棒と受電側端
子棒は接当し、送電が可能となる。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において、外輪磁石1は、永久磁石材を輪形に形成
して内装用ボード2の裏面側に固定枠3で固定する。 円板形磁石4は永久磁石材を円板形に形成し、前記外輪
磁石1の中空部内周面の内側に輪形の支持部材5を介し
て外輪磁石1の中心部に外輪磁石1の表裏の磁極と極性
を逆向きにして固定する。送電側端子棒6は円板形磁石
4に挿通固定しており、後端側(図1において左側)に
は送電コード7を接続している。端子棒挿入孔8は、内
装用ボード2に穿孔し、穿孔位置は前記送電側端子棒6
の長手側の同一線上位置に穿孔して内装側コンセントA
を形成する。
図1において、外輪磁石1は、永久磁石材を輪形に形成
して内装用ボード2の裏面側に固定枠3で固定する。 円板形磁石4は永久磁石材を円板形に形成し、前記外輪
磁石1の中空部内周面の内側に輪形の支持部材5を介し
て外輪磁石1の中心部に外輪磁石1の表裏の磁極と極性
を逆向きにして固定する。送電側端子棒6は円板形磁石
4に挿通固定しており、後端側(図1において左側)に
は送電コード7を接続している。端子棒挿入孔8は、内
装用ボード2に穿孔し、穿孔位置は前記送電側端子棒6
の長手側の同一線上位置に穿孔して内装側コンセントA
を形成する。
【0008】受電側外輪磁石9は永久磁石材を前記外輪
磁石1と略同形の輪形に形成し、前記外輪磁石の表裏の
磁石と極性を逆向きにして取付枠10の内側に固定す
る。 受電側円板形磁石11は永久磁石材を円板形に形成し、
前記、受電側外輪磁石9の中空部内周面の内側に、受電
側外輪磁石9の表裏の磁性と極性を逆向きにして遊嵌す
る。 ガイドカバー12は受電側円板形磁石11の外周面に輪
形に被套するのが望ましい。この構成とすることによ
り、端子棒同士が接当した時受電側円板形磁石11が受
電側外輪磁石9の内周面に沿って前後に滑動するのが一
層円滑となる。 受電側端子棒13は、受電側円板形磁石11に先端側
(図1において左端)を突出させて挿入し、後端側には
受電コード14を接続する。 電気器具15は取付枠10に適宜装着し受電コード14
に接続して電気器具側コンセントBを形成する。さらに
円板形磁石4に代えてこの部分は円板形の鉄鋼材で形成
してもよい。
磁石1と略同形の輪形に形成し、前記外輪磁石の表裏の
磁石と極性を逆向きにして取付枠10の内側に固定す
る。 受電側円板形磁石11は永久磁石材を円板形に形成し、
前記、受電側外輪磁石9の中空部内周面の内側に、受電
側外輪磁石9の表裏の磁性と極性を逆向きにして遊嵌す
る。 ガイドカバー12は受電側円板形磁石11の外周面に輪
形に被套するのが望ましい。この構成とすることによ
り、端子棒同士が接当した時受電側円板形磁石11が受
電側外輪磁石9の内周面に沿って前後に滑動するのが一
層円滑となる。 受電側端子棒13は、受電側円板形磁石11に先端側
(図1において左端)を突出させて挿入し、後端側には
受電コード14を接続する。 電気器具15は取付枠10に適宜装着し受電コード14
に接続して電気器具側コンセントBを形成する。さらに
円板形磁石4に代えてこの部分は円板形の鉄鋼材で形成
してもよい。
【0009】
【考案の効果】嵩高い重量物の電気器具でも強力に支持
する強力な支持力を有するのに、内装用ボードには受電
側端子棒が入るだけの小さな孔を穿孔するだけで殆ど目
立たないため、適当な所望位置に数多く散在設置してお
くことができ、取付け、取外しも全く手間がかゝらず、
磁気の吸引力でワンタッチで着脱ができるので、その場
の雰囲気に合わせて自由に即、好みの電気器具に一斉に
取換えることもでき、誠に便利で、変化のある楽しいム
ード作りが演出できる。
する強力な支持力を有するのに、内装用ボードには受電
側端子棒が入るだけの小さな孔を穿孔するだけで殆ど目
立たないため、適当な所望位置に数多く散在設置してお
くことができ、取付け、取外しも全く手間がかゝらず、
磁気の吸引力でワンタッチで着脱ができるので、その場
の雰囲気に合わせて自由に即、好みの電気器具に一斉に
取換えることもでき、誠に便利で、変化のある楽しいム
ード作りが演出できる。
【図1】浮動磁石に端子棒を設けたコンセントの切り離
した状態の縦断面図である。
した状態の縦断面図である。
【図2】浮動磁石に端子棒を設けたコンセントの接続し
た状態の縦断面図である。
た状態の縦断面図である。
【図3】図1の内装用ボード側の左側面図である。
【図4】図1の受電側の左側面図である。
1 外輪磁石 2 内装用ボード 3 固定枠 4 円板形磁石 5 支持部材 6 送電側端子棒 7 送電コード 8 端子棒挿入孔 9 受電側外輪磁石 10 取付枠 11 受電側円板形磁石 12 ガイドカバー 13 受電側端子棒 14 受電コード 15 電気器具 A 内装側コンセント B 電気器具側コンセント
Claims (2)
- 【請求項1】 対向吸着させる一方の内装用ボード2の
裏面側に輪形の外輪磁石1とその内側の中空内に異極性
の円板形磁石4を固定し、他方の取付枠10の内側に
は、前記外輪磁石1と略同形で且つ、異極性の受電側外
輪磁石9とその内側中空内に異極性の受電側円板形磁石
11を遊嵌し、前記、円板形磁石4および受電側円板形
磁石11に、送電側端子棒6とこれと対向する受電側端
子棒13を挿入固着し、送電側端子棒6の長手側の同一
線上位置の内装用ボード2に端子棒挿入孔8を穿設し、
輪形磁石およびその内側の円板形磁石の吸着力および求
心力で支持、接続することを特徴とする浮動磁石に端子
棒を設けたコンセント。 - 【請求項2】 請求項1記載の円板形磁石4に代えて円
板形鉄鋼材で形成してなる浮動磁石に端子棒を設けたコ
ンセント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6975991U JPH0637579Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 浮動磁石に端子棒を設けたコンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6975991U JPH0637579Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 浮動磁石に端子棒を設けたコンセント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515343U JPH0515343U (ja) | 1993-02-26 |
JPH0637579Y2 true JPH0637579Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=13412054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6975991U Expired - Lifetime JPH0637579Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 浮動磁石に端子棒を設けたコンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637579Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4632133B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2011-02-16 | セイコーエプソン株式会社 | 導電性接続装置 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP6975991U patent/JPH0637579Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0515343U (ja) | 1993-02-26 |
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