JPH0637043Y2 - 土木用ブロックの敷設態様保持具 - Google Patents

土木用ブロックの敷設態様保持具

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JPH0637043Y2
JPH0637043Y2 JP4936090U JP4936090U JPH0637043Y2 JP H0637043 Y2 JPH0637043 Y2 JP H0637043Y2 JP 4936090 U JP4936090 U JP 4936090U JP 4936090 U JP4936090 U JP 4936090U JP H0637043 Y2 JPH0637043 Y2 JP H0637043Y2
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JP
Japan
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block
edge
vertical plate
fixing portion
civil engineering
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JP4936090U
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JPH049405U (ja
Inventor
城一 亀田
Original Assignee
株式会社上田商会
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、敷石によるブロック舗装、縁石ブロックによ
る境界構築などにおいて、該敷石及び該縁石ブロックの
敷設固定態様保持のために使用する保持具の改良に関す
る。
従来技術と問題点 前記ブロック舗装の敷石、前記境界の縁石ブロックなど
が、水平方向の力を受けると、縁部に配された敷石や縁
石ブロック(以下、縁部ブロックと称す)が押されて傾
いたり押されて側方へ広がったりするため、かかる縁石
ブロックの乱れを防いで、舗装ブロックの敷設固定態様
を整列された固定態様に保持せしめるための舗装材用拘
束具が米国特許第4863307号明細書で提案され、周知と
なっている。
この舗装材用拘束具は、断面形状が直角三角形の拘束具
本体と、この拘束具本体に貫通せしめて土中に突刺すス
パイクピンとで構成されるので、拘束具本体の鉛直板を
前記縁部ブロックに当接せしめ、スパイクピンを打込め
ば、該縁部ブロックの乱れを防ぎ、舗装ブロックの敷設
固定態様を整列態様に保持せしめることができるという
利点を有している。
これと別に一般にブロック舗装には、サンドクッション
の下側に透水シートが敷かれるが、そのシートの端縁が
サンドクッションの敷詰前に前記拘束具の浮上防止突縁
上に載せられるだけであるため、サンドクッションの敷
詰め作業時に透水シートの上記端縁が拘束具から外れ又
は捲れ或いは折重なるなどして乱れることがあり、その
ことに起因してサンドクッションの厚さが不均一になる
という不具合を生じることがある。
本考案は、前記周知の拘束具の利点及び上記透水シート
の不都合に鑑みてなしたもので、サンドクッションの敷
詰め作業時に透水シート端縁の乱れを防止することので
きる有益な土木用ブロックの敷設態様保持具の提供を目
的とする。
問題点解決のための手段 上述の目的を達成するために本考案がなした手段は、ブ
ロック支承縦板の下部一側面に突設した浮上防止突縁上
に透水シート用の係合部を突設したということである。
作用 サンドクッションの敷詰め前に保持具を位置決めし、透
水シートの端縁に予め開穿並列された複数の係合孔を浮
上防止突縁上の係合部に係合せしめれば、サンドクッシ
ョンを敷詰めても、透水シート端縁の乱れが防止され
る。
実施例 図面を参照しながら説明する。
第1図、第2図はブロック舗装の直線部位に使用する直
線タイプを示すもので、突刺体5が釘状に構成された第
1例を示すものである。ブロック支承縦板1は、敷設さ
れた多数のブロックBのうちの縁部に配列された縁部ブ
ロックB1の一側縦面(第1図でブロックB1の外側面)に
当接せしめるためのもので、軟質合成樹脂(たとえば、
ポリ塩化ビニル樹脂、その他)で、弯曲可能に成形し、
下部の一側面(ブロック敷設側となる一側面)に浮上防
止突縁2を全長にわたって適当な突出長に一体突設し、
かつ他側面(ブロックを敷設しない側となる他側面)に
角形固定部4を一体成形せしめる。浮上防止突縁2は、
地面の凍上による浮上を防止するためのもので縁部ブロ
ックB1、そのブロック下方のサンドクッションS等で押
えることにより、路盤Rの凍結による保持具全体の浮上
が防止される。浮上防止突縁2は、ブロック支承縦板1
の下部においてブロック敷設側の一側面に全長にわたっ
て適当な突設長に一体突設される。角形固定部4は、保
持具全体を路盤Rに固定するためのもので、ブロック支
承縦板1の他側面において、傾斜板7と底板8とによ
り、先端部が尖った形状 に構成すると共に、該支承縦板の全長にわたって構成す
る。角形固定部4は、ブロック支承縦板1の他側面に一
体成形された下向の傾斜板7と、ブロック支承縦板1の
他側面下部に一体成形された水平な底板8とで、先端部
が尖った庇のような形状に中空に構成し、縁部ブロック
B1からブロック支承縦板1に加わる水平力を傾斜板7及
び後述する傾斜補助板9で垂直力に変えるように構成
し、かつ底板8に突刺体5を下向に一体突設して路盤R
に固定可能なるように構成する。角形固定部4、中空に
構成し、接続杆10によって分離可能に接続し得るように
構成する。突刺体5は、角形固定部4の底部、詳しく
は、該固定部の底板8に釘状に下向突設する。突刺体5
は、角形固定部4と異なる材質(たとえば、金属、硬質
合成樹脂など)の釘体を一体に下向突設するも、角形固
定部4と同じ材質の釘体を一体に下向突設するも任意で
あるが、いずれにしても、保持具の製作時に一体突設せ
しめ、施工時に角形固定部4の底部から脱落することな
どを防止せしめると共に、位置決めされた保持具の固定
又は仮固定を容易ならしめる。
しかして、ブロック支承縦板1と底板8との隅部から傾
斜板7にわたって傾斜補強板9を一体に構成せしめ、傾
斜板7が埋戻土Eの土圧で歪曲変形することを防止せし
めると共に、縁部ブロックB1からブロック支承縦板1に
加わる水平力を傾斜板7と協働して垂直力に変換せし
め、路盤Rに吸収せしめるように構成する。透水シート
6は、サンドクッションSの水はけをよくするために使
用するもので、一端縁に予め複数(浮上防止突縁2上の
係合部3と同数)の係合孔11を開穿並列せしめておき、
サンドクッションSの敷詰め前に係合孔11を係合部3に
係合せしめれば、サンドクッションSの敷詰め作業中
に、浮上防止突縁2上のシート端縁が保持具から外れる
こと、及び捲れることや折重なることなどの乱れが防止
され、サンドクッションSが不均一な厚さに敷詰められ
る心配がなくなる。
第3図は、保持具相互の接続手段が第1例と異なる第2
例を示すもので、第1例と異なる構成は、上記接続手段
として、角形固定部4の傾斜補強板9の長さを短かく
し、ブロック支承縦板1、傾斜板7、底板8の両端部に
傾斜補強板9のない接続部10を構成し、該接続部のうち
一方の断面積を小さくすると共に、断面形状を角形固定
部4と相似形に成形し、隣合う接続部10を相互に嵌合し
て接続するように構成したことである。
第4図は、突刺体5の構成が第1例と異なる第3例を示
すもので、該突刺体は、底板8の外面全長にわたって一
体かつ下向に平行突設した複数の板体の先端部(図で下
端部)に係合突縁11を形成して構成し、路盤Rに突刺す
と係合突縁11が路盤Rに係合し、保持具がしっかり固定
されるようにする。しかして、第1例の角形固定部4に
ブロック支承縦板1に向って尖るV字形の切目(不図
示)を定間隔ごとに多数施せば、直線タイプの保持具を
ブロック舗装の曲線部位に使用できる。
ところで、ブロック舗装の曲線部位に使用する曲線タイ
プの保持具を成形することが可能であって、この場合
は、角形固定部4をブロック支承縦板1と共に或る間隔
をおいて浮上防止突縁2の同じ側に突設する。
叙上に説明した各例において、角形固定部4をブロック
支承縦板1との成形によって、以下の如き断面形状に構
成することが可能である。即ち、断面四角形 断面略四角形 、断面略三角形 などである。
また、叙上の各実施例において、保持具と突刺体とを別
体に構成し、前記従来技術と同様に突刺体を保持具に貫
通せしめて路盤に打込む保持具固定手段を採用すること
ができる。
考案の効果 本考案は、ブロック支承縦板の下部一側面に突設した浮
上防止突縁上に透水シート用の係合部が突設されている
をもって、サンドクッション敷詰め前に保持具を位置決
めし、透水シートの端縁に予め開穿並列された複数の係
合孔を上記係合部に係合せしめれば、サンドクッション
を敷詰めても、透水シート端縁が保持具から外れるこ
と、及び該シート端縁が捲れ或いは折重なって乱れるこ
となどが防止される。
従って、透水シート端縁の乱れに起因するサンドクッシ
ョンの厚さ不均一を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案保持具の第1例の使用態様を表わした縦
断側面図、第2図は同例の斜視図、第3図は接続手段が
異なる第2例の斜視図、第4図は突刺体の構成が異なる
第3例の斜視図である。 図中 B……ブロック B1……縁部ブロック 1……ブロック支承縦板 2……浮上防止突縁 3……係合部 4……角形固定部 5……突刺体 6……透水シート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】敷設されたブロックの縁部ブロック一側縦
    面に当接する弯曲可能なブロック支承縦板と、該ブロッ
    ク支承縦板の下部においてブロック敷設側の一側面に突
    設した浮上防止突縁と、この浮上防止突縁上に突設した
    透水シート用係合部と、上記ブロック支承縦板のブロッ
    ク不敷設側の他側面に成形した角形固定部と、この角形
    固定部用の突刺体とで構成した土木用ブロックの敷設態
    様保持具。
JP4936090U 1990-05-10 1990-05-10 土木用ブロックの敷設態様保持具 Expired - Lifetime JPH0637043Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4936090U JPH0637043Y2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 土木用ブロックの敷設態様保持具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4936090U JPH0637043Y2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 土木用ブロックの敷設態様保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH049405U JPH049405U (ja) 1992-01-28
JPH0637043Y2 true JPH0637043Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=31566980

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JP4936090U Expired - Lifetime JPH0637043Y2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 土木用ブロックの敷設態様保持具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122797Y2 (ja) * 1972-09-11 1976-06-11

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JPH049405U (ja) 1992-01-28

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