JPH0636863A - シーズヒータ - Google Patents

シーズヒータ

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Publication number
JPH0636863A
JPH0636863A JP18647092A JP18647092A JPH0636863A JP H0636863 A JPH0636863 A JP H0636863A JP 18647092 A JP18647092 A JP 18647092A JP 18647092 A JP18647092 A JP 18647092A JP H0636863 A JPH0636863 A JP H0636863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal pipe
electric wire
bending
heating wire
insulating material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18647092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Kanazawa
成寿 金澤
Katsuyuki Aihara
勝行 相原
Noboru Naruo
昇 成尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18647092A priority Critical patent/JPH0636863A/ja
Publication of JPH0636863A publication Critical patent/JPH0636863A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は曲率半径の小さい曲げ加工が可能な
シーズヒータを提供することを目的とするものである。 【構成】 金属パイプ1の中に電熱線6を挿入するとと
もに電気絶縁材料5を充填し、曲げ加工を行なう部位に
電熱線の代わりに直線状の電線2を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電熱線が金属パイプによ
り保護されているシーズヒータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シーズヒータは金属パイプ内に電
熱線を挿入し、電気絶縁材料をこの間に充填して、前記
電熱線と接続した端子部を外部に出して、金属パイプの
端面は封口材料で封口した構成としている。この場合、
商品の都合でシーズヒータを曲げて使用する必要がある
場合は、前述の構成のものを折曲げる加工をして使用し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成での曲げ加工は、金属パイプの割れ・変形等
が発生しないように、ヒータ外径の2〜2.5倍を曲げ
加工の曲率半径にしなければならないもので、曲げ加工
の形状に大きな制限を有するものであった。
【0004】本発明は上記従来の構成の課題を解決する
もので、曲率半径の小さい曲げ加工が可能なシーズヒー
タを提供することを第一の目的とするものである。
【0005】また、電線がパイプ内部で偏心して絶縁抵
抗が低下したりすることのないシーズヒータを提供する
ことを第二の目的とするものである。
【0006】更に、電線のパイプ内部での偏心を一層確
実に阻止することが出来るシーズヒータを提供すること
を第三の目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、金属パイプの中に電熱線挿
入するとともに電気絶縁材料を充填し、曲げ加工を行な
う部位に電熱線の代わりに直線状の電線を設けたシーズ
ヒータとするものである。
【0008】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、本発明の第一の手段の構成に加え、直線状の
電線は絶縁材で作られたパイプ内に設けたシーズヒータ
とするものである。
【0009】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、本発明の第二の手段の構成に加え、電線の一
部に突起部を設けたシーズヒータとするものである。
【0010】
【作用】本発明の第一の手段は、曲げ加工を行なう部位
に電熱線の代わりに直線状の電線を配置することによ
り、その部分の密度が外側の金属パイプと同一となるも
ので、同じ曲率半径の加工を行なう場合に外側の金属パ
イプに加わる曲げ応力は小さくなるものである。従っ
て、金属パイプの割れ・変形等は少なくなり、また換言
すれば従来のものよりも小さい曲率半径の曲げ加工がで
きるものである。
【0011】本発明の第二の手段は、電線は絶縁材で作
られたパイプ内に設けたもので、曲げ加工工程等で電熱
線および電線が位置ずれを生じて、絶縁性・耐電圧性が
劣化することを防ぐものである。
【0012】本発明の第三の手段は、電熱線の代わりの
電線の一部分に突起部を設けて、この突起部が曲げ加工
の際に絶縁材のパイプに引っかかるようにして、電線の
中心が常に曲げ部分の中心に位置するようにしたもので
ある。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。図において1はシーズヒータの匡体
を構成する金属パイプで、端面は封口材料3によって封
口されている。2は金属パイプ1内に配し曲げ加工部に
位置した直線状の電線で、その両端部には金属パイプ1
内で電熱線6が接続されている。電線2は電熱線6より
も断面積の太いものである。また4は封口材料3から外
部に突出している端子で、内部には前記電熱線6が接続
されている。5は金属パイプ1内に充填した粉体よりな
る電気絶縁材料である。
【0014】以下本実施例のシーズヒータの曲げ加工に
ついて説明する。本実施例では曲げ加工を行なう部位に
図2に示しているように、電熱線6よりは断面積の太い
直線状の電線2を使用している。従来はこの部分には電
熱線と電気絶縁材料とが配置されており、その部分の密
度は金属パイプ1と比べて小さいものとなっていた。本
実施例ではこの部分の密度は、外側の金属パイプ1と同
一となっているものである。ここで、曲げ応力の大きさ
は次のように示されている。
【0015】σ=M/Z (σ:曲げ応力、M:曲げ
モーメント、Z:断面係数) 実施例では、直線状の電線2を使用してこの部分の密度
を外側の金属パイプ1と同一としているため、断面係数
Zの項が大きくなるものである。つまり、曲げ加工時に
外側の金属パイプ1に加わる曲げ応力は、この電線2に
分散できるものである。換言すれば、同一曲率半径での
曲げ加工であれば、外側の金属パイプ1に加わる応力は
従来より小さくすることができるものである。
【0016】次に本発明の第二の手段の実施例について
図3に基づいて説明する。7はマグネシア等の絶縁材料
で成型しているパイプで、外径は金属パイプ1内に密に
挿入できる設定となっている。またパイプ7の内部に
は、前記実施例で使用している電線2を挿通している。
【0017】以上のような構成として、ヒータ製作過程
での電線2の偏心を防いでいるものである。つまり、従
来のような粉体の電気絶縁材料だけの構成では、ヒータ
製作過程で電線2が偏心して、外側の金属パイプ1に近
づき絶縁性、耐電圧性の劣化を生じ易いものである。本
実施例では金属パイプ1に密着しているパイプ7内に電
線2を挿通する構成としているため、このようなヒータ
製作過程での偏心が生じないものである。
【0018】さらに、本発明の第三の手段の実施例を図
4・図5に基づいて説明する。8は電線2の一部に設け
た鍔状の突起部である。また本実施例ではパイプ7は、
パイプ7aと7bの2ピースでできている。
【0019】以上の構成で、電線2をパイプ7bに挿通
し、次いでパイプ7aをかぶせるようにしている。こう
して電線2の突起部8は、パイプ7aと7bとの間に位
置する。そして電線2の位置が、曲げ加工の中心になる
ように設定しておくことによって、曲げ加工時での電線
2の位置ずれをより確実に防ぐことが出来るものであ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明の第一の手段によれば、金属パイ
プの中に電熱線を挿入するとともに電気絶縁材料を充填
し、曲げ加工を行なう部位に電熱線の代わりに直線状の
電線を設けたシーズヒータとすることにより、曲げ加工
の曲率半径を従来よりも小さくできる、あるいは同一曲
率半径の曲げ加工とした場合は、金属パイプに加わる応
力が小さいため割れの発生や、変形等を少なくできるも
のである。
【0021】本発明の第二の手段によれば、本発明の第
一の手段の構成に加え、直線状の電線は絶縁材で作られ
たパイプ内に設けたシーズヒータとすることによって、
ヒータ製作過程で電熱線および電線の位置ずれを防ぐこ
とができ、絶縁性・耐電圧性の劣化が生じにくい構成を
実現するものである。
【0022】本発明の第三の手段は、本発明の第二の手
段の構成に加え、電線の一部分に突起部を設けたシーズ
ヒータとして、ヒータ製作過程での電熱線および電線の
位置ずれを一層確実に防ぐことができ、絶縁性・耐電圧
性の劣化が生じにくい構成を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例であるシーズヒー
タの断面図
【図2】同シーズヒータの曲げ加工を示す断面図
【図3】本発明の第二の手段の実施例であるシーズヒー
タの断面図
【図4】本発明の第三の手段の実施例であるシーズヒー
タの断面図
【図5】同電線の拡大図
【符号の説明】
1 金属パイプ 2 電線 3 封口材料 4 端子 5 電気絶縁材料 6 電熱線 7 パイプ 8 突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属パイプの中に電熱線を挿入するとと
    もに電気絶縁材料を充填し、曲げ加工を行なう部位に電
    熱線の代わりに直線状の電線を設けたシーズヒータ。
  2. 【請求項2】 直線状の電線は絶縁材で作られたパイプ
    内に設けた請求項1記載のシーズヒータ。
  3. 【請求項3】 電線の一部分に突起部を設けた請求項2
    記載のシーズヒータ。
JP18647092A 1992-07-14 1992-07-14 シーズヒータ Pending JPH0636863A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18647092A JPH0636863A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 シーズヒータ

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JP18647092A JPH0636863A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 シーズヒータ

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JPH0636863A true JPH0636863A (ja) 1994-02-10

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JP18647092A Pending JPH0636863A (ja) 1992-07-14 1992-07-14 シーズヒータ

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