JPH0637097Y2 - 通水路自動開閉弁装置 - Google Patents

通水路自動開閉弁装置

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JPH0637097Y2
JPH0637097Y2 JP10878289U JP10878289U JPH0637097Y2 JP H0637097 Y2 JPH0637097 Y2 JP H0637097Y2 JP 10878289 U JP10878289 U JP 10878289U JP 10878289 U JP10878289 U JP 10878289U JP H0637097 Y2 JPH0637097 Y2 JP H0637097Y2
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JP
Japan
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connector
lead wire
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opening
water passage
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JP10878289U
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JPH0346565U (ja
Inventor
修 荒木
啓介 平出
幸春 小川
公昭 山口
Original Assignee
株式会社イナックス
日本電装株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動水栓等の通水路自動開閉弁装置に関し、
詳しくは装置本体へのリード線の接続部のシール構造に
特徴を有するものに関する。
(従来の技術) 手,身体等を検知して弁を開き、水栓の吐水口より自動
的に吐水する自動水栓が用いられている。
この種自動水栓においては、一般に水栓の吐水口部或い
は適宜の位置に上記手,身体等を検知するためのセンサ
が配置され、そのセンサがリード線を介して装置本体、
具体的には電磁弁とその作動制御を行う制御回路とをケ
ース内部に組み込んで成る本体に接続されるようになっ
ている。
(考案が解決しようとする課題) ところでリード線を装置本体に接続する場合、通常はリ
ード線端部に一方のコネクターを、また本体側に他方の
コネクターを設けてそれらを連結するように成すが、こ
の場合コネクターの連結部分をシールして防水を図る必
要がある。
コネクターの連結部をシールする最も一般的な手段は、
かかるコネクターとして防水コネクターを用い、コネク
ター連結と同時にそれらの合せ目をシールする方法であ
る。しかしながらこのような防水コネクターは価格が非
常に高い(通常のコネクターの8倍程度)欠点がある。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するためになされたもの
であり、その要旨は、電磁弁とその作動制御を行う制御
手段とをケース内に組み込んで成る本体を有し、該本体
にセンサ等外部要素との連絡用リード線が接続される形
態の通水路自動開閉弁装置において、該リード線端部に
固定した第一コネクターを本体側の第二コネクターに連
結してリード線の接続を行うようにし、且つ前記ケース
に第二コネクターを周方向に囲繞する形態の嵌合部を設
ける一方、前記リード線若しくはその被覆体の端部に袋
状且つ一面が開口形態と成された弾性キャップを前記第
一コネクターを包み込む状態に設け、該弾性キャップの
開口部を前記嵌合部に弾性的且つ水密に嵌合させること
によって、コネクター連結部をシールするように成した
ことにある。
(作用及び考案の効果) このように本考案はコネクター自身によってそれらの連
結部をシールするのではなく、本体側に設けた嵌合部と
リード線の側に設けた弾性キャップとでコネクター連結
部を包み込んで、同部を水密的にシールするようにした
ものである。
従ってコネクターとして通常のコネクターを使用するこ
とが可能であり、加えて弾性キャップ、例えばゴムキャ
ップは安価にできるから、全体としてコストを大幅に低
減することができるし、また防水性を高めることも容易
である。
尚この弾性キャップは、これに細径の筒状部を設けて、
この筒状部をリード線に水密的に嵌合するようにしても
良いし、またリード線全体を蛇腹管等にて包み込むよう
な場合には、かかる蛇腹管の端部に一体的に弾性キャッ
プを形成しても良い。或いは弾性キャップを別体に設け
てこれを蛇腹管等被覆体の端部に水密的に固定するよう
にしても良い。
(実施例) 次に本考案を自動水栓に適用した場合の実施例を図面に
基づいて詳しく説明する。
第2図において、10及び12は洗面器14に設けられた自動
水栓の本体及び吐水口で、その吐水口12にはセンサが配
設されている。センサは吐水口の下側に手を挿入したと
き、これを検知するもので、その検知信号はリード線16
を通じて本体10へと入力される。本体10は、後に詳述す
るように電磁弁とその作動を制御する制御回路とをケー
ス内に組み込んで成るもので、センサからの信号が制御
回路に入力されると、電磁弁がかかる制御回路の制御の
下に作動して通水路を開き、給水管からの水を上記吐水
口12に給水する。
本体10は、第3図乃至第5図に示しているようにリヤボ
ックス18とフロントボックス20から成るケース21を有し
ている。
リヤボックス18内には、第3図及び第4図に示している
ように止水栓22と、これと一体の逆止弁24,主弁部26,電
磁弁28,発電機30が組み込まれている。ここで電磁弁28
は、主弁部26とは別途に設けられたパイロット弁を開閉
することによって、通水路上に設けられた主弁部26を開
閉するものであり、また発電機30は、通水路上に配され
た羽根車を水勢により回転させて発電し、蓄電池に給電
するものである。電磁弁28は、通常はこの蓄電池を電源
として作動し、蓄電池の電圧が一定以下に低下したとき
に後述の乾電池56を電源として作動する。
止水栓22は、第4図に示しているようにその接続端部が
リヤボックス18の後端開口32より突き出しており、壁面
34に埋込配管された給水管に接続される。
本例の自動水栓においては、給水管からの水は止水栓2
2,逆止弁24を経て主弁部26に至る。そして電磁弁28の作
動により主弁部26が開かれると、かかる主弁部26を経由
して発電機30の羽根車を回しつつケース内配管の出口35
へ至る。更に出口35に接続された給水エルボ36及び給水
管38を経て前記吐水口12へと至り、その先端の吐出口よ
り吐出される。尚これら電磁弁28,主弁部26,発電機30の
具体的構成及び作用については、本考案と直接関係がな
いのでここでは更に詳しい説明は省略する。
前記フロントボックス20は、その大部分を構成する蓋体
40を有している。蓋体40は、その基端の嵌合凸部42にお
いて、リヤボックス18側の嵌合凹部44に脱着可能に嵌合
されている。このフロントボックス20は、左右方向の幅
がリヤボックス18のそれより大きく形成されており、同
方向の一端部(図中左端部)がリヤボックス18の端より
突出させられていて、リヤボックス18との間に段差を形
成している。
フロントボックス20は、隔壁46によってリヤボックス18
と遮断されており、その内部に制御回路48が収容されて
いる。そしてその制御回路48に対して、第2図に示して
いるように前記センサから延び出したリード線16が接続
されている。
フロントボックス20には、第4図に示しているように円
筒部50が蓋体40と一体に形成されている。この円筒部50
は、止水栓22の栓体52を操作するための操作空間を確保
するために設けられたもので、栓体52と同芯状に且つ隔
壁46を水密的に貫通する状態で設けられている。
一方フロントボックス20の前面には、第5図に示してい
るように電池ボックス54が設けられ、内部に電池56が収
容されるようになっている。電池56は、前述したように
蓄電池の電位が低下したときに電源として使用するもの
である。尚、電池ボックス54は、蓋体60により開口を閉
じられるようになっている。
前記センサと本体10とを接続するためのリード線16の端
部には、第1図に示しているようにコネクター62が固定
されており、このコネクター62が本体10側に設けられた
コネクターに連結されている。第1図及び第6図にそれ
らコネクターの連結構造及び同連結部のシール構造が具
体的に示されている。これらの図において、66は本体ケ
ース21に設けられた開口で、コネクター64がこの開口66
に臨むように配置されている。開口66の周縁部には、環
状溝70を有する嵌合凸部68がケース21と一体に設けられ
ており、この嵌合凸部68にゴムキャップ72が嵌められて
いる。ゴムキャップ72は矩形函体状を成しており、その
端部に小径の円筒部74が設けられていて、この円筒部74
がリード線16に水密的に嵌合されている。また円筒部74
とは反対側の面は開口76とされていて、この開口76の周
縁部に内向きのリブ78が設けられ、このリブ78が前記嵌
合凸部68の環状溝70に水密に嵌まり込んでいる。
本例の自動水栓においては、リード線16側のコネクター
62と本体10側のコネクター64との連結部分が、本体ケー
ス21に一体に形成された嵌合凸部68とリード線16の端部
に装着されたゴムキャップ72との嵌合によって水密にシ
ールされる。従ってコネクターとして防水性のものを用
いる必要はなく、またゴムキャップ72自体も安価である
から、全体として安価にコネクター連結部をシールする
ことができる。
尚、第7図に示しているようにリード線16全体を蛇腹管
80にて被覆し、その蛇腹管80の端部に弾性キャップ82を
一体に成形して、これを本体ケース21の嵌合凸部68に嵌
合し、以てコネクター連結部をシールするようにしても
良い。
以上は本体ケース21の側に嵌合凸部を形成してこれにリ
ード線16側の弾性キャップを嵌めるようにした例である
が、本体ケース21に形成した開口の内周縁部をそのまま
嵌合部として利用し、これに弾性キャップを直接水密的
に嵌合するようにしても良い。第8図はその具体例を示
したものである。図に示しているようにこの例では弾性
キャップ82に環状溝84が形成され、この環状溝84が本体
ケース21の開口86の内周縁部に水密に嵌合され、以てコ
ネクター62と64との連結部がシールされるようになって
いる。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はその他の形
態で構成することも可能である。
例えば本考案は止水栓がケース外部に配されている形式
の自動水栓にも適用可能であるし、また上例では単水栓
の場合を例として説明しているが、本考案は混合水栓に
対しても適用可能であり、更に場合によって自動水栓以
外の通水路自動開閉弁装置に本考案を適用することも可
能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲において、当
業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態で構成可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である自動水栓のコネクター
連結部とそのシール構造を示す要部分解斜視図であり、
第2図はその自動水栓を含む洗面器周辺部の正面図、第
3図及び第4図は同じ自動水栓の本体の一部切欠正面図
及び一部切欠平面図である。第5図は同じ本体を前面側
から見た斜視図であり、第6図は第1図のコネクター連
結部及びそのシール構造の要部断面図、第7図は本考案
の他の実施例におけるコネクター連結部及びそのシール
構造の要部正面図であり、第8図(A)は本考案の他の
実施例の腰部断面図であり、(B)は(A)におけるケ
ースの開口を示す要部正面図である。 10:本体、16:リード線 21:ケース、28:電磁弁 48:制御回路、62,64:コネクター 68:嵌合凸部、70,84:環状溝 72:ゴムキャップ、76,86:開口
フロントページの続き (72)考案者 小川 幸春 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)考案者 山口 公昭 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁弁とその作動制御を行う制御手段とを
    ケース内に組み込んで成る本体を有し、該本体にセンサ
    等外部要素との連絡用リード線が接続される形態の通水
    路自動開閉弁装置において、 該リード線端部に固定した第一コネクターを本体側の第
    二コネクターに連結してリード線の接続を行うように
    し、且つ前記ケースに第二コネクターを周方向に囲繞す
    る形態の嵌合部を設ける一方、前記リード線若しくはそ
    の被覆体の端部に袋状且つ一面が開口形態と成された弾
    性キャップを前記第一コネクターを包み込む状態に設
    け、該弾性キャップの開口部を前記嵌合部に弾性的且つ
    水密に嵌合させることによって、コネクター連結部をシ
    ールするように成したことを特徴とする通水路自動開閉
    弁装置。
JP10878289U 1989-09-18 1989-09-18 通水路自動開閉弁装置 Expired - Lifetime JPH0637097Y2 (ja)

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JP10878289U JPH0637097Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 通水路自動開閉弁装置

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JPH0346565U JPH0346565U (ja) 1991-04-30
JPH0637097Y2 true JPH0637097Y2 (ja) 1994-09-28

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ID=31657402

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JP10878289U Expired - Lifetime JPH0637097Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 通水路自動開閉弁装置

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JP2013251202A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Sansha Electric Mfg Co Ltd コネクタカバー

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