JPH0637052B2 - 廃棄プラスチック類の減容処理装置 - Google Patents
廃棄プラスチック類の減容処理装置Info
- Publication number
- JPH0637052B2 JPH0637052B2 JP21735587A JP21735587A JPH0637052B2 JP H0637052 B2 JPH0637052 B2 JP H0637052B2 JP 21735587 A JP21735587 A JP 21735587A JP 21735587 A JP21735587 A JP 21735587A JP H0637052 B2 JPH0637052 B2 JP H0637052B2
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- Japan
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- hot
- air
- waste plastics
- stove
- hot air
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B17/00—Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
- B29B17/0026—Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics by agglomeration or compacting
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （発明の利用分野） この発明は、廃棄プラスチック類を連続的に減容処理さ
せるのに好適な減容処理装置に関する。
せるのに好適な減容処理装置に関する。
（従来技術） 廃棄プラスチック類の減容処理装置には、該廃棄プラス
チック類を圧縮させたままでこれに誘導加熱を加え、軟
化溶融する熱可塑性プラスチックをバインダーとして熱
硬化性プラスチックを接合させ減容処理させる方式のも
のと、廃棄プラスチック類に熱風を吹きつけて熱可塑性
プラスチックを軟化溶融させた後、溶融プラスチックを
接着剤代わりにして非溶融プラスチックを接合せしめて
減容処理する方式のものとがあるが、この発明は後者に
属する。
チック類を圧縮させたままでこれに誘導加熱を加え、軟
化溶融する熱可塑性プラスチックをバインダーとして熱
硬化性プラスチックを接合させ減容処理させる方式のも
のと、廃棄プラスチック類に熱風を吹きつけて熱可塑性
プラスチックを軟化溶融させた後、溶融プラスチックを
接着剤代わりにして非溶融プラスチックを接合せしめて
減容処理する方式のものとがあるが、この発明は後者に
属する。
この場合、一口に廃棄プラスチック類と言っても、その
中にはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニー
ル、ポリスチレン等の熱可塑性のものと、フェノール樹
脂、尿素樹脂のような熱硬化性のものが混在して含まれ
ているので、加熱して軟化溶融した熱可塑性プラスチッ
クで単に熱硬化性の廃棄プラスチック、及びその他の土
砂、木片、金属片等の廃棄物を接合させたのみでは、充
分な減容処理効果は期し難い。
中にはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニー
ル、ポリスチレン等の熱可塑性のものと、フェノール樹
脂、尿素樹脂のような熱硬化性のものが混在して含まれ
ているので、加熱して軟化溶融した熱可塑性プラスチッ
クで単に熱硬化性の廃棄プラスチック、及びその他の土
砂、木片、金属片等の廃棄物を接合させたのみでは、充
分な減容処理効果は期し難い。
そこで、この廃棄プラスチック類の半溶融物をプレス型
で圧縮成形させることが考えられたが、従来のものはい
ずれもバッチ処理用のものであり、間欠連続的かつ自動
的に廃棄プラスチック類を減容処理するには尚不充分で
あった。
で圧縮成形させることが考えられたが、従来のものはい
ずれもバッチ処理用のものであり、間欠連続的かつ自動
的に廃棄プラスチック類を減容処理するには尚不充分で
あった。
（技術的課題） この発明の目的は、熱可塑性の廃棄プラスチック類を熱
風炉内で軟化溶融させ、プレス型で熱硬化性のプラスチ
ックやその他の廃棄物と一緒に圧縮成形させて減容処理
させることを間欠連続的かつ自動的に行うのに適した、
廃棄プラスチック類の減容処理装置を提供せんとするに
ある。
風炉内で軟化溶融させ、プレス型で熱硬化性のプラスチ
ックやその他の廃棄物と一緒に圧縮成形させて減容処理
させることを間欠連続的かつ自動的に行うのに適した、
廃棄プラスチック類の減容処理装置を提供せんとするに
ある。
（技術的手段） 上述した技術的課題を達成するためにこの発明は、熱風
発生炉を接続させた熱風滞溜室内に、周囲に複数の熱風
導入管を設置した漏斗状の熱風炉を吊設し、もって前記
熱風発生炉で発生させた熱風を熱風滞溜室へ導き前記熱
風炉を外側より加熱しつつ熱風導入管を介して該熱風を
前記熱風炉内へ導くと共に、この熱風炉の上部に設けた
投入口に廃棄プラスチック類を搬入させる搬入用コンベ
ヤーを付設し、前記熱風炉の軸方向にスクリュー羽根を
回転自在に設け、前記熱風炉の下部に設けた排出口に開
閉自在に底蓋を設置し、さらに前記排出口に向けて開口
部を有するプレス型を設置し、このプレス型の取出口に
圧縮成形された廃棄プラスチック類を該プレス型外へ押
し出す押出体と、押し出された廃棄プラスチック類を外
部へ送り出す搬送用コンベヤーとを設置したものであ
る。
発生炉を接続させた熱風滞溜室内に、周囲に複数の熱風
導入管を設置した漏斗状の熱風炉を吊設し、もって前記
熱風発生炉で発生させた熱風を熱風滞溜室へ導き前記熱
風炉を外側より加熱しつつ熱風導入管を介して該熱風を
前記熱風炉内へ導くと共に、この熱風炉の上部に設けた
投入口に廃棄プラスチック類を搬入させる搬入用コンベ
ヤーを付設し、前記熱風炉の軸方向にスクリュー羽根を
回転自在に設け、前記熱風炉の下部に設けた排出口に開
閉自在に底蓋を設置し、さらに前記排出口に向けて開口
部を有するプレス型を設置し、このプレス型の取出口に
圧縮成形された廃棄プラスチック類を該プレス型外へ押
し出す押出体と、押し出された廃棄プラスチック類を外
部へ送り出す搬送用コンベヤーとを設置したものであ
る。
（作用） 上述したように構成することにより、搬入用コンベヤー
を介して一定量づつ所定時間を置いて連続的に熱風炉内
へ搬入された廃棄プラスチック類は、回転するスクリュ
ー羽根により撹拌されつつ該熱風炉内において加熱処理
され、半溶融状態となったところで底蓋を開いて、スク
リュー羽根によってその排出口より強制排出されてプレ
ス型内に収用される。そして、ここにおいて圧縮成形さ
れた後その取り出口より押出体によって押し出され、搬
送用コンベアーによって外部の集積場所へ搬送されるこ
とになる。
を介して一定量づつ所定時間を置いて連続的に熱風炉内
へ搬入された廃棄プラスチック類は、回転するスクリュ
ー羽根により撹拌されつつ該熱風炉内において加熱処理
され、半溶融状態となったところで底蓋を開いて、スク
リュー羽根によってその排出口より強制排出されてプレ
ス型内に収用される。そして、ここにおいて圧縮成形さ
れた後その取り出口より押出体によって押し出され、搬
送用コンベアーによって外部の集積場所へ搬送されるこ
とになる。
（実施例） 以下にこの発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
すると、１は外気取入用のブロワーであり、例えば灯油
を燃料とするオイルバーナー２を取りつけた熱風発生炉
３に、通風管４を介して接続されている。
すると、１は外気取入用のブロワーであり、例えば灯油
を燃料とするオイルバーナー２を取りつけた熱風発生炉
３に、通風管４を介して接続されている。
この熱風発生炉３に隣接して、断熱壁で構築された熱風
滞溜室５が設けられており、熱風発生炉３の出口３ａは
熱風滞溜室５の下部一側に開口している。この熱風滞溜
室５内部には、漏斗状の熱風炉６が上方より吊設収納さ
れている。この熱風炉６は上部に投入口７を、下部に排
出口８を有し、上部には排気口９が設置されている。熱
風炉６にはさらにその外周に熱風滞溜室５からの熱風を
内部に導入させるための熱風導入管６ａ、６ａ・・・が
複数個ランダムに設けられている。熱風炉６内部には、
スクリュー羽根１０を有する回転軸１１が軸心方向に回
転自在に垂下されており、この回転軸１１はモータ１２
によって正逆方向に回転させられる構造となっている。
滞溜室５が設けられており、熱風発生炉３の出口３ａは
熱風滞溜室５の下部一側に開口している。この熱風滞溜
室５内部には、漏斗状の熱風炉６が上方より吊設収納さ
れている。この熱風炉６は上部に投入口７を、下部に排
出口８を有し、上部には排気口９が設置されている。熱
風炉６にはさらにその外周に熱風滞溜室５からの熱風を
内部に導入させるための熱風導入管６ａ、６ａ・・・が
複数個ランダムに設けられている。熱風炉６内部には、
スクリュー羽根１０を有する回転軸１１が軸心方向に回
転自在に垂下されており、この回転軸１１はモータ１２
によって正逆方向に回転させられる構造となっている。
熱風炉６の排出口８には、底蓋１３がシリンダー１３ａ
によって開閉自在に設けられており、この底蓋１３の下
方には、同じくシリンダー１５によって開閉される押え
蓋１６を有するプレス型１７が設置されている。このプ
レス型１７は、水冷式のもので、シリンダー１８によっ
てピストン扞１９と一緒に押圧板２０を移動させ、内部
に収納させた半溶融状態の廃棄プラスチック類を取出口
２１を塞いでいる押出体２２に向けて圧縮させる構造の
ものである。この押出体２２自体はシリンダー２３によ
って、押圧板２０による圧縮方向に対して直角方向に摺
動する。そして、取出口２１に隣接して搬送用コンベヤ
ー２４が設置されている。
によって開閉自在に設けられており、この底蓋１３の下
方には、同じくシリンダー１５によって開閉される押え
蓋１６を有するプレス型１７が設置されている。このプ
レス型１７は、水冷式のもので、シリンダー１８によっ
てピストン扞１９と一緒に押圧板２０を移動させ、内部
に収納させた半溶融状態の廃棄プラスチック類を取出口
２１を塞いでいる押出体２２に向けて圧縮させる構造の
ものである。この押出体２２自体はシリンダー２３によ
って、押圧板２０による圧縮方向に対して直角方向に摺
動する。そして、取出口２１に隣接して搬送用コンベヤ
ー２４が設置されている。
次に、作用効果について説明する。灯油等を燃料とする
バーナー２に点火がなされ、ブロワー１がＯＮされる
と、バーナー２によって加熱された高温の燃焼ガスは、
ブロワー１によって通風管４を介して吸引されてきた外
気によって希釈かつ温度低下させられて熱風発生炉３よ
り出口３ａを介して熱風滞溜室５へ導入される。そし
て、熱風炉６をその外側より加熱しつつ、該熱風炉６の
外周に設けた熱風導入管６ａ、６ａ・・・より炉内部へ
吹き込まれる。この熱風は熱風導入管６ａ、６ａ・・・
によって、下から上に向けて竜巻状に渦を巻いて炉頂に
向かい、排気口９より熱風炉６外へ排出されるものであ
る。したがって、投入口７には図示してないが、蓋体が
取り付けられている。
バーナー２に点火がなされ、ブロワー１がＯＮされる
と、バーナー２によって加熱された高温の燃焼ガスは、
ブロワー１によって通風管４を介して吸引されてきた外
気によって希釈かつ温度低下させられて熱風発生炉３よ
り出口３ａを介して熱風滞溜室５へ導入される。そし
て、熱風炉６をその外側より加熱しつつ、該熱風炉６の
外周に設けた熱風導入管６ａ、６ａ・・・より炉内部へ
吹き込まれる。この熱風は熱風導入管６ａ、６ａ・・・
によって、下から上に向けて竜巻状に渦を巻いて炉頂に
向かい、排気口９より熱風炉６外へ排出されるものであ
る。したがって、投入口７には図示してないが、蓋体が
取り付けられている。
かくして運転開始より４０分程度経過すると、熱風炉６
内部がほぼ１８０℃〜２００℃に達するので、投入口７
より例えば搬入用コンベヤー１４を介してモルトプレ
ン、発泡スチロール、ポリエチレン等の種々雑多な廃棄
プラスチック類の混合物を一定量投入させてやり、モー
タ１２をＯＮさせスクリュー羽根１０を適当な速度で逆
方向に回転をさせると、投入された種々雑多な廃棄プラ
スチック類は熱風炉６内で撹拌され、炉内温度で溶ける
プラスチック類と、溶けないプラスチック類とがよく混
ざり合う上に、投入された廃棄プラスチック類に対して
熱風が均一に通ることになるので、温度ムラが生ずるこ
となく、ほぼ均一に加熱されることになる。かようにし
て比較的低い温度で軟化するプラスチック類が溶けて他
のプラスチック類の間に浸透しつつ、軟化しないプラス
チックその他の廃棄物同志を接着させる。
内部がほぼ１８０℃〜２００℃に達するので、投入口７
より例えば搬入用コンベヤー１４を介してモルトプレ
ン、発泡スチロール、ポリエチレン等の種々雑多な廃棄
プラスチック類の混合物を一定量投入させてやり、モー
タ１２をＯＮさせスクリュー羽根１０を適当な速度で逆
方向に回転をさせると、投入された種々雑多な廃棄プラ
スチック類は熱風炉６内で撹拌され、炉内温度で溶ける
プラスチック類と、溶けないプラスチック類とがよく混
ざり合う上に、投入された廃棄プラスチック類に対して
熱風が均一に通ることになるので、温度ムラが生ずるこ
となく、ほぼ均一に加熱されることになる。かようにし
て比較的低い温度で軟化するプラスチック類が溶けて他
のプラスチック類の間に浸透しつつ、軟化しないプラス
チックその他の廃棄物同志を接着させる。
このスクリュー羽根１０の回転方向は場合によっては正
方向、或は逆方向へと交互になされる場合もある。この
ようにして、投入から約４〜６分前後経過すると、融点
の低いプラスチック類が充分に軟化溶融して、他の熱硬
化性の廃棄プラスチック類、及びその他の廃棄物と混ざ
り合い搬入した廃棄プラスチック類の半溶融物が出来上
がるので、シリンダー１３ａ、１５を動作させて底蓋１
３とプレス型１７の押え蓋１６を開き、モータ１２の回
転方向を正方向にさせると、スクリュー羽根１０によっ
て溶融炉６内の半溶融状態の廃棄プラスチック類が押し
出され、排出口８を介してプレス型１７内へ落下して収
納される。この排気口８からの排出に要する時間は約３
０秒である。この時間が経過するとスクリュー羽根１０
の正方向の回転は停止され、続いてシリンダー１３ａ、
１５が動作して底蓋１３と押え蓋１６を閉じられる。
方向、或は逆方向へと交互になされる場合もある。この
ようにして、投入から約４〜６分前後経過すると、融点
の低いプラスチック類が充分に軟化溶融して、他の熱硬
化性の廃棄プラスチック類、及びその他の廃棄物と混ざ
り合い搬入した廃棄プラスチック類の半溶融物が出来上
がるので、シリンダー１３ａ、１５を動作させて底蓋１
３とプレス型１７の押え蓋１６を開き、モータ１２の回
転方向を正方向にさせると、スクリュー羽根１０によっ
て溶融炉６内の半溶融状態の廃棄プラスチック類が押し
出され、排出口８を介してプレス型１７内へ落下して収
納される。この排気口８からの排出に要する時間は約３
０秒である。この時間が経過するとスクリュー羽根１０
の正方向の回転は停止され、続いてシリンダー１３ａ、
１５が動作して底蓋１３と押え蓋１６を閉じられる。
すると投入口７からは、図示してない蓋体を開いて新た
に廃棄プラスチック類の一定量が熱風炉６内へ投入さ
れ、再び上述したような処理が行われるが、その真にシ
リンダー１８が動作して押圧板２０を押して半溶融状態
の廃棄プラスチック類を押出体２２に向けて押圧させ圧
縮させる。この間の時間は約３分半である。圧縮が終了
するとシリンダー２３が動作して押出体２２が上方へ退
避することにより取出口２１を開き、続いてシリンダー
１８がさらに動作して押圧板２０を押し、成形処理物２
５を取出口２１へ押し出す。すると押し出された成形処
理物２５はシリンダー２３によって取出口２１に再び挿
入される押出体２２によって押されて搬送用コンベヤー
２４上に排出され、該搬送用コンベヤー２４によって図
示してない外部の集積場へ搬送されるものである。
に廃棄プラスチック類の一定量が熱風炉６内へ投入さ
れ、再び上述したような処理が行われるが、その真にシ
リンダー１８が動作して押圧板２０を押して半溶融状態
の廃棄プラスチック類を押出体２２に向けて押圧させ圧
縮させる。この間の時間は約３分半である。圧縮が終了
するとシリンダー２３が動作して押出体２２が上方へ退
避することにより取出口２１を開き、続いてシリンダー
１８がさらに動作して押圧板２０を押し、成形処理物２
５を取出口２１へ押し出す。すると押し出された成形処
理物２５はシリンダー２３によって取出口２１に再び挿
入される押出体２２によって押されて搬送用コンベヤー
２４上に排出され、該搬送用コンベヤー２４によって図
示してない外部の集積場へ搬送されるものである。
このようにして廃棄プラスチック類は一定量づつ間欠連
続的かつ自動的に減容処理されるが、その処理能力は容
積が４m3の熱風炉を用いた場合、１時間で約１トンであ
った。熱風炉６内における処理温度は、廃棄プラスチッ
ク類の減容性能に大きな影響を及ぼすが、熱可塑性プラ
スチックのほとんどは、１５０〜１６０℃で軟化し、都
市ゴミ系の廃棄プラスチック類の主成分である。ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、及びポリ
スチレン等は１８０℃までに溶融状態になるので、処理
温度は１５０〜１６０℃以上にすることが望ましい。
続的かつ自動的に減容処理されるが、その処理能力は容
積が４m3の熱風炉を用いた場合、１時間で約１トンであ
った。熱風炉６内における処理温度は、廃棄プラスチッ
ク類の減容性能に大きな影響を及ぼすが、熱可塑性プラ
スチックのほとんどは、１５０〜１６０℃で軟化し、都
市ゴミ系の廃棄プラスチック類の主成分である。ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、及びポリ
スチレン等は１８０℃までに溶融状態になるので、処理
温度は１５０〜１６０℃以上にすることが望ましい。
他方、処理温度をあげすぎると、プラスチックの熱分解
が起こり、煙や臭気を発生させるので、処理温度の上限
は２００℃程度とし、結局のところ上述した都市ゴミ系
の廃棄プラスチック類は１８０〜２００℃程度の処理温
度が最も望ましいものである。この処理温度は当然のこ
とながら、減容処理させるプラスチックの種類、配分割
合等によって変動し、一定するものではない。
が起こり、煙や臭気を発生させるので、処理温度の上限
は２００℃程度とし、結局のところ上述した都市ゴミ系
の廃棄プラスチック類は１８０〜２００℃程度の処理温
度が最も望ましいものである。この処理温度は当然のこ
とながら、減容処理させるプラスチックの種類、配分割
合等によって変動し、一定するものではない。
次に、減容能力については、廃棄プラスチック類の組成
によって種々に異なるが、上述した都市ゴミ系のもの
（フィルム、トレーといった減容しやすい廃棄プラスチ
ック類を７０％程度含むもの）では、熱風炉６内での減
容率は約１０分の１でプレス型による成形後では４０分
の１程度になった。
によって種々に異なるが、上述した都市ゴミ系のもの
（フィルム、トレーといった減容しやすい廃棄プラスチ
ック類を７０％程度含むもの）では、熱風炉６内での減
容率は約１０分の１でプレス型による成形後では４０分
の１程度になった。
他方、その他の廃棄物や熱硬化プラスチックが多く混入
している場合には、プレス型による成形後で２０分の１
ないし３０分の１程度まで減容させることができた。減
容させた成形物の重量は、５００ｍｍ×６００ｍｍ×１
２０ｍｍｔのもので約２０ｋｇあった。
している場合には、プレス型による成形後で２０分の１
ないし３０分の１程度まで減容させることができた。減
容させた成形物の重量は、５００ｍｍ×６００ｍｍ×１
２０ｍｍｔのもので約２０ｋｇあった。
さらに、以上の実施例では底蓋１３は水平方向へ摺動す
るものを示したが、このものに限定されるものではな
く、他にも例えば観音開きのものであっても良い。
るものを示したが、このものに限定されるものではな
く、他にも例えば観音開きのものであっても良い。
次に、押え蓋１６についてであるが、これがあるとプレ
ス型１７内に収納された半溶融状態の廃棄プラスチック
類が、押圧板２０によって押される時に外へこぼれるこ
とを防止できる利点がある。しかし、プレス型内へ収用
させる量を制限することによってこの押え蓋１６を省略
できよう。
ス型１７内に収納された半溶融状態の廃棄プラスチック
類が、押圧板２０によって押される時に外へこぼれるこ
とを防止できる利点がある。しかし、プレス型内へ収用
させる量を制限することによってこの押え蓋１６を省略
できよう。
（効果） 以上に詳細に説明したようにこの発明によれば、熱風炉
内で半溶融状態にした廃棄プラスチック類を一定量づつ
効率よく間欠連続的かつ自動的にプレス型を用いて減容
処理することができるので、短時間の間に大量の廃棄プ
ラスチック類を減容処理することができる他、減容処理
したものは適当かつ均一な大きさ、重量、及び形状を有
しているので、取り扱い容易で保管場所をとらない。ま
た、密に圧縮される結果、可動片がなくなり保管中にお
いて風やその他の振動によってこの可動片同志による摩
擦熱によって発熱することがない等の効果を奏し得る。
内で半溶融状態にした廃棄プラスチック類を一定量づつ
効率よく間欠連続的かつ自動的にプレス型を用いて減容
処理することができるので、短時間の間に大量の廃棄プ
ラスチック類を減容処理することができる他、減容処理
したものは適当かつ均一な大きさ、重量、及び形状を有
しているので、取り扱い容易で保管場所をとらない。ま
た、密に圧縮される結果、可動片がなくなり保管中にお
いて風やその他の振動によってこの可動片同志による摩
擦熱によって発熱することがない等の効果を奏し得る。
図面はこの発明を説明するための概略図である。 １……ブロワー、２……バーナー ３……熱風発生炉、５……熱風滞溜室 ６……熱風炉、６ａ……熱風導入管 ７……投入口、８……排出口 １０……スクリュー羽根 １１……回転軸、１２……モータ １３……底蓋 １４……搬入用コンベヤー １６……押え蓋、１７……プレス型 ２２……押出体、２３……シリンダー ２４……搬送用コンベヤー
Claims (1)
- 【請求項１】熱風発生炉を接続させた熱風滞溜室内に、
周囲に複数の熱風導入管を設置した漏斗状の熱風炉を吊
設し、もって前記熱風発生炉で発生させた熱風を熱風滞
溜室をへ導いて前記熱風炉を外側より加熱しつつ前記熱
風導入管を介して該熱風を前記熱風炉内へ導くと共に、
この熱風炉の上部に設けた投入口に廃棄プラスチック類
を搬入させる搬入用コンベヤーを付設し、前記熱風炉の
軸方向にスクリュー羽根を回転自在に設け、前記熱風炉
の下部に設けた排出口に開閉自在に底蓋を設置し、さら
に前記排出口に向けて開口部を有するプレス型を設置
し、このプレス型の取出口に圧縮成形された廃棄プラス
チック類を該プレス型外へ押し出す押出体と、押し出さ
れた廃棄プラスチック類を外部へ送り出す搬送用コンベ
ヤーを設置したことを特徴とする、廃棄プラスチック類
の減容処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21735587A JPH0637052B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | 廃棄プラスチック類の減容処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21735587A JPH0637052B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | 廃棄プラスチック類の減容処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01188310A JPH01188310A (ja) | 1989-07-27 |
| JPH0637052B2 true JPH0637052B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=16702873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21735587A Expired - Lifetime JPH0637052B2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 | 廃棄プラスチック類の減容処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637052B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108253431A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-07-06 | 王涵 | 一种医疗垃圾焚烧用螺旋下料的焚烧炉 |
| CN108266736A (zh) * | 2017-12-20 | 2018-07-10 | 王涵 | 一种医疗垃圾焚烧用多层减速板的焚烧炉 |
| JP2019198890A (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 寧波▲ぎん▼州夢繞箱包有限公司 | 廃棄ストローの圧縮回収装置 |
| JP2019198889A (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 慈渓市華権智能科技有限公司 | 廃棄ストロー処理装置 |
Families Citing this family (9)
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