JPH0637332A - セグメント消去可能フラッシュepromの製造方法 - Google Patents

セグメント消去可能フラッシュepromの製造方法

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JPH0637332A
JPH0637332A JP5130306A JP13030693A JPH0637332A JP H0637332 A JPH0637332 A JP H0637332A JP 5130306 A JP5130306 A JP 5130306A JP 13030693 A JP13030693 A JP 13030693A JP H0637332 A JPH0637332 A JP H0637332A
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JP
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lines
array
conductive material
line
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Application number
JP5130306A
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Inventor
Albert Bergemont
アルバート・バージモント
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National Semiconductor Corp
Original Assignee
National Semiconductor Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/40Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the peripheral circuit region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
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    • H10B41/40Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the peripheral circuit region
    • H10B41/42Simultaneous manufacture of periphery and memory cells
    • H10B41/43Simultaneous manufacture of periphery and memory cells comprising only one type of peripheral transistor
    • H10B41/48Simultaneous manufacture of periphery and memory cells comprising only one type of peripheral transistor with a tunnel dielectric layer also being used as part of the peripheral transistor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高読出アクセス速度及び真のセク゛メント消去が可能な
EPROMを提供する。 【構成】 ケ゛ート酸化膜上に第1多結晶シリコン層を、その上
に酸化膜/窒化膜/酸化膜(ONO)複合層を形成する。ONO/P
oly1が並列ストリッフ゜を、ONO/Poly1間のシリコン基板中の既注
入N型ト゛ーハ゜ントが既埋設N+ヒ゛ットラインを規定する。交互の既
埋設N+ヒ゛ットラインに別のN型ト゛ーハ゜ントを注入して既埋設N+ト゛レ
ーンラインと交互の漸変ソースラインを規定する。各漸変ソースラインは
そのソースラインを共有する複数EPROMセル毎に1回だけ接触さ
れ、アレイが複数セク゛メントに細分される。ト゛レーンラインは無接
触。ワート゛ラインPoly2はONO/Poly1に直交し、その交差が交
差点EPROMセルの位置を規定する。各セク゛メントは第1,第2選択
ラインPoly2を含み、そのPoly1との交差により第1,第2選択
トランシ゛スタが規定され、各既埋設N+ト゛レーンラインは第1,第2選択
トランシ゛スタを介して隣接漸変ソースラインの1つ及び他の隣接漸変
ソースラインに電気接続可能となる。最終的に各セク゛メントはセク゛メ
ント選択ラインを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、EPROMデバイスに
関し、特に、読み出しアクセス速度の向上と真のセグメ
ント消去とを提供するためにセグメント選択ラインを組
み込んだフラッシュEPROMアレイに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】「フラ
ッシュEPROMデバイス」では、データ記憶アレイ中
の全セルが単一動作で電気的に消去される。即ち、一層
大きな記憶セルサイズを必要とするEEPROMとは異
なり、フラッシュEPROMアレイ中の個々の記憶セル
を選択的に消去することはできない。
【0003】本出願人に譲渡された米国特許出願第07/8
30,938号(1992年2月4日 : AlbertBergemont の出願)
「ALTERNATE METAL/SOURCE VIRTUAL GROUND FLASH EPRO
M CELL ARRAY」には、新規の「無接点」フラッシュE
PROMアレイのアーキテクチャが開示されている。こ
のアーキテクチャにより、従来のフラッシュEPROM
のプログラム及び消去の単純さを維持したまま、セルサ
イズの縮小及びスケール設定(scalability)の容易化が
提供される。
【0004】Bergemontの無接点フラッシュEPROM
アレイは、P型シリコン基板中に形成された交差点セル
を採用している。このアレイは、P型シリコン基板上に
形成されたゲート酸化膜層から成るものである。酸化膜
/窒化膜/酸化膜(ONO)とその下方に位置する第1の
多結晶シリコン(Poly1)とからなる並列ストリップが
ゲート酸化膜上に形成され、そのPoly1によって前記ア
レイのセルに関するフローティングゲートが提供され
る。既埋設N+ビットラインは、ストリップONO/Poly1
間で基板中に形成されている。交互配置された既埋設N
+ビットラインには、別のN型ドーパントが注入されて
いる。これにより、既埋設N+ドレーンラインと交互配
置された漸変(graded)ソースラインが形成される。この
漸変ソースビットラインは、セグメント化様式で金属に
より接触され、即ち、EPROMアレイの所与のカラム
における32または64セル毎に1つのソース接点のみが存
在する。中間の既埋設N+ドレーンラインには接点は存
在しない。アレイのワードラインPoly2は、ストリップO
NO/Poly1と直交して形成され、ONOによりワードライン
がフローティングゲートPoly1から分離されて「交差
点」セルが規定されるようになっている。各々の既埋設
+ドレーンラインは、その隣接する漸変ソースライン
のうちの1つに第1の選択トランジスタを介して電気的
に接続可能であり、また他の隣接する漸変ソースライン
に第2の選択トランジスタを介して電気的に接続可能で
ある。ここで、前記第1の選択トランジスタは第1の選
択ラインPoly2により与えられるゲートを有し、前記第
2の選択トランジスタは第2の選択ラインPoly2により
与えられるゲートを有している。また、前記第1及び第
2の選択トランジスタは、選択ラインPoly2とN+ビット
ラインとの交差により規定される交差点フラッシュEP
ROMセルである。
【0005】「EPROM仮想接地アレイ」に関するBo
az Eitanの米国特許出願第539,657号(1990年6月13日出
願)で既述されているように、セグメント化ビットライ
ン及び選択トランジスタの使用することにより、プログ
ラム中に非選択セグメント中の非選択セルでドレーンが
オンになることが禁止される。
【0006】Bergemontのアレイにおける選択されたセ
ルは、そのセルのワードラインをプログラム電圧に維持
することによりプログラムが行われる。第1の隣接する
漸変ソースラインを高電圧に維持する一方、第2の隣接
する漸変ソースラインを低電圧に維持する。次いで、第
1の選択ラインに高レベル電圧を印加する一方、第2の
選択ラインを低レベル電圧に保持して、中間の無接触ド
レーンビットライン上に高電圧をプルアップする。この
ため、選択されたセルのフローティングゲートへホット
エレクトロンが注入される。
【0007】Bergemontのアレイは、各漸変ソースライ
ンに消去電圧を印加すると共に第1の選択ライン及び第
2の選択ラインを低電圧レベルに保持することにより、
消去が行われる。従って、アレイ中のプログラムされた
各フラッシュEPROM毎に、そのセルのフローティン
グゲートからそのセルの漸変ソースへと電子がトンネリ
ングする。
【0008】上述のBergemontのフラッシュEPROM
アレイは、従来のに比較してかなり大きな利点を提供す
るものであるが、それはまた、従来の他のフラッシュE
PROMアレイのように、全アレイ消去に制限されたも
のである。また、アレイの全セグメントが読み出し動作
のために事前充電されなければならず、選択されたEP
ROMセルに対する読み出しアクセス速度が制限される
ことになる。
【0009】従って、読み出しアクセス速度の増大及び
真のセグメント消去を可能とするフラッシュEPROM
アレイを提供することが所望される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の好適実施例によ
り、P型の導電性を有するシリコン基板中に形成された
セグメント消去可能フラッシュEPROMアレイが提供
される。このセグメント消去可能EPROMアレイは、
シリコン基板上に形成されたゲート酸化膜層から成る。
そのゲート酸化膜上には第1の多結晶シリコン層が形成
される。その第1の多結晶シリコン層上には酸化膜/窒
化膜/酸化膜(ONO)の複合体が形成される。そのONO及び
その下方に位置するPoly1により並列ストリップが規定
され、Poly1によりアレイ中のセルのフローティングゲ
ートが提供される。ストリップONO/Poly1間のシリコン
基板中に注入されたN型ドーパントにより、既埋設N+
ビットラインが規定される。交互配置された既埋設N+
ビットラインには、別のN型ドーパントが注入されてお
り、これにより、中間の既埋設N+ドレーンビットライ
ンに隣接するN+/N-漸変ソースラインが規定される。
その漸変ソースラインの各々は、その特定の漸変ソース
ラインを共有する複数のEPROMセル毎に1回ずつ接
触され、これによりフラッシュEPROMアレイが複数
のセグメントに細分化される。中間のドレーンビットラ
インは無接触である。ワードラインPoly2は、ストリッ
プONO/Poly1に直交して形成され、ワードラインPoly2と
フローティングゲートPoly1との交差により交差点フラ
ッシュEPROMセルの位置が規定されるようになって
いる。アレイの各セグメントには、第1及び第2の選択
ラインPoly2が含まれ、そのPoly1との交差により、第1
及び第2の選択トランジスタが規定されて、各々の既埋
設N+ドレーンラインが、その隣接する漸変ソースライ
ンのうちの1つに前記第1の選択トランジスタを介して
電気的に接続可能となり、及び、他の隣接する漸変ソー
スラインに前記第2の選択トランジスタを介して電気的
に接続可能となるようになっている。最終的には、及び
本発明によれば、アレイ中の各セグメントは、第1及び
第2のセグメント選択ラインを含む。これらのセグメン
ト選択ラインにより、セグメント中の各漸変ソースライ
ンの対向端部に配置されたセグメント選択トランジスタ
のゲートが規定される。前記セグメント選択トランジス
タは、アレイ中の特定のセグメントを読み出しまたは消
去動作用に使用可能とするために用いられる。その結果
として、読み出し動作中のビットラインの静電容量が減
少して読み出しアクセスが速くなり、また、フラッシュ
EPROMアレイ中における真のセグメント消去が可能
となる。
【0011】以下の詳細な説明及び本発明の原理を用い
た以下に例示の実施例の図面を参照することにより、本
発明の特徴及び利点が一層良好に理解されることであろ
う。
【0012】
【実施例】本発明の概念による交互配置型金属/ソース
仮想接地(AMSG)フラッシュEPROMセルアレイ
の製造に関するプロセス方法論を以下で説明する。この
アレイは、内部アクセストランジスタを備えた交差点セ
ルを用いたものである。以下で説明するEPROMアレ
イは、本質的には上述のBergemontのアレイであるが、
読み出し及び消去動作中にアレイのセグメントを絶縁す
るためのセグメント選択ラインを追加したものである。
即ち、本発明によれば、アレイの各セグメント中のセグ
メント選択ラインが、そのセグメント中のソースビット
ラインに対する制御されたアクセスを提供する。
【0013】図1ないし図6は、本発明によるセグメン
トへのアクセスが可能なフラッシュEPROMアレイを
製造するためのプロセスフローにおけるステップを順次
示すものである。図1ないし図4の各々には、前記プロ
セスフローの各ステージにおけるアレイ構造の一部の平
面図、及びそれに対応する前記構造の3つの断面図が示
されている。即ち、それらの断面図は、(1)EPROM
セルアレイ中のワードライン方向(A/Aで示す)と、
(2)選択トランジスタ領域中のワードライン方向(B/
Bで示す)と、(3)選択トランジスタ領域中のワードラ
インに直交するPoly1方向(C/Cで示す)とで示され
ている。更に、図2ないし図4は、既埋設N+漸変ソー
ス方向における構造体の断面図を含み、セグメント選択
トランジスタ領域(D/Dで示す)を示している。図5
及び図6は、そのセグメント選択トランジスタ領域の詳
細を示す断面図である。
【0014】ここで図1を参照する。本プロセスフロー
は、この種のプロセスに一般に用いられる従来のステッ
プで始まり、次いでP型シリコン基板102上への100Åの
ゲート酸化膜100の形成が行われる。次いで、多結晶シ
リコン層(Poly1)104が、約1500Åの厚さまで蒸着され、
低イオン注入エネルギーにおいて1回の2〜5×101 5
リンでドープされる。
【0015】次に、図1で示すように、酸化膜/窒化膜
/酸化膜(ONO)からなる複合誘電層106がPoly1上に形成
される。このONO層の成長後、フォトレジストマスク108
を用いてそのONO層上に垂直ストリップが規定される。O
NO層106及びその下方のPoly1層104が次いでプラズマエ
ッチングされて、ONO/Poly1からなる並列ストリップ110
が形成される。
【0016】ここで図2を参照する。Poly1のフォトレ
ジストマスク108を除去した後、Poly1ストリップ110間
に薄いエッジ酸化膜を成長させて、ビットラインのイオ
ン注入から基板のセグメント選択領域を保護するように
ビットラインマスクを規定する。次いで、アレイ中のPo
ly1ラインをセルフアライン式ヒ素イオン注入に用い
て、アレイ中にN+ビットラインを規定する。次に、交
互配置されたN+ビットラインがマスクされ、露出した
ビットライン中にリンがイオン注入されて、EPROM
アレイのセルのための交互配置されたN+/N-漸変ソー
スビットラインが提供される。また必要に応じて、図2
に示すように、その漸変ソースイオン注入に続いて、ド
レーンビットライン中へのボロンのイオン注入のための
マスクステップを行うことも可能である。それらのマス
クは、デバイスのセグメント選択トランジスタ領域を保
護する。究極的には、N+/N-漸変ソースビットライン
はセグメント化様式で金属により接触され、即ち、例え
ばアレイの所与のカラムにおいて、32または64セル毎に
1回接触する。中間のドレーンビットラインは無接触で
ある。
【0017】次に、「特異な(differential)」酸化膜を
+ビットライン領域上に成長させて、後続のONO及び/
又はPolyのプラズマエッチングステップにおいて実質的
な許容範囲を提供する。例えば、特異な酸化膜を形成せ
ずにPolyのプラズマエッチングを行った場合、そのPoly
のプラズマエッチングステップは、露出したN+ビット
ライン領域中のシリコンの「トレンチング(trenchin
g)」に通じ得るものとなる。このため、本ステップは、
ONOエッチング中の等価酸化膜損失(equivalentoxide lo
ss)に貢献するもので、このため、特異酸化(diff
erential oxidation)と呼ばれてい
る。
【0018】次に、図3に示すような「保護アレイ」と
呼ばれるマスクステップを行って、デバイスの残留フロ
ーティングゲート酸化膜(Poly1マスクは透明なフ
ィールドマスクである)とセグメント選択トランジスタ
領域中の特異な酸化膜とをアレイからエッチングにより
除去する。次に、周辺部の残留フローティングゲート酸
化膜及びセグメント選択ライン領域中の特異な酸化膜
を、希釈フッ化水素を用いた化学溶液(wet chemistry)
中でエッチングにより除去する。次いでフォトレジスト
が除去される。
【0019】ここで図4を参照する。本プロセスの次な
るステップには、周辺部のゲートチャネル領域及びセグ
メント選択トランジスタ領域におけるあらゆる部分に20
0Åのゲート酸化膜を成長させることが含まれる。次い
で、しきい値電圧マスク(Vtpマスク)が規定され、P
型チャネル領域がボロンイオン注入されて、所望のしき
い値電圧が提供される。
【0020】Vtpマスクフォトレジストの除去後、2000
Åの第2の多結晶シリコン(Poly2)層を蒸着してリンで
ドープする。次いで、2500Åのタングステンケイ化膜層
が蒸着されてPoly2マスクが規定される。このPoly2マス
クは複数の機能を有しており、即ち、周辺部のトランジ
スタのゲートを規定し、EPROMセルのワードライン
を規定し、アレイの各セグメント毎に第1及び第2のア
クセス選択ラインを規定し、及び、本発明によれば、ア
レイの各セグメント毎にセグメント選択ラインを規定す
る。
【0021】次に、タングステンケイ化膜層及びPoly2
層をプラズマエッチングする。アクセストランジスタ
が、フラッシュEPROMセルアレイより大きな電流を
駆動するように、そのフラッシュEPROMセルより一
層大きな幅を有するフラッシュEPROMセルであるこ
とに留意されたい。
【0022】ここで図5を参照する。前記プラズマエッ
チングの後、フォトレジストは除去されない。第2のフ
ォトレジストが展開されて、セルフアラインエッチング
(以下SAEと称す)マスクステップが行われる。この
SAEマスクは、フラッシュEPROMセルアレイ中の
ワードライン間の残留ONO/Poly1層のPoly2へのセルフア
ラインエッチングを可能にするために、先行するPoly2
マスクのフォトレジストの完全性を維持するものであ
る。また、このSAEマスクは、ONO/Poly1層のエッチ
ング中にセグメント選択ラインを保護するためにも形成
される。
【0023】前記ONO/Poly1層のエッチングの後、図6
に示すように、前記SAEマスクが除去されて新しいマ
スクが規定される。これは、アレイ中の漸変ソースライ
ンの各々に関するセグメント選択トランジスタのN+
ース及びドレーン領域の規定を可能にするためである。
【0024】図7は、最終的な構造のレイアウトを示す
ものである。また、図8は、アレイ中の2つのセグメン
トに関する等価的な概略図を示すものである。
【0025】ここで図9を参照する。同図は、本発明に
よるフラッシュEPROMアレイの1つのセグメントを
部分的に示すものである。セルAをプログラムする場
合、ワードライン2をVppとし、そのセグメントに関す
るセグメント選択ラインをプログラム電圧Vppとし、ビ
ットラインN-1をVssに保ち、ビットラインNに電源電圧
cc(5〜7V)を印加し、ビットラインN+1をフロー
ト状態とする。これらにより、プログラム電圧Vppが選
択ライン1に印加されると共に、選択ライン2がVssに維
持される。これにより、上述の無接触状態の中間のドレ
ーンビットライン上にVccが駆動される。このようにし
て、セルAのドレーン側からフローティングゲートへの
ホットエレクトロン注入が生じる。
【0026】同様に、セルBをプログラムする場合に
は、ワードライン2及びセグメント選択ラインをVpp
し、ビットラインN-1にVccを印加し、ビットラインNを
ssに保ち、ビットラインN+1をフロート状態とする。
これらにより、プログラム電圧Vppが選択ライン2に印
加されると共に、選択ライン1がVssに維持される。
【0027】「フラッシュ」消去モードでは、選択され
たセグメント中のセグメント選択ラインをプログラム電
圧Vppに保持し、これにより、そのセグメント中のセグ
メント選択トランジスタをオンにして、アレイ中の他の
全てのセグメント選択ラインをVssに保持する。選択さ
れたセグメント中の各ビットライン(N-1,N,N+1)に消去
電圧Verを印加する一方、選択ライン1及び選択ライン
2をVssに保持する。これにより、セグメント中の各セ
ルのフローティングゲートからソース側へ電子のファウ
ラー・ノートハイム(Fowler-Nordheim)トンネリングが
生じる。N+/N-漸変ソース接合により、接合部の破壊
が防止される。
【0028】従って、消去動作中には、セグメント選択
ラインを介して1つの(またはXの)セグメントのみが
働きかけられて、真のセグメント消去が可能になる。こ
の真のセグメント消去により、信頼性が向上し、消去動
作中における他の非選択セグメント上でのソース消去妨
害が最小限に抑えられる。
【0029】また、セルAから読み出す場合には、選択
されたセグメントのセグメント選択ラインをVccに保
ち、その選択されたセグメントの全ビットラインを読み
出し電圧Vrd(1.5〜2V)に事前充電する。選択ライ
ン1はVccに保たれ、選択ライン2はVssに保たれる。次
いで、ビットラインNがVssまでプルダウンされて、中
間のドレーンがVssになる。他の全てのセグメント選択
ラインはVssに保たれる。
【0030】同様に、セルBから読み出す場合には、セ
グメント選択ラインをVccに保ち、そのセグメント中の
全ビットラインを読み出し電圧Vrdに事前充電する。選
択ライン1はVccに保たれ、選択ライン2はVssに保たれ
る。次いで、ビットラインBLN-1がVssまでプルダウ
ンされて、中間のドレーンがVssになる。
【0031】ソースを読み出し電圧Vrdとして読み出し
動作を行うと、ソースが類別される(grade)ので、ソフ
ト書き込み保護性(immunity)が向上する。これにより、
高い読み出し電圧での読み出し動作が可能となる。これ
は、一層大きな読み出し電流及び一層高い読み出し速度
に通じ、ひいては、高速読み出しアクセスに通じる。更
に、上述のように読み出し中には、アレイ中の1セグメ
ントのみが事前充電される。これにより、1セグメント
のみとアルミニウム製のビットラインとを加えたものの
静電容量に対してビットラインの静電容量が低下され、
更に、読み出しアクセス速度が増大する。例えば、1ビ
ットラインが1024のセルを全て有し、各セグメントが64
セルを有する場合には、セグメント選択ラインを用いて
セグメントの読み出し絶縁を行うことにより、ビットラ
インの静電容量が1/16に減少する。
【0032】上述の本発明による実施例の様々な代替策
を本発明の実施に用いることが可能であることが理解さ
れるべきである。本出願人の意図するところは、特許請
求の範囲により本発明の範囲が規定され、その請求範囲
内に属する方法及び構造さらにはそれらの等価物は前記
請求範囲内に含まれる、ということである。
【0033】なお、本出願は、上述の米国特許出願第07
/830,938号「ALTERNATE METAL/SOURCE VIRTUAL GROUND
FLASH EPROM CELL ARRAY」の一部継続出願である。本
発明の背景に関する情報を提供するために前記引用をも
ってその先行する関連出願の開示内容を本明細書に包含
させたものとし、その詳細な説明は省略する。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、セ
グメント選択ラインを組み込んだフラッシュEPROM
アレイを提供することができ、これにより、読み出しア
クセス速度の向上及び真のセグメント消去を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセグメント消去可能フラッシュE
PROMアレイの製造に関するプロセスフローを順次示
す説明図である(1/6)。
【図2】本発明によるセグメント消去可能フラッシュE
PROMアレイの製造に関するプロセスフローを順次示
す説明図である(2/6)。
【図3】本発明によるセグメント消去可能フラッシュE
PROMアレイの製造に関するプロセスフローを順次示
す説明図である(3/6)。
【図4】本発明によるセグメント消去可能フラッシュE
PROMアレイの製造に関するプロセスフローを順次示
す説明図である(4/6)。
【図5】本発明によるセグメント消去可能フラッシュE
PROMアレイの製造に関するプロセスフローを順次示
す説明図である(5/6)。
【図6】本発明によるセグメント消去可能フラッシュE
PROMアレイの製造に関するプロセスフローを順次示
す説明図である(6/6)。
【図7】本発明によるセグメント消去可能フラッシュE
PROMアレイの一部のレイアウトを示す説明図であ
る。
【図8】本発明によるセグメント消去可能フラッシュE
PROMアレイの2つのセグメントを示す概略図であ
る。
【図9】図7のレイアウトに関する等価回路を示す概略
図である。
【符号の説明】
100 ゲート酸化膜 102 P型シリコン基板 104 多結晶シリコン層(Poly1) 106 複合誘電層(酸化膜/窒化膜/酸化膜(ONO)) 108 フォトレジストマスク 110 並列ストリップ(ONO/Poly1)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図4】
【図6】
【図9】
【図7】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/115

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】P型導電性のシリコン基板にセグメント消
    去可能フラッシュEPROMアレイを製造するための方
    法であって、この方法が、 シリコン基板上に第1の絶縁材料層を形成し、 前記第1の絶縁材料層上に第1の導電材料層を形成し、 前記第1の導電材料層上に第2の絶縁材料層を形成し、 前記第2の絶縁材料及びその下方の第1の導電材料から
    なる層の選択部分をエッチングして、前記第2の絶縁材
    料及びその下方の第1の導電材料からなる複数の離間し
    た並列ストリップを形成し、 前記第2の絶縁材料及びその下方の第1の導電材料から
    なる前記並列ストリップ間の前記シリコン基板領域中に
    N型ドーパントを注入して、離間した既埋設N+ビット
    ラインを形成し、 交互配置された既埋設N+ビットライン中に別のN型ド
    ーパントを注入して、既埋設N+ドレーンラインと交互
    配置された漸変ソースラインを形成し、前記フラッシュ
    EPROMアレイが複数のセグメントに細分化されるよ
    うに、前記漸変ソースラインの各々が、前記漸変ソース
    ラインを共有する複数のEPROMセルに関して電気的
    接点を1つずつ有し、前記交互配置されたドレーンライ
    ンが無接触状態であり、 第2の導電材料からなる複数の離間した並列ワードライ
    ンを形成し、そのワードラインは、前記第2の絶縁材料
    及びその下方の第1の導電材料からなる前記ストリップ
    に直交して形成され、前記第2の導電材料が前記第2の
    絶縁材料により前記第1の導電材料から分離されて、前
    記第1及び第2の導電材料の交差により前記アレイの交
    差点EPROMセルの位置が規定され、 前記アレイの各セグメントに第2の導電材料からなる離
    間した第1及び第2の並列選択ラインを形成し、その選
    択ラインが、前記第2の絶縁材料及びその下方の第1の
    導電材料からなる前記ストリップに直交して形成され、
    前記第2の導電材料が前記第2の絶縁材料により前記第
    1の導電材料から分離されて、前記第1及び第2の選択
    ラインと前記第1の導電材料との交差により第1及び第
    2の選択トランジスタの位置が規定され、これにより各
    々の既埋設N+ドレーンラインを、その隣接する漸変ソ
    ースラインの内の1つに、前記第1の選択ラインにより
    与えられるゲートを有する前記第1の選択トランジスタ
    を介して電気的に接続可能とし、及び他の隣接する漸変
    ソースラインに、前記第2の選択ラインにより与えられ
    るゲートを有する第2の選択トランジスタを介して電気
    的に接続可能とし、 前記アレイの各セグメント中に第1及び第2のセグメン
    ト選択ラインを形成し、そのセグメント選択ラインが、
    各漸変ソースラインに関するセグメント選択トランジス
    タのゲートを規定する、というステップより成ることを
    特徴とする、高速アクセスEPROMアレイの製造方
    法。
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