JPH0637385Y2 - ブリッジとパッドアームをリムロックに集中結合したメガネ枠 - Google Patents

ブリッジとパッドアームをリムロックに集中結合したメガネ枠

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JPH0637385Y2
JPH0637385Y2 JP10853889U JP10853889U JPH0637385Y2 JP H0637385 Y2 JPH0637385 Y2 JP H0637385Y2 JP 10853889 U JP10853889 U JP 10853889U JP 10853889 U JP10853889 U JP 10853889U JP H0637385 Y2 JPH0637385 Y2 JP H0637385Y2
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JP
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rim
bridge
rim lock
frame
lock
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JP10853889U
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Inventor
賢治 木村
Original Assignee
福井光器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔本考案の技術分野〕 本考案は、メガネ枠の改良、詳しくは、ブリッジとパッ
ドアームとを、リムロックを巧みに利用して一点に集中
結合せしめた頗るコンパクトで纏まりの良いフロントデ
ザインを有するメガネ枠に関するものであり、特に金属
製メガネ枠に好適である。
〔従来の技術、および解決すべき技術的課題〕
周知のとおり、金属材料を用いたメガネ枠においては、
レンズを抱持するところのリム枠はトップリムとアンダ
ーリムとから成り、左右のリム部をブリッジにより一体
に連結されることによって眼鏡フロント枠を構成してい
る。
ところで、かゝる金属材料を用いて作製される眼鏡フロ
ント枠を有する眼鏡においては、レンズを嵌め外しする
ための構造手段としてリムロック機構を採用するのが一
般的であり、壺金式のリムロックを必要な時にネジなど
で脱着操作することによってトップリムとアンダーリム
とから成るリム枠を離分・接合せしめ、左右リム枠への
レンズ嵌め外しを可能にしているのである。この場合、
前記リムロックの配置箇所については、耳掛テンプルが
取り付けられるフロント枠両側部のヒンジブラケット部
分に設置するサイド開閉タイプのものと、左右リム枠を
繋ぐブリッジの基部に設置するセンター開閉タイプのも
のとが存する。
しかして、自動車ドライバーが増加した昨今、眼鏡を着
用するドライバーの間では側方視野がワイドな眼鏡に対
する要望が大きくなり、それに伴って、前述のサイド開
閉タイプのメガネ枠はヒンジブラケット部分が大きくな
って、視野を遮って盲点を形成するためドライバーから
敬遠されることゝなり、勢いセンター開閉タイプのメガ
ネ枠が求められるようになってきた。
ところが、センター開閉タイプのメガネ枠にあっては、
フロント枠のセンター部分にブリッジや鼻当パッドを支
持するパッドアーム、更に所謂「ブローライン眼鏡」の
場合にはフロント枠の上部を眉形に補強・装飾するブロ
ーバー(browbar)がロウ付け等の接合手段によって連
結されるために、必然、多岐分枝的な結合態様になるた
め外観体裁が散漫となってスタイルが悪くなる傾向があ
る。
本考案は、従来のセンター開閉タイプの眼鏡枠に前述の
ごときデザイン構成上の隘路があったことに鑑みて為さ
れたもので、ブリッジとパッドアームとリムロックとを
左右対称に一点に集中結合した新式のセンター開閉タイ
プのメガネ枠を提供することを技術的課題とするもので
ある。
〔課題解決のために採用した手段〕
本考案者が上記技術的課題を解決するために採用した手
段を、添付図面を参照して説明すれば、次のとおりであ
る。
即ち、本考案は、眼鏡フロント枠1における左右のトッ
プリム11とアンダーリム12とを各々、ブリッジ13の基部
近傍にて雌雄一対のリムロック2・3を介し着脱可能に
連結して成る従来周知のセンター開閉タイプのメガネ枠
を技術的前提として、 雄型リムロック2が挿嵌固定されるべき雌型リムロック
3の前後幅を、眼鏡フロント枠1の厚み近くにまで分厚
く形成する一方、前記雌型リムロック3の上面における
前記リム11・12を避けた位置にはブリッジ13を接続せし
め、また左右のリムロック3と3が相対向する側面には
鼻当パッド7を接眼側へ持出すパッドアーム71の基端部
を接続するという手段を採用することによって、前述の
技術的課題を満足させることができるメガネ枠を完成し
たのである。
〔実施例〕
以下、本考案を添付図面に示す実施例に基いて、更に詳
しく説明する。なお、第1図は本考案に係る実施例メガ
ネ枠の平面図、第2図は本実施例メガネ枠を接眼側から
見た立面図、第3図はブリッジおよび鼻当パッド周辺の
状態を示す第1図のA−A線断面説明図、第4図は本実
施例メガネ枠におけるブリッジ、パッドアーム、リムロ
ック、およびブローバーの集中結合状態を示す部分拡大
説明図、第5図は本実施例メガネ枠を第4図とは反対側
から眺めた部分拡大説明図である。
図面上、符号1で指示するものはフロント枠であり、ト
ップリム11とアンダーリム12、ブリッジ13、それに前記
トップリム11の接眼側上弦部に沿って全体に補強して適
度の剛性に調えるブローバー(browbar)14とで構成さ
れている。このフロント枠1は、トップリム11とアンダ
ーリム12とがブリッジ13の基部近傍で連結されるところ
の所謂「センター開閉タイプ」の範疇に属する。しかし
て、本実施例における前記トップリム11と12との連結機
構は、第4図および第5図に示される。
即ち、第4図および第5図において、符号2・3で指示
するものは雌雄一対のリムロックであり、トップリム11
の端部およびアンダーリム12の端部に各々ロウ付けされ
て、これらリム11・12を合口状に嵌め合せ、図示しない
止ネジ(このネジ止機構は従来周知)により上下に螺着
可能になっている。しかして、本考案における最大の特
徴は、この雌雄一対のリムロック2・3とフロント枠1
のセンター部分に集まる他の部品との結合関係に存す
る。
そこで、この点について更に具体的に説明すると、本実
施例メガネ枠におけるセンター部の雌型リムロック3の
前後幅は、眼鏡フロント枠6の厚さ方向に分厚く成形さ
れてあって、ブリッジ13の基部の太さ、リム11・12の太
さ、およびブローバー14の基部の太さを合算したよりも
若干大きなサイズで、かつ、フロント枠1の厚さ以内に
納まっている。そして、この雌型リムロック11の下面に
設けられた沈み穴に、上記アンダーリム12の端部にロウ
付けされた雄型リムロック3が嵌入されて周知の止ネジ
により螺着され、 また、この雌型リムロック3上面における前記トップリ
ム11からセンター側に避けた位置にはブリッジ13がロウ
付され、 また、この雌型リムロック3の接眼側の側面には鼻当パ
ッド7を接眼側に持ち出すパッドアーム71の基端部がロ
ウ付され、 さらに前記パッドアーム71が接続された雌型リムロック
3の反対面には、ブローバー14が上記トップリム11の後
方(接眼側)に位置するごとくロウ付してある。
かくして、本実施例メガネ枠にあっては、本考案の期待
どおりに、リムロック2・3部分にブリッジ13、リム11
・13、パッドアーム71、さらにブローバー14が集中的に
結合され、コンパクトで纏まりの良いスッキリしたデザ
インを形成することゝなるのである。
本実施例メガネ枠は概ね上記のように構成されるが、本
考案は前述の実施例に限定されるものでは決してなく、
「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々設計
変更が可能であって、例えば雌型リムロック3に接合さ
れるブリッジ13、パッドアーム71、かつ亦、ブローバー
14の相互位置関係はデザイン設計上の要請に応じて適宜
変更されるものであり、また上記実施例では雌型リムロ
ック3をトップリム11に取付ける例を示したが、雌型リ
ムロック3はアンダーリム12側に取付けることも自由で
あり、何れも本考案の技術的範囲に属することは云うま
でもない。
〔本考案の効果〕
以上実施例をもって説明したとおり、本考案を適用して
作製したメガネ枠にあっては、トップリムとアンダーリ
ム、ブリッジ、パッドアームが眼鏡フロント枠の厚み方
向に分厚く作製された雌型リムロックに一点集中的に整
然と纏まり良く接続されているので、頗るコンパクトで
スマートなデザインを形成することになるのであり、従
来市販されていた「センター開閉タイプ」のメガネ枠の
ように「多岐分枝」様の散漫で見苦しい不細工な外観を
避けることが可能である。
このように本考案によれば、従来「センター開閉タイ
プ」のメガネ枠において欠点とされていたデザイン上の
難点を解消できるうえに、構造的には頗る簡素でコスト
アップを伴わないものであり、眼鏡着用のドライバーの
ファッション的要請にも充分応えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例メガネ枠の平面図、第2図
は本実施例メガネ枠を接眼側から見た立面図、第3図は
ブリッジおよび鼻当パッド周辺の状態を示す第1図のA
−A線断面説明図、第4図は本実施例メガネ枠における
ブリッジ、パッドアーム、リムロック、およびブローバ
ーの集中結合状態を示す部分拡大説明図、第5図は本実
施例メガネ枠を第4図とは反対側から眺めた部分拡大説
明図である。 1……眼鏡フロント枠、11……トップリム、 12……アンダーリム、13……ブリッジ、 14……ブローバー、 2……雄型リムロック、3……雌型リムロック、 7……鼻当パッド、71……パッドアーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼鏡フロント枠1における左右のトップリ
    ム11とアンダーリム12とを各々、ブリッジ13の基部近傍
    にて雌雄一対のリムロック2・3を介し着脱可能に連結
    して成るメガネ枠において、 雄型リムロック2が挿嵌固定されるべき雌型リムロック
    3の前後幅を、眼鏡フロント枠1の厚み近くにまで分厚
    く形成する一方、前記雌型リムロック3の上面における
    前記リム11・12を避けた位置にはブリッジ13を接続せし
    め、また左右のリムロック3と3が相対向する側面には
    鼻当パッド7を接眼側へ持出すバッドアーム71の基端部
    を接続したことを特徴とするブリッジとパッドアームを
    リムロックに集中結合したメガネ枠。
JP10853889U 1989-09-16 1989-09-16 ブリッジとパッドアームをリムロックに集中結合したメガネ枠 Expired - Lifetime JPH0637385Y2 (ja)

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JP10853889U JPH0637385Y2 (ja) 1989-09-16 1989-09-16 ブリッジとパッドアームをリムロックに集中結合したメガネ枠

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JP10853889U JPH0637385Y2 (ja) 1989-09-16 1989-09-16 ブリッジとパッドアームをリムロックに集中結合したメガネ枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0347515U JPH0347515U (ja) 1991-05-02
JPH0637385Y2 true JPH0637385Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=31657170

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JP10853889U Expired - Lifetime JPH0637385Y2 (ja) 1989-09-16 1989-09-16 ブリッジとパッドアームをリムロックに集中結合したメガネ枠

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8995051B2 (en) 2007-09-26 2015-03-31 Imra America, Inc. Glass large-core optical fibers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8995051B2 (en) 2007-09-26 2015-03-31 Imra America, Inc. Glass large-core optical fibers

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JPH0347515U (ja) 1991-05-02

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