JPH0636837Y2 - レーザ照射装置 - Google Patents
レーザ照射装置Info
- Publication number
- JPH0636837Y2 JPH0636837Y2 JP1986068923U JP6892386U JPH0636837Y2 JP H0636837 Y2 JPH0636837 Y2 JP H0636837Y2 JP 1986068923 U JP1986068923 U JP 1986068923U JP 6892386 U JP6892386 U JP 6892386U JP H0636837 Y2 JPH0636837 Y2 JP H0636837Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- laser
- tip
- irradiation device
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laser Surgery Devices (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案は医療などに用いるレーザ照射装置、特にレー
ザをレンズで集光し集光されたレーザを皮膚に照射する
ことにより各種の痛みを柔らげる治療器としてのレーザ
照射装置に関する。
ザをレンズで集光し集光されたレーザを皮膚に照射する
ことにより各種の痛みを柔らげる治療器としてのレーザ
照射装置に関する。
レーザを人体の患部に照射して医療用に使用する場合、
一般にプローブの先端を患部に接触させ、このプローブ
の先端からレーザを照射している。この種のレーザ照射
装置のプローブを第3図に示す。第3図においてプロー
ブ1はケース2内にレーザ発光部としてのレーザダイオ
ード3を搭載したプリント板4を収納し、このレーザダ
イオード3の発生するレーザを集光レンズ5を介して照
射部6の照射孔7から照射する。8は集光レンズ5とレ
ーザの光源との光軸ずれを少なくするようにこれらを一
体に支える鏡筒、9は表示ランプ、10は操作スイッチ、
11は電源コードである。そしてこのプローブ1の照射部
6を患部に接触させスイッチ10を操作してレーザを照射
し各部の痛みを柔げている。ない表示ランプ9はレーザ
が照射されていることを示すためのものである。
一般にプローブの先端を患部に接触させ、このプローブ
の先端からレーザを照射している。この種のレーザ照射
装置のプローブを第3図に示す。第3図においてプロー
ブ1はケース2内にレーザ発光部としてのレーザダイオ
ード3を搭載したプリント板4を収納し、このレーザダ
イオード3の発生するレーザを集光レンズ5を介して照
射部6の照射孔7から照射する。8は集光レンズ5とレ
ーザの光源との光軸ずれを少なくするようにこれらを一
体に支える鏡筒、9は表示ランプ、10は操作スイッチ、
11は電源コードである。そしてこのプローブ1の照射部
6を患部に接触させスイッチ10を操作してレーザを照射
し各部の痛みを柔げている。ない表示ランプ9はレーザ
が照射されていることを示すためのものである。
ところで、この種のすなわち集光レンズ5とレーザ光源
であるレーザダイオード3を一体に支える鏡筒8をプロ
ーブ1内に装着するものでは、通常は第3図のように集
光レンズ5がプローブの先端から適当距離離れており、
またレンズの焦点がプローブ先端から僅かに出たところ
で合うように設定して設けられている。つまり集光レン
ズ5の焦点距離が比較的長めに設定されており、焦点距
離の短いものに比べて光線の絞り込み角が緩やかである
ために焦点の前後の広い範囲に高エネルギー密度域が得
られ、それだけ治療の深度範囲が広がり患部との間に焦
点の多少のずれがあっても効果的に治療をすることがで
きる。
であるレーザダイオード3を一体に支える鏡筒8をプロ
ーブ1内に装着するものでは、通常は第3図のように集
光レンズ5がプローブの先端から適当距離離れており、
またレンズの焦点がプローブ先端から僅かに出たところ
で合うように設定して設けられている。つまり集光レン
ズ5の焦点距離が比較的長めに設定されており、焦点距
離の短いものに比べて光線の絞り込み角が緩やかである
ために焦点の前後の広い範囲に高エネルギー密度域が得
られ、それだけ治療の深度範囲が広がり患部との間に焦
点の多少のずれがあっても効果的に治療をすることがで
きる。
しかしながら、上記プローブは先端が開放されているの
でこの開放されている照射孔7から異物や患部の汗や皮
膚の汚れ等が内部に入り易く、内部にこれらが汚れとな
って溜まっても構造上洗浄がやりにくいという問題があ
り不衛生であり不特定多数の患者に対する治療には必ず
しも適当ではなかった。
でこの開放されている照射孔7から異物や患部の汗や皮
膚の汚れ等が内部に入り易く、内部にこれらが汚れとな
って溜まっても構造上洗浄がやりにくいという問題があ
り不衛生であり不特定多数の患者に対する治療には必ず
しも適当ではなかった。
この考案は上記の問題点に鑑み、集光レンズとレーザ光
源とを一体に支える鏡筒をプローブ内に装着する構造を
採用して効果的な治療を行えるようにしつつ、内部が汚
れないようにかつプローブ先端が容易に洗浄可能な衛生
的なレーザ照射装置を得ることを目的とする。
源とを一体に支える鏡筒をプローブ内に装着する構造を
採用して効果的な治療を行えるようにしつつ、内部が汚
れないようにかつプローブ先端が容易に洗浄可能な衛生
的なレーザ照射装置を得ることを目的とする。
この考案はこの目的を、レーザ発光部と該レーザを集光
するレンズとを鏡筒内に支持し、該鏡筒をプローブ内に
装着してなるレーザ照射装置において、プローブ先端を
レーザは通過可能に例えばガラス板でシールし、該プロ
ーブ先端内部を水密にしたことを特徴とするレーザ照射
装置によって達成しようとするものである。つまりプロ
ーブ先端部を水密構造にすることにより汚れを内部に進
入させないようにするとともに先端部を洗浄容易にしよ
うとするものである。
するレンズとを鏡筒内に支持し、該鏡筒をプローブ内に
装着してなるレーザ照射装置において、プローブ先端を
レーザは通過可能に例えばガラス板でシールし、該プロ
ーブ先端内部を水密にしたことを特徴とするレーザ照射
装置によって達成しようとするものである。つまりプロ
ーブ先端部を水密構造にすることにより汚れを内部に進
入させないようにするとともに先端部を洗浄容易にしよ
うとするものである。
以下実施例を示す図面によりこの考案を説明する。第1
図はこの考案の実施例を示す要部拡大図で、発光部3か
ら出たレーザは矢印のように屈折しながらプローブの先
端より照射される。発光部3とレンズ5は鏡筒8に固定
されており光軸のずれを少なくしている。この構造は従
来例と同一であるが、この考案はプローブ先端の照射部
(照射孔)6をシール部材としての透明なガラス板6aで
覆うようにしており、かつ該ガラス板6aをプローブ先端
部に水密に取り付けことによりプローブ内部に異物や皮
膚の汚れが入らない構造にしている点が従来例と異な
る。加えてプローブ先端をアルコール等で拭くことによ
り先端部の汚れを落すとともに消毒ができ非常に衛生的
である。第2図はこの考案の別の実施例でシール用のガ
ラス板6aをプローブ先端より少しへこましガラス板6aが
直接患部に接触することを防ぎガラス板6aの汚れを少な
くしたものである。このことにより清浄の回数を少なく
することができる。なおガラス板6aが汚れると皮膚に照
射できるレーザが減少するので当然洗浄しなければなら
ない。
図はこの考案の実施例を示す要部拡大図で、発光部3か
ら出たレーザは矢印のように屈折しながらプローブの先
端より照射される。発光部3とレンズ5は鏡筒8に固定
されており光軸のずれを少なくしている。この構造は従
来例と同一であるが、この考案はプローブ先端の照射部
(照射孔)6をシール部材としての透明なガラス板6aで
覆うようにしており、かつ該ガラス板6aをプローブ先端
部に水密に取り付けことによりプローブ内部に異物や皮
膚の汚れが入らない構造にしている点が従来例と異な
る。加えてプローブ先端をアルコール等で拭くことによ
り先端部の汚れを落すとともに消毒ができ非常に衛生的
である。第2図はこの考案の別の実施例でシール用のガ
ラス板6aをプローブ先端より少しへこましガラス板6aが
直接患部に接触することを防ぎガラス板6aの汚れを少な
くしたものである。このことにより清浄の回数を少なく
することができる。なおガラス板6aが汚れると皮膚に照
射できるレーザが減少するので当然洗浄しなければなら
ない。
この考案によれば、プローブ先端から汚れがプローブ内
へ入ることが防げるとともにプローブ先端を容易に洗浄
できるので治療器として用いる衛生的なレーザ照射装置
が得られる。また、従来と同様に、集光レンズ5とレー
ザ光源であるレーザダイオード3を一体に支える鏡筒8
をプローブ1内に装着し、焦点距離を長くとるようにし
ているので、例えば集光レンズをプローブの先端に位置
させるものに比べて患部の広範囲を効果的に治療するこ
とができる。
へ入ることが防げるとともにプローブ先端を容易に洗浄
できるので治療器として用いる衛生的なレーザ照射装置
が得られる。また、従来と同様に、集光レンズ5とレー
ザ光源であるレーザダイオード3を一体に支える鏡筒8
をプローブ1内に装着し、焦点距離を長くとるようにし
ているので、例えば集光レンズをプローブの先端に位置
させるものに比べて患部の広範囲を効果的に治療するこ
とができる。
第1図および第2図はこの考案のそれぞれ異なる実施例
を示す要部断面図、第3図は従来例を示す断面図であ
る。 1…プローブ、2…ケース、3…発光部、4…プリント
板、5…レンズ、6…照射部、6a…ガラス板、7…照射
孔、8…鏡筒、8a…レンズ止め、8b…止めねじ、9…ラ
ンプ、10…スイッチ、11…電源コード。
を示す要部断面図、第3図は従来例を示す断面図であ
る。 1…プローブ、2…ケース、3…発光部、4…プリント
板、5…レンズ、6…照射部、6a…ガラス板、7…照射
孔、8…鏡筒、8a…レンズ止め、8b…止めねじ、9…ラ
ンプ、10…スイッチ、11…電源コード。
Claims (1)
- 【請求項1】プローブの先端を患部に接触させてプロー
ブ先端部の照射孔からレーザを照射し治療するレーザ照
射装置であって、かつレーザ発光部と該レーザ発光部か
ら発光したレーザを集光するレンズとを光軸を合わせて
一体的に支持する鏡筒をプローブ内に装着してなり、前
記集光レンズがプローブ先端から内側に適当距離離れて
位置するレーザ照射装置において、前記集光レンズの焦
点がプローブの先端から僅かに出たところで合うように
前記集光レンズの装着位置を定めるとともに、レーザが
通過可能な透明性のシール部材をプローブ先端部の照射
孔を覆って、かつプローブ先端から少し凹ませた位置に
水密に取付けてなることを特徴とするレーザ照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986068923U JPH0636837Y2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | レーザ照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986068923U JPH0636837Y2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | レーザ照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62180458U JPS62180458U (ja) | 1987-11-16 |
JPH0636837Y2 true JPH0636837Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=30909183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986068923U Expired - Lifetime JPH0636837Y2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | レーザ照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636837Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0352535Y2 (ja) * | 1987-07-08 | 1991-11-14 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59137069A (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-06 | 株式会社東芝 | レ−ザ治療装置 |
JPS6129741U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-22 | 栗城 正夫 | レ−ザ−針 |
IL75998A0 (en) * | 1984-08-07 | 1985-12-31 | Medical Laser Research & Dev C | Laser system for providing target tissue specific energy deposition |
-
1986
- 1986-05-08 JP JP1986068923U patent/JPH0636837Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62180458U (ja) | 1987-11-16 |
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